JP3856149B2 - タッチパネル装置 - Google Patents

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本発明は、指または指示具などの物体が接触したことを検出するタッチパネル装置に関し、特に、IDTを用いた弾性表面波の遮断を検知して物体の接触を検出するタッチパネル装置に関する。
主としてパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムの普及に伴って、コンピュータシステムにより情報が表示される表示装置の表示画面上を指または指示具などの物体により指示することにより、新たな情報を入力したり、コンピュータシステムに対して種々の指示を与えたりする装置が利用されている。パーソナルコンピュータ等の表示装置の表示画面に表示された情報に対してタッチ方式にて入力操作を行う場合には、その表示画面上での接触位置(指示位置)を高精度に検出する必要がある。
物体の接触位置を検出するタッチパネル装置としては、抵抗膜を用いた装置と超音波を用いた装置とが良く知られている。前者の抵抗膜を用いた装置では、抵抗膜に物体が接触することによって生じるその抵抗膜の抵抗値の変化を検知する。これは、消費電力が少なくて良いが、応答時間,検出性能,耐久性の点で問題がある。後者の超音波を用いた装置では、非圧電基板に弾性表面波(SAW:Surface Acoustic Wave)を伝播させて、その非圧電基板に物体が接触することによって生じる弾性表面波の減衰を検知する。この弾性表面波を励振する励振素子及び伝播された弾性表面波を受信する受信素子として、IDT(Inter Digital Transducer:すだれ状変換器)及び圧電薄膜にて構成される素子を使用したタッチパネル装置が提案されている。
特開平6−43995号公報
このタッチパネル装置では、非圧電基板の一端部にIDT及び圧電薄膜で構成される複数の励振素子を設けると共に、非圧電基板の他端部のこれに対向する位置にIDT及び圧電薄膜で構成される複数の受信素子を設けている。各励振素子に電気信号を入力して弾性表面波を励振させて、非圧電基板を伝播させ、伝播した弾性表面波を受信素子で受信させる。そして、非圧電基板上の弾性表面波の伝播路に物体が接触した場合には、弾性表面波は減衰する。よって、受信素子の受信信号のレベル減衰の有無を検知することによって、接触の有無を検出することが可能である。
従来のタッチパネル装置にあっては、すべての励振素子及び受信素子における各IDTの中心周波数は同一であり、励振/受信回路に接続するIDTを切り換えてどの受信素子における受信信号が減衰したかを検知することにより、その受信素子とそれに対向する励振素子との間の伝播路上に物体が接触していることを検出する。検出精度を上げるために、これらの励振素子及び受信素子の配置間隔を狭くすることが考えられる。しかしながら、このように配設ピッチを狭くした場合には、ある励振素子からの弾性表面波がそれに対向しない隣の受信素子で受信される可能性が高くなる。この際、従来のタッチパネル装置では対向する励振素子/受信素子のどの対でも中心周波数は同一であるので、隣の励振素子からの弾性表面波をそのまま受信して、対向する正規の励振素子からの弾性表面波と区別できない。よって、検出誤差を招くという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、精度良く物体が接触していることを検出して、その正確な接触位置を検出でき、小型であっても高い検出精度を有し、また、簡単な回路構成にて2次元の接触位置を検出できるタッチパネル装置を提供することを目的とする。
請求項1に係るタッチパネル装置は、基板と、該基板上に画定された四辺形状の検出範囲の一方の対向する二辺に設けられており、弾性表面波を夫々に励振する複数の励振素子と、前記検出範囲の他方の対向する二辺に設けられており、前記励振素子からの弾性表面波を夫々に受信する複数の受信素子とを備え、前記複数の励振素子夫々から対角二方向へ弾性表面波を発信させて前記複数の受信素子夫々にて対角二方向からの弾性表面波を受信するように、対向する前記励振素子と前記受信素子との間で弾性表面波を前記基板に伝播させ、前記受信素子での受信結果に基づいて、前記基板に接触された物体の位置を検出するようにしてあることを特徴とする。
IDTは、それ自体がバンドパスフィルタ特性を有しており、入力周波数に対して所定の中心周波数と所定の帯域幅とで規定される通過帯域周波数のみの弾性表面波を励振して受信する。本発明では、検出範囲の一方の対向する二辺に複数の励振素子を配列させ、これらの各励振素子に対向するように、検出範囲の他方の対向する二辺に複数の受信素子を配列させる。そして、複数の励振素子夫々から検出範囲の対角二方向へ弾性表面波を発信させ、複数の受信素子夫々にて対角二方向からの弾性表面波を受信し、受信素子での受信結果に基づいて、基板に接触された物体の位置を検出する。
本発明では、一組の励振素子と受信素子との関連付けを弾性表面波の伝播路の長短(伝播時間の長短)によって行うこととし、複数対の対向する励振素子/受信素子にあって、夫々の対における励振素子と受信素子との間の距離を異ならせておく。具体的には、この伝播時間差をより大きくとるために、検出範囲の対角方向(斜め方向)に弾性表面波が伝播するように励振素子及び受信素子を配置する。夫々の励振素子において対向する受信素子までの距離が異なっているので、受信素子での時系列の受信信号から各伝播路を特定することができる。
また、本発明では、対角方向に弾性表面波を伝播させる構成しているため、例えば45度の方向に伝播させる場合、辺方向に伝播させる構成に比べて伝播時間差を√2倍とすることが可能である。
また、本発明では、複数の励振素子夫々から検出範囲の対角二方向へ弾性表面波を発信させ、複数の受信素子夫々にて対角二方向からの弾性表面波を受信する。よって、互いに対向する励振素子/受信素子の複数対の組を、弾性表面波の伝播方向が直交し合うように2組設けることになり、物体の2次元の接触位置を検出することができる。
本発明のタッチパネル装置では、小型の簡易な構成であっても、物体が接触している正確な2次元の接触位置を精度良く検出することが可能である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して具体的に説明する。
(第1実施の形態)
図1は、タッチパネル装置の基本構成を示す模式図である。図において、1は例えばガラス基板からなる矩形状の非圧電基板である。基板1の一端部には弾性表面波を励振する複数の(具体的に7個の)励振素子2が配列して形成されている。また、基板1の他端部には、各励振素子2に対向させた態様で、弾性表面波を受信する複数の(具体的に7個の)受信素子3が配列して形成されている。
各励振素子2と各受信素子3とは、同一の形状をなしており、IDTと圧電薄膜とを積層して、後述するような工程にて形成される。IDTは、2つの相互に入り組んだ例えばアルミニウム製の櫛形金属パターンを有しており、マイクロ波電圧と弾性表面波との相互交換を行う。また、IDTはそれ自体がバンドパスフィルタ特性を有している。よって、各励振素子2は、入力周波数に対して所定の中心周波数と所定の帯域幅とで規定される通過帯域周波数のみの弾性表面波を励振する。一方、各受信素子3は、同様に規定される通過帯域周波数のみの弾性表面波を受信する。
対向し合う一対の励振素子2のIDTと受信素子3のIDTとは中心周波数が同じであり、隣合う対を構成する励振素子2,2同士及び受信素子3,3同士はそのIDTの中心周波数が異なっている。図1の右側の対から順次その中心周波数はf1 ,f2 ,f3 ,f4 ,f5 ,f6 ,f7 に設定されている。周波数f1 が最も低くf2 ,f3 ,f4 ,f5 ,f6 につれて順次高くなり、周波数f7 が最も高い。但し、隣合う対同士の中心周波数の差は、各対の帯域幅よりも大きくする。
各励振素子2のIDTで励振された弾性表面波は、その幅がIDTの開口とほぼ同じであり、ほぼ直進して基板1を伝播して、対向する各受信素子3にて受信される。これらの励振素子2と受信素子3とで挟まれる矩形の領域が、指Aの接触を検出する検出範囲1aとなる。各励振素子2は、励振用の共通電極4に接続され、各受信素子3は、受信用の共通電極5に接続されている。これらの共通電極4及び共通電極5は検出回路10に接続されている。検出回路10は、MPU11,D/A変換器12,VCO(Voltage Controlled Oscillator)13,カウンタ14,ピークホールド回路15及びA/D変換器16を有する。
MPU11はD/A変換器12へ所望の出力電圧を指示する。その指示電圧はD/A変換器12でアナログ変換されてVCO13に入力される。VCO13は、入力された電圧で一義的に決まる周波数で発振する。VCO13の発振回数はカウンタ14にて計数され、カウンタ14の計数値からVCO13の出力周波数をMPU11は測定する。このVCO13,カウンタ14及びMPU11の系は、VCO13が所望の正確な周波数で発振できるようにするためのフィードバック系の機能を果たす。VCO13は励振用の共通電極4に接続されており、その発振周波数が共通電極4に印加される。VCO13での発振周波数は所定周期毎に変化され、夫々の周波数に合わせて、対応する各励振素子2が自身のIDTの中心周波数と所定の帯域幅とにて励振する。
受信用の共通電極5には、ピークホールド回路15が接続されている。ピークホールド回路15は、各受信素子3での受信波形のピーク電圧をホールドする。A/D変換器16は、ピークホールド回路15の出力電圧をディジタル値に変換してMPU11へ出力する。MPU11は、この出力に基づいて指Aの接触位置を検出する。
なお、以上の構成はタッチパネル装置での検出回路10の基本構成を示したものである。更に、VCO13と励振用の共通電極4との間に、IMPをマッチングする回路を設けても良い。また、検知した受信信号を有効に利用できるように、その受信信号を増幅したり他の形式に変換したりする回路を受信側に設けても良い。例えば、受信信号を対数変換し、ある基準値から線形に逆変換するような回路を設けても良い。
ここで、基板1上への励振素子2,受信素子3の作製方法について、図2を参照して説明する。ガラス製の基板1上にアルミニウム電極膜21を、蒸着法またはスパッタリング法にて形成する(図2(a))。次いで、フォトレジスト22にてIDT形成用のマスクパターンを形成した後(図2(b))、エッチングによってアルミニウム電極膜パターンであるIDT23を形成する(図2(c))。IDT23形成部分に開口を持つメタルマスク24を装着する(図2(d))。スパッタリング法にて圧電薄膜となるZnO薄膜25を形成した後、メタルマスク24を取り外して、IDT23とZnO薄膜25とで構成される励振素子2,受信素子3を作製する(図2(e))。
次に、このような構成を有するタッチパネル装置による接触位置検出動作について説明する。図3は励振素子2での励振信号及び受信素子3での受信信号の時系列を示す図である。MPU11からD/A変換器12へ電圧データを出力する。この電圧データはD/A変換器12でアナログ信号に変換されてVCO13に出力され、VCO13から共振用の共通電極4へ、f1 ,f2 ,f3 ,f4 ,f5 ,f6 ,f7 と周波数が周期的に変化する正弦波が入力される。また、一定のインターバルをおいて、VCO13,カウンタ14及びMPU11のフィードバック系を用いて、VCO13への印加電圧と発振周波数との関係を測定し、VCO13への印加電圧を調整する。
入力信号の周波数がf1 である場合、中心周波数がf1 である励振素子2/受信素子3間で弾性表面波が基板1を伝播し、それ以外の中心周波数を持つ励振素子2/受信素子3の対では帯域外となって弾性表面波は伝播しない。以下同様に、入力信号の周波数がfn (n=2,3,4,5,6,7)である場合、中心周波数がfn である励振素子2/受信素子3間で弾性表面波が基板1を伝播し、それ以外の中心周波数を持つ励振素子2/受信素子3の対では帯域外となって弾性表面波は伝播しない。伝播された各中心周波数の弾性表面波は、対応する各受信素子3で受信される。受信信号は受信用の共通電極5を介してピークホールド回路15に送られ、そこでピークが求められ、A/D変換器16からディジタルのピーク値がMPU11へ出力される。
ここで、基板1が指等で接触されていない場合には、各中心周波数の弾性表面波の受信信号の振幅レベルは同一となる。一方、図1に示すように、指Aが基板1に接触されている場合には、その接触範囲が伝播路に該当する弾性表面波は指Aに遮断されて、その受信信号の振幅レベルは減衰する。図1の例では、指Aの接触範囲は、中心周波数f4 とf5 との弾性表面波の伝播路にかかっており、その接触位置は後者の伝播路の方により近い。弾性表面波の伝播量は、指Aの接触位置に最も近い中心周波数f5 の伝播路で最も少なくなり、次に中心周波数f4 の伝播路で少ない。この結果、共通電極5に出力される受信信号についても、中心周波数f5 の受信素子3で最も振幅レベルが低くなり、次に中心周波数f4 の受信素子3で低くなる。
従って、各中心周波数での受信信号のピーク値に基づき、そのピーク値が下がっている伝播路から接触位置を検出することができる。図1の例では、中心周波数f5 の伝播路を接触位置とできる。更に詳細に接触位置を検出するためには、受信信号の振幅レベルの減衰量を比較すれば良い。図1の例では、中心周波数f4 とf5 との受信信号の減衰量の比から、接触位置を求める。具体的には、下記(1)式によって接触位置Xを算出する。
X=L×V14/(V14+V15) …(1)
X:中心周波数f5 の伝播路の中心から中心周波数f4 の伝播路方向への距離
L:中心周波数f4 ,f5 の伝播路の中心間距離
14:中心周波数f4 の減衰量
15:中心周波数f5 の減衰量
また、大きな物体で基板1が接触された場合には、複数の伝播路が完全に遮断される。よって、減衰している受信信号の数から、接触している物体の幅を求めることができる。具体的には、下記(2)式によって物体の幅Wを算出する。
W=k×L …(2)
k:減衰している受信信号の数
L:各伝播路を等間隔にした場合の隣合う伝播路の中心間距離
図4は、MPU11での動作手順を示すフローチャートである。MPU11からD/A変換器12へ電圧データを出力する(ステップS1)。そして、その電圧データに応じた中心周波数におけるA/D変換器16の出力データをMPU11に入力する(ステップS2)。以上の処理を励振素子2/受信素子3の全ての対について行い、それが終了した場合には(ステップS3:YES)、受信信号の中に減衰が見られるものが存在するか否かを判断する(ステップS4)。存在する場合には(S4:YES)、接触位置を算出する(ステップS5)。一方、存在しない場合には(S4:NO)、接触位置の算出処理を行うことなく、動作を終了する。
以上のように、隣合う励振素子2/受信素子3の対において中心周波数を異ならせているので、対向しない隣の励振素子2からの弾性表面波が受信素子3で受信されることはなく、対向する励振素子2からの弾性表面波のみがその受信素子3で受信される。従って、各中心周波数の受信信号のレベル減衰を検知することにより、物体の接触位置を容易に検出できる。また、励振素子2/受信素子3の複数対を狭いピッチで配設した場合でも隣の対の影響が及ぶことがないので、検出性能は劣化せず、高精度の検出結果を得ることができる。
(第2実施の形態)
図5は、上述した第1実施の形態のタッチパネル装置における励振/受信処理を示すタイミングチャートである。この例では、中心周波数fn での励振処理及び受信処理が完了した後に、次の中心周波数fn+1 での励振処理を始めている。弾性表面波は音波であるので、電気信号に比べて伝播速度が極めて遅く、処理の遅延が問題となる。図5において、Dは励振素子2から受信素子3までの伝播による遅延時間を表している。従って、全ての対について励振処理及び受信処理を完了するまで、長時間を要するので、接触位置を迅速に検出できないことになる。
図6は、第2実施の形態のタッチパネル装置における励振/受信処理を示すタイミングチャート、図7は同じくその弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。この例では、中心周波数fn での励振処理の完了を待たずに、次の中心周波数fn+1 での励振処理を始める。このようにすることにより、弾性表面波を利用する際の難点である遅延を解消できて、接触位置を迅速に検出できる。
(第3実施の形態)
第2実施の形態では、1対の励振素子2/受信素子3に関して、受信素子3での受信が開始されるまで励振素子2での励振処理を継続している。しかしながら、これだけの長期にわたって励振素子2を励振させる必要はなく、受信素子3での受信処理に十分な時間だけ励振させれば良い。
図8は、第3実施の形態のタッチパネル装置における励振/受信処理を示すタイミングチャート、図9(a),(b)は同じくその弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。この例では、中心周波数f1 ,f2 ,…,fN に関する各励振素子2での励振時間を受信素子3での受信処理に十分なだけの時間に設定している。具体的には、各励振時間を(受信素子3のIDTの長さ/基板1での弾性表面波の速度)程度とする。また、断続バースト変化における励振の停止時間を(励振素子2のIDTと受信素子3のIDTとの間の距離/基板1での弾性表面波の速度)以下とする。バースト状の励振信号で発生した弾性表面波の強度は受信素子3のIDTの長さの通過時間で最大になり、それ以上の励振時間では強度が一定になる。よって、最大になった時点で励振を停止する。
従って、第2実施の形態と同様に検出遅れを解消できると共に、効率良く励振/受信処理を行え、消費電力の低減に大きな効果を奏する。図9(a),(b)はこのような例を表しており、図9(b)は励振停止期間=0の場合で最短時間の例を示す。また、励振初期における遅延時間分(図8のD)だけ、遮断処理によって各受信素子3で受信処理を行わないようにしている。従って、ノイズの影響による誤検出を防止できる。この遅延時間は、タッチパネル装置の設計上、(励振素子2のIDTと受信素子3のIDTとの間の距離/基板1での弾性表面波の速度)で求めることができる。また、この際の遮断処理としては、ゲートICによる物理的な遮断、ファームウェアによる受信処理禁止の追加などを使用できる。
図10は、第2,第3実施の形態におけるMPU11での動作手順を示すフローチャートである。中心周波数f1 ,…,fN のIDT対で構成されて各中心周波数の弾性表面波を順次励振/受信するタッチパネル装置において、V(ni)は周波数fniを励振するための電圧データ、v(no)は周波数fnoにおける受信した電圧データを表す。またmは、図8においてゲート遮断時間Dの間に送信した周波数の数を表す。このフローチャートは、励振動作のみを行って受信動作は行わないループ(ループ1)と、励振動作及び受信動作を同時に行うループ(ループ2)と、受信動作のみを行って励振動作は行わないループ(ループ3)とを有する。
初期化するために、ni,noに初期値1を与える(ステップS11)。周波数fni励振用の電圧データV(ni)をMPU11からD/A変換器12へ出力する(ステップS12)。niを1だけインクリメントして、次の周波数に対応する番号を設定する(ステップS13)。niがm+1に達したか否か、つまり周波数fm を励振したか否かを判断する(ステップS14)。達しない場合には(S14:YES)、ループ1により処理がS12に戻る。達した場合に(S14:NO)、A/D変換器16での周波数fno受信の電圧データv(no)をMPU11に入力し、その電圧データv(no)と予め設定されている判定レベルデータh(no)とを比較して、弾性表面波の遮断の有無を検出する(ステップS15)。noを1だけインクリメントして、次の周波数に対応する番号を設定する(ステップS16)。 niがN+1に達したか否か、つまり周波数fN を励振したか否かを判断する(ステップS17)。達しない場合には(S17:YES)、ループ2により処理がS12に戻る。
達した場合に(S17:NO)、noがN+1に達したか否か、つまり周波数fN を受信したか否かを判断する(ステップS18)。達しない場合には(S18:YES)、ループ3により処理がS15に戻る。達した場合には(S18:NO)、処理が終了する。なお、上述したような動作は、受信信号の入力開始による割り込み動作を使用しても実現できる。
(第4実施の形態)
図11は、上述した第1実施の形態のタッチパネル装置におけるIDTの弾性表面波の周波数特性を示す図である。励振の各中心周波数fn-1 ,fn ,fn+1 に対して夫々受信の中心周波数fn-1 ,fn ,fn+1 が1:1で対応しており、この1:1対応によって各伝播路を分離して特定している。ここで、中心周波数に対応する受信結果だけでなく、それらの中間周波数である他の周波数に対応する補間的な受信結果も得ることができれば、より高精度に接触位置を検出できる。
第4実施の形態では、1つの受信素子3が複数の励振素子2と対になるように構成する。図12は、第4実施の形態のタッチパネル装置におけるIDTの弾性表面波の周波数特性を示す図である。励振の周波数に対して受信側で広帯域の周波数特性を実現している。従って、図11のように1:1対応ではなく、補間的な受信結果を得ることができる。なお、この例とは逆に、受信の周波数に対して励振側で広帯域の周波数特性を得るように構成しても、同様の効果を奏する。
(第5実施の形態)
図13は、第5実施の形態のタッチパネル装置におけるIDTの弾性表面波の周波数特性を示す図である。対向する励振素子2と受信素子3とにおけるIDTの中心周波数を帯域幅の半分だけシフトさせている。即ち、励振の中心周波数fn と受信の中心周波数gn との間に、帯域幅をBWとした場合、下記(3)式の関係が成り立つ。
n =fn +BW/2 …(3)
この第5実施の形態でも、第4実施の形態と同様に、補間的な受信結果が得られるようになり、検出精度を高めることが可能である。
(第6実施の形態)
図14は、第6実施の形態のタッチパネル装置における励振素子2/受信素子3の配置及び弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。この例では、励振素子2と受信素子3とにおけるIDTの位置を物理的にずらせて配置させており、第4,第5実施の形態と同様に、検出精度を高めるべく補間的な受信結果が得られるようにしている。なお、図14に示す例では、IDTの開口幅の半分だけずらせている。
(第7実施の形態)
図15(a),(b),(c)は、第6実施の形態と同様の目的で、複数段に励振素子2/受信素子3を構成した第7実施の形態のタッチパネル装置における励振素子2/受信素子3の配置及び弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。図15(a)は、励振素子2及び受信素子3を夫々前後にずらせて2段に構成した例を示す。図15(b)は、同様に励振素子2及び受信素子3を2段に構成すると共に、弾性表面波の伝播時間を一定にした例である。この例では、各弾性表面波での位相ずれが生じない。図15(c)は、励振素子2での励振の走査方向と複数段の受信素子3での受信方向とを同一方向に設計した例である。
(第8実施の形態)
図16は、励振素子2の各IDT2a(受信素子3の各IDT3a)における電極の対数を一定にした場合のIDT2a(3a)の電極構成を示す図である。電極の対数を一定にして周波数を変化させた場合、波長が変わるので、電極間の距離が変化する。この結果、各IDT2a(3a)の全長も変化し、低周波(長波長)側でその全長が長くなる。この例では、周波数に対して帯域比は電極の対数によって決定されるので、一定のピッチの周波数変化を実現するために、低周波数側の帯域幅に設定している。よって、装置構成が大型化してしまう。図17は、周波数変化を一定の幅で行う場合のIDT2a(3a)の電極構成を示す図である。この例では、各IDT2a(3a)における電極の対数を可変とし、周波数シフト量が一定になるように対数を変化させる。よって、各IDTIDT2a(3a)の全長を所定長さ以下に抑えることができ、装置構成の小型化を図れる。
(第9実施の形態)
図18は、第9実施の形態によるタッチパネル装置の基本構成を示す模式図である。図1に示す励振素子2/受信素子3の複数対の1組に加えて、基板1の残りの両端部に、対向し合う態様で、更にもう1組の励振素子2及び受信素子3の複数対が配列して形成されている。このように第9実施の形態では、2組の励振素子2/受信素子3の複数対を直交させた態様で配設させているので、物体の2次元の接触位置を検出することができる。
[第1例]
図19は、第9実施の形態の第1例における駆動状態を示す図である。この例では、各組における励振素子2での励振処理は独立的に行われ、また、各組における受信素子3での受信処理も独立的に行われる。よって、容易にこれらの処理を行える。
次に、各組での処理を共通化することによって回路の簡素化を図るようにした第2例〜第4例について説明する。
[第2例]
図20は、第9実施の形態の第2例における駆動状態を示す図である。この例では、2組の励振素子2に対する駆動回路を共通化している。一方の組の励振素子2と他方の組の励振素子2とを、同じタイミングで中心周波数f1 ,f2 ,…,fn で順次的に励振させる。よって、同時に周波数走査を行えるので、処理時間を短くできる。
[第3例]
図21は、第9実施の形態の第3例における駆動状態を示す図である。この例では、両組の励振素子2が同じ共通電極4に接続されている。一方の組の励振素子2を中心周波数f1 ,f2 ,…,fn で順次的に励振させた後、他方の組の励振素子2を中心周波数fn+1 ,fn+2 ,…,f2nで順次的に励振させる。第1例のように同時に2方向の弾性表面波が起こらず、ノイズの影響を受けにくい。
[第4例]
図22は、第9実施の形態の第4例における駆動状態を示す図である。この例では、第3例と同様に両組の励振素子2が同じ共通電極4に接続されると共に、両組の受信素子3も同じ共通電極5に接続した構成とする。回路構成の簡素化を最大限に図ることができる。
(第10実施の形態)
図23(a),(b)は各受信素子3での受信信号のレベルに基づく接触位置の決定の方法を示す図である。図において、破線は弾性表面波の減衰の有無を判別するための閾値レベルであり、この例では中心周波数f4 ,f5 ,f6 ,f7 における受信素子3での受信信号のレベルがこの閾値レベル以下となっており、この4本の伝播路が接触範囲となっている。このような受信レベルパターンに対して、以下のような3種の方法にて接触位置を決定する。
図23(a)に示すように、弾性表面波が遮断された4本の伝播路の中心位置P1 を接触位置とする。または、図23(a)に示すように、最も減衰量が大きい中心周波数f5 での伝播路の中心P2 を、最大の圧力が加えられた位置として、接触位置とする。または、図23(b)に示すように、4本の伝播路における減衰量に基づいて算出したその重心位置P3 を接触位置とする。
図24は、指の動きを推定するための移動方向ベクトルを示す図である。図において、Sは二次元的に検出された指の接触範囲を示し、その中心Cの座標を(XC ,YC )とする。また、得られる受信信号の減衰量に基づいて算出された重心Gの座標を(XG ,YG )とする。ここで、始点を中心Cとして終点を重心Gとするベクトルを移動方向ベクトルと定義する。この移動方向ベクトル(ベクトルCG)の向きを求めることにより、指の動きに関する方向を推定できる。
ところで、上述した各実施の形態では、弾性表面波の中心周波数の相違によって、接触位置を検出するようにしたが、弾性表面波は音波であって比較的速度が遅いので、伝播時間の差を利用して接触位置を検出することも可能である。このような例を、以下の第11〜第15実施の形態として説明する。
(第11実施の形態)
図25は、第11実施の形態におけるタッチパネル装置の励振素子2及び受信素子3の配置例を示す図である。基板1の一端部に、IDT及び圧電薄膜で構成される複数の励振素子2が階段状に配列して形成されている。また、基板1の他端部には、夫々が各励振素子2に対向する態様で複数の受信素子3が階段状に配列して形成されている。よって、対向する励振素子2と受信素子3との間の距離は、各対において異なっている。この例では、隣合う励振素子2/受信素子3での段差をIDTの長さとしている。
次に、動作について説明する。各励振素子2は同一の中心周波数で同時に励振させる。各励振素子2から励振された弾性表面波は基板1を伝播されて、対向する各受信素子3で受信される。ここで、各対において励振素子2,受信素子3間距離が異なっているので、各受信素子3での受信タイミングは異なり、それらの受信信号を時系列的に検知した場合、図26に示すようになり、各伝播路を区別できる。従って、受信信号が減衰した伝播路を特定できるので、上述した各実施の形態と同様に、物体の接触位置を検出することが可能である。
(第12実施の形態)
図27は、第12実施の形態におけるタッチパネル装置の励振素子2及び受信素子3の配置例を示す図である。隣合う励振素子2/受信素子3での段差をIDTの長さの半分としている。よって、第11実施の形態と比べて、励振素子2及び受信素子3の配置領域が狭くなり、構成を小型化できる。なお、検出動作は第11実施の形態と同様である。
(第13実施の形態)
図28は、第13実施の形態におけるタッチパネル装置の励振素子2及び受信素子3の配置例を示す図である。基板1の一端部に、IDTの長さだけ順次ずらせて複数の励振素子2が階段状に配列して形成されている。また、基板1の他端部には、共通の受信素子3が形成されている。各励振素子2から受信素子3までの距離は互いに異なっている。この例では、全励振素子2の長さと同じ大きさの開口を有する共通のIDTを持つ1個の受信素子3にて弾性表面波を受信する。なお、検出動作は第11実施の形態と同様である。なお、第13実施の形態にあっては、複数の受信素子3が階段状に配列して形成されており、大きな開口を有する共通のIDTを持つ1個の励振素子2にて弾性表面波を励振するように構成しても良い。この場合には、弾性表面波のビーム性を高めることができる。
(第14実施の形態)
図29は、第14実施の形態におけるタッチパネル装置の構成を示す図である。基板1の一端部に、IDTの長さだけ順次ずらせて、弾性表面波の励振及び受信を行う複数の励振/受信素子6が階段状に配列して形成されている。また、基板1の他端面には反射部材7が形成されている。各励振/受信素子6から反射部材7までの距離は互いに異なっている。また、各励振/受信素子6は、励振/受信用の共通電極8に接続されている。この例では、反射部材7での弾性表面波の反射を利用して、弾性表面波の励振及び受信を同一の励振/受信素子6で行えるようにする。弾性表面波が基板1を一往復する伝播遅延があるので、励振処理及び受信処理の駆動系の切換えは容易に行える。また、ノイズの影響を避けるために、遅延時間分の時間ゲートをかける。
(第15実施の形態)
弾性表面波の伝播時間差を利用して接触位置を検出する構成としたタッチパネル装置にあって、検出精度を高めるべくその伝播時間差をより大きくとるためには、矩形の検出範囲1aの斜め方向に弾性表面波を伝播させるように励振素子2,受信素子3を配置することが好ましい。このようにした場合には、励振素子2,受信素子3の配置密度を高くでき、検出性能を上げることができる。図30〜図33は、第15実施の形態におけるタッチパネル装置の励振素子2及び受信素子3の配置例を示す図である。何れも、検出範囲1aの辺方向に対して45°傾けて弾性表面波の伝播路を形成しており、2次元の接触位置を検出できる。
図30の第1例では、入力を分離して出力を加算している。図31の第2例では、入力を同一として出力を分離している。図32の第3例では、入力及び出力を加算している。図33の第4例では、中心周波数が異なるIDTを用いて入力及び出力を加算している。X方向,Y方向について伝播路の長さが等しくて同じ伝播時間になるものがあるので、それらについては中心周波数を変えて、伝播路の分離・特定を容易にしている。
タッチパネル装置の基本構成を示す模式図である。 励振素子,受信素子の作製工程を示す断面図である。 励振素子での励振信号及び受信素子での受信信号の時系列を示す図である。 MPUでの動作処理を示すフローチャートである。 第1実施の形態における励振/受信処理を示すタイミングチャートである。 第2実施の形態における励振/受信処理を示すタイミングチャートである。 第2実施の形態における弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。 第3実施の形態における励振/受信処理を示すタイミングチャートである。 第3実施の形態における弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。 第2,第3実施の形態におけるMPUでの動作手順を示すフローチャートである。 第1実施の形態におけるIDTの弾性表面波の周波数特性を示す図である。 第4実施の形態におけるIDTの弾性表面波の周波数特性を示す図である。 第5実施の形態におけるIDTの弾性表面波の周波数特性を示す図である。 第6実施の形態における励振素子/受信素子の配置及び弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。 第7実施の形態における励振素子/受信素子の配置及び弾性表面波の伝播状態を示す模式図である。 各IDTにおける電極の対数を一定にした場合のIDTの電極構成を示す図である。 第8実施の形態で周波数変化を一定の幅で行う場合のIDTの電極構成を示す図である。 第9実施の形態の基本構成を示す模式図である。 第9実施の形態の第1例における駆動状態を示す図である。 第9実施の形態の第2例における駆動状態を示す図である。 第9実施の形態の第3例における駆動状態を示す図である。 第9実施の形態の第4例における駆動状態を示す図である。 受信信号のレベルに基づく接触位置決定を示す図である。 指の動きを推定するための移動方向ベクトルを示す図である。 第11実施の形態における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。 第11実施の形態における受信信号の時系列を示す図である。 第12実施の形態における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。 第13実施の形態における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。 第14実施の形態の基本構成を示す模式図である。 第15実施の形態の第1例における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。 第15実施の形態の第2例における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。 第15実施の形態の第3例における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。 第15実施の形態の第4例における励振素子及び受信素子の配置例を示す図である。
符号の説明
1 非圧電基板
1a 検出範囲
2 励振素子
3 受信素子

Claims (1)

  1. 基板と、
    該基板上に画定された四辺形状の検出範囲の一方の対向する二辺に設けられており、弾性表面波を夫々に励振する複数の励振素子と、
    前記検出範囲の他方の対向する二辺に設けられており、前記励振素子からの弾性表面波を夫々に受信する複数の受信素子とを備え、
    前記複数の励振素子夫々から対角二方向へ弾性表面波を発信させて前記複数の受信素子夫々にて対角二方向からの弾性表面波を受信するように、対向する前記励振素子と前記受信素子との間で弾性表面波を前記基板に伝播させ、前記受信素子での受信結果に基づいて、前記基板に接触された物体の位置を検出するようにしてあることを特徴とするタッチパネル装置。
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