JP3856049B2 - 空気清浄用フィルター材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内や車内の煙草臭とかペット臭などを除去するために用いられる空気清浄用フィルター材に関する。
【0002】
【従来の技術】
煙草臭とかペット臭などを除去するこの種の空気清浄用フィルター材としては、従来、次のようなものが知られている。
【0003】
A.第1従来例(特開平1−288336号公報)
o−トルイジン、m−トルイジン、p−トルイジンおよびo−、m−、p−フェニレンジアミンから成る群より選ばれる1種もしくは2種以上を活性炭に1〜50重量%(対活性炭)添着して吸着材を構成する。
【0004】
B.第2従来例(特公平3−41187号公報)
活性炭およびアニリンを添着した活性炭、リンゴ酸および鉄塩を添着した活性炭を混合して空気浄化剤を構成する。
【0005】
C.第3従来例(特公平6−196号公報)
活性炭等の多孔性物質に無機酸アニリン塩を1種類または2種類以上添着して空気浄化剤を構成する。
【0006】
D.第4従来例(特公平6−15034号公報)
活性炭にアニリンとリン酸アニリン塩とを添着して空気浄化剤を構成する。
【0007】
E.第5従来例(特公平6−16838号公報)
リン酸アニリン塩を添着した活性炭、リン酸を添着した活性炭を混合して空気浄化剤を構成する。また、それらに無添着活性炭あるいはアニリンを添着した活性炭を混合するとか、リン酸アニリン塩に加えてアニリンをも添着した活性炭を用いるなどによって空気浄化剤を構成する。
【0008】
F.第6従来例(特開平7−136502公報)
細孔直径が10〜 100オングストロームの細孔の容積が0.25〜 1.1cc/gの活性炭素材に、アミノベンゼンスルホン酸3〜50重量%を添着して吸着材を構成する。また、アミノベンゼンスルホン酸に加えて芳香族アミンをも添着して吸着材を構成する。アミノベンゼンスルホン酸としてp−アミノベンゼンスルホン酸を用い、かつ、芳香族アミンとしてp−トルイジンを用いて吸着材を構成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、実際の煙草臭に関しては、その主成分が、アセトアルデヒドCH3 CHO、アンモニアNH3 、酢酸CH3 COOHを中心として二酸化窒素NO2 および有機酸の混合物であり、上述従来例のような、アセトアルデヒドとアミノ基とのシフ塩基反応を利用するためのアミン類添着活性炭では、アンモニアを除去しづらい欠点があった。
【0010】
また、アミン類添着活性炭は塩基性を示すため、煙草臭の主成分中の酢酸やその他の有機酸がアミノ基と酸−塩基反応を生じ、アセトアルデヒド単成分に対する吸着性能は優れていても、煙草臭の主成分中の酢酸に対する吸着性能が低い欠点があった。
【0011】
また、第1従来例のように、p−トルイジン単体を添着したものでは、保存中に性能が劣下して寿命が低い欠点があった。
一方、第2、第3、第4および第5従来例のように、リン酸、アニリン塩を添着した吸着材では、アニリンのアミノ基が塩基性に乏しく、アルデヒド類に対する吸着活性が低い欠点があった。
【0012】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、アセトアルデヒドのみならず、アンモニアおよび酢酸のいずれに対しても長期にわたって高い吸着性能を発揮できる吸着材を提供できるようにすることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の空気清浄用フィルター材は、上述のような目的を達成するために、細孔直径が10〜 100オングストロームの細孔の容積が0.25〜 1.1cc/gの活性炭素材に、電子供与基を有する芳香族アミン3〜30重量%と不揮発性鉱酸3〜30重量%とを添着して構成する。
【0014】
活性炭素材としては、ヤシ殻活性炭などの粒状活性炭や、ピッチ系、フェノール系、ポリアクリロニトリル(PAN)系、セルロース系などの活性炭素繊維が使用でき、いずれにおいても細孔直径が10〜 100オングストロームで細孔の容積が0.25〜 1.1cc/gのものを使用する。細孔直径が10オングストローム未満であると鉱酸および芳香族アミンが良好に添着できず、一方、 100オングストロームを越えると活性炭素材の表面積が減少して臭気成分に対する吸着性能が低下するからである。また、細孔の容積が0.25cc/g未満であると充分な吸着容量を確保できず、一方、 1.1cc/gを越えると強度が低下するからである。
【0015】
電子供与基としては、アルキル基、水酸基、アルコキシル基等が例示され、その電子供与基は、アミノ基に対して、o−またはp−の位置に付与させたものを用いるのが好ましい。m−の位置に付与させたものでは、電子供与効果が充分に得られないからである。このような芳香族アミンとしては、o−トルイジン(請求項2)とp−トルイジン(請求項3)が例示される。
【0016】
不揮発性鉱酸としては、リン酸(請求項4)または硫酸(請求項5)が例示されるが、特には、リン酸を用いるのが好ましい。
【0017】
活性炭素材に対する芳香族アミンおよび不揮発性鉱酸それぞれの添着量の重量割合としては、3〜30重量%、好ましくは5〜20重量%、特に好ましくは10〜15重量%である。いずれも、添着量が3重量%未満であると充分な吸着効果が得られず、一方、30重量%を越えると活性炭素材の細孔を塞いで、同様に充分な吸着効果が得られないからである。
【0018】
【作用】
本発明の空気清浄用フィルター材の構成によれば、芳香族アミンは、常温における蒸気圧が低く、活性炭素材に添着した後の再離脱を防止でき、しかも、その芳香族アミンに電子供与基を付与することによりアミノ基の活性を高めることができる。また、不揮発性鉱酸は酸性度が高いために、それよりも酸性度が低い酢酸などの有機酸とも良好に反応させることができ、酢酸などの有機酸によるアミノ基との酸−塩基反応を防止することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
【0020】
(実施例1)
細孔の平均直径が16オングストロームで細孔の容積が 0.5cc/g、窒素吸着BET比表面積が1000m2/gのピッチ系活性炭素繊維により、目付300g/m2 に成形したピッチ系活性炭素繊維フェルト (FN-300GF・10:大阪ガスケミカル株式会社製) を、p−トルイジンとリン酸とを含む水溶液に浸漬し、常温で5分間保持した後に、常圧下、温度 110℃で3時間乾燥させて吸着材を得た。p−トルイジンおよびリン酸それぞれの添着量は、いずれも15重量%(ピッチ系活性炭素繊維フェルトに対する重量割合を重量%で示す。以下の説明でも同じである)である。
【0021】
(実施例2)
p−トルイジンおよびリン酸それぞれの添着量を、いずれも10重量%にした以外は実施例1と同様にして吸着材を得た。
【0022】
(実施例3)
p−トルイジンの添着量を10重量%に、そして、リン酸の添着量を15重量%にした以外は実施例1と同様にして吸着材を得た。
【0023】
(実施例4)
p−トルイジンの添着量を15重量%に、そして、リン酸の添着量を10重量%にした以外は実施例1と同様にして吸着材を得た。
【0024】
(実施例5)
p−トルイジンに代えてm−トルイジンを用いた以外は実施例1と同様にして吸着材を得た。
【0025】
(比較例1)
リン酸に代えてp−アミノベンゼンスルホン酸を用いた以外は実施例1と同様にして吸着材を得た。
【0026】
(比較例2)
p−トルイジンに代えてアニリンを用いた以外は実施例1と同様にして吸着材を得た。
【0027】
次に、上記実施例1、実施例2、実施例3、実施例4、実施例5、比較例1および比較例2それぞれに対して行った比較実験結果について説明する。
試料としては、得られた吸着材を 290mm×380mm の大きさにカットし、それらを二層に重ねたものを、空気清浄機ABC−M30型(三洋電機株式会社製)に装着し、空気清浄機脱臭性能試験に関する自主基準(社団法人日本電機工業会空気清浄機技術専門委員会平成元年7月6日作成平成4年1月31日修正分)に準拠して脱臭性能試験を行った。
【0028】
測定対象ガスは、アンモニアNH3 、アセトアルデヒドCH3 CHOおよび酢酸CH3 COOHであり、そして、脱臭性能試験装置は、図1の全体構成の平面図に示すように、ガラスまたはアクリル製で透明でかつ開閉扉(図示せず)を有する密閉容器(容量:1m×1m×1m=1m3)1内に、汚染成分発生用の吸煙機2と、発生した煙草の煙を密閉容器1内全体に撹拌する撹拌ファン3(風量:0.7m3/min)と、前述した試料を装着した空気清浄機4と、第1および第2の検知管式ガス測定器5a,5bとを設けて構成される。
【0029】
吸煙機2は、図2の分解斜視図に示すように、煙草ホルダー6と送風機(東芝型換気扇VFP−12H60Hz相当品)7とから構成されている。煙草ホルダー6には、周方向に所定間隔を隔てて5個の差し込み孔8が形成されるとともに、中央箇所にネジ挿通孔9が形成され、ネジ挿通孔9に挿通したネジ10を、送風機7の中央箇所に形成されたネジ穴11にネジ込んで煙草ホルダー6を送風機7に取り付けるように構成されている。そして、図示しないが、煙草ホルダー6の外周面と送風機7とを、その全周にわたって隙間が生じないように粘着テープで固定し、煙草ホルダー6に5本の煙草12を差し込むことができるようになっている。前記撹拌ファン3は、密閉容器1内の臭気分布を一定にするために、例えば 0.7m3/minなど、送風機7と同程度の風量のものが選ばれる。
【0030】
第1の検知管式ガス測定器5aは、図3の(a)の側面図に示すように、押し引き操作型の吸い込みポンプ13にアセトアルデヒド検知管(No.92L:ガステック社製)14を取り付け、それに接続チューブ15を介してアンモニア検知管(No.3L:ガステック社製)16を取り付け、アセトアルデヒドとアンモニアの濃度を同時に検知するように構成されている。一方、第2の検知管式ガス測定器5bは、図3の(b)の側面図に示すように、前述同様の吸い込みポンプ13に酢酸検知管(No.81L:ガステック社製)17を取り付け、酢酸の濃度を検知するように構成されている。前記吸煙機2の送風機7、撹拌ファン3および空気清浄機4それぞれは、いずれも密閉容器1の外部からリモコンスイッチSによって運転できるように構成されている。
【0031】
上記装置を用い、先ず、5本の煙草(マイルドセブン:日本たばこ産業株式会社製)を吸煙機2に取り付けて6〜8分で同時に5本の煙草を燃焼させる。ただし、吸煙機2は、最も燃焼の早い煙草がフィルターに達したところで運転を停止させ、残りは自然発煙させる。
【0032】
上記発煙時には、空気清浄機4を停止しておき、煙草の燃焼が終了して発煙が終わってから2〜5分後に、第1の検知管式ガス測定器5aによりアセトアルデヒドとアンモニアそれぞれの初期濃度を測定し、その後に第2の検知管式ガス測定器5bにより酢酸の初期濃度を測定する。
【0033】
次いで、撹拌ファン3を停止した後、空気清浄機4を30分間運転してから停止し、前述の場合と同様にしてアセトアルデヒド、アンモニアおよび酢酸それぞれの濃度を測定した。
【0034】
以上の操作を繰り返して合計36〜40本の煙草を燃焼させる。
【0035】
そして、上述各試料それぞれにおいて、アセトアルデヒド、アンモニアおよび酢酸それぞれの除去率(%)と総合効率(%)とを次式のようにして求めたところ、表1に示す結果が得られた。
除去率(%)=(1−C/C0 )×100
ただし、C0 は初期濃度、Cは30分後の濃度である。
総合効率(%)
=(アンモニアの除去率+アセトアルデヒドの除去率×2+酢酸の除去率)÷4
ただし、アセトアルデヒドの除去率を2倍にして重みづけをしている。
【0036】
【表1】
Figure 0003856049
【0037】
上記結果から、実施例のものは、いずれにおいても、比較例に比べて、アンモニアを良好に吸着除去できていることが明らかであった。また、電子供与基をp−の位置に付与させた実施例のものは、m−の位置に付与させた実施例のものよりも吸着性能を高くできることが明らかであった。
【0038】
そして、リン酸に代えてp−アミノベンゼンスルホン酸を添着したもの(比較例1)は、酢酸に対する吸着性能が低下し、実際の煙草臭に対して清浄効果が低下することが明らかであった。更に、アニリンを添着させたもの(比較例2)よりもp−トルイジンを添着させたもの(実施例1)の方が高い清浄効果を得られることが明らかであった。
【0039】
また、p−トルイジンに代えて0−トルイジンを用いた場合もほぼ同等の効果が得られた。リン酸に代えて硫酸を用いた場合には、やや吸着性能が劣るものの充分な吸着効果が得られた。
【0040】
次に、添着剤としてp−アミノベンゼンスルホン酸とp−トルイジンとを用いた比較例3による試験結果について説明する。
【0041】
(比較例3)
p−アミノベンゼンスルホン酸 1.6部およびp−トルイジン1部を含む水溶液 500部に、細孔の平均直径が16オングストロームで細孔の容積が 0.5cc/g、窒素吸着BET比表面積が1000m2/gのピッチ系活性炭素繊維(アドールA−10:株式会社アドール製)10部を浸漬し、常温で5分間保持した後に、常圧下、温度 110℃で3時間乾燥させて吸着材を得た。この吸着材におけるp−アミノベンゼンスルホン酸とp−トルイジンとの合計添着量は、ピッチ系活性炭素繊維の重量の23%であり、また、p−アミノベンゼンスルホン酸とp−トルイジンとのモル比は、1: 1.1であった。
【0042】
試験方法としては、閉鎖循環式試験装置法に準拠した。
先ず、閉鎖循環式試験装置について説明すれば、図4の全体構成図に示すように、チャンバー(内容積22リットル)21に、第1の開閉弁22を介装した汚染成分の供給配管23が接続されるとともに、循環ポンプ24と流量計25とカラム(内径25mm)26とを介装した循環用配管27が接続されている。また、チャンバー21には温度計28が付設され、試験時の温度が22〜26℃の範囲に維持されるように監視できるようになっている。
【0043】
循環ポンプ24の入口側箇所と出口側箇所とが、第2の開閉弁29を介装したバイパス配管30を介して接続されるとともに、バイパス配管30の下流側との接続箇所と流量計25との間に、第3の開閉弁31を介装したサンプリング用配管32が接続され、また、流量計25とカラム26との間に第4の開閉弁33が介装され、循環ポンプ24を停止した状態の初期において、チャンバー21内に導入される汚染成分を抽出して、それらの濃度を測定し、初期濃度が設定された濃度になるように調整できるようになっている。
【0044】
上記装置を用い、カラム26内に、所定重量(0.5g±0.1g)の比較例3の試料を充填し、前述のようにして初期濃度を調整した後に循環ポンプ24を60分間駆動し、毎分5リットルで汚染成分を循環させ、循環ポンプ24を停止した。
【0045】
その循環終了後の汚染成分に対し、アセトアルデヒドおよびアンモニアそれぞれの濃度を測定し、初期濃度と比較して残存率を求めたところ、いずれも 0.5%であった。
【0046】
このように、添着剤としてp−アミノベンゼンスルホン酸とp−トルイジンとを用いたものは、アセトアルデヒドおよびアンモニアに対して高い吸着性能を有するにもかかわらず、前述したように、酢酸に対しては十分な吸着性能を発揮できなかった。このp−アミノベンゼンスルホン酸に代えて、本発明の実施例のようにリン酸を用いることにより、酢酸に対しても十分な吸着性能を発揮できることになる。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の空気清浄用フィルター材によれば、常温における蒸気圧が低い芳香族アミンに電子供与基を付与することによってアミノ基の活性を高め、その芳香族アミンに加えて、酸性度が高い不揮発性鉱酸を添着し、酢酸などの有機酸によるアミノ基との酸−塩基反応を防止しながらも、不揮発性鉱酸によって酢酸などの有機酸とも良好に反応させるから、芳香族アミンによりアセトアルデヒドを長期にわたって良好に吸着するのみならず、不揮発性鉱酸によりアンモニアおよび酢酸のいずれに対しても長期にわたって高い吸着性能を発揮させることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】脱臭性能試験装置の全体構成を示す平面図である。
【図2】吸煙機の分解斜視図である。
【図3】検知管式ガス測定器の側面図である。
【図4】閉鎖循環式試験装置の全体構成図である。
【符号の説明】
4…空気清浄機

Claims (5)

  1. 細孔直径が10〜 100オングストロームの細孔の容積が0.25〜 1.1cc/gの活性炭素材に、電子供与基を有する芳香族アミン3〜30重量%と不揮発性鉱酸3〜30重量%とを添着したことを特徴とする空気清浄用フィルター材。
  2. 請求項1に記載の芳香族アミンがo−トルイジンである空気清浄用フィルター材。
  3. 請求項1に記載の芳香族アミンがp−トルイジンである空気清浄用フィルター材。
  4. 請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の不揮発性鉱酸がリン酸である空気清浄用フィルター材。
  5. 請求項1、請求項2または請求項3のいずれかに記載の不揮発性鉱酸が硫酸である空気清浄用フィルター材。
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