JP3854922B2 - 取引支援方法及び取引支援プログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子商取引に係り、特にインターネット等の通信ネットワークを介して取引を行なう場合に用いる取引支援方法及び取引支援プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
今日、インターネット等のネットワークを介して、多様な商品やサービスが提供されている。このようなネットワークを利用してユーザは商品を選択し、注文を行なうことができる電子商取引が行なわれている。この電子商取引の一形態としてインターネット上でのオークションが行われている(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
オークションにおいては、まず、出品しようとする者(売手)が、出品情報(商品情報)をオークションの主催者に提供する。この出品情報は、オークション主催者のサーバによって公開される。オークション参加者は、オークション主催者のサーバをアクセスし、自分が購入したい商品があった時には、希望価格を示して入札を行なう。そして、入札期間終了時に、最高入札価格を提示した落札者を決定する。そして、落札者は落札価格代金を出品者に支払うことにより商品等を受け取る。
【0004】
このように、電子商取引においては、多くのユーザに商品情報を提供することができる。特に、オークションでは、画一的な商品取引と異なり、多様な商品を扱うので、参加者(売手や買手)を多くする必要がある。従って、インターネット上のオークションでは、地理的不利益を是正し、多くの参加者に商取引の機会を与えることにより活発な取引を促進することができる。また、多くの参加者に競り合わせることにより、出品者は、より有利な価格で取引を行なうことができる。
【0005】
【非特許文献1】
インターネットビジネス研究会著,「インターネットビジネス白書2001」ソフトバンクパブリッシング株式会社,2000年12月1日,P.64−65
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
通常、電子商取引における商品代金は、口座振込や商品受取時払等を利用して支払われる。しかし、取引される商品の中には、比較的高額な商品も含まれ、代金を一括して支払うことが困難な場合もある。この点は、オークションに提供される商品においても同様である。
【0007】
しかし、ローンを利用した場合のユーザの負担(例えば、返済額)を把握するためには、所定の計算を行なう必要があり、そのための計算時間を要する。一方、オークション等における取引においては、その価格(オークションでは入札価格)が変動するため、迅速な判断が必要である。例えば、同一価格について複数の入札があった場合、より早く入札した者が落札することができるため、返済額を計算している間に入札の機会を逸する可能性もある。
【0008】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ローンしての商取引を希望するユーザに対して、ローン負担に関する情報を効率的に提供し、迅速な取引の機会を提供することができる取引支援方法及び取引支援プログラムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザに提供するローンの条件について、ユーザ毎に、ユーザ識別子、返済期間、ボーナス返済額、返済方法フラグ及び返済開始月に関するデータが含まれるローン条件データを記録したローン条件データ記憶手段と、オークションの参加者であるユーザの使用するユーザ端末とネットワークを介して接続される管理コンピュータとを用いて、オークション入札取引の支援を行なう方法であって、前記管理コンピュータが、前記ユーザがローン入札要求を行なった商品について、現在の価格、入札単位、ローン入札要求を行なったユーザを識別するためのユーザ識別子に関する情報を取得する段階と、最新の金利が記録される記憶部から貸出金利に関する情報を取得し、前記ローン条件データ記憶手段に記録されたローン条件データを抽出し、前記ユーザ端末から入札可能価格表示要求を受信した場合、現在の価格に入札単位を加算して最低入札可能価格を算出し、前記最低入札可能価格を借入金額と想定して、貸出金利に関する情報及びローン条件を用いてローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、前記最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行し、前記ユーザ端末から、ローン分割返済額に関するローン入札価格を含む入札価格変更要求を受信した場合、前記ローン入札価格を毎月返済した場合の借入金額として算出し、前記借入金額が、開始価格に入札単位の整数倍を加算した金額になっているかどうかについて入札単位条件の一致を確認し、前記借入金額が入札単位条件に合致している場合、このローン入札価格で入札可能であることをユーザ端末に通知し、前記借入金額が入札単位条件に合致していない場合、前記返済月額に基づいて計算した借入金額の前後の近似入札可能価格を特定し、前記近似入札可能価格を借入金額と想定してローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行することを要旨とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の取引支援方法において、前記管理コンピュータが、前記現在価格を借入金額と想定して、前記貸出金利に関する情報に基づいてローンシミュレーションを行ない、ローン返済額としての返済月額、返済総額を算出する段階と、前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、現在の価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行する段階を更に実行することを要旨とする。
【0016】
請求項に記載の発明は、ユーザに提供するローンの条件について、ユーザ毎に、ユーザ識別子、返済期間、ボーナス返済額、返済方法フラグ及び返済開始月に関するデータが含まれるローン条件データを記録したローン条件データ記憶手段と、オークションの参加者であるユーザの使用するユーザ端末とネットワークを介して接続される管理コンピュータとを用いて、オークション入札取引の支援を行なうプログラムであって、前記管理コンピュータを、前記ユーザがローン入札要求を行なった商品について、現在の価格、入札単位、ローン入札要求を行なったユーザを識別するためのユーザ識別子に関する情報を取得する手段と、最新の金利が記録される記憶部から貸出金利に関する情報を取得し、前記ローン条件データ記憶手段に記録されたローン条件データを抽出し、前記ユーザ端末から入札可能価格表示要求を受信した場合、現在の価格に入札単位を加算して最低入札可能価格を算出し、前記最低入札可能価格を借入金額と想定して、貸出金利に関する情報及びローン条件を用いてローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行し、前記ユーザ端末から、ローン分割返済額に関するローン入札価格を含む入札価格変更要求を受信した場合、前記ローン入札価格を毎月返済した場合の借入金額として算出し、前記借入金額が、開始価格に入札単位の整数倍を加算した金額になっているかどうかについて入札単位条件の一致を確認し、前記借入金額が入札単位条件に合致している場合、このローン入札価格で入札可能であることをユーザ端末に通知し、前記借入金額が入札単位条件に合致していない場合、前記返済月額に基づいて計算した借入金額の前後の近似入札可能価格を特定し、前記近似入札可能価格を借入金額と想定してローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行する手段として機能させることを要旨とする。
【0017】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の取引支援プログラムにおいて、前記管理コンピュータを、前記現在価格を借入金額と想定して、前記貸出金利に関する情報に基づいてローンシミュレーションを行ない、ローン返済額としての返済月額、返済総額を算出する手段と、前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、現在の価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行する手段として更に機能させることを要旨とする。
【0023】
(作用)
請求項1又はに記載の発明によれば、ユーザに提供するローンの条件に関するデータを記録したローン条件データ記憶手段と管理コンピュータとを用いる。
そして、前記管理コンピュータが、前記ユーザが指定した商品に関する価格情報を取得する。次に、前記ローン条件データ記憶手段に記録されたローン条件を抽出し、前記価格情報に基づいてローン返済額を算出する。さらに、前記ローン返済額を前記ユーザに提示するための処理を実行する。このため、商品に関する価格はローン利用時の負担(ローン返済額)に変換される。従って、ユーザはローンを利用した場合の負担を効率的に把握でき、迅速に取引判断を行なうことができる。
特に、本発明によれば、前記管理コンピュータが、前記ユーザに対してローン分割返済額の入力を促す。次に、前記ローン条件データ記憶手段に記録されたローン条件を用いて、前記ローン分割返済額に対応する借入金額を算出する。さらに、前記借入金額が、前記ユーザが指定した商品に対応する入札価格条件に合致しない場合には、前記借入金額に近接し、入札価格条件に合致する入札価格を算出し、前記ユーザに提示するための処理を実行する。このため、ユーザが負担可能なローン分割返済額を入力することにより、入札可能な価格に変換される。効率的に、ユーザの希望に対応した入札を行なう機会を提供できる。
【0024】
発明によれば、前記管理コンピュータが、最新の金利に関する情報を取得する。そして、前記ローン返済額の算出は、最新の金利を用いて行なう。金利は時間とともに変動する場合においても、より適切な金利を用いてローン返済額の算出を行なうことができる。
従って、ユーザはローンを利用した場合の負担を、より適切に判断することができる。
【0025】
発明によれば、管理コンピュータが、前記ユーザの指示に基づいて、前記商品の購入のための処理を実行する。このため、ユーザは効率的に取引を行なうことができる。
【0026】
請求項又はに記載の発明によれば、前記価格情報は、前記商品の現在価格に関する情報である。このため、現在価格はローン返済額に変換されるので、ユーザはローンを利用した場合の負担を効率的に把握することができる。
【0027】
発明によれば、前記価格情報は、前記商品に対する入札可能価格に関する情報である。このため、入札可能価格はローン返済額に変換されるので、入札を希望するユーザはローンを利用した場合の負担を効率的に把握することができる。
【0028】
発明によれば、前記入札可能価格は、前記商品の現在価格に入札単位額を加算した価格である。このため、オークションのように、入札価格に対して入札単位金額が設定されている場合においても、入札可能価格に対するローン利用時の負担を把握することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図14に従って説明する。本実施形態では、インターネット上で実施されるオークションに参加するユーザに対して入札を支援する場合に用いる取引支援方法及び取引支援プログラムとして説明する。このオークションへの入札は、金融機関によって提供されるローンを利用して行なわれる。
【0031】
本実施形態では、ユーザは、図1に示すように、ネットワークとしてのインターネットIに接続可能なユーザ端末10を用いる。そして、このインターネットIには、オークション管理システム30やローン管理システム20が接続されている。
【0032】
ユーザ端末10は、オークションの参加者であるユーザの使用するコンピュータ端末である。ユーザ端末10は、図示しない制御手段、記憶手段、キーボード、マウス等の入力手段、ディスプレイ等の出力手段、モデム等の通信手段等を備える。
【0033】
オークション管理システム30は、オークション主催者が管理するコンピュータシステムである。このオークション管理システム30は、図示しない制御手段、記憶手段や通信手段等を備える。そして、このオークション管理システム30は、オークションへの出品情報の公開、入札や落札に関する情報の管理を行なうための機能を備える。
【0034】
ローン管理システム20は、ローンに関する情報の管理を行なう金融機関のコンピュータシステムである。ローン管理システム20は、図1に示すように管理コンピュータ21を備えている。管理コンピュータ21は、図示しない制御手段(CPU)、記憶手段(RAM、ROM、ハードディスク等)、入出力手段やデータ送受信手段等を有する。この管理コンピュータ21は、ローン管理に関して後述する処理手順(価格情報を取得する段階、ローン返済額を算出する段階、ローン返済額を提示するための処理を実行する段階、最新の金利に関する情報を取得する段階、商品の購入のための処理を実行する段階等)のための取引支援プログラムを実行する。これにより、管理コンピュータ21は、各手段(価格情報を取得する手段、ローン返済額を算出する手段、ローン返済額を提示するための処理を実行する手段、最新の金利に関する情報を取得する手段、商品の購入のための処理を実行する手段等)として機能する。
【0035】
さらに、ローン管理システム20は、図1に示すように、ローン条件データ記憶手段としてのローン条件データ記憶部22を有する。ローン条件データ記憶部22には、図2に示すように、ユーザが希望するローンの設定条件に関するローン条件データ220が記録される。そして、このローン条件は、ローンシミュレーションを行なう場合に用いられる。このローン条件データ220は、ユーザがローン条件の設定登録を行なった場合に記録される。ローン条件データ220には、ユーザ毎に、ユーザ識別子、返済期間、ボーナス返済額、返済方法フラグ及び返済開始月に関するデータが含まれる。
【0036】
ユーザ識別子データ領域には、ローンを利用してオークションに参加するユーザを特定するために、ユーザ毎に割り振られた識別子に関するデータが記録される。
【0037】
返済期間データ領域には、ローンの返済を行なう借入期間に関するデータが記録される。この返済期間は、例えば「36ヶ月」のように月単位で設定することができる。
【0038】
ボーナス返済額データ領域には、ユーザがボーナス等を利用して増額返済を行なう場合の金額に関するデータが記録される。なお、増額返済を行なわない場合には、このデータ領域は空欄とする。
【0039】
返済方法フラグデータ領域には、返済方法を特定するためのフラグが記録される。本実施形態では、返済方法として元利均等返済方法又は元金均等返済方法の2つの方法から選択することができる。ここで、元利均等返済とは、原則として、毎回元金と利息の合計(返済額)が同じ金額になるように返済していく方法である。一方、元金均等返済とは、毎回、一定額の元金を返済する方法である。返済開始月データ領域には、ローンの返済を開始する月に関するデータが記録される。
【0040】
次に、上記のように構成されたシステムにおいて、ユーザのオークション参加を支援する場合の手順を説明する。ここでは、ローン条件の登録段階、オークション入札段階の順に説明する。
【0041】
(ローン条件の登録段階)
ローンを利用してのオークション参加を希望するユーザは、まずローン条件の登録を行なう。この登録段階の手順を、図3を用いて説明する。まず、ユーザは、ユーザ端末10を用いてローン管理システム20にアクセスする(S1−1)。このアクセスはインターネットIを介して行なわれる。そして、ユーザ端末10を用いてローン条件の設定要求を行なう。
【0042】
この場合、ローン管理システム20は、ローン条件の設定を行なうためのウェブページをユーザ端末10に送信する(S1−2)。このウェブページを受信したユーザ端末10のディスプレイには、図8に示す表示画面100が出力される。この表示画面100には、返済期間入力欄101、ボーナス返済選択欄102、ボーナス返済額入力欄103、返済方法選択ボタン104及び返済開始月選択ボタン105が含まれる。本実施形態では、返済期間を36ヶ月、ボーナス返済は行なわず、元利均等返済方式を用いて返済を行なう場合を想定する。
【0043】
表示画面100においてローン条件の各項目の入力を完了した場合には、ローン条件の登録ボタン106を選択(クリック)する。この場合、ユーザ端末10は、入力されたローン条件に関するデータを、インターネットIを介してローン管理システム20に送信する(S1−3)。
【0044】
このデータを受信した管理コンピュータ21は、ローン条件の各項目のデータを、ローン条件データ記憶部22に記録する(S1−4)。この場合、管理コンピュータ21は、ローン条件データ220に、データ送信者であるユーザのユーザ識別子を含めて記録する。以上により、ローン条件の登録段階を終了する。
【0045】
(オークション入札段階)
次に、オークションの入札段階の手順を、図4を用いて説明する。ここでは、ユーザは、ユーザ端末10を用いてオークション管理システム30にアクセスする(S2−1)。この場合、オークション管理システム30は、ユーザ端末10に対してオークションに出品された商品一覧ウェブページを提供する。ユーザは、商品一覧ウェブページを利用して、所望の商品を検索する。そして、所望の商品を見つけた場合には、オークション管理システム30に対してオークションへの入札要求を送信する。本実施形態では、ユーザは、商品「ノートパソコン」に対して入札を行なう場合を想定する。
【0046】
入札要求を受信したオークション管理システム30は、オークション入札を行なうためのウェブページをユーザ端末10に送信する(S2−2)。この場合、ユーザ端末10のディスプレイには、図9に示す表示画面110が出力される。この表示画面110には、詳細情報表示ボタン111、商品情報表示欄112及び入札履歴表示ボタン113が含まれる。詳細情報表示ボタン111が選択された場合、商品(ここでは、ノートパソコン)の詳細な仕様等が表示される。商品情報表示欄112には、「現在の価格」、「残り時間」、「最高額入札者」、「数量」、「入札件数」、「開始価格」、「入札単位」及び「終了日時」に関する情報が含まれる。ここで、「現在の価格」欄には、入札された中で最高の金額が表示される。従って、新たに入札を行なう場合には、これより高い入札価格を用いる必要がある。「残り時間」欄には、入札終了時刻までの概略時間が表示される。「最高額入札者」欄には、最高額で入札した者の氏名やニックネームが表示される。「数量」欄には、出品者が提供する商品の個数が表示される。「入札件数」欄には、これまでに入札が行なわれた回数が表示される。
【0047】
「開始価格」欄には、出品者が設定した最低入札価格が表示される。「入札単位」欄には、入札を行なう場合に加算する単位金額が表示される。従って、入札を行なう場合は、「現在の価格」に「入札単位」の整数倍を加算した価格を用いる。「終了日時」欄には、この出品に関するオークションへの入札可能期間を終了時刻が表示される。
【0048】
また、入札履歴表示ボタン113は、この出品に対する入札の履歴を、時系列に表示させる場合に用いる。
さらに、表示画面110には、通常入札ボタン114及びローン入札ボタン115が含まれる。通常入札ボタン114が選択された場合、入札を行なうための画面が表示される。この画面には入札価格欄を含まれ、これを用いて入札を行なうことができる。一方、ローン入札ボタン115が選択された場合には、ローンを利用して入札するための画面が表示される。
【0049】
ここでは、ローンを利用しての入札を行なうため、ローン入札ボタン115を選択する。この場合、ユーザ端末10は、インターネットIを介してローン入札要求をオークション管理システム30に送信する(S2−3)。
【0050】
オークション管理システム30は、ローン管理システム20にローン入札要求を転送する(S2−4)。この場合、オークション管理システム30は、ローン入札要求に、現在の価格、入札単位に関する情報を含める。さらに、オークション管理システム30は、ローン入札要求を行なったユーザを識別するため情報としてユーザ識別子を、ローン管理システム20に提供する。
【0051】
ローン入札要求を受信したローン管理システム20は、ユーザが設定したローン条件を、ローン条件データ記憶部22から読み出す(S2−5)。さらに、管理コンピュータ21は、所定の記憶部から貸出金利に関する情報を取得する(S2−6)。この記憶部には、貸出金利が改定された場合に最新の金利が記録される。本実施形態では、金利として「5.275%」を想定する。
【0052】
次に、管理コンピュータ21は、現在価格の表示処理を実行する(S2−7)。この処理を、図5に従って説明する。まず、管理コンピュータ21は、現在価格を借入金額と想定して、金利情報及びユーザが設定したローン条件を用いてローンシミュレーションを行なう(S3−1)。このローンシミュレーションにより、ローン返済額としての返済月額、返済総額が算出される。
【0053】
そして、管理コンピュータ21は、算出したシミュレーション結果をユーザ端末10に送信する(S3−2)。シミュレーション結果を受信したユーザ端末10のディスプレイには、図10に示す表示画面120が出力される。この表示画面120には、現在の価格、現在の金利、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報が含まれる。表示画面120には、さらにローン設定条件変更ボタン121及び入札可能価格表示ボタン122が設けられている。
【0054】
ローン設定条件変更ボタン121が選択された場合、ユーザ端末10のディスプレイには表示画面100が表示される。この表示画面100を用いて、ユーザはローン条件の設定変更を行なうことができる。そして、登録ボタン106が選択された場合、ユーザ端末10は、入力されたローン条件に関するデータをローン管理システム20に送信する。そして、ローン管理システム20は、受信したローン条件に関するデータを用いてローン条件データ220を更新する。
【0055】
また、入札可能価格表示ボタン122が選択された場合、ユーザ端末10は、ローン管理システム20に対して入札可能価格表示要求を送信する。入札可能価格表示要求を受信した管理コンピュータ21は、最低入札可能価格算出処理を実行する(S2−8)。この処理を図6に従って説明する。まず、管理コンピュータ21は入札可能な最低価格(最低入札可能価格)を算出する(S4−1)。この最低入札可能価格は、開始価格又は現在の価格(最高入札価格)の高い金額に、入札単位を加算して算出する。
【0056】
そして、管理コンピュータ21は、最低入札可能価格に関するローンシミュレーションを行なう(S4−2)。具体的には、最低入札可能価格を借入金額と想定して、金利情報及びユーザが設定したローン条件を用いてローンシミュレーションを行なう。このローンシミュレーションにより、返済月額、返済総額が算出される。
【0057】
そして、管理コンピュータ21は、算出したシミュレーション結果をユーザ端末10に送信する(S4−3)。シミュレーション結果を受信したユーザ端末10のディスプレイには、図11に示す表示画面130が出力される。この表示画面130には、入札可能価格(最低入札可能価格)、現在の金利、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報が含まれる。表示画面130には、さらにローン設定条件変更ボタン131及びローン入札価格変更ボタン132が設けられている。ユーザは、ローン設定条件変更ボタン131を選択することにより表示画面100を表示させ、ローン条件の設定変更を行なうことができる。
【0058】
ローン入札価格変更ボタン132が選択された場合、ユーザ端末10のディスプレイには、図12に示す表示画面140が出力される。この表示画面140には、ローン入札価格入力欄141が含まれる。このローン入札価格入力欄141には、オークション入札に対して返済可能な返済月額の目安(ローン分割返済額)を入力する。表示画面140には、さらにローン設定条件変更ボタン142及びローンシミュレーション実行ボタン143が設けられている。ユーザは、ローン設定条件変更ボタン142を選択することにより表示画面100を表示させ、ローン条件の設定変更を行なうことができる。
【0059】
ローンシミュレーション実行ボタン143が選択された場合、ユーザ端末10はローン管理システム20に対して入札価格変更要求を送信する。この入札価格変更要求は、ローン入札価格入力欄141に入力されたローン入札価格に関するデータを含む。
【0060】
入札価格変更要求を受信した管理コンピュータ21は、入札価格変更処理を実行する(S2−9)。この処理を図7に従って説明する。まず、管理コンピュータ21は、受信したローン入札価格(返済月額)に基づいて入札価格を算出する(S5−1)。この入札価格は、ローン入札価格として設定された金額を毎月返済した場合の借入金額として算出できる。
【0061】
次に、管理コンピュータ21は、入札価格(借入金額)が、入札価格条件としての入札単位条件に一致しているかどうかを確認する(S5−2)。具体的には、借入金額が、開始価格に入札単位の整数倍を加算した金額になっているかどうかを確認する。入札価格(借入金額)が入札単位条件に合致している場合(ステップ(S5−2)において「Yes」の場合)、管理コンピュータ21は、このローン入札価格で入札可能であることをユーザ端末10に通知する。例えば、ローン入札価格として「9028円」を用いた場合、借入金額(入札価格)は30万円になり、入札単位条件に合致する。この場合、ユーザ端末10のディスプレイには、図13に示す表示画面150が出力される。表示画面150には、入札実行ボタン152、ローン入札価格変更ボタン153及びローン設定条件変更ボタン154が設けられている。このローン入札価格で入札を行なう場合は、入札実行ボタン152を選択する。一方、ローン入札価格変更ボタン153が選択された場合、表示画面140が再度表示され、ローン入札価格を変更することができる。また、ローン設定条件変更ボタン154を選択することにより表示画面100を表示させ、ローン条件の設定変更を行なうことができる。
【0062】
一方、入札価格(借入金額)が入札単位条件に合致していない場合(ステップ(S5−2)において「No」の場合)、管理コンピュータ21は、算出した借入金額に近似した金額であって、入札可能な価格(近似入札可能価格)を算出する(S5−3)。例えば、ローン入札価格として「9000円」を用いる場合、入札単位条件に合致しない。そこで、返済月額を「9000円」とした場合の借入金額を計算し、その前後の入札可能価格を特定する。ここでは、近似入札可能価格として「29万円」及び「30万円」が算出される。
【0063】
次に、管理コンピュータ21は、近似入札可能価格を借入金額と想定してローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出する(S5−4)。そして、管理コンピュータ21は算出したローンシミュレーション結果を、インターネットIを介してユーザ端末10に送信する(S5−5)。この場合、ユーザ端末10のディスプレイには、図14に示す表示画面160が出力される。この表示画面160には、入札可能価格とともに返済月額、返済総額に関する情報が出力される。そして、返済月額に対応して選択ボタン161が表示される。さらに、表示画面160には、入札実行ボタン162、ローン入札価格変更ボタン163及びローン設定条件変更ボタン164が設けられている。入札を行なう場合、選択ボタン161を用いて入札価格を選択し、入札実行ボタン162を選択する。
【0064】
一方、ローン入札価格変更ボタン163が選択された場合、表示画面140が再度表示され、ローン入札価格を変更することができる。また、ローン設定条件変更ボタン164が選択された場合、表示画面100が表示され、ローン条件を変更することができる。
【0065】
入札実行ボタン152や入札実行ボタン162を用いて、入札を行なった場合、ユーザ端末10は、インターネットIを介して、入札要求をオークション管理システム30及びローン管理システム20に送信する(S2−10)。この入札要求には入札価格が含まれる。そして、入札要求を受信したオークション管理システム30は、この入札の登録を行なう(S2−11)。さらに、入札要求を受信したローン管理システム20も、この入札の登録を行なう(S2−12)。そして、落札が行なわれた場合、ユーザにローンが提供される。
【0066】
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、ローン管理システム20はローン条件データ記憶部22を有する。ローン条件データ記憶部22には、ユーザが希望するローンの設定条件に関するローン条件データ220が記録される。ユーザ毎にローン条件が予め登録されているため、管理コンピュータ21は、ローン条件データ記憶部22に記録されたローン条件を用いて、ローンシミュレーションを行ない、返済月額や返済総額を算出することができる。
【0067】
・ 上記実施形態では、ローン入札要求を受信したローン管理システム20は現在価格の表示処理を実行する。この場合、管理コンピュータ21は、受信した現在価格を借入金額と想定して、金利情報及びユーザが設定したローン条件を用いてローンシミュレーションを行なう。そして、管理コンピュータ21は、算出したシミュレーション結果をユーザ端末10に送信する。このシミュレーション結果にはローン返済に関する情報(返済月額や返済総額等)が含まれるので、ユーザはローンを利用する場合の負担を効率的に把握できる。特に、オークションの途中では価格が変動し、毎回計算していると入札の機会を逸する可能性がある。現在の価格はローンシミュレーションにより返済総額、返済月額に変換され、ユーザ端末10のディスプレイに表示されるため、ユーザは迅速に入札の検討や判断を行なうことができる。
【0068】
・ 上記実施形態では、入札可能価格表示要求を受信したローン管理システム20は最低入札可能価格算出処理を実行する。この場合、管理コンピュータ21は、入札単位を用いて最低入札可能価格を算出する。そして最低入札可能価格を借入金額と想定して、金利情報及びユーザが設定したローン条件を用いてローンシミュレーションを行なう。そして、管理コンピュータ21は、算出したシミュレーション結果をユーザ端末10に送信する。このシミュレーション結果には入札を行なう場合のローン返済に関する情報(返済月額や返済総額等)が含まれるので、ユーザはローンを利用する場合の負担を効率的に把握できる。特に、オークションのルール(入札単位の条件)に合致した入札可能価格を返済総額や返済月額に変換される。そして、これらの結果はユーザ端末10のディスプレイに表示されるため、価格変動があるオークションにおいても、ユーザは迅速に入札の検討や判断を行なうことができる。
【0069】
・ 上記実施形態では、入札価格変更要求を受信した管理コンピュータ21は、入札価格変更処理を実行する。この場合、管理コンピュータ21は、ローン入札価格(返済月額)に基づいて入札価格を算出する。そして、管理コンピュータ21は、入札価格(借入金額)が入札単位条件に一致しているかどうかを確認する。このためオークションのルール(入札単位の条件)に合致した入札を行なうことができる。
【0070】
さらに、入札価格(借入金額)が入札単位条件に合致していない場合、管理コンピュータ21は、算出した借入金額に近似した金額であって、入札可能な価格(近似入札可能価格)を算出する。ユーザは近似入札可能価格を選択することにより、オークションのルールに合致し、自身の返済負担を考慮した入札を行なうことができる。
【0071】
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・ 上記実施形態では、商品(ノートパソコン)のオークションの入札に利用したが、他の電子商取引に利用してもよい。例えば、証券や株式等、価格変動を伴う商取引において、ローンを利用した場合返済負担を効率的に把握することができ、取引判断を迅速に行なうことができる。
【0072】
・ 上記実施形態では、ローン管理システム20がローンシミュレーションを実行する。これに代えて、オークション管理システム30やユーザ端末10にローンシミュレーションを実行させてもよい。この場合、オークション管理システム30やユーザ端末10にローン条件データ記憶部22を設けておく。これによっても、ユーザの電子商取引を支援できる。
【0073】
・ 上記実施形態では、表示画面100を用いて、ユーザが返済期間、ボーナス返済額、返済方法や返済開始月等のローン条件を設定する。これに代えて、予め金融機関等がローン条件を決めておいてもよい。これにより、管理コンピュータ21は、現在の価格や入札価格に関するローンシミュレーションを効率的に実行できる。ユーザもローン条件を設定する手間を省き、簡単にローン負担を把握できる。
【0074】
・ 上記実施形態では、管理コンピュータ21は、現在価格の表示処理、最低入札可能価格算出処理、入札価格変更処理を実行する。これに代えて、管理コンピュータ21は、一部の処理や他の処理の組み合わせ実行してもよい。
【0075】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、ローンしての商取引を希望するユーザに対して、ローン負担に関する情報を効率的に提供し、迅速な取引の機会を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図2】 ローン条件データ記憶部に記録されたデータの説明図。
【図3】 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図4】 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図5】 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図6】 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図7】 本発明の実施形態の処理手順の説明図。
【図8】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図9】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図10】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図11】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図12】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図13】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【図14】 ユーザ端末に表示された画面の説明図。
【符号の説明】
10…ユーザ端末、20…ローン管理システム、21…管理コンピュータ、22…ローン条件データ記憶手段としてのローン条件データ記憶部、30…オークション管理システム、I…ネットワークとしてのインタ−ネット。

Claims (4)

  1. ユーザに提供するローンの条件について、ユーザ毎に、ユーザ識別子、返済期間、ボーナス返済額、返済方法フラグ及び返済開始月に関するデータが含まれるローン条件データを記録したローン条件データ記憶手段と
    オークションの参加者であるユーザの使用するユーザ端末とネットワークを介して接続される管理コンピュータとを用いて、オークション入札取引の支援を行なう方法であって、
    前記管理コンピュータが、
    前記ユーザがローン入札要求を行なった商品について、現在の価格、入札単位、ローン入札要求を行なったユーザを識別するためのユーザ識別子に関する情報を取得する段階と、
    最新の金利が記録される記憶部から貸出金利に関する情報を取得し、
    前記ローン条件データ記憶手段に記録されたローン条件データを抽出し、
    前記ユーザ端末から入札可能価格表示要求を受信した場合、現在の価格に入札単位を加算して最低入札可能価格を算出し、
    前記最低入札可能価格を借入金額と想定して、貸出金利に関する情報及びローン条件を用いてローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、
    前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、前記最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行し、
    前記ユーザ端末から、ローン分割返済額に関するローン入札価格を含む入札価格変更要求を受信した場合、前記ローン入札価格を毎月返済した場合の借入金額として算出し、
    前記借入金額が、開始価格に入札単位の整数倍を加算した金額になっているかどうかについて入札単位条件の一致を確認し、前記借入金額が入札単位条件に合致している場合、このローン入札価格で入札可能であることをユーザ端末に通知し、
    前記借入金額が入札単位条件に合致していない場合、前記返済月額に基づいて計算した借入金額の前後の近似入札可能価格を特定し、
    前記近似入札可能価格を借入金額と想定してローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、
    最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行することを特徴とする取引支援方法。
  2. 前記管理コンピュータが、
    前記現在価格を借入金額と想定して、前記貸出金利に関する情報に基づいてローンシミュレーションを行ない、ローン返済額としての返済月額、返済総額を算出する段階と、
    前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、現在の価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行する段階を更に実行することを特徴とする請求項1に記載の取引支援方法。
  3. ユーザに提供するローンの条件について、ユーザ毎に、ユーザ識別子、返済期間、ボーナス返済額、返済方法フラグ及び返済開始月に関するデータが含まれるローン条件データを記録したローン条件データ記憶手段と、
    オークションの参加者であるユーザの使用するユーザ端末とネットワークを介して接続される管理コンピュータとを用いて、オークション入札取引の支援を行なうプログラムであって、
    前記管理コンピュータを、
    前記ユーザがローン入札要求を行なった商品について、現在の価格、入札単位、ローン入札要求を行なったユーザを識別するためのユーザ識別子に関する情報を取得する手段と、
    最新の金利が記録される記憶部から貸出金利に関する情報を取得し、
    前記ローン条件データ記憶手段に記録されたローン条件データを抽出し、
    前記ユーザ端末から入札可能価格表示要求を受信した場合、現在の価格に入札単位を加 算して最低入札可能価格を算出し、
    前記最低入札可能価格を借入金額と想定して、貸出金利に関する情報及びローン条件を用いてローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、
    前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行し、
    前記ユーザ端末から、ローン分割返済額に関するローン入札価格を含む入札価格変更要求を受信した場合、前記ローン入札価格を毎月返済した場合の借入金額として算出し、
    前記借入金額が、開始価格に入札単位の整数倍を加算した金額になっているかどうかについて入札単位条件の一致を確認し、前記借入金額が入札単位条件に合致している場合、このローン入札価格で入札可能であることをユーザ端末に通知し、
    前記借入金額が入札単位条件に合致していない場合、前記返済月額に基づいて計算した借入金額の前後の近似入札可能価格を特定し、
    前記近似入札可能価格を借入金額と想定してローンシミュレーションを行ない、返済月額、返済総額を算出し、
    最低入札可能価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行する手段
    として機能させることを特徴とする取引支援プログラム。
  4. 前記管理コンピュータを、
    前記現在価格を借入金額と想定して、前記貸出金利に関する情報に基づいてローンシミュレーションを行ない、ローン返済額としての返済月額、返済総額を算出する手段と、
    前記ローン返済額を前記ユーザに提示するために、現在の価格、ローンシミュレーションにより得られた返済総額、返済月額に関する情報を含めた表示画面を表示させる処理を実行する手段として更に機能させることを特徴とする請求項3に記載の取引支援プログラム。
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