JP3853672B2 - 同期報時システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、所定の設定時刻に同期した報時を行う複数の報時装置を有する同期報時システムおよび報時装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば、所定の時刻になると所定の報時出力を行う報時時計が知られている。
たとえば、メロディを発音する電子式発音装置を有する報時時計や、人形体等の装飾体がからくり動作を行うからくり装置を有する報時時計が知られている。
また、所定の時刻になると、内蔵する電子式発音装置により発音されるメロディに合わせて、ハンマー等で発音体を実打ちし、実際に発音体から発音させる実打ち式からくり装置を有する報時時計も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、ユーザの嗜好が多様化し、たとえば、上述した複数の報時装置それぞれを異なる場所に配置し、報時装置に同期した報時出力、たとえば、同期したメロディの演奏を行わせ、臨場感あふれる報時を行う製品の実用化が望まれている。
しかし、従来の報時装置では、たとえば、内部時計として水晶振動子の振動に基づいて計時を行うために計時時刻に誤差が生じてしまう。
このため、複数の報時装置に、所定の時刻に報時出力を行わせるように設定した場合には、複数の報時装置それぞれは、内部時計の計時時刻が設定時刻になると所定の報時出力を行うので、同期のとれていない報時出力を行ってしまうという問題点がある。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、異なる場所に配置された複数の報時装置が同期精度の高い報時出力を行うことができる同期報時システムおよび報時装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の同期報時システムは、内部時計を含み、前記内部時計で計時される時刻が設定時刻になると所定の報時出力を行う親機および子機を有する同期報時システムであって、前記親機は、標準電波局から送信される標準時刻信号を受信する第1の標準電波受信手段と、前記子機とデータ通信を行う第1の通信手段と、前記設定時刻より所定の時間前に、前記設定時刻に関する設定時刻データを含み、前記子機に前記標準時刻信号を受信させる報時設定信号を前記第1の通信手段に送信させ、前記第1の標準電波受信手段に前記標準時刻信号を受信させて、前記受信した標準時刻信号に基づいて前記内部時計の計時時刻を修正し、前記設定時刻に報時出力を行う第1の制御手段とを含み、前記子機は、前記標準電波局から送信される標準時刻信号を受信する第2の標準電波受信手段と、前記親機とデータ通信を行う第2の通信手段と、前記第2の通信手段で前記報時設定信号が受信されると、前記第2の標準電波受信手段に前記標準時刻信号を受信させて、前記受信した標準時刻信号に基づいて前記内部時計の計時時刻を修正し、前記報時設定信号に含まれる前記設定時刻データに応じて前記所定の報時出力を行うべき時刻を設定し、前記設定時刻に報時出力を行う第2の制御手段とを含む。
【0006】
本発明によれば、内部時計を含む親機と子機が設けられている。
親機においては、第1の標準電波受信手段では、標準電波局から送信される標準時刻信号が受信され、第1の通信手段では、子機とデータ通信が行われる。
第1の制御手段では、設定時刻より所定の時間前に、設定時刻に関する設定時刻データを含み、子機に標準時刻信号を受信させる報時設定信号を第1の通信手段に送信させ、第1の標準電波受信手段に標準時刻信号を受信させて、受信した標準時刻信号に基づいて内部時計の計時時刻を修正し、設定時刻に報時出力を行う。
【0007】
子機においては、第2の標準電波受信手段では、標準電波局から送信される標準時刻信号が受信され、第2の通信手段では、親機とデータ通信が行われる。
第2の制御手段では、第2の通信手段で報時設定信号が受信されると、第2の標準電波受信手段に標準時刻信号を受信させて、受信した標準時刻信号に基づいて内部時計の計時時刻を修正し、報時設定信号に含まれる設定時刻データに応じて所定の報時出力を行うべき時刻を設定し、設定時刻に報時出力を行う。
【0008】
好適には、前記第2の制御手段は、前記第2の標準電波受信手段で受信された標準時刻信号の受信状態に応じた受信状態データを生成し、前記親機に前記生成した受信状態データを前記第2の通信手段に送信させ、前記所定の報時出力に関する報時制御信号に応じた報時出力を行い、前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段で前記受信状態データが受信されると、前記受信状態データに応じて報時制御信号を生成し、前記受信状態データに、所定の期間、前記標準時刻信号が正常に受信される旨のデータが含まれている場合には、前記子機に報時出力を行わせる報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させ、正常に受信できない旨を含むデータが含まれている場合には前記子機と同期できないと判別し、前記子機に前記所定の報時出力を行わせない報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させる。
請求項1に記載の同期報時システム。
【0010】
また、好適には、前記第1の制御手段は、前記第1の標準電波受信手段で、所定の期間、前記標準時刻信号を正常に受信できない場合には、前記子機に前記所定の報時出力を行わせない報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させる。
【0012】
また、好適には、前記第2の制御手段は、前記第2の標準電波受信手段で受信された前記標準時刻信号に基づいて時刻データを生成し、前記生成した時刻データを前記第2の通信手段に送信させ、前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段で前記時刻データが受信されると、前記時刻データ前記第1の標準電波受信手段で受信された前記標準時刻信号に応じた報時制御信号を生成し、前記時刻データと前記標準時刻信号とが同一内容である場合には、前記子機に前記所定の報時出力を行わせ、同一内容でない場合には、前記子機に前記所定の報時出力を行わせない報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させる
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の同期報時システムに係る一実施の形態を説明するための全体図である。
本実施の形態に係る同期報時システム1は、図1に示すように、報時装置(親機)2および報時装置(子機)3を有する。たとえば、親機2および子機3は、設定された時刻に同期した所定の報時出力たとえば同期した報音を行う。
親機2および子機3それぞれは、たとえば、基地局(標準電波局)4から周波数40kHzまたは60kHzで送信された標準電波を受信し、標準電波に含まれる標準時刻信号である標準時刻コードに基づいて内部時計の時刻の修正を行い、設定された時刻にそれぞれ同期した報時処理を行う。
また、図示しないが、複数の子機3を設けてもよい。
【0022】
図2は、図1に示した同期報時システムの報時装置(親機)の一実施の形態の機能ブロック図である。
報時装置(親機)2は、たとえば、図2に示すように、計時部21、表示部22、通信I/F23、標準電波受信部24、入力部25、出力部26、RAM27、ROM28、CPU29、およびバスBSを有する。
計時部21、表示部22、通信I/F(Interface )23、標準電波受信部24、入力部25、出力部26、RAM(Random access memory)27、ROM(Read only memory)28、およびCPU(Central processing unit )29は、バスBSにより接続されている。
【0023】
計時部21は、時刻の計時を行う。たとえば、計時部21は、所定の振動数の信号を生成する発振器を含み、生成された所定の振動数の信号に基づいて時刻の計時を行う。計時部21は、計時された時刻に関するデータをCPU29に出力する。
たとえば、CPU29は、計時部21により計時される時刻を、標準電波受信部24から出力される標準時刻信号に応じて、時刻修正を行う。
【0024】
表示部22は、計時部21で計時された時刻を表示する。たとえば、表示部22は、液晶ディスプレイでありCPU29からの所定の信号に応じてデジタル式の時刻表示を行う。また、この形態に限られるものではなく、たとえば表示部22は、指針やムーブメントを有し、アナログ式の時刻表示を行ってもよい。この場合には、CPU29の制御の下、計時部21で計時される時刻に応じて指針を駆動し、標準時刻信号に応じて指針位置を修正する駆動回路を設ける。
通信I/F23は、CPU29の制御の下、子機3と無線方式によりデータ通信を行う。たとえば、通信I/F23は、赤外線領域の電磁波を用いて通信を行う。
【0025】
標準電波受信部24は、基地局(標準電波局)4から送信された標準電波を受信し、標準電波信号に含まれる標準時刻信号を出力する。
たとえば、標準電波受信部24は、受信アンテナ241と、長波受信回路242とを有する。
長波受信回路242は、受信アンテナ241で受信された標準時刻電波を所定の処理を行いパルス信号S24としてCPU29に出力する。
長波受信回路242は、たとえばRFアンプ、検波回路、整流回路、および積分回路とから構成されている。
【0026】
図3は、標準時刻信号の信号パターンの一具体例を示す図である。
長波受信回路242で受信される、日本標準時を高精度で伝える長波の標準電波は、図3(a)に示すような形態で送られてくる。
具体的には、時刻コードは1,0,Pの3種類の信号パターンからなり、1secの1信号パターン中の100%振幅期間幅によって区別され、1,0,Pはそれぞれ500ms,800ms,200msとなっている。変調方式は、最大値100%,最小値10%の振幅変調である。
【0027】
そして、受信状態が良好な場合には、標準電波受信部24からは、図3(b)に示すように、標準電波信号に応じたパルス信号として信号S24が、CPU29に出力される。
【0028】
電波が非常に弱い場合には、図3(c)に示すように、数個の信号分、ローレベル(L)かハイレベル(H)のままになる。
また、ノイズが多いときは、図3(d)に示すように、時刻電波と無関係にレベルが変化する。
これらの状態にある信号を、たとえば10秒に2回あるいはそれ以上受けたときには、受信状態が基準範囲外にあると判別する。
具体的には、たとえば10秒程度を検出時間として、時間内においてレベルの変化が1秒以内に検出されなかったときおよび検出したパルス幅が0.8、0.5、0.2秒付近でなかったときをNGとして、NGが2回以上発生したときには受信不可能と判断する。
【0029】
図4は、標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。図4(a)は毎時15、45分以外のフォーマット、図4(b)は毎時15分および45分のフォーマットである。図4を参照しながら長波標準電波の送信データについて説明する。
【0030】
送信情報は、分・時・1月1日からの積算日となっている。標準時刻信号の送信は、1bit/秒で1分間を1フレームとしており、このフレーム内に前述した分・時・1月1日からの積算日の情報がBCDコードで提供されている。また送信されるデータは、0・1の他にPコードというマーカーが含まれており、このPコードは、1フレームに数カ所あり、正分(0秒)、9秒、19秒、29秒、39秒、49秒、59秒に現れる。このPコードが続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、0秒の時だけで、この続けて現れる位置が正分位置となる。つまり分・時データ等の時刻データはこの正分位置を基準としてフレーム中の位置が決まっているためこの正分位置の検出を行わないと時刻データを取り出すことはできない。
【0031】
日本の標準電波は以前(実験局当時)の送信データに加え、年下2桁、曜、分パリティ、時パリティ、サマータイム導入の際に使用予定である予備ビット、うるう秒が追加された(図4(a)および(b)参照)。
以上、独立行政法人通信総合研究所(CRL:Communications Research Laboratory)が運用管理している長波の標準時刻情報を含む電波による送信情報について詳述した如く、標準時刻情報以外に予備ビットによる情報、うるう秒情報、停波情報も送信情報に含まれる。
【0032】
入力部25には、たとえば、ユーザにより所望のデータが入力される。たとえば、入力部25は、複数の操作ボタンを有し、ユーザの操作に応じたデータが入力される。たとえば、入力部25には、所定の報時出力を行わせる設定時刻が入力される。入力部25は所望のデータをCPU29に出力する。
【0033】
出力部26は、CPU29の制御の下、CPU29から入力される報時制御信号に応じた所定の報時出力を行う。たとえば、具体的には、出力部26は、報時制御信号に応じた報音を行う。
出力部26は、たとえば、報時回路261、アンプ262、およびスピーカ263を有する。
【0034】
報時回路261は、CPU29から報時制御信号が入力されると、所定の報音信号、たとえば報音メロディを生成し、アンプ262に増幅させ、スピーカ263に報音メロディに応じた報音を行わせる。
RAM27は、CPU29の制御処理に伴って生成されるデータが格納され、いわゆるワーキングエリアとして用いられる。
ROM28には、CPU29において実行されるプログラムや、初期データ、種々のパラメータ等が格納されている。
【0035】
CPU29は、報時に関する所定の処理を行う。
CPU29は、設定時刻、および所定の修正時刻、たとえば、0時,4時,8時,12時,16時,および20時になると、所定の時刻修正処理を行う。
たとえば、CPU29は、所定の時刻になると、標準電波受信部24に、標準電波局4から送信される標準電波を受信させ、標準時刻信号が正常に受信されたか否を判別する。より具体的には、標準電波受信部24で標準電波から標準時刻信号を正常に復号できたか否かを判別する。
CPU29は、標準電波受信部24で標準時刻信号を正常に受信した場合には、標準時刻信号に応じて計時部21で計時される時刻を修正する。
表示部22が指針およびムーブメントを有するアナログ式の場合には、CPU29は、不図示の駆動回路に所定の修正信号を出力して表示時刻の修正を行う。
【0036】
CPU29は、設定時刻より所定の時間前に、設定時刻に関する設定時刻データを含み、子機3に標準時刻信号を受信させる報時設定信号を通信I/F23に送信させ、標準電波受信部24に標準時刻信号を受信させて、受信した標準時刻信号に基づいて内部時計の計時時刻を修正し、設定時刻に子機3と同期した所定の報時出力を行う。たとえば、標準時刻信号を数分かけて受信するために、設定時刻の所定の時間前、具体的には数分または十数分前に上述の処理を行う。
【0037】
CPU29は、標準電波の受信状態に応じた所定の処理を行う。
たとえば、CPU29は、標準電波の受信状態に応じて受信状態データを生成する。受信状態データには、標準電波受信部24において、時刻標準電波を正常に受信できたか否かを示すデータやその時刻等が含まれる。
【0038】
CPU29は、標準電波受信部24で標準時刻信号を、所定の期間、正常に受信できないと判断した場合には、子機3と同期した報時出力を行うことができないと判別して子機3に報時処理を行わせない。
【0039】
具体的には、たとえば、CPU29は、計時部21で計時される時刻が標準時刻から所定の範囲ずれると、子機3と高精度で同期した報時出力を行うことができないため、計時部21の計時時刻を所定の期間以上、たとえば3時間以上、標準時刻信号に基づいて時刻修正できない場合には、同期した報時出力を行うことができないと判別し、子機3に報時処理を行わせない報時制御信号を通信I/F23に送信させる。
こうすることで、計時部21で計時される時刻が標準時刻から所定の精度範囲からずれずに子機と同期した報時出力を行うことができる。
【0040】
CPU29は、通信I/F23で受信状態データが受信されると、受信状態データに応じて報時制御信号を生成し、子機3に生成した報時制御信号を通信I/F23に送信させる。
たとえば、具体的には、CPU29は、受信状態データに、所定の期間、標準時刻信号を正常に受信できない旨を含むデータが含まれている場合には、子機3に所定の報時出力を行わせない報時制御信号を通信I/F23に送信させる。
【0041】
図5は、図1に示した同期報時システムの報時処理に関する動作の一具体例を説明するための図である。
CPU29は、たとえば、図5に示すように、親機および子機において、所定の期間、標準時刻信号の受信状態に応じて、報時出力を行うか否かを判別する。
【0042】
たとえば、図5の1に示すように、親機2((A)とも言う)は、所定の修正時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、たとえば所定の設定時刻の数分前のPM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3((B)とも言う)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2は報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0043】
図5の2に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、子機3において、標準時刻との誤差が少ないと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0044】
図5の3に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、子機3において、標準時刻との誤差が少ないと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0045】
図5の4に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、子機3において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0046】
図5の5に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2において、標準時刻との誤差が小さいと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0047】
図5の6に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、親機2および子機3において、標準時刻との誤差が小さいと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0048】
図5の7に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2および子機3において、標準時刻との誤差が小さいと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0049】
図5の8に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、子機3において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0050】
図5の9に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2において、標準時刻との誤差が小さいと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0051】
図5の10に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、親機2および子機3において、標準時刻との誤差が小さいと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0052】
図5の11に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2および子機3において、標準時刻との誤差が小さいと判別し、親機2は、報時出力を行わせる報時制御信号を出力する。
【0053】
図5の12に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、子機3において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0054】
図5の13に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0055】
図5の14に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信し、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、親機2において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0056】
図5の15に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信する。この場合には、親機2において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0057】
図5の16に示すように、親機2(A)は、時刻12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。一方、子機3(B)は、12:00に標準時刻信号を正常に受信せず、PM2:20に標準時刻信号を正常に受信しない。この場合には、親機2および子機3において、標準時刻との誤差が大きいと判別し、親機2は、報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0058】
また、本実施の形態では、親機2が報時出力を行うか否かを判別したが、この形態に限られるものではない。たとえば、子機3に上述の条件に応じて判別を行わせてもよい。
【0059】
CPU29は、標準電波受信部24で、標準時刻信号を正常に受信できない場合、または受信状態データに標準時刻信号が正常に受信できない旨を示すデータが含まれている場合には、標準時刻信号を正常に受信できない旨を報知する。
【0060】
図6は、図1に示した同期報時システムの受信状態データの送受信の一具体例を説明するための図である。
親機2および子機3では、標準時刻信号を正常に受信できた場合には、たとえば、標準時刻信号を正常に受信できた旨を示す、赤外線領域の電磁波を31.5kHzの周波数で振幅変調したトリガ信号を送信する。
また、親機2および子機3では、標準時刻信号を正常に受信できない場合には、たとえば、標準時刻信号を正常に受信できない旨を示す30.1kHzのトリガ信号を送信する。
【0061】
具体的には、CPU29は、図6に示すように、標準時刻信号を正常に受信できた場合には、子機3に31.5kHzのトリガ信号を通信I/F23に送信させる。
CPU29は、通信I/F23で、子機3から送信された31.5kHzのトリガ信号を受信すると、子機3において、正常に標準時刻信号を受信できたと判別し、所定の報時出力を行う。
また、CPU29は、通信I/F23で、子機3から送信された30.1kHzのトリガ信号を受信すると、子機3において、正常に標準時刻信号が受信されないと判別し、所定の報時出力を中止する。
【0062】
CPU29は、通信I/F23で時刻データが受信されると、時刻データおよび標準電波受信部24で受信された標準時刻信号に応じた報時制御信号を生成し、子機3に生成した報時制御信号を通信I/F23に送信させる。
たとえば、具体的には、子機3は、標準時刻信号を受信すると標準時刻信号に応じた時刻データを生成し出力する。CPU29は、通信I/F23で時刻データが受信されると、標準電波受信部24で受信された標準時刻信号と比較し、たとえば、時刻データと標準時刻信号とが同一内容である場合には、子機3に所定の報時出力を行わせる報時制御信号を通信I/F23に送信させる。同一内容でない場合には、子機3に報時出力を行わせない報時制御信号を出力する。
【0063】
図7および図8は、図1に示した報時装置の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。報時装置2の所定の動作を、図7および図8を参照しながら、CPUの動作を中心に説明する。
【0064】
ステップST1において、CPU29では、計時部21で計時される時刻を修正する時刻であるか否かが判別される。たとえば、具体的には、CPU29では、計時部21で計時される時刻が、0時,4時,8時,12時,16時,および20時である場合に、ステップST2からステップST5の時刻修正処理を行う。CPU29では、修正時刻ではないと判別された場合には、ステップST6の処理に進む。
【0065】
一方、ステップST1の判別において、CPU29では、修正時刻であると判別された場合には、標準電波受信部24に、標準電波局4から送信される標準電波を受信させる(ST2)。
【0066】
ステップST3において、CPU29では、標準電波受信部24で、標準時刻信号が正常に受信されたか否かが判別される。たとえば、具体的には、CPU29では、標準電波受信部24で標準電波から標準時刻信号を正常に復号できたか否かが判別される。正常に受信されないと判別された場合には、ステップST5の処理に進む。
【0067】
一方、ステップST3の判別において、正常に受信できたと判別された場合には、所定の時刻修正処理が行われる。具体的には、CPU29では、標準電波受信部24から出力された標準時刻信号に応じて、計時部21で計時される時刻が修正され(ST4)、ステップST5の処理に進む。
また、表示部22が指針およびムーブメントを有するアナログ式の場合には、CPU29は、不図示の駆動回路に所定の修正信号を出力して表示時刻の修正を行う。
【0068】
ステップST5において、CPU29では、標準電波の受信状態に応じて受信状態データが生成される。たとえば、受信状態データには、標準電波受信部24において、時刻標準電波を正常に受信できたか否かを示すデータや、その時刻等が含まれる。そして、ステップST6の処理に進む。
【0069】
ステップST6において、設定時刻よりも所定の時刻前であるか否かが判別される。たとえば、CPU29では、計時部21で計時される時刻が、ユーザにより設定された時刻よりも所定の時刻前であるか否かが判別される。設定時刻よりも所定の時刻前ではないと判別された場合には、ステップST22の処理に進む。
一方、ステップST6の判別において、CPU29では、設定時刻よりも所定の時刻前であると判別された場合には、設定時刻データを含み子機3に時刻修正を行わせる報時設定信号を通信I/F23に送信させ(ST7)、標準電波受信部24に標準電波局4から送信される標準電波を受信させる(ST8)。
【0070】
ステップST9において、CPU29では、標準電波受信部24で、標準時刻信号が正常に受信されたか否かが判別される。たとえば、具体的には、CPU29では、標準電波受信部24で標準電波から標準時刻信号を正常に復号できたか否かが判別される。たとえば、正常に受信されないと判別された場合には、受信状態データに、正常に受信できない旨を含むデータおよびその時刻が加えられる(ST10)。
【0071】
ステップST11において、CPU29では、計時部21で計時される時刻が所定の誤差範囲内であるか否かを判別するために、たとえば、所定の期間、標準時刻信号が正常に受信できないか否かが判別される。たとえば、計時部21で計時される時刻が、標準時刻から所定の範囲ずれると、子機3と高精度で、同期した報時出力を行うことができない。このため、計時部21の計時時刻を所定の期間以上、たとえば3時間以上、標準時刻信号に基づいて時刻修正できない場合には、同期した報時出力を行うことができないと判別する。こうすることで、計時部21で計時される時刻が標準時刻から所定の精度範囲からずれずに子機と同期した報時出力を行うことができる。
【0072】
ステップST11の判別において、所定の期間、標準時刻信号を受信できないと判別された場合には、子機3に報時処理を中止させる信号を通信I/F23に送信させ(ST12)、出力部26に受信できない旨を報知させる。そして、ステップST22の処理に進む。
一方、ステップST11の判別において、所定の期間内で標準時刻信号を受信できたと判別された場合には、ステップST15の処理に進む。
【0073】
一方、ステップST9の判別において、受信可能であると判別された場合には、所定の時刻修正処理が行われる。具体的には、CPU29では、標準電波受信部24から出力された標準時刻信号に応じて、計時部21で計時される時刻が修正され(ST13)、受信状態データに、正常に受信できた旨を含むデータおよびその時刻が加えられる(ST14)。
【0074】
ステップST15において、たとえば、CPU29では、子機3に標準電波の受信状態に関するデータの要求を通信I/F23に送信させる。
通信I/F23では、たとえば要求に応じて子機3から送信された受信状態データおよび時刻コードが受信され、CPU29では、子機3から送信された受信状態データに基づいて、子機3において標準電波が正常に受信できたか否かが判別される(ST16)。正常に受信されていないと判別された場合には、子機3に、報時処理を中止させる信号を通信I/F23に送信させ、報時フラグが”0”にセットされ(ST17)、ステップST1の処理に戻る。
【0075】
一方、ステップST16の判別において、子機3において標準電波が正常に受信可能であったと判別された場合には、子機3から送信された時刻コードと、標準電波受信部24で受信した標準時刻信号の時刻情報とが比較され、一致するか否かが判別され(ST18)、一致していないと判別された場合には、子機3に報時処理を中止させる信号を通信I/F23に送信させ、報時フラグが”0”にセットされ(ST19)、ステップST1の処理に戻る。
【0076】
一方、ステップST18の判別において、子機3から送信された時刻コードと、標準電波受信部24で受信した標準時刻信号の時刻情報とが一致すると判別された場合には、子機3に、報時処理を行わせる信号を通信I/F23に送信させる(ST20)。そして、設定時刻に所定の報時処理を行わせるために、たとえば、報時フラグを”1”にセットして(ST21)、ステップST22の処理に進む。
【0077】
ステップST22において、CPU29では、計時部21で計時される時刻が、設定時刻であるか否かが判別される。設定時刻ではないと判別された場合には、ステップST1の処理に戻る。
一方、ステップST22の判別において、計時部21で計時される時刻が設定時刻であると判別された場合には、報時フラグが”1”であるか否かが判別される(ST23)。報時フラグが”1”ではないと判別された場合には、報時処理を行わないと判断し、ステップST1の処理に戻る。
【0078】
一方、ステップST23の判別において、報時フラグが”1”であると判別された場合には、所定の報時処理、たとえば出力部26に報時メロディを、子機3の報時出力と同期して報音させる(ST24)。
そして、ステップST25において、CPU29では、報時フラグを”0”にセットして、ステップST1の処理に戻る。
【0079】
以上説明したように、報時装置2では、時刻を計時する計時部21と、子機3とデータ通信を行う通信I/F23と、標準電波局4から送信される標準時刻信号を受信する標準電波受信部24と、報時制御信号に応じて所定の報時出力を行う出力部26と、設定時刻より所定の時間前に、設定時刻に関する設定時刻データを含み、子機3に標準時刻信号を受信させる報時設定信号を通信I/F23に送信させ、標準電波受信部24に標準時刻信号を受信させて、受信した標準時刻信号に基づいて計時部21の計時時刻を修正し、通信I/F23で受信状態データが受信されると、受信状態データに応じて報時制御信号を生成し、子機3に生成した報時制御信号を通信I/F23に送信させ、受信状態データに、所定の期間、標準時刻信号を正常に受信できない旨を含むデータが含まれている場合には、子機3に所定の報時出力を行わせない報時制御信号を通信I/F23に送信させ、標準電波受信部24で、所定の時間、標準時刻信号を正常に受信できない場合には、子機3に所定の報時出力を行わせない報時制御信号を通信I/F23に送信させ、標準電波受信部24で、標準時刻信号を正常に受信できない場合、または受信状態データに標準時刻信号が正常に受信できない旨を示すデータが含まれている場合には、出力部26に、標準時刻信号を正常に受信できない旨を報知させ、通信I/F23で時刻データが受信されると、時刻データおよび標準電波受信部24で受信された標準時刻信号に応じた報時制御信号を生成し、子機3に生成した報時制御信号を通信I/F23に送信させ、時刻データと標準時刻信号とが同一内容である場合には、子機3に所定の報時出力を行わせる報時制御信号を通信I/F23に送信させ、設定時刻に所定の報時出力を行わせる報時制御信号を出力するCPU29とを設けたので、設定時刻に子機と同期した所定の報時出力を行うことができる。
【0080】
図9は、図1に示した同期報時システムの報時装置の子機の一実施の形態の機能ブロック図である。
報時装置(子機)3は、たとえば、図9に示すように、計時部31、通信I/F33、標準電波受信部34、入力部35、出力部36、RAM37、ROM38、CPU39、およびバスBSを有する。
【0081】
計時部31、通信I/F33、標準電波受信部34、入力部35、出力部36、RAM37、ROM38、およびCPU39は、バスBSにより接続されている。
報時装置2と同様な機能を有する構成要素については、説明を省略する。
【0082】
図10は、図1に示した同期報時システムの報時装置(子機)の出力部の一部を拡大した図である。
たとえば、子機3は、図10に示すような、からくり部30を有する。
出力部36は、たとえば、CPU39の制御の下、報時制御信号に応じて、からくり部30を駆動して、所定のメロディを奏でる。
【0083】
からくり部30は、棒鈴体301および打鈴装置302を有する。
棒鈴体301は、それぞれ長さの異なる複数の中空パイプで構成され、基台に略垂直に形成されている。
また、棒鈴体301は、「ド」音から1オクターブ高い「ド」までの音色をそれぞれ発音可能となっている。
【0084】
打鈴装置302は、図10に示すように、一端がフレーム302aに固定された板バネ302bと、板バネ302bの自由端近傍に設けられたハンマーヘッド302cと、板バネ302bをたわませて棒鈴体301を実打ちするソレノイド駆動装置302dとで構成されている。
【0085】
出力部36は、たとえば、電気的には、駆動回路361、およびアクチュエータ362を有する。
駆動回路361は、アクチュエータ362を駆動させるための回路であり、たとえば、ROM38に記憶されているメロディデータに基づいて、アクチュエータ362であるからくり部30のソレノイド駆動装置302dを駆動させる信号を出力する。
【0086】
具体的には、駆動回路361は、ROM38に記憶されているメロディの音程、音の強弱、および音の長さに基づいて、所望のパルス幅のソレノイド駆動パルスを、所望の音程を発音する棒鈴体301に設置されたソレノイド駆動装置302dに供給して駆動させ、板バネ302bをたわませて、ハンマーヘッド302cを棒鈴体301に衝突させ、所望の音を発音させて、メロディを演奏させる。
【0087】
CPU39は、報時出力に関する所定の処理を行う。
CPU39は、通信I/F33で報時設定信号が受信されると、標準電波受信部24に標準時刻信号を受信させて、受信した標準時刻信号に基づいて計時部31の計時時刻を修正し、報時設定信号に含まれる設定時刻データに応じて所定の報時出力を行うべき時刻を設定し、設定時刻に親機2と同期した所定の報時出力を出力部36に行わせる。
【0088】
また、CPU39は、標準電波受信部34で受信された標準時刻信号の受信状態に応じた受信状態データを生成し、親機2に生成した受信状態データを通信I/F33に送信させる
CPU39は、標準電波受信部34で受信された標準時刻信号に基づいて時刻データを生成し、生成した時刻データを通信I/F33に送信させる。
また、CPU39は、通信I/F33で、親機2から送信された報時制御信号に応じた報時出力を行う。
【0089】
図11,12は、図1に示した同期報時システムの報時装置(子機)の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。子機3の所定の動作を、図11,12を参照しながら、CPU39の動作を中心に説明する。
ステップST31において、CPU39では、計時部31で計時される時刻を修正する時刻であるか否かが判別される。たとえば、具体的には、CPU39では、計時部31で計時される時刻が、0時,4時,8時,12時,16時,および20時である場合に、ステップST32からステップST35の時刻修正処理を行う。CPU39では、修正時刻ではないと判別された場合には、ステップST36の処理に進む。
【0090】
一方、ステップST31の判別において、CPU39では、修正時刻であると判別された場合には、標準電波受信部34に、標準電波局4から送信される標準電波を受信させる(ST32)。
【0091】
ステップST33において、CPU39では、標準電波受信部34で、標準時刻信号が正常に受信されたか否かが判別される。たとえば、具体的には、CPU39では、標準電波受信部34で標準電波から標準時刻信号を正常に復号できたか否かが判別される。正常に受信されないと判別された場合には、ステップST35の処理に進む。
【0092】
一方、ステップST33の判別において、正常に受信できたと判別された場合には、所定の時刻修正処理が行われる。具体的には、CPU39では、標準電波受信部34から出力された標準時刻信号に応じて、計時部31で計時される時刻が修正され(ST34)、ステップST35の処理に進む。
【0093】
ステップST35において、CPU39では、標準電波の受信状態に応じて受信状態データが生成される。たとえば、受信状態データには、標準電波受信部34において、時刻標準電波を正常に受信できたか否かを示すデータや、その時刻等が含まれる。そして、ステップST36の処理に進む。
【0094】
ステップST36において、通信I/F33で、報時設定信号が受信されたか否かが判別される。報時設定信号ではないと判別された場合には、ステップST47の処理に進む。
【0095】
一方、ステップST36の判別において、CPU39では、報時設定信号であると判別された場合には、信号に応じて報時時刻が設定され(ST37)、標準電波受信部34に標準電波局4から送信される標準電波を受信させる(ST38)。
【0096】
ステップST39において、CPU39では、標準電波受信部34で、標準時刻信号が正常に受信されたか否かが判別される。たとえば、具体的には、CPU39では、標準電波受信部34で標準電波から標準時刻信号を正常に復号できたか否かが判別される。たとえば、正常に受信されないと判別された場合には、受信状態データに、正常に受信できない旨を含むデータおよびその時刻が加えられる(ST40)。
【0097】
ステップST41において、CPU39では、計時部31で計時される時刻が所定の誤差範囲内であるか否かを判別するために、たとえば、所定の期間、標準時刻信号が正常に受信できないか否かが判別される。たとえば、計時部31で計時される時刻が、標準時刻から所定の範囲ずれると、親機2と高精度で、同期した報時出力を行うことができない。このため、計時部31の計時時刻を所定の期間以上、たとえば3時間以上、標準時刻信号に基づいて時刻修正できない場合には、同期した報時出力を行うことができないと判別する。こうすることで、計時部31で計時される時刻が標準時刻から所定の精度範囲からずれずに親機2と同期した報時出力を行うことができる。
【0098】
ステップST41の判別において、所定の期間、標準時刻信号を受信できないと判別された場合には、親機2に報時処理を中止させる信号を通信I/F33に送信させる(ST42)。そして、ステップST47の処理に進む。
【0099】
一方、ステップST41の判別において、所定の期間内に、標準時刻信号を受信できていると判別された場合には、標準時刻からのずれが所定の範囲内であると判別して、ステップST47の処理に進む。
【0100】
一方、ステップST39の判別において、受信可能であると判別された場合には、所定の時刻修正処理が行われる。具体的には、CPU39では、標準電波受信部34から出力された標準時刻信号に応じて、計時部31で計時される時刻が修正され(ST43)、標準信号に応じて時刻データが生成され(ST45)、受信状態データに正常に受信できた旨を含むデータおよびその時刻が加えられ(ST46)、ステップST47の処理に進む。
【0101】
ステップST47において、通信I/F33で、親機2から送信される受信状態要求が受信されたか否かが判別される。受信されたと判別された場合には、CPU39では、受信状態データおよび時刻データを通信I/F33に送信させ(ST48)、ステップST49の処理に進む。
【0102】
一方、ステップST47の判別において、受信状態要求が受信されないと判別された場合には、通信I/F33で、親機から送信される報時制御信号が受信されたか否かが判別される(ST49)。受信されていないと判別された場合には、ステップST53の処理に進む。
ステップST49に判別において、報時制御信号が受信されたと判別された場合には、報時制御信号に報時出力を行わせる旨のデータが含まれているか否かが判別される(ST50)。
【0103】
ステップST50の判別において、報時出力を行わせる旨のデータが含まれている場合には、報時フラグが”1”にセットされ(ST52)、報時出力を行わせる旨のデータが含まれていない場合には、報時フラグが”0”にセットされ(ST51)、ステップST53の処理に進む。
【0104】
ステップST53において、CPU39では、計時部31で計時される時刻が、設定時刻であるか否かが判別される。設定時刻ではないと判別された場合には、ステップST31の処理に戻る。
一方、ステップST53の判別において、計時部31で計時される時刻が設定時刻であると判別された場合には、報時フラグが”1”であるか否かが判別される(ST54)。報時フラグが”1”ではないと判別された場合には、報時処理を行わないと判断し、ステップST31の処理に戻る。
【0105】
一方、ステップST54の判別において、報時フラグが”1”であると判別された場合には、所定の報時処理、たとえば出力部36に報時メロディを親機2の報時出力と同期し演奏させる(ST55)。
そして、ステップST56において、CPU39では、報時フラグを”0”にセットして、ステップST31の処理に戻る。
【0106】
以上、説明したように、報時装置3では、親機2と通信を行う通信I/F33と、通信I/F33で報時設定信号が受信されると、標準電波受信部34に標準時刻信号を受信させて、受信した標準時刻信号に基づいて計時部31の計時時刻を修正し、報時設定信号に含まれる設定時刻データに応じて所定の報時出力を行うべき時刻を設定し、標準電波受信部34で受信された標準時刻信号の受信状態に応じた受信状態データを生成し、親機2に、生成した受信状態データを通信I/F33に送信させ、所定の報時出力に関する報時制御信号に応じた報時出力を、出力部36に行わせ、標準電波受信部34で受信された標準時刻信号に基づいて時刻データを生成し、生成した時刻データを通信I/F33に送信させ、設定時刻に報時出力を出力部36に行わせるCPU39とを設けたので、設定時刻に親機2と高精度の同期した報時出力を行うことができる。
また、親機2と子機3が離れていても、外部から報時時刻を設定することが可能である。
【0107】
子機3では、通信I/F33で、親機2から送信された設定時刻データを受信すると、受信した設定時刻データに基づいて、報時出力を行うべき設定時刻を設定するので、たとえば、親機2で報時出力を行う時刻を設定すると、子機3にその設定時刻が反映され、設定時刻になると所定の報時出力を行う。
また、たとえば、設定時刻データを送信可能な不図示のリモコン等で、子機3の通信I/F33に設定時刻データを入力することで、報時時刻を設定することができる。
【0108】
図13および図14は、図1に示した同期報時システムの親機および子機それぞれの受信状態の確認処理に関する動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。本実施の形態の同期報時システム1の確認処理に関する動作の一具体例を、図13および図14を参照しながら説明する。
【0109】
ステップST101において、親機2では、報知の確認が行われる。
ステップST102において、親機2では、標準電波が受信できたか否か、より具体的には標準時刻信号が正常に受信できたか否かが判別される。
ステップST102において、親機2では、未受信であると判別された場合には、子機3に報時処理の中止が連絡される(ST103)。子機3では、親機2から報時処理の中止を受信すると報時処理を中止する(ST104)。
【0110】
一方、ステップST102において、親機2では、受信であると判別された場合には、子機3へ受信の確認を送信する。
ステップST106において、子機3では、標準電波の受信状態が判別される。
ステップST106の判別において、標準電波の受信状態がよくない場合には、子機3では、受信状態がよくない旨を示すデータが、親機2に送信され(ST107)、報時は中止される(ST108)。
【0111】
ステップST106の判別において、子機3では、受信状態がよい旨を示すデータが親機2に送信される(ST109)。
ステップST110において、親機2では、標準電波受信部24で受信された標準時刻信号と、子機3から送信された時刻データが検討される。
【0112】
ステップST111において、ステップST110の受信状態に応じて、たとえば、受信された標準時刻信号と、子機3から送信された時刻データに応じて報知か否かが判別される。
ステップST111において、報知すると判別された場合には、親機2では、報知させる旨を含む信号が子機3に送信され、報時フラグが”0”にセットされる(ST112)。
【0113】
ステップST113において、親機2および子機3では、報時のスタンバイが行われる。
ステップST114において、親機2および子機3では、設定時刻であるか否かが判別され、定刻になるまでスタンバイする(ST115)。
ステップST114において、親機2および子機3では、設定時刻であると判別された場合には、所定の出力が行われる(ST116)。
【0114】
以上説明したように、本実施の形態によれば、親機2には、時刻を計時する計時部21と、標準時刻信号を受信する標準電波受信部24と、子機3と通信を行う通信I/F23と、報時出力を行う出力部26と、設定時刻より所定の時間前に、設定時刻に関する設定時刻データを含み、標準時刻信号を受信させる報時設定信号を送信させ、標準電波受信部24に標準時刻信号を受信させて標準時刻信号に基づいて時刻修正し、受信状態データに応じた報時制御信号を送信させ、受信状態データに所定の期間、標準時刻信号を正常に受信できない旨を含むデータが含まれている場合には、所定の報時出力を行わせない報時制御信号を送信し、標準時刻信号を正常に受信できない場合または受信状態データに標準時刻信号が正常に受信できない旨を示すデータが含まれている場合には、標準時刻信号を正常に受信できない旨を報知させ、時刻データが受信されると、時刻データおよび標準時刻信号に応じた報時制御信号を送信させ、時刻データと標準時刻信号とが同一内容である場合には、所定の報時出力を行わせる報時制御信号を送信させ、設定時刻に報時出力を出力部26に行わせるCPU29とを設け、子機3には、計時部31と、通信I/F33と、標準電波受信部34と、報時制御信号に応じた報時出力を行う出力部36と、報時設定信号が受信されると標準電波受信部34に標準時刻信号を受信させて、標準時刻信号に基づいて時刻修正し、報時設定信号に含まれる設定時刻データに応じて所定の報時出力を行うべき時刻を設定し、標準時刻信号の受信状態に応じた受信状態データを送信させ、所定の報時出力に関する報時制御信号に応じた報時出力を行わせ、標準時刻信号に基づいた時刻データを送信させ、設定時刻に報時出力を行わせるCPU39とを設けたので、設定時刻に同期した報時出力を行うことができる。
【0115】
また親機2と子機3が離れていても、親機2に報時時刻を設定することで、子機3でも報時時刻を設定可能である。
報時装置それぞれは、標準時刻信号に応じて内部時計の計時時刻を修正し、設定時刻になると所定の報時出力を行うので、複数の報時装置間で同期した報時出力、たとえば、報時装置それぞれが異なるパートのメロディを同期して演奏することができる。
また、報時装置それぞれの標準電波の受信状態に応じて所定の報時動作を行う。たとえば、すべての報時装置で標準電波を受信した際に、複数の報時装置で報時出力を行うので、複数の報時装置で同期した報時出力を行うことができる。
【0116】
なお、本発明は本実施の形態に限られるものではなく、任意好適な種々の改変が可能である。
たとえば、本実施の形態では、親機2は、計時時刻を表示する表示部を設けていたが、この形態に限られるものではない。たとえば、表示部はなくともよい。
【0117】
本実施の形態では、親機2と子機3とを設けたが、この形態に限られるものではない。たとえば、複数の子機3を設けてもよい。たとえば、報時装置それぞれに、同一のメロディの異なるパートを演奏させることで、より臨場感のある報時出力を行うことができる。
【0118】
本実施の形態では、報時装置(親機)2で報時出力を行うか否かを判断したが、この形態に限られるものではない。たとえば、報時装置(子機)3それぞれで、受信状態データや、時刻データに基づいて報時出力の判断を行ってもよい。
その場合には、受信状態データを他の報時装置に送信し、その受信状態データに基づいて、報時出力の判断を行う。
【0119】
また、本実施の形態では、子機から受信状態データを送信し、親機で受信して報時出力の判別を行ったが、この形態に限られるものではない。たとえば、親機から子機へ送信してもよい。
標準時刻信号を受信するタイミングは、上述の形態に限られるものではない。また、親機および子機の所定の処理の順番は、上述の形態に限られるものではない。
【0120】
【発明の効果】
本発明によれば、異なる場所に配置された複数の報時装置が同期精度の高い報時出力を行うことができる同期報時システムおよび報時装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同期報時システムに係る一実施の形態を説明するための全体図である。
【図2】図1に示した同期報時システムの報時装置(親機)の一実施の形態の機能ブロック図である。
【図3】標準時刻信号の信号パターンの一具体例を示す図である。
【図4】標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示す図である。(a)は毎時15、45分以外のフォーマット、(b)は毎時15分および45分のフォーマットである。
【図5】図1に示した同期報時システムの報時処理に関する動作の一具体例を説明するための図である。
【図6】図1に示した同期報時システムの受信状態データの送受信の一具体例を説明するための図である。
【図7】図1に示した報時装置の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図8】図1に示した報時装置の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図9】図1に示した同期報時システムの報時装置(子機)の一実施の形態の機能ブロック図である。
【図10】図1に示した同期報時システムの報時装置(子機)の出力部の一部を拡大した図である。
【図11】図1に示した同期報時システムの報時装置(子機)の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図12】図1に示した同期報時システムの報時装置(子機)の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図13】図1に示した同期報時システムの親機および子機それぞれの受信状態の確認処理に関する動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【図14】図1に示した同期報時システムの親機および子機それぞれの受信状態の確認処理に関する動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1…同期報時システム、2…報時装置(親機)、3…報時装置(子機)、4…標準電波局、21…計時部、22…表示部、23…通信I/F、24…標準電波受信部、25…入力部、26…出力部、27…RAM、28…ROM、29…CPU、31…計時部、33…通信I/F、34…標準電波受信部、35…入力部、36…出力部、37…RAM、38…ROM、39…CPU、241…受信アンテナ、242…長波受信回路、261…報時回路、262…アンプ、263…スピーカ、301…棒鈴体、302d…ソレノイド駆動装置、302c…ハンマーヘッド、302a…フレーム、302…打鈴装置、302b…板バネ、361…駆動回路、362…アクチュエータ。

Claims (4)

  1. 内部時計を含み、前記内部時計で計時される時刻が設定時刻になると所定の報時出力を行う親機および子機を有する同期報時システムであって、
    前記親機は、標準電波局から送信される標準時刻信号を受信する第1の標準電波受信手段と、
    前記子機とデータ通信を行う第1の通信手段と、
    前記設定時刻より所定の時間前に、前記設定時刻に関する設定時刻データを含み、前記子機に前記標準時刻信号を受信させる報時設定信号を前記第1の通信手段に送信させ、前記第1の標準電波受信手段に前記標準時刻信号を受信させて、前記受信した標準時刻信号に基づいて前記内部時計の計時時刻を修正し、前記設定時刻に報時出力を行う第1の制御手段とを含み、
    前記子機は、前記標準電波局から送信される標準時刻信号を受信する第2の標準電波受信手段と、
    前記親機とデータ通信を行う第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段で前記報時設定信号が受信されると、前記第2の標準電波受信手段に前記標準時刻信号を受信させて、前記受信した標準時刻信号に基づいて前記内部時計の計時時刻を修正し、前記報時設定信号に含まれる前記設定時刻データに応じて前記所定の報時出力を行うべき時刻を設定し、前記設定時刻に報時出力を行う第2の制御手段とを含む
    同期報時システム。
  2. 前記第2の制御手段は、前記第2の標準電波受信手段で受信された標準時刻信号の受信状態に応じた受信状態データを生成し、前記親機に前記生成した受信状態データを前記第2の通信手段に送信させ、前記所定の報時出力に関する報時制御信号に応じた報時出力を行い、
    前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段で前記受信状態データが受信されると、前記受信状態データに応じて報時制御信号を生成し、前記受信状態データに、所定の期間、前記標準時刻信号が正常に受信される旨のデータが含まれている場合には、前記子機に報時出力を行わせる報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させ、正常に受信できない旨を含むデータが含まれている場合には前記子機と同期できないと判別し、前記子機に前記所定の報時出力を行わせない報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させる
    請求項1に記載の同期報時システム。
  3. 前記第1の制御手段は、前記第1の標準電波受信手段で、所定の期間、前記標準時刻信号が正常に受信される場合には、前記子機に報時出力を行わせる報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させ、正常に受信できない場合には前記子機に同期できないと判別し、前記子機に前記所定の報時出力を行わせない報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させる
    請求項2に記載の同期報時システム。
  4. 前記第2の制御手段は、前記第2の標準電波受信手段で受信された前記標準時刻信号に基づいて時刻データを生成し、前記生成した時刻データを前記第2の通信手段に送信させ、
    前記第1の制御手段は、前記第1の通信手段で前記時刻データが受信されると、前記時刻データと前記第1の標準電波受信手段で受信された前記標準時刻信号とに応じた報時制御信号を生成し、前記時刻データと前記標準時刻信号とが同一内容である場合には、前記子機に前記所定の報時出力を行わせ、同一内容でない場合には、前記子機に前記所定の報時出力を行わせない報時制御信号を前記第1の通信手段に送信させる
    請求項1〜のいずれかに記載の同期報時システム
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