JP2001208878A - 時 計 - Google Patents

時 計

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JP2001208878A
JP2001208878A JP2000021336A JP2000021336A JP2001208878A JP 2001208878 A JP2001208878 A JP 2001208878A JP 2000021336 A JP2000021336 A JP 2000021336A JP 2000021336 A JP2000021336 A JP 2000021336A JP 2001208878 A JP2001208878 A JP 2001208878A
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time
signal
circuit
sound
timepiece
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JP2000021336A
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English (en)
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Norihiko Nakamura
徳彦 中村
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準電波信号を受信する電波受信機能を備え
た時計において、報時音、時報音又は打音を発生する信
号を決定する制御を行うこと。 【解決手段】 標準電波信号を受信する電波受信機構
と、報時設定スイッチと、報時音発生回路と、任意時刻
を設定する操作スイッチを有し、受信した標準電波信号
と表示時刻の一致を確認して時刻修正を行う時刻修正手
段を備えた時計において、前記時計は、標準電波信号を
受信したか否かを判別する受信判別回路を備え、任意設
定時刻より所定時刻前又は正時より所定時刻前に、任意
設定時刻が正時か否かを判別するとともに、標準電波信
号が基準範囲内で受信されているか否かを判別し、判別
の結果に基づいて、時刻を知らせる信号を決定し、前記
信号を報時発生回路に出力する報時一致検出回路を備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時刻信号を受けて
時刻修正を行い、報時音を発生する報時機能付きの時計
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電波による時刻信号を受信し、
この時刻信号に基づいて、いわゆる帰零修正及び時刻修
正を行い、「ピッピッピッポーン」等の報時音を発生す
る報時機能付きの時計が知られている。
【0003】この種の報時機能付きの時計は、時刻信号
である標準電波信号を受信し、復調して制御回路へ出力
する電波受信機構を備え、制御回路において入力された
時刻信号を指針駆動系にデコードし、時刻化が可能であ
る場合は時刻コードに応じて、時刻修正制御を行ってい
る。
【0004】また、前記報時機能付きの時計に、任意設
定時刻に時報音を発生する時報機能や毎正時又は30分
ごとに所定回数の打音を発音して、時刻を知らせる時打
機能等の複数の機能を備える場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記報時機能
付きの時計は、設置位置等の環境の影響により、標準電
波信号を受信できない場合があり、標準電波信号を受信
しているか否かの判別が行われず、正時のジャストタイ
ムに「ピッピッピッポーン」からなる報時音の「ポー
ン」の音が発生しない場合がある。このような場合、ユ
ーザーに表示時刻が標準時とずれている等の誤認を生じ
るおそれがある。
【0006】また、従来の報時機能付きの時計は、「ピ
ッピッピッポーン」等の報時音の他に、任意設定時刻に
メロディ音等の時報音を発生する時刻設定を行う機能
や、時刻ごとに「ボーン」等の打音で数取りを行う時打
機能を備える場合があり、時報音や打音の発生ととも
に、所定間隔で受信している標準電波信号に基づいて
「ピッピッピッポーン」からなる報時音を発生してしま
う場合があり、ユーザーに時刻の誤認や混同を生じさせ
る原因となっていた。
【0007】また、報時音、時報音、打音等の複数の音
により時刻を報知する場合は、各音が重複しないよう
に、順序的に各音を発生させる手段が必要となる。
【0008】そこで、本発明は、標準電波信号を受信す
る電波受信機能を備えた時計において、標準電波信号が
基準範囲内で受信されているか否かを判別し、また、任
意設定時刻が正時か否かを判別して、報時音、時報音又
は打音を選択的・順序的に発生して、標準時に合致した
正確な時刻を報知する時計を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、標準電波信号を受信する電波受信機構と、正
時に報時音を発生するか否かを設定する報時設定スイッ
チと、報時音、時報音又は打音等の時刻を報知する音を
発生する報時音発生回路と、時報を知らせる任意時刻を
設定する操作スイッチを有し、受信した標準電波信号と
表示時刻の一致を確認して時刻修正を行う時刻修正手段
を備えた時計において、前記時計は、標準電波信号を受
信したか否かを判別する受信判別回路を備え、任意設定
時刻より所定時刻前又は正時より所定時刻前に、任意設
定時刻が正時か否かを判別するとともに、標準電波信号
が基準範囲内で受信されているか否かを判別し、この判
別の結果に基づいて、報時音、時報音又は打音等の時刻
を知らせる信号を決定し、前記信号を前記報時音発生回
路に出力する報時一致検出回路を備えた時計である。
【0010】前記受信判別回路は、電波受信機構に含ま
れ、バーアンテナ等から受信した標準電波信号を受信復
調手段で復調し、標準電波信号が基準範囲内で受信され
ているか否かを判別する。
【0011】例えば、前記操作スイッチから任意時刻を
設定すると、設定時刻を記憶するRAMには、操作スイ
ッチから入力された任意設定時刻であるXX時YY分よ
りも所定時刻前、例えば、XX時YY分の10秒前に確
認用の信号が出力されるように記憶されている。
【0012】そして、前記報時一致検出回路は、設定時
刻より所定時刻前又は正時より所定時刻前に、制御回路
から確認用の信号が入力され、報時一致検出回路におい
て、任意設定時刻が正時か否かを判別するとともに、前
記受信判別回路から出力された信号に基づいて、標準電
波信号が基準範囲内にあるか否かを判別する。
【0013】その後、報時一致検出回路は、前述の判別
を行った後、正時又は任意時刻に合わせて、報時音、時
報音又は打音を発生する信号を決定して、この信号を報
時音発生回路へ選択的・順序的に出力する。
【0014】例えば、正時かつ任意設定時刻であるXX
時00分のジャストタイムに報時音の「ピッピッピッポ
ーン」の「ポーン」の音を発生する報時音を発生する信
号を出力し、その後、メロディ音等の時報音を発生する
信号を順序的に出力する。
【0015】このため、時計は、報時音や時報音が重複
することなく、正時かつ任意設定時刻を正確に報知す
る。
【0016】一方、任意設定時刻が正時ではない場合、
または、任意設定時刻が正時であっても、標準電波信号
が基準範囲内で受信されていない場合は、報時一致検出
回路は、任意設定時刻が正時と一致せず、また、標準電
波信号が基準範囲内で受信されていないことを判別し
て、報時音を発生する信号を出力せずに任意設定時刻に
合わせて、時報音を発生する信号を選択・決定して報時
発生回路に出力する。
【0017】したがって、時計は、任意設定時刻が正時
でない場合、または、任意設定時刻が正時であっても標
準電波信号が基準範囲内で受信されていない場合は、正
時を告げる「ピッピッピッポーン」等の報時音が発生さ
れることなく、任意設定時刻を告げる報時音のみが発生
されるため、ユーザーは、表示時刻がずれていること
や、正時でない場合に正時である等の誤認・混同等が生
じることがない。
【0018】また、正時又は30分ごとに、例えば、一
時の場合は一回、二時の場合は二回の打音を発生して、
数取りにより時刻を報知する打音を発生させる機能を備
える場合がある。
【0019】報時一致検出回路は、前記時打モードがオ
ンとなっている場合、任意設定時刻が正時か否かを認識
し、正時又は任意設定時刻より所定時刻前に標準電波信
号が基準範囲内で受信されているか否かを判別し、正時
又は30分並びに任意設定時刻に合わせて、報時音、時
報音又は時打等の時刻を報時する信号を選択的・順序的
に決定して報時音発生回路へ出力する。
【0020】例えば、報時一致検出回路は、標準電波信
号が基準範囲内で受信されている場合、正時かつ任意設
定時刻であるXX時00分のジャストタイムに報時音の
「ピッピッピッポーン」の「ポーン」の音を発生する報
時音を発生する信号を出力し、その後、メロディ音等の
時報音を発生する信号を出力し、最後に打音を発生する
信号を順序的に出力する。
【0021】このため、時計は、報時音や時報音が重複
することなく、正時かつ任意設定時刻を正確に報知す
る。また、所定時刻の数取りを行う打音により、聴覚的
に正確な時刻の判別が可能となる。
【0022】このように、報時一致検出回路において、
正時より所定時刻前又は任意設定時刻より所定時刻前
に、任意設定時刻が正時であるか否か、また、標準電波
信号が基準範囲内で受信されているか否かを判別し、報
時音、時報音又は打音を発生する信号を決定し、報時音
発生回路へ出力するため、正時以外の場合に、報時音が
発生されることなく、また、報時音、時報音又は打音が
重複することなく、日本の標準時に合致した正確な時刻
が報知される。
【0023】本願第2請求項に記載した発明は、前記請
求項1記載の発明において、前記時計は、設定時刻ごと
に複数の時報音から任意の時報音を選択し、設定する手
段を備えている。
【0024】このように、本発明の時計は、任意設定時
刻が正時の場合は、報時音、時報音及び打音の各音を重
複させることなく順序的に発生し、視覚的及び聴覚的に
日本の標準時と一致した正確な設定時刻をユーザーに報
知する。
【0025】また、任意設定時刻が正時以外の場合又は
標準電波信号が基準範囲内で受信されていない場合は、
報時音を発生せず、時報音又は打音を発生し、ユーザー
に時刻の誤認・混同を生じさせることなく、正確な設定
時刻の報知を可能としている。
【0026】本願第3請求項に記載した発明は、前記請
求項2記載の発明において、前記時計は、時報音として
複数のメロディから任意に選択したメロディを演奏する
演奏回路を備えた時計である。
【0027】このように、本発明の時計は、設定時刻ご
とに任意の時報音を選択し、設定することが可能である
ため、設定時刻の明確な識別が可能になるとともに、聴
覚的な楽しさを増すことができる。
【0028】本願第4請求項に記載した発明は、前記請
求項1乃至3いずれか記載の時計において、電磁駆動さ
れる複数の飾り体を備え、前記時報音又は時打等の時刻
を報時する信号と連動して飾り体を駆動する飾り体駆動
回路を備えた時計である。
【0029】このように、本発明の時計は、時報音又は
時打と連動して飾り体が駆動するため、視覚的な楽しさ
を増すことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき説明する。
【0031】図1は、本発明の具体例に係り、時計の信
号処理回路系を示すブロック構成図である。
【0032】図1においては、1は信号処理回路系であ
り、2は標準電波信号系、3はリセット/強制受信スイ
ッチ、4は水晶発振回路、5は制御回路、6は発光素子
を有する受信表示回路、7はモータ駆動用バッファー、
8は報時音発生回路、9はスピーカ、10は月・日や時
刻をデジタル表示するデジタル表示部、11は報時一致
検出系、12は報時設定スイッチ、13は操作スイッチ
を示している。
【0033】また、制御回路5には、報時音としての複
数の曲目を収納したROM14、および操作スイッチ等
から入力された設定時刻等をメモリするRAM15を備
えている。
【0034】電波受信機構は、日本の標準時を所定周波
数で伝える標準電波を受信するアンテナ2aと、受信復
調回路2bを備えている。
【0035】この受信復調回路2bは、例えば、受信用
RFアンプ、検波回路、整流回路、積分回路等を含み、
アンテナ2aから受信された標準時刻電波信号を受信用
アンプ、検波回路、整流回路、積分回路等を通じて、パ
ルス信号として制御回路5の受信判別回路51に入力す
る。
【0036】また、電波受信機構は、受信判別回路51
を有し、受信判別回路51で標準電波信号が基準範囲内
で受信されているか否かを判別し、標準電波信号が基準
範囲内で受信されている場合は、読込表示手段である発
光ダイオードを点滅させて標準電波受信が良好である旨
を報知する。
【0037】また。モータ駆動用バッファー7を介して
秒針用モーター71、分/時針用モーター72が設けら
れている。
【0038】また、時計のアナログ表示をする文字盤の
裏面側に設け秒針用と分/時針用の接点スイッチにより
秒針用センサー73と、分/時針用センサー74を備
え、制御回路5には、図示を省略した波形整形回路等を
有している。
【0039】また、水晶発振回路4は、水晶発振器CR
Yおよびキャパシタにより構成され、所定周波数の基本
クロックを制御回路5に供給する。
【0040】次に、標準電波信号に基づき時計の時刻修
正制御を行う動作について説明する。
【0041】現在の日本の長波標準電波は、郵政省通信
総合研究所(CRL)の運用のもとで、福島県より送信
されている。送信情報は、分・時・1月1日からの積層
日,うるう秒、停波情報等が含まれている。
【0042】リセット/強制受信スイッチ3は、制御回
路5の各種状態を初期状態に戻すときにオンされ、帰零
動作後、標準電波信号に基づいて時刻の初期修正制御が
行われ、初期修正が終了した後、通常の時刻修正制御が
行われる。
【0043】制御回路5は、図示しない秒針カウンタ、
分/時針カウンタ、モータパルスカウンタ、標準分カウ
ンタ等を有しており、電波信号機構2において、標準電
波信号受信系2から出力されたパルス信号を受けて、受
信した標準電波信号の受信状態をあらかじめ決められた
基準範囲内と比較する。
【0044】標準電波信号の受信状態が基準範囲内にあ
る場合は、受信した標準電波信号が制御回路5から波形
成形回路等に出力され、また、秒針用センサー73、分
針/時針用センサー74から表示時刻の指針位置が検出
されて指針位置を波形成形回路を介して制御回路5に入
力し、標準電波信号と指針位置信号が一致しているか否
かの認識を行う。
【0045】受信した標準電波信号と指針位置信号に差
がある場合、制御回路5において水晶発振回路4による
基本クロックに基づいて、各種のカウント制御等が行わ
れ、例えば、制御回路5から制御信号がモータ駆動用バ
ッファー7を介して、秒針用モーター71及び分/時針
用モーター72に出力され、時刻修正制御が行われる。
【0046】信号処理回路系1は、報時設定スイッチ1
2を備え、毎正時に報時音を発生するか否かの任意設定
が可能である。
【0047】報時設定スイッチ12がオンの場合は、毎
正時より所定時刻前に受信判別回路51において標準電
波信号が基準範囲内で受信されているか否かを認識した
後、制御回路5を介して報時一致検出回路11に信号が
出力される。
【0048】報時一致検出回路11では、制御回路5か
ら入力された信号を判別し、報時音、時報音又は打音を
選択し、報時発生回路5へ制御回路5を通じて、正時に
合わせて信号を出力する。例えば、制御回路5は、毎正
時の10秒前、正時が10時である場合は、10時59
分50秒に確認信号を報時一致検出回路11に出力す
る。
【0049】報時一致検出回路11では、時刻設定がさ
れているか否か、時打モードとなっているか否かを確認
し、任意設定時刻ではなく時打モードでもない正時の場
合は、報時音のみを発生する信号を決定して、正時に合
わせて報時音発生信号を制御回路5を通じて報時音発生
回路8に出力する。
【0050】図2は、本例の時計において、制御回路5
から報時信号として出力されるパルス信号を表した図で
ある。図2中矢印は、正時(XX時00分)を示す。
【0051】図2に示すように報時信号は、第一の所定
周波数からなる第一のトーン「ピッピッピッ」を示すパ
ルス信号と、第二の所定周波数からなる第二のトーン
「ポーン」を示すパルス信号から構成されている。
【0052】図2に示すように、例えば、受信判別回路
51において、正時である10時の10秒前である9時
59分50秒に標準電波信号が基準範囲内で受信されて
いるか否かの判別を行う。
【0053】標準電波信号が基準範囲内で受信されてい
る場合は、受信判別回路51の判別結果に基づいて、制
御回路5は、報時一致検出回路11に信号を出力し、報
時一致検出回路11において、正時であるか、任意設定
時刻であるか、時打モードとなっているか否かを判別し
た後、制御回路5を通じて報時音発生回路8へ、報時音
を発生する信号を出力する。
【0054】すなわち、報時一致検出回路11は、9時
59分57秒に最初の報時信号(a)を報時音発生回路
8に出力し、第一のトーンである報時音「ピッ」という
音を発生する。
【0055】次に、報時一致検出回路11は、第一の報
時信号(a)の出力から所定時間経過後、例えば、1秒
後の9時59分58秒に第二の報時信号(b)を報時音
発生回路8に出力し、同様に「ピッ」の報時音を発生
し、つづけて、9時59分59秒に第三の報時信号
(c)を出力して「ピッ」の報時音を発生する。
【0056】最後に、報時一致検出回路11は、正時で
ある10時00分に第四の報時信号(d)を報時音発生
回路8に出力し、10時00分のジャストタイムから第
二のトーンである報時音「ポーン」を発生する。
【0057】一方、標準電波信号が基準範囲内で受信さ
れていない場合は、時刻修正を行わず、また、制御回路
5は、報時音発生回路8に報時信号を出力せず、報時音
を発生しない。
【0058】次に、第二の具体例として、操作スイッチ
13からRAM15に任意設定時刻を入力した場合の時
計の制御動作について説明する。
【0059】本例の時計20の制御回路5は、図示を省
略した演奏回路、及び前記演奏回路にメロディ回路を有
している。
【0060】報時一致検出回路11から出力された信号
は、前記演奏回路のメロディ回路に入力され、演奏回路
のメロディ回路から報時音発生回路8に信号が出力され
て、単一曲目のオープニングメロディ、任意設定メロデ
ィ、単一曲目のエンディングメロディのメロディ演奏音
を時報音として発生させる。
【0061】なお、ROM14には、複数の曲目が記録
されており、操作スイッチ13により設定時刻に任意の
曲目のメロディ演奏が可能となっている。
【0062】また、本例の時計20は、図4に示すよう
に、複数の飾り体を設けた突出部21を有している。時
計20は、図示を省略した飾り体駆動回路を備えてい
る。前記突出部21及び突出部21に設けた複数の飾り
体は、メロディ回路から飾り体駆動回路に入力した信号
のデコード動作により、時報音であるメロディ音と連動
して所定の動作を行う。
【0063】なお、図3に示すように、時計20の突出
部21は、通常、時計20内部に収納されている。
【0064】以下、本例の時計の制御動作を図5を参照
に詳細に説明する。
【0065】まず、操作スイッチ13から任意時刻を設
定すると、設定した任意時刻は、RAM15に記録され
る。RAM15において、操作スイッチ13から入力さ
れた任意設定時刻であるXX時YY分よりも所定時刻
前、例えば、XX時YY分の10秒前に確認用の信号を
出力するように記憶する。
【0066】例えば、任意設定時刻が10時00分であ
る場合、RAM15には、任意設定時刻の10時00分
よりも所定時刻前である9時59分50秒に確認用の信
号が報時一致検出回路11に出力されるように記憶され
る。
【0067】報時一致検出回路11は、RAM15の記
録に基づいて、任意設定時刻より所定時刻前に確認用の
信号を入力される(S100)。
【0068】そして、報時一致検出回路11は、時刻設
定モードのオン/オフを確認し(S101)、時刻設定
モードがオンの場合は、設定時刻が正時であるか否かの
判別を行う(S102)。
【0069】設定時刻が正時の場合、表示時刻と設定時
刻の一致を確認するとともに、受信判別回路51から出
力された信号に基づいて、標準電波信号が標準電波信号
が基準範囲内で受信されているか否かの判別を行う(S
104)。
【0070】標準電波信号が基準範囲内で受信されてい
る場合、報時一致検出回路11は、制御回路5を通じ
て、設定時刻である正時に合わせて報時信号及び時報信
号を選択し、報時音発生回路8に報時信号及び時報信号
を順序的に出力する。
【0071】図6に示すように、まず、報時一致検出回
路11は、正時かつ任意設定時刻より所定時刻前の9時
59分57秒に、第一の報時信号(e)を報時音発生回
路8へ出力し、この信号(e)に基づいて第一のトーン
の「ピッ」の報時音を発生して、時報をスタートする
(S105)。
【0072】次に、報時一致検出回路11は、第一の報
時信号(e)から所定時間経過後、例えば、1秒後の9
時59分58秒に報時音発生回路8へ第二の報時信号
(f)を出力し、同じく「ピッ」の報時音を発生する。
【0073】つづけて、報時一致検出回路11は、9時
59分59秒に第三の報時信号(g)報時音発生回路8
に出力し、同様に「ピッ」の報時音を発生する。
【0074】その後、報時一致検出回路11は、正時で
ある10時00分に第四の報時信号(h)報時音発生回
路8に出力し、第二のトーンの「ポーン」というジャス
トタイムを告げる報時音を発生する。
【0075】次に、報時一致検出回路11は、第四の報
時信号(h)が出力された後、所定間隔(例えば、2
秒)をおいて、時報音を発生する第一の時報信号(i)
を演奏回路に出力する。
【0076】演奏回路は、入力された第一の時報信号
(i)をメロディ回路に出力し、更に、メロディ回路か
ら報時音発生回路8に時報信号が出力されて、オープニ
ングメロディの演奏をスタートする(S106)。この
とき、飾り体駆動回路は、メロディ回路から信号が入力
され、この信号のデコーダ動作を行い、突出部21を時
計20本体内部から下降させて、時計20から突出させ
る。
【0077】次に、報時一致検出回路11は、第一の時
報信号(i)の出力から所定時間経過後、第二の時報信
号(j)を演奏回路に出力し、演奏回路は、第二の時報
信号(j)をメロディ回路に入力し、任意に選択したメ
ロディを演奏する。
【0078】このとき、飾り体駆動回路は、メロディ回
路からメロディ音に基づく信号が入力され、飾り体駆動
回路に備えたメロディ音に基づく信号ごとに歩進するカ
ウンタのデコーダ動作により、メロディ音と連動して、
選択的・順序的に複数の飾り体の所定動作を行う。
【0079】最後に、報時一致検出回路5は、第二の時
報信号(j)の出力から所定時間経過後、第三の時報信
号(k)を演奏回路に出力し、演奏回路は、第三の報時
信号(k)をメロディ回路に入力し、エンディングメロ
ディを演奏して報時及び時報を終了する。
【0080】このとき、飾り体駆動回路は、メロディ回
路から信号が入力され、この信号のデコーダ動作を行
い、突出部21を時計20の本体内部へ上昇させて、エ
ンディングメロディの終了とともに、突出部21を時計
20本体内部に収納させる。
【0081】なお、任意設定時刻が00分である場合
(S108)は、正時(XX時00分)であるので、ス
テップ103に戻り、ステップ103からステップ10
6と同様の制御動作を行う。
【0082】一方、標準電波信号が基準範囲内で受信さ
れていない場合(S104)、報時一致検出回路11
は、報時信号を選択せず、報時音発生回路8へ報時信号
を出力しない。
【0083】そして、図7に示すように、報時一致検出
回路11は、設定時刻である10時00分に第一の時報
信号(l)を演奏回路へ出力し、10時00分のジャス
トタイムからオープニングメロディの演奏をスタートす
る(S107)。
【0084】次に、報時一致検出回路11は、第一の報
時信号(l)から所定時刻経過後、第二の時報信号
(m)を演奏回路に出力し、任意選択したメロディを演
奏する。
【0085】最後に、報時一致検出回路11は、第三の
時報信号(n)を演奏回路に出力し、エンディングメロ
ディを演奏して、時報を終了する。
【0086】また、ステップ108において、飾り体駆
動回路は、前述と同様に、メロディ回路から入力された
信号のデコーダ動作を行い、突出部21及び突出部に設
けた飾り体の所定の動作を行う。
【0087】また、任意に設定した時刻が正時(00
分)以外の場合は(S102,S108)、前述と同様
にステップ107の制御動作を行うなお、設定時刻モー
ドがオフであると判別した場合は,時報音である演奏音
を発生する信号を選択せず、時報演奏は中止となる(S
109)。
【0088】以上のように、本例の時計は、報時一致検
出回路11において、任意設定時刻が正時であるか否か
の判別を行うとともに、標準電波信号の受信状態を判別
し、報時一致検出回路11は、前述の判別を行った後、
任意設定時刻が正時であり、かつ、標準電波信号が基準
範囲内で受信されている場合は、正時を告げる所定の報
時音(例えば「ピッピッピッポーン」の報時音)、およ
び、任意設定時刻を告げる時報音(「メロディ演奏」)
を発生する信号を決定して、順序よく発生させ、報時音
及び時報音の重複や混同を防止して、正確な設定時刻を
報知することができる。
【0089】また、報時一致検出回路11は、任意設定
時刻が正時以外の場合、または、標準電波信号が基準範
囲内で受信されていない場合は、報時音を発生させず、
時報音のみを発生し、ユーザーが表示時刻が標準時刻と
合致していない等の誤認や、設定時刻に時報音とともに
報時音が発生されることによる時刻の混同が生じるのを
防止している。
【0090】また、本例の時計20は、設定時刻ごとに
任意の曲目を選択でき、メロディと連動して飾り体が駆
動するため、設定時刻の明確な識別が可能になるととも
に、聴覚的及び視覚的な楽しさを増すことができる。
【0091】次に、第三の具体例として、操作スイッチ
13から時報音及び時打モードをオンにした場合の制御
動作について説明する。
【0092】制御回路5は、図示を省略した時打回路を
備え、操作スイッチ13からRAM15に時打モードの
オンが記憶される。
【0093】時打回路は、毎正時又は30分ごとに所定
回数の打音を発生し、かつ時刻に合わせた数取りを行っ
て聴覚で時刻の認識を可能とする。例えば、一時の場合
は、「ボーン」等の打音を一回発生し、二時の場合は二
回の打音、三時の場合は三回の打音を発生し、また、X
X時30分には、30分を知らせる一回の打音を発生す
る。
【0094】まず、制御回路5は、RAM15の記録に
基づいて、正時又は設定時刻より所定時刻前に報時一致
検出回路11に確認用の信号を出力する(S200)。
【0095】次に、報時一致検出回路11は、操作スイ
ッチのオン/オフが確認され(S201)、オフの場合
は、時報演奏を行わない(S215)。
【0096】操作スイッチがオンの場合、すなわち、時
刻設定モードであり、更に、時打モードとなっている場
合は、時刻設定が正時(XX時00分)であるか否かを
判別する(S202)。
【0097】そして、設定時刻が正時である場合は、任
意設定時刻かつ正時より所定時刻前、XX時00分の1
0秒前に、表示時刻と設定時刻の一致を確認するととも
に、受信判別回路51から出力された信号に基づいて、
標準電波信号が標準電波信号が基準範囲内で受信されて
いるか否かの判別を行う(S204)。
【0098】標準電波信号が基準範囲内で受信さている
場合、報時一致検出回路11は、報時音を発生する信号
を選択し、正時かつ設定時刻に合わせて報時音を発生す
る信号を制御回路5を通じて報時音発生回路8に出力
し、前述と同様に「ピッ」という報時音を発生して報時
をスタートする(S205)。
【0099】更に、報時一致検出回路11は、第一の報
時信号から所定間隔をおいて第二及び第三の報時信号を
報時音発生回路8に出力し、最初「ピッ」の報時音の発
生につづいて、「ピッピッ」の報時音を発生し、XX時
00分に第四の報時信号を出力し、ジャストタイムを告
げる「ポーン」という報時音を発生する。
【0100】次に、報時一致検出回路11は、第四の報
時信号を出力した後、所定間隔をおいて、時報音を発生
する第一の時報信号を演奏回路に出力し、演奏回路は、
第一の時報信号をメロディ回路に入力して、オープニン
グメロディの演奏をスタートする(S206)。
【0101】更に、報時一致検出回路11は、第一の時
報信号を出力した後、所定間隔をおいて、第二の時報信
号を演奏回路出力し、メロディ回路から任意選択したメ
ロディを演奏する。
【0102】その後、報時一致検出回路11は、第二の
報時信号から所定間隔をおいて、第三の時報信号を演奏
回路に出力し、メロディ回路からエンディングメロディ
を演奏する。
【0103】最後に、エンディングメロディが終了した
後、所定間隔をおいて、報時一致検出回路11は、メロ
ディ回路を通じて、終曲信号を時打回路へ入力して時打
回路を起動し、「ボーン、ボーン」等の打音を所定回数
発生し、数取りを行う(S207)。
【0104】メロディから打音へのモード切替え方法は
いろいろあるが、例えば、メロディ回路から時打回路の
間にタイマー回路を設け、エンディングメロディが終曲
した後、無音時間を設けて、これを検出してメロディモ
ードから打音モードへ変更する方法が考えられる。
【0105】また、ステップ206において、飾り体駆
動回路は、メロディ回路から入力された信号のデコーダ
動作を行い、時計に設けた飾り体等をメロディ音と連動
して選択的・順序的に動作させ、または、時打回路から
入力された信号のデコーダ動作を行って、前記飾り体等
を打音と連動して、動作させる。
【0106】なお、任意設定時刻が00分である場合
(S209)は、正時(XX時00分)であるので、ス
テップ203に戻り、ステップ203からステップ20
7と同様の制御動作を行う。
【0107】一方、標準電波信号が基準範囲内で受信さ
れていない場合(S204)、報時一致検出回路11
は、報時音発生回路8へ報時信号を出力せず、報時音は
発生しない。
【0108】このため、報時一致検出回路5は、設定時
刻であるXX時00分に演奏回路へ第一の時報信号を出
力し、XX時00分のジャストタイムからオープニング
メロディの演奏をスタートする(S208)。
【0109】なお、任意設定時刻が正時でなく、かつ、
XX時30分でもない場合もステップ208の動作を行
う。
【0110】次に、任意設定時刻がXX時30分である
場合の制御動作について説明する。
【0111】制御回路5は、ステップ201、ステップ
202、ステップ209を経過後、設定時刻がXX時3
0分であるか否を認識する(S210)。
【0112】設定時刻が30分である場合は、30分よ
りも所定時刻前、例えば、XX時29分50秒に標準電
波信号と指針位置信号の一致を認識し、時刻修正制御を
行うとともに(S211)、標準電波信号が基準範囲内
で受信されているか否かを確認する(S212)。
【0113】標準電波信号が基準範囲内で受信されてい
る場合は、報時一致検出回路11は、設定時刻であるX
X時30分に第一の報時信号を演奏回路に出力し、XX
時30分からオープニングメロディの演奏をスタートす
る(S213)。
【0114】次に、報時一致検出回路5は、第二の報時
信号を演奏回路に出力し、任意選択した曲目のメロディ
を演奏する。
【0115】その後、報時一致検出回路11は、第三の
報時信号を演奏回路に出力し、エンディングメロディを
演奏する。
【0116】最後に、エンディングメロディが終了した
後、所定間隔をおいて、メロディ回路から打音回路へ終
曲信号を出力して時打回路を起動し、30分を報知する
打音を一回発生する(S214)。
【0117】なお、ステップ213及びステップ214
において、飾り体駆動回路は、メロディ回路から入力さ
れた信号のデコード動作を行い、時計に設けた飾り体等
の動作を行う。
【0118】一方、標準電波信号が基準範囲内で受信さ
れていない場合(S212)は、報時一致検出回路11
は、設定時刻であるXX時30分に第一の時報信号を演
奏回路に出力し、ステップ208の動作を行う。
【0119】また、任意設定時刻が、正時又は30分で
はない場合も同様に、ステップ208に示す動作を行
う。
【0120】以上のように、本例の時計は、報時音、時
報音及び打音を順序的に発生させ、各音を重複させるこ
となく、標準時に一致した正確な時刻を報知することが
できる。また、打音により毎正時に数取りを行うため、
聴覚的に時刻を認識できる。
【0121】また、正時以外の場合は、報時音を発音さ
せることなく、時報音及び打音のみ発生し、ユーザーに
時刻の誤認・混同や時計の表示時刻が日本の標準時刻と
一致していない等の誤認を防止して、設定時刻等を正確
に報知することができる。
【0122】また、本例の時計20は、設定時刻ごとに
任意の曲目を選択でき、メロディと連動して飾り体が駆
動するため、設定時刻の明確な識別が可能になるととも
に、聴覚的及び視覚的な楽しさを増すことができる。
【0123】なお、本例に限らず、飾り体を時計内部に
収納することなく、例えば、ユーザーの任意設定により
又は常時時計本体から飾り体を突出させておく設定も可
能である。
【0124】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、標準電
波信号を受信する電波受信機構と、正時に報時音を発生
するか否かを設定する報時設定スイッチと、時刻を報知
する音を発生する報時音発生回路と、時報を知らせる任
意時刻を設定する操作スイッチを有し、受信した標準電
波信号と表示時刻の一致を確認して時刻修正を行う時刻
修正手段を備えた時計において、前記時計は、標準電波
信号を受信したか否かを判別する受信判別回路を備え、
任意設定時刻より所定時刻前又は正時より所定時刻前
に、任意設定時刻が正時か否かを判別するとともに、標
準電波信号が基準範囲内で受信されているか否かを判別
し、この判別の結果に基づいて時刻を知らせる信号を決
定し、前記信号を前記報時音発生回路に出力する報時一
致検出回路を備えた時計である。
【0125】このように、本発明の時計は、受信判別回
路により標準電波信号が基準範囲内で受信されているか
否かを判別し、更に、報時一致検出回路において、正時
又は任意設定時刻より所定時刻前に任意設定時刻が正時
であるか否か、また、受信判別回路から出力された信号
に基づいて、標準電波信号が基準範囲内で受信されてい
るか否かを判別し、報時音、時報音又は打音を発生する
信号を選択的・順序的に決定し、報時音発生回路へ出力
するため、正時以外の場合に、報時音が発生されること
なく、また、報時音、時報音又は打音が重複することな
く、日本の標準時に合致した正確な時刻を報知できる。
【0126】また、本発明の時計は、設定時刻ごとに複
数の時報音から任意の時報音を選択し、設定する手段を
備えている。また、本発明の時計は、時報音して複数の
メロディから任意に選択したメロディを演奏する演奏回
路を備えている。
【0127】このように、本発明の時計は、設定時刻ご
とに、任意の時報音を選択・設定することが可能である
ため、設定時刻の明確な識別が可能になるとともに、聴
覚的な楽しさを増すことができる。
【0128】また、本発明の時計は、電磁駆動される複
数の飾り体を備え、前記時報音又は時打等の時刻を報時
する信号と連動して飾り体を駆動する飾り体駆動回路を
備えている。
【0129】このように、本発明の時計は、時報音又は
打音と連動して飾り体が駆動するため、視覚的な楽しさ
を増すことができる。
【0130】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時計の信号処理経路系の一具体例を示
すブロック構成図である。
【図2】本発明の具体例に係り、報時音発音回路に出力
されるパルス信号を示す図である。
【図3】本発明の具体例に係り、時計の正面図である。
【図4】本発明の具体例に係り、図3に示す時計の飾り
体が突出した状態を示す正面図である。
【図5】本発明の第二の具体例に係り、図3に示す時計
の制御動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の具体例に係り、報時音発音回路に出力
されるパルス信号及び演奏回路に出力されるパルス信号
を示す図である。
【図7】本発明の他の具体例に係り、演奏回路に出力さ
れるパルス信号を示す図である。
【図8】本発明の第三の具体例に係り、時計の制御動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 信号処理経路系 2 標準電波信号受信系 2a アンテナ 2b 受信復調手段 3 リセットスイッチ 4 水晶発振回路 5 制御回路 6 読込表示手段 7 モータ駆動用バッファー 8 報時音発生回路 9 スピーカ 10 デジタル表示 11 報時一致検出回路 12 報時設定スイッチ 13 操作スイッチ 14 ROM 15 RAM 20 時計 21 飾り体 51 受信判別回路 71 秒針用モーター 72 分/時針用モーター 73 秒針用センサー 74 分/時針用センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F002 AA00 AD03 AD06 AD07 BA26 BB04 EA00 EA02 EB03 EC03 EC04 EC07 EC14 FA16 2F080 AA00 CC02 CC05 CC06 CC08 DD00 DD07 EE03 EE32 EE33 EE42 EE45 EE49 JJ12 KK07 LL02 LL03 LL08 2F083 AA00 BB02 BB08 HH02 JJ00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 標準電波信号を受信する電波受信機構
    と、 正時に報時音を発生するか否かを設定する報時設定スイ
    ッチと、 時刻を報知する音を発生する報時音発生回路と、 時報を知らせる任意時刻を設定する操作スイッチを有
    し、 受信した標準電波信号と表示時刻の一致を確認して時刻
    修正を行う時刻修正手段を備えた時計において、 前記時計は、標準電波信号を受信したか否かを判別する
    受信判別回路を備え、 任意設定時刻より所定時刻前又は正時より所定時刻前
    に、任意設定時刻が正時か否かを判別するとともに、標
    準電波信号が基準範囲内で受信されているか否かを判別
    し、この判別の結果に基づいて時刻を知らせる信号を決
    定し、前記信号を前記報時音発生回路に出力する報時一
    致検出回路を備えたことを特徴とする時計。
  2. 【請求項2】 前記時計は、設定時刻ごとに複数の時報
    音から任意の時報音を選択し、設定する手段を備えたこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の時計。
  3. 【請求項3】 前記時計は、時報音として複数のメロデ
    ィから任意に選択したメロディを演奏する演奏回路を備
    えたことを特徴とする前記請求項2記載の時計。
  4. 【請求項4】 前記時計は、電磁駆動される複数の飾り
    体を備え、 前記時報音又は時打等の時刻を報時する信号と連動して
    飾り体を駆動する飾り体駆動回路を備えたことを特徴と
    する前記請求項1乃至3いずれか記載の時計。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284252A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Inventio Ag エレベータシステムにユーザを割り当てる方法および当該エレベータシステム
WO2016188921A1 (de) * 2015-05-22 2016-12-01 Walter Rehm Uhr mit akustischer sekundenanzeige

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284252A (ja) * 2006-04-13 2007-11-01 Inventio Ag エレベータシステムにユーザを割り当てる方法および当該エレベータシステム
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