JP3852647B2 - 車両の誘導装置 - Google Patents

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両の誘導装置に関し、特に鉱山などの作業現場で無人オフロードダンプトラックを誘導走行させる場合に適用して好適な装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
広域の鉱山においては、苦渋労働からの解放、生産コストの引き下げ、燃費の低減などを図るために、無人オフロードダンプトラックなどの無人車両を誘導走行させる無人車両の誘導走行システムが広く実用化されつつある。
【0003】
上記無人車両には、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)などを用いてその走行位置を計測する位置計測装置が搭載されている。一方、複数の無人車両を監視する監視局では、無人車両が走行すべき走行コースの位置データが作業現場の測量やティーチングによって求められ記憶されている。そして無人車両は、上記走行コースの位置データが無線通信などを介して監視局から与えられると、車両搭載の位置計測装置で自己の車両の位置(および方向)を計測して、計測した現在の位置と、走行コース上の逐次の位置とを比較しつつ走行コース上の各位置に順次到達するように車両を操舵制御する。
【0004】
ここで走行コースの位置データを取得する方法としては、たとえばティーチング用の車両を実際に走行させてその走行経路を記憶するティーチング方式が広く利用されている。
【0005】
この場合無人車両が到達すべき目標点を通過するようにティーチング用車両が実際に走行し走行開始点から目標点までの経路あるいは走行開始点から目標点を通過して走行終了点まで戻る経路の位置データが取得される。また目標点の位置データだけをティーチングにより取得して取得された目標点の位置データから走行コースを生成する方法もある。
【0006】
ここに鉱山には図12に示すように無人車両13が土砂を運搬して土砂を排出する作業つまり排土作業を行うべき排土領域21が存在する。ティーチング方式によって排土領域21内の目標排土点26′を通過する走行コース27の位置データが取得される。排土領域21内の目標排土点26′が少ない場合(十数点程度)にはティーチング作業の回数は少なくて済み、走行コース生成に要する時間、工数は少なくて済む。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
実際には広域鉱山などの排土領域21は広大であり排土領域21内の目標排土点26′は数百箇所程度の多数に及ぶ。このためティーチング作業によって排土領域21内の多数の目標排土点26′、26′…毎に走行コース27の位置データを取得しようとするとティーチング作業の回数は多数に及ぶことになり走行コース生成に要する時間、工数は膨大なものになる。このため作業効率は大幅に損なわれてしまう。
【0008】
しかし従来公知の刊行物には、排土領域内に多数の目標排土点が存在する場合にこれら多数の目標排土点をそれぞれ通過する走行コースを生成するに際して走行コース生成に要する時間、工数を低減して作業効率を高める技術は記載されていない。
【0009】
たとえば特開平10−187238号公報には、複数の排土点が設けられた場合にそれらの排土点に車両がアクセスする順番を管理して作業効率を高めようとする発明が記載されている。しかし排土領域内の多数の目標排土点までの走行コースを容易に作成して作業効率を高めるという記載はない。
【0010】
さらに排土作業およびこれに続く整地作業を効率よく行うためには排土領域21内に可能な限り均一かつ密に目標排土点26′を配置することが必要となる。しかし排土領域21内に可能な限り均一かつ密に目標排土点26′が配置されるよう目標排土点26′の位置データを人手によるティーチング作業によって取得することは実際には難しい。
【0011】
また目標点の位置データを取得する方法としてティーチング方式以外にホイールローダなど目標点に存在する車両から位置データを受け取る方法がある。しかしこの方法とても排土領域21にホイールローダなどの車両がそもそも存在しなければその車両から目標排土点26′の位置データを受け取ることはできない。
【0012】
本発明はこうした実状に鑑みてなされたものであり、ティーチング方式などの従来の方法に依ることなく、車両が到達すべき排土領域(目標領域)が与えられた場合にその目標領域内の複数の目標点毎の走行コースを時間、工数を要することなく容易に生成できるようにして走行コースを生成する際の作業効率を高めることを解決課題とするものである。さらに本発明は排土領域内に複数の目標排土点を均一かつ密に生成にして排土作業および整地作業の作業効率を高めることを解決課題とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段および効果】
そこで本発明の第1発明では、
自己の車両の現在位置を計測する車両位置計測手段を具え、前記車両が到達すべき目標点の位置データが与えられると、前記目標点の位置データに基づき前記目標点を通過する走行コースのデータを生成し、前記車両位置計測手段で計測された現在の車両位置と前記生成された走行コース上の位置とを比較しつつ自己の車両を前記走行コースに沿って誘導走行させるようにした車両の誘導装置において、
前記車両が到達すべき目標領域の境界線の位置データを入力する領域データ入力手段と、
前記領域データ入力手段に入力された目標領域の位置データに基づいて、当該目標領域内部の複数の目標点の位置データを生成する目標点生成手段と、
前記目標点生成手段で生成された前記目標領域内部の複数の目標点の位置データに基づいて、前記目標領域の入口を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成する走行コース生成手段と、
前記走行コース生成手段で生成された各走行コースに沿って順次前記車両を誘導走行させる誘導手段と
を具えるようにしている。
【0021】
第1発明によれば、図1、図5、図7に示すように、領域データ入力手段3に入力された目標領域21の位置データ(境界線20の位置データ)に基づいて、当該目標領域21内部の複数の目標点26′、26′…の位置データが生成される。そして生成された複数の目標点26′、26′…の位置データに基づき目標領域21の入口を通過してから目標領域21内部の複数の目標点26′、26′…のうちの一の目標点26′に到達しさらに目標領域21の出口を通過する走行コース27の位置データが、各目標点26′毎に生成される。そして生成された各走行コース27、27…に沿って順次車両13が誘導走行される。
【0022】
このように本第1発明によれば、ティーチング方式などの従来の方法に依ることなく車両13が到達すべき目標領域21が与えられるとその目標領域21内に複数の目標点26′、26′…が自動的に生成され、各目標点26′毎に走行コース27が生成される。したがって従来のティーチング方式などに比較して時間、工数を要することなく容易に走行コース27を生成することができるようになる。この結果走行コース生成作業の作業効率が飛躍的に向上する。
【0023】
また第2発明では、第1発明において、
前記目標領域は、土砂が排土される排土領域であるとしている。
【0024】
第2発明は排土領域で排土作業を行う場合に適用される。
【0025】
また第3発明では、第2発明において、
前記目標点生成手段は、排土領域の境界線の位置データと、目標排土点の配置間隔を示すデータと基づき、前記排土領域内部に複数の目標排土点を等間隔に配置するものであるとしている。
【0026】
第3発明によれば、図7に示すように、排土領域21の境界線20の位置データと、目標排土点26′の配置間隔d、hを示すデータ(テンプレート33)と基づき、排土領域21内に複数の目標排土点26′、26′…が最大数となるように横方向に等間隔のピッチdで配置され縦方向に等間隔のピッチhで配置される。このように目標排土点26′を均等かつ密に配置することができるので排土作業を効率よく行うことができる。したがってパイル26cが排土領域21内に均等かつ密に形成される。このため排土作業の後工程で整地作業を行う場合パイル26cを均等にならすことができ整地作業を効率よく行うことができる。
【0027】
また第4発明では、第1発明において、
前記領域データ入力手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データを入力する手段を具え、
前記走行コース生成手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データに基づき、前記目標領域の入口点を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口点を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成するものであるとしている。
【0028】
第4発明によれば、図13に示すように、目標領域21の入口点22および出口点23の位置データに基づき、目標領域21の入口点22を通過してから目標領域21内部の複数の目標点26′、26′…のうちの一の目標点26′に到達しさらに目標領域21の出口点23を通過する走行コース27の位置データが、各目標点26′毎に生成される。
【0029】
また第5発明では、
自己の車両の現在位置を計測する車両位置計測手段を具え、前記車両が到達すべき目標点の位置データが与えられると、前記目標点の位置データに基づき前記目標点を通過する走行コースのデータを生成し、前記車両位置計測手段で計測された現在の車両位置と前記生成された走行コース上の位置とを比較しつつ自己の車両を前記走行コースに沿って誘導走行させるようにした車両の誘導装置において、
前記車両が到達すべき目標領域の境界線の位置データを入力する領域データ入力手段と、
前記車両の走行が不可能の領域を示す走行不可能領域の位置データを入力する走行不可能領域データ入力手段と、
前記領域データ入力手段に入力された目標領域の位置データに基づいて、当該目標領域内部の複数の目標点の位置データを生成する目標点生成手段と、
前記目標点生成手段で生成された前記目標領域内部の複数の目標点の位置データと前記走行不可能領域データ入力手段に入力された走行不可能領域の位置データとに基づいて、当該走行不可能領域を通過しないように前記目標領域の入口を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成する走行コース生成手段と、
前記走行コース生成手段で生成された各走行コースに沿って順次前記車両を誘導走行させる誘導手段と
を具えるようにしている。
【0030】
第5発明によれば第1発明と同様の効果が得られる。
【0031】
さらに第5発明によれば図11に示すように、目標領域21内部の複数の目標点26′、26′…の位置データと走行不可能領域の位置データ(走行可能領域24の位置データ)とに基づいて、当該走行不可能領域(走行可能領域24以外)を通過しないように目標領域21の入口を通過してから目標領域21内部の複数の目標点26′、26′…のうちの一の目標点26′に到達しさらに目標領域21の出口を通過する走行コース27の位置データが、各目標点26′毎に生成される。
【0032】
第5発明によれば目標排土点26′が境界線20の近傍に存在していたとしても、排土方向が31から31aに変更され車両13が走行可能領域24以外を通過しないように走行コース27が補正される。このため車両13が壁に干渉したり崖から転落してしまうことが防止される。したがって本第5発明によれば車両13を安全に誘導走行することができる。
【0033】
また第6発明では、第5発明において、前記目標領域は、土砂が排土される排土領域であるとしている。
【0034】
第6発明は第2発明と同様に排土領域で排土作業を行う場合に適用される。
【0035】
また第7発明では、第6発明において、前記目標点生成手段は、排土領域の境界線の位置データと、目標排土点の配置間隔を示すデータと基づき、前記排土領域内部に複数の目標排土点を等間隔に配置するものであるとしている。
【0036】
第7発明によれば、第3発明と同様の効果が得られる。
【0037】
また第8発明では、第5発明において、
前記走行可能領域データ入力手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データを入力する手段を具え、
前記走行コース生成手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データに基づき、前記走行不可能領域を通過しないように前記目標領域の入口点を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口点を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成するものであるとしている。
【0038】
第8発明によれば、第4発明と同様に、目標領域21の入口点22および出口点23の位置データに基づき走行コース27が生成される。
【0039】
また第9発明では、
自己の車両の現在位置を計測する車両位置計測手段を具え、前記車両が到達すべき目標点の位置データが与えられると、前記目標点の位置データに基づき前記目標点を通過する走行コースのデータを生成し、前記車両位置計測手段で計測された現在の車両位置と前記生成された走行コース上の位置とを比較しつつ自己の車両を前記走行コースに沿って誘導走行させるようにした車両の誘導装置において、
土砂が排土されるべき排土領域の境界線の位置データを入力する排土領域データ入力手段と、
前記排土記領域データ入力手段に入力された排土領域の位置データに基づいて、当該排土領域内部の複数の目標排土点の位置データを生成する目標点生成手段と、
前記目標点生成手段で生成された前記排土領域内部の複数の目標排土点の位置データに基づいて、前回までに生成された走行コース上の目標排土点を通過しないように前記排土領域の入口を通過してから一の目標排土点に到達しさらに前記排土領域の出口を通過する走行コースのデータを、各目標排土点毎に順次生成する走行コース生成手段と、
前記走行コース生成手段で順次生成された走行コースに沿って前記車両を誘導走行させる誘導手段と
を具えるようにしている。
【0040】
第9発明によれば、第4発明と同様の効果が得られる。
【0041】
さらに第9発明によれば図13に示すように、排土領域21内部の複数の目標排土点26′、26′…の位置データに基づいて、前回までに生成された走行コース上の目標排土点26″(パイル26cが形成されている地点)を通過しないように排土領域21の入口を通過してから一の目標排土点26′に到達しさらに排土領域21の出口を通過する走行コース27の位置データが、各目標排土点26′毎に順次生成される。
【0042】
第9発明によれば前回までに生成された走行コース上の目標排土点26″(パイル26cが形成されている地点)を通過しないように走行コース27が破線から実線に変更される。このため車両13が形成済みのパイル26c(排土点26″)に干渉することはない。このため車両13がパイル26cに衝突して重大な事故が発生することが防止される。したがって本第12発明によれば車両13を安全に誘導走行することができる。
【0043】
また第10発明では、第9発明において、
前記目標点生成手段は、排土領域の境界線の位置データと、目標排土点の配置間隔を示すデータと基づき、前記排土領域内部に複数の目標排土点を等間隔に配置するものであるとしている。
【0044】
第10発明によれば、第3発明と同様の効果が得られる。
【0045】
また第11発明では、第9発明において、
前記排土領域データ入力手段は、前記排土領域の入口点および出口点の位置データを入力する手段を具え、
前記走行コース生成手段は、前記排土領域の入口点および出口点の位置データに基づき、前回までに生成された走行コース上の目標排土点を通過しないように前記排土領域の入口点を通過してから前記排土領域内部の一の目標排土点に到達しさらに前記排土領域の出口点を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に順次生成するものであるとしている。
【0046】
第11発明によれば、第4発明と同様に、目標領域21の入口点22および出口点23の位置データに基づき走行コース27が生成される。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明に係る車両の誘導装置の実施の形態について説明する。
【0048】
図12は実施形態の作業現場の様子を示している。本実施形態では広域鉱山現場の排土領域21の目標排土点26′まで、土砂を搭載したオフロードダンプなどの車両13を走行コース27に沿って誘導走行させ当該目標排土点26′で土砂を排出させる作業を行わせる場合を想定している。また本発明としては広域鉱山現場の排土領域21の目標排土点26′まで、ブルドーザなどの車両16を誘導走行させ当該目標排土点26′で土砂をダンプする作業を行わせる場合に適用してもよい。
【0049】
以下車両として無人オフロードダンプトラック13を代表させて説明する。しかし本発明としては無人車両に限定されることなく人間が搭乗する有人車両に対しても適用することができる。
【0050】
図1は実施形態の車両監視システムのブロック図を示している。
【0051】
作業現場には多数の車両13、13…を管理、監視する監視局12が設けられている。監視局12には、処理部1と目標点生成部2とデータ入力部3と通信部4とが設けられている。一方車両13には、走行コース生成部5と通信部6と処理部7と位置計測部8と走行機構部9と操舵機構部10と走行コース記憶部11とが設けられている。
【0052】
車両13の位置計測部8では自己の車両位置が計測される。位置計測の手段としてはたとえば車両13に設けられたタイヤ回転数センサとジャイロが使用される。これらタイヤ回転数センサの出力信号とジャイロの出力信号とに基づいて車両位置が計測される。またGPSを使用して車両位置を計測してもよい。
【0053】
車両13で計測された位置データは処理部7で処理され通信部6を介して監視局12に送信される。
【0054】
監視局12の通信部4では、複数の車両13、13…から送信された位置データを受信する。処理部1では複数の車両13、13…の相互の位置関係から車両13に対して走行、停止等を指示する指示データが生成され、通信部4からこの指示データが車両13に対して送信される。
【0055】
車両13の通信部6では監視局12から送信された指示データが受信される。
【0056】
そして車両13の処理部7では受信された指示データに応じて車両13を走行させ操舵するための走行指令および操舵指令が生成される。これら走行指令および操舵指令は走行機構部9および操舵機構部10に出力される。この結果車両13は監視局12から送信された指示データに従い走行、操舵される。
【0057】
監視局12のデータ入力部3には、ティーチングまたは測量によって取得された排土領域21の位置データなど排土領域21に関するデータが入力されるとともに車両13の車両特性のデータなどが入力される。
【0058】
監視局12のデータ入力部3に入力されたデータは処理部1で処理され目標点生成部2で排土領域21内の複数の排土点26、26…の位置データが生成される。
【0059】
処理部1では目標点生成部2で生成された複数の排土点26、26…の中からつぎに到達させるべき排土点26が選択されるとともにつぎに排土点26まで走行させるべき車両13が選択される。そして通信部4を介して選択した車両13に対して選択した排土点26の位置データが送信される。
【0060】
車両13の通信部6では監視局12から送信された排土点26の位置データが受信される。
【0061】
そして受信された排土点26の位置データは処理部7で処理され走行コース生成部5で当該排土点26を目標排土点26′として通過する走行コース27が生成される。生成された走行コース27の位置データは走行コース記憶部11に記憶される。
処理部7では、位置計測部8で計測された自己の車両位置と、走行コース記憶部11に記憶された走行コース27上の逐次の位置とを比較しつつ、車両13が走行コース27上の逐次の位置を順次たどるように走行指令および操舵指令を生成する。これら走行指令および操舵指令は走行機構部9および操舵機構部10に出力される。この結果車両13は走行コース27に沿って誘導走行され目標排土点26′に到達する。
【0062】
なお図1の構成では、走行コース生成部5を車両13側に設けるようにしているが、図2に示すように、走行コース生成部5を監視局12側に設けるようにしてもよい。
【0063】
図2の構成の場合には監視局12の目標点生成部2で排土領域21内の複数の排土点26、26…の位置データが生成される。そして走行コース生成部5では複数の排土点26、26…毎に各排土点26を目標排土点26′として通過する走行コース27がそれぞれ生成される。そして処理部1では走行コース生成部5で生成された各走行コース27…の中からつぎに走行させるべき走行コース27が選択されるとともにつぎに走行させるべき車両13が選択される。そして通信部4を介して選択した車両13に対して選択した走行コース27の位置データが送信される。
【0064】
車両13の通信部6では監視局12から送信された走行コース27の位置データが受信される。そして受信された走行コース27の位置データは走行コース記憶部11に記憶される。
【0065】
つぎに図16に示すフローチャートを参照して図1または図2の目標点生成部2で実行される排土点26の生成処理および走行コース生成部5で実行される走行コース27の生成処理の手順について図3〜図15を併せ参照しつつ説明する。なお図16、図17に示すフローチャートでは図2に示す構成を前提として説明する。すなわち監視局12側で排土点26を生成し走行コース27を生成する場合を想定する。
【0066】
図3は排土領域21の形状を例示する概念図である。また図4は排土領域21の内部に生成される複数の排土点26、26…を概念的に示す図である。また図5は複数の排土点26、26…のうちのいずれか一つの排土点を目標排土点26′としてこの目標排土点26′を通過する走行コース27を概念的に示す図である。
【0067】
図3に示すように排土領域21は境界線20で囲まれた領域である。排土領域21には車両13の出入口21aが設けられている。排土領域21の出入口21aと、車両13の走行路である走行コース領域14とは接続されている。
【0068】
図4に示すように排土領域21内には後述するように横方向に等間隔のピッチdでまた縦方向に等間隔のピッチhで、一定の径を有した楕円形状あるいは円形状の排土点26が複数配置される。
【0069】
図5に示すように車両13は走行起点から走行を開始し走行コース領域14上を矢印A方向に走行し排土領域21の入口点22に到達する。そして入口点22を通過して排土領域出入口21aより排土領域21内に進入する。そして排土領域21内で車両13はスイッチバック走行する。すなわち車両13は矢印B方向に前進した後、原則として基準排土方向31に沿って矢印C方向に後進する。そして目標排土点26′で停車して排土作業を行う。つまりダンプトラック13のベッセルを傾斜させてベッセル内の土砂を目標排土点26′で排出する。排土作業を終えた車両13は矢印D方向に前進し排土領域出入口21aより排土領域21から脱出し走行コース領域14に進入する。そして出口点23を通過して走行コース領域14上を矢印E方向に走行し走行終了点まで戻る。
【0070】
ここで図3に示すように排土領域21(境界線20で囲まれた内部)および走行コース領域14は車両13の走行が可能な走行可能領域24となっている。走行可能領域24以外の領域は斜線で示すように車両13の走行が不可能な走行不可能領域になっている。たとえば図12に示すように排土領域21の境界線20の外部は崖や壁など地形的に車両13の走行が不可能な領域になっている。
【0071】
さて図16のステップ101では、排土領域21の入口点22および出口点23の位置を示す位置データがキーボードなどで構成されたデータ入力部3を介して入力される。また排土領域21の境界線20の位置を示す位置データが入力される。この境界線20および入口点22、出口点23の位置データは測量によって取得することができる。またティーチングによって取得してもよい。つまりティーチング用の車両が事前に境界線20に沿って走行され走行した経路から境界線20および入口点22、出口点23の位置データが取得される。なお境界線20の位置データを測量やティーチングによって取得しておき、入口点22と出口点23の位置については境界線20の位置データから計算によって求めてもよい。
【0072】
本実施形態では入口点22を通過してから目標排土点26′を通過しさらに出口点23を通過するという走行コース27を生成する場合を想定している。この場合入口点22、出口点23は図3に示すように排土領域21の外部であって走行コース領域14上に設けることが必要である。仮に入口点22、出口点23を排土領域21の内部に設けてしまうと、排土領域21の出入口21a近傍に目標排土点26′を配置してその場所に土砂を排土することが不可能となるからである。
【0073】
また本実施形態では入口点22と出口点23の位置データから走行コース27を生成する場合を想定しているが、場合によっては入口点22と出口点23の位置データは不要である。たとえば排土領域21へのアプローチが全方位から可能な地形の場合には、目標排土点26′の位置データのみを与えて目標排土点26′を通過する走行コース27を生成する実施も可能である。
データ入力部3には各排土点26間の横方向ピッチdおよび縦方向ピッチhを示すデータが入力される。
【0074】
図6(a)は排土領域21の内部に生成される排土点26の相対位置を概念的に示す図である。
【0075】
同図6(a)に示すように、後述する基準排土方向31の方向を縦方向と定義した場合、縦方向には距離hのピッチで排土点26が配置される。また基準排土方向31に垂直な横方向には距離dのピッチで排土点26が配置される。
【0076】
たとえば80tクラスのダンプトラックの場合には横方向のピッチdは8mであり縦方向のピッチhは3.5mである。このとき排土点26の配列は最も密な配列となり、排土領域21内に最も多数の排土点26を配置することが可能となる。ただしピッチd、hは排土領域21の土質等の諸条件を考慮して定められる。
【0077】
排土点26の径は車両13が1回に排出する土砂の量、形状を考慮して定められる。車両13によって排出された土砂の山のことをパイルという。
【0078】
図6(c)にパイル26cの側面を、図6(b)にパイル26cの上面を示す。これら図6(b)、(c)に示すように車両13によって土砂が排出された場合排出によって形成されたパイル26cが排土点26内に収まるように排土点26の径が定められている。つまり排土点26は、排土すべき目標点26aを中心とする一定径のパイル形成領域26bから成っている(図6(b)参照)。
【0079】
またデータ入力部3には車両13の特性を示す車両特性データが入力される。
【0080】
車両特性データとは車両12の最小旋回半径や停止距離など車両を走行、操舵させる上での制約条件のデータのことである(ステップ101)。
【0081】
つぎに基準排土方向31を示すデータがデータ入力部3を介して入力される。基準排土方向31とは、車両13が後進して排土作業を行う際に後進する方向の基準となる方向のことである。基準排土方向31は排土領域21の形状を考慮して排土領域21の長手方向に平行に定められる(図3参照)。また基準排土方向31は排土領域21の境界線20および入口点22、出口点23の位置データから計算によって求めてもよい(ステップ102)。
【0082】
つぎに目標点生成部2では上記入力されたデータに基づき排土領域21の内部に複数の排土点26、26…を配置、生成する処理が実行される(ステップ103〜108)。
【0083】
まず上記入力された排土領域21の境界線20の位置データと、排土点26のピッチデータd、h(図6(a)参照)とに基づき図7に示すテンプレート33が作成される。テンプレート33は境界線20の位置データに基づき境界線20を充分囲むことができる大きさに作成される。そしてピッチデータd、hに基づき排土点26相互が図6(a)に示すようなピッチd、hで配列されるようにテンプレート33が作成される。
【0084】
このようにしてテンプレート33が作成されると、図7に示すように排土領域21の境界線20と上記テンプレート33上の複数の排土点26、26…とが突き合わせられる。
【0085】
最初の突き合わせ状態では、基準排土方向31とテンプレート33上の縦方向のピッチhの方向とが平行になるように突き合わせられる(ステップ103)。
【0086】
この初期突き合わせ状態で、境界線20内部に存在するテンプレート33上の排土点26の個数がカウントされる。この場合は図7の矢印Fに示すように境界線20上に存在する排土点26はカウントされないで除去される。カウントされない排土点26を黒印で示す。これに対して境界線20内に完全に包含された排土点26の個数がカウントされる。カウントされる排土点26を斜線にて示す(ステップ104)。
【0087】
つぎに排土領域21の境界線20を固定したままでテンプレート33が矢印H方向に微小角度だけ回転され、また矢印Gに示す横方向に微小量だけ平行移動され、また矢印Iに示す縦方向に微小量だけ平行移動される。このように微小量の回転、移動により排土領域21の境界線20に対するテンプレート33の相対位置関係が変更される。なお矢印H方向の回転、矢印G方向の平行移動、矢印I方向の平行移動のうちのいずれかあるいは適宜2つを組み合わせた微小量の振動によって排土領域21の境界線20に対するテンプレート33の相対位置関係を微小量変更してもよい(ステップ105)。
【0088】
上記微小量の回転、移動により排土領域21の境界線20に対するテンプレート33の相対位置関係が変更されると、その変更後の状態で、境界線20内部に存在するテンプレート33上の排土点26の個数が、上記ステップ104と同様にしてカウントされる(ステップ106)。
【0089】
そしてステップ106で現在カウントされた排土点26のカウント値と、前回カウントされたカウント値とが比較され、現在の排土点26のカウント値が前回のカウント値よりも増加したか否かが判断される(ステップ107)。カウント値が増加している限りは(ステップ107の判断YES)、ステップ105に移行され排土領域21の境界線20に対するテンプレート33の相対位置関係が変更され(ステップ105)変更後の境界線20内の排土点26の個数をカウントする処理(ステップ106)が繰り返し実行される。
【0090】
やがてステップ107で排土点26のカウント値が増加しないと判断された場合にはそのとき取得されているカウント値が境界線20内部の排土点26の個数の最大値であると判断され(ステップ107の判断NO)、手順はステップ108に移行される。
【0091】
つぎにカウント値が最大値になったときの排土領域21の境界線20に対するテンプレート33の相対位置関係から、排土領域21内部の存在する各排土点26、26…の位置が求められる。すなわちいま境界線20の位置が既知であるので、この境界線20の位置と、境界線20に対するテンプレート33の相対位置関係と、テンプレート33上の排土点26の配列ピッチd、hから、排土領域21内部の複数の排土点26、26…の位置をそれぞれ計算することができる(ステップ108)。
【0092】
つぎに上記生成された境界線20内部の複数の排土点26、26…の位置データに基づき、各排土点26毎に当該排土点26を目標排土点26′とする走行コース27がそれそれ生成される(ステップ109〜ステップ114)。
【0093】
ステップ109では、排土領域21の境界線20の位置データに基づき各排土点26、26…毎に排土すべき順番が対応づけられる。そして排土すべき順番に従い複数の排土点26、26…の中から一の排土点26が順次選択される(ステップ109)。
【0094】
そして、上記選択された排土点26の位置データに基づきこの排土点26を目標排土点26′として通過するような走行コース27の位置データが生成される。この場合まず基準排土方向31に沿って車両13が後進して排土作業をするように走行コース27が生成される。またこの場合図5に示す基本的なスイッチバックの経路で走行コース27が生成される。
【0095】
ただし走行コース27全体を作成する必要はなく目標排土点26′近傍のコースのみを作成するだけでよい(ステップ110)。
【0096】
つぎのステップ111では、上記ステップ110で生成された基準排土方向31に沿って車両13が後進する走行コース27が、走行可能領域24以外の領域(走行不可能領域)を通過するか否かが判断される。この判断は走行可能領域24の位置を示すデータに基づき行われる。走行可能領域24の位置データは境界線20の位置データおよび走行コース領域14の位置データから求められる(図3参照)。
【0097】
図11は車両13が走行可能領域24以外の領域(排土領域21の境界線20の外部)を通過する様子を示している。図11(a)は排土領域21の全体図であり図11(b)は排土領域21の境界線20の付近を拡大して示す図である。
【0098】
同図11に示すように目標排土点26′が境界線20の近傍に存在する場合には基準排土方向31に沿って車両13を後進させると車両13は破線に示すごとく走行可能な領域24以外を通過してしまう。またデータ入力部3に与えられた車両特性データ(車両13の最小旋回半径)にしたがい車両13を限界まで旋回させたとしても、車両13は31′のごとく走行することになりこの場合も車両13は走行可能領域24以外を通過してしまう。これは図12に示すように実際の作業現場では車両13が崖に落下したり壁に干渉してしまうことを意味する(ステップ111)。
【0099】
そこで基準排土方向31に沿って車両13が走行するように生成された走行コース27が走行可能領域24以外を通過する可能性がある場合には、車両13が走行可能領域24内を通過するように排土方向が変更される。つまり基準排土方向31に対して所定の角度だけ傾斜された排土方向31aに変更される。
【0100】
この補正後の排土方向31aに沿って車両13を目標排土点26′で後進させた場合には車両13は走行可能領域24内を通過する。なお31′aは最小旋回半径で車両13を後進走行させた場合の進行方向を示している。
【0101】
そしてこの補正後の排土方向31aに沿って車両13が後進して排土作業をするように走行コース27が補正される(ステップ113)。
【0102】
また今回生成される走行コース27が前回までに生成された走行コース27上の目標排土点26′を通過すると判断された場合にも、今回の走行コース27はその経路がすでに前回までに生成された走行コース27上の目標排土点26′を通過しないように補正される(ステップ112、113)。これを図13を用いて説明する。
【0103】
ステップ109で前回までに排土点26が選択されこの選択された排土点26に基づき生成された走行コース27は、作業現場では前回までに車両13が走行し終えた走行コース27に相当する。したがって図13に示すように前回までに生成された(走行し終えた)走行コース27上の排土点26″にはパイル26c(図6(c))が形成されていることになる。この排土点26″を図13に斜線で示す。
【0104】
したがって仮に今回生成される走行コース27が前回までに生成された走行コース27上の目標排土点26″を通過するコースであると、破線に示すように車両13はパイル26cに干渉してしまうことになる。
【0105】
そこで前回までにステップ109ですでに選択されている排土点26″(パイル26cが形成されている地点)の位置データに基づき、走行コース27がこれら選択済みの排土点26″を通過するか否か、つまり今回生成される走行コース27を車両13が走行するとパイル26cに干渉するか否かが判断される。この判断は、たとえば排土領域21内からすでに選択された排土点26″を排除した領域と、走行コース27とを比較して両者の重ならない部分があるか否かによって行うことができる。またすでに選択された排土点26″と、走行コース27とを比較して両者が重なっているか否かによって判断してもよい(ステップ112)。
【0106】
この結果走行コース27が選択済みの排土点26″を通過するつまり今回生成される走行コース27を車両13が走行するとパイル26cに干渉すると判断された場合には、走行コース27がこれら排土点26″を通過しないように図13の実線に示すように補正される。
【0107】
なお図13は基準排土方向31に対して排土方向を変更せず基準排土方向31のままでスイッチバックの経路を僅かに変更することによって走行コース27を補正する方法を示している。
【0108】
選択済み排土点26″(形成済みパイル26c)の状況によっては図14に示すように基本的なスイッチバック経路を変更するとともに基準排土方向31に対して排土方向を変更することによって走行コース27を補正してもよい(ステップ113)。
【0109】
一方ステップ111、ステップ112の判断がいずれもNOの場合つまり基準排土方向31に沿って基本的なスイッチバック経路を辿るように生成された走行コース27が、車両13が走行可能領域24内を通過できかつ車両13と形成済みパイル26cとの干渉もないコースであると判断された場合には、ステップ113で走行コース27を補正する処理は実行されない。
【0110】
こうしてステップ108で得られた排土領域21の境界線20内のすべての排土点26が選択され、すべての排土点26について走行コース27が生成されると(ステップ114の判断YES)、走行コース生成部5における処理は終了する。
【0111】
また図16で説明した処理の代わりに図17に示す処理を行ってもよい。
【0112】
図17のステップ201、202は図16のステップ101、102と同じであり、図17のステップ207〜ステップ213は図16のステップ108〜ステップ114と同じであるので、これらの処理についての説明は省略する。以下図16の処理と異なる処理であるステップ203〜ステップ206についてのみ図8〜図10を併せ参照して説明する。
【0113】
すなわちステップ203では、図8に示すように基準排土方向31に対して垂直な仮想線32が形成される。そしてこの仮想線32が排土領域21の最深部21bを超えない位置まで矢印Jに示すように平行移動される。最深部21bとは排土領域21の出入口21aに対向する排土領域21の境界のことである。最深部21bは境界線20の位置データに基づき求められる。仮想線32とは図6(a)に示すようにその線上に排土点26が横方向ピッチdで配置される線のことであり、仮想線32をずらしていく間隔は縦方向のピッチhに相当する。
【0114】
こうして仮想線32は図9に示すように最深部21bまで平行移動され仮想線32上の排土点26が境界線20内に丁度収まる位置に仮想線32が位置決めされる(ステップ203)。仮想線32が位置決めされた位置と仮想線32上の横方向ピッチdと境界線20の位置から、境界線20内に収まる仮想線32上の排土点26の個数および位置が定まる(ステップ204)。
【0115】
つぎに仮想線32が排土領域21の最深部21bとは反対の出入口21a方向へ矢印Jに示すように平行移動される(図9参照)。
【0116】
この場合仮想線32は図10に示すように縦方向ピッチhずつずらされていき、各ピッチh毎に位置決めされる。以後仮想線32は排土領域21の出入口21aを超えない位置まで矢印Lに示すように平行移動される(ステップ205)。
【0117】
仮想線32が縦方向ピッチh毎にずらされ位置決めされるごとに、当該位置決め位置が排土領域出入口21aを超えていないか否かが判断される(ステップ206)。
【0118】
こうして排土領域出入口21aを超えない位置まで仮想線32が位置決めされ、各位置決め位置でステップ204と同様にして境界線20内に収まる仮想線32上の排土点26の個数および位置が定められる。ただし仮想線32が縦方向ピッチhずつずらされる毎に図6(a)に示す最密な配置となるように隣り合う仮想線32上に排土点26が互い違いに配列されていく(ステップ204)。
【0119】
以上のようにして排土領域21の最深部21bから出入口21aまでの各仮想線32の位置決め位置から、排土領域21内部の存在する各排土点26、26…の位置が求められる(ステップ207)。
【0120】
ステップ208以下の走行コース27を生成する処理は図16と同じである。
【0121】
以上のように監視局12の目標点生成部2で、排土点26が選択され(ステップ109、ステップ208)、監視局12の走行コース生成部5で、選択された排土点26、26…毎に走行コース27、27…が生成される(ステップ110〜ステップ114、ステップ209〜ステップ213)。そして監視局12からは排土順序にしたがって生成済みの全ての走行コース27、27…の中からつぎに走行させるべき走行コース27が選択され、つぎに走行させるべき車両13に対して上記選択された走行コース27の位置データが送信されることになる。車両13側では、送信された走行コース27の位置データが走行コース記憶部11に記憶される。
【0122】
また図1の構成とした場合には、監視局12の目標点生成部2で、排土点26を選択する処理が実行される(ステップ109、208)。そしてつぎに走行させるべき車両13に対して上記選択された排土点26の位置データが送信される。そして車両13の走行コース生成部5で、選択された排土点26の位置データが受信されこの選択された排土点26を通過する走行コース27が生成される(ステップ110〜ステップ114、ステップ209〜ステップ213)。そして生成された走行コース27の位置データが走行コース記憶部11に記憶される。
【0123】
このように図2の構成の場合または図1の構成とした場合のいずれも走行コース記憶部11に走行コース27の位置データが記憶される。
【0124】
走行時には走行コース記憶部11に記憶された走行コース27の位置データが読み出されて処理部7で、位置計測部8で計測された自己の車両位置と、走行コース記憶部11から読み出された走行コース27の逐次の位置とが比較され、車両13が走行コース27上の逐次の位置を順次たどるように走行指令および操舵指令が生成される。これら走行指令および操舵指令は走行機構部9および操舵機構部10に出力される。この結果車両13は走行コース27に沿って誘導走行され目標排土点26′に到達する。
【0125】
具体的には図13に示すように車両13は走行起点から走行を開始し走行コース領域14上を矢印A方向に走行し排土領域21の入口点22に到達する。そして入口点22を通過して排土領域21内に進入する。そして排土領域21内で車両13はスイッチバック走行する。すなわち車両13は矢印B方向に前進した後、基準排土方向31に沿って矢印C方向に後進する。そして目標排土点26′で停車して排土作業を行う。つまりダンプトラック13のベッセルを傾斜させてベッセル内の土砂を目標排土点26′に排出する。排土作業を終えた車両13は矢印D方向に前進し排土領域出入口21aより排土領域21から脱出し走行コース領域14に進入する。そして出口点23を通過して走行コース領域14上を矢印E方向に走行し走行終了点まで戻る。
【0126】
この場合に走行コース27は破線から実線に変更されているので車両13が形成済みのパイル26c(排土点26″)に干渉することはない。またたとえ目標排土点26′が境界線20の近傍に存在していたとしても車両13としては走行可能領域24以外を通過することはない。このため車両13が壁に干渉したり崖から転落してしまうことが防止される。
【0127】
以上のように本実施形態によれば車両13を安全に誘導走行させて安全に排土作業を進めることができる。
【0128】
また本実施形態によれば排土領域21内に複数の目標排土点26′、26′…が最大数となるように横方向に等間隔のピッチdで配置され縦方向に等間隔のピッチhで配置される。このように排土点26を均等かつ密に配置することができるので排土作業を効率よく行うことができる。したがってパイル26cが排土領域21内に均等かつ密に形成される。このため排土作業の後工程で整地作業を行う場合パイル26cを均等にならすことができ整地作業を効率よく行うことができる。
【0129】
また本実施形態によれば、ティーチング方式などの従来の方法に依ることなく自動的に複数の目標排土点26′、26′…の位置データが取得される。すなわち車両13が到達すべき排土領域21が与えられるとその排土領域21内に複数の目標排土点26′、26′…が自動的に生成され、各目標排土点26′毎に走行コース27が生成される。したがって従来のティーチング方式などに比較して時間、工数を要することなく容易に走行コース27を生成することができるようになる。この結果走行コース生成作業の作業効率が飛躍的に向上する。
【0130】
なお図15は排土領域21内で排土が行われる順序の一例を示している。図15の形状の排土領域21の場合はまず(1)の部分が境界線20に近い側から順次排土されていく。つぎに(2)の部分が同様に境界線20に近い側から排土されていく。最後に中央の(3)の部分が境界線20に近い側から順次排土されていく。
【0131】
なお本実施形態では図12に示すように車両13が土砂を運搬して排土領域21上に土砂を排土する場合を想定して説明した。つまりパイル26cが排土領域21内に形成される場合を想定した。しかし同図12に示すように車両15を境界線20の限界の目標排土点26′まで誘導走行させ土砂を境界線20外に排出させるように目標排土点26′を定める実施も可能である。この場合パイル26cは排土領域21内に積層されることはないので整地作業の工数を少なくすることができる。また土砂を運搬する車両13の代わりにブルドーザなどの形成したパイル26cを崩して整地作業を行う車両16を目標排土点26′まで誘導走行させ当該目標排土点26′で土砂をダンプして整地作業を行わせる場合に本発明を適用することができる。
【0132】
また本実施形態を有人の車両に適用する場合には、車両搭載の画面上に、排土領域21内の目標排土点26′を表示して、オペレータの運転を支援する実施が考えられる。
【0133】
また本実施形態では生成した目標排土点26′毎に走行コース27を生成する場合を想定したが、本発明としては必ずしも走行コース27まで生成する必要はなく少なくとも目標排土点26′が生成できればよい。たとえば人工知能を有した無人車両に適用する場合には、目標排土点26′の位置データのみを当該車両に与えれば、無人車両が推論エンジンにしたがい目標排土点26′まで走行することができる。
【0134】
また本実施形態では、排土領域に複数の排土目標点を生成する場合を想定したが、車両が到達すべき目標領域であってその目標領域内に複数の目標点を配置することが必要な領域であれば排土領域の代わりに任意の目標領域に対して本発明を適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の無人車両誘導走行システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図2は実施形態の無人車両誘導走行システムの構成を示すブロック図である。
【図3】図3は排土領域の形状を概念的に示す図である。
【図4】図4は生成される排土点を概念的に示す図である。
【図5】図5は生成される走行コースを概念的に示す図である。
【図6】図6(a)は生成される排土点の相対位置関係を概念的に示す図であり、図6(c)はパイルの側面図であり、図6(b)はパイルと排土点の関係を示す上面図である。
【図7】図7は排土点を生成する方法を説明する図である。
【図8】図8は図7とは異なる排土点の生成方法を説明する図である。
【図9】図9は図8に連続する図であり、排土点が生成される様子を示す図である。
【図10】図10は図9に連続する図であり、排土点が生成される様子を示す図である。
【図11】図11は目標排土点近傍における排土方向を変更する様子を示す図で、図11(a)は全体図で、図11(b)は境界線付近を拡大して示す図である。
【図12】図12は作業現場における排土領域付近の地形を例示した図である。
【図13】図13は走行コースが生成される様子を説明する図である。
【図14】図14は走行コースが生成される様子を説明する図である。
【図15】図15は走行コースが生成される様子を説明する図である。
【図16】図16は排土点を生成する処理および走行コースを生成する処理の手順を示すフローチャートである。
【図17】図17は図16とは異なる排土点を生成する処理および走行コースを生成する処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 目標点生成部
3 データ入力部
5 走行コース生成部
11 走行コース記憶部
13、15、16 車両
20 境界線
21 排土領域
22 入口点
23 出口点
26 排土点
26′目標排土点

Claims (11)

  1. 自己の車両の現在位置を計測する車両位置計測手段を具え、前記車両が到達すべき目標点の位置データが与えられると、前記目標点の位置データに基づき前記目標点を通過する走行コースのデータを生成し、前記車両位置計測手段で計測された現在の車両位置と前記生成された走行コース上の位置とを比較しつつ自己の車両を前記走行コースに沿って誘導走行させるようにした車両の誘導装置において、
    前記車両が到達すべき目標領域の境界線の位置データを入力する領域データ入力手段と、
    前記領域データ入力手段に入力された目標領域の位置データに基づいて、当該目標領域内部の複数の目標点の位置データを生成する目標点生成手段と、
    前記目標点生成手段で生成された前記目標領域内部の複数の目標点の位置データに基づいて、前記目標領域の入口を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成する走行コース生成手段と、
    前記走行コース生成手段で生成された各走行コースに沿って順次前記車両を誘導走行させる誘導手段と
    を具えた車両の誘導装置。
  2. 前記目標領域は、土砂が排土される排土領域である
    請求項1記載の車両の誘導装置。
  3. 前記目標点生成手段は、排土領域の境界線の位置データと、目標排土点の配置間隔を示すデータと基づき、前記排土領域内部に複数の目標排土点を等間隔に配置するものである
    請求項2記載の車両の誘導装置。
  4. 前記領域データ入力手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データを入力する手段を具え、
    前記走行コース生成手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データに基づき、前記目標領域の入口点を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口点を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成するものである
    請求項1記載の車両の誘導装置。
  5. 自己の車両の現在位置を計測する車両位置計測手段を具え、前記車両が到達すべき目標点の位置データが与えられると、前記目標点の位置データに基づき前記目標点を通過する走行コースのデータを生成し、前記車両位置計測手段で計測された現在の車両位置と前記生成された走行コース上の位置とを比較しつつ自己の車両を前記走行コースに沿って誘導走行させるようにした車両の誘導装置において、
    前記車両が到達すべき目標領域の境界線の位置データを入力する領域データ入力手段と、
    前記車両の走行が不可能の領域を示す走行不可能領域の位置データを入力する走行不可能領域データ入力手段と、
    前記領域データ入力手段に入力された目標領域の位置データに基づいて、当該目標領域内部の複数の目標点の位置データを生成する目標点生成手段と、
    前記目標点生成手段で生成された前記目標領域内部の複数の目標点の位置データと前記走行不可能領域データ入力手段に入力された走行不可能領域の位置データとに基づいて、当該走行不可能領域を通過しないように前記目標領域の入口を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成する走行コース生成手段と、
    前記走行コース生成手段で生成された各走行コースに沿って順次前記車両を誘導走行させる誘導手段と
    を具えた車両の誘導装置。
  6. 前記目標領域は、土砂が排土される排土領域である
    請求項5記載の車両の誘導装置。
  7. 前記目標点生成手段は、排土領域の境界線の位置データと、目標排土点の配置間隔を示すデータと基づき、前記排土領域内部に複数の目標排土点を等間隔に配置するものである
    請求項6記載の車両の誘導装置。
  8. 前記走行可能領域データ入力手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データを入力する手段を具え、
    前記走行コース生成手段は、前記目標領域の入口点および出口点の位置データに基づき、前記走行不可能領域を通過しないように前記目標領域の入口点を通過してから前記目標領域内部の複数の目標点のうちの一の目標点に到達しさらに前記目標領域の出口点を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に生成するものである
    請求項5記載の車両の誘導装置。
  9. 自己の車両の現在位置を計測する車両位置計測手段を具え、前記車両が到達すべき目標点の位置データが与えられると、前記目標点の位置データに基づき前記目標点を通過する走行コースのデータを生成し、前記車両位置計測手段で計測された現在の車両位置と前記生成された走行コース上の位置とを比較しつつ自己の車両を前記走行コースに沿って誘導走行させるようにした車両の誘導装置において、
    土砂が排土されるべき排土領域の境界線の位置データを入力する排土領域データ入力手段と、
    前記排土記領域データ入力手段に入力された排土領域の位置データに基づいて、当該排土領域内部の複数の目標排土点の位置データを生成する目標点生成手段と、
    前記目標点生成手段で生成された前記排土領域内部の複数の目標排土点の位置データに基づいて、前回までに生成された走行コース上の目標排土点を通過しないように前記排土領域の入口を通過してから一の目標排土点に到達しさらに前記排土領域の出口を通過する走行コースのデータを、各目標排土点毎に順次生成する走行コース生成手段と、
    前記走行コース生成手段で順次生成された走行コースに沿って前記車両を誘導走行させる誘導手段と
    を具えた車両の誘導装置。
  10. 前記目標点生成手段は、排土領域の境界線の位置データと、目標排土点の配置間隔を示すデータと基づき、前記排土領域内部に複数の目標排土点を等間隔に配置するものである
    請求項9記載の車両の誘導装置。
  11. 前記排土領域データ入力手段は、前記排土領域の入口点および出口点の位置データを入力する手段を具え、
    前記走行コース生成手段は、前記排土領域の入口点および出口点の位置データに基づき、前回までに生成された走行コース上の目標排土点を通過しないように前記排土領域の入口点を通過してから前記排土領域内部の一の目標排土点に到達しさらに前記排土領域の出口点を通過する走行コースのデータを、各目標点毎に順次生成するものである
    請求項9記載の車両の誘導装置。
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