JP3852542B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3852542B2
JP3852542B2 JP24044899A JP24044899A JP3852542B2 JP 3852542 B2 JP3852542 B2 JP 3852542B2 JP 24044899 A JP24044899 A JP 24044899A JP 24044899 A JP24044899 A JP 24044899A JP 3852542 B2 JP3852542 B2 JP 3852542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
switching element
circuit
power supply
switching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP24044899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001068277A (ja
Inventor
博市 新堀
直樹 小松
武志 鴨井
務 塩見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP24044899A priority Critical patent/JP3852542B2/ja
Publication of JP2001068277A publication Critical patent/JP2001068277A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3852542B2 publication Critical patent/JP3852542B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチング素子に対するスイッチング制御を高周波で行って、そのスイッチングよりも低い周波数の略矩形波電圧を負荷に印加する電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図14はこの種の従来の電源装置を示す回路図、図15は図14に示す各部の動作波形図である(特願平10−338154号参照)。
【0003】
図14に示す電源装置は、直流電源BTと、平滑用のコンデンサCe1,Ce2の直列回路と、逆方向の電流を阻止できない逆導通型のFETQ1,Q2の直列回路とを並列に接続するとともに、高輝度放電灯(HIDランプ)DLおよびコンデンサC1の並列回路にインダクタL1を直列に接続してLC回路を構成し、このLC回路をコンデンサCe1,Ce2の接続点とFETQ1,Q2の接続点との間に接続することにより構成されるインバータINV1を備え、FETQ1,Q2を数10kHzの周波数でスイッチング動作させ、そのスイッチング周波数よりもかなり低い周波数で、図15に示すような期間Aおよび期間Bが生じるように切り替えて、FETQ1,Q2のデューティの大小関係を切り替える構成になっている。このようにスイッチング動作を行わせることで、図15に示すように、負荷としての高輝度放電灯DLに低周波で矩形波状の電流Ilaを流す(電圧を印加する)ことができる。詳述すると、図15に示すFETQ1,Q2に対するオン/オフ制御は、FETQ1,Q2を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、期間Aおよび期間Bを低周波で交互に切り替えて、期間Aの場合にはFETQ1のオン期間の方をFETQ2のオン期間よりも長くし、期間Bの場合にはFETQ2のオン期間の方をFETQ1のオン期間よりも長くする制御になっている。
【0004】
また、高周波の周波数の1周期はFETQ1,Q2のオン期間で占められ、双方のFETQ1,Q2がオフになるいわゆる休止区間をほとんど無視できるとして、期間Aの場合にFETQ1のオンデューティを一層大きくするとともにFETQ2のオンデューティを一層小さくすれば、負荷に流れる電流を一層大きくすることができる。同様に、期間Bの場合にFETQ1のオンデューティを一層小さくするとともにFETQ2のオンデューティを一層大きくすれば、負荷に流れる電流を一層大きくすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の電源装置では、コンデンサCe1,Ce2の容量が電池程度に極めて大きい場合には、負荷に流れる電流と出力の極性が反転する周期の積の兼ね合いにより、負荷に電流が流れてもコンデンサの電圧は変化せず、低周波の半周期でデューティが一定であっても負荷電流は矩形波状となる。
【0006】
しかしながら、電源装置の物理的な大きさの制約やコストの問題で、電流が流れても電圧が変化しないような極めて大容量のコンデンサを使用するのは現実的でない。したがって、このような大容量のコンデンサを使用することができないので、図16に示すように、コンデンサCe1,Ce2の電圧Ve1,Ve2が変動してしまう。これにより、その図に示すように、期間A,Bの各々で、各FETが一定のデューティで動作すると、電圧Ve1,Ve2の変動に伴って負荷電流Ilaも変動することになる。
【0007】
この状況は負荷のインピーダンスが低く、電圧Ve1,Ve2に比べて負荷電圧が極めて低い場合に顕著に現れ、このとき、負荷に電流が流れても負荷で電力がほとんど消費されずに、コンデンサCe1,Ce2の間で電荷が移動する状態となる。特に、負荷が高輝度放電灯であると、始動直後のそのインピーダンスは極めて低いので、十分な電流が供給されないことになり、ランプ電流が減少していき、場合によっては立消えの問題が発生する。つまり、安定点灯を維持できなくなる。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、例えば高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、負荷に流れる電流の変動を低減し得る電源装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1記載の発明の電源装置は、直流電源と、第1コンデンサおよび第2コンデンサの直列回路と、逆導通型の第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の直列回路とを並列に接続するとともに、少なくとも高輝度放電灯と第3コンデンサとを並列に接続して成る回路に第1インダクタを直列に接続してLC回路を構成し、このLC回路を前記第1コンデンサおよび第2コンデンサの接続点と前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の接続点との間に接続することにより構成されるインバータ回路と、このインバータ回路を動作させるものであって、前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替えて、前記高輝度放電灯に低周波の略矩形波電圧を印加させる制御回路とを備え、前記制御回路は、第1期間において、第2期間から第1期間に切り替わった直後の前記第1スイッチング素子のオン期間を前記第2スイッチング素子のオン期間よりも短くした状態から、前記第1スイッチング素子のオン期間を前記第2スイッチング素子のオン期間よりも長くした状態へ変化させ、第2期間において、第1期間から第2期間に切り替わった直後の前記第2スイッチング素子のオン期間を前記第1スイッチング素子のオン期間よりも短くした状態から、前記第2スイッチング素子のオン期間を前記第1スイッチング素子のオン期間よりも長くした状態へ変化させるのである。
【0010】
この構成では、第1期間の場合に第1スイッチング素子のオン期間が第2スイッチング素子のオン期間よりも短くなり、第2期間の場合に第2スイッチング素子のオン期間の方が第1スイッチング素子のオン期間よりも短くなるので、第1コンデンサおよび第2コンデンサの各電圧変動に起因する負荷電流の変動が低減するようになる。これにより、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができ、高輝度放電灯を安定に点灯させることが可能になる。
【0011】
なお、請求項1記載の電源装置において、前記第2期間から第1期間に切り替わった直後の所定期間、前記第1スイッチング素子のオン期間を短くするとともに前記第2スイッチング素子のオン期間を長くし、前記第1期間から第2期間に切り替わった直後の所定期間、前記第2スイッチング素子のオン期間を短くするとともに前記第1スイッチング素子のオン期間を長くする構成でもよい(請求項2)。この構成によれば、第1コンデンサおよび第2コンデンサの各電圧変動に起因する負荷電流の変動が低減するようになるので、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0012】
また、請求項1記載の電源装置において、前記第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替える際に、前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の双方のオンデューティを不連続に変化させない構成でもよい(請求項3)。この構成によれば、高輝度放電灯が始動して放電していない場合のように負荷のインピーダンスが高くても、負荷電流(電圧)の極性反転時に第1インダクタや第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に過大な電流が流れるのを防止することが可能になる。
【0013】
また、請求項1記載の電源装置において、前記第1コンデンサおよび第2コンデンサの容量に応じて、前記第1期間および第2期間におけるオンデューティの変化率を設定する構成でもよい(請求項4)。この構成によれば、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0014】
また、請求項1記載の電源装置において、前記高輝度放電灯に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記高輝度放電灯に流すべき電流の基準となる電圧を発生させる目標電流発生手段と、前記高輝度放電灯に流すべき電流に対する前記電流検出手段で検出された電流の誤差に相当する信号を増幅する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力信号に応じて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対する発振信号のデューティ比を調整するPWM回路と、このPWM回路の出力信号を入力し、前記第1期間および第2期間に応じて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対する発振信号を入れ替える極性切替手段とを備える構成でもよい(請求項5)。この構成でも、高輝度放電灯の始動直後のよう負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0015】
また、請求項1記載の電源装置において、直流電源の両端電圧の値を検出する電源電圧検出手段と、第1コンデンサあるいは第2コンデンサいずれかの両端電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、前記両検出手段の検出値の差を出力する増幅器とを備え、前記増幅器の出力に基づいて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のデューティを補正する構成でもよい(請求項6)。この構成によれば、簡単な回路構成で高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0016】
さらに、請求項1〜6のいずれかに記載の電源装置において、前記逆導通型の第1スイッチング素子および第2スイッチング素子はFETにより成るものでもよい(請求項7)。この構成によれば、高輝度放電灯を安定に点灯させることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1実施形態に係る電源装置の構成図、図2は負荷のインピーダンスが極めて低い場合の図1に示す各部の動作波形図で、これらの図を用いて以下に第1実施形態の説明を行う。ただし、図2のQ1,Q2のデューティは模式的に示したものであり、実際には、期間A,Bの交番周波数に対して、Q1,Q2のスイッチング周波数は図2の模式図よりも高い周波数になる。
【0018】
図1に示す電源装置は、インバータ回路INV1およびこれを動作させる制御回路1により構成され、当該出力には高輝度放電灯DLが負荷として接続されている。
【0019】
インバータ回路INV1は、例えばバッテリなどにより成る直流電源BTと、コンデンサCe1,Ce2の直列回路と、逆方向の電流を阻止できない逆導通型のFETQ1,Q2の直列回路とを並列に接続するとともに、高輝度放電灯DLと並列に接続され両端が当該電源装置の両出力端子となるコンデンサC1に、つまり高輝度放電灯DLおよびコンデンサC1の並列回路にインダクタL1を直列に接続してLC回路を構成し、このLC回路をコンデンサCe1,Ce2の接続点とFETQ1,Q2の接続点との間に接続することにより構成されている。
【0020】
制御回路1は、FETQ1,Q2のオン/オフ制御を行うもので、例えばFETQ1,Q2を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、期間Aおよび期間Bを低周波で交互に切り替えて、期間Aの場合にはFETQ1のオン期間の方をFETQ2のオン期間よりも長くし、期間Bの場合にはFETQ2のオン期間の方をFETQ1のオン期間よりも長くして(図15参照)、高輝度放電灯DLに低周波の略矩形波電圧を印加させる。
【0021】
また、制御回路1は、第1実施形態の特徴として、コンデンサCe1,Ce2の電圧が変動する場合に、上記各期間のデューティを変更する。第1実施形態では、負荷のインピーダンスが極めて低い場合、つまり高輝度放電灯DLのインピーダンスが極めて低くなる始動直後に、上記各期間のデューティが変更されることになる。
【0022】
すなわち、期間Aの場合には、略矩形波電圧の極性が反転した直後、FETQ1のオン期間をFETQ2のオン期間よりも短くする。具体的には、図2に示すように、FETQ1のオン期間を本来のオン期間よりも短くしてその本来のオン期間に戻るようにするとともに、FETQ2のオン期間を本来のオン期間よりも長くしてその本来のオン期間に戻るようにする制御が行われるのである。一方、期間Bの場合には、略矩形波電圧の極性が反転した直後、FETQ2のオン期間の方をFETQ1のオン期間よりも短くする。具体的には、図2に示すように、FETQ1のオン期間を本来のオン期間よりも長くしてその本来のオン期間に戻るようにするとともに、FETQ2のオン期間を本来のオン期間よりも短くしてその本来のオン期間に戻るようにする制御が行われるのである。ただし、図2に示すように、FETQ1,Q2の双方のデューティを加えるとほぼ100%になるように、上記スイッチング制御が行われる。なお、動作に影響しない程度であれば、デッドタイムを設ける構成にしても構わない。また、上記期間A,Bにおけるオンデューティの変化率は、コンデンサCe1,Ce2の容量に応じて設定すればよい。
【0023】
次に、このように負荷のインピーダンスが極めて低い場合に各期間のデューティを変更する理由を説明する。
【0024】
負荷のインピーダンスが極めて低いと、高輝度放電灯DLでほとんど電力が消費されないので、期間A,Bが変わる毎に、コンデンサCe1,Ce2の間で電荷が交互に移動することになる。
【0025】
このとき、コンデンサCe1,Ce2に対して、電圧レベルが変動せずに常に一定となるような大容量のコンデンサを使用すれば、低インピーダンスで負荷電圧が低いときでも、コンデンサCe1,Ce2の各電圧が直流電源BTの出力電圧Vbtのほぼ半分のレベルになるように本電源装置を動作させれば、放電を安定にし、高輝度放電灯DLの内部圧力を上げるために、高輝度放電灯DLに十分な電流を流すことができる。
【0026】
しかしながら、そのような大容量のコンデンサを搭載するのは装置の大型化を招くなどの種々の問題が生じるので、コンデンサCe1,Ce2に対して、上記条件を満たすことのできない容量のコンデンサが使用されるのが実状である。この場合、上記の如くコンデンサCe1,Ce2の間で電荷が交互に移動すると、図2の「Ve1」,「Ve2」に示すように、電荷の移動に応じて、コンデンサCe1,Ce2の両端電圧Ve1,Ve2のレベルが連続的に変動する。
【0027】
ここで、電圧Ve1,Ve2をそれぞれm×Vbt,(1−m)×Vbtとおき、FETQ1,Q2に対するデューティDq1,Dq2をそれぞれd,(1−d)とおけば、負荷電圧の定常値Vlaは次式(式1)で与えられる。
【0028】
Vla=(2×m×d−0.5)×Vbt
そして、負荷に流れる電流Vlaは、Vlaを負荷のインピーダンスで割れば得られる。ただし、m,dは0〜1の値をとるものとする。
【0029】
上式および図2から分かるように、例えば期間Aが始まると、電圧Ve1が下降、つまりmが減少して、デューティDq1、つまりdが増大するので、Vlaの変動が抑制され、この結果、図2に示すように、負荷に流れる電流Vlaの変動が抑制される。同様に、期間Bが始まると、mが増大してdが減少するので、Vlaの変動が抑制される。この結果、負荷に流れる電流Ilaの変動が抑制される。このように、例えば期間Aが始まる際に、デューティDq1が50%より小さな値から始まるようにし、期間Bでは50%より大きな値から始まるようにすれば、電流を確実に略矩形波状にすることができ、確実な点灯が可能になる。
【0030】
以上により、放電を安定にし、高輝度放電灯DLの内部圧力を上げるために、高輝度放電灯DLに十分な電流を流すことができる。なお、図3に負荷が一般的な高輝度放電灯である場合の本電源装置の出力特性を示す。
【0031】
なお、第1実施形態では、スイッチング素子としてFETQ1,Q2が使用される構成になっているが、これに限らず、例えばトランジスタおよびこれに逆並列接続されるダイオードが使用される構成でもよいのは言うまでもない。
【0032】
図4は本発明の第2実施形態に係る電源装置の構成図、図5は図4に示す制御部の構成図、図6および図7はそれぞれ図5に示す目標電流発生回路およびPWM回路の特性図、図8および図9はそれぞれ負荷のインピーダンスが極めて低い場合および高い場合の本電源装置における各部の動作波形図で、これらの図を用いて以下に第2実施形態の説明を行う。
【0033】
ただし、図8,9において、VL,ILはそれぞれ図5に示す負荷電圧検出回路および負荷電流検出回路の出力信号波形を示す。また、図6のIMおよび図7のEVはそれぞれ図5に示す目標電流発生回路および誤差増幅器の出力信号のことである。
【0034】
図4に示す電源装置は、インバータ回路INV1を第1実施形態と同様に備えているほか、第1実施形態との相違点として制御回路2を備え、当該出力には高輝度放電灯DLが負荷として接続されている。
【0035】
制御回路2は、FETQ1,Q2駆動用の駆動回路21と、この駆動回路21を介してFETQ1,Q2のオン/オフ制御を行う制御部20とにより構成されている。
【0036】
この制御部20は、第1実施形態の制御回路1と同様に、FETQ1,Q2を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、期間Aおよび期間Bを低周波で交互に切り替えて、期間Aの場合にはFETQ1のオン期間の方をFETQ2のオン期間よりも長くし、期間Bの場合にはFETQ2のオン期間の方をFETQ1のオン期間よりも長くして、高輝度放電灯DLに低周波の略矩形波電圧を印加させる。また、制御部20は、図8に示すように、制御回路1と同様に、コンデンサCe1,Ce2の電圧が変動する場合、つまり負荷のインピーダンスが極めて低い場合、上記各期間のデューティを変更する。
【0037】
さらに、制御部20は、図3に示した出力特性になるように、負荷への供給電力の調整機能を有し、図5に示すように、コンデンサCe1,Ce2の接続点側から負荷に流れる電流Ilaを電圧で検出する負荷電流検出回路200と、負荷の両端側から負荷の電圧Vlaを検出する負荷電圧検出回路201と、電圧Vlaから負荷に流すべき電流の基準となる電圧を発生させる目標電流発生回路202と、目標電流発生回路202からの電圧に対する負荷電流検出回路200からの電圧の誤差電圧を増幅する誤差増幅器203と、抵抗R204およびコンデンサC204により構成され誤差増幅器203の出力に接続される遅延回路204と、この遅延回路204を介した誤差増幅器203からの出力信号に応じて、FETQ1,Q2に対する発振信号のデューティ比を調整して信号DU1(図8参照)を出力するPWM回路205と、期間A,B用の低周波発振回路206と、この低周波発振回路206の出力信号を入力して所定のタイミング信号を生成するタイミング発生回路207と、このタイミング発生回路207の出力信号によってPWM回路205からの信号DU1を信号DU2(図8参照)に調整して立上がりを改善するデューティ調整回路208と、このデューティ調整回路208を介してPWM回路205からの出力信号を入力し、低周波発振回路206からの信号に応じて、FETQ1,Q2に対する発振信号を入れ替える極性切替回路209とにより構成される。なお、負荷のインピーダンスが高い場合におけるデューティ調整回路208の動作については後述する。
【0038】
この制御部20の構成では、制御系を安定に動作させるために、誤差増幅器203の出力に遅延要素としての遅延回路204を設けてある。この遅延回路204を設けると、図8に示すように、PWM回路205の出力信号DU1の立上がりが鈍ってしまう。このまま、出力信号DU1を極性切替回路209に入力すると、FETQ1,Q2の駆動信号のデューティが、図8におけるDq1,Dq2に示す破線の如く変化し、負荷に過大な電流が流れてしまう。つまり、前述の式1において、図8に示すように、期間Aが始まったとき、Dq1(=d)が50%を越えて過大となり、期間Bが始まったとき、Dq2が50%を越えて過大となる(dが過小となる)ので、負荷に過大な電流が流れるのである。
【0039】
このため、図5に示すように、タイミング発生回路207およびデューティ調整回路208を設けて、PWM回路205の出力信号DU1の立上がりを改善して、図8に示す信号DU2を極性切替回路209に入力するようにしている。これにより、FETQ1,Q2の駆動信号のデューティが、図8に実線で示したDq1,Dq2のような波形になり、負荷に過大な電流が流れるのを防止することができる。従って、インダクタやFETに対するストレス増大を防止することができ、また第1実施形態と同様の制御を採用することで電源装置の小型化が可能になる。
【0040】
次に、図9を用いて、負荷のインピーダンスが高い場合について説明する。高輝度放電灯DLでは、始動して放電していないような状態では、負荷としてのインピーダンスが高くなる。この場合、負荷に電流が流れず、コンデンサCe1,Ce2間での電荷の移動量はさほど多くない。このため、図9に示すように、コンデンサCe1,Ce2の電圧Ve1,Ve2がほぼ一定になる。
【0041】
また、負荷に電流が流れなければ検出もされず、PWM回路205は最大のデューティを出力する。このとき、PWM回路205の出力をそのまま極性切替回路209に入力すると、FETQ1,Q2の駆動信号のデューティが、図9におけるDq1,Dq2に示す破線の如く変化する。そうすると、極性を反転する際に大きなデューティから始まり、コンデンサC1に逆向きの電荷が蓄積されているために過大な電流が流れる。
【0042】
そこで、PWM回路205からの常にゼロとなる信号DU1を、図9に示すように、期間A,Bの各開始時点で立ち上がるパルス状の信号DU2に調整するようにデューティ調整回路208を構成すれば、FETQ1,Q2の駆動信号のデューティが、図9に実線で示したDq1,Dq2のような波形に整形されることになる。これにより、Dq1,Dq2が不連続に急変するのを防止できる。この結果、極性反転時にインダクタやFETに過大な電流が流れるのを防止することが可能になり、電源装置の小型化やコストダウンが可能になる。
【0043】
図10は本発明の第3実施形態に係る電源装置の構成図、図11は図10に示す制御部内のPWM回路の特性図、図12は図11に示す特性のPWM回路を使用する説明図で、これらの図を用いて以下に第3実施形態の説明を行う。
【0044】
図10に示す電源装置は、インバータ回路INV1を第2実施形態と同様に備えているほか、第2実施形態との相違点として制御回路3を備え、当該出力には高輝度放電灯DLが負荷として接続されている。
【0045】
制御回路3は、図10に示すように、制御部20を第2実施形態とほぼ同様に備えているほか、直流電源DC、コンデンサC30,C31、ダイオードD30および一般的に使用されるハイサイドスイッチ駆動用の駆動IC31により成るいわゆるチャージポンプ式の駆動回路31とを備えている。
【0046】
ここで、制御部20内のPWM回路205の特性が第2実施形態と同様にデューティが0%から100%の範囲内で変化するものであると、図12(a)に示すように、高輝度放電灯DLが正常に動作してそのインピーダンスが高い場合には当然のこととして問題はないが、例えば無負荷のように負荷のインピーダンスが極端に高くなると、図12(b)に示すように、デューティが最大となり、逆のFETが完全にオフになる状態となる。この場合、図10に示すチャージポンプ式の駆動回路31では、ハイサイド側の電源が供給されない事態となる。
【0047】
そこで、第3実施形態では、図11に示すように、デューティが0%より大きく100%より小さい所定範囲内に制限され、最大および最小デューティが設定された特性のPWM回路を制御部20に使用して、FETQ1,Q2を強制的にオン/オフさせ、駆動IC31の電源を供給するようにするのである。これにより、回路の簡素化ができ、小型化を図ることができる。
【0048】
図13は本発明の第4実施形態に係る電源装置の構成図で、この図を用いて以下に第4実施形態の説明を行う。
【0049】
図13に示す電源装置は、インバータ回路INV2およびこれを動作させる制御回路4により構成され、当該出力には高輝度放電灯DLが負荷として接続されている。
【0050】
インバータ回路INV2は、例えばバッテリなどにより成る直流電源BTと、コンデンサCe1,Ce2の直列回路と、逆方向の電流を阻止できない逆導通型のスイッチング素子SW1,SW2の直列回路とを並列に接続するとともに、高輝度放電灯DLおよびコンデンサC1の並列回路にインダクタL1を直列に接続してLC回路を構成し、このLC回路をコンデンサCe1,Ce2の接続点とスイッチング素子SW1,SW2の接続点との間に接続することにより構成されている。
【0051】
制御回路4は、スイッチング素子SW1,SW2駆動用の駆動回路41およびこの駆動回路41を介してスイッチング素子SW1,SW2のオン/オフ制御を行う制御部40により構成され、例えばスイッチング素子SW1,SW2を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替えて、第1期間の場合にはスイッチング素子SW1のオン期間の方をスイッチング素子SW2のオン期間よりも長くし、第2期間の場合にはスイッチング素子SW2のオン期間の方をスイッチング素子SW1のオン期間よりも長くして、高輝度放電灯DLに低周波の略矩形波電圧を印加させる。また、制御回路4は、第1実施形態と同様に、負荷のインピーダンスが極めて低い場合には上記各期間のデューティを変更する。
【0052】
図13の例では、制御部40は、低周波発振回路206および極性切替回路209を第2実施形態と同様に備えているほか、直流電源BTの両端間に直列に接続され抵抗値がほぼ同一の抵抗R40,R41と、抵抗R400およびコンデンサC400により構成されるフィルタ回路400と、抵抗R40,R41の接続点から得られる電圧(Vbt/2)とフィルタ回路400を介して得られるコンデンサCe2の電圧とを比較増幅する増幅器401と、負荷の両端側から負荷の電圧Vlaを検出する負荷電圧検出回路402と、その電圧Vlaから目標デューティを発生させるための基準信号を得る目標デューティ発生回路403と、その基準信号に応じて、スイッチング素子SW1,SW2に対する発振信号の出力を行うPWM回路404と、このPWM回路404からの信号に対して、増幅器401の出力信号に応じて目標とするデューティの値に補正をかけて極性切替回路209に出力するデューティ調整回路405とを備えている。
【0053】
この構成では、出力電圧Vbtの直流電源BTから分圧により得た電圧(Vbt/2)とコンデンサCe2の電圧とを比較増幅し、目標とするデューティの値に補正をかけ、この補正により負荷電流の直流分を除去する。
【0054】
一般に、ハーフブリッジ構成では、最低電位を基準にして負荷電流の検出を行うのは難しく、場合によっては検出しないことがある。この場合、駆動回路のばらつきやその他要因によって、負荷電流に直流分が重畳することがある。このため、デューティ調整回路405に比較増幅した信号を入力してその補正を行うのである。これにより、負荷電流を検出しなくても、負荷電流に直流分が重畳するのを防止することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のことから明らかなように、請求項1記載の発明によれば、直流電源と、第1コンデンサおよび第2コンデンサの直列回路と、逆導通型の第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の直列回路とを並列に接続するとともに、少なくとも高輝度放電灯と第3コンデンサとを並列に接続して成る回路に第1インダクタを直列に接続してLC回路を構成し、このLC回路を前記第1コンデンサおよび第2コンデンサの接続点と前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の接続点との間に接続することにより構成されるインバータ回路と、このインバータ回路を動作させるものであって、前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替えて、前記高輝度放電灯に低周波の略矩形波電圧を印加させる制御回路とを備え、前記制御回路は、第1期間において、第2期間から第1期間に切り替わった直後の前記第1スイッチング素子のオン期間を前記第2スイッチング素子のオン期間よりも短くした状態から、前記第1スイッチング素子のオン期間を前記第2スイッチング素子のオン期間よりも長くした状態へ変化させ、第2期間において、第1期間から第2期間に切り替わった直後の前記第2スイッチング素子のオン期間を前記第1スイッチング素子のオン期間よりも短くした状態から、前記第2スイッチング素子のオン期間を前記第1スイッチング素子のオン期間よりも長くした状態へ変化させるので、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0056】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の電源装置において、前記第2期間から第1期間に切り替わった直後の所定期間、前記第1スイッチング素子のオン期間を短くするとともに前記第2スイッチング素子のオン期間を長くし、前記第1期間から第2期間に切り替わった直後の所定期間、前記第2スイッチング素子のオン期間を短くするとともに前記第1スイッチング素子のオン期間を長くするので、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0057】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の電源装置において、前記第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替える際に、前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の双方のオンデューティを不連続に変化させないので、高輝度放電灯が始動して放電していない場合のように負荷のインピーダンスが高くても、負荷電流(電圧)の極性反転時に第1インダクタや第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に過大な電流が流れるのを防止することが可能になる。
【0058】
請求項4記載の発明によれば、請求項1記載の電源装置において、前記第1コンデンサおよび第2コンデンサの容量に応じて、前記第1期間および第2期間におけるオンデューティの変化率を設定するので、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0059】
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の電源装置において、前記高輝度放電灯に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記高輝度放電灯に流すべき電流の基準となる電圧を発生させる目標電流発生手段と、前記高輝度放電灯に流すべき電流に対する前記電流検出手段で検出された電流の誤差に相当する信号を増幅する誤差増幅器と、この誤差増幅器の出力信号に応じて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対する発振信号のデューティ比を調整するPWM回路と、このPWM回路の出力信号を入力し、前記第1期間および第2期間に応じて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対する発振信号を入れ替える極性切替手段とを備えるので、高輝度放電灯の始動直後のように負荷のインピーダンスが低くても、高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0060】
請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の電源装置において、直流電源の両端電圧の値を検出する電源電圧検出手段と、第1コンデンサあるいは第2コンデンサいずれかの両端電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、前記両検出手段の検出値の差を出力する増幅器とを備え、前記増幅器の出力に基づいて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のデューティを補正するので、簡単な回路構成で高輝度放電灯に流れる電流の変動を低減することができる。
【0061】
請求項7記載の発明によれば、請求項1〜6のいずれかに記載の電源装置において、前記逆導通型の第1スイッチング素子および第2スイッチング素子はFETにより成るので、高輝度放電灯を安定に点灯させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る電源装置の構成図である。
【図2】 負荷のインピーダンスが極めて低い場合の図1の各部の動作波形図である。
【図3】 負荷が一般的な高輝度放電灯である場合の第1実施形態に係る電源装置の出力特性である。
【図4】 本発明の第2実施形態に係る電源装置の構成図である。
【図5】 図4に示す制御部の構成図である。
【図6】 図5に示す目標電流発生回路の特性図である。
【図7】 図5に示すPWM回路の特性図である。
【図8】 負荷のインピーダンスが極めて低い場合の第2実施形態に係る電源装置における各部の動作波形図である。
【図9】 負荷のインピーダンスが高い場合の第2実施形態に係る電源装置における各部の動作波形図である。
【図10】 本発明の第3実施形態に係る電源装置の構成図である。
【図11】 図10に示す制御部内のPWM回路の特性図である。
【図12】 図11に示す特性のPWM回路を使用する説明図である。
【図13】 本発明の第4実施形態に係る電源装置の構成図である。
【図14】 従来の電源装置を示す回路図である。
【図15】 図14に示す各部の動作波形図である。
【図16】 図14に示す電源装置の場合における負荷電流の変動の様子を示す図である。
【符号の説明】
DL 高輝度放電灯
INV1,INV2 インバータ回路
BT 直流電源
Ce1,Ce2 コンデンサ
Q1,Q2 FET
SW1,SW2 スイッチング素子
C1 コンデンサ
L1 インダクタ
1,2,3,4 制御回路
20,40 制御部
21,31,41 駆動回路
200 負荷電流検出回路
201 負荷電圧検出回路
202 目標電流発生回路
203 誤差増幅器
204 遅延回路
205 PWM回路
206 低周波発振回路
207 タイミング発生回路
208 デューティ調整回路
209 極性切替回路
400 フィルタ回路
401 増幅器
402 負荷電圧検出回路
403 目標デューティ発生回路
404 PWM回路
405 デューティ調整回路

Claims (7)

  1. 直流電源と、第1コンデンサおよび第2コンデンサの直列回路と、逆導通型の第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の直列回路とを並列に接続するとともに、少なくとも高輝度放電灯と第3コンデンサとを並列に接続して成る回路に第1インダクタを直列に接続してLC回路を構成し、このLC回路を前記第1コンデンサおよび第2コンデンサの接続点と前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の接続点との間に接続することにより構成されるインバータ回路と、
    このインバータ回路を動作させるものであって、前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子を高周波で交互にオン/オフさせるとともに、第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替えて、前記高輝度放電灯に低周波の略矩形波電圧を印加させる制御回路と
    を備え、
    前記制御回路は、第1期間において、第2期間から第1期間に切り替わった直後の前記第1スイッチング素子のオン期間を前記第2スイッチング素子のオン期間よりも短くした状態から、前記第1スイッチング素子のオン期間を前記第2スイッチング素子のオン期間よりも長くした状態へ変化させ、第2期間において、第1期間から第2期間に切り替わった直後の前記第2スイッチング素子のオン期間を前記第1スイッチング素子のオン期間よりも短くした状態から、前記第2スイッチング素子のオン期間を前記第1スイッチング素子のオン期間よりも長くした状態へ変化させる
    電源装置。
  2. 前記第2期間から第1期間に切り替わった直後の所定期間、前記第1スイッチング素子のオン期間を短くするとともに前記第2スイッチング素子のオン期間を長くし、前記第1期間から第2期間に切り替わった直後の所定期間、前記第2スイッチング素子のオン期間を短くするとともに前記第1スイッチング素子のオン期間を長くする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記第1期間および第2期間を低周波で交互に切り替える際に、前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子の双方のオンデューティを不連続に変化させない請求項1記載の電源装置。
  4. 前記第1コンデンサおよび第2コンデンサの容量に応じて、前記第1期間および第2期間におけるオンデューティの変化率を設定する請求項1記載の電源装置。
  5. 前記高輝度放電灯に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記高輝度放電灯に流すべき電流の基準となる電圧を発生させる目標電流発生手段と、
    前記高輝度放電灯に流すべき電流に対する前記電流検出手段で検出された電流の誤差に相当する信号を増幅する誤差増幅器と、
    この誤差増幅器の出力信号に応じて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対する発振信号のデューティ比を調整するPWM回路と、
    このPWM回路の出力信号を入力し、前記第1期間および第2期間に応じて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子に対する発振信号を入れ替える極性切替手段と
    を備える請求項1記載の電源装置。
  6. 直流電源の両端電圧の値を検出する電源電圧検出手段と、第1コンデンサあるいは第2コンデンサいずれかの両端電圧を検出するコンデンサ電圧検出手段と、前記両検出手段の検出値の差を出力する増幅器とを備え、前記増幅器の出力に基づいて前記第1スイッチング素子および第2スイッチング素子のデューティを補正する請求項1記載の電源装置。
  7. 前記逆導通型の第1スイッチング素子および第2スイッチング素子はFETにより成る請求項1〜6のいずれかに記載の電源装置。
JP24044899A 1999-08-26 1999-08-26 電源装置 Expired - Fee Related JP3852542B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24044899A JP3852542B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24044899A JP3852542B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 電源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001068277A JP2001068277A (ja) 2001-03-16
JP3852542B2 true JP3852542B2 (ja) 2006-11-29

Family

ID=17059661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24044899A Expired - Fee Related JP3852542B2 (ja) 1999-08-26 1999-08-26 電源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3852542B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1669366B (zh) * 2002-07-22 2010-12-29 皇家飞利浦电子股份有限公司 气体放电灯驱动器
CN101790900A (zh) * 2007-09-27 2010-07-28 岩崎电气株式会社 高压放电灯镇流器、高压放电灯驱动方法及投影仪
US9849027B2 (en) 2007-11-08 2017-12-26 Alimera Sciences, Inc. Ocular implantation device
CN101925241A (zh) * 2009-06-09 2010-12-22 皇家飞利浦电子股份有限公司 脉冲启动电路
JP5585045B2 (ja) * 2009-10-22 2014-09-10 セイコーエプソン株式会社 放電灯点灯装置、プロジェクター、及び放電灯の駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001068277A (ja) 2001-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6198198B1 (en) Control circuit and method for piezoelectric transformer
KR100771063B1 (ko) 방전등 점등 회로
TWI271021B (en) PWM switching regulator
WO2007023603A1 (ja) Dc/dcコンバータ装置および放電灯点灯装置
JP2004519828A (ja) 高輝度放電ランプを駆動する装置及び方法
CN101132665A (zh) 放电灯点亮电路
JP2008159382A (ja) 放電灯点灯回路
JP3852542B2 (ja) 電源装置
US7557522B2 (en) Preheat control device for modulating voltage of gas-discharge lamp
JP2003217888A (ja) 放電灯点灯装置
US8154215B2 (en) Discharge lamp lighting apparatus
JP2003164163A (ja) 圧電トランス駆動回路
JP2001136749A (ja) 圧電インバータ駆動装置
JP3757219B2 (ja) チャージポンプ回路
JP2002051541A (ja) スイッチング電源装置及びスイッチング電源用半導体装置
JP2005269819A (ja) 圧電トランス駆動回路及びそれを備えた冷陰極管点灯装置
CN101473702A (zh) 压电变压器的调光噪声降低电路
JP3814770B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP3746673B2 (ja) 圧電トランスの制御回路
KR102489915B1 (ko) 전원 공급 장치 및 부하에 전원을 공급하는 방법
JP3369468B2 (ja) インバータ回路
KR102622535B1 (ko) 전원 공급 장치 및 그 제어 방법
JP3787965B2 (ja) 電源装置
JP2003033046A (ja) 圧電トランスの制御回路
KR20200077492A (ko) 전원 공급 장치 및 그 제어 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060829

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees