JP3850252B2 - 複合装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファクシミリ通信装置、インターネットFAX機能を有する複合装置に関し、例えば、データ通信システム、Eメールシステムに応用可能な複合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許第3133297号公報には、アナログ電話回線への接続しかできない電話機やファクシミリ装置の信号をインターネットパケットに変換する通信装置が開示されている。
また、特開2001−119518号公報には、インターネットFAXが受信したことをLAN(Local Area Network)上のPCへEメールで通知する場合、添付画像は送信せずに着信の通知を行なうインターネットFAXが開示されている。
【0003】
国際電気通信連合(ITU)ファクシミリ規格においても、インターネットFAXの規定がなされてきた。これは、従来のアナログ電話回線への接続しかできないファクシミリのサブ情報に、Eメールアドレスを入力できるようにしたものである。
また、インターネットからMIME(Multipurpose Internet Mail Extensions)形式で、画像ファイルを添付したメールを送信し、プロバイダや変換機能を有した通信装置で、従来のファクシミリのようにプリント出力できる装置も一般的である。
【0004】
例えば、特許第3133297号公報に開示されている通信装置は、公衆回線網及びインターネット網とファクシミリ装置との間に設けられ、ファクシミリ装置のスキャナで読み取ったFAXフォーマットの画像データをインターネットで扱うフォーマットに変換したり、インターネットで扱うフォーマットの画像データをFAXフォオーマットの画像データに変換したりしていた。ただし、これは、業界で取り決めされた形式であるMIME形式のEメールを利用したもので、インターネットFAXが広く利用しているやり方であった。
このように、特許第3133297号公報に記載の通信装置は、従来のファクシミリとインターネットとの間の通信を行えるようにしただけであるため、従来のファクシミリ装置の使い勝手や、LAN環境の従来のクライアントPCの使い勝手を悪くしていた。
【0005】
また、特開2001−119518号公報には、インターネットFAXメール着信時に該当ユーザにインターネットFAXメールを着信したことを通知するインターネットFAXの着信通知機能のみについての発明が開示されていた。
そのため、インターネットFAXにおけるPCからの動作指示は考慮されておらず、PCからの動作指示はできなかった。すなわち、インターネットFAXと、PCのアプリケーションソフトやメールサーバ、ファイルサーバなどは、協働することがなかった。
【0006】
上述のように、従来のインターネットFAXは、入出力部としての、スキャナ,プロッタなど、従来のファクシミリ装置並の能力しか備わっていない装置であり、インターネットを介したFAX機能を実現するのみであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、インターネットFAX機能等を有する高機能な複合装置を、他の装置(メールサーバ等)に負担をかけずに協働可能とするようにしてインターネットFAXシステムを容易に構築可能な装置とすることを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、メールサーバに接続し、インターネットFAXメール機能を有する複合装置において、前記メールサーバからインターネットFAXメールを取得して、該インターネットFAXメールのヘッダ情報と添付されていた画像ファイルとを関連付けて記憶手段に格納するダウンロード手段と、前記インターネットFAXメールの取得を知らせるメールには、画像ファイルを添付せず、前記記憶手段に格納した画像ファイルの位置情報とパスワードを記述しておき、該インターネットFAXメールにより指定されているユーザに該メールを送信するFAX受信通知手段と、前記FAX受信通知手段で通知された位置情報とパスワードの入力を前記ユーザから受け付けて、前記記憶手段の該位置情報に対応して格納された画像ファイルを出力する出力手段とを有することを特徴としたものである。
【0009】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記FAX受信通知手段に応じて前記ユーザから返信されたEメールを受信する返信メール受信手段と、該Eメールに記述されていた画像ファイルの形式を認識する画像形式認識手段と、前記Eメールに記述されていた画像ファイルの位置情報に対応する画像ファイルを、前記認識した画像ファイルの形式に変換するファイル変換手段と、前記ファイル変換手段により変換された画像ファイルを前記ユーザ宛にEメール送信する画像転送手段とを有することを特徴としたものである。
【0010】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記ファイル変換手段は、前記インターネットFAXメールに添付された画像ファイルを任意の画像ファイル形式に変換する新たなアプリケーションをインストール可能であることを特徴としたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の複合装置について実施例を説明する。
図1は、本発明による複合装置の一実施例を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、本発明による複合装置1は、大きくわけて、操作パネルの制御,スキャナ読み込み,プリント出力等を行なうコピー制御部10、各種通信の制御部を介してデータの送受信を行なう通信制御部20、及びこれらに直流電源を供給する直流電源供給部40から構成される。
【0013】
複合装置1を制御するコントローラとして、コピー制御部10にはCPU11、通信制御部20には通信制御コントローラ21がある。また、コピー制御部10と通信制御部20のそれぞれに、プログラムを格納したROM12,22、設定情報を記憶するRAM13,23、データ処理に用いるワークRAM14,24がある。RAM13,23は1次電池等でバックアップされ、電源OFF時にも内容が保持される。
【0014】
CPU11と通信制御コントローラ21は、ブリッジ50を介して、お互いにコマンドで、画像データなどの受け渡しを行なう。画像データの受け渡しは、ワークRAM14,24間で、ページごと、ブロックごとまたはラインごとに行われる。
また、コピー制御部10,通信制御部20において画像データは、圧縮伸長制御部15a,FAX画像処理部25aで処理される。それぞれに対応してローカルに蓄積メモリとしてコピー画像メモリ15b,FAX画像メモリ25bが設けられている。通信でやり取りされるデータは、大容量メモリ26に蓄積する。
【0015】
コピー制御部10には、複合装置1の全般で使用する操作パネル16aとその制御部16bがある。これらは、主に、CPU11が制御するが、通信に関わる表示などの制御は、ブリッジ50を介し、通信制御コントローラ21からも行われる。また、コピー制御部10の入出力部としてスキャナ17aとその制御部17b、プロッタ18aとその制御部18bを備え、その他の入出力部として、各種入出力部19aとその制御部19bがある。なお、プロッタとは、直線や曲線の集合であるベクトル・データによって描画するものに限定されず、紙に画像を出力する装置のことであり、プリンタも含むものとする。また、その他の入出力部としては、例えば、用紙やドアのセンサ,温度センサやモータ類などがある。
【0016】
通信制御部20には、電話回線ポートとして、アナログ,デジタル回線が接続できる。アナログ回線とはアナログ回線IF(インターフェイス)27aを介して、G3FAXモデム27bがG3ファクシミリ通信を行ない、デジタル回線とはデジタル回線IF28aを介して、ISDN(Integrated Services Digital Network)制御部28bがH/S(ハードウェア/ソフトウェア)制御やA/D(アナログ/デジタル)変換などを行い、G4ファクシミリ通信を行なう。G3FAXモデム27bやISDN制御部28bにデータ通信プロトコル処理もさせれば、アナログ,デジタル回線とデータ通信も行える。LANのポートとして、LAN制御部29を持っている。また、通信制御の管理設定や機能拡張などのため、UART(Universal Asynchronous Receiver−Transmitter)制御部30を介して、クライアントPCをローカル接続できる。
【0017】
これら各部で使用する直流電圧は、ACコード41から入力される商用電圧から直流電源供給部40で生成される。
【0018】
図2は、図1に示した構成の複合装置1が接続される環境を示すブロック図である。
複合装置1は、アナログやデジタル回線の公衆回線網または内線網2に接続され、従来の複合装置としての機能も有するとともに、LAN3とも接続され、動作を行なう機能も有する。
【0019】
LAN3にはE−mail形式のメールサーバ4が接続され、メールサーバ4によりEメールがやり取りされる。LAN3には、他に複数のクライアントPC5aが接続されている。また、ルータ6でLAN3は拡張しており、そこにはファイルサーバ7やクライアントPC5bが接続されている。
ルータ6で複数接続された閉域のLAN3は、ゲートウェイ8を介し、専用線などを通じて、インターネット9に接続されている。
【0020】
以下、実施例に沿って説明していく。実施例1の複合装置は、メールサーバの負荷を少なくして、容易にインターネットFAX環境を構築することができるものである。Eメールアドレスの例として、任意のクライアントPCのEメールアドレスが、
yamada@ricoh.co.jp ・・・・アドレス1
とすると、このクライアントPC宛のインターネットFAXメールのアドレスは、アドレス1に「iFAX_」を付加し、
iFAX_yamada@ricoh.co.jp ・・・アドレス2
とする。また、複合装置自体のEメールアドレスは、
iFAX_server@ricoh.co.jp・・・・アドレス3
とする。
【0021】
メールサーバは、登録されたEメールアドレスとともに、「iFAX_」が付加されたアドレス2、3も、アドレス1と同様に、Eメールユーザとして判別するよう設定し、すべて複合装置宛てのEメールと認識させ、複合装置に配信するようにしておく。通常と同様に、「iFAX_」以下の、Eメールアドレスのユーザが登録されていない場合は、宛先不定の返信をする。
【0022】
インターネットFAXは簡単な実施例として、MIME形式のメールを送受信するものとする。複合装置からのインターネットFAX送信は、アドレス2、3のEメールアドレスに対し、スキャナ読み取りしたFAX画像ファイルをファイル添付してメール送信操作をすることにより行なわれる。このメールは、ゲートウェイを介して送信される。(この方式は一般的なもので、既存のインターネットFAXと同じである。)
着信時には、このようなインターネットFAXメール等の着信をメールサーバが認識し、複合装置に着信通知する。
複合装置はメールサーバからメールをダウンロードして、インターネットFAX受信する。
【0023】
通信制御コントローラ21は、宛名アドレスがアドレス3の場合には、添付ファイルの形式を解釈して、FAX画像処理部25aでbitmap展開し、CPU11に対し、プリント出力要求するとともにワークRAM14へデータ転送する。CPU11はプロッタ18aへ出力命令する。
【0024】
宛名アドレスがアドレス2の場合には、請求項1の発明では、ヘッダー情報をRAM23に蓄積し、ヘッダー情報と関連付けて画像ファイルを大容量メモリ26に蓄積する。次に、アドレス1に対し、インターネットFAXメール受信の旨のEメールを送信する。例えば、差出人はアドレス3で、件名は「FAX受信通知」とする場合、本文には画像ファイルを添付せず、ファイル番号とパスワードのみを記述する。
アドレス1のユーザは、取得したファイル番号とパスワードを操作パネル16aで入力する。
複合装置は上記アドレス3の場合と同様にして、プリント出力する。
【0025】
実施例2の複合装置は、画像ファイルをPCで扱えるファイル形式に変換できるものである。実施例1のインターネットFAX受信時、既存のインターネットFAXの多くを考えると、各種ファイル圧縮形式に対応できない場合が多く、FAX画像ファイルは、ITU規格のMMR(Modified Modified READ)圧縮形式である。この形式はPCソフトでは一般的でなく、クライアントPCで扱うには専用の変換プログラムが必要になってくる。
【0026】
上述の実施例1の場合と同様に、画像ファイルを大容量メモリに蓄積し、請求項1の場合と異なり、画像ファイルが格納されているディレクトリを例えばWindows(登録商標)の場合は¥¥IFAX_serverとして、LAN上でクライアントPCからアクセスできるように管理する。受信画像ファイルを、ユーザごとのサブディレクトリに格納して、任意のファイル名をつけ、例えば、¥¥IFAX_server¥yamada¥010715003.mmr(着信日01年7月15日3通目の意味である。)として、保管するとともに、実施例1の場合のファイル番号とパスワードの代わりに、ファイル名を本文に記述したEメールを送信する。本Eメールを受信したら、ユーザは引用文付きの返信Eメールを作成し、本文にはユーザのPCで扱えるファイル形式から選択し、その拡張子のみ記述し送信する。
【0027】
複合装置はユーザからの引用文つき返信Eメールをメールサーバからダウンロードし、引用文のファイル名と記述されてきた拡張子を判別する。簡単な例としては、件名が「Re:FAX受信通知」であった場合、本文から、引用文であることを示す記号「>」と「リターン」の文字列を判読して引用文の部分を判別し、上記ファイル名を特定する。それ以外の本文から、予め設定されている拡張子を判別する。
【0028】
得られたファイル名で格納してある画像ファイルを、得られた拡張子のファイル形式に変換し、「Re:Re:FAX受信通知」などの件名をつけ、本文なしの、形式変換された画像ファイルを再度Eメール返信する。指定された拡張子が判別できなければ、引用文付きの返信Eメールを作成し、その旨の、予め登録してある文字列、例えば「指定されたファイル形式は、取り扱いしていません。再度ファイル形式を指定してください。」を付加して返信する。
【0029】
図3は、図1に示した複合装置1のFAX画像処理部25a及びFAX画像メモリ25bを詳細に説明するための図で、実施例3の発明を説明するためのものである。実施例3の複合装置は、実施例2の複合装置において、扱えるファイル形式を拡張可能なものである。図3に示すように、通信コントローラ(図示しない)のメインバスに、バッファ101を介して、FAX画像処理制御部102が接続しており、FAX画像処理制御部102のローカルバスに、FAX画像メモリ25bが接続されている。FAX画像の圧縮伸長を行なうデジタル信号処理プロセッサ(DSP)103が、バッファ101に接続するメインバス104と、FAX画像メモリ25bに接続するローカルバス105の両者に接続している。また、これらバスと、FAX画像処理制御部102からの制御信号が、拡張インターフェースとして配置され、拡張ボード25a′が接続できる構成になっている。
【0030】
拡張ボード25a′には、デジタル信号処理プロセッサ103で処理できるファイル形式を、例えばFAX通信のMH(Modified Huffman),MR(Modified READ),MMR形式と、bmp(bitmap)形式とした場合、新たにTIFF(Tagged Image File Format)形式を扱えるデジタル信号処理プロセッサ113を装備しているものとする。また、パフォーマンスをよくするため、拡張メモリ116も備えている。このように高次元な形式を扱えるように拡張する場合でも、ローカルバスを設けることにより、メインバスのパフォーマンスを落とすことがない。
FAX画像処理制御部102はイニシャル時に、デジタル信号処理プロセッサ103,113の扱える形式を読み出し、通信コントローラに通知する。通信コントローラは、形式のリストを記憶しておく。
【0031】
実施例4の複合装置は、一定期間を過ぎても、受信画像ファイルの出力操作がない場合を判断し、受信画像ファイルの操作を行なう手段を有するものである。複合装置とメールサーバとの間で通信するコマンドを用意する。このコマンドは、ユーザリストとその情報を取得、通知するコマンド類である。複合装置の初期設定時や設定変更時、メールサーバに対し、取得コマンドを発行する。メールサーバは、要求情報に対応する通知コマンドとともに、情報を複合装置に通知する。ユーザ登録、変更時には、通知コマンドのみとなる。メールサーバではユーザ管理情報の転送だけなので、容易な追加プログラムで済む。なお、ここでは、取得する情報は、ユーザ名,サーバメール削除期日とする。複合装置はこれらの情報を、RAMに記憶しておく。
【0032】
実施例1,2及び、3の説明では、「FAX受信通知」Eメールを送信している。実施例4では、これに対してプリント出力や「Re:FAX受信通知」Eメールの返信があるかどうかを監視する。インターネットFAX受信の日付から、メール削除期日を過ぎているか判断し、プリント出力や「Re:FAX受信通知」Eメールの返信がない状態でメール削除期日が過ぎた場合には、例えば、件名を「FAX受信受取の催促」とし、本文には「FAX受信通知」Eメールの転送Eメールと、予め設定された、「FAX受信が受け取られていません。プリント出力します。」の定型文を付して送信する。
【0033】
再度操作を促すだけで、また数日待った後プリント出力したり、装置の管理者しか扱えないようファイルにロックを掛けたりしてもよい。
このとき、複合装置の通信コントローラにリアルタイムクロックを内蔵しており、メールサーバの時計と調整するコマンドを有していれば、日時のずれによる不具合を解消できる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の複合装置においては、メールをメールサーバから吸い上げているので、メールサーバの負荷を軽減し、メールサーバの記憶装置の飽和を防ぐことができる。
【0035】
また、PCで扱えるファイル形式を選択、変換することができるので、インターネットFAX送信された画像ファイルをPCにあった画像ファイル形式に変換して配信ができる。
【0036】
さらに、容易にファイル形式の拡張をすることができるので、PCに新たな画像処理アプリケーションを追加することなく、インターネットFAX送信された画像ファイルをPCで扱うことができる。
【0037】
また、メール削除期日を取得し、それをユーザに通知し、ユーザの応対に対応した処理をすることができるので、インターネットFAX送信された画像ファイルをメールライクに扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による複合装置の一実施例を説明するためのブロック図である。
【図2】 図1に示した構成の複合装置が接続される環境を示すブロック図である。
【図3】 図1に示した複合装置のFAX画像処理部及びFAX画像メモリを詳細に説明するための図である。
【符号の説明】
1…複合装置、2…公衆回線網または内線網、3…LAN、4…メールサーバ、5a,5b…クライアントPC、6…ルータ、7…ファイルサーバ、8…ゲートウェイ、9…インターネット、10…コピー制御部、11…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14,24…ワークRAM、15a…圧縮伸長制御部、15b…コピー画像メモリ、16a…操作パネル、16b…操作パネル制御部、17a…スキャナ、17b…スキャナ部、18a…プロッタ、18b…プロッタ制御部、19a…各種入出力部、19b…入出力制御部、20…通信制御部、21…通信制御コントローラ、25a…FAX画像処理部、25a′…拡張ボード、25b…FAX画像メモリ、26…大容量メモリ、27a…アナログ回線IF、27b…G3FAXモデム、28a…デジタル回線IF、28b…ISDN制御部、29…LAN制御部、30…UART制御部、40…直流電源供給部、41…ACコード、50…ブリッジ、101…バッファ、102…FAX画像処理制御部、103,113…デジタル信号処理プロセッサ(DSP)、116…拡張メモリ。
Claims (3)
- メールサーバに接続し、インターネットFAXメール機能を有する複合装置において、前記メールサーバからインターネットFAXメールを取得して、該インターネットFAXメールのヘッダ情報と添付されていた画像ファイルとを関連付けて記憶手段に格納するダウンロード手段と、前記インターネットFAXメールの取得を知らせるメールには、画像ファイルを添付せず、前記記憶手段に格納した画像ファイルの位置情報とパスワードを記述しておき、該インターネットFAXメールにより指定されているユーザに該メールを送信するFAX受信通知手段と、前記FAX受信通知手段で通知された位置情報とパスワードの入力を前記ユーザから受け付けて、前記記憶手段の該位置情報に対応して格納された画像ファイルを出力する出力手段とを有することを特徴とする複合装置。
- 請求項1に記載の複合装置において、前記FAX受信通知手段に応じて前記ユーザから返信されたメールを受信する返信メール受信手段と、該メールに記述されていた画像ファイルの形式を認識する画像形式認識手段と、前記メールに記述されていた画像ファイルの位置情報に対応する画像ファイルを、前記認識した画像ファイルの形式に変換するファイル変換手段と、前記ファイル変換手段により変換された画像ファイルを前記ユーザ宛にメール送信する画像転送手段とを有することを特徴とする複合装置。
- 請求項2に記載の複合装置において、前記ファイル変換手段は、前記インターネットFAXメールに添付された画像ファイルを任意の画像ファイル形式に変換する新たなアプリケーションをインストール可能であることを特徴とする複合装置。
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