JP3850138B2 - 鋼管杭の継手接続方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼管杭回転圧入装置を使用して、単位長さの鋼管杭どうしをねじ接続により継ぎ足しながら打設する鋼管杭打設工法において、先行打設された鋼管杭に対して継ぎ足し鋼管杭をねじ接続するための方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鋼管杭回転圧入装置は、自走車体の前部に支持されたリーダーと、このリーダーに昇降可能に支持され且つ圧入用シリンダーユニットにより昇降駆動される鋼管杭回転駆動手段とを備え、前記鋼管杭回転駆動手段には、回転力を鋼管杭に伝達する周方向複数個の開閉自在なチャック片が設けられたたものであり、前記鋼管杭回転駆動手段に挿通され且つ前記チャック片の締結により当該鋼管杭回転駆動手段に固定された鋼管杭を、前記鋼管杭回転駆動手段の回転力と圧入用シリンダーユニットの作動により与えられる圧入力とで地中に回転圧入するものである。
【0003】
しかして、この鋼管杭回転圧入装置により単位長さの鋼管杭を継ぎ足しながら打設する場合、先行打設鋼管杭に継ぎ足し鋼管杭を同心状に接続一体化する鋼管杭接続作業が必要になる。この鋼管杭の接続方法としては、鋼管杭の端部どうしを溶接により接続する溶接接続方法や、鋼管杭の端部に予め形成されたねじ継ぎ手部どうしを互いに螺嵌させるねじ接続方法などが知られているが、営業路線の軌道内またはその近傍に鋼管杭を打設する場合のように、鋼管杭打設工事が深夜に行われる状況では、夜間の限られた時間内での施工本数と施工精度の向上を図るため、ねじ接続方法を採用するのが望ましい。
【0004】
しかして、ねじ接続方法を採用する場合、圧入用シリンダーユニットによって決まる鋼管杭回転駆動手段の1回転当たりの降下量が、鋼管杭端部に形成されるねじ継ぎ手部のねじピッチと一致しないし、これを一致させることは現実的に無理であるから、下側の先行打設鋼管杭に対して上側の継ぎ足し鋼管杭をねじ込む手段として、前記鋼管杭回転圧入装置を活用することができない。従って従来は、下側の先行打設鋼管杭に対して上側の継ぎ足し鋼管杭をねじ込む作業を作業者の手作業で行う必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、下側の先行打設鋼管杭に対する上側の継ぎ足し鋼管杭のねじ込みを手作業で行う場合、人力で大重量の鋼管杭を回転させなければならないので、少なくとも2名程度の作業者が必要になるばかりでなく、鋼管杭回転駆動手段の下側の狭い空間内で腰を屈めての力作業になるので、ぎっくり腰になる恐れが大きい。また、鋼管杭回転駆動手段の下側に作業者が入り込んで作業することになるので、誤った合図を鋼管杭回転圧入装置のオペレーターに送った場合、鋼管杭回転駆動手段の降下により人身事故を招く恐れもある。さらに、鋼管杭回転駆動手段の下側にできる限り十分な高さの作業空間を確保しようとする結果、当該鋼管杭回転駆動手段の上側の作業空間が狭くなり、先に説明したような営業路線の軌道内の打設作業の場合、軌道上方の給電用架線の存在により、鋼管杭回転駆動手段の上側での作業に支障を来す恐れもある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記のような従来の問題点を解消し得る鋼管杭の継手接続方法を提供することを目的とするものであって、その手段を後述する実施形態の参照符号を付して示すと、自走車体1の前部に支持されたリーダー34と、このリーダー34に昇降可能に支持され且つ圧入用シリンダーユニット37により昇降駆動される鋼管杭回転駆動手段38とを備え、前記鋼管杭回転駆動手段38には、回転力を鋼管杭Wに伝達する周方向複数個の開閉自在なチャック片107が設けられた鋼管杭回転圧入装置5を使用して、単位長さの鋼管杭Wどうしをねじ接続により継ぎ足しながら打設する鋼管杭打設工法において、前記鋼管杭回転駆動手段38にセットされる継ぎ足し鋼管杭Wの外周面には、開放状態にある前記チャック片107間に遊嵌する突出片110を付設しておき、前記鋼管杭回転駆動手段38が鋼管杭Wを打設し終わった後、当該鋼管杭回転駆動手段38内に前記継ぎ足し鋼管杭Wを挿通して、当該継ぎ足し鋼管杭Wの前記突出片110を開放状態にあるチャック片107間に遊嵌させ、前記チャック片107を開放状態にしたまま鋼管杭回転駆動手段38と前記圧入用シリンダーユニット37を作動し、鋼管杭回転駆動手段38の回転圧入力の内、回転力のみを前記チャック片107から突出片を介して継ぎ足し鋼管杭Wに伝達し、当該継ぎ足し鋼管杭Wの回転により、この継ぎ足し鋼管杭Wの下端ねじ継ぎ手部Wcと先行打設鋼管杭Wの上端ねじ継ぎ手部Wbとを互いに螺嵌接続させることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明方法の実施において使用する鋼管杭打設装置の好適実施形態を添付図に基づいて説明すると、図1〜図3において、1は左右一対のクローラー2から成る接地用自走手段3を備えた自走車体であって、軌道用自走手段4、鋼管杭回転圧入装置5、左右一対の鋼管杭保持手段6A,6B、架線保護手段7、及び着脱自在な軌道用台車8(図3)を備えている。
【0008】
軌道用自走手段4は、自走車体1の後端に取り付けられた従動車輪ユニット9と、自走車体1の前端に取り付けられた駆動車輪ユニット10とから成るもので、従動車輪ユニット9は、図4及び図5に示すように、自走車体1の後端に取り付けられたガイド部材11と、当該ガイド部材11に2本の昇降ガイド支柱12a,12bを介して昇降可能に支持された軸受け部材13と、当該軸受け部材13の両端に同心状に軸支された左右一対の従動車輪14a,14bと、前記ガイド部材11と軸受け部材13との間に介装された昇降駆動用シリンダーユニット15とから成るもので、前記シリンダーユニット15により軸受け部材13を下降させることにより、図3〜図5に示すように、両車輪14a,14bを軌道の2本のレール16a,16bに係合させた状態で自走車体1を所定高さまで浮上させることができる。
【0009】
なお、図3に示すように、従動車輪ユニット9により自走車体1を軌道(2本のレール16a,16b)から所定高さまで浮上させた状態は、2本の昇降ガイド支柱12a,12bに設けられたピン孔17とガイド部材11に設けられたピン孔18とにわたってロックピン19を挿通させることによりロックすることができる。また、図1及び図4、図5の仮想線で示すように、シリンダーユニット15により軸受け部材13を上昇させて、両車輪14a,14bを軌道の2本のレール16a,16bから所定高さまで浮上させ、自走車体1の接地用自走手段3を接地させた状態は、2本の昇降ガイド支柱12a,12bに設けられたピン孔20とガイド部材11に設けられたピン孔18とにわたってロックピン19を挿通させることによりロックすることができる。このロックピン19も、使用状態においてガイド部材11にピンやボルトなどでロックできるように構成することができる。
【0010】
駆動車輪ユニット10は、図4、図6、及び図7に示すように、自走車体1の前端に取り付けられたブラケット21に水平支軸22を介して上下揺動自在に軸支された揺動フレーム23と、この揺動フレーム23の遊端に軸支された駆動軸24の両端に取り付けられた左右一対の駆動車輪25a,25bと、前記揺動フレーム23上に支持され且つ前記駆動軸24とチェン伝動手段26を介して連動連結された駆動用モーター27と、前記揺動フレーム23を昇降駆動する左右一対のシリンダーユニット28とから成るもので、前記シリンダーユニット28により揺動フレーム23を下降させることにより、図3、図4、及び図6に示すように、両車輪25a,25bを軌道の2本のレール16a,16bに係合させた状態で自走車体1を所定高さまで浮上させることができる。逆に、前記シリンダーユニット28により揺動フレーム23を上昇させることにより、図1に示すように、両車輪25a,25bを軌道の2本のレール16a,16bから所定高さまで浮上させ、自走車体1の接地用自走手段3を接地させることができる。このとき、図4に示すようにブラケット21に設けたピン孔29に挿通したピン(図示省略)で揺動フレーム23を支持させて、駆動車輪ユニット10を上昇待機位置でロックすることもできる。
【0011】
鋼管杭回転圧入装置5は、定長リンク30と伸縮駆動可能な伸縮リンク31、及び定長リンク30を上下駆動するシリンダーユニット32から成る支持手段33を介して自走車体1の前端に支持されたリーダー34と、このリーダー34に設けられたガイドレール35と当該ガイドレール35に係合する昇降ガイド36とを介して当該リーダー34に昇降可能に支持され且つ圧入用シリンダーユニット37により昇降駆動される鋼管杭回転駆動手段38とから成り、鋼管杭回転駆動手段38は、例えば実公平6−29226号公報などにより従来周知のもので、リング状回転駆動部39と当該回転駆動部39に吊り下げられたリング状チャック部40とを備え、リング状回転駆動部39とリング状チャック部40とにわたって垂直に挿通された鋼管杭Wを、前記リング状チャック部40で把持した状態で、リング状回転駆動部39に搭載された左右一対のモーター41により回転駆動するものである。
【0012】
さらに詳述すれば、図8及び図9に示すように、前記リング状回転駆動部39には、その軸心が上下向きとなるようにリング状回転体100が支承され、このリング状回転体100の外周部に同心状に連設されたギヤ部101に、前記左右一対のモーター41の出力軸にそれぞれ取り付けられたギヤ102が咬合している。一方、前記リング状チャック部40は、周方向複数個の昇降ガイド103と周方向複数個の昇降駆動用シリンダーユニット104とを介して前記リング状回転駆動部39の下側に同心状に吊り下げられ、内側には上広がりテーパー状のガイド面105aを備えたリング状回転体105が軸受け106を介して同心状に支承され、当該リング状回転体105の内側に、前記ガイド面105aと面接触する上広がりテーパー状の被ガイド面107aを備えたチャック片107が周方向適当間隔おきに配置され、各チャック片107が中間リンク108を介して前記リング状回転駆動部39のリング状回転体100に吊り下げられている。
【0013】
上記構成の鋼管杭回転駆動手段38において、リング状回転駆動部39とリング状チャック部40とにわたって垂直に鋼管杭Wを挿通配置した状態で、前記昇降駆動用シリンダーユニット104によりリング状チャック部40を引き上げると、リング状回転体105のガイド面105aが各チャック片107の被ガイド面107aに作用して、当該各チャック片107を内側に押圧するので、各チャック片107が鋼管杭Wの周面を締結し、当該鋼管杭Wがリング状回転駆動部39のリング状回転体100に固定されることになる。従って、モーター41によりリング状回転体100を回転駆動すると、その回転力は各チャック片107を介して鋼管杭Wに伝達され、鋼管杭Wがリング状回転体100と一体になって回転する。係る状態で圧入用シリンダーユニット37を作動させ、リーダー34に対して鋼管杭回転駆動手段38を強制降下させると、鋼管杭Wがその軸心の周りに自転しながら降下することになり、鋼管杭の回転圧入が行われる。鋼管杭回転駆動手段38を圧入用シリンダーユニット37により上昇させるときは、昇降駆動用シリンダーユニット104によりリング状チャック部40を下降させて、各チャック片107を開放状態にすれば良い。
【0014】
左右一対の鋼管杭保持手段6A,6Bは、図2に示すように、鋼管杭回転圧入装置5の左右両側に配設された左右対称構造のもので、それぞれ駆動機構42と鋼管杭支持具43とを備えており、駆動機構42は、図1及び図3に示すように、鋼管杭回転圧入装置5のリーダー34に支持された前後一対の昇降ガイドレール44に昇降可能に支持され且つシリンダーユニット45により昇降駆動される昇降体46と、図10に示すように、この昇降体46の前端から前方に延出するように垂直支軸47により軸支され且つシリンダーユニット48により水平揺動駆動される第一アーム49と、この第一アーム49の先端に垂直支軸50により軸支され且つシリンダーユニット51により水平揺動駆動される第二アーム52とから構成されている。
【0015】
前記鋼管杭支持具43は、図10及び図11に示すように、前記駆動機構42の第二アーム52の先端に取り付けられたもので、前記第二アーム52の先端に水平支軸53で軸支され且つターンバックル付きリンク54により所定角度に固定された基板55と、この基板55の前側に、当該基板55の前面との間に適当な隙間を隔てて付設された左右一対の上向きピン56と、当該上向きピン56より下側で前記基板55の裏側に水平支軸57により自転可能に軸支され且つ周面が基板55の前面から突出する回転ガイド板58とから構成されている。一方、この鋼管杭支持具43で支持される鋼管杭Wには、その外側面適当高さ位置に、前記左右一対の上向きピン56が下から上向きに嵌入可能なように、パイプ材や溝形鋼などから成る一対の被支持具59が溶接により取り付けられる。
【0016】
架線保護手段7は、図1、図3、及び図12に示すように、鋼管杭回転圧入装置5のリーダー34の上端に左右一対の平行2連リンク60a,60bから成るパンタグラフリンク機構61により支持したフレーム62上に、電気絶縁材料(エボナイトなど)から成る架線保護用遮蔽板63を水平に付設し、前記フレーム62とリーダー34の上端との間に介装したシリンダーユニット64により前記架線保護用遮蔽板63を、前記鋼管杭回転圧入装置5の鋼管杭回転駆動手段38の真上に位置する作用位置(図1、及び図12の仮想線で示す)と当該作用位置から後方下方に離れた待機位置(図3、及び図12の実線で示す)との間で平行移動させることができる。パンタグラフリンク機構61として、左右一対の平行2連リンク60a,60bを利用したものを例示したが、これに限定されない。
【0017】
軌道用台車8は、図3、図4、及び図13に示すように、軌道の2本のレール16a,16bに係合する左右一対、前後2組の車輪65を備えた台車であって、その上面には、前記鋼管杭回転圧入装置5の鋼管杭回転駆動手段38にセットされた鋼管杭Wの下端が嵌合する凹入部66が設けられ、図3に示すように、前記凹入部66に下端が嵌合した鋼管杭Wを介して前記鋼管杭回転圧入装置5を支持するものであり、前記鋼管杭回転圧入装置5の鋼管杭回転駆動手段38に鋼管杭Wがセットされていないときは、図4に仮想線で示すように、前記鋼管杭回転駆動手段38のリング状チャック部40を直接支持することもできる。また、図4に仮想線で示すように、この軌道用台車8は、チェンなどの複数本の吊り具67により前記鋼管杭回転駆動手段38のリング状チャック部40などに吊り下げることができる。
【0018】
以上のように構成された鋼管杭打設装置を使用する鋼管杭の打設工法を、図14〜図21に基づいて説明すると、軌道内またはその近傍の鋼管杭打設工事現場から離れた工事基地内において、図14に示すように鋼管杭回転圧入装置5に鋼管杭Wをセットする。即ち、架線保護手段7の架線保護用遮蔽板63を、鋼管杭回転駆動手段38の真上位置から後方下方に離れた待機位置(図3、及び図12の実線で示す)に移動させるとともに、鋼管杭回転圧入装置5における鋼管杭回転駆動手段38をリーダー34に対して適当高さまで上昇させた状態で、クレーン車などを使用して鋼管杭Wをリング状回転部39及びリング状チャック部40内に吊り込み、リング状チャック部40により当該鋼管杭Wを把持固定し、リング状チャック部40より下側に突出している鋼管杭Wの周面に回転掘削用先端金物Waを取り付ける。なお、この先端金物付き鋼管杭Wの上端内側には、図9に示すように雌ねじ継ぎ手部Wbが形成されている。
【0019】
次に、図15に示すように、鋼管杭保持手段6A,6Bにクレーン車などを利用してそれぞれ別の鋼管杭Wをセットする。即ち、各鋼管杭保持手段6A,6B(図10参照)の昇降体46の昇降駆動、第一アーム49の水平揺動駆動、及び第二アーム52の水平揺動駆動により、鋼管杭支持具43を作業に最適な地上高と向きにセットした状態で、予め図11に示すように被支持具59が溶接により取り付けられた鋼管杭Wをクレーン車で吊り上げて、前記被支持具59を鋼管杭支持具43の2本の並列上向きピン56に外嵌させ、当該鋼管杭Wを各鋼管杭保持手段6A,6Bの鋼管杭支持具43に略鉛直姿勢で保持させる。このとき、図11Bに示すように、鋼管杭支持具43の回転ガイド板58に鋼管杭Wの周面を当接させながら当該鋼管杭Wを下降させることにより、前記被支持具59を鋼管杭支持具43の2本の並列上向きピン56に容易に外嵌させることができる。
【0020】
なお、図9に示すようにこれら各鋼管杭Wの上端内側には、雌ねじ継ぎ手部Wbが形成され、そして上端外側には、他の鋼管杭Wの前記雌ねじ継ぎ手部Wbに螺嵌結合可能な雄ねじ継ぎ手部Wcが形成されている。さらに、先端金物Waが取り付けられる鋼管杭W以外の継ぎ足し鋼管杭Wには、図8及び図9に示すように鉄板などから成る突出片110が溶接などにより取り付けられている。この突出片110は、鋼管杭打設1行程終了後にリング状チャック部40の各チャック片107を開放して鋼管杭回転駆動手段38を地上所定高さに上げた状態において、前記突出片付き継ぎ足し鋼管杭Wを、その下端が先行打設鋼管杭Wの上端に同心状に突き合う状態に鋼管杭回転駆動手段38のリング状回転駆動部39及びリング状チャック部40内に挿通させたとき(図9では、図を判りやすくするために上下の鋼管杭W間に隙間を空けている)、開放状態にあるリング状チャック部40において周方向に隣接する2つのチャック片107間に遊嵌し得る位置に突設されている。
【0021】
次に、図16に示すように、軌道用台車8を鋼管杭回転圧入装置5の下端にセットする。即ち、鋼管杭回転駆動手段38にセットされ且つリング状チャック部40により固定された先端金物付き鋼管杭Wを、リーダー34に対する鋼管杭回転駆動手段38の上昇または自走車体1に対する鋼管杭回転圧入装置5の上昇若しくはその両方により、地上適当高さまで浮上させ、クレーン車などにより吊り上げた軌道用台車8を前記先端金物付き鋼管杭Wの下端真下に配置する。そして鋼管杭回転駆動手段38を対地下降させて先端金物付き鋼管杭Wの下端を軌道用台車8の凹入部66内に嵌合させ、チェンなどの吊り具67により当該軌道用台車8と鋼管杭回転駆動手段38(リング状チャック部40)とを連結する。
【0022】
なお、以上の作業は、図14〜図16に示すように、軌道用自走手段4の従動車輪ユニット9と駆動車輪ユニット10とを対地浮上させ、接地用自走手段3を接地させた状態で行うが、作業の安全を図るため、図1にも示すように自走車体1の後端左右両側に設けられている左右一対の接地盤90をシリンダーユニット91で下降接地させるとともに、鋼管杭回転圧入装置5のリーダー34の下端左右両側に設けられている左右一対の接地盤92をシリンダーユニット93で下降接地させることができる。
【0023】
以上の工事基地内準備作業が完了すれば、図17に示すように、自走車体1に対して鋼管杭回転圧入装置5を上昇させ、当該鋼管杭回転圧入装置5に吊り具67を介して連結されている軌道用台車8を、当該吊り具67により地上適当高さまで吊り上げる。この後、自走車体1の左右一対の接地盤90及び鋼管杭回転圧入装置5の左右一対の接地盤92をそれぞれ地上適当高さまで上昇させ、自走車体1を接地用自走手段3により自走させる。
【0024】
自走車体1を踏切などにおいて軌道内に進入させたならば、軌道用自走手段4の従動車輪ユニット9の左右一対の従動車輪14a,14b及び駆動車輪ユニット10の左右一対の駆動車輪25a,25bが、それぞれ軌道の2本のレール16a,16bの真上に位置するように、自走車体1を操向停止させる。この後、従動車輪ユニット9の左右一対の従動車輪14a,14b及び駆動車輪ユニット10の左右一対の駆動車輪25a,25bをそれぞれ前記のように自走車体1に対して下降させることにより、これら従動車輪ユニット9及び駆動車輪ユニット10により自走車体1を軌道の2本のレール16a,16b上に支持させる。さらに、鋼管杭回転圧入装置5を自走車体1に対して下降させ、吊り下げている軌道用台車8の車輪65を軌道の2本のレール16a,16bに係合させる。このとき、軌道用台車8がレール16a,16bに乗り移った後も自走車体1に対して鋼管杭回転圧入装置5の全体、または鋼管杭回転駆動手段38のみを下降させ、当該鋼管杭回転駆動手段38にセットされている先端金物付き鋼管杭Wの下端を軌道用台車8の凹入部66の底面上に当接させ、当該先端金物付き鋼管杭Wや鋼管杭保持手段6A,6Bに保持されている2本の鋼管杭Wを含めて、鋼管杭回転圧入装置5側の全体重量を軌道用台車8に受け持たせることができる。
【0025】
図18に示すように、鋼管杭打設装置全体を軌道の2本のレール16a,16b上に移載したならば、軌道用自走手段4の駆動車輪ユニット10における左右一対の駆動車輪25a,25bをモーター27により回転駆動し、鋼管杭打設装置全体を軌道の2本のレール16a,16b上で鋼管杭打設工事現場へ向けて自走させることができる。なお、この軌道上での自走作業に際しては、鋼管杭保持手段6A,6B及びこれらに保持されている左右2本の鋼管杭Wが軌道内の車両走行領域の外側に張り出さないように、鋼管杭保持手段6A,6Bの第一アーム49及び第二アーム52を内側へ適当角度揺動させておく。図18〜図21中の94は、軌道上方に張設されている給電用架線である。
【0026】
鋼管杭打設装置(自走車体1)が鋼管杭打設工事現場に到着したならば、図19に示すように、鋼管杭回転圧入装置5を自走車体1に対して上昇させて、先端金物付き鋼管杭Wを軌道用台車8から浮上させることにより、軌道用台車8を鋼管杭回転圧入装置5から離脱除去する。そして、軌道用自走手段4の従動車輪ユニット9と駆動車輪ユニット10とを対地浮上させて接地用自走手段3を接地させるとともに、鋼管杭回転圧入装置5を自走車体1に対して下降させた後、さらに、自走車体1側の左右一対の接地盤90と鋼管杭回転圧入装置5側の左右一対の接地盤92とをそれぞれ下降させ、これら接地盤90,92により鋼管杭打設装置全体を支持させるように自走車体1の接地用自走手段3を対地浮上させる。
【0027】
上記の準備作業が完了すれば、鋼管杭回転圧入装置5により先端金物付き鋼管杭Wを打設する。即ち、図8及び図9に基づいて説明したように、鋼管杭回転駆動手段38のリング状チャック部40で先端金物付き鋼管杭Wを把持した状態で当該リング状チャック部40を回転駆動させながら鋼管杭回転駆動手段38を圧入用シリンダーユニット37によりリーダー34に対して強制下降させる鋼管杭回転圧入工程と、リング状チャック部40を開放させた状態で鋼管杭回転駆動手段38を圧入用シリンダーユニット37によりリーダー34に対して上昇させる鋼管杭回転駆動手段38の戻し工程とを、繰り返し行うことにより、先端金物Waを備えた鋼管杭Wを、図20に示すように所定深さまで打設する。
【0028】
先端金物付き鋼管杭Wの打設が完了したならば、図20に示すように、待機位置にあった架線保護手段7の架線保護用遮蔽板63を作用位置へ移動させて、軌道上方の給電用架線94の真下位置で鋼管杭回転駆動手段38の上方に架線保護用遮蔽板63を配置する(鋼管杭打設工事現場に自走車体1を固定したときに架線保護用遮蔽板63を作用位置へ移動させておいても良い)とともに、鋼管杭回転駆動手段38を圧入用シリンダーユニット37によりリーダー34に対して下降限位置まで下降させた状態で、鋼管杭保持手段6A(または6B)に保持させている鋼管杭Wを鋼管杭回転駆動手段38にセットする。即ち、鋼管杭保持手段6Aの昇降体46の昇降駆動と第一アーム49及び第二アーム52の揺動駆動とにより、当該鋼管杭保持手段6Aの鋼管杭支持具43で支持している鉛直姿勢の鋼管杭Wを鋼管杭回転駆動手段38のリング状回転駆動部39の真上に配置した後、昇降体46の下降により当該鋼管杭Wをリング状回転駆動部39からリング状チャック部40内へ挿入する。
【0029】
次に、図21に示すように、鋼管杭回転駆動手段38を圧入用シリンダーユニット37により地上所定高さまで上昇させ、リング状チャック部40の下側に適当な鋼管杭接続工程監視用空間を確保した状態で、所定深さまで打設されて固定状態の先端金物付き鋼管杭Wの上端と、その上に前記のようにセットされた継ぎ足し鋼管杭Wの下端とのねじ接続を行う。即ち、図8及び図9に示すように、鋼管杭回転駆動手段38内に挿通された継ぎ足し鋼管杭Wの下端は、その面取りガイド部において、先行打設されて固定状態の鋼管杭Wの上端に同心状に嵌合した状態にあり(図9では、図を判りやすくするために上下の鋼管杭W間に隙間を空けている)、当該継ぎ足し鋼管杭Wの外周面に予め取り付けられている突出片110は、開放状態にある各チャック片107の内、周方向に隣接する2つのチャック片107間の上端付近に遊嵌している。
【0030】
係る状態において、リング状チャック部40の各チャック片107を開放したまま、モーター41でリング状回転駆動部39のリング状回転体100を回転駆動するとともに圧入用シリンダーユニット37により鋼管杭回転駆動手段38を強制降下させる。この結果、リング状回転体100と一体に回転しながら降下する各チャック片107が開放状態であるから、当該チャック片107の回転力のみが突出片110を介して継ぎ足し鋼管杭Wに伝達され、圧入用シリンダーユニット37から与えられる下降力は当該継ぎ足し鋼管杭Wには伝達されない。このときの継ぎ足し鋼管杭Wの回転方向が、固定状態にある先行打設鋼管杭Wの上端雌ねじ継ぎ手部Wbに対して下端雄ねじ継ぎ手部Wcが螺入するねじ込み方向であれば、継ぎ足し鋼管杭Wの回転により、その下端雄ねじ継ぎ手部Wcは固定状態にある先行打設鋼管杭Wの上端雌ねじ継ぎ手部Wbに自動的に螺合することになる。
【0031】
なお、継ぎ足し鋼管杭Wの下端雄ねじ継ぎ手部Wcが固定状態にある先行打設鋼管杭Wの上端雌ねじ継ぎ手部Wbに螺合することにより、当該継ぎ足し鋼管杭Wは、その螺合深さだけ鋼管杭回転駆動手段38に対して下降することになり、突出片110はリング状チャック部40のチャック片107間で下降することになるが、この鋼管杭回転駆動手段38そのものも圧入用シリンダーユニット37によりリーダー34に対して下降駆動されているので、両者の下降量の差分だけ両者の上下方向の相対位置関係が変わるだけである。この両者の下降量の差によって、上下両鋼管杭どうしのねじ接続が完了する前に突出片110がチャック片107間より上下方向に外れてしまうことがないよう、突出片110の鋼管杭軸心方向の長さと突設位置(ねじ接続工程開始時の鋼管杭回転駆動手段38の位置)が決められる。
【0032】
上記のようにして、先行打設鋼管杭Wに対し継ぎ足し鋼管杭Wのねじ接続が完了すれば、先端金物付き鋼管杭Wにおいて説明した鋼管杭回転圧入作業を実施して、先端金物付き鋼管杭Wとこれに継ぎ足された鋼管杭Wとを所定深さまで打設する。この作業が完了すれば、鋼管杭保持手段6B(または6A)で保持されている鋼管杭Wを前記の要領で鋼管杭回転駆動手段38にセットし、上下の鋼管杭Wどうしを前記のようにねじ接続した後、再び鋼管杭回転圧入作業を実施して、継ぎ足しにより全長が延長された鋼管杭を所定深さまで打設する。
【0033】
空き状態の鋼管杭保持手段6A,6Bには、図21に示すように適当な鋼管杭把持手段を備えたクレーン車などにより、新たに鋼管杭Wを補給しておくことができる。鋼管杭継ぎ足し打設作業が終了すれば、再び軌道用自走手段4により自走車体1を軌道のレール16a,16b上に支持させるとともに、当該軌道のレール16a,16b上に載置した軌道用台車8の上に鋼管杭回転クレーン手段38のリング状チャック部40を移載した状態で、前記軌道用自走手段4を利用して鋼管杭打設装置を鋼管杭打設工事現場から退出させれば良い。
【0034】
なお、鋼管杭Wの周面に付設された被支持具59や突出片110は、当該鋼管杭Wの回転圧入抵抗を増大させることになるので、これらが地中に進入する前の適当時期にハンマーなどで打ち叩いて取り外しておくのが望ましい。
【0035】
【発明の効果】
以上のように本発明の鋼管杭の継手接続方法によれば、上下両端にねじ継ぎ手部を備え且つ外周面の所定位置に突出片が取り付けられた継ぎ足し鋼管杭を、地上所定高さまで上昇させた鋼管杭回転駆動手段内にセットしたならば、固定状態にある先行打設鋼管杭の上端と当該継ぎ足し鋼管杭の下端とが同心状に突き合っている状態で、チャック片を開放したまま鋼管杭回転圧入工程を実行するだけで、その回転力のみを開放状態のチャック片から前記突出片を介して継ぎ足し鋼管杭に伝達し、当該継ぎ足し鋼管杭をねじ込み方向に回転駆動して、先行打設鋼管杭の上端ねじ継ぎ手部に対し継ぎ足し鋼管杭の下端ねじ継ぎ手部を自動的に螺入させて、両鋼管杭どうしのねじ接続を行わせることができる。
【0036】
従って、ねじ接続作業時には、ねじ接続開始時の上下両鋼管杭の突き合い状況を横側方から監視するだけで良く、ねじ接続のための鋼管杭の回転操作は鋼管杭回転圧入装置の機能を利用して動力で行わせることができるので、鋼管杭を人力で回転駆動するための作業者は不要であり、人件費の大幅な削減を図ることができるとともに、作業環境も改善され、人身事故の恐れも極減する。さらに、鋼管杭回転駆動手段の下側には、上下両鋼管杭の突き合い状況を横側方から監視し得るだけの空間が確保できれば良いので、鋼管杭回転駆動手段の上側の作業空間を広くとって、当該鋼管杭回転駆動手段の上側の作業環境も改善できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 使用状態での鋼管杭打設装置の全体を示す側面図である。
【図2】 鋼管杭打設装置の全体を示す平面図である。
【図3】 軌道上走行状態での鋼管杭打設装置の全体を示す側面図である。
【図4】 軌道上走行時に使用する軌道用自走手段と軌道用台車とを示す側面図である。
【図5】 軌道用自走手段の従動車輪ユニットを示す背面図である。
【図6】 軌道用自走手段の駆動車輪ユニットを示す正面図である。
【図7】 同駆動車輪ユニットを示す平面図である。
【図8】 鋼管杭回転駆動手段のリング状チャック部を示す横断平面図である。
【図9】 ねじ接続作業前の鋼管杭回転駆動手段と鋼管杭とを示す縦断側面図である。
【図10】 片側の鋼管杭保持手段を示す平面図である。
【図11】 A図は同鋼管杭保持手段の鋼管杭支持具と鋼管杭に取り付けられた被支持具とを示す平面図であり、B図は同鋼管杭支持具を鋼管杭側の被支持具に係合させる直前の状態を示す側面図である。
【図12】 架線保護手段を示す側面図である。
【図13】 軌道用台車の平面図である。
【図14】 先端金物付き鋼管杭をセットする状態を示す側面図である。
【図15】 鋼管杭保持手段に継ぎ足し使用する鋼管杭をセットする状態を示す側面図である。
【図16】 軌道用台車をセットする状態を示す側面図である。
【図17】 接地用自走手段による走行状態を示す側面図である。
【図18】 軌道用自走手段による走行状態を示す側面図である。
【図19】 打設工事現場での準備作業状態を示す側面図である。
【図20】 先端金物付き鋼管杭の打設終了状態を示す側面図である。
【図21】 鋼管杭の継ぎ足し作業状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 自走車体
3 接地用自走手段
4 軌道用自走手段
5 鋼管杭回転圧入装置
6A 鋼管杭保持手段
6B 鋼管杭保持手段
7 架線保護手段
8 軌道用台車
9 従動車輪ユニット
10 駆動車輪ユニット
16a 軌道のレール
16b 軌道のレール
25a 駆動車輪
25b 駆動車輪
27 駆動車輪駆動用モーター
28 駆動車輪昇降用シリンダーユニット
33 鋼管杭回転圧入装置の支持手段
34 リーダー
37 鋼管杭回転駆動手段の圧入用シリンダーユニット
38 鋼管杭回転駆動手段
42 鋼管杭支持具の駆動機構
43 鋼管杭支持具
46 昇降体
48 第一アーム駆動用シリンダーユニット
49 第一アーム
51 第二アーム駆動用シリンダーユニット
52 第二アーム
56 上向きピン
59 被支持具
90 昇降可能な接地盤
92 昇降可能な接地盤
104 チャック開閉駆動用シリンダーユニット
107 チャック片
110 継ぎ足し鋼管杭に突設された突出片
W 鋼管杭
Wb 鋼管杭上端の雌ねじ継ぎ手部
Wc 鋼管杭下端の雄ねじ継ぎ手部

Claims (1)

  1. 自走車体の前部に支持されたリーダーと、このリーダーに昇降可能に支持され且つ圧入用シリンダーユニットにより昇降駆動される鋼管杭回転駆動手段とを備え、前記鋼管杭回転駆動手段には、回転力を鋼管杭に伝達する周方向複数個の開閉自在なチャック片が設けられた鋼管杭回転圧入装置を使用して、単位長さの鋼管杭どうしをねじ接続により継ぎ足しながら打設する鋼管杭打設工法において、
    前記鋼管杭回転駆動手段にセットされる継ぎ足し鋼管杭の外周面には、開放状態にある前記チャック片間に遊嵌する突出片を付設しておき、
    前記鋼管杭回転駆動手段が鋼管杭を打設し終わった後、当該鋼管杭回転駆動手段内に前記継ぎ足し鋼管杭を挿通して、当該継ぎ足し鋼管杭の前記突出片を開放状態にあるチャック片間に遊嵌させ、
    前記チャック片を開放状態にしたまま鋼管杭回転駆動手段と前記圧入用シリンダーユニットを作動し、鋼管杭回転駆動手段の回転圧入力の内、回転力のみを前記チャック片から突出片を介して継ぎ足し鋼管杭に伝達し、
    当該継ぎ足し鋼管杭の回転により、この継ぎ足し鋼管杭の下端ねじ継ぎ手部と先行打設鋼管杭の上端ねじ継ぎ手部とを互いに螺嵌接続させることを特徴とする
    鋼管杭の継手接続方法。
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