JP3848985B2 - クロマトグラムの表示制御方法および装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、クロマトグラムの表示制御方法および装置、ならびに記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
クロマトグラムは、各種の分離分析手法を用いた測定結果を図形表示したものであり、通常、図5に示すように、1測定中の最大ピークが記録紙の印字幅の範囲に収まるように表示される。
【0003】
測定対象成分の分画が1測定中の最大ピークを示す場合には、このような表示方法で何ら問題ないが、測定対象成分の分画が1測定中の最大ピークを示さず、最大ピークに比べてはるかにピーク高さが小さい場合には、測定対象成分の表示が小さくなりすぎてクロマト形状が確認できない。図5は血中ヘモグロビンの分析例であるが、ヘモグロビンAo(以下「HbAo」と記す)を表すHbAo分画イのピーク高さが大きすぎて、測定対象成分であるヘモグロビンA1c(以下「HbA1c」と記す)を表すHbA1c分画が確認できない。
【0004】
そこで、図6に示すように、測定対象成分の分画のピーク高さに合わせて表示ゲインを設定する方法が提案されている。図6において、ロは測定対象成分であるHbA1c分画である。この場合、HbAo分画イは上部が記録範囲からはみ出てしまい、頭打ちの状態になっている。
【0005】
すなわち、分離分析手法においてクロマトグラムは重要な意味を持ち、一般にはその情報量は多ければ多いほど良いが、目的が特化した臨床検査に用いられる場合のように、特定の成分のみを測定する高性能液体クロマトグラフィー(以下「HPLC」と記す)などでは、必要かつ最小限の情報を提供することが望まれる場合もある。
【0006】
たとえば、糖尿病の検査などに用いられるHbA1cを測定するための専用のHPLC装置を例に採ると、目的分画はHbA1c分画であり、そのピークの高さに合わせて表示ゲインが設定される。この場合、最後に溶出するヘモグロビンはHbAoと呼ばれ、HbA1c分画のピークの約100倍のピーク高さを有するため、表示は頭打ちになるが、HbAo分画のピーク形状は過分な情報であり、不必要な情報を提供しないという意味で、図6に示すような表示方法が望ましい。
【0007】
一方、ヘモグロビンS、ヘモグロビンC、ヘモグロビンEなどのバリアントヘモグロビンを含む検体では、HbAo分画の後ろにこれらのピークが溶出する。このようなバリアントヘモグロビンは、測定対象であるHbA1cの値に負誤差を与えるため、バリアントヘモグロビンのピーク形状が重要な意味を持つ。したがって、このような検体を測定する場合には、図7のように、時間軸の途中tでゲインを切り替え、バリアントヘモグロビンの分画やHbAo分画のピークがすべて表示されるような表示方法が望ましい。すなわち、この場合に図6のような表示を行うと、バリアントヘモグロビンの分画が頭打ちの状態になり、HbAo分画と区別がつかない。図7において、ハはバリアントヘモグロビンの分画である。
【0008】
このようなクロマトグラムは、たとえばHPLCにおいては、マイクロプロセサを備えた制御装置により制御されるプリンタにより、自動的に記録される。すなわち、HPLC装置においては、分光光度計などの検出器の出力をインテグレータと呼ばれる制御装置によりデータ処理し、その結果をプリンタに記録させるのが一般的である。プリンタによる印字出力の項目としては、図形としてのクロマトグラムの他に、溶出時間やピーク高さなどの分画情報、エリアやエリアの百分率などの演算結果が含まれ、付帯的に測定年月日などが印字される場合もある。
【0009】
しかし、従来のHPLC装置では、1測定中の最大ピークが記録紙の印字幅の範囲に収まるように自動的に表示ゲインが設定されるか、あるいは、表示ゲインを手動で設定していたので、測定結果に応じた最適な表示ゲインを自動的に設定することができないという課題があった。
【0010】
【発明の開示】
本願発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、測定結果に応じた最適な表示ゲインを自動的に設定できるクロマトグラムの表示制御方法および装置、ならびにそのためのプログラムを格納した記憶媒体を提供することをその課題とする。
【0011】
上記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0012】
本願発明の第1の側面によれば、HbA1cが測定対象成分である高性能液体クロマトグラフィーにおいて、クロマトグラムを表示するための各種情報のうち、HbAo分画のピークの後にバリアントHb分画のピークが存在するか否かに基づき、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを、HbA1c分画とHbAo分画との間の時間軸上の位置で変更するか否かを判断するゲイン変更判断ステップと、ゲイン変更判断ステップにおける判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御する表示制御ステップとを実行することを特徴とする、クロマトグラムの表示制御方法が提供される。
【0013】
このクロマトグラムの表示制御方法によれば、ゲイン変更判断ステップで、クロマトグラムを表示するための各種情報のうち、HbAo分画のピークの後にバリアントHb分画のピークが存在するか否かに基づき、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを、HbA1c分画とHbAo分画との間の時間軸上の位置で変更するか否かを判断し、表示制御ステップで、ゲイン変更判断ステップにおける判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御するので、測定結果に応じた最適な表示ゲインを自動的に設定できる。すなわち、測定結果に応じて、表示ゲインの変更が必要であれば、図3に示すように表示ゲインを1測定の途中で変更し、表示ゲインの変更が必要でなければ、図4に示すように測定対象の分画のピーク高さに応じた表示ゲインを維持する。したがって、必要最小限の情報をオペレータに提供できることから、オペレータは不必要な情報から開放され、最小限の情報判断により正しい結論を導き出すことができる。ここで、オペレータとは、クロマトグラムの形状などから分析結果を判断する者をいう。
【0014】
ゲイン変更判断ステップおよび表示制御ステップは、たとえばマイクロプロセサにより実行できる。クロマトグラムを表示するための各種情報としては、特定ピークまたは複数ピークの検知の有無、ピーク面積、ピーク高さ、溶出時間、ピーク半値幅など、クロマトグラムから得られる全ての情報が考えられる。表示手段は、プリンタのように記録紙上にクロマトグラムを記録するものであってもよいし、CRTのように表示画面上にクロマトグラムを表示するものであってもよい。
【0015】
本願発明の第2の側面によれば、HbA1cが測定対象成分である高性能液体クロマトグラフィーにおいて、クロマトグラムを表示するための各種情報のうち、HbAo分画のピークの後にバリアントHb分画のピークが存在するか否かに基づき、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを、HbA1c分画とHbAo分画との間の時間軸上の位置で変更するか否かを判断するゲイン変更判断手段と、ゲイン変更判断手段による判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御する表示制御手段とを設けたことを特徴とする、クロマトグラムの表示制御装置が提供される。
【0016】
このクロマトグラムの表示制御装置によれば、ゲイン変更判断手段が、クロマトグラムを表示するための各種情報のうち、HbAo分画のピークの後にバリアントHb分画のピークが存在するか否かに基づき、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを、HbA1c分画とHbAo分画との間の時間軸上の位置で変更するか否かを判断し、表示制御手段が、ゲイン変更判断手段による判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御するので、測定結果に応じた最適な表示ゲインを自動的に設定できる。すなわち、測定結果に応じて、表示ゲインの変更が必要であれば、図3に示すように表示ゲインを1測定の途中で変更し、表示ゲインの変更が必要でなければ、図4に示すように測定対象の分画のピーク高さに応じた表示ゲインを維持する。したがって、必要最小限の情報をオペレータに提供できることから、オペレータは不必要な情報から開放され、最小限の情報判断により正しい結論を導き出すことができる。
【0017】
ゲイン変更判断手段および表示制御手段は、たとえばマイクロプロセサにより実現できる。表示手段への出力は、パラレル出力でもシリアル出力でもよく、ディジタル出力でもアナログ出力でもよい。さらには、フレキシブルディスクなどの表示用のデータを格納し、それにより表示手段を駆動させてもよい。
【0018】
【0019】
このように、本願発明によれば、測定対象であるHbA1cの値に負誤差を与えるバリアントヘモグロビンが存在すれば、表示ゲインが1測定の途中で自動的に変更されてHbAo分画のピークに引き続いてバリアントヘモグロビンの分画のピークが表示されるので、HbA1cの値を正確に判断できる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
本願発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
【0025】
図1は、本願発明に係るクロマトグラムの表示制御装置を備えたHPLC装置の概略構成図であって、このHPLC装置は、糖尿病の検査などに用いられる糖化ヘモグロビンを測定対象とするものである。このHPLC装置は、溶離液槽1a,1b、脱気装置2、切替バルブ3a,3b、マニホールド4、液送ポンプ5、サンプルインジェクションバルブ6、分離カラム7、検出器8、制御部9、およびプリンタ10を備えている。制御部9は、マイクロプロセサ11、ROM12、RAM13、および入出力インターフェース14を備えている。
【0026】
溶離液槽1a,1bは、移動相としての溶離液を貯留しており、溶離液槽1aの溶離液と溶離液槽1bの溶離液とはたとえば濃度が相違している。脱気装置2は、溶離液に混入した空気などを除去する。切替バルブ3a,3bは、制御部9により制御されて、溶離液を切替え、あるいはその混合比を変更する。マニホールド4は、切替バルブ3a,3bを介して供給される溶離液を合流させる。液送ポンプ5は、制御部9により制御されて、溶離液を移送する。サンプルインジェクションバルブ6は、制御部9により制御されて、溶離液に血液検体を注入する。分離カラム7は、血液検体を分離分析する。この分離カラム7は、制御部9により制御される図外の恒温槽に格納されている。検出器8は、たとえば分光光度計からなり、分離カラム7により分離された血液検体中の各種のヘモグロビンを検出し、検出出力を制御部9に供給する。制御部9は、HPLC装置全体を制御する。プリンタ10は、制御部9からの描画データに基づいて記録紙上にクロマトグラムを記録する。マイクロプロセサ11は、ROM12に記憶されたプログラムを実行することにより、切替バルブ3a,3b、液送ポンプ5、サンプルインジェクションバルブ6などを制御するとともに、検出器8からの検出出力に基づいてクロマトグラムの描画データを作成してプリンタ10に出力する。ROM12は、各種ヘモグロビンを同定するためのデータや、マイクロプロセサ11が実行すべきプログラムなどを記憶している。RAM13は、検出器8からの検出出力などを記憶する。入出力インターフェース14は、入出力データのシリアル−パラレル変換やA/D変換などを行う。
【0027】
すなわち、マイクロプロセサ11は、クロマトグラムを表示するための各種情報のうちの予め決められた少なくとも1つの任意の情報に基づいて、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを時間軸上の少なくとも1つの位置で変更するか否かを判断するゲイン変更判断手段と、ゲイン変更判断手段による判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御する表示制御手段とを実現している。プリンタ10は、クロマトグラムを表示する表示手段を構成している。ROM12は、クロマトグラムを表示するための各種情報のうちの予め決められた少なくとも1つの任意の情報に基づいて、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを時間軸上の少なくとも1つの位置で変更するか否かを判断するゲイン変更判断プログラムと、ゲイン変更判断プログラムによる判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御する表示制御プログラムとを含むプログラムを格納している記憶媒体を構成している。
【0028】
このHPLC装置の基本的な動作は、周知のHPLC装置と同様である。すなわち、溶離液槽1a,1bのいずれか一方あるいは双方の溶離液は、液送ポンプ5により移送され、脱気装置2によって脱気された後、切替バルブ3a,3bおよびマニホールド4を介してサンプルインジェクションバルブ6に流入する。このサンプルインジェクションバルブ6で溶離液中に血液検体が注入され、分離カラム7によって血液検体中の各種ヘモグロビンが分離され、検出器8によって各種ヘモグロビンが検出されて、その検出出力が制御部9に供給される。この検出出力は、入出力インターフェース14によりディジタルデータに変換され、RAM13に格納される。そして、マイクロプロセサ11が、RAM13に格納されたデータに応じてクロマトグラムの描画データを生成し、プリンタ10に出力して記録紙上に印字させる。
【0029】
このHPLC装置の特徴は、測定結果に応じてプリンタ10に記録させるクロマトグラムの表示ゲインを自動的に設定することにある。具体的には、血液検体中にバリアントヘモグロビンを検出した場合、バリアントヘモグロビンの分画のピークが記録紙上に記録されるように、表示ゲインを1測定の途中で変更する。このような表示処理動作は、マイクロプロセサ11がROM12に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。
【0030】
上記表示処理動作の処理手順について、図2に示すフローチャートを参照しながら説明する。先ずマイクロプロセサ11が、RAM13に格納された検出データに基づいて、バリアントヘモグロビンの分画のピークが存在するか否かを判断する(S1)。バリアントヘモグロビンの分画のピークが存在すれば(S1:YES)、バリアントヘモグロビンの分画のピークが記録紙上に記録されるように、HbA1c分画とHbAo分画との間の時刻Tで表示ゲインが切り替えて、クロマトグラムの描画データを作成し(S2)、その描画データをプリンタ10に出力する(S3)。これにより、記録紙上には図3に示すようなクロマトグラムが記録される。S1において、バリアントヘモグロビンの分画のピークが存在しなければ(S1:NO)、HbA1c分画のピークが記録紙上に記録されるように、表示ゲインを切り替えずにクロマトグラムの描画データを作成し(S4)、S3に進んでその描画データをプリンタ10に出力する(S3)。これにより、記録紙上には図4に示すようなクロマトグラムが記録される。
【0031】
図3および図4において、AはヘモグロビンA1ab(以下「HbA1ab」と記す)を表すHbA1ab分画、BはヘモグロビンF(以下「HbF」と記す)を表すHbF分画、CはHbA1c分画、DはHbAo分画、Eはバリアントヘモグロビンの分画である。すなわち、バリアントヘモグロビンの分画Eは、測定対象であるHbA1cの値に負誤差を与えるため、そのピーク形状が重要な意味を持つので、バリアントヘモグロビンの分画Eのピークが存在すれば、図3に示すように時刻Tにおいて表示ゲインをたとえば1/2から1/37に切り替えて、バリアントヘモグロビンの分画Eのピークが記録紙上に記録されるようにする。また、バリアントヘモグロビンの分画Eのピークが存在しなければ、測定対象であるHbA1c分画Cが記録紙上に記録されればよいので、図4に示すように表示ゲインをたとえば1/2に維持する。
【0032】
このように、測定結果に応じた最適な表示ゲインを自動的に設定できるので、必要最小限の情報をオペレータに提供できることから、オペレータは不必要な情報から開放され、最小限の情報判断により正しい結論を導き出すことができる。
【0033】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係るクロマトグラムの表示制御装置を備えたHPLC装置の概略構成図である。
【図2】 図1に示すHPLC装置による表示処理手順を説明するフローチャートである。
【図3】 図1に示すHPLC装置により記録されたクロマトグラムの説明図である。
【図4】 図1に示すHPLC装置により記録されたクロマトグラムの説明図である。
【図5】 従来のクロマトグラムの表示方法の説明図である。
【図6】 従来のクロマトグラムの表示方法の説明図である。
【図7】 従来のクロマトグラムの表示方法の説明図である。
【符号の説明】
9 制御部
10 プリンタ
11 マイクロプロセサ
12 ROM
13 RAM

Claims (2)

  1. HbA1cが測定対象成分である高性能液体クロマトグラフィーにおいて、クロマトグラムを表示するための各種情報のうち、HbAo分画のピークの後にバリアントHb分画のピークが存在するか否かに基づき、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを、HbA1c分画とHbAo分画との間の時間軸上の位置で変更するか否かを判断するゲイン変更判断ステップと、
    前記ゲイン変更判断ステップにおける判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御する表示制御ステップとを実行することを特徴とする、クロマトグラムの表示制御方法。
  2. HbA1cが測定対象成分である高性能液体クロマトグラフィーにおいて、クロマトグラムを表示するための各種情報のうち、HbAo分画のピークの後にバリアントHb分画のピークが存在するか否かに基づき、1測定のクロマトグラムの表示ゲインを、HbA1c分画とHbAo分画との間の時間軸上の位置で変更するか否かを判断するゲイン変更判断手段と、
    前記ゲイン変更判断手段による判断結果に基づいて、クロマトグラムを表示する表示手段を制御する表示制御手段とを設けたことを特徴とする、クロマトグラムの表示制御装置。
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