JP3848455B2 - 情報読み上げシステム及び当該システムに用いる情報端末並びに記録媒体 - Google Patents

情報読み上げシステム及び当該システムに用いる情報端末並びに記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、いわゆるモーバイル環境において、遠隔に存在する情報基地からダウンロードされた情報を読み上げる情報読み上げシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯情報端末(パーソナル・デジタル・アシスタンツ、以下、「PDA」という。)等を用いたいわゆるモーバイル環境において、メニュー画面から取得したい情報を選択し、遠隔に存在する情報基地から選択した情報をダウンロードした後、PDAで読み上げるようなシステムとして、トヨタメディアステーション(株)の「MONET(モネ)」というシステムがある。このシステムでは、まず、メニューの表示に必要な情報(以下、「メニュー情報」という。)を、携帯電話や、PHS(パーソナル・ハンディホン・システム)等を利用して、通信回線を介して情報基地からダウンロードした後、利用者により選択された情報を再度ダウンロードするという方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術では、まずメニュー情報をダウンロードするために通信回線に接続する必要がある。ここで、上述の如く携帯電話やPHS等を用いて通信回線に接続しようとすると、通信回線に接続されるまでに一定の時間を要するため、利用者はその間待たなければならなかった。ここで、通信コスト削減のため、メニュー情報をダウンロードした後、一旦通信回線との接続を切り、ダウンロードすべき情報が選択された後に再度通信回線に接続するという手順を踏むとすると、利用者には、その度ごとに待ち時間が発生することになる。
【0004】
本発明は、上記の問題点に鑑み、いわゆるモーバイル環境において、利用者の待ち時間を削減することができる情報読み上げシステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明の情報読み上げシステムは、情報端末から、遠隔に存在する情報基地に記憶された情報のうち取得したい情報を選択し、取得した情報を音声出力する情報読み上げシステムにおいて、前記情報基地は、前記情報端末において、情報を選択するために必要なメニュー情報を放送により送信する放送手段と、前記情報端末からの、選択する情報に関するデータを含む通信を受信する通信受信手段と、前記通信受信手段が受信したデータに基づいて、選択された情報を送信する情報送信手段とを含み、前記情報端末は、前記放送手段が送信する放送を受信する放送受信手段と、当該放送に含まれるメニュー情報を用いて、利用者に、取得したい情報を選択させる情報選択手段と、選択された情報に関するデータを情報基地に通信する通信手段と、前記情報送信手段により送信された情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受信した情報を音声により出力する音声出力手段とを含むことを特徴とする。
【0006】
本発明の情報読み上げシステムの構成によれば、メニュー情報を、放送を利用して情報端末に送信するため、例えば携帯電話、PHS等の無線通信を利用してメニュー情報を送信する方法に比べて、利用者の通信手段への接続待ち時間を削減することができる。
【0007】
ここで、前記情報基地は、文字列の情報を、当該文字列を音声で出力する場合の音声を表す表音文字列に変換する変換手段を有し、情報基地に記憶される情報は表音文字列の形式で記憶され、前記情報送信手段は、送信すべき情報を表音文字列の形式で送信し、前記情報端末の前記音声出力手段は、表音文字列を音声に変換するようにすることができる。情報端末で文字列情報を読み上げるためには、まず、文字列情報を、読み上げる際の音声を表す情報(表音文字列)に変換する必要があるが、文字列情報を正確に表音文字列に変換するためには、種々の辞書データが必要である。上記のような構成としておけば、各々の情報端末に膨大な辞書データを記憶する必要がなくなる他、辞書データの保守も容易となる。
【0008】
さらに、前記放送手段は、前記メニュー情報として、各々の情報を表す識別子と、各々の情報の内容をメニューに表示するための文字列情報と、各々の情報の冒頭部分の文字列情報を含む情報を放送により送信し、前記情報端末は、前記各々の情報の冒頭部分の文字列情報を記憶する冒頭記憶手段を有し、前記音声出力手段は、前記情報受信手段が、前記冒頭記憶手段に記憶されていない部分の情報を情報基地から受信するに先立ち、前記冒頭記憶手段に記憶されている文字列情報を音声出力することもできる。この構成によれば、通信手段への接続の間にも、情報の冒頭部分を読み上げることができるため、利用者の待ち時間をさらに削減することができる。
【0009】
また、上記の構成に加えて、前記情報基地は、文字列の情報を、当該文字列を音声で出力する場合の音声を表す表音文字列に変換する変換手段を有し、情報基地に記憶される情報は表音文字列の形式で記憶され、前記放送手段は、前記冒頭部分の文字列情報を表音文字列の形式で送信し、前記情報送信手段は、送信すべき情報を表音文字列の形式で送信し、前記情報端末の前記音声出力手段は、表音文字列を音声に変換するようにすることも前述の理由から好ましい。
【0010】
また、本発明の情報端末は、情報端末から、遠隔に存在する情報基地に記憶された情報のうち取得したい情報を選択し、取得した情報を音声出力する情報読み上げシステムに用いられる情報端末であって、情報基地から送信される、情報を選択するために必要なメニュー情報を含む放送を受信する放送受信手段と、当該放送に含まれるメニュー情報を用いて、利用者に、取得したい情報を選択させる情報選択手段と、選択された情報に関するデータを情報基地に通信する通信手段と、前記通信手段が通信した情報に基づいて前記情報基地から送信された情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段が受信した情報を音声により出力する音声出力手段とを含むことを特徴とする。
【0011】
また、本発明の記録媒体は、情報端末から、遠隔に存在する情報基地に記憶された情報のうち取得したい情報を選択し、取得した情報を音声出力する情報読み上げシステムに用いられる情報端末を実現するプログラムであって、情報基地から送信される、情報を選択するために必要なメニュー情報を含む放送に含まれるメニュー情報を表示するメニュー表示ステップと、利用者からの、取得したい情報の選択を受け付ける選択受付ステップと、選択された情報に関するデータを情報基地に通信する通信ステップと、前記通信ステップにおいて通信した情報に基づいて前記情報基地から送信された情報を受信する情報受信ステップと、前記情報受信ステップにおいて受信した情報を音声により出力する音声出力ステップとを含むことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体である。例えば、汎用的な情報端末を用いる場合に特に有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の情報読み上げシステムの基本的な構成について説明する。図1は、本発明の情報読み上げシステムの基本的な構成について説明するための図である。
【0013】
同図に示されるように、本発明の情報読み上げシステムは、文字情報を蓄積する情報基地10及び上記PDA等のモーバイル端末30との間で実現される。なお、ここでは文字情報の例について説明するが、音声情報であれば、例えば音楽等について本発明を適用することは可能である。
【0014】
情報基地10としては、例えば、テレビやラジオの放送局を利用することができる。情報基地10は、例えば、文字放送で用いられている手法を用いて、モーバイル端末30に対して、文字情報を選択させるためのメニューの表示に必要な情報を含む情報(以下、放送に含まれる情報を「メニュー情報」という。)を放送する。メニュー情報としては、各々の情報に付与された識別子(以下、「ID」という。)や、メニューに表示させるための比較的短い文字列(以下、「メニュー文字列」という。)等を含めることができるが、後述の如く、種々の内容及び形式が可能である。図中201の点線は、放送に用いられる電波を表す。
【0015】
モーバイル端末30は、基本的な構成としては、放送受信部301、情報選択部302、無線通信部303、情報読み上げ部304を備えている。
放送受信部301は、放送されている電波を受信し、メニュー情報を情報選択部302に送る。
【0016】
情報選択部302は、メニュー情報に基づいて、例えば液晶ディスプレイ装置等の出力手段にメニュー文字列を表示し、利用者に、ダウンロードしたい情報を選択させる機能を有する。ここで、出力手段としては、必ずしも液晶ディスプレイ装置等の表示装置を用いる必要はなく、利用者が選択可能であればよい。
【0017】
無線通信部303は、利用者が選択した情報をダウンロードすべく、携帯電話、PHS等を用いて無線通信を行い、情報基地10から情報を取得する。図中202の点線は、上記無線通信に用いられる電波を表している。
【0018】
情報読み上げ部304は、取得した情報を読み上げる。情報読み上げ部304の機能は、無線通信部303を介して情報基地10から取得した情報の形式によって異なるが、情報が文字列情報の形式で情報基地10から送信される場合であれば、例えば、音声合成用のソフトウェア等を用いることが可能である。
【0019】
以上に説明したような基本的構成を有する本発明の情報読み上げシステムに関し、以下、種々の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。
【0020】
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、PCM情報記憶部104、情報送信部105を備える。
【0021】
情報メニュー管理部101は、情報基地10に記憶している情報及びメニュー情報を管理する。具体的には、文字情報を読み上げた音声のPCM(パルス・コード・モジュレーション)データ及びメニュー文字列を外部から取得し、それぞれのPCMデータにIDを付与してPCM情報記憶部104に送るとともに、メニュー文字列とIDとを、常時文字放送で送信すべく文字放送送信部102に送る。
【0022】
文字放送送信部102は、メニュー文字列及びPCMデータのIDを常時文字放送を利用して送信する。
選択情報受信部103は、利用者がメニューから選択した情報のIDを、携帯電話、PHS等の無線通信を介して受信する。
【0023】
PCM情報記憶部104には、前述の如くIDが付与された情報のPCMデータが記憶されており、選択情報受信部103が受信したIDに基づいて、利用者に送信すべきPCMデータを情報送信部105に送る。
【0024】
情報送信部105は、PCM記憶部104から取得されたPCMデータを上記無線通信を介して利用者に送信する。
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、D/A変換部3041を備える。本実施の形態では、メニューの送信に、テレビやラジオ等の文字放送を利用し、また、読み上げるための情報が、情報基地10の側にPCMデータとして記憶されていいるため、モーバイル端末30の側に、文字放送受信部3011及びD/A変換部3041を備える構成となっている。
【0025】
文字放送受信部3011は、情報基地10から常時放送されている文字放送を受信し、メニュー文字列及びメニュー文字列ごとの情報のIDを情報選択部302に送る。
【0026】
情報選択部302及び無線通信部303の機能は、基本的構成として既に説明したので、ここでの説明は省略する。
D/A変換部3041は、情報基地10から無線通信を介して送信されたPCMデータをD/A(デジタル/アナログ)変換する。D/A変換部3041により、アナログ音声に変換された音声情報が読み上げられる。
【0027】
図3は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、同図には特に示されていないが、本実施の形態のモーバイル端末30は、常時文字放送を利用してメニュー文字列及びそれに対応する情報のIDを受信しているものとする。
【0028】
本実施の形態のモーバイル端末30は、まず、文字放送を介して得たメニューとIDとから情報選択部302にメニューを表示する(S301)。利用者から情報の選択がなされると(S302:Yes)、携帯電話、PHS等を用いた無線通信の接続処理を行う(S303)。
【0029】
図4は、無線通信接続処理の詳細な処理内容を示すフローチャートである。無線通信接続処理では、まず、ATコマンドを用いて通信先の電話番号を出力する(S401)。ここで、本実施の携帯のモーバイル端末30と、無線通信部303として備えられる手段、例えばPHSとは、ATモデムでつながっているものとする。具体的には、例えば、電話番号「012−345−6789」に対して接続を行う場合であれば、ATコマンド「ATDT0123456789」をATモデムに送る。
【0030】
接続できれば(S402:Yes)、無線通信接続処理を終了し、接続できなければ、再試行を行うか(S403:Yes)、処理を終了する(S403:No)。
【0031】
図3のフローチャートに戻って、無線通信が接続されていれば(S304:Yes)、無線通信を介して情報基地10に選択された情報のIDを送信する(S305)。
【0032】
情報基地10にIDを送信すると、情報基地10の側で先に説明したような処理が行われることにより、モーバイル端末30にPCMデータが送信されてくるので、無線通信を介してPCMデータを取得し(S306)、取得したPCMデータをD/A変換することにより音声を読み上げる(S307)。
【0033】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、文字放送を利用してメニューを受信することにより、通信回線への接続回数を減少させることができるので、利用者の通信回線への接続待ち時間を削減することが可能となる。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0034】
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、PCM情報記憶部104の他、PBトーン受信部106、音声送信部107を備える。
【0035】
情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、PCM情報記憶部104の処理内容は、第1の実施の形態で説明した内容と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0036】
PBトーン受信部106は、利用者がメニューから選択した情報のIDを表すPB(プッシュ・ボタン)トーンを受信する。ここで、本実施の形態では、「PBトーン」とは、プッシュ回線を用いて、例えば最初に「#」ボタンを押し、その後に所定の数字のボタンを押す場合の、当該「#」から始まる数字を表す信号の意味で使用する。
【0037】
音声送信部107は、PCM記憶部104から取得されたPCMデータをD/A変換する機能を有しており、アナログ音声信号に変換された情報を、上記無線通信を介して利用者に送信する。なお、本実施の形態では、既にアナログ音声に変換された情報をモーバイル端末30に送るため、PHS等の無線通信は、データ転送モードではなく、いわゆる電話モードで接続する必要がある。
【0038】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303を備える。本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様、メニューの送信には、テレビやラジオ等の文字放送を利用する。
【0039】
本実施の形態では、読み上げるための情報は、音声送信部107から既にD/A変換されたアナログ音声情報の形式で送信されてくるため、モーバイル端末30の側では、送信されてきた音声信号を、無線通信部303からそのまま音声出力することができる。
【0040】
図6は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。
本実施の形態のモーバイル端末30は、まず、文字放送を介して得たメニュー文字列とIDとから、情報選択部302にメニューを表示する(S601)。利用者から情報の選択がなされると(S602:Yes)、携帯電話、PHS等を用いた無線通信の接続処理を行う(S603)。無線通信接続処理については、第1の実施の形態で図4を用いて説明したので、ここでの説明は省略する。
【0041】
無線通信接続処理の後、無線通信が接続されていれば(S604:Yes)、無線通信部303として備えられた携帯電話、PHS等によりPBトーンを送信する(S605)。具体的には、ID「01」の情報を取得しようとする場合であれば、ATコマンド「ATDT#01」をATモデムに送る。
【0042】
情報基地10の側では、PBトーン106にてPBトーンを受信し、PBトーンで指定されたIDを付与された情報のPCMデータを音声送信部107へと送る。音声送信部107は、PCMデータをD/A変換し、音声信号として、モーバイル端末30に送信する。
【0043】
モーバイル端末30の側では、音声データを取得し(S606)、そのまま音声を読み上げる(S607)。
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の接続待ち時間を削減することが可能となる他、各モーバイル端末にD/A変換の機構を備える必要がなくなる。
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0044】
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105の他、文字列情報記憶部108を備える。
【0045】
文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105の処理内容は、第1の実施の形態で説明した内容と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0046】
文字列情報記憶部108には、IDが付与された情報が文字列情報の形式で記憶されており、選択情報受信部103が受信したIDに基づいて、利用者に送信すべき文字列情報を情報送信部105に送る。従って、本実施の形態の情報メニュー管理部101は、外部から取得した情報文字列にIDを付与し、文字列情報の形式で、文字列情報記憶部108に送る。なお、メニュー情報の内容は第1の実施の形態と同様である。
【0047】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303の他、言語処理部3042及び音声合成部3043を備える。本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様、メニュー情報の送信には、テレビやラジオ等の文字放送を利用する。
【0048】
本実施の形態では、読み上げるための情報は、文字列情報記憶部108に記憶されている文字列情報の形式で送信されてくるため、モーバイル端末30の側では、送信されてきた文字列情報を、言語処理部3042及び音声合成部3043で音声信号に変換している。
【0049】
言語処理部3042は、送られてきた文字列情報を、音声合成用の表音文字列に変換する。ここで、表音文字列とは、例えば発音記号のようなものであり、文字がどのように発音されるかを表す文字列である。前述のように文字列情報を表音文字列に変換するには、変換辞書データが必要であり、特に図示はしないが、言語処理部3042は、変換辞書データを含むものとする。
【0050】
また、音声合成部3043は、言語処理部3042により生成された表音文字列を用いて実際に音声を合成し、情報を読み上げる。なお、ここでも音声合成用の辞書が必要であり、特に図示はしないが、音声合成部3043は、音声合成用の辞書データを含むものとする。
【0051】
通常の文字列情報を表音文字列に変換する処理の内容や、表音文字列から音声合成を行う処理については、既に公知の技術(例えば、「高品質日本語テキスト音声合成システムの開発」情報処理学会第49回(平成6年後期)全国大会予稿集、P2−41や、"HIGH-QUALITY JAPANESE TEXT-TO-SPEECH SYSTEM:NARSYS", ESCA.EUROSPEECH´95.4 European Conference on Speech Communication and Technology. Madrid, September 1995.ISSN 1018-4074(pp.1861-1864)等に開示されている。)であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0052】
図8は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態と同様、特に図示はしないが、常時文字放送を受信しているものとする。
【0053】
本実施の形態のモーバイル端末30における無線通信に接続するまでの処理(S801〜S803)については、第1の実施の形態で説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0054】
本実施の形態のモーバイル端末30は、無線通信接続処理(S803)の後、無線通信が接続されていれば(S804:Yes)、無線通信部303として備えられた携帯電話、PHS等により、情報基地10に対して、無線通信を介して選択された情報のIDを送信する(S805)。
【0055】
情報基地10にIDを送信すると、情報基地10から、モーバイル端末30に文字列情報が送信されてくるので、無線通信を介して文字列情報を取得し(S806)、取得した文字列情報をまず表音文字列に変換する(S807)。さらに、音声合成部3043が、音声合成処理を行うことにより音声を読み上げる(S808)。
【0056】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の接続待ち時間を削減することが可能となる他、無線通信を用いて送る情報を、PCMデータではなく文字列情報とすることにより、PHS等の無線通信の通信コストを削減することが可能となる。
(実施の形態4)
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0057】
図9は、本発明の第4の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105の他、言語処理部109及び表音文字列記憶部110を備える。
【0058】
文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105の処理内容は、第1の実施の形態で説明した内容と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0059】
言語処理部109の処理内容は、第3の実施の形態でモーバイル端末30の側に備えた言語処理部3042と同一である。具体的には、情報基地10において外部から取得した情報文字列を表音文字列に変換する。従って、本実施の形態の情報メニュー管理部101は、変換された表音文字列にIDを付与し、表音文字列記憶部110に送る。なお、メニュー情報の内容は、第1の実施の形態と同様である。
【0060】
表音文字列記憶部110には、IDが付与された情報の表音文字列が記憶されており、選択情報受信部103が受信したIDに基づいて、利用者に送信すべき表音文字列を情報送信部105に送る。
【0061】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、音声合成部3043を備える。本実施の形態でも、第1の実施の形態と同様、メニュー情報の送信には、テレビやラジオ等の文字放送を利用する。
【0062】
本実施の形態では、読み上げるための情報は、表音文字列記憶部110に記憶されている表音文字列の形式で送信されてくるため、モーバイル端末30の側で言語処理部3042を備える必要がない。即ち、送信されてきた表音文字列を音声合成部3043で音声信号に変換すればよい。
【0063】
図10は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態と同様、特に図示はしないが、常時文字放送を受信しているものとする。
【0064】
本実施の形態のモーバイル端末30における、情報基地10に対して選択された情報のIDを送信するまでの処理(S1001〜S1005)については、第3の実施の形態で説明したものと同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0065】
情報基地10にIDを送信すると、情報基地10から、モーバイル端末30に表音文字列が送信されてくるので、無線通信を介して表音文字列を取得する(S1006)。さらに、取得した表音文字列に対して、音声合成部3043が音声合成処理を行うことにより音声を読み上げる(S1007)。
【0066】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の接続待ち時間を削減することが可能となる他、言語処理部を情報基地10の側に備えることにより、文字列情報を表音文字列に変換するにあたって使用する言語処理用辞書の保守作業等が容易となる。
(実施の形態5)
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。
【0067】
図11は、本発明の第5の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、文字列情報記憶部108を備える。
【0068】
本実施の形態では、文字放送送信部102は、これまでの実施の形態と異なり、メニュー情報として、メニュー文字列とIDとの他、各情報の冒頭部分の文字列情報を放送する。従って、情報メニュー管理部101は、メニュー文字列やIDとともに、文字列情報の冒頭部分、例えば、冒頭部分の所定の数文字を、文字放送送信部102に送るようにする。また、文字放送送信部102に送られた冒頭部分を除く部分の文字列については、IDとともに文字列情報記憶部108に送る。
【0069】
文字列情報記憶部108は、IDが付与された文字列情報のうち、各情報の冒頭部分を除く部分のみが記憶されており、選択情報受信部103が受信したIDに基づいて、利用者に送信すべき文字列情報を情報送信部105に送る。
【0070】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、言語処理部3042及び音声合成部3043の他、冒頭記憶部3021、バッファ3044、スイッチャ305を備える。
【0071】
冒頭記憶部3021には、文字放送により放送された情報の冒頭部分の文字列情報が記憶される。
バッファ3044には、情報基地10から無線通信を介して送信された、前記冒頭部分を除く文字列情報が一時的に記憶される。
【0072】
スイッチャ305は、音声の読み上げにあたって、冒頭記憶部3021に記憶されている冒頭部分の文字列が読み上げられている間は、冒頭部分の文字列を言語処理部3042に送り、冒頭部分を読み終わると、バッファ3044に記憶されている文字列を言語処理部3042に送るというように切替の処理を行う。
【0073】
図12は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態と同様、特に図示はしないが、常時前述の文字放送を受信しているものとする。
【0074】
本実施の形態のモーバイル端末30では、文字放送を受信しメニューを表示する(S1201)とともに、文字放送で送信されている情報の冒頭部分の文字列を冒頭記憶部3021に格納する(S1202)。
【0075】
利用者により、情報の選択がなされると(S1203:Yes)、まず、スイッチャ305の切替処理により、冒頭記憶部3021に記憶されている冒頭部分の文字列の音声出力を開始する(S1204)。
【0076】
その後、これまでの実施の形態と同様の無線通信接続処理を行い(S1205)、無線通信が接続されれば(S1206:Yes)、無線通信部303として備えられた携帯電話、PHS等により、無線通信を介して、情報基地10に選択された情報のIDを送信する(S1207)。
【0077】
情報基地10にIDを送信すると、情報基地10から、モーバイル端末30に冒頭部分を除いた文字列情報が送信されてくるので、無線通信を介して文字列情報を取得し、取得した文字列情報を、まずバッファ3044に格納する(S1208)。ここで、冒頭部分の音声出力が終了していれば(S1209:Yes)、スイッチャ305の切替処理によって、バッファ3044に格納されている文字列情報の音声出力に切り替える(S1210)。しかし、冒頭部分の音声出力が終了していなければ(S1209:No)、冒頭部分の出力を続行する(S1211)。
【0078】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、無線通信接続処理を行っている間にも、情報の冒頭部分を音声で聞くことができるので、利用者の待ち時間をより削減することが可能となる。
(実施の形態6)
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。
【0079】
図13は、本発明の第5の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおける情報基地10の側の構成は、第5の実施の形態と同様である。
【0080】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30の構成は、第5の実施の形態とほぼ同じであるが、情報選択部302からスイッチャ305にメニュー文字列を送るようにしている点が第5の実施の形態と異なる。
【0081】
即ち、スイッチャ305は、音声の読み上げにあたって、まず、情報選択部302から送られたメニュー文字列を言語処理部3042に送り、それが終了すると、冒頭記憶部3021に記憶されている冒頭部分の文字列を言語処理部3042に送るように切り替え、さらに、冒頭部分を読み終わると、バッファ3044に記憶されている文字列を言語処理部3042に送るようにする。しかし、例えばメニュー文字列の読み上げの途中で利用者から情報の選択がなされた場合には、その後の切替え処理を行う必要はない。また、情報選択後の読み上げ処理については、読み上げ処理自体を停止してもよいし、選択された情報に対応する情報のみを読み上げるようにすることも可能である。なお、本実施の形態におけるメニュー情報は第5の実施の形態と同様である。
【0082】
図14は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、第1の実施の形態と同様、特に図示はしないが、常時前述の文字放送を受信しているものとする。
【0083】
本実施の形態のモーバイル端末30でも、第5の実施の形態と同様に、文字放送を受信しメニューを表示する(S1401)とともに、文字放送で送信されている冒頭部分の文字列を冒頭記憶部3021に格納する(S1402)。
【0084】
利用者により、情報の選択がなされると(S1403:Yes)、まず、スイッチャ305の切替処理により、情報選択部302が保持しているメニュー文字列の音声出力を開始する(S1404)。
【0085】
その後、これまでの実施の形態と同様の無線通信接続処理を行い(S1405)、メニュー文字列の出力が終了すれば(S1406:Yes)、スイッチャ305の切替処理により、冒頭記憶部3021に記憶されている冒頭部分の文字列の音声出力を開始する(S1407)。ここで、メニュー文字列の出力が終了していなければ(S1406:No)、メニュー文字列の出力を続行する(S1408)。
【0086】
さらに、無線通信が接続されれば(S1409:Yes)、無線通信部303として備えられた携帯電話、PHS等により、無線通信を介して、情報基地10に選択された情報のIDを送信する(S1410)。
【0087】
情報基地10にIDを送信すると、情報基地10から、モーバイル端末30に冒頭部分を除いた文字列情報が送信されてくるので、無線通信を介して文字列情報を取得し、取得した文字列情報をまずバッファ3044に格納する(S1411)。ここで、冒頭部分の音声出力が終了していれば(S1412:Yes)、スイッチャ305の切替処理によって、バッファ3044に格納されている文字列情報の音声出力に切り替える(S1413)。しかし、冒頭部分の音声出力が終了していなければ(S1412:No)、冒頭部分の出力を続行する(S1414)。
【0088】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、無線通信接続処理を行っている間に読み上げる情報として、情報の冒頭部分だけでなくメニュー文字列も利用するので、第5の実施の形態と同程度の待ち時間の削減を行うとすれば、文字放送で送信すべき情報の冒頭部分の文字列の情報量を少なくすることができる。
(実施の形態7)
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。
【0089】
図15は、本発明の第7の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、言語処理部109、表音文字列記憶部110を備える。
【0090】
また、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、音声合成部3043、冒頭記憶部3021、バッファ3044、スイッチャ305を備える。
【0091】
即ち、本実施の形態の情報基地10及びモーバイル端末30の構成は、第5の実施の形態において、モーバイル端末30の側に備えていた言語処理部3042を情報基地10の側に備えるようにし、情報基地10の側で保持する情報、即ち、冒頭部分の情報及び冒頭部分を除いた部分の情報を、第4の実施の形態の如く表音文字列としたものである。従って、本実施の形態のメニュー情報は、メニュー文字列及びIDの他、各々の情報の冒頭部分の表音文字列を含む。
【0092】
本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容は、図12で説明したものとほぼ同一である。ただし、情報の冒頭部分の音声出力、及びバッファ3044に格納された情報の音声出力において、言語処理を行わず、表音文字列をそのまあ音声合成部3043が音声に変換する点が異なっている。
【0093】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の待ち時間をより削減することが可能となる他、文字列情報を表音文字列に変換するにあたって使用する言語処理用辞書の保守作業等が容易となる。
(実施の形態8)
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。
図16は、本発明の第8の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、言語処理部109、表音文字列記憶部110を備える。
【0094】
また、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、音声合成部3043、冒頭記憶部3021、バッファ3044、スイッチャ305の他、メニュー表音文字列記憶部3022を備える。
【0095】
即ち、本実施の形態の情報基地10及びモーバイル端末30の構成は、第7の実施の形態で説明した構成に加えて、モーバイル端末30の側にメニュー表音文字列記憶部3022を備えるようにしたものと考えることができる。
【0096】
第7の実施の形態との上記相違点から、各部の処理内容には、以下のような相違点がある。即ち、本実施の形態の言語処理部109は、情報文字列だけでなくメニュー文字列も表音文字列に変換し、文字放送送信部102は、メニュー情報として、メニュー文字列と、情報の冒頭部分の表音文字列だけでなく、メニュー文字列を表音文字列に変換したもの(以下、「メニュー表音文字列」という。)を、文字放送を利用して送信する。
【0097】
さらに、モーバイル端末30の側では、文字放送を通じて受信したメニュー表音文字列をメニュー表音文字列記憶部3022に記憶する。情報の読み上げに際しては、スイッチャ305の切替機能により、まず、メニュー表音文字列が読み上げられ、メニュー表音文字列の読み上げが終了すれば、冒頭記憶部3021に記憶されている情報の冒頭部分の表音文字列が読み上げられ、冒頭部分の読み上げが終了すれば、PHS等の無線通信を介して得られた情報の表音文字列が読み上げられることとなる。なお、例えばメニュー表音文字列の読み上げが終了する前に利用者により情報の選択が行われた場合の処理については、第6の実施の形態と同様に考えることができる。即ち、その後の切替え処理を行う必要はなく、読み上げ処理についても、停止してもよいし、選択された情報に対応する情報のみを読み上げるようにしてもよい。
【0098】
従って、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容は、図14のフローチャートで説明した内容とほぼ同一である。ただし、同図のフローチャートにおいて、「文字列」と説明されている箇所は、「表音文字列」を意味することとなり、また、ステップS1402においては、冒頭部分の表音文字列を冒頭記憶部3021に格納するだけでなく、メニュー表音文字列をメニュー表音文字列記憶部3022に格納する処理を行う点が第6の実施の形態と異なる。
【0099】
また、本実施の形態でも、メニュー表音文字列の音声出力、情報の冒頭部分の音声出力、及びバッファ3044に格納された情報の音声出力において、言語処理は行わず、表音文字列を用いて直接音声合成を行う。
【0100】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の待ち時間をより削減することが可能となる他、文字列情報を表音文字列に変換するにあたって使用する言語処理用辞書の保守作業等が容易となる。
(実施の形態9)
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。
【0101】
図17は、本発明の第9の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、文字列情報記憶部108を備える。
【0102】
また、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、言語処理部3042、音声合成部3043、バッファ3044、スイッチャ305の他、冒頭短情報記憶部3023を備える。
【0103】
冒頭短情報記憶部3023は、情報を所定の長さよりも長さの長い情報と短い情報とに分類した場合に、所定の長さよりも短い情報(以下、「短情報」という。)であれば情報文字列全てを記憶し、所定の長さよりも長い情報(以下、「長情報」という。)であれば、その冒頭部分の文字列を記憶する。
【0104】
冒頭短情報記憶部3023をモーバイル端末30の側に備えることにより、情報基地10の処理内容について、これまでの実施の形態と異なる点が生じる。即ち、本実施の形態の情報メニュー管理部101は、情報文字列の長さから、各々の文字列情報が短情報か長情報かを識別し、そのいずれかを示すフラグを情報ごとにセットする。
【0105】
文字放送送信部102は、メニュー文字列及びIDを送信する他、前記フラグの内容を参照することにより、長情報については冒頭部分の文字列情報、短情報については情報文字列の全てを文字列情報記憶部108から取得し、フラグとともに文字放送を利用して送信する。即ち、本実施の形態のメニュー情報は、メニュー文字列及びIDの他、長情報の冒頭部分の文字列、短情報の全文字列、及び情報ごとに設定されたフラグを含む。
【0106】
従って、モーバイル端末30の側では、文字放送を通じて受信した長情報の冒頭部分の文字列及び短情報の全文字列をフラグとともに冒頭短情報記憶部3023に記憶する。
【0107】
図18は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。
本実施の形態のモーバイル端末30では、文字放送を受信しメニューを表示する(S1801)とともに、文字放送で送信されている長情報の冒頭部分の文字列、短情報の全文字列及びフラグを冒頭短情報記憶部3023に格納する(S1802)。
【0108】
利用者により、情報の選択がなされると(S1803:Yes)、選択された情報が短情報か否かを判定する(S1804)。
選択された情報が短情報であれば(S1804:Yes)、スイッチャ305の切替機能により、、冒頭短情報記憶部1023に記憶されている短情報の文字列を出力し(S1805)、処理を終了する。即ち、この場合には無線通信に接続する必要がないからである。
【0109】
選択された情報が長情報であれば(S1804:No)、まず、スイッチャ305の切替処理により、冒頭短情報記憶部3023に記憶されている長情報の冒頭部分の文字列の音声出力を開始する(S1806)。
【0110】
その後の処理内容は、第5の実施の形態のステップS1205からステップS1211までの処理と同一の内容であるので、ここでの詳細な説明は省略する。以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の待ち時間をより削減することが可能となる他、短情報の場合には放送電波により文字列の全部がモーバイル端末に送信されてくるため、PHS等の無線通信に接続する必要がなくなる。
(実施の形態10)
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。
【0111】
図19は、本発明の第10の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成す示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、言語処理部109、表音文字列記憶部110を備える。
【0112】
また、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、音声合成部3043、冒頭短情報記憶部3021、バッファ3044、スイッチャ305を備える。
【0113】
即ち、本実施の形態の情報基地10及びモーバイル端末30の構成は、第9の実施の形態において、モーバイル端末30の側に備えていた言語処理部3042を情報基地10の側に備えるようにし、情報基地10の側で保持する情報、即ち、冒頭部分の情報及び冒頭部分を除いた部分の情報(短情報の場合は情報の全部)を、第4の実施の形態の如く表音文字列としたものである。即ち、本実施の形態におけるメニュー情報は、メニュー文字列及びIDの他、長情報の冒頭部分の情報文字列、短情報の全表音文字列、長情報か短情報かを示すフラグを含む内容となる。
【0114】
本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容は、図18で説明したものとほぼ同一である。ただし、長情報であった場合の情報の冒頭部分の音声出力、及びバッファ3044に格納された情報の音声出力、短情報であった場合の全情報の音声出力において、表音文字列を音声に変換するため、言語処理を行う必要がなくなっている点が異なっている。
【0115】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の待ち時間をより削減することが可能となり、また、短情報の場合に、PHS等の無線通信に接続する必要がなくなる他、文字列情報を表音文字列に変換するにあたって使用する言語処理用辞書の保守作業等が容易となる。
(実施の形態11)
次に、本発明の第11の実施の形態について説明する。
【0116】
図20は、本発明の第11の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、文字列情報記憶部108の他、関連情報探索部111、最低料金分情報選別部112を備える。
【0117】
関連情報探索部111は、情報メニュー管理部101からIDと情報間の関連付けを表す情報(以下、「関連付け情報」という。)を取得しており、利用者により情報が選択された際に、選択された情報のIDを付与された情報に関連する内容を含む情報を探索して、そのIDを文字列情報記憶部108に送る。
【0118】
ここで、「関連付け情報」とは、ある情報のIDと、当該情報と内容的に関連を有する情報(以下、「関連情報」という。)のIDとの対応関係を保持するテーブルの形式で記憶されており、システム管理者が設定することもできるし、情報メニュー管理部101において、キーワード抽出等の方法をとることにより自動的に設定することも可能である。即ち、関連情報探索部111は、利用者が選択した情報のIDから、関連情報のIDを探索することができる。
【0119】
従って、本実施の形態の文字列情報記憶部108は、利用者により選択された情報と、関連情報との文字列を、最低料金分情報選別部112に送る。
最低料金分情報選別部112は、文字列情報記憶部108から送られてきた文字列のうち、例えば、PHSの最低料金で送信できる範囲内のニュースを選別し、情報送信部105を介してモーバイル端末30に送信する。
【0120】
図21は、本実施の形態の情報基地10が、PHS等の無線通信を介して、利用者からの情報の選択を受信した場合に行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、本実施の形態のメニュー情報は第1の実施の形態と同様である。
【0121】
同図に示されるように、本実施の形態の情報基地10は、利用者から選択された情報のIDを取得すると(S2101:Yes)、取得したIDに基づいて関連情報の探索を行う(S2102)。
【0122】
さらに、選択された情報及び関連情報から最低料金分の文字列を選別する(S2103)。選別の方法としては、選択された情報を最も優先して選別するのが原則であるが、その他の情報の選別の基準には種々のものが考えられる。具体的には、更新日付の新しいものや、長さの短い情報から優先して選別する等の方法が可能である。
【0123】
さらに、情報基地10は、選別された最低料金分の情報をPHS等の無線通信を介してモーバイル端末30に送信する(S2104)。
一方、本実施の形態のモーバイル端末30の構成及び処理内容は、第3の実施の形態で説明した内容と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0124】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の接続待ち時間を削減することが可能となる他、利用者が関心を持ちそうな関連情報が無線通信の最低料金の範囲内でダウンロードされるため、例えば、新たな関連情報を取得するために通信回線への接続のやり直しをする必要がなくなり、通信コストの削減を図ることが可能となる。
(実施の形態12)
次に、本発明の第12の実施の形態について説明する。
【0125】
図22は、本発明の第12の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、表音文字列記憶部110の他、関連情報探索部111、最低料金分情報選別部112、及び言語処理部109を備える。
【0126】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30の構成及び処理内容は、第11の実施の形態の構成から言語処理部3042を除いたものである。
即ち、本実施の形態の情報読み上げシステムは、第11の実施の形態で説明した構成において、モーバイル端末30の側に備えられていた言語処理部3042を情報基地10の側に移し、情報基地10の側で、情報を表音文字列の形態で保持するようにしたものである。従って、本実施の形態のメニュー情報は、第12の実施の形態と同様である。
【0127】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、利用者の接続待ち時間を削減することが可能となり、通信コストの削減を図ることが可能となる他、文字列情報を表音文字列に変換するにあたって使用する言語処理用辞書の保守作業等が容易となる。
(実施の形態13)
次に、本発明の第13の実施の形態について説明する。
【0128】
図23は、本発明の第13の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、文字列情報記憶部108を備える。
【0129】
本実施の形態では、後に詳細に説明するように、モーバイル端末30の側で利用者が利用したい情報のジャンルを予め指定することを可能としている。そのため、本実施の形態の文字放送送信部102は、これまでの実施の形態と異なり、メニュー情報として、メニュー文字列とIDの他、各々の情報の文字列の全部を放送する。従って、情報メニュー管理部101は、情報文字列の全部を、付与されたIDとともに文字列情報記憶部108にも送ると同時に、文字放送送信部102にも送るようにする。
【0130】
本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、言語処理部3042及び音声合成部3043の他、ジャンル指定部306、指定ジャンル情報抽出部3061、指定ジャンル情報記憶部3062、ジャンル該当判定部3063を備える。
【0131】
ジャンル指定部306は、上述の如く、利用者が利用したい情報のジャンルを指定するために用いられる。ジャンルの指定は予め行っておくこともできるし、途中で変更することも自由である。
【0132】
指定ジャンル情報抽出部3061は、ジャンル指定部306を介して指定されたジャンル(以下、「指定ジャンル」という。)に該当する情報を、文字放送として送信されている情報から抽出し、指定ジャンル情報記憶部3062に格納する。即ち、指定ジャンル情報記憶部3062には、指定ジャンルに該当する情報の全文が文字情報としてIDとともに格納される。
【0133】
ジャンル該当判定部3063は、情報選択部302を介して利用者から選択された情報のIDが、指定ジャンルに該当するか否かを判定する。本実施の形態では、選択された情報が指定ジャンルに該当すれば、PHS等の無線通信に接続するまでもなく情報の全文を音声出力することができる。一方、選択された情報が指定ジャンルに該当しない場合には、PHS等の無線通信に接続し、無線通信を介して情報基地10から情報を取得する。即ち、本実施の形態の情報読み上げシステムは、文字放送から全ての情報を取り込むのに時間がかかるため、指定ジャンルに該当する情報については、事前に電源を入れておく等の処理により文字放送から取り込んでおき、指定ジャンルに該当しない情報のみを通信回線を用いて取得するようにしたものである。
【0134】
図24は、本実施の形態のモーバイル端末30が行う処理の内容を示すフローチャートである。なお、本実施の形態でも上記文字放送は常に受信しており、また、ジャンルは既に指定されているものとする。
【0135】
本実施の形態のモーバイル端末30では、文字放送を受信しメニューを表示する(S2401)とともに、文字放送で送信されている情報のうち、指定ジャンルに該当する情報の文字列を抽出し、指定ジャンル情報記憶部3062に格納する(S2402)。
【0136】
利用者により、情報の選択がなされると(S2403:Yes)、まず、選択された情報が指定ジャンルに該当するか否かを判定する(S2404)。指定ジャンルに該当すれば(S2404:Yes)、指定ジャンル情報記憶部3062から文字列情報を取得し(S2408)、無線通信に接続することなく音声出力を行うことができる(S2409〜S2410)。
【0137】
ステップS2404で指定ジャンルに該当しなければ(S2404:No)、これまでの実施の形態で説明した内容と同様の処理によりPHS等の無線通信に接続し(S2405〜S2406)、情報基地10にIDを送信する(S2407)。この場合は、無線通信を介して情報基地10から文字列情報を取得し(S2408)、音声出力を行う(S2409〜S2410)。
【0138】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、指定ジャンルに該当する情報は放送から取得することができるため、予め関心のあるジャンルを指定することにより、無線通信に接続することなく情報を聞くことが可能となる。
(実施の形態14)
次に、本発明の第14の実施の形態について説明する。
【0139】
図25は、本発明の第14の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、言語処理部109、及び表音文字列記憶部110を備える。
【0140】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30の構成及び処理内容は、第13の実施の形態の構成から言語処理部3042を除いたものである。
即ち、本実施の形態の情報読み上げシステムは、第13の実施の形態で説明した構成において、モーバイル端末30の側に備えられていた言語処理部3042を情報基地10の側に移し、情報基地10の側で、情報を表音文字列の形態で保持するようにしたものである。従って、本実施の形態におけるメニュー情報は、メニュー文字列とIDとの他、各々の情報を変換した表音文字列の全部を含むこととなる。
【0141】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、予め関心のあるジャンルを指定することにより、無線通信に接続することなく情報を聞くことが可能となる他、文字列情報を表音文字列に変換するにあたって使用する言語処理用辞書の保守作業等が容易となる。
(実施の形態15)
次に、本発明の第15の実施の形態について説明する。
【0142】
図26は、本発明の第15の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、文字列情報記憶部108、及び言語処理部109を備える。
【0143】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、音声合成部3043の他、旧メニュー管理部307を備える。
【0144】
旧メニュー管理部307は、情報選択部302を介して利用者から入力されたメニューの保存要求に対応して、保存すべきメニューに識別子を付与し、当該メニューに含まれるメニュー文字列及び当該メニューを用いて選択することのできる情報のIDを、前記メニューの識別子と対応づけて保存する。従って、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、例えば、利用者からの、前記メニューの識別子を用いた過去のメニューの表示要求に応じて、過去にアクセスしたメニューを表示することができる。即ち、利用者は、当該過去にアクセスしたメニューに表示されているような、古いニュースにもアクセスすることが可能となる。
【0145】
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、過去にアクセスしたメニューのうち、利用者が保存したいと思ったメニューをモーバイル端末30の側に保存しておけるので、利用者は、メニューが放送されなくなったような古い情報にも、再度アクセスすることができる。
(実施の形態16)
次に、本発明の第16の実施の形態について説明する。
【0146】
図27は、本発明の第16の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。同図に示されるように、本実施の形態の情報読み上げシステムにおいては、情報基地10の側に情報メニュー管理部101、文字放送送信部102、選択情報受信部103、情報送信部105、言語処理部109、及び表音文字列記憶部110の他、有無判定部113、消去通知出力部114、スイッチ115を備える。
【0147】
一方、本実施の形態のモーバイル端末30は、文字放送受信部3011、情報選択部302、無線通信部303、音声合成部3043、旧メニュー管理部307を備える。これは、第15の実施の形態と同様の構成である。
【0148】
本実施の形態では、第15の実施の形態で説明したように、利用者から古い情報へのアクセス要求があった場合に、情報基地10の側で既に要求された情報が消去されていた場合に適切な処理を行うことを可能とする。
【0149】
即ち、有無判定部113が、利用者から要求された情報が表音文字列記憶部110に記憶されているか否かを判定し、判定結果をスイッチ115に送ることにより、要求された情報が存在している場合には当該情報がモーバイル端末30に送信され、情報が存在しない場合には、スイッチ115の切替処理により消去通知出力部114からの情報消去済み通知がモーバイル端末30に出力される。
【0150】
図28は、本実施の形態の情報基地10が、PHS等の無線通信を介して、利用者からの情報の選択を受信した場合に行う処理の内容を示すフローチャートである。
【0151】
同図に示されるように、本実施の形態の情報基地10は、利用者から選択された情報のIDを取得すると(S2801:Yes)、有無判定部113が、取得したIDに対応する情報が表音文字列記憶部110に残っているか否かを判定する(S2802)。
【0152】
対応する情報が残っている場合(S2802:Yes)には、表音文字列記憶部110に記憶されている対応する表音文字列をモーバイル端末30に送信する。具体的には、有無判定部113の判定に従い、スイッチ115を表音文字列記憶部110の側に切り替え、また、有無判定部113が表音文字列記憶部110にIDを送ることにより、情報送信部105を介して表音文字列を送信することができる。
【0153】
一方、対応する情報が既に消去されて表音文字列記憶部110に残っていない場合(S2802:No)には、既に情報が消去済みである旨の通知をモーバイル端末30に送信する(S2804)。具体的には、有無判定部113の判定に従い、スイッチ115を消去通知出力部114の側に切り替えることにより、情報送信部105を介して消去済み通知を送信することができる。
【0154】
ここで、消去済み通知としても、既に消去済みである旨の表音文字列の形態で送信すれば、モーバイル端末30の側で消去済みである旨のメッセージを読み上げることができる。
【0155】
なお、本実施の形態のモーバイル端末30の構成及び処理内容は、第15の実施の形態で説明した内容と同様であるので、ここでの詳細な説明は省略する。
以上に説明したように、本実施の形態の情報読み上げシステムでは、メニューが放送されなくなった古い情報にもアクセスすることができる他、古い情報が既に情報基地の側で消去されている場合にも、適切な処理を行うことができる。
【0156】
なお、本発明の実施の形態の説明では、メニュー情報を放送する手段として文字放送を利用する場合について説明したが、特に文字放送に限定されるわけではない。
【0157】
本発明である情報読み上げシステムを実現するプログラムを記録した記録媒体は、図29に示す記録媒体の例に示すように、CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録媒体だけでなく、通信回線の先に備えられた他の記憶装置や、コンピュータのハードディスクやRAM等の記録媒体のいずれでもよく、プログラム実行時には、プログラムはローディングされ、主メモリ上で実行される。
【0158】
本発明の場合においては、情報基地10の側で起動するプログラムと、モーバイル端末30の側で起動するプログラムとを同一の記録媒体に記録することもできるし、別々の記録媒体に記録しても構わない。
【0159】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明に係る情報読み上げシステムによれば、通信回線に接続する回数を減少させることができるので、利用者の通信回線への接続待ち時間を削減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の情報読み上げシステムの基本的な構成を示す図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】 第1の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図4】 無線通信接続処理の詳細な処理内容を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第2の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】 第2の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の第3の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図8】 第3の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の第4の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図10】 第4の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図11】 本発明の第5の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図12】 第5の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図13】 本発明の第6の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図14】 第6の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第7の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図16】 本発明の第8の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図17】 本発明の第9の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図18】 第9の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図19】 本発明の第10の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図20】 本発明の第11の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図21】 第11の実施の形態の情報基地の処理内容を示すフローチャートである。
【図22】 本発明の第12の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図23】 本発明の第13の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図24】 第13の実施の形態のモーバイル端末の処理内容を示すフローチャートである。
【図25】 本発明の第14の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図26】 本発明の第15の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図27】 本発明の第16の実施の形態に係る情報読み上げシステムの構成を示すブロック図である。
【図28】 第16の実施の形態の情報基地の処理内容を示すフローチャートである。
【図29】 記録媒体の例を示す図である。
【符号の説明】
10 情報基地
101 情報メニュー管理部
102 文字放送送信部
103 選択情報受信部
104 PCM情報記憶部
105 情報送信部
106 PBトーン受信部
107 音声送信部
108 文字列情報記憶部
109 言語処理部
110 表音文字列記憶部
111 関連情報探索部
112 最低料金分情報選別部
113 有無判定部
114 消去通知出力部
115 スイッチ
201 放送電波
202 無線通信電波
30 モーバイル端末
301 放送受信部
3011 文字放送受信部
302 情報選択部
3021 冒頭記憶部
3022 メニュー表音文字列記憶部
3023 冒頭短情報記憶部
303 無線通信部
304 情報読み上げ部
3041 D/A変換部
3042 言語処理部
3043 音声合成部
3044 バッファ
305 スイッチャ
306 ジャンル指定部
3061 指定ジャンル情報抽出部
3062 指定ジャンル情報記憶部
3063 ジャンル該当判定部
307 旧メニュー管理部
91 回線先の記憶装置
92 CD−ROMやフロッピーディスク等の可搬型記録媒体
92−1 CD−ROM
92−2 フロッピーディスク
93 コンピュータ
94 コンピュータ上のRAM/ハードディスク等の記録媒体

Claims (8)

  1. 情報端末から、遠隔に存在する情報基地に記憶された情報のうち取得したい情報を選択し、取得した情報を音声出力する情報読み上げシステムにおいて、
    前記情報基地は、
    前記情報端末において、情報を選択するために必要なメニュー情報を放送により送信する放送手段と、
    前記情報端末からの、選択する情報に関するデータを含む通信を受信する通信受信手段と、
    前記通信受信手段が受信したデータに基づいて、選択された情報を送信する情報送信手段とを含み、
    前記メニュー情報は、各々の情報を表す識別子と、各々の情報の内容をメニューに表示するための文字列情報と、各々の情報の冒頭部分の文字列情報を含み、
    前記情報端末は、
    前記放送手段が送信する放送を受信する放送受信手段と、
    当該放送に含まれるメニュー情報を用いて、利用者に、取得したい情報を選択させる情報選択手段と、
    前記各々の情報の冒頭部分の文字列情報を記憶する冒頭記憶手段と、
    選択された情報に関するデータを、通信回線経由で前記情報基地に通信する通信手段と、
    前記情報送信手段により送信された情報を、通信回線経由で受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段が受信した情報を音声により出力する音声出力手段とを含み、
    前記音声出力手段が、前記冒頭記憶手段に記憶されている文字列情報の音声出力を開始している間に、前記情報受信手段は、通信回線経由で前記情報基地に接続して、前記冒頭記憶手段に記憶されていない部分の情報を前記情報基地から受信してバッファに格納し、
    前記音声出力手段は、前記冒頭記憶手段に記憶されている文字列情報の音声出力を終了すると、続けて前記バッファに記憶されている文字列情報を音声出力することを特徴とする情報読み上げシステム。
  2. 前記情報基地は、文字列の情報を、当該文字列を音声で出力する場合の音声を表す表音文字列に変換する変換手段を有し、情報基地に記憶される情報は表音文字列の形式で記憶され、前記情報送信手段は、送信すべき情報を表音文字列の形式で送信し、前記情報端末の前記音声出力手段は、表音文字列を音声に変換する請求項1に記載の情報読み上げシステム。
  3. 前記情報基地は、前記通信受信手段が受信したデータに基づいて選択された情報に関連する内容を含む情報を探索して、前記情報送信手段に送る関連情報探索手段を有する、請求項1に記載の情報読み上げシステム。
  4. 前記情報端末は、利用者の指定ジャンルに該当する情報を抽出して格納する指定ジャンル情報記憶手段を有し、
    前記音声出力手段は、前記選択された情報が指定ジャンルに該当する場合は、前記指定ジャンル情報記憶手段に格納されている情報を音声出力し、前記選択された情報が指定ジャンルに該当しない場合は、前記情報受信手段が受信した内容を音声により出力する、請求項1に記載の情報読み上げシステム。
  5. 前記情報端末は、前記情報選択手段を介して利用者から入力されたメニュー情報の保存要求に対応して、保存すべきメニュー情報を保存する旧メニュー管理手段を有する、請求項1に記載の情報読み上げシステム。
  6. 前記情報基地は、利用者から要求された情報が前記情報基地に存在するか否かを判定する有無判定手段を有し、
    前記情報送信手段は、利用者から要求された情報が前記情報基地に存在する場合は当該情報を送信し、利用者から要求された情報が前記情報基地に存在しない場合は、情報消去済み通知を送信する、請求項5に記載の情報読み上げシステム。
  7. 情報端末から、遠隔に存在する情報基地に記憶された情報のうち取得したい情報を選択し、取得した情報を音声出力する情報読み上げシステムに用いられる情報端末であって、
    情報基地から情報を選択するために送信される、各々の情報を表す識別子と、各々の情報の内容をメニューに表示するための文字列情報と、各々の情報の冒頭部分の文字列情報と含むメニュー情報を含む放送を受信する放送受信手段と、
    当該放送に含まれるメニュー情報を用いて、利用者に、取得したい情報を選択させる情報選択手段と、
    前記各々の情報の冒頭部分の文字列情報を記憶する冒頭記憶手段と、
    選択された情報に関するデータを、通信回線経由で前記情報基地に通信する通信手段と、
    前記通信手段が通信した情報に基づいて前記情報基地から送信された情報を、通信回線経由で受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段が受信した情報を音声により出力する音声出力手段とを含み、
    前記音声出力手段が、前記冒頭記憶手段に記憶されている文字列情報の音声出力を開始している間に、前記情報受信手段は、通信回線経由で前記情報基地に接続して、前記冒頭記憶手段に記憶されていない部分の情報を前記情報基地から受信してバッファに格納し、
    前記音声出力手段は、前記冒頭記憶手段に記憶されている文字列情報の音声出力を終了すると、続けて前記バッファに記憶されている文字列情報を音声出力することを特徴とする情報端末。
  8. 情報端末から、遠隔に存在する情報基地に記憶された情報のうち取得したい情報を選択し、取得した情報を音声出力する情報読み上げシステムに用いられる情報端末を実現するプログラムであって、
    情報基地から情報を選択するために送信される放送に含まれ、各々の情報を表す識別子と、各々の情報の内容をメニューに表示するための文字列情報と、各々の情報の冒頭部分の文字列情報と含むメニュー情報を表示するメニュー表示ステップと、
    利用者からの、取得したい情報の選択を受け付ける選択受付ステップと、
    前記各々の情報の冒頭部分の文字列情報を記憶する記憶ステップと、
    選択された情報に関するデータを、通信回線経由で前記情報基地に通信する通信ステップと、
    前記通信ステップにおいて通信した情報に基づいて前記情報基地から送信された情報を、通信回線経由で受信する情報受信ステップと、
    前記記憶ステップで記憶されている文字列情報の音声出力を開始している間に、前記通信回線経由で前記情報基地に接続して、前記記憶ステップにより記憶されていない部分の情報を前記情報基地から受信してバッファに格納し、前記冒頭記憶手段に記憶されている文字列情報の音声出力を終了すると、続けて前記バッファに記憶されている文字列情報を音声出力する音声出力ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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