JP2006074376A - 放送受信機能付き携帯電話装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの意向に高レベルで合致した番組を選択及び抽出できる嗜好データを、装置本体に具備された機能を利用して容易な手順で生成できる放送受信機能付き携帯電話装置を提供する。
【解決手段】テレビ受信部7等の放送受信手段と、ユーザの嗜好データを記憶するメモリ4等の嗜好データ記憶手段と、番組情報,メールデータ等の各種情報を取得するユーザデータ入出力部6を備える。CPU1には、当該携帯電話装置を、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータ(メールデータ等)をユーザデータとして取得するユーザデータ取得手段と、そこで取得したユーザデータを元に嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データの生成及び更新を行う嗜好データ登録手段と、記憶された嗜好データと番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する番組抽出手段として、機能させるプログラムを備える。
【選択図】図1
【解決手段】テレビ受信部7等の放送受信手段と、ユーザの嗜好データを記憶するメモリ4等の嗜好データ記憶手段と、番組情報,メールデータ等の各種情報を取得するユーザデータ入出力部6を備える。CPU1には、当該携帯電話装置を、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータ(メールデータ等)をユーザデータとして取得するユーザデータ取得手段と、そこで取得したユーザデータを元に嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データの生成及び更新を行う嗜好データ登録手段と、記憶された嗜好データと番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する番組抽出手段として、機能させるプログラムを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、放送受信機能付き携帯電話装置、プログラム、及び記録媒体に関し、より詳細には、ユーザの意向に沿った番組抽出の元となる嗜好データを生成する放送受信機能付き携帯電話装置、そのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、携帯電話装置の高性能化が進み、CPU(Central Processing Unit)のスペック上昇、省電力、画面描画能力の向上がなされている。それに伴い、携帯電話装置には、カメラ機能、音楽録画再生機能、動画録画再生機能、ゲーム機能などの機能が付加され、さらには携帯電話装置でのテレビ視聴も可能となっている。また、外部との通信方式も従来の音声通話に留まらず、メール、ブラウジング、赤外線通信、Bluetooth通信、外部メモリカード等も使用可能となっている。さらに、携帯電話装置の文字入力手段も進歩し、ユーザ辞書により使用頻度の多い単語の優先変換、単数キー入力による候補表示が可能となっている。
このように、携帯電話装置は、単なる携帯可能な電話に留まらず、複合端末装置としての機能を有し、携帯電話装置内部には多数のユーザデータが保存されることとなった。
一方、テレビの番組検索技術に関しても、従来の紙ベースのテレビ番組表に代わりEPG(Electric Program Guide)利用したものが主流となりつつあり、ユーザの視聴履歴或いはキーワード入力より作成される嗜好データベースとEPGとを用いて、ユーザの嗜好にあった番組抽出及び自動録画が可能となっている。
しかしながら、従来のテレビ番組抽出に使用される嗜好データベースの作成方法は、ユーザのキーワード入力や番組の視聴履歴のように方式が限られたものとなっている。携帯電話装置にテレビ機能やラジオ機能が搭載され、EPG等の番組表と嗜好データベースを用いて番組の抽出を行う場合、従来の固定機器でのような少ない方式しかない嗜好データベース作成手順では、ユーザの意向に沿った抽出が入力の手間の割には難しいだけでなく、携帯電話装置の入力手段、内部に格納されたユーザデータの情報を生かせない上に、容易な手順での嗜好データベース作成も困難な状況となる。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたものであり、ユーザの意向に高レベルで合致した番組を選択及び抽出できる嗜好データを、装置本体に具備された機能を利用して容易な手順で生成することが可能な、放送受信機能付き携帯電話装置、その装置に組み込むためのプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することをその目的とする。
本発明は、上述のごとき課題を解決するために、以下の各技術手段でそれぞれ構成される。
第1の技術手段は、放送番組を受信する放送受信手段を備えた放送受信機能付き携帯電話装置であって、前記放送番組に関する番組情報を受信する番組情報受信手段と、ユーザの嗜好データを記憶する嗜好データ記憶手段と、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータをユーザデータとして取得するユーザデータ取得手段と、該ユーザデータ取得手段で取得したユーザデータを元に、前記嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データの生成及び更新を行う嗜好データ登録手段と、前記嗜好データ記憶手段に記憶された嗜好データと前記番組情報受信手段で受信した番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する番組抽出手段と、を備えたことを特徴としたものである。
第1の技術手段は、放送番組を受信する放送受信手段を備えた放送受信機能付き携帯電話装置であって、前記放送番組に関する番組情報を受信する番組情報受信手段と、ユーザの嗜好データを記憶する嗜好データ記憶手段と、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータをユーザデータとして取得するユーザデータ取得手段と、該ユーザデータ取得手段で取得したユーザデータを元に、前記嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データの生成及び更新を行う嗜好データ登録手段と、前記嗜好データ記憶手段に記憶された嗜好データと前記番組情報受信手段で受信した番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する番組抽出手段と、を備えたことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、ユーザ個々の設定データを記憶する設定データ記憶手段を備え、該設定データ記憶手段は、前記設定データとして、前記ユーザデータ取得手段で取得する対象となるユーザデータを、ユーザに選択させるデータ選択手段を有し、前記ユーザデータ取得手段は、前記設定データ記憶手段で記憶された設定データに基づいて、前記データ選択手段で選択されたユーザデータのみを取得することを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、メール送受信手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記メール送受信手段で送受信されたメールデータを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第2の技術手段において、メール送受信手段を備え、前記設定データ記憶手段は、前記設定データとして特定のメールアドレスを設定する手段を有し、前記ユーザデータ取得手段は、前記メール送受信手段で送受信されたメールデータのうち、前記設定データ記憶手段で記憶された前記メールアドレスに対応するメールデータのみを、前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1乃至第4のいずれかの技術手段において、WEBブラウジング手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記WEBブラウジング手段でブラウジングされたWEBデータを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第2の技術手段において、WEBブラウジング手段を備え、前記設定データ記憶手段は、前記設定データとして特定のWEBアドレスを設定する手段を有し、前記ユーザデータ取得手段は、前記WEBブラウジング手段でブラウジングされたWEBデータのうち、前記設定データ記憶手段で記憶された前記WEBアドレスに対応するWEBデータのみを、前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1乃至第6のいずれかの技術手段において、カメラと、該カメラで取得した画像データに含まれる文字列を認識する文字認識手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記文字認識手段で認識された文字列データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1乃至第7のいずれかの技術手段において、カメラと、該カメラで取得した画像データに含まれるバーコードを認識するバーコード認識手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記バーコード認識手段で認識されたバーコードデータを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1乃至第8のいずれかの技術手段において、赤外線通信手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記赤外線通信手段で受信された受信データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1乃至第9のいずれかの技術手段において、Bluetooth通信手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記Bluetooth通信で受信された受信データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第1乃至第10のいずれかの技術手段において、外部記憶装置に接続し、該外部記憶装置に記憶された外部データを取得する外部データ取得手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記外部データ取得手段で取得された外部データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第12の技術手段は、第1乃至第11のいずれかの技術手段において、音声通信手段と、該音声通信手段で通信された音声データを音声認識する音声認識手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記音声認識手段で認識された音声認識データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第13の技術手段は、第1乃至第12のいずれかの技術手段において、ユーザからの文字入力を受け付ける文字入力手段と、該文字入力手段における文字入力時の変換履歴をユーザ辞書データとして記憶する辞書データ記憶手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記辞書データ記憶手段に記憶されたユーザ辞書データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴としたものである。
第14の技術手段は、第1乃至第13のいずれかの技術手段において、前記嗜好データ登録手段は、嗜好データ生成時に、個々のユーザデータ内の語句の結びつきを考慮に入れて、前記嗜好データを生成することを特徴としたものである。
第15の技術手段は、第1乃至第14のいずれかの技術手段において、時刻取得手段を備え、前記嗜好データ登録手段は、前記ユーザデータの取得時刻を考慮に入れて、前記嗜好データを生成することを特徴としたものである。
第16の技術手段は、第1乃至第15のいずれかの技術手段における放送受信機能付き携帯電話装置の機能を実現するためのプログラムである。
第17の技術手段は、第16の技術手段におけるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、ユーザの意向に高レベルで合致した番組を選択及び抽出可能な、放送受信機能付き携帯電話装置における番組抽出の元となる嗜好データを、装置本体に具備された機能を利用して容易な手順で生成することが可能となり、また、ユーザデータを多数扱うことによりユーザの意向に高いレベルで合致した番組抽出が可能となる。
本発明は、放送受信機能付き携帯電話装置、その装置の機能を実現するためのプログラム、及び、そのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。以下、本発明に係る放送受信機能付き携帯電話装置について、テレビ機能付き携帯電話装置を例に挙げて説明するが、放送としてはラジオ放送にも適用できる。また、このプログラム(嗜好データ生成及び番組抽出プログラム)については、ここで例示する装置内に組み込まれ、装置内のメモリ等と連動させ装置内のCPU等の演算装置を制御して、本発明に係る機能を実現させるものであり、その詳細な説明を省略する。さらに、このプログラムを記録した記録媒体についても、この装置内の演算装置及びメモリ等でなるコンピュータに読み取り可能な記録媒体であればよく、その詳細な説明を省略する。
本発明に係るテレビ機能付き携帯電話装置は、その特徴として、以下で説明する番組情報受信手段,嗜好データ記憶手段,ユーザデータ取得手段,嗜好データ登録手段,番組抽出手段を備えるものとする。また、テレビ機能付き携帯電話装置には、当然、テレビ放送番組を受信する放送受信手段を備え、さらに、放送受信手段だけでなく、通常、テレビを視聴するための表示手段及びスピーカ等の音声再生手段を備えている。
番組情報受信手段は、放送番組に関する番組情報を受信する手段であり、EPGを利用した番組情報の取得であってもよい。番組情報としては、例えば、時間情報と番組名や番組出演者等を含んだものが挙げられ、録画予約用に使用されることが多い情報である。また、嗜好データ記憶手段は、ユーザの嗜好データを記憶する手段で、記憶装置によりなる。ここで記憶される嗜好データは、番組抽出手段での抽出を容易且つ高速、高精度に実行させるために、データベース形式で嗜好データ記憶手段に格納されることが好ましい。
また、ユーザデータ取得手段は、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータをユーザデータとして取得する手段である。ユーザデータ取得手段についての様々な例は後述するが、基本的に放送受信手段及び番組情報受信手段以外、すなわちテレビの視聴によって得られたコンテンツに係わるデータ以外で、ユーザが使用したデータを取得するものである。ここで、ユーザデータはそれ自身が当該携帯電話装置の各種機能をユーザが使用することで生じる毎に、登録用に取得するようにしてもよいし、所定の期間を設定するなどして、当該携帯電話装置の各種機能をユーザが使用する度に蓄積されたものを、登録用に纏めて取得してもよい。なお、得られたコンテンツに係わるデータも、嗜好データとして併せて嗜好データ登録手段で登録してもよいが、本発明の特徴ではなく、その説明を省略する。また、本発明においては、嗜好データ記憶手段に記憶される嗜好データは、当該携帯電話装置に具備された各種機能でユーザが使用したデータであって、このユーザデータ取得手段によって取得されるものであり、元々番組抽出のためのものではないが、それを番組に対する嗜好データとして用いる。
また、嗜好データ登録手段では、ユーザデータ取得手段で取得したユーザデータを元に、嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データを生成し、新規の嗜好データであった場合には新規登録し、そうでない場合には更新登録を行う。嗜好データは、その一例として、ユーザデータに含まれる文字列から抽出した語句の出現頻度に基づくデータなどとするとよい。そして、ここで登録された嗜好データを元に番組抽出手段で番組を抽出する。番組抽出手段では、嗜好データ記憶手段に記憶された嗜好データと番組情報受信手段で受信した番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する。抽出のタイミングはユーザが希望するときであればよく、希望することが予想されるときであってもよい。
以下、本発明の様々な実施形態を、図を参照しながら詳細に説明していくが、図示する例は、本発明の各実施形態を組み合わせた構成例であり、その一部を構成要素として含まない形態も採り得る。
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビ機能付き携帯電話装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図1で例示するテレビ機能付き携帯電話装置は、CPU1、入力部2、表示部3、メモリ4、発音部5、ユーザデータ入出力部6、テレビ受信部7、及びRTC(Real Time Clock)8を備える。
テレビ放送は、放送受信手段の一例としてのテレビ受信部7よりデータ受信され、音声が音声再生手段の一例としての発音部5により出力され、画像が表示手段の一例としての表示部3により出力される。キー入力などのユーザの入力に関しては入力部2より行われる。入力時のユーザへのガイダンス等は表示部3で行なわれ、入力データは、メモリ4に格納される。メモリ4は、嗜好データ記憶手段の一例でもあり、さらに嗜好データの元となるユーザデータや、番組抽出により録画した録画データの記憶領域ともなる。ユーザデータ入出力部6は、テレビ機能付き携帯電話装置外部とのデータ送受信に用いられ、番組情報受信手段の一例としても機能し、ユーザデータ取得手段において取得するユーザデータの元となる各種データを取得する。RTC8は現在時刻の管理に使用され、ユーザデータの更新日時管理等に用いられる。CPU1は、上述したユーザデータ取得手段,嗜好データ登録手段,番組抽出手段として、全体の制御を行う。
図2は、図1のテレビ機能付き携帯電話装置におけるメモリの一構成例を詳細に説明するための図である。図2で例示するメモリ4は、プログラム格納領域41、ユーザ設定格納領域42、番組情報格納領域43、ユーザデータ格納領域44、嗜好データベース45、及び録画データ46のそれぞれの格納領域でなる。なお、メモリ4のハード構成は1つのハードウェアに限定されず、複数のハードウェアで構成されてもよい。
プログラム格納領域41は、CPU1の制御の元となるプログラムが格納されている。このプログラムは本発明に係る嗜好データ生成及び番組抽出プログラムであり、上述したユーザデータ取得手段,嗜好データ登録手段,番組抽出手段としてCPU1等を制御するプログラムである。ユーザ設定格納領域42は、ユーザが表示部3のガイダンスに基づき入力部2より入力した設定データを格納する。ユーザデータ更新時に、更新内容を自動で嗜好データベース45に反映させるか否か、嗜好データベース45の元となるユーザデータの種別等が格納される。番組情報格納領域43は、ユーザデータ入出力部6(又はテレビ受信部7)より取得したEPG等の番組情報を格納する。
ユーザデータ格納領域44は、テレビ機能付き携帯電話装置のユーザデータの格納領域である。ユーザデータは、メール送受信データ44a、画像データ44b、テキストデータ44c、WEB受信データ44d、音声データ44e、電話帳データ44g等により構成される。ユーザデータは、ユーザデータ入出力部6にて受信したデータの他に、表示部3表示を元にユーザが入力部2より入力したユーザ辞書データ44fも含まれる。
嗜好データベース45は、番組情報からユーザの意向に合った番組を抽出する元となるデータベースで、ユーザデータ格納領域44から抽出した単語、RTC8にて取得した更新時刻等のデータから構成される。嗜好データベースは1つに限定されることはなく、嗜好データベースA(45a),嗜好データベースB(45b),・・・のように複数のデータベースで構成されてもよい。
録画データ46は、テレビ受信部7より受信した番組を格納する。番組の録画は、ユーザ操作による即時録画、タイマ動作によるタイマ録画、嗜好データベースと番組情報を元にした自動録画が含まれる。また、録画データは、録画データA(46a),録画データB(46b),・・・のように複数のデータにより構成される。
図3は、図1のテレビ機能付き携帯電話装置におけるユーザデータ入出力部の一構成例を詳細に説明するための図である。図3で例示するユーザデータ入出力部6は、赤外線通信入出力部61、カメラ入力部62、Bluetooth通信入出力部63、音声データ入出力部64、メールデータ送受信部65、WEB通信入出力部66、及び外部記憶装置I/F部67を備える。
赤外線通信入出力部61は、テレビ機能付き携帯電話装置の赤外線通信を用い、Textデータ、電話帳データ等ユーザデータの外部との送受信を行う。カメラ入力部62は、テレビ機能付き携帯電話装置のカメラ機能を用い、静止画、動画等のユーザデータの受信を行う。静止画にはバーコードや文字データも含まれ、解析後のバーコードデータ、文字データもユーザデータとして保存される。Bluetooth通信入出力部63は、テレビ機能付き携帯電話装置のBluetooth線通信を用い、Textデータ、電話帳データ等ユーザデータの外部との送受信を行う。
音声データ入出力部64は、着信、発信による他の電話装置との音声データの送受信、メモ録、留守録に用いられる。なお、音声認識機能により解析されデータ化された音声データもユーザデータとして保存される。メールデータ送受信部65は、ユーザが作成したメールの送信、他機器からのメールの受信に用いられ、送受信メールデータともユーザデータとして保存される。WEB通信入出力部66は、WEBデータ取得に用いられる。WEBデータ、アドレスは、共にユーザデータとして保存される。外部記憶装置I/F部67は、メモリカード等の外部記憶装置とのインターフェース(I/F)で、テレビ機能付き携帯電話装置の内部ユーザデータとメモリカード等の外部記憶装置に格納されるユーザデータの送受信を行う。
図4は、本発明に係るテレビ機能付き携帯電話装置において、ユーザデータを元に嗜好データベースを更新する処理例を説明するためのフロー図である。未起動状態よりユーザ起動(ステップS11)がなされることで、嗜好データベース45の更新動作が開始され、ユーザデータサーチが行われる(ステップS12)。嗜好データベース45の元となるユーザデータをサーチ後、それぞれのユーザデータより単語を検索し(ステップS13)、嗜好データベース45の内容を更新し(ステップS14)、処理を終了する。
図5は、本発明に係るテレビ機能付き携帯電話装置において、番組情報と嗜好データベースよりユーザの嗜好にあった番組を抽出する処理例を説明するためのフロー図である。未起動状態より、テレビ受信部7又はユーザデータ入出力部6で番組データが取得されると(ステップS21)、嗜好データベース45をサーチし(ステップS22)、そのサーチ情報と番組情報より嗜好データにマッチした番組サーチを行う(ステップS23)。そして、該当番組の有無を判定し(ステップS24)、該当番組があった場合は該当番組の一覧表示を行い(ステップS25)、処理を終了する。一方、ステップS24にて該当番組がない場合、該当番組がない旨をユーザに通知し(ステップS26)、処理を終了する。
図6は、本発明に係るテレビ機能付き携帯電話装置において、ユーザデータが更新されたとき自動的に嗜好データベースを更新する処理例を説明するためのフロー図である。初期状態にてユーザデータが更新されると(ステップS31)、ユーザ格納領域42に格納されている嗜好データース45の自動更新設定を元に判定を行い(ステップS32)、自動更新設定がOFFの場合は、処理を終了する。ステップS32にて自動更新判定がONの場合、嗜好データベース45の元となるユーザデータをサーチし(ステップS33)、サーチ後、それぞれのユーザデータより単語を抽出し(ステップS34)、嗜好データベース45の内容を更新し(ステップS35)、処理を終了する。
上述のごとき構成により、本発明の一実施形態においては、ユーザデータ入出力部6等で取得してメモリ4に記憶したユーザデータ44を取得し、そこで取得した情報を元に嗜好データベース45を作成する。そして、ユーザデータ入出力部6又はテレビ受信部7より入手した番組情報43からユーザの意向に合った番組を抽出する。ユーザデータ44は番組抽出用に作成されたものではなく、ユーザがテレビ機能付き携帯電話装置を操作する過程で生成されるため、ユーザの嗜好が反映され、且つ容易な手順での嗜好データベース45作成が可能となる。
本発明によれば、ユーザの意向に高レベルで合致した番組を選択及び抽出可能な、テレビ機能付き携帯電話装置における番組抽出の元となる嗜好データ(嗜好データベース)を、装置本体に具備された機能(装置本体及びそこに格納されているデータ(或いはそこで作られるデータ))を利用して容易な手順で生成することが可能となり、また、ユーザデータを多数扱うことによりユーザの意向に高いレベルで合致した番組抽出が可能となる。
また、本発明は、他の実施形態として、設定データ記憶手段を備えるようにすることが好ましい。この設定データ記憶手段は、メモリ4におけるユーザ設定格納領域42に該当するものであり、複数のユーザに対し、ユーザ個々の設定データを記憶する手段である。そして、設定データ記憶手段は、設定データとして、ユーザデータ取得手段で取得する対象となるユーザデータ、すなわち嗜好データとなるべきユーザデータを、ユーザに選択させるデータ選択手段を有する。このデータ選択手段は、当該携帯電話装置のユーザが複数(N名)居た場合には、現ユーザがその嗜好データとして採用したいユーザ名を、現ユーザに1又は複数選択させるが、典型的には、現ユーザ自身を指定するか、全ユーザを指定するかとなる。また、データ選択手段は、後述する様々な実施形態における取得データ別に、現ユーザがその嗜好データとして採用したい取得データを、現ユーザに1又は複数選択させる。例えば、メールデータ44a,テキストデータ44cのみを選択するなどが例として挙げられる。さらに、ユーザデータ取得手段は、設定データ記憶手段で記憶された設定データに基づいて、データ選択手段で選択されたユーザデータのみを取得する。
このように、本実施形態においては、ユーザ設定格納機能を有し、ユーザ設定により嗜好データベース45の元となるユーザデータ群を選択できる。すなわち、ユーザが表示部3ガイダンスに従い入力部2より入力したユーザ設定を元に、嗜好データベース45の作成元となるユーザデータ44のメンバを選択する。テレビ機能付き携帯電話装置に多数のユーザデータが存在し、特定のユーザデータより嗜好データベース45を作成する場合に本機能が好適に用いられる。そして、生成された嗜好データベースは、嗜好データベースA(45a)のごとく、他の嗜好データベースと別に格納するとよい。
また、本発明は、他の実施形態として、嗜好データ登録手段が、個々のユーザデータ内の語句の結びつきを考慮に入れて、嗜好データを生成するようにすることが好ましい。本実施形態においては、嗜好データベース45作成時、ユーザデータ44の単語検索を行い単純に頻度の高い単語をデータベース化するのではなく、個々のユーザデータ内の単語の結びつきを考慮しデータベース化する。具体的な一例を挙げると、一つのメールデータには「早稲田のラーメン屋で・・・」との文章が複数あり、もう一つのメールデータには「秋葉原の電気屋で・・・」との文書が複数あったと仮定する。単純に頻度順単語検索にてデータベースを作成すると、番組検索時に「早稲田の電気屋」の番組も抽出されてしまうことが想定され、ユーザの意向に沿わない検索が行われる。この誤検索を防ぐために、それぞれの文書中の単語のつながりを考慮し「秋葉原」と「電気屋」をセットでデータベース化し、番組検索を行う。
このように、本実施形態では、嗜好データベース作成時、ユーザデータを全ての単語を検索して嗜好データベース45を作成するのではなく、個々のユーザデータ内の語句の結びつきを考慮に入れることで、高精度の嗜好データベース45を生成することができ、よりユーザ嗜好に合った番組抽出を可能とする。
また、本発明は、他の実施形態として、時刻取得手段を備えることが好ましい。そして、本実施形態における嗜好データ登録手段は、ユーザデータの取得時刻を考慮に入れて、嗜好データを生成する。本実施形態においては、RTC8を使用してユーザデータ44の作成又は取得時刻を保存するもので、例えば、嗜好データベース45を時間帯別のデータベースA(45a),データベースB(45b),・・・・と分けて保存し、番組検索時によりユーザ嗜好にあったデータベースを使用する。具体的な一例を挙げると、テレビ機能付き携帯電話装置を仕事とプライベートで使用する場合、業務中はユーザデータ44内容が業務に関係するものが多くなり、プライベートで使用する場合はユーザデータ44内容がプライベートに関係するものが多くなる。嗜好データベース45の作成時に、ユーザデータ44の取得、更新時刻の範囲を限定し、仕事用のデータベース、プライベート用のデータベースのように複数のデータベースをもち、番組検索時によりユーザ嗜好にあったデータベースを選択することでユーザの意向に沿った検索が行われる。
以下、上述した各実施形態におけるユーザデータ取得手段におけるデータ取得に関する複数の実施形態を説明する。ここで説明する処理は、ユーザデータ格納領域に関する説明で触れたように、メール,画像,テキストなどの各種データをユーザデータとして取得するものである。
まず、メールデータ44aに関しては、当該携帯電話装置にメールデータ送受信部65で例示のごときメール送受信手段を備えるものとする。そして、本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、メール送受信手段で送受信されたメールデータをユーザデータとして取得する手段を有する。最終的に、取得したメールデータ44aがユーザデータとして含まれ、これを元に嗜好データベース45が生成されることとなる。
また、メールデータ44aについては、特定のメールアドレスに関するメールデータ(受信データ及び/又は送信データ)のみをユーザデータとして取得するようにしてもよい。この形態における設定データ記憶手段は、設定データとして特定のメールアドレスを設定する手段を有し、ユーザデータ取得手段は、メール送受信手段で送受信されたメールデータのうち、設定データ記憶手段で記憶されたメールアドレスに対応するメールデータのみを、ユーザデータとして取得する手段を有する。ユーザが表示部3のガイダンスに従い入力部2より入力したユーザ設定を元に、嗜好データベース45の作成元となるメールデータ44aのメールを選択する。親密度の高い相手からのメールデータ内容を元に嗜好データベース45を作成する場合に本実施形態は適用され、メール受信又は嗜好データベース更新のタイミングで特定のメールアドレスのメールデータ44aのメンバを抽出し、嗜好データベース45を作成する。
WEBデータ44dに関しては、当該携帯電話装置にWEB通信入出力部66で例示のごときWEBブラウジング手段を備えるものとする。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、WEBブラウジング手段でブラウジングされたWEBデータ44dをユーザデータとして取得する手段を有する。最終的に、取得したWEBデータ(WEB取得データ)44dがユーザデータとして含まれ、これを元に嗜好データベース45が生成されることとなる。
また、WEBデータ44dについては、特定のWEBアドレスへのアクセスデータのみをユーザデータとして取得するようにしてもよい。この形態における設定データ記憶手段は、設定データとして特定のWEBアドレスを設定する手段を有し、ユーザデータ取得手段は、WEBブラウジング手段でブラウジングされたWEBデータのうち、設定データ記憶手段で記憶されたWEBアドレスに対応するWEBデータのみを、ユーザデータとして取得する手段を有する。ユーザが表示部3ガイダンスに従い入力部2より入力したユーザ設定を元に、嗜好データベース45の作成元となるWEBデータ44dの情報を選択する。よりユーザの嗜好の高いWEBページの内容を元に嗜好データース45を作成する場合に本実施形態は適用され、WEBアクセス又は嗜好データベース更新のタイミングで特定のWEBデータ44dのメンバを抽出し、嗜好データベース45を作成する。
画像データ44bに関しては、当該携帯電話装置にカメラ入力部62で例示のごときカメラと文字認識手段とを備える。文字認識手段は、カメラで取得した画像データに含まれる文字列を認識する手段である。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、文字認識手段で認識された文字列データをユーザデータとして取得する手段を有する。すなわち、文字データをカメラ入力部62より入手し、それを元に作成した画像データ44bを元に、嗜好データベース45を作成する。画像データ44bは、文字データをカメラ入力部62より取得した後、プログラム格納領域41を元にCPU1が解析した後の文字情報となる。なお、解析後のデータは、画像データ44bに限定されず、TEXTデータ44cのような他のユーザデータ44に格納される場合もあり、これは画像データ44bと同様、嗜好データベース45の作成に用いられる。最終的に、取得した画像データ44bから認識した文字列がユーザデータとして含まれ、これを元に嗜好データベース45が生成されることとなる。
また、画像データ44bの他の例に関しては、当該携帯電話装置にカメラ及びバーコード認識手段を備える。バーコード認識手段は、カメラで取得した画像データに含まれるバーコードを認識する手段である。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、バーコード認識手段で認識されたバーコードデータをユーザデータとして取得する手段を有する。すなわち、バーコードデータをカメラ入力部62より入手し、それを元に作成した画像データ44bを元に、嗜好データベース45を作成する。画像データ44bは、バーコードデータをカメラ入力部62より取得した後、プログラム格納領域41を元にCPU1が解析した後のバーコード内容情報となる。なお、解析後のデータは、画像データ44bに限定されず、TEXTデータ44cのような他のユーザデータ44に格納される場合もあり、これは画像データ44bと同様、嗜好データベース45の作成に用いられる。
赤外線通信データに関しては、当該携帯電話装置に赤外線通信入出力部61で例示のごとき赤外線通信手段を備えるものとする。ここで、赤外線通信データは、電話帳データ44gやテキストデータ44cなどとして格納されることになる。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、赤外線通信手段で受信された受信データをユーザデータとして取得する手段を有する。すなわち、赤外線通信入出力部61より取得したユーザデータ44を元に、嗜好データベース45を作成する。
また、Bluetooth通信データに関しては、当該携帯電話装置にBluetooth通信入出力部63で例示のごときBluetooth通信手段を備えるものとする。ここで、Bluetooth通信データは、電話帳データ44gやテキストデータ44cなどとして格納されることになる。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、Bluetooth通信で受信された受信データをユーザデータとして取得する手段を有する。すなわち、Bluetooth通信入出力部63より取得したユーザデータ44を元に嗜好データベース45を作成する。
外部データに関しては、当該携帯電話装置に外部記憶装置I/F部67で例示のごとき外部データ取得手段を備えるものとする。外部データ取得手段は、外部記憶装置に接続し、外部記憶装置に記憶された外部データを取得する手段である。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、外部データ取得手段で取得された外部データをユーザデータとして取得する手段を有する。すなわち、外部記憶装置I/F部67より取得したユーザデータ44を元に嗜好データベース45を作成する。ここでいう外部記憶装置とは、メモリカード等の記憶装置を指し、外部機器にてユーザデータを作成又は取得した後に外部記憶装置I/F部67を用いてユーザデータ44を更新することを想定する。
音声データ44eに関しては、当該携帯電話装置に音声データ入出力部64で例示のごとき音声通信手段と音声認識手段とを備えるものとする。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、通話などにより取得して音声認識手段で認識された音声認識データを、ユーザデータとして取得する手段を有する。すなわち、音声データを音声データ入出力部64より入手し、音声データ44eを元に嗜好データベース45を作成する。音声データ44eは、音声データを音声データ入出力部64より取得した後、プログラム格納領域41を元にCPU1が音声認識を行い、解析した後の内容情報となる。なお、解析後のデータは、音声データ44eに限定されず、TEXTデータ44cのような他のユーザデータ44に格納される場合もあり、これは音声データ44eと同様、嗜好データベース45の作成に用いられる。また、音声入出力部64より取得される音声データは、通話、留守録、メモ録等が想定される。
ユーザ辞書データ44fに関しては、当該携帯電話装置に文字入力手段及び辞書データ記憶手段を備えるものとする。文字入力手段は、ユーザからの文字入力を受け付ける手段であり、辞書データ記憶手段は、文字入力手段における文字入力時の変換履歴をユーザ辞書データとして記憶する手段である。本実施形態におけるユーザデータ取得手段は、辞書データ記憶手段に記憶されたユーザ辞書データをユーザデータとして取得する手段を有する。勿論、ユーザ特有の単語を登録してもよいが、基本的に変換履歴(頻度等)に基づいてユーザ嗜好を割り出すとよい。文字入力に関するユーザデータを有し、文字入力における頻度順検索、単数キーによる候補データをユーザデータとしてこれを元に嗜好データベース45を作成する。
本実施形態においては、電話帳登録、メール作成時などの文字入力・変換動作にて表示部3のガイダンスを元にユーザが入力部2より入力を行った変換履歴をデータ化し、データ化したユーザ辞書データ44fを元に、嗜好データベース45を作成する。ユーザ辞書データ44fには、ユーザの使用頻度の高い単語が登録され、使用頻度の多い文字候補が先頭に表示され且つ1キーによる変換も可能となり、嗜好データベース45の作成をユーザが表示部3のガイダンスを元に入力部2より直接行う場合もユーザ辞書を使用し使用頻度の多い単語を簡易に嗜好データベース45に登録することが可能となる。
最後に、本発明による嗜好データ生成及び番組抽出の機能を実現するためのプログラムやデータを記憶した記録媒体の実施形態を補足する。記録媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROM、FD、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM等が想定でき、上述した本発明の各実施形態の携帯電話装置の機能をコンピュータに実行させ、嗜好データ生成及び番組抽出の機能を実現するためのプログラムを、これら記録媒体に記録して流通させることにより、当機能の実現を容易にする。そして、汎用コンピュータ等の情報処理装置に上述のごとくの記録媒体を装着して、携帯電話装置にソフトウェアとして或いはファームウェアとして記憶させて組み込ませておき、必要に応じて読み出すことにより、本発明に係わる嗜好データ生成及び番組抽出の機能を実行することができる。
1…CPU、2…入力部、3…表示部、4…メモリ、5…発音部、6…ユーザデータ入出力部、7…テレビ受信部、8…RTC、41…プログラム格納領域、42…ユーザ設定格納領域、43…番組情報格納領域、44…ユーザデータ格納領域、44a…メールデータ、44b…画像データ、44c…テキストデータ、44d…WEBデータ、44e…音声データ、44f…ユーザ辞書、44g…電話帳データ、45…嗜好データベース、45a…嗜好データベースA、45b…嗜好データベースB、46…録画データ、46a…録画データA、46b…録画データB、61…赤外線通信入出力部、62…カメラ入力部、63…Bluetooth通信入出力部、64…音声データ入出力部、65…メールデータ送受信部、66…WEB通信入出力部、67…外部記憶装置I/F部。
Claims (17)
- 放送番組を受信する放送受信手段を備えた放送受信機能付き携帯電話装置であって、前記放送番組に関する番組情報を受信する番組情報受信手段と、ユーザの嗜好データを記憶する嗜好データ記憶手段と、当該携帯電話装置でユーザが使用したデータをユーザデータとして取得するユーザデータ取得手段と、該ユーザデータ取得手段で取得したユーザデータを元に、前記嗜好データ記憶手段に記憶する嗜好データの生成及び更新を行う嗜好データ登録手段と、前記嗜好データ記憶手段に記憶された嗜好データと前記番組情報受信手段で受信した番組情報とに基づいて、ユーザの嗜好に沿った番組を抽出する番組抽出手段と、を備えたことを特徴とする放送受信機能付き携帯電話装置。
- ユーザ個々の設定データを記憶する設定データ記憶手段を備え、該設定データ記憶手段は、前記設定データとして、前記ユーザデータ取得手段で取得する対象となるユーザデータを、ユーザに選択させるデータ選択手段を有し、前記ユーザデータ取得手段は、前記設定データ記憶手段で記憶された設定データに基づいて、前記データ選択手段で選択されたユーザデータのみを取得することを特徴とする請求項1に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- メール送受信手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記メール送受信手段で送受信されたメールデータを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- メール送受信手段を備え、前記設定データ記憶手段は、前記設定データとして特定のメールアドレスを設定する手段を有し、前記ユーザデータ取得手段は、前記メール送受信手段で送受信されたメールデータのうち、前記設定データ記憶手段で記憶された前記メールアドレスに対応するメールデータのみを、前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- WEBブラウジング手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記WEBブラウジング手段でブラウジングされたWEBデータを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- WEBブラウジング手段を備え、前記設定データ記憶手段は、前記設定データとして特定のWEBアドレスを設定する手段を有し、前記ユーザデータ取得手段は、前記WEBブラウジング手段でブラウジングされたWEBデータのうち、前記設定データ記憶手段で記憶された前記WEBアドレスに対応するWEBデータのみを、前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- カメラと、該カメラで取得した画像データに含まれる文字列を認識する文字認識手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記文字認識手段で認識された文字列データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- カメラと、該カメラで取得した画像データに含まれるバーコードを認識するバーコード認識手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記バーコード認識手段で認識されたバーコードデータを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- 赤外線通信手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記赤外線通信手段で受信された受信データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- Bluetooth通信手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記Bluetooth通信で受信された受信データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- 外部記憶装置に接続し、該外部記憶装置に記憶された外部データを取得する外部データ取得手段を備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記外部データ取得手段で取得された外部データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- 音声通信手段と、該音声通信手段で通信された音声データを音声認識する音声認識手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記音声認識手段で認識された音声認識データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- ユーザからの文字入力を受け付ける文字入力手段と、該文字入力手段における文字入力時の変換履歴をユーザ辞書データとして記憶する辞書データ記憶手段とを備え、前記ユーザデータ取得手段は、前記辞書データ記憶手段に記憶されたユーザ辞書データを前記ユーザデータとして取得する手段を有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- 前記嗜好データ登録手段は、嗜好データ生成時に、個々のユーザデータ内の語句の結びつきを考慮に入れて、前記嗜好データを生成することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- 時刻取得手段を備え、前記嗜好データ登録手段は、前記ユーザデータの取得時刻を考慮に入れて、前記嗜好データを生成することを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置。
- 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の放送受信機能付き携帯電話装置の機能を実現するためのプログラム。
- 請求項16に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2004254466A JP2006074376A (ja) | 2004-09-01 | 2004-09-01 | 放送受信機能付き携帯電話装置、プログラム、及び記録媒体 |
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