JP2014060790A - 携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法 - Google Patents

携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯電話が備えた様々なアプリケーションから利用者の嗜好情報と時間情報とを抽出することでより適切な番組を選択するとともに、利用者の認知しやすい方法で適切な番組情報の露出を行う携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一つの記憶手段を備える携帯端末であって、前記記憶手段には前記携帯端末使用者に関する使用者データが格納されており、前記携帯端末は、ネットワークを介してサーバと接続され、このサーバに開始時間が定まっている複数のイベントのスケジュールデータが格納され、前記使用者データから使用者の嗜好情報を抽出する嗜好情報抽出手段と、前記使用者データから使用者のスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出手段と、前記嗜好情報と前記イベントのスケジュール情報からこの使用者に適した少なくとも一つの前記イベントを決定するイベント決定手段を備えるよう構成される
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法に関し、特に携帯端末使用者の嗜好や行動時間に適したテレビ番組名を提供可能な携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法に関する。
昨今、デジタル技術の進歩により、携帯電話の小型化と携帯テレビの小型化が急速に進展し、両者が融合してデジタル携帯電話とデジタルテレビであるワンセグ放送とが一体となったワンセグ内蔵型携帯電話端末が流通するようになった。
テレビを視聴するに当り、デジタルテレビ放送の開始までは、利用者が新聞や雑誌を閲覧して自らの嗜好に適した番組を選択して行うことが専らであった。その後、電子番組表EPG(Electronic Program Guide)の普及に応じて電子媒体による番組表が普及するに至っている。ワンセグ内蔵型携帯電話端末であっても、同じ手法で番組を選択して視聴するのが一般的である。このワンセグ内蔵型携帯電話端末は、従来の据え置き型のテレビと比較して、自由自在に持ち運ぶことができるので、テレビを視聴する機会が拡大して利用者の嗜好に沿ったテレビ番組を確実に見ることができるように考えられる。
しかし、それは、あくまでも利用者が番組表を常に確認して自らの嗜好に適した番組の放映時間を把握した上で、その放映時間に他の用事に一切煩わされることが無い場合に限定される。すなわち、嗜好に適したテレビ番組の放映時間を失念していれば、例えワンセグ内蔵型携帯電話端末を持っていても、放映時間を徒過してしまい、視聴の機会を逸してしまうことは想像するに難くない。
放映時間を徒過する大きな理由として、そもそも、テレビ番組表の把握する時間が短く漏れがある場合と、把握したもののその後に失念し、番組放映後に気付く場合がある。
このような場合を防止するために、テレビ受像機に利用者の嗜好に適した番組を選択させる手法が提案されている。例えば、特許文献1は、ユーザ嗜好を直接入力してコンテンツデータを検索し、又、ユーザの視聴を希望する時間を直接入力してそこからコンテンツを検索する手法を提案している。
また、特許文献2は、放送受信機能付き携帯電話装置についての提案であり、特に視聴した番組情報を用いた嗜好に基づくデータから、利用者の嗜好に沿った番組を抽出手段について開示されている。
一方、特許文献3は、利用者の電子スケジュールに基づいて、スケジュール帳の予定に連動した番組を推薦する方法が提供される。
さらに、特許文献4では、利用者の嗜好を抽出してテレビの閲覧スケジュールを変化させることが開示されている。
特開2005−244472号公報 特開2006−74376号公報 特開2007−110610号公報 特開2007−243980号公報
ところで、番組情報を嗜好に沿った方法で提供する場合に、いずれも携帯電話の特性を十分に生かした嗜好の抽出方法が提案されておらず、利用者の嗜好を入力する方法が煩雑であったり、十分反映されていない恐れがあった。
そこで、本発明の目的は、携帯電話が備えた様々なアプリケーションから利用者の嗜好情報と時間情報とを抽出することでより適切な番組を選択するとともに、利用者の認知しやすい方法で適切な番組情報の露出を行う携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法を提供することにある。
以上の発明の目的を達成するために、本発明の主旨の第1の側面である携帯端末は、少なくとも一つの記憶手段を備える携帯端末であって、前記記憶手段には前記携帯端末使用者に関する使用者データが格納されており、前記携帯端末は、ネットワークを介してサーバと接続され、このサーバに開始時間が定まっている複数のイベントのスケジュールデータが格納され、前記使用者データから使用者の嗜好情報を抽出する嗜好情報抽出手段と、前記使用者データから使用者のスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出手段と、前記嗜好情報と前記イベントのスケジュール情報からこの使用者に適した少なくとも一つの前記イベントを決定するイベント決定手段を備える。
本発明の主旨の第2の側面である携帯端末におけるテレビ番組名広告方法は、テレビ受信機能を備えた携帯端末を用いて、携帯端末は、前記携帯端末内の記憶手段に格納される携帯端末使用者データと、ネットワークを介して携帯端末と接続されるサーバに格納されたテレビ番組表データとから、携帯端末使用者の嗜好に適合するとともに視聴可能な時間に放映予定のテレビ番組名を選択する工程と、選択されたテレビ番組名を携帯端末表示部に表示させる工程とを含む。
本発明に係る携帯端末並びに携帯端末におけるテレビ番組名広告方法により、携帯電話が備えた様々なアプリケーションから利用者の嗜好情報と時間情報とを抽出することでより適切な番組を選択するとともに、利用者の認知しやすい方法で適切な番組情報の露出を行うことができるという効果を有する。
本発明に係る実施例1における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例1における携帯端末の表示画面であって、(a)興味要素の抽出優先度(b)スケジュール画面、(c)スケジュール画面、(d)目覚まし時計設定画面、(e)目覚まし時計設定画面である。 本発明に係る実施例1における携帯端末の表示画面であって、(a)ブックマーク画面、(b)ブックマーク画面、(c)興味要素キーワードテーブル(d)電子クーポン画面、(e)電子クーポン画面、(f)興味要素キーワードテーブルである。 本発明に係る実施例1における携帯端末の表示画面であって、(a)電話帳画面、(b)電話帳画面、(c)興味要素キーワードテーブル(d)学習履歴データ、(e)興味要素キーワードテーブル、(f)コンテンツデータ、(g)興味要素キーワードテーブルである。 本発明に係る実施例1における携帯端末の広告表示画面であって、(a)待ち受け画面、(b)メニュー画面、(c)着信画面である。 本発明に係る実施例2における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例2の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例3における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例3の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例4における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例4の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例5における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例5の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例5の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法における(a)購入履歴データ、(b)購入履歴データ、(c)興味要素キーワードテーブルである。 本発明に係る実施例6における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例6の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例6の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法における(a)位置情報データ、(b)位置情報データ、(c)興味要素キーワードテーブルである。 本発明に係る実施例7における携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例7の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例7の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例8の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例8の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例9の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例9の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例10の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例10の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例11の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例11の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例11の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法の(a)電子メールデータ、(b)電子メールデータ、(c)興味要素キーワードテーブルである。 本発明に係る実施例12の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例12の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例12の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法の(a)通話履歴データ、(b)通話履歴データ、(c)興味要素キーワードテーブルである。 本発明に係る実施例13の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例13の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例14の携帯端末のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る実施例14の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。 本発明に係る実施例14の携帯端末におけるテレビ番組名広告方法のフローチャートである。
以下に、この発明の実施形態例を、図面を用いて説明する。
図1は、本発明に係る携帯端末2のブロックダイヤグラムを示す。
携帯端末2は、詳細は追って記載するが、時間要素解析部4と、興味要素解析部6と、本体の放送番組検索部8と、放送番組広告提供部10と、画面表示部13と、放送番組表サーバ14と、放送番組キーワードデータ17と、時刻要素データ16と、興味ストレートデータ18と、興味要素キーワードデータ19といった機能ブロックを有している。
また、携帯端末2は、さらにまた、スケジュールアプリ部20と、スケジュールデータ22と、目覚まし時計アプリ部24と、目覚設定データ26と、ブックマークアプリ部28と、ブックマークデータ30と、電子クーポンアプリ部32と、電子クーポンデータ34と、電話帳アプリ部36と、電話帳データ38と、仮名漢字変換アプリ部40と、仮名漢字変換データ42と、コンテンツアプリ部44と、コンテンツデータ46とを備える。
時間要素解析部4は、スケジュールデータ22と目覚設定データ26と放送番組検索部8と接続されて、放送番組検索部8の指示に基づきアプリケーションに付属するデータより時間情報を抽出する機能を有し、具体的には、スケジュールデータ22における時間と項目情報を抽出し、目覚設定データ26から、目覚まし時間と曜日を抽出して、時刻要素データ16に格納する。
興味要素解析部6は、ブックマークデータ30と電子クーポンデータ34と電話帳データ38と仮名漢字変換データ42とコンテンツデータ46と放送番組検索部8と接続されて、放送番組キーワードデータ17との比較に基づきアプリケーションに付属するデータより高頻度で利用されている単語を興味要素すなわちキーワードとして嗜好情報を抽出する機能を有し、ブックマークデータ30より登録されているサイトの名称データを抽出し、電子クーポンデータ34から電子クーポンに関するキーワードを抽出し、電話帳データ38から登録名称データを抽出し、仮名漢字変換データ42からよく変換されるキーワードを抽出し、コンテンツデータ46から歌手名や歌名などのキーワードを抽出して、興味ストレートデータ18に格納する。興味要素解析部6は格納された興味ストレートデータ18に記録されたデータと放送番組キーワードデータ17とを比較して興味ストレートデータ18に記録されたデータの中から放送番組キーワードデータ17と同一であるキーワードを抽出して興味要素キーワードデータに格納する。
放送番組検索部8は、目覚まし時計アプリ部24から時刻情報を照会して午前零時零分を経過したら時間要素解析部4と興味要素解析部6に解析指示を発信する機能と、インターネット12に接続される放送番組表にアクセスして利用者が興味を引きそうでかつ視聴可能な時間帯の番組を検索する機能を備え、さらには、放送番組のキーワードとなる用語を格納した放送番組キーワードデータ17に新たなキーワードを追加する機能とを備える。具体的には、時刻要素データ16と興味ストレートデータ18より視聴可能時間帯と興味ストレートデータ18に格納されたキーワードを含む番組を抽出する機能を備える。
放送番組広告提供部10は、放送番組検索部8の抽出した番組から、時刻順等の優先順位を決定する機能を有する。
画面表示部13は、放送番組広告提供部10に提供された情報を携帯端末の画面に表示させる機能を有し、放送番組広告提供部10の優先順位を付して選択した情報、待ち受け画面、メニュー画面に表示させる機能を有する。
放送番組表サーバ14は、テレビの番組表を電子データとして提供するサーバであってインターネット12に接続されて放送番組のデータを電子データとして提供する機能を有する。テレビ番組のうち、地上波放送と、衛星波放送と、デジタル放送と、アナログ放送の区別、チャンネル情報と、番組名と、放映開始時刻情報と放映終了時刻情報が記録される。
時刻要素データ16は、時刻要素解析部4が収集したデータであり、スケジュールデータ22に記録される時間からそれらを除いた時間が視聴可能時間であると確定され、目覚設定データ26から目覚まし時計の設定された時刻以降に起床しており視聴可能時間であることが明らかとなる。
放送番組キーワードデータ17は、放送番組表に使用される名詞を格納するデータである。放送番組の題名や内容説明や出演者名を含むキーワードから構成される。
興味ストレートデータ18は、興味要素解析部6が抽出した嗜好データを格納するデータベースであって、ブックマークデータ30と電子クーポンデータ34と電話帳データ38と仮名漢字変換データ42とコンテンツデータ46とから抽出される複数のキーワードが抽出されて格納される。抽出数が多いキーワードの優先度が上昇する。
興味要素キーワードデータ19は、興味ストレートデータ18に格納されている各名詞を放送番組キーワードデータ17に格納されているデータと比較し、放送番組キーワードデータに記載されている単語のみを興味ストレートデータ18から、興味要素キーワードデータ19に格納するデータベースである。すなわち、興味要素キーワードデータ19に記載される名詞は、本人の嗜好に適合するとともに、放送番組に表示されるキーワードである。
スケジュールアプリ部20は、利用者のスケジュール情報のデータベースへの入力機能と表示部への表示機能を有するアプリケーションプログラムであって、具体的には、キーボードから各イベントの名称と開始時刻と、終了時刻を入力したものをスケジュールデータ22に入力する機能を有し、また、記録された他のイベントの読出しをする機能も有する。
スケジュールデータ22は、スケジュールアプリ部20のデータベースであって、具体的には、図10(b)に示されるようにイベントの発生する年月日52と、イベント名56と、開始時刻と終了時刻54が格納される。
目覚時計アプリ部24は、計時して照会に応じて時刻データを提示する機能と、アラームを音又は振動で発生させる時刻を目覚設定データに登録する機能と、登録された曜日、時刻にアラームを音又は振動で発生させる機能を備える。
目覚設定データ26は、目覚時計アプリ部24の目覚まし時間と曜日の設定データのデータベースであって、図10(d)に示されるように設定データ名称64と、目覚まし機能を作動させるか否かのON/OFF情報66と、設定時刻68と、設定曜日70とが記憶される。
ブックマークアプリ部28は、インターネット上のウェブページのアドレスを表示する機能を有するプログラムであって、既に表示されているウェブページのアドレスをブックマークとして記憶させる機能と、既に記憶させているブックマークが選択された場合にその選択されたブックマークのアドレスに対応するウェブページを携帯端末の画面上に表示させる機能を備える。
ブックマークデータ30は、図11(a)に示されるように前記アドレスについて標題名84と、実アドレスとが記憶されているデータベースである。
電子クーポンアプリ部32は、携帯端末画面に電子クーポンを表示させる機能と、外部に存在する電子クーポンの管理サーバに詳細情報を照会してダウンロードする機能と、店舗の店先に配置されているリーダ/ライターから電子クーポンを読み込む機能と、電子クーポン情報をメール又は赤外線で他者の携帯端末又は電子メールアドレスに対して送付する機能と、また、携帯端末に脱着自在な読み書き自在な記憶装置に書き込む機能とを有するプログラムである。
電子クーポンデータ34は、電子クーポンの設定情報が記録されているデータベースである。電子クーポンの内容としては、例えば、図11(d)に示すように簡易情報92としては、取得日時、場所、種別情報と、店舗名と、サービス内容が記載され、詳細情報としては、店舗の詳細な特徴情報と、営業時間情報と、定休日情報と、メニュー情報等が格納される。
電話帳アプリ部36は、氏名や名称と対応する電話番号を登録番号やグループ情報とともに電話帳データ38に記憶させる機能と、電話帳として登録された氏名や名称を五十音順や登録番号順やグループ別に携帯端末画面に表示させる表示機能を有する。
電話帳データ38は、図12(a)に示すような氏名や名称100と電話番号と登録番号とグループ情報とが少なくとも記録されている。
仮名漢字変換アプリ部40は、キーボードから入力されたローマ字入力を平仮名、片仮名、漢字、数字、アルファベットに変換させるために入力通りの平仮名に加えて、変換が予想される漢字や熟語等を表示させる機能と、変換記録を保存して次回変換時に近似変換例に追加する機能を備える。
仮名漢字変換データ42は、仮名漢字変換アプリ部40の利用する辞書データであって、図12(d)に示すようにローマ字に対応する漢字や片仮名、仮名の近似変換例108や、予測変換を関連情報とともに記録される。
コンテンツアプリ部44は、着メロ(登録商標)や、着歌などの携帯電話待受用音楽データの歌手名や演奏者名と題名や、映像や画像などの名称や作者名であって、本携帯電話を利用して外部サーバからダウンロードしたデータを蓄積するためのアプリケーションである。
コンテンツデータ46は、コンテンツアプリ部44が収集したコンテンツに関する歌手名や演奏者名や演奏グループ名等の実演者名や、曲名や映像名や画像名等のコンテンツ名称や、作者名や作曲者名や作詞者名等の著作者名を格納するデータベースである。
以上の構成において、本発明に係る携帯端末2について、そのフローチャートを図2に示す。
携帯端末2の起動に伴い、本機能を含む番組宣伝プログラムが起動する(SA2)。
放送番組検索部8は、目覚まし時計アプリ部24に照会して日付変更すなわち、午前零時零分を経過したか否かを判定する(SA4)。日付が変更されていない場合は、特に作動しない。
一方、午前零時零分を経過した場合は、放送番組検索部8は、時間要素解析部4と興味要素解析部6に解析指示信号を発信する。
興味要素解析部6は、解析指示信号を受けてブックマークデータ30と電子クーポンデータ34と電話帳データ38と仮名漢字変換データ42と放送番組検索部8と接続されて、放送番組検索部8の指示に基づきアプリケーションに付属するデータより高頻度で利用されている単語を興味要素すなわちキーワードとして嗜好情報を抽出する。具体的には高頻度で使用される単語を抽出する(SA6)。興味要素データ抽出工程(SA6)の詳細の説明については後述する。
続いて、時間要素解析部4は、スケジュールデータ22と目覚設定データ26と放送番組検索部8と接続されて、放送番組検索部8の指示に基づきアプリケーションに付属するデータより時間情報を抽出する機能を有し、具体的には、スケジュールデータ22における時間と項目情報を抽出し、目覚設定データ26から、目覚まし時間と曜日を抽出して、テレビ番組視聴可能な時刻情報を時刻要素データ16に格納する(SA8)。時間要素抽出工程(SA8)の詳細の説明については後述する。
興味要素解析部6は、興味要素すなわちキーワードを、時間要素解析部4は、テレビ番組視聴可能な時刻情報を放送番組検索部8に送信する(SA10)。
放送番組検索部8は、放送番組サーバ14にインターネット12経由で接続して、前記興味要素すなわちキーワードに対応する番組を抽出する(SA12)。
続いて抽出した番組データより、放送番組検索部8は、送付されたテレビ番組視聴可能な時刻情報からさらに絞り込んで抽出する(SA14)。
放送番組検索部8は、抽出された全ての番組データを放送番組広告提供部10に提供する(SA16)。
放送番組広告提供部10は、抽出された全ての番組データに対して時刻順その他の規定に基づいて優先順位を決定する(SA18)。
放送番組広告提供部10は、優先順位の高い番組データのうち、例えば2点を画像表示部13に送信して表示させる(SA20)。例えば図13(a)に示されるように通常画面に、「本日のお薦め番組」と題して、「7:00−8:00 8ch人気のカレー店大特集」や「19:00−20:00 5ch N村S輔ベストプレー集」として画面上にポップアップ表示させたり、図13(b)のようにメニュー画面の余白部に表示させたりできる。
この興味要素データ抽出工程(SA6)の詳細をさらに、図3から図13を用いて詳細に説明する。
なお、図10に示すように興味要素抽出の際に各データごとに優先順位が予め定められており、例えば、スケジュールデータ22と、目覚設定データ26からは抽出対象とされない。
一方、ブックマークデータ30、電子クーポンデータ34、電話帳データ38、仮名漢字変換データ42、コンテンツデータ46はこの順位で優先順位が定められており、それぞれ、1ワードに対して、(×3、×2.5、×2、×1.5、×1)の抽出優先度が積算される。なお、これらの優先順位および、抽出優先度は一例であって、この値に限定されるものではない。
続いて、ブックマークから興味要素データを抽出する詳細な工程について図3を用いて説明する。ブックマークアプリ部28は、ブックマークデータ30に記載される文章を全て抽出する(SA6A2)。ブックマーク82の例を図11(a)に示す。それぞれブックマークの名称の記載がある。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する。分解されたブックマークを図11(b)に示す。この分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6A4)。
抽出すべきキーワードが有る場合は、処理を継続する(SA6A6)。
興味要素解析部6は、興味ストレートデータ18に格納された名詞を放送番組キーワードデータ17と比較する(SA6A8)。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当する場合は、該当した数に応じて、図11(c)に示すような重み係数を積算する。「N村S輔」は出現頻度2のところ、重み係数3によってポイントが6となる。また、「カレー」は出現頻度1のところ、重み係数3によってポイントが2となる。興味要素キーワードデータ19に格納する(SA6A10)。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当しない場合は、抽出キーワードを破棄する(SA6A12)。興味ストレートデータ18に格納された名詞が無くなるまで繰り返されて、興味要素キーワードデータ19が完成する。以上の工程によりブックマークに記録される嗜好を示すキーワードが興味要素キーワードデータに格納される。
続いて、図4に、電子クーポンから、興味要素データを抽出する詳細な工程について説明する。図11の(d)に電子クーポンデータを示す。電子クーポンアプリ部32は、電子クーポンデータ34に記載される文章を全て抽出する(SA6B2)。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する(図11(e))。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6B4)。
抽出すべきキーワードが有る場合は、処理を継続する(SA6B6)。
興味要素解析部6は、興味ストレートデータ18に格納された名詞を放送番組キーワードデータ17と比較する(SA6B8)。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当する場合は、興味要素キーワードデータ19に格納する(SA6B10)。ここで「N村S輔」は出現しないためポイントは0である。一方、「カレー」は、出現頻度が3回であり、重み係数は「2.5」であることから、ポイントは7.5増加して、合計で10.5となる。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当しない場合は、抽出キーワードを破棄する(SA6B12)。興味ストレートデータ18に格納された名詞が無くなるまで繰り返されて、興味要素キーワードデータ19が完成する。以上の工程により電子クーポンに記録される嗜好を示すキーワードが興味要素キーワードデータに格納される。
さらに、図5に、電話帳から、興味要素データを抽出する詳細な工程について説明する。図12の(a)に電話帳データ98を示す。電話帳アプリ部36は、電話帳データ38に記載される文章を全て抽出する(SA6C2)。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する(図12(b))。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6C4)。
抽出すべきキーワードが有る場合は、処理を継続する(SA6C6)。
興味要素解析部6は、興味ストレートデータ18に格納された名詞を放送番組キーワードデータ17と比較する(SA6C8)。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当する場合は、興味要素キーワードデータ19に格納する(SA6C10)。ここで「N村S輔」は出現しないためポイントは0である。一方、「カレー」は、出現頻度が3回であり、重み係数は「2」であることから、ポイントは6増加して、合計で16.5となる。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当しない場合は、抽出キーワードを破棄する(SA6C12)。興味ストレートデータ18に格納された名詞が無くなるまで繰り返されて、興味要素キーワードデータ19が完成する。以上の工程により電話帳に記録される嗜好を示すキーワードが興味要素キーワードデータに格納される。
続いて、図6に、仮名漢字変換から、興味要素データを抽出する詳細な工程について説明する。図12の(d)に仮名漢字変換データ106を示す。仮名漢字変換アプリ部40は、仮名漢字変換データ42に記載される文章を全て抽出する(SA6D2)。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する(図12(d))。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6D4)。
抽出すべきキーワードが有る場合は、処理を継続する(SA6D6)。
興味要素解析部6は、興味ストレートデータ18に格納された名詞を放送番組キーワードデータ17と比較する(SA6D8)。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当する場合は、興味要素キーワードデータ19に格納する(SA6D10)。ここで「N村S輔」は出現頻度が4回であり、重み係数は「1.5」であることから、ポイントは6増加して、合計で12である。一方、「カレー」も、出現頻度が3回であり、重み係数は「1.5」であることから、ポイントは4.5増加して、合計で21.0となる。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当しない場合は、抽出キーワードを破棄する(SA6D12)。興味ストレートデータ18に格納された名詞が無くなるまで繰り返されて、興味要素キーワードデータ19が完成する。以上の工程により仮名漢字変換に記録される嗜好を示すキーワードが興味要素キーワードデータに格納される。
加えて、図7に、コンテンツデータから、興味要素データを抽出する詳細な工程について説明する。図12の(f)にコンテンツデータの表示画面110を示す。コンテンツアプリ部44は、コンテンツデータ46に記載される文章を全て抽出する(SA6E2)。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6E4)。
抽出すべきキーワードが有る場合は、処理を継続する(SA6E6)。
興味要素解析部6は、興味ストレートデータ18に格納された名詞を放送番組キーワードデータ17と比較する(SA6E8)。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当する場合は、興味要素キーワードデータ19に格納する(SA6E10)。ここで「N村S輔」は出現頻度がなく、ポイントは6増加して、合計で12である。一方、「カレー」も、出現頻度がなく、ポイントは1増加して、合計で21.0となる。「チャットモンチー」について、出現頻度が1であり、重み係数が1であるため、合計でポイントが1となる。
興味ストレートデータ18に格納された名詞のうち、放送番組キーワードデータ17に該当しない場合は、抽出キーワードを破棄する(SA6E12)。興味ストレートデータ18に格納された名詞が無くなるまで繰り返されて、興味要素キーワードデータ19が完成する。以上の工程によりコンテンツデータに記録される嗜好を示すキーワードが興味要素キーワードデータに格納される。
今度は、時間要素データ抽出工程(SA8)の詳細について説明する。
最初に、時間要素データ抽出工程(SA8)のうち、スケジュールアプリ20によって、図8と図10(b)、(c)に示すスケジュールデータ22から時間要素データ16を生成する工程について示す。
先ず、スケジュールアプリ部20がスケジュールデータ22にアクセスして、スケジュールデータ22に格納されている時刻とイベント情報を検索する(SA8A2)。
スケジュールアプリ部20は、これらのスケジュールデータ22より、行事によってテレビを視聴できない時間帯である時間情報を抽出する(SA8A4)。
スケジュールアプリ部20は、抽出された時間情報からTV視聴が可能なOK時間と、TV視聴が他のスケジュールと重なるために事実上できないNG時間を決定して、図10の(c)のようにOK時間とNG時間のタイムスケジュールを生成してする(SA8A6)。
スケジュールアプリ部20は、全ての時間情報を抽出するまで工程を継続する(SA8A8)。
スケジュールアプリ部20は生成したタイムスケジュールを順次時刻要素データ16に格納する(SA8A10)。
スケジュールアプリ部20は変換していないタイムスケジュールが有る場合は、さらに変換し、全てを変換した場合は終了する(SA8A12)。
以上の工程によりスケジュールデータ22を時間要素に変更することができる。
次に、時間要素データ抽出工程(SA8)のうち、目覚時計アプリ24によって、図9と図10(d)、(e)に示す目覚設定データ26から時間要素データ16を生成する工程について示す。
先ず、目覚時計アプリ24が目覚設定データ26にアクセスして、目覚設定データ26に格納されている時刻と目覚まし情報を検索する(SA8B2)。
目覚時計アプリ24は、これらの目覚設定データ26より、睡眠によってテレビを視聴できない時間帯である時間情報を抽出する(SA8B4)。なお、睡眠開始時間は、別途設定するか、あるいは午前0時とする。
目覚時計アプリ24は、抽出された時間情報からTV視聴が可能なOK時間と、TV視聴が他の睡眠時間と重なるために事実上できないNG時間を決定して、図10の(e)のように、スケジュールアプリ20によって生成されたタイムスケジュールにさらに、OK時間とNG時間の睡眠によるNG時間を追加してタイムスケジュールを再度、生成する(SA8B6)。
目覚時計アプリ24は、全ての時間情報を抽出するまで工程を継続する(SA8B8)。
目覚時計アプリ24は生成したタイムスケジュールを順次時刻要素データ16に格納する(SA8B10)。
目覚時計アプリ24は変換していないタイムスケジュールが有る場合は、さらに変換し、全てを変換した場合は終了する(SA8B12)。
以上の工程により目覚設定データ26を時間要素に変更することができる。
続いて、本発明に係る第2の実施例について、図14、15を用いて説明する。
図14は、本発明に係る携帯端末2の実施例2のブロックダイヤグラムを示す。図1と比較して変更点について述べる。興味要素解析部6に接続されるデータとして、興味ストレートデータ150に加えて、興味関連データ152が結合されている点で異なる。
興味関連データ152は、抽出された興味要素すなわちキーワードに加えてそのキーワードに関連するキーワードを又検索用のキーワードを集積したデータベースである。具体的に、サッカー選手の「N村S輔」がキーワードとして選択された場合、サッカー選手の氏名の他に、そのサッカー選手の所属している「チーム名」や、そのチームが存在する地名である「スコットランド」・「グラスゴー」を相関関係があるとして記載されるデータベースである。すなわち、各キーワードについての百科事典に記載される説明語句を新たな相関関係のあるキーワードとして特定できるデータベースである。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例2に対応するフローチャートを図15に示す。このフローチャートもまた、図2と異なる点について説明する。
興味要素解析部6は、解析指示信号を受けてブックマークデータ30と電子クーポンデータ34と電話帳データ38と仮名漢字変換データ42とコンテンツデータ46と放送番組検索部8と接続されて、放送番組検索部8の指示に基づきアプリケーションに付属するデータより高頻度で利用されている単語を興味要素すなわちキーワードとして嗜好情報を抽出する。具体的には高頻度で使用される単語を抽出する。次に抽出したキーワードからさらに、各キーワード毎に興味関連データ112から関連するキーワードを抽出する(SB6)。この関連キーワードを含めて興味関連要素が抽出される(SB10)。
以上の点で実施例1と異なるより広範囲の情報を収集することができる。
続いて、本発明に係る第3の実施例について、図16、17を用いて説明する。
図16は、本発明に係る携帯端末2の実施例3のブロックダイヤグラムを示す。実施例2である図14と比較して変更点について述べる。
本実施例では、本携帯端末2とは別に外部インターネットに接続される興味関連データサーバ156を設け、さらに興味関連データサーバ156と接続する興味関連データ154を設けた点である。すなわち、興味関連データ152のデータ量が膨大である場合に、外部に興味関連データ154を設けることで携帯端末2の負荷を低下させることができる。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例3に対応するフローチャートを図17に示す。このフローチャートもまた、図15と異なる点について説明する。
図17において、図15と異なる点は興味関連データの抽出(SB6)に対して、興味要素解析部6は、興味関連データサーバ156に接続して興味関連データ154にアクセスして、興味要素に関連するキーワードをサーバ側の興味関連データ154から抽出して、端末側の興味関連データ152に格納する点である(SC6)。
続いて、本発明に係る第4の実施例について、図18、19を用いて説明する。
図18は、本発明に係る携帯端末2の実施例4のブロックダイヤグラムを示す。実施例1である図2と比較して変更点について述べる。
実施例4では、画面表示部13に加えて着信音生成部158が設けられている点で異なる。
着信音生成部158は、放送番組広告提供部10による優先順位の高い番組データの読み上げ機能を有するプログラムである。この場合、着信時に、画面表示部13は、画面に優先順位の高い番組データを表示させておき、その際に着信音生成部158は、優先順位の高い番組データの読み上げ音声を着信音として再生する機能を有する。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例4に対応するフローチャートを図19に示す。このフローチャートもまた、図2と異なる点について説明する。
実施例1では、優先順位決定工程の後に、番組広告画面表示(SD2)のみがなされていたが、実施例4では、着信音生成部158が優先順位の高い番組データの読み上げ音声を着信音として再生する(SD4)。また、その際の画面表示を図13(c)に示す。画像に加えて音声が追加されることでより広告効果が高まる。
さらに、本発明に係る第5の実施例について、図20,21,22を用いて説明する。第5の実施例は携帯電話に搭載される電子マネーの使用状況より購買履歴を興味要素として活用する構成である。
図20は、本発明に係る携帯端末2の実施例5のブロックダイヤグラムを示す。これらの違いとして興味要素解析部6に接続される購入履歴データ162と、購入アプリケーション160となる。
興味要素解析部6は、購入履歴データ162を名詞毎に分解し、興味ストレートデータ18に格納する機能を有する。
購入履歴データ162は、携帯電話搭載型の非接触型のICカードを用いたプログラムであって、特に電子マネーの履歴が格納されるデータベースであり、商品名、購入日、価格、購入店名が格納されており、例えば、図22(a)に示されるように格納される。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例5に対応するフローチャートを図20に示す。このフローチャートもまた、図3と異なる点について説明する。
実施例5では、図22の(b)に購入履歴データ172を示す。購入アプリケーション部160は、購入履歴データ162に記載される文章を全て抽出する(SA6F2)。
購入アプリケーション部160は、抽出した文章を品詞毎に分解する。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6F4)。
例えば、購入履歴として「N村S輔」「カレー」ともに出現頻度が2であり、重み係数を1とすればそれぞれ2ポイントずつ獲得される。
以上の工程を除けば、例えば実施例1におけるブックマーク検索と同一のフローチャートから構成されている。購入アプリケーション部160は、この購買履歴から興味要素キーワードデータ19を生成することができ、より正確な嗜好情報を入手することが可能となる。また、これらの嗜好履歴は興味要素キーワードテーブルに加算されることとなる。
続いて、本発明に係る第6の実施例について、図23,24,25を用いて説明する。第6の実施例は携帯電話に搭載されるGPS(Global Positioning System:ジーピーエス)より位置情報を読み取りその位置情報を興味要素として活用する構成である。
図23は、本発明に係る携帯端末2の実施例6のブロックダイヤグラムを示す。これらの違いとして興味要素解析部6に接続される位置情報データ176と、位置情報アプリケーション174となる。
位置情報アプリケーション174は、位置情報データ176に格納される都道府県名と市区町村名と地番名からなる位置情報から、地名を名詞毎に分解し、興味ストレートデータ18に格納する機能を有する。
位置情報データ176は、携帯電話搭載型のGPSを用いて、携帯電話の現在の地球上の位置として、経度と緯度を把握して、その位置情報から、さらに、具体的な住居表示上の位置情報であって、特に住居表示として現在の位置情報としての都道府県名と市区町村名と地番名とが格納されているデータである。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例6に対応するフローチャートを図24に示す。このフローチャートもまた、図3と異なる点について説明する。
実施例6では、図25の(b)に位置情報データ186を示す。興味要素解析部6は、位置情報データ176に記載される文章を全て抽出する(SA6G2)。
位置情報アプリケーション部174は、抽出した文章を品詞毎に分解する。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SA6G4)。以上の工程を除けば、例えば実施例1におけるブックマーク検索と同一のフローチャートから構成されている。
例えば、千葉県と市川市が出現頻度1であり、重み付けも1であることからそれぞれ1ポイントが付与される(図25(c))。位置情報アプリケーション部174は、この位置情報から興味要素キーワードデータ19を生成することができ、より正確な嗜好情報を入手することが可能となる。また、これらの嗜好履歴は興味要素キーワードテーブルに加算されることとなる。
さらに、本発明に係る第7の実施例について、図26,27を用いて説明する。第7の実施例は時間要素データおよび興味要素データに対して外部入力として条件を入力可能な構成である。
図26は、本発明に係る携帯端末2の実施例7のブロックダイヤグラムを示す。実施例1との違いとして時間要素解析部4と興味要素解析部6に接続される制御要素入力部188となる。
制御要素入力部188は、時間要素解析部4に対してテレビの視聴を希望する視聴希望時間を入力する機能と、時間要素解析部4に対してテレビの視聴を希望しない禁止希望時間を入力する機能と、興味要素解析部6に対して自分の興味となるキーワードを直接入力する機能と、興味要素解析部6に対してキーワードのみでなくカテゴリーによって複数のキーワードを同時に選択して入力する機能を有する手段である。
一方、本発明に係る第7の実施例におけるフローチャートを図27に示す。実施例1との違いとして制御要素入力工程SE4が新たに加わった工程である。すなわち、全てのプログラムを実行する前に、制御要素入力部188が起動して、予め、時間要素解析部4に対してテレビの視聴を希望する視聴希望時間を入力を待ち受けし、時間要素解析部4に対してテレビの視聴を希望しない禁止希望時間を入力を待ち受けし、興味要素解析部6に対して自分の興味となるキーワードを直接入力を待ち受けし、興味要素解析部6に対してキーワードのみでなくカテゴリーによって複数のキーワードを同時に選択して入力を待ち受けする工程が含まれる。
更に詳細には、図28に示す。先ずは、外部から興味要素が入力される(SE4A2)。
また、興味要素解析部6は、入力された興味要素に対して品詞に分解し、名詞のみを選択する(SE4A4)。
通いて、興味要素解析部6は、抽出キーワードが残っている場合は、さらに、抽出を継続する(SE4A6)。
さらに、興味要素解析部6は、入力された興味要素と放送番組キーワードデータ17とを比較する(SE4A8)。
興味要素解析部6は、興味要素と放送番組キーワードデータ17とが一致した場合は、興味要素キーワードデータに格納する(SE4A10)。
一方、興味要素解析部6は、興味要素と放送番組キーワードデータ17とが一致しない場合は、抽出したキーワードを破棄する(SE4A12)。
続いて外部から時間要素が入力される(SE4A14)。
時間要素解析部4は、時間要素データ16から、予定情報が抽出される(SE4A16)。
時間要素解析部4は、抽出された予定情報に入力された時間要素を追加する(SE4A18)。
以上のようにすることで、本発明に係る携帯端末に直接嗜好を入力することも可能となる。
次に、本発明に係る第8の実施例について、図29,30を用いて説明する。第8の実施例はテレビ視聴に加えてテレビ録画機能が加わった構成である。
図29は、本発明に係る携帯端末2の実施例8のブロックダイヤグラムを示す。実施例1との違いとして放送番組広告提供部10に予約録画部190が設けられる点である。
予約録画部190は、予約録画の指示を受けた場合は、定められた時間になったら、テレビ受信機能を起動させる機能と、予め判明しているテレビ番組の受信チャネルに周波数を合わせる機能と、予め定められた時間受信しているテレビ信号をフラッシュメモリ等の半導体記憶装置に格納する機能と、所定の期間後にテレビの受信とテレビの録画を中止する機能を有するブロックである。
さらに、本発明に係る第8の実施例におけるフローチャートを図30に示す。実施例1との違いとして放送番組広告提供SF4と、録画可否工程SF10と予約録画工程SF12と、終了工程SF14が新たに追加された工程である。
時間要素抽出工程は、時間要素解析部4がタイムスケジュールとなる時刻要素データ16を定める工程である(SF2)。時刻要素データ16は、テレビを視聴できる時間帯と、テレビを視聴できない時間帯が時間ごとに明確に定まっている。
続いて抽出した番組データより、放送番組検索部8は、送付されたテレビ番組視聴可能な時刻情報から視聴可能時間帯の視聴可能番組と、視聴不可能番組に分けて抽出する。放送番組検索部8は、抽出された全ての番組データを放送番組広告提供部10に提供する(SF4)。
放送番組広告提供部10は、抽出された全ての番組データに対して時刻順その他の規定に基づいて優先順位を決定する(SF6)。
放送番組広告提供部10は、優先順位の高い番組データのうち、例えば2点を画像表示部13に送信して表示させる(SF8)。ここで、視聴不可能番組の表示には「要録画」と表示させる。
表示させた番組データにおいて、「要録画」番組が選択された場合は、放送番組広告提供部10は、録画の可否を画面表示部13に表示させる(SF10)。
録画について可が選択された場合は、予約録画部190が、番組の予約録画を準備開始する(SF12)。
一方、録画について否が選択された場合は、プログラムが終了する(SF14)。
次に、本発明に係る第9の実施例について、図31,32を用いて説明する。第9の実施例は時間要素キーワードと興味要素キーワードを基に時間が予め定まっているイベントのうち時間と興味要素に適合したイベントの広告を携帯電話画面上に表示させる構成である。
図31は、本発明に係る携帯端末2の実施例9のブロックダイヤグラムを示す。実施例1との違いとして広告の対象が「イベントのうち時間と興味要素に適合したイベントの広告」である点である。又、イベント予定検索部192と、イベント予定キーワードデータ193と、イベント予定広告提供部198と、ネットワーク12経由で接続されるイベント予定表サーバ194とイベント予定データ196が実施例1と異なる構成である。
イベント予定検索部192は、目覚まし時計アプリ部24から時刻情報を照会して午前零時零分を経過したら時間要素解析部4と興味要素解析部6に解析指示を発信する機能と、インターネット12に接続されるイベント予定表サーバ194にアクセスして利用者が興味を引きそうでかつ利用又は参加可能な時間帯のイベントを検索する機能を備え、さらには、イベントのキーワードとなる用語を格納したイベント予定キーワードデータ193に新たなキーワードを追加する機能とを備える。具体的には、時刻要素データ16と興味ストレートデータ18より視聴可能時間帯と興味ストレートデータ18に格納されたキーワードを含む番組を抽出する機能を備える。
イベント予定キーワードデータ193は、イベントに関連するキーワードであって、イベントの題名や、イベントの趣旨説明に常用される単語が掲載される。
イベント予定広告提供部198は、イベント予定検索部192の抽出したイベントから、時刻順等の優先順位を決定する機能を有する。
イベント予定表サーバ194は、様々なイベントの時刻データを電子データとして提供するサーバであってインターネット12に接続されて様々なイベントの時刻データを電子データとして提供する機能を有する。イベントの内容としては、実際に日程と時刻が決定されている祭りや催し物に加えて、グランドやテニスコートなどの公共の施設、演劇や映画、コンサート、さらには各種学校、更には食堂やレストラン、また、ホームページ上および実店舗を問わず、特定の時間帯のみ低価格販売を実施するタイムセールなどが含まれる。
イベント予定データ196は、イベント名称とイベントの開始時間と終了時間とイベント開催地とイベント主催者名と、イベント参加方法と、イベント参加費用と、イベント参加条件と、1回なのか、定期実施などが記録される。
以上の構成において、本発明に係る携帯端末2について、そのフローチャートを図32に示す。本実施例1と異なる工程である、興味要素データ等のイベント予定検索部192による検索工程(SG6)と、興味要素抽出工程(SG8)と、時間要素抽出工程(SG10)と、イベント広告提供工程(SG12)と、優先順位決定工程(SG14)と、イベント画面表示工程(SG16)について説明する。
興味要素データ等のイベント予定検索部192による検索工程は、興味要素すなわちキーワードを、時間要素解析部4は、イベント参加可能な時刻情報をイベント予定検索部192に送信する(SG6)。
イベント予定検索部192は、イベント予定表サーバ194にインターネット12経由で接続して、前記興味要素すなわちキーワードに対応するイベントを抽出する(SG8)。
続いて抽出した番組データより、イベント予定検索部192は、送付された参加可能な時刻情報からさらに絞り込んで抽出する(SG10)。
イベント予定検索部192は、抽出された全てのイベントデータをイベント予定広告提供部198に提供する(SG12)。
イベント予定広告提供部198は、抽出された全てのイベントデータに対して時刻順その他の規定に基づいて優先順位を決定する(SG14)。
イベント予定広告提供部198は、優先順位の高いイベントデータのうち、例えば2点を画像表示部13に送信して表示させる(SG16)。
以上のフローの活用により本発明がイベント予定に対して適用することが容易である。
次に、本発明に係る第10の実施例について、図33,34を用いて説明する。第10の実施例は興味要素を構成する各データベースの変更情報をトリガーとして興味要素キーワードデータを更新する構成である。
図33は、本発明に係る携帯端末2の実施例10のブロックダイヤグラムを示す。
本発明に係る実施例10において、ブックマークデータ202と、電子クーポンデータ204と、電話帳データ206と、仮名漢字変換データ208と、コンテンツデータ210と結合される変更センサ200とが含まれる。
ここで、この変更センサ200は、データベースのデータの減少をチェックすることから、例えば、自動削除機能と連携して、データの減少をセンサとしてデータ抽出のトリガーとする機能を備える。具体的には、ブックマークデータの場合は、ブックマークの格納されている項目数が前日の項目数と比較して減少した場合に、データの減少と判定する。他の電子クーポンデータ、電話帳データ、仮名漢字変換データ、コンテンツデータのいずれも項目数を前日との値と比較して減少している場合に、減少と判定する。
さらに、本発明に係る第10の実施例におけるフローチャートを図34に示す。実施例1との違いとして、変更センサ200が各データベースの変更情報を入手する工程SH8が時間抽出工程SH6の後に行なわれる。変更センサ200が、各データの項目数の減少を検出した場合は、興味要素データ抽出工程が実行される(SH4)。
一方、変更センサ200が、各データの項目数の減少を検出しない場合は、続いて放送番組広告提供工程(SH10)が実行される。
以上の構成により、各データの項目数の減少をトリガーとして興味要素データを再抽出して対応することができる。
続いて、本発明に係る第11の実施例について、図35,36,37を用いて説明する。第11の実施例は携帯電話に搭載される電子メールアプリケーションにおける受信メール文章データ又は送信メール文章データを興味要素として活用する構成である。
図35は、本発明に係る携帯端末2の実施例11のブロックダイヤグラムを示す。これらの違いとして興味要素解析部6に接続される電子メールデータ214と、電子メールアプリケーション212となる。
電子メールアプリケーション212は、携帯電話上で電子メールを受信して受信メール文章データを電子メールデータ214に格納する機能と、携帯電話上で送信電子メール文章データが作成されて一端電子メールデータ214に格納されて、携帯電話から送信する機能を有する。
電子メールデータ214は、ヘッダー情報と本文情報からなる。ヘッダー情報は、送信者アドレスと受信者アドレスと送信時間と受信時間とその他の情報が含まれている。送信者アドレスが、この携帯電話2のものが送信メールであり、送信者アドレスが、この携帯電話に指定されているアドレス以外のものが受信メールである。本文情報は、いずれもヘッダー情報と対になっており、メール文章データと添付ファイルデータからなる。こちらも、送信者アドレスがこの携帯電話2のものが送信メール文章データであり、送信者アドレスが、この携帯電話に指定されているアドレス以外のものが受信メール文章データである。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例11に対応するフローチャートを図36に示す。このフローチャートもまた、図3と異なる点について説明する。
実施例11におけるメール文章の一例として、図37の(a)に受信メール文章データ216を示す。興味要素解析部6は、電子メールデータ214に記載される文章を全て抽出する(SI4A2)。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SI4A4)。以上の工程を除けば、例えば実施例1における図3に示されるブックマーク検索と同一のフローチャートから構成されている。
例えば、図37では、(a)に示される電子メール216が、興味要素解析部6によって(b)に示されるように品詞分解され、名詞のみが抽出されて、放送番組キーワードデータ17と比較されて、(c)のように抽出される。電子メールによれば、次の語句「N村S輔」、「カレー」、「日本」、「代表」、「帰国」、「選手」、「試合」、「千葉」が出現頻度1であり、重み付けも1であることからそれぞれ1ポイントが付与される(図37(c))。興味要素解析部6は、この語句から興味要素キーワードデータ19を生成することができ、より正確な嗜好情報を入手することが可能となる。また、これらの嗜好履歴は興味要素キーワードテーブルに加算されることとなる。
続いて、本発明に係る第12の実施例について、図38,39,40を用いて説明する。第12の実施例は携帯電話の通話履歴データを興味要素として活用する構成である。
図38は、本発明に係る携帯端末2の実施例12のブロックダイヤグラムを示す。これらの違いとして興味要素解析部6に接続される通話履歴データ224と、通話履歴アプリケーション226となる。
通話履歴アプリケーション226は、携帯電話上で発呼した電話の電話番号又は電話帳に登録された名称と発呼年月日及び時間を発呼履歴として通話履歴データ224に格納する機能と、携帯電話に着信した電話の電話番号又は電話帳に登録された名称と発呼年月日及び時間を着信履歴として通話履歴データ224に格納する機能を併せ持つ。
通話履歴データ224は、携帯電話上で発呼した電話の電話番号又は電話帳に登録された名称と発呼年月日及び時間を発呼履歴と携帯電話に着信した電話の電話番号又は電話帳に登録された名称と発呼年月日及び時間を着信履歴とが格納される。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例12に対応するフローチャートを図39に示す。このフローチャートもまた、図3と異なる点について説明する。
実施例12における通話履歴の一例として、図40の(a)に通話履歴228を示す。興味要素解析部6は、通話履歴データ224に記載されるデータを全て抽出する(SJ4A2)。
興味要素解析部6は、抽出した文章を品詞毎に分解する。分解された品詞の中から名詞のみを選択して興味ストレートデータ18に格納する(SJ4A4)。以上の工程を除けば、例えば実施例1における図3に示されるブックマーク検索と同一のフローチャートから構成されている。
例えば、図40では、(a)に示される通話履歴228が、興味要素解析部6によって(b)に示されるように品詞分解され、名詞のみが抽出されて、放送番組キーワードデータ17と比較されて、(c)のように抽出される。通話履歴によれば、次の語句「カレー」が出現頻度1であり、重み付けも1であることからそれぞれ1ポイントが付与される(図40(c))。興味要素解析部6は、この語句から興味要素キーワードデータ19を生成することができ、より正確な嗜好情報を入手することが可能となる。また、これらの嗜好履歴は興味要素キーワードテーブルに加算されることとなる。
さらに、本発明に係る第13の実施例について、図41,42を用いて説明する。第13の実施例は本発明の利用により閲覧したテレビ放送について、テレビ放送の受信と同時に受信される広告データと電子クーポン情報を蓄積するための構成である。
図41は、本発明に係る携帯端末2の実施例13のブロックダイヤグラムを示す。実施例1との違いとして画面表示に連結される放送受信部238と広告データや電子クーポンを受信するデータ受信部240とが設けられる。
放送受信部238は、テレビ電波を検波するチューナ部と、検波された信号を復調する復調部と、復調信号を映像信号と音声信号に分離して増幅するAVでコーダ部とスピーカ部とを備える。
データ受信部240は、放送受信部238の復調信号からテキスト変換部や画像データを復調する画像復調部を備える。
一方、本発明に係る第13の実施例におけるフローチャートを図41に示す。実施例1との違いとして番組広告画面表示(SK2)に続いて、放送映像受信工程(SK4)と、放送データ受信工程(SK6)と、広告映像(CM)をコンテンツデータに入力する工程(SK8)と、電子クーポンを電子クーポンデータへ入力する工程(SK10)が挙げられる。
そこで、放送番組広告提供部10は、優先順位の高い番組データのうち、例えば2点を画像表示部13に送信して表示させる(SK2)。
これに対して、広告された番組のうち、一点が選択されて、放映時間を迎えた場合は、放送受信部238は、テレビ放送の受信を開始する(SK4)。
さらに、データ受信部240は、テレビコマーシャル(CM)映像またはデータ、さらには、電子クーポンデータを受信する(SK6)。
データ受信部240は、テレビコマーシャル(CM)映像またはデータをコンテンツデータ242に格納する(SK8)。
加えて、データ受信部240は、受信した電子クーポンデータ244に格納する(SK10)。これらの情報が集積することでより嗜好に関連する興味要素のデータが集約されることとなる。
続いて、本発明に係る第14の実施例について、図43,44,45を用いて説明する。第14の実施例は興味要素キーワードデータに対して、本システムの広告の結果、テレビの視聴に繋がったケースをキーワードにフィードバックすることで、キーワード情報の精度を向上させる構成を示すものである。
図43は、本発明に係る携帯端末2の実施例14のブロックダイヤグラムを示す。これらの違いとして優先順位加算制御部248が設けられ、放送番組広告提供部250と興味要素解析部252に結合されている点が挙げられる。
優先順位加算制御部248は、放送番組広告提供部250より広告されたテレビ番組が視聴に繋がった場合に視聴された番組名と、その番組名を抽出したキーワード情報を受信する機能を有する。さらに、放送番組広告提供部250より受けた情報を興味要素解析部252に伝達して、興味要素キーワードデータ内のポイントに加算させる機能を有する。
次に、以上の構成に対して、本発明に係る実施例14に対応するフローチャートを図44,45に示す。このフローチャートもまた、図2、3と異なる点について説明する。
本発明の実施例14におけるフローチャートである図44では、優先順位加算工程(SL2)が番組広告画面表示工程の次に行なわれる。
この優先順位加算工程(SL2)の詳細を図45に示す。
先ず初めに放送番組広告提供工程(SL2A2)がなされて、携帯電話の画面に放送番組検索部で選択された番組情報が表示される。
続いて、優先順位加算制御部248は、この番組情報が選択されたか否かの判定する(SL2A4)。番組情報が選択されない場合は、終了となる。
一方、番組情報が選択された場合は、優先順位加算制御部248は、関連するキーワードを決定する(SL2A6)。
優先順位加算制御部248は、興味要素解析部252に対して、関連するキーワードに対してポイント数を加算する信号を生成して送付する(SL2A8)。
このように構成することで、キーワードの中で番組情報が選択されるような嗜好性の高いキーワードについてその優先順位を示すポイントを追加してより興味要素の明確化を図ることができる。
幾つかの好適な実施の形態及び実施例に関連付けして本発明を説明したが、これら実施の形態及び実施例は単に実例を挙げて発明を説明するためのものであって、限定することを意味するものではないことが理解できる。本明細書を読んだ後であれば、当業者にとって等価な構成要素や技術による数多くの変更および置換が容易であることが明白であるが、このような変更および置換は、添付の請求項の真の範囲及び精神に該当するものであることは明白である。
2 携帯端末
4 時間要素解析部
6 興味要素解析部
8 放送番組検索部
10 放送番組広告提供部
13 画面表示部
14 放送番組表サーバ
16 時刻要素データ
17 放送番組キーワードデータ
18 興味ストレートデータ
19 興味要素キーワードデータ
20 スケジュールアプリ部
22 スケジュールデータ
24 目覚まし時計アプリ部
26 目覚設定データ
28 ブックマークアプリ部
30 ブックマークデータ
32 電子クーポンアプリ部
34 電子クーポンデータ
36 電話帳アプリ部
38 電話帳データ
40 仮名漢字変換アプリ部
42 仮名漢字変換データ
44 コンテンツアプリ部
46 コンテンツデータ
62 設定データ名称
64 ON/OFF情報
66 設定時刻
68 設定曜日
74 簡易情報
76 取得日時、場所、種別情報と、店舗名
84 片仮名、仮名
86 近似変換例
98 電話帳データ
106 仮名漢字変換データ
110 コンテンツデータ
112 興味関連データ
150 興味ストレートデータ
152 興味関連データ
154 興味関連データ
156 興味関連データサーバ
158 着信音生成部
160 購入アプリケーション
162 購入履歴データ
172 購入履歴データ
174 位置情報アプリケーション
176 位置情報データ
176 位置情報データ
186 位置情報データ
188 制御要素入力部
190 予約録画部
192 イベント予定検索部
193 イベント予定キーワードデータ
194 イベント予定表サーバ
196 イベント予定データ
198 イベント予定広告提供部
200 変更センサ
202 ブックマークデータ
204 電子クーポンデータ
206 電話帳データ
208 仮名漢字変換データ
210 コンテンツデータ
212 電子メールアプリケーション
214 電子メールデータ
216 受信メール文章データ
218 電子メール文章
220 電子メール文章
224 通話履歴データ
226 通話履歴アプリケーション
228 通話履歴
236 画面表示部
238 放送受信部
240 データ受信部
242 コンテンツデータ
244 電子クーポンデータ
248 優先順位加算制御部
250 放送番組広告提供部
252 興味要素解析部

Claims (26)

  1. 少なくとも一つの記憶手段を備える携帯端末であって、
    前記記憶手段には前記携帯端末使用者に関する使用者データが格納されており、
    前記携帯端末は、ネットワークを介してサーバと接続され、
    このサーバに開始時間が定まっている複数のイベントのスケジュールデータが格納され、
    前記使用者データから使用者の嗜好情報を抽出する嗜好情報抽出手段と、
    前記使用者データから使用者のスケジュール情報を抽出するスケジュール情報抽出手段と、
    前記嗜好情報と前記イベントのスケジュール情報からこの使用者に適した少なくとも一つの前記イベントを決定するイベント決定手段を備える携帯端末。
  2. 前記携帯端末は、表示部を有しており、この表示部に決定されたイベント情報が表示される請求項1記載の携帯端末。
  3. 複数のイベントのスケジュールデータは、テレビ放送の開始時間と終了時間を含むテレビ番組表データである請求項1記載の携帯端末。
  4. 携帯端末は、テレビ受信機能を備える請求項1乃至3いずれか一つに記載の携帯端末。
  5. 前記使用者の嗜好情報は、携帯端末上でのウェブページ閲覧におけるブックマーク情報と、携帯端末上の電子クーポン情報と、携帯端末上の電話番号録情報と、携帯端末上の日本語入力アプリケーションそれぞれに付随するデータベースに記憶されるデータと、電子マネーにおける購買履歴データと、前記携帯端末に内蔵可能な位置情報におけるテキストデータと、通話履歴情報における宛先や地域番号と、電子メールの文章情報を含むことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  6. 携帯端末使用者の視聴可能な時間情報は、携帯端末上のスケジュールアプリケーションと、携帯端末上の目覚まし時計アプリケーションから定まるスケジュールの空き時間と、目覚まし時間を含むことを特徴とする請求項2記載の携帯端末。
  7. 前記テレビ番組表データは、テレビの放映予定時間と番組名を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  8. 携帯端末使用者の嗜好情報は、携帯端末上の日本語入力アプリケーションそれぞれに付随するデータベースに記憶されるデータと同一のキーワードに加えて、各キーワードの関連語データを含むことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  9. 前記各キーワードの関連語データは、そのデータベースが携帯端末に内蔵されることを特徴とする請求項8記載の携帯端末。
  10. 前記各キーワードの関連語データは、そのデータベースが携帯端末と接続される外部データベースであることを特徴とする請求項8記載の携帯端末。
  11. さらに、選択されたテレビ番組名が音声で読み上げる機能を備える請求項1記載の携帯端末。
  12. テレビ受像機に録画予約機能が追加される請求項4記載の携帯端末。
  13. さらに、嗜好情報に更なるキーワードを追加して変更する制御要素入力部を備える請求項5記載の携帯端末。
  14. 嗜好情報は、文章中の名詞であって、複数のデータベースに記載されている頻度に応じてポイント数で重み付けする請求項5記載の携帯端末。
  15. 嗜好情報は、そのデータベースに記載されている情報量に変化が生じた際に嗜好情報内の各名詞のポイント数の重み付けを再計算する請求項5記載の携帯端末。
  16. テレビ受像機で受信された広告データ及びクーポンデータを嗜好情報のデータベースに格納する請求項5記載の携帯端末。
  17. 表示部に表示されたテレビ番組表データが選択された場合に、テレビ番組選択に用いられた嗜好品情報のポイント数を増加させる請求項5記載の携帯端末。
  18. テレビ受信機能を備えた携帯端末を用いて、
    携帯端末は、前記携帯端末内の記憶手段に格納される携帯端末使用者データと、
    ネットワークを介して携帯端末と接続されるサーバに格納されたテレビ番組表データとから、
    携帯端末使用者の嗜好に適合するとともに視聴可能な時間に放映予定のテレビ番組名を選択する工程と、
    選択されたテレビ番組名を携帯端末表示部に表示させる工程とを含む携帯端末におけるテレビ番組名広告方法。
  19. テレビ番組名の選択工程は、前記携帯端末使用者データに含まれる携帯端末使用者の嗜好情報と視聴可能な時間情報により選択されることを特徴とする請求項18記載のテレビ番組名広告方法。
  20. 携帯端末使用者の嗜好情報は、携帯端末上でのウェブページ閲覧におけるブックマーク情報と、携帯端末上の電子クーポン情報と、携帯端末上の電話番号録情報と、携帯端末上の日本語入力アプリケーションそれぞれに付随するデータベースに記憶されるデータを含むことを特徴とする請求項18記載のテレビ番組名広告方法。
  21. 携帯端末使用者の視聴可能な時間情報は、携帯端末上のスケジュールアプリケーションと、携帯端末上の目覚まし時計アプリケーションから定まるスケジュールの空き時間と、目覚まし時間を含むことを特徴とする請求項18記載のテレビ番組名広告方法。
  22. 前記テレビ番組表データは、テレビの放映予定時間と番組名を含むことを特徴とする請求項118記載のテレビ番組名広告方法。
  23. 携帯端末使用者の嗜好情報は、携帯端末上の日本語入力アプリケーションそれぞれに付随するデータベースに記憶されるデータと同一のキーワードに加えて、各キーワードの関連語データを含むことを特徴とする請求項18記載のテレビ番組名広告方法。
  24. 前記各キーワードの関連語データは、そのデータベースが携帯端末に内蔵されることを特徴とする請求項23記載のテレビ番組名広告方法。
  25. 前記各キーワードの関連語データは、そのデータベースが携帯端末と接続される外部データベースであることを特徴とする請求項23記載のテレビ番組名広告方法。
  26. さらに、選択されたテレビ番組名が音声で読み上げる機能を備える請求項18記載のテレビ番組名広告方法。
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