JP2006067071A - 番組情報提示装置及び番組情報提示方法 - Google Patents

番組情報提示装置及び番組情報提示方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが移動する場合などに予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示する。
【解決手段】 番組情報取得部107は、放送される番組に関する番組情報を取得する。番組情報には、各番組について見所となる視聴情報が現れる特定時間帯を表す見所情報が含まれていてもよいし、別途見所情報を取得するようにしてもよい。番組優先度決定部108は、現在時刻とユーザが目的地に到着する予定時刻との間に特定時間帯が含まれる番組に対する優先度を高くするように各番組の優先度を決定する。出力情報制御部109は、決定された各番組の優先度を反映した情報を出力し、表示部110に優先度に応じた番組情報を表示したり、音声出力部111より番組情報の音声案内を行う。これにより、ユーザの予定及び放送スケジュールに基づいてより視聴価値の高い番組を見逃さないような番組案内情報を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車で移動するような場合など、番組を視聴可能な時間が限られる場合にテレビ放送やラジオ放送を視聴あるいは記録する際の番組選択に役立つ番組情報を提示するために用いられる番組情報提示装置及び番組情報提示方法に関する。
例えば自動車に乗って移動するような場合には、ドライバや同乗者は車載受信機や携帯受信機を使って移動中にラジオやテレビの番組を視聴する場合が多い。また、ラジオやテレビの放送局は多数存在しているので、ユーザは何れか1つの放送局を選択し、視聴すべき番組を決定する必要がある。
そこで、例えば特許文献1の技術においては、選局の煩わしさを解消するために、嗜好に関するキーワードを予めサーバに登録しておき、EPG情報を利用してそのキーワードに合致した番組を推奨することを提案している。
しかしながら、各番組の放送開始時刻や放送終了時刻は事前に各放送局で決定されたスケジュールに従って決まるのに対し、ユーザが自動車に乗って移動する時間帯は通常は一定ではないので、ユーザが移動中に希望する番組を見られるとは限らない。例えば、ユーザが視聴を希望する番組が終了する前に目的地に到着する可能性もあるし、ユーザが視聴を希望する番組の放送が既に開始された後で移動することになる場合もあるので、希望する番組の全体を移動中に視聴することができない場合もある。
そこで、例えば特許文献2の技術においては、ディジタル放送受信信号に多重されている番組案内情報を用いて、現在時刻以降に放送開始し、目的地到着時刻前に放送が終了するような番組や、ユーザの好みのカテゴリーに一致する番組のみを抽出して表示し、容易に番組を選択できるようにユーザを案内することを提案している。これにより、ユーザは移動中に全体を視聴することが可能な番組のみを選択して視聴することになる。
特開2002−26838号公報 特開2002−320167号公報
しかしながら、特許文献2の技術によって表示される情報に基づいて選択される番組は、それを視聴するユーザの希望するものと一致するとは限らない。例えば、ニュースのような番組の場合には番組の最初(例えば10分間)の時間帯で重要な事項に関する情報を放送する傾向にあるので、番組の最初の部分を視聴するだけでもユーザにとって大きな価値があると考えられる。また、例えばドラマのような番組の場合には番組の最後(例えば10分間)の時間帯に最も盛り上がるシーンが現れる傾向があるので、番組の最後の部分を視聴するだけでもユーザにとって大きな価値があると考えられる。しかし、特許文献2の技術を利用する場合には、ユーザにとって価値のある番組であっても、番組全体の時間帯の制約により選択候補として表示されない可能性が高い。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ユーザが移動する場合などに予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示可能な番組情報提示装置及び番組情報提示方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の発明は、予め決められたスケジュールに従って送信される複数の放送信号の中から一部の放送信号の少なくとも一つの番組に関する信号を選択的に受信して視聴もしくは記録するために利用可能な番組選択情報を出力する番組情報提示装置であって、放送のスケジュールに含まれている各番組について見所となる視聴情報が現れる特定時間帯を表す見所情報を取得する見所情報取得手段と、現在時刻とユーザが視聴可能な予定時刻との間に前記特定時間帯が含まれる番組に対する優先度を高くする優先度決定手段と、前記放送のスケジュールに含まれている各番組の少なくとも一部の情報を、前記優先度決定手段が決定した優先度に従って加工した結果を出力する出力情報制御手段とを備えるものである。
上記構成において、見所情報取得手段は、各番組の中で見所となる視聴情報が現れる特定時間帯の情報を見所情報として取得する。例えば、番組がドラマの場合には番組終了10分前から最後まで、ニュースの場合には開始から10分間のような特定時間帯を表す情報を取得する。この見所情報については、放送の予定を表す番組情報の中に含めておいて、受信した放送の中から抽出してもよいし、インターネットなどの通信網を介して取得してもよいし、事前に取得した情報を記憶装置から取り出して利用してもよい。優先度決定手段は、現在時刻と予定時刻との間に前記特定時間帯が含まれる番組の優先度を高くする。この優先度に従って加工した番組選択のための情報を出力情報制御手段が出力する。具体的には、例えば優先度の順番に従って並べ替えた番組情報を表示したり、優先度の高い番組を強調表示したり、優先度の高い番組を音声出力することが考えられる。従って、例えばユーザが移動中に到着予定時刻までに番組全体を視聴できない番組であっても、見所シーンが移動中に視聴可能な番組であれば優先的に候補として出力されるので、その番組をユーザの手動操作で、あるいは自動的に選択して視聴したりあるいは録音、録画等の対象にすることができる。このため、ユーザが移動する場合などに予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示可能となる。
第2の発明は、上記の番組情報提示装置であって、前記見所情報取得手段は、出演者毎の出演予定時間帯を表す情報を前記見所情報として取得し、前記優先度決定手段は、事前にユーザが指定した特定の出演者と一致する出演者が登場する番組について、前記出演者の出演予定時間帯が現在時刻と前記予定時刻との間に含まれるか否かを判定した結果を前記番組の優先度に反映するものとする。
上記構成では、事前にユーザが指定した特定の出演者が登場する番組の中で、前記出演者が登場するシーンの時間帯に対する優先度が高くなるので、例えば音楽などの番組については、ユーザの好みにあったシーンだけは見逃さないように番組を選択することが可能になる。
第3の発明は、上記の番組情報提示装置であって、前記見所情報取得手段は、複数種類の番組について番組種別と前記特定時間帯との関係を表す規則情報を予め保持しておき、放送のスケジュールに含まれている各番組について、番組種別を調べて前記規則情報から前記番組の特定時間帯を決定するものとする。
上記構成では、放送などの信号として取得可能な番組情報の中に見所情報が含まれていない場合であっても、予め定めて保持する規則情報と各番組の番組種別(例えばドラマ、ニュース、音楽等の種別)との関係から各番組の見所となる特定時間帯を決定することが可能になる。
第4の発明は、上記の番組情報提示装置であって、ユーザの番組種別毎の視聴履歴を表す情報を保持する履歴データ保持手段を更に設け、前記見所情報取得手段は、前記視聴履歴から視聴頻度の高い時間帯を表す情報を番組種別毎に検出し前記見所情報として利用するものとする。
上記構成では、履歴データからユーザ毎に実際に視聴頻度の高い時間帯を検出できるので、ユーザ毎に適した時間帯を見所情報として自動的に割り当てることが可能となる。
第5の発明は、上記の番組情報提示装置であって、前記優先度決定手段は、前記ユーザが視聴可能な予定時刻としてユーザが移動する場合の目的地に到着する到着予定時刻を用いて前記番組の優先度を決定するものとする。
上記構成では、ユーザが移動する場合に目的地に到着するまでの間に視聴可能な番組について、各番組の見所情報と到着予定時刻とに基づいて優先度を決定可能である。
第6の発明は、予め決められたスケジュールに従って送信される複数の放送信号の中から一部の放送信号の少なくとも一つの番組に関する信号を選択的に受信して視聴もしくは記録するために利用可能な番組選択情報を提示する番組情報提示方法であって、放送のスケジュールに含まれている各番組について見所となる視聴情報が現れる特定時間帯を表す見所情報を取得する見所情報取得ステップと、現在時刻とユーザが視聴可能な予定時刻との間に前記特定時間帯が含まれる番組に対する優先度を高くする優先度決定ステップと、前記放送のスケジュールに含まれている各番組の少なくとも一部の情報を、前記決定した優先度に従って加工した結果を出力する出力情報制御ステップとを有するものである。
上記手順により、ユーザが移動する場合などに予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示可能となる。
第7の発明は、上記いずれかに記載の番組情報提示装置の各手段の機能を実現させるためのプログラムを提供する。
上記プログラムにより、ユーザが移動する場合などに予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示可能となる。
本発明によれば、ユーザが移動する場合など、番組を視聴可能な時間が限られる場合に、予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示可能な番組情報提示装置及び番組情報提示方法を提供できる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係る番組情報提示装置の構成を示すブロック図である。本実施形態では、例えば自動車に搭載されたカーナビゲーションシステムと接続されたテレビ受信機やラジオ受信機の受信番組を選択するための車載装置の構成例を示す。勿論、車載装置に限らず、持ち運び可能な携帯型の受信装置に本発明を適用することも可能であるし、所定の通信網を介して家庭用の固定受信機と接続すれば、移動中に固定受信機を遠隔操作して録画などのための番組選択操作を行うことも可能である。また、ユーザが視聴可能な時間的制限がある場合にも、家庭用の固定受信機などにも本発明を適用することも可能である。
第1の実施形態に係る番組情報提示装置は、目的地情報入力部101、現在地情報取得部102、地図データベース103、経路探索部104、到着時刻推定部105、出演者情報入力部106、番組情報取得部107、番組優先度決定部108、出力情報制御部109、表示部110、音声出力部111、アンテナ112、放送受信機113、及び番組選択部114を備えている。
なお、図1に示す装置における制御動作や情報処理動作を行う各構成要素は、一般的には制御用のコンピュータとそれが実行する様々なプログラムとで構成されるが、各要素を専用のハードウェアで構成することも可能である。
目的地情報入力部101、現在地情報取得部102、地図データベース103、経路探索部104、及び到着時刻推定部105は、一般的なカーナビゲーションシステムに備わっている機能と同様であり、ユーザの指定した目的地と現在地とに基づいて移動経路を探索し到着予定時刻を推定するものである。
目的地情報入力部101は、ユーザの入力操作に従って目的地に関する地名や電話番号などの情報を入力する。なお、ユーザが設定した予定表などを記憶した別の装置から通信などで目的地を入力しても構わない。現在地情報取得部102は、例えばGPS受信機などを用いてこの装置自身の現在位置の座標(緯度、経度)を取得する。地図データベース103は、地図、地名、電話番号等に関する大量のデータを保持している記憶装置である。経路探索部104は、入力された目的地と現在地とに基づき、地図データベース103の内容から移動予定経路の情報を探索する。到着時刻推定部105は、経路探索部104の探索結果の移動予定経路を移動するのに必要な所要時間を算出し、それと現在時刻とから到着予定時刻を推定する。
一方、出演者情報入力部106は、ユーザが好みの出演者(アーティスト、タレント等)を特定する情報を入力し保持するために用いられる。番組情報取得部107は、例えばEPG情報などの番組情報を取得し一時的に保持するために用いられる。図2は本実施形態において用いる番組情報の具体的な構成例を示す模式図である。
実際には、図2に示すような番組情報は、各放送局が送信する電波に乗せて番組と多重して送信したり、特定のコンピュータ(サーバ)に保持した情報をインターネットなどの通信網を介して配信したり、あるいはユーザ側で独自に作成することも可能である。従って、番組情報取得部107は必要な番組情報を放送の信号から抽出したり、インターネットから必要に応じて取得したり、事前に取得した情報を保持する記憶装置から取得することになる。
図2に示す番組情報には、放送局を特定するチャネルと、番組毎の番組名、番組種別、開始日時、終了日時、見所情報、及び出演者等の情報が含まれている。図3は第1の実施形態において用いる見所情報の例を示す模式図である。見所情報は本発明の実施のために特別に設けられた情報であり、一般の番組情報とは独立した情報であっても良い。
この例では、図3に示すように見所情報D11は「番組開始時刻から10分間」の時間帯を表す情報であり、見所情報D12は「出演者毎の出演予定時刻」の時間帯を表す情報であり、見所情報D31は「番組終了時刻の10分前から番組の最後まで」の時間帯を表す情報である。
番組優先度決定部108は、到着時刻推定部105が推定した到着予定時刻と現在時刻との間に視聴可能な番組の優先度を上げるように各番組の優先度を決定する。最も特徴的な点は、各番組の全時間帯ではなく、前述の見所情報に基づいて、各番組の見所シーンが現れる特定時間帯が到着予定時刻と現在時刻との間にあればその番組の優先度が上がるように制御する点である。
また、出演者情報入力部106を介して事前に特定の出演者の情報が入力されている場合には、各番組の出演者のリストの中から特定の出演者と一致する出演者が存在するか否かを調べ、存在する場合には前記特定の出演者が出演する時間帯を見所情報(D12)の中から選択し、見所シーンの時間帯を特定する。
表示部110は文字列情報や図形情報を表示するための装置であり、例えばテレビモニタなどの液晶ディスプレイを利用すればよい。音声出力部111は必要に応じて案内情報を音声で出力する装置である。出力情報制御部109は、表示部110に表示する情報や音声出力部111に出力する音声を制御する要素であり、番組優先度決定部108が決定した各番組の優先度を反映した情報を出力する。
ここで、図4は各番組の時間に関する具体例を表すタイムチャート、図5は視聴可能な番組に関する第1の表示例を示す図、図6は視聴可能な番組に関する第2の表示例を示す図である。
例えば、各放送局から図4に示すような番組P41、P42、P61、P81、・・・が予め定めたスケジュールに従って放送される場合に、図5に示すような情報や図6に示すような情報を表示部110で表示する。図5の第1の表示例では、文字列情報を用いて優先度が高い順に並べた各番組のリストを表示したり、優先度の高い番組を強調表示する場合を想定している。図6の第2の表示例では、図形情報を用いて各番組の放送時間帯を表示すると共に、優先度の高い番組だけを二重枠や太枠で表示したり色を変えるなどして強調表示する場合を想定している。
放送受信機113は、アンテナ112で受信したテレビ放送やラジオ放送を視聴するための装置である。番組選択部114は、放送受信機113を用いて視聴する番組(チャネル)を選択するためのスイッチである。番組選択部114は通常はユーザの手動操作により切り替えられる。すなわち、ユーザは表示部110で表示される案内や音声出力部111で出力される音声に従って優先度の高い番組を放送している放送局のチャネルに切り替えるように番組選択部114を操作することになる。
図7は第1の実施形態に係る番組情報提示装置における主要な動作の手順を示すフローチャートである。
まず、ユーザが希望する出演者に関する情報(A1)を出演者情報入力部106が取得する(ステップS11)。そして、番組情報取得部107が例えば図2に示すような番組情報(A2)を取得する(ステップS12)。また、目的地情報入力部101が目的地の情報(A3)を取得する(ステップS13)。さらに、現在時刻(A4)の情報を番組優先度決定部108が取得する(ステップS14)。
次に、目的地情報入力部101によって入力された目的地と現在地情報取得部102によって入力された現在地とから経路探索部104が探索した移動経路の情報に従って、到着時刻推定部105が到着予定時刻(A5)の情報を算出する(ステップS15)。そして、番組情報取得部107が取得した見所情報を含む番組情報とステップS11で取得した情報A1とに基づいて、番組優先度決定部108が各々の番組における見所シーンの出現時間帯A6を算出する(ステップS16)。ここで、例えば、図2に示す番組情報において、番組名P11の番組を処理する場合には、見所情報D11(図3参照)の内容と、番組名P11の番組の開始日時とに基づいて、この番組の開始日時から10分間の間を見所シーンの出現時間帯A6として特定する。
そして、番組優先度決定部108は、ステップS16で算出した見所シーンの出現時間帯A6がステップS14で取得した現在時刻A4からステップS15で取得した到着予定時刻A5までの時間帯の中にあるか否かを調べて、見所シーンの出現時間帯A6がA4からA5までの時間帯の中にある場合には該当する番組の優先度を上げるように処理する(ステップS17)。勿論、反対に該当しない番組の優先度を下げるように処理しても良い。
従って、ユーザの移動中に番組の全体を視聴できない番組であっても、少なくとも見所シーンの時間帯を視聴できる場合には該当する番組は視聴候補となり優先度が上がる。また、到着予定時刻までに終了する番組や、現在時刻以降に開始する番組についても、移動中に視聴不可能な時間帯の番組に比べて優先度を上げるように処理するのが望ましい。
次いで、前記ステップS17の処理の結果を反映するように、出力情報制御部109が、各番組の番組情報を優先度の順番に並び替えてこれらの番組情報の一部分又は全体を表示するように表示部110に案内情報を出力する(ステップS18、図5参照)。また、並べ替える代わりに、優先度の高い番組を強調表示(枠線の変更や着色の変更を行う)した案内情報を出力する(図6参照)ようにしたり、優先度の高い番組のみを音声出力で案内しても良い。
これにより、表示又は音声出力される案内情報に従ってユーザが番組選択部114を操作することにより、所望の番組、すなわち見所シーンが含まれる番組を複雑な操作の必要無く簡便に視聴することができる。
なお、適当な無線通信手段を用いて車上から自宅の録画装置と通信できるような場合には、優先度の高い番組の番組情報やユーザの選択操作の結果を示す情報を自宅の録画装置に送信することにより、遠隔操作で優先度の高い番組の録画を開始することもできる。また、自宅の番組受信機においても、放送を視聴できる時間帯を入力して、上記のように番組情報を表示するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
図8は本発明の第2の実施形態に係る番組情報提示装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、装置の構成や動作のほとんどは第1の実施形態と同じである。変更された部分について以下に説明する。なお、図8において第1の実施形態と同一の構成要素は同一の符号を付けて示してある。
第2の実施形態の番組情報提示装置は、見所情報を保持する見所情報保持部115を備え、番組優先度決定部108Aの動作が多少変更されている。この第2の実施形態は、見所情報を番組情報から独立させた例であり、この見所情報が見所情報保持部115に保持されている。
図9は第2の実施形態において用いる見所情報の例を示す模式図である。第2の実施形態の見所情報は、番組種別毎に独立した見所シーンの出現時間帯を表す複数番組の情報で構成されている。また、各番組種別に割り当てられた見所シーンの出現時間帯の内容については、ユーザからの入力操作により変更できるのが望ましい。
図10は第2の実施形態に係る番組情報提示装置における主要な動作の手順を示すフローチャートである。なお、図10において第1の実施形態と同一のステップは同一の符号を付けて示してある。番組優先度決定部108Aは、ステップS16Aにおいて、番組情報(図2参照、但し見所情報は含まない)に含まれる各番組について、番組種別から見所情報のテーブル(図9参照)を参照し、見所シーンの出現時間帯A6を取得する。
例えば、処理対象の番組の番組種別が「ドラマ」の場合には、図9に示すように見所シーンの出現時間帯が「番組終了時刻の10分前から最後まで」なので、これに該当する時間帯をA6として取得する。
従って、第2の実施形態では、取得可能な番組情報に見所情報が含まれていない場合であっても、番組種別毎に定めた時間帯を見所シーンが現れる時間帯とみなして処理することが可能である。
(第3の実施形態)
図11は本発明の第3の実施形態に係る番組情報提示装置の構成を示すブロック図である。第3の実施形態は、第1の実施形態の変形例であり、装置の構成や動作のほとんどは第1の実施形態又は第2の実施形態と同じである。変更された部分について以下に説明する。なお、図11において第1の実施形態と同一の構成要素は同一の符号を付けて示してある。
第3の実施形態の番組情報提示装置は、視聴履歴監視部201及び視聴履歴データベース202を備えており、番組優先度決定部108Bの動作が多少変更されている。視聴履歴監視部201は、番組情報取得部107が取得した番組情報の内容を利用して番組選択部114の出力信号を監視し、ユーザがどのような種別の番組をどのような時間帯にどの程度視聴したのかを表す視聴履歴情報を視聴履歴データベース202に保存する。
図12は第3の実施形態において用いるユーザの視聴履歴情報の構成例を示す模式図である。この視聴履歴情報は、番組種別毎の各時間帯(この例では10分毎)の視聴頻度を表す数値である。従って、図12の例では、該当するユーザの場合、例えばニュースの番組については番組開始から10分間だけ視聴する頻度が最も大きく、ドラマの番組については番組終了10分前から終了までの時間帯に視聴する頻度が最も大きいことが分かる。
このため、例えば視聴履歴情報における頻度が最も大きい時間帯を番組種別毎に特定することにより、図9に示した第2の実施形態と同様な見所情報のテーブルを得ることができる。
番組優先度決定部108Bは、視聴履歴データベース202から取得した視聴履歴情報から番組種別毎に視聴頻度の大きい時間帯を調べて見所情報のテーブルを作成し、この見所情報を利用して各番組の優先度を決定する。これ以外の動作については第1の実施形態と同様である。この第3の実施形態では、見所情報のテーブルを自動的に作成することが可能である。なお、上記例では番組種別毎に視聴履歴情報を構成していたが、もちろん番組毎に視聴履歴情報を構成するようにしてもよい。この場合、例えばニュースABCは開始から10分間、ニュースDEFは開始15分後から25分後までというように見所情報を作成することができる。
以上説明した本実施形態によれば、番組の見所情報及びユーザの予定時刻情報などに基づいて、テレビ放送やラジオ放送を受信して視聴あるいは録音、録画する際に番組選択に役立つ情報を提供することができる。例えば、移動中に番組全体を視聴できない番組であっても、見所シーンが移動中に視聴可能な番組であれば優先的に候補として出力されるので、その番組をユーザの手動操作で、あるいは自動的に選択して視聴したりあるいは録音,録画等の対象にすることができる。このため、従来と比べて、ユーザにとってより価値の高い番組を視聴対象にすることが可能になる。本実施形態は、車載受信機や携帯受信機に利用でき、家庭に設置された受信機(録画装置)と組み合わせて利用することもできる。特に、ユーザが自動車などで移動する際に、ユーザにとってより価値のある番組を選択するのに役立つ。
なお、本発明は、上述した実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
本発明は、ユーザが移動する場合など、番組を視聴可能な時間が限られる場合に、予定に合わせてユーザにとってより価値のある番組の選択を容易にできる番組情報を提示可能となる効果を有し、例えば自動車で移動するような場合にテレビ放送やラジオ放送を視聴あるいは記録する際の番組選択に役立つ番組情報を提示するために用いられる番組情報提示装置及び番組情報提示方法等に有用である。
本発明の第1の実施形態に係る番組情報提示装置の構成を示すブロック図 本実施形態において用いる番組情報の具体的な構成例を示す模式図 第1の実施形態において用いる見所情報の例を示す模式図 本実施形態における各番組の時間に関する具体例を表すタイムチャート 本実施形態における視聴可能な番組に関する第1の表示例を示す図 本実施形態における視聴可能な番組に関する第2の表示例を示す図 第1の実施形態に係る番組情報提示装置における主要な動作の手順を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る番組情報提示装置の構成を示すブロック図 第2の実施形態において用いる見所情報の例を示す模式図 第2の実施形態に係る番組情報提示装置における主要な動作の手順を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態に係る番組情報提示装置の構成を示すブロック図 第3の実施形態において用いるユーザの視聴履歴情報の構成例を示す模式図
符号の説明
101 目的地情報入力部
102 現在地情報取得部
103 地図データベース
104 経路探索部
105 到着時刻推定部
106 出演者情報入力部
107 番組情報取得部
108、108A、108B 番組優先度決定部
109 出力情報制御部
110 表示部
111 音声出力部
112 アンテナ
113 放送受信機
114 番組選択部
115 見所情報保持部
201 視聴履歴監視部
202 視聴履歴データベース

Claims (7)

  1. 予め決められたスケジュールに従って送信される複数の放送信号の中から一部の放送信号の少なくとも一つの番組に関する信号を選択的に受信して視聴もしくは記録するために利用可能な番組選択情報を出力する番組情報提示装置であって、
    放送のスケジュールに含まれている各番組について見所となる視聴情報が現れる特定時間帯を表す見所情報を取得する見所情報取得手段と、
    現在時刻とユーザが視聴可能な予定時刻との間に前記特定時間帯が含まれる番組に対する優先度を高くする優先度決定手段と、
    前記放送のスケジュールに含まれている各番組の少なくとも一部の情報を、前記優先度決定手段が決定した優先度に従って加工した結果を出力する出力情報制御手段と
    を備える番組情報提示装置。
  2. 請求項1に記載の番組情報提示装置であって、
    前記見所情報取得手段は、出演者毎の出演予定時間帯を表す情報を前記見所情報として取得し、前記優先度決定手段は、事前にユーザが指定した特定の出演者と一致する出演者が登場する番組について、前記出演者の出演予定時間帯が現在時刻と前記予定時刻との間に含まれるか否かを判定した結果を前記番組の優先度に反映する番組情報提示装置。
  3. 請求項1に記載の番組情報提示装置であって、
    前記見所情報取得手段は、複数種類の番組について番組種別と前記特定時間帯との関係を表す規則情報を予め保持しておき、放送のスケジュールに含まれている各番組について、番組種別を調べて前記規則情報から前記番組の特定時間帯を決定する番組情報提示装置。
  4. 請求項1に記載の番組情報提示装置であって、
    ユーザの番組種別毎の視聴履歴を表す情報を保持する履歴データ保持手段を更に設け、前記見所情報取得手段は、前記視聴履歴から視聴頻度の高い時間帯を表す情報を番組種別毎に検出し前記見所情報として利用する番組情報提示装置。
  5. 請求項1に記載の番組情報提示装置であって、
    前記優先度決定手段は、前記ユーザが視聴可能な予定時刻としてユーザが移動する場合の目的地に到着する到着予定時刻を用いて前記番組の優先度を決定する番組情報提示装置。
  6. 予め決められたスケジュールに従って送信される複数の放送信号の中から一部の放送信号の少なくとも一つの番組に関する信号を選択的に受信して視聴もしくは記録するために利用可能な番組選択情報を提示する番組情報提示方法であって、
    放送のスケジュールに含まれている各番組について見所となる視聴情報が現れる特定時間帯を表す見所情報を取得する見所情報取得ステップと、
    現在時刻とユーザが視聴可能な予定時刻との間に前記特定時間帯が含まれる番組に対する優先度を高くする優先度決定ステップと、
    前記放送のスケジュールに含まれている各番組の少なくとも一部の情報を、前記決定した優先度に従って加工した結果を出力する出力情報制御ステップと
    を有する番組情報提示方法。
  7. コンピュータに、請求項1〜5のいずれかに記載の番組情報提示装置の各手段の機能を実現させるためのプログラム。
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