JP3848311B2 - 電子機器及び電力供給方法 - Google Patents

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    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries

Description

本発明は電子機器及び電力供給方法に関し、特に、例えば、電力供給線を有する通信路に接続された電子機器とこれらの電子機器間の電力供給方法に関する。
従来より、電子機器相互の通信に用いられている通信路に付随している電力供給線は、電源を持たない方の電子機器が電源を持つ方の電子機器から給電を受けるために使われており、この電力供給線を用いてバッテリー駆動の電子機器に充電することはほとんど無かった。
近年になり、この電力供給線を用いて電子機器のバッテリー充電を行う装置として、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているような装置が提案されているが、これらの装置は何れも自らをスレーブとして固定的にとして動作する電子機器に関するものである。
特開2002−044876号公報 特開2002−191133号公報
さて、最近になり、通信線で互いに接続された複数の電子機器がその時点時点での動作状況に応じてマスタとスレーブの関係が動的に切り替る構成のシステムが現れるようになった。
しかしながら、このような構成に対して、マスタとスレーブとの関係が固定的な関係にあるスレーブの装置に対してしか通信路に付随した電力供給線を用いた充電を行なうことができない従来の技術を適用することはできなかった。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、マスタとスレーブが動的に切り替わることが可能な通信システムにより接続された電子機器において、通常はマスタとして動作する電子機器のバッテリーをマスタとしての機能を損なうことなく電力供給線を通じて充電することができる電子機器とその電力供給方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のシステムは、以下のような構成からなる。
即ち、少なくとも、バッテリを駆動源としスレーブ機器に対してマスタ機器として動作する第1の電子機器とAC電源を駆動源としマスタ機器に対してスレーブ機器として動作する第2の電子機器とが電力供給線を含む通信路で接続されるシステムであって、前記第1の電子機器は、前記バッテリの容量が十分であるかどうかを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に従って、前記第2の電子機器からの電力供給を受けるように前記第2の電子機器に要求する要求手段と、前記電力供給線を介して前記第2の電子機器からの電力供給を受けて前記バッテリに充電する充電手段と、前記充電手段による充電が完了したかどうかを監視する監視手段と、前記第1の電子機器をマスタからスレーブ、あるいはスレーブからマスタへ切り替える第1の切替手段と、前記監視手段による監視結果に従って、前記第2の電子機器からの電力供給を停止し、前記第2の電子機器との通信待機状態に復帰する復帰手段とを有し、前記第2の電子機器は、前記第2の電子機器をマスタからスレーブ、あるいはスレーブからマスタへ切り替える第2の切替手段と、前記第2の切替手段により前記第1の電子機器がスレーブからマスタへ切り替わると、前記要求手段による要求に従って、前記AC電源からの電力を前記電力供給線を介して前記第1の電子機器に供給する電力供給手段を有することを特徴とする。
また他の発明によれば、少なくとも、バッテリを駆動源としスレーブ機器に対してマスタ機器として動作する第1の電子機器とAC電源を駆動源としマスタ機器に対してスレーブ機器として動作する第2の電子機器とが電力供給線を含む通信路で接続されるシステムの電力供給方法であって、前記第1の電子機器におけるバッテリの容量が十分であるかどうかを検出する検出工程と、前記検出工程における検出結果に従って、前記第2の電子機器からの電力供給を受けるように前記第2の電子機器に要求する要求工程と、前記第2の電子機器が前記要求工程の要求に応答すると、前記電力供給線を介して前記第2の電子機器から電力供給を受けて前記バッテリに充電する充電工程と、前記充電工程における充電が完了したかどうかを監視する監視工程と、前記充電工程における充電に先立ち、前記第1の電子機器をマスタからスレーブへ切り替える第1の切替工程と、前記監視工程における監視結果に従って、前記第1の電子機器をスレーブからマスタへ切り替える第2の切替工程と、前記第2の切替工程において前記第1の電子機器がスレーブからマスタへ切り替わると、前記第2の電子機器からの電力供給を停止し、前記第1の電子機器と第2の電子機器とを通信待機状態に復帰させる復帰工程とを有することを特徴とする電力供給方法を備える。
そして、マスタとスレーブの切替えを実現するために、第2の電子機器より第1の電子機器へ電力供給を開始してからの経過時間を監視し、その時間監視により所定の時間が経過したことが判断されたなら、前記第2の切替え工程を制御してマスタとスレーブの関係を切替えるよう制御するようにしても良い。
或いは、同様の切替えを実現するために、第2の電子機器より第1の電子機器へ電力供給を開始した後に、第2の電子機器から第1の電子機器に機器状態を問い合わせ、その問い合わせに応答して第1の電子機器から第2の電子機器に現在の機器状態を応答し、その応答内容に従って、前記第2の切替え工程を制御してマスタとスレーブの関係を切替えるよう制御するようにしても良い。
以上のような構成において、さらに、前記通信路を介して前記第1と第2の電子機器の間でデータの通信を行なう通信工程を有し、その通信完了後に前記検出工程におけるバッテリの容量検出を行なうようにすることが望ましい。
なお、前記第1の電子機器は携帯電話や携帯情報端末(PDA)を含み、前記第2の電子機器には携帯電話や携帯情報端末からのデータを受信して記録を行う記録装置を含む。
さらに他の発明によれば、主としてバッテリで駆動し、電力供給線を含む通信路を介して外部機器との間で接続可能であり、前記外部機器に対して通常はマスタとして動作する電子機器であって、前記バッテリの容量が十分であるかどうかを検出する検出手段と、前記検出手段による検出結果に従って、前記外部機器からの電力供給を受けるように前記外部機器に要求する要求手段と、機器の動作状態を前記外部機器に対してマスタからスレーブに切替え、前記電力供給線を介して前記外部機器からの電力供給を受けて前記バッテリに充電する充電手段と、前記充電手段による充電が完了したかどうかを監視する監視手段と、前記監視手段による監視結果に従って、前記外部機器からの電力供給を停止し、機器の動作状態を前記外部機器に対してスレーブからマスタに切替え、前記外部機器との通信待機状態に復帰する復帰手段とを有することを特徴とする。
またさらに他の発明によれば、主としてAC電源で駆動し、電力供給線を含む通信路を介して外部機器との間で接続可能であり、前記外部機器に対して通常はスレーブとして動作する電子機器であって、前記外部機器からの要求に従って、前記外部機器に対して電力を供給するときには機器の動作状態を前記外部機器に対してスレーブからマスタに切替る第1切替え手段と、前記AC電源からの電力を前記電力供給線を介して前記外部機器に供給する電力供給手段と、前記外部機器に対する電力供給を停止するときには、機器の動作状態を前記外部機器に対してマスタからスレーブに切替える第2切替え手段とを有することを特徴とする。
従って以上説明したように本発明によれば、通常はマスタとして動作する電子機器のバッテリーをマスタとしての機能を損なうことなく外部機器との通信に用いられる通信路に含まれる電力供給線を通じてその外部機器のAC電源を用いて充電することができるという効果がある。
以下添付図面を参照して本発明の好適な実施形態について、さらに具体的かつ詳細に説明する。
図1は本発明の代表的な実施形態である通信路で互いに接続された2つの電子機器の電源供給制御部に関する内部構成を示すブロック図である。
図1から分かるように、バッテリー駆動の機器である電子機器100とAC駆動の機器である電子機器200とが通信ケーブル301によって互いに接続されている。
さて、電子機器100の電源供給制御部は、バッテリー101と、外部からの電力供給を受けてバッテリー101に充電する充電回路101aと、MPUや制御プログラムを格納したメモリを内蔵し電子機器100全体を統括するコントローラ102と、コントローラ102からの指令に応じて通信ケーブル301によって接続された電子機器200との通信制御を行う通信制御部103と、同様にコントローラ102の指令に応じてバッテリー101から供給される電力を電力供給線303を通じて電子機器200に給電したり、あるいは電子機器200から給電される電力を充電回路101aに供給する電源制御部104と、バッテリー101の電力残量を検出しコントローラ102に通知する残量検知部105とから構成される。
また、電子機器100は通常、電子機器200に対する通信の開始や終了、方向、速度などを決定することのできる電子機器200に対してはマスタ機器として動作するが、必要に応じて電子機器200に対してマスタスレーブ入替え許可(以下、MS入替え許可)を与え、スレーブ電子機器として動作することもできる。電子機器100の電源制御部104はこのMS入替え許可に応じて動作し、電子機器100がマスタの時はバッテリー101を通じて電力供給線303に給電を行い、スレーブの時は電力供給線303から給電される電力を充電回路101aに供給する。
一方、電子機器200は、AC電源に対応した電源回路201と、MPUや制御プログラムを格納したメモリを内蔵し電子機器200全体を統括するコントローラ202と、コントローラ202の指令に応じて電子機器100との通信制御を行う通信制御部203と、同様にコントローラ202の指令に応じて電源回路201から供給される電力を電力供給線303を通じて電子機器100に給電する電源制御部204とから構成されている。
また、電子機器200は通常、スレーブ電子機器として動作し、電子機器100からMS入替え許可を与えられることでマスタ電子機器として動作することもできる。電子機器200の電源制御部204はこのMS入替え要求に応じて動作し、電子機器200がマスタの時は電源回路201を通じて電力供給線303に給電を行う。電子機器200がスレーブの時は、電力供給線303から給電される電力を消費することはない。
なお、図1において、108と208は通信ケーブル301を接続するコネクタ、302は信号線である。
次に、以上の構成の電子機器が実行する充電処理の実施例について、図2〜図3に示すフローチャートを参照して説明する。
図2は本発明の実施例1に従う充電処理を示すフローチャートである。
なお、図2に示すフローチャートにおいて、左側のフローが電子機器100についての処理を、右側のフローが電子機器200についての処理を表す。また、網がけされた処理ステップは、その時点における電子機器100或いは200がマスタとして動作していることを示し、網がけのない処理ステップは、その時点において電子機器100或いは200がスレーブとして動作していることを示す。
始めに、電子機器の使用者が電子機器100と電子機器200を、通信ケーブル303を用いて接続すると、各電子機器はお互いが接続されたことを認識し、通信待機状態(ステップH3とステップS3)になる。
このとき、使用者のリクエストに応じて電子機器100が電子機器200に対して通信すべきジョブを保有している場合、電子機器100はマスタ(Master)として電子機器200はスレーブ(Slave)として必要な通信(ジョブの転送と転送確認など)を行う(ステップH3〜H4、及びステップS3)。
次に、通信が終了すると、電子機器101は残量検知部105を用いて自己のバッテリー容量を確認し(ステップH5)、残量が十分でない場合は、電子機器200に対してMS入替え許可を発行する(ステップH6)。これに対応して、電子機器200はMS入替え許可を受信し(ステップS6)、電子機器100に対してマスタスレーブ(MS)入替え要求を発行する(ステップS7)。
これに対応して、電子機器100はMS入替え要求を受信し(ステップH7)、電源制御部104から電力供給線303への給電を止め、マスタからスレーブへの切り替えを行う(ステップH8)。
電子機器200は電子機器100がマスタからスレーブに切り替わったことを確認し(ステップH8)、電源制御部204から電力供給線303への給電を開始する。
以上の処理を経て、電子機器100はマスタからスレーブに、電子機器200はスレーブからマスタに切り替わり、電力供給線303を通じて電子機器200から電子機器100へ給電が行われるようになると、電子機器100は電源制御部104と充電回路101aによりバッテリー101に対する充電を開始する(ステップH11)。
次に、電子機器200はコントローラ202内にある充電タイマ(不図示)をセットする(ステップS11)。その充電タイマは、設定時間に応じて10ms〜1sec間隔でコントローラ202に対して割込み(充電タイムアップ割込み)を発生して経過時間を監視する(S12)。この設定時間は、本来マスタである電子機器100がスレーブとなり通信を主体的に制御できない状態を許容でき、且つバッテリー106の充電量を増やすことの可能な時間とする。
さて、設定時間が経過し充電時間がタイムアップすると、電子機器200は電子機器100に対してMS入替え許可を発行する(ステップS14)。
これに対応して、電子機器100はMS入替え許可を受信し(ステップH14)、電子機器200に対してMS入替え要求を発行する(ステップH15)。
これに対応して、電子機器200はMS入替え要求を受信し(ステップS15)、電源制御部204から電力供給線303への給電を止め、マスタからスレーブへの切り替えを行う(ステップS16)。そして、電子機器200はスレーブへと切り替わり、スレーブ待機通信状態(ステップS3)に戻る。
これに対応して、電子機器100は電子機器200がスレーブへと切り替わったことを確認し、再び電源制御部104から電力供給線303への給電を開始する(ステップH16)。
ここで、電子機器100は電子機器100から電子機器200へ通信すべきデータがあるかどうかを調べ、そのデータがある場合はマスタ待機通信状態(ステップH3)に戻り、電子機器100はマスタとして、電子機器102はスレーブとして通信を行う。これに対して、データがない場合は残量検知部107を用いてバッテリー101の充電状況を確認する(ステップH18)。ここで、バッテリー101の充電が十分でない場合は、電子機器100からのMS入替え許可を発行する状態に戻り(ステップH6)、MS入替え許可を発行して、前述の充電処理を繰り返し行うようにする。これに対して充電完了と判断されると、マスタ待機通信状態(ステップH3)に戻り通信待機状態となる。
以上説明した実施例によれば、バッテリ駆動の電子機器は必要な通信を完了しバッテリー容量が不十分である場合には、マスタとスレーブとの関係を入れ換えて、AC電源で駆動する電子機器から電力供給を受けて、バッテリー充電を行なうことができる。また、充電タイマを適当な時間に設定しておくことで、そのタイムアップのたび毎にマスタとスレーブとの関係を入れ換えて、バッテリ駆動の電子機器からの通信データがあるかどうかを確認することができるので、スムーズな通信を維持することもできる。
図3は本発明の実施例2に従う充電処理を示すフローチャートである。
なお、図3において、既に図2を参照して説明したのと同じ処理には同じステップ参照番号を付し、その説明は省略し、ここでは、この実施例に特有の処理ステップについてのみ説明する。
始めに、電子機器の使用者が電子機器100と電子機器200を通信ケーブル303を用いて接続すると、各電子機器は互いが接続されたことを認識し、通信待機状態(H3、S3)になる。
以下、電子機器100ではステップH3〜H8の処理を実行し、電子機器200ではステップS3〜S8の処理を実行する。そして、この処理を経て、電子機器100はマスタからスレーブに、電子機器201はスレーブからマスタに切り替わり、電力供給線303を通じて電子機器200から電子機器100へ給電が行われるようになると、電子機器100は電源制御部104と充電回路101aによりバッテリー101に対する充電を開始する(ステップH11)。このとき、電子機器100は電子機器200からのステータス要求を受け付けるスタータス要求受信待ちの状態にもなる(ステップH12)
さて、電子機器100が電子機器200から供給された電力で充電中に、マスタである電子機器200は、スレーブである電子機器100に対して、マスタ権が必要であるか否かを示すステータスを確認するため、ステータスを要求する(ステップS12′)。
これに対応して、電子機器100はこの要求を受けると、現在のステータスを電子機器200に報告する(ステップH13)。そして、ステータス応答を行なった電子機器100は、MS切替え許可の待ち合わせ状態になる(ステップH14)。
このステータスを電子機器200は受信し、そのステータスから電子機器100がマスタ権を必要としているかどうかを調べる(ステップS13)。なお、この判別はMS切替え要求があるかどうかの判別と同じことである。ここで、マスタ権を必要としていることが判別される場合、MS切替え要求があったとみなし、電子機器200は電子機器100に対してMS切替え許可を発行する(ステップS14)。これに対して、マスタ権を必要としていることが判別されない場合、MS切替え要求もなかったとみなし、再びステータス確認を繰返す。
さて、MS入替え許可を受信した電子機器100は、電子機器200に対してMS切替え要求を発行する(ステップH15)。なお、充電処理が終了した場合にも同様に電子機器200に対してMS切替え要求を発行する。
これ以降、図2のフローチャートで説明したように、電子機器100側ではステップH15〜H18の処理を実行し、電子機器200側ではステップS15〜S16の処理を実行する。
以上説明した実施例によれば、AC駆動の電子機器は自分がマスタに切替わった後もスレーブとなったバッテリ駆動の電子機器に対して常にステータス確認を行なうことで、バッテリ駆動の電子機器の必要に応じてマスタとスレーブの関係を入れ換えて必要な通信を完了しバッテリー容量が不十分である場合には、マスタとスレーブとの関係を入れ換えて、バッテリ駆動の電子機器に必要な動作や処理を行なわせることができる。
このように、図2と図3に示す処理のいずれにおいても、マスタとスレーブの動的切替えを可能にし、通常はマスタ電子機器として動作するバッテリ駆動の電子機器のバッテリーを通信ケーブルに内蔵された電力供給線を通じて充電することができる。
また、バッテリ駆動の電子機器は、図2に示す処理では充電タイマを使うことによって、図3に示す処理ではステータス確認を行うことによって、充電中はスレーブであるにも関わらず必要な時にマスタに戻ることができ、見かけ上マスタのままで自己のバッテリーを充電することが可能となる。
図4は図1に示した通信線によって相互に接続される電子機器の具体例を示した図である。
図4と図1とを比較すると分かるように、AC電源を電源とする電子機器200の具体例として記録装置401が相当し、バッテリーを主たる電源とする電子機器100の具体例として携帯電話402やPDA(携帯情報端末)403が相当する。
携帯電話402やPDA403は、記録装置401に通信ケーブル404を介して接続することで、マスタ電子機器としての機能を損なうことなくその通信ケーブルに内蔵された電力供給線を通じて自己のバッテリーを充電することができる。
以下、記録装置401の代表的な実施例であるインクジェット記録装置について説明する。
<インクジェット記録装置の説明(図5)>
図5は記録装置401の実施例であるインクジェット記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。
図5に示すように、インクジェット記録装置(以下、記録装置という)は、インクジェット方式に従ってインクを吐出して記録を行なう記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2にキャリッジモータM1によって発生する駆動力を伝達機構4より伝え、キャリッジ2を矢印A方向に往復移動させるとともに、例えば、記録紙などの記録媒体Pを給紙機構5を介して給紙し、記録位置まで搬送し、その記録位置において記録ヘッド3から記録媒体Pにインクを吐出することで記録を行なう。
また、記録ヘッド3の状態を良好に維持するためにキャリッジ2を回復装置10の位置まで移動させ、間欠的に記録ヘッド3の吐出回復処理を行う。
記録装置401のキャリッジ2には記録ヘッド3を搭載するのみならず、記録ヘッド3に供給するインクを貯留するインクカートリッジ6を装着する。インクカートリッジ6はキャリッジ2に対して着脱自在になっている。なお、参照番号6は以下に説明する4つの独立したインクカートリッジをまとめて言及するときに用いる。
図5に示した記録装置401はカラー記録が可能であり、そのためにキャリッジ2にはマゼンタ(M)、シアン(C)、イエロ(Y)、ブラック(K)のインクを夫々、収容した4つのインクカートリッジ6M、6C、6Y、6Kを搭載している。これら4つのインクカートリッジは夫々独立に着脱可能である。
さて、キャリッジ2と記録ヘッド3とは、両部材の接合面が適正に接触されて所要の電気的接続を達成維持できるようになっている。記録ヘッド3は、記録信号に応じてエネルギーを印加することにより、複数の吐出口からインクを選択的に吐出して記録する。特に、この実施形態の記録ヘッド3は、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット方式を採用し、熱エネルギーを発生するために電気熱変換体を備え、その電気熱変換体に印加される電気エネルギーが熱エネルギーへと変換され、その熱エネルギーをインクに与えることにより生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生じる圧力変化を利用して、吐出口よりインクを吐出させる。この電気熱変換体は各吐出口のそれぞれに対応して設けられ、記録信号に応じて対応する電気熱変換体にパルス電圧を印加することによって対応する吐出口からインクを吐出する。
図5に示されているように、キャリッジ2はキャリッジモータM1の駆動力を伝達する伝達機構4の駆動ベルト7の一部に連結されており、ガイドシャフト13に沿って矢印A方向に摺動自在に案内支持されるようになっている。従って、キャリッジ2は、キャリッジモータM1の正転及び逆転によってガイドシャフト13に沿って往復移動する。また、キャリッジ2の移動方向(矢印A方向)に沿ってキャリッジ2の絶対位置を示すためのスケール8が備えられている。この実施形態では、スケール8は透明なPETフィルムに必要なピッチで黒色のバーを印刷したものを用いており、その一方はシャーシ9に固着され、他方は板バネ(不図示)で支持されている。
また、記録装置401には、記録ヘッド3の吐出口(不図示)が形成された吐出口面に対向してプラテン(不図示)が設けられており、キャリッジモータM1の駆動力によって記録ヘッド3を搭載したキャリッジ2が往復移動されると同時に、記録ヘッド3に記録信号を与えてインクを吐出することによって、プラテン上に搬送された記録媒体Pの全幅にわたって記録が行われる。
さらに、図5において、14は記録媒体Pを搬送するために搬送モータM2によって駆動される搬送ローラ、15はバネ(不図示)により記録媒体Pを搬送ローラ14に当接するピンチローラ、16はピンチローラ15を回転自在に支持するピンチローラホルダ、17は搬送ローラ14の一端に固着された搬送ローラギアである。そして、搬送ローラギア17に中間ギア(不図示)を介して伝達された搬送モータM2の回転により、搬送ローラ14が駆動される。
またさらに、20は記録ヘッド3によって画像が形成された記録媒体Pを記録装置外ヘ排出するための排出ローラであり、搬送モータM2の回転が伝達されることで駆動されるようになっている。なお、排出ローラ20は記録媒体Pをバネ(不図示)により圧接する拍車ローラ(不図示)により当接する。22は拍車ローラを回転自在に支持する拍車ホルダである。
またさらに、記録装置401には、図5に示されているように、記録ヘッド3を搭載するキャリッジ2の記録動作のための往復運動の範囲外(記録領域外)の所望位置(例えば、ホームポジションに対応する位置)に、記録ヘッド3の吐出不良を回復するための回復装置10が配設されている。
回復装置10は、記録ヘッド3の吐出口面をキャッピングするキャッピング機構11と記録ヘッド3の吐出口面をクリーニングするワイピング機構12を備えており、キャッピング機構11による吐出口面のキャッピングに連動して回復装置内の吸引手段(吸引ポンプ等)により吐出口からインクを強制的に排出させ、それによって、記録ヘッド3のインク流路内の粘度の増したインクや気泡等を除去するなどの吐出回復処理を行う。
また、非記録動作時等には、記録ヘッド3の吐出口面をキャッピング機構11によるキャッピングすることによって、記録ヘッド3を保護するとともにインクの蒸発や乾燥を防止することができる。一方、ワイピング機構12はキャッピング機構11の近傍に配され、記録ヘッド3の吐出口面に付着したインク液滴を拭き取るようになっている。
これらキャッピング機構11及びワイピング機構12により、記録ヘッド3のインク吐出状態を正常に保つことが可能となっている。
<インクジェット記録装置の制御構成(図6)>
図6は図5に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
図6に示すように、コントローラ600は、MPU601、後述する制御シーケンスに対応したプログラム、所要のテーブル、その他の固定データを格納したROM602、キャリッジモータM1の制御、搬送モータM2の制御、及び、記録ヘッド3の制御のための制御信号を生成する特殊用途集積回路(ASIC)603、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等を設けたRAM604、MPU601、ASIC603を相互に接続してデータの授受を行うシステムバス605、以下に説明するセンサ群からのアナログ信号を入力してA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給するA/D変換器606などで構成される。
また、図6において、610は画像データの供給源となる携帯電話402、PDA403、パーソナルコンピュータ(不図示)、画像読取り用のスキャナ(不図示)、或いはデジタルカメラ(不図示)などでありホスト装置と総称される。ホスト装置610と記録装置401との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
なお、インタフェース(I/F)611は1つだけに限定されるものではなくUSB、セントロニクス、IEEE1394、IrDA、PCMCIAなど画像データ発生源の機器に応じて種々のものを備えることができる。
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのプリントスイッチ622、及び記録ヘッド3のインク吐出性能を良好な状態に維持するための処理(回復処理)の起動を指示するための回復スイッチ623など、操作者による指令入力を受けるためのスイッチから構成される。630はホームポジションhを検出するためのフォトカプラなどの位置センサ631、環境温度を検出するために記録装置の適宜の箇所に設けられた温度センサ632等から構成される装置状態を検出するためのセンサ群である。
さらに、640はキャリッジ2を矢印A方向に往復走査させるためのキャリッジモータM1を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は記録媒体Pを搬送するための搬送モータM2を駆動させる搬送モータドライバである。
なお、この明細書において、「記録」(「プリント」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録(プリント)」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口ないしこれに連通する液路およびインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
さらに、以上の実施形態において、通常、記録ヘッドから吐出される液滴はインクであり、さらにインクタンクに収容される液体はインクであるが、その収容物はインクに限定されるものではない。例えば、記録画像の定着性や耐水性を高めたり、その画像品質を高めたりするために記録媒体に対して吐出される処理液のようなものがインクタンクに収容されていても良い。
以上の実施形態は、特にインクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4723129号明細書、同第4740796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細書、同第4345262号明細書に記載されているようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことができる。
また、以上の実施形態は記録ヘッドを走査して記録を行なうシリアルタイプの記録装置であったが、記録媒体の幅に対応した長さを有する記録ヘッドを用いたフルラインタイプの記録装置であっても良い。フルラインタイプの記録ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
加えて、上記の実施形態で説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
また、以上説明した記録装置の構成に、記録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加することは記録動作を一層安定にできるので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などがある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを備えることも安定した記録を行うために有効である。
さらに、記録装置の記録モードとしては黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってでも良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもできる。
以上説明した実施の形態においては、インクが液体であることを前提として説明しているが、室温やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは液化するものを用いても良く、あるいはインクジェット方式ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
さらに加えて、本発明に係る記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良い。
本発明の代表的な実施形態である通信路で互いに接続された2つの電子機器の電源供給制御部に関する内部構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に従う充電処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に従う充電処理を示すフローチャートである。 図1に示した通信線によって相互に接続される電子機器の具体例を示した図である。 インクジェット記録装置の構成の概要を示す外観斜視図である。 図5に示した記録装置の制御構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 電子機器(通常はマスタとして動作)
101 バッテリ
101a 充電回路
102 コントローラ
103 通信制御部
104 電源制御部
105 残量検知部
108 コネクタ
200 電子機器(通常はスレーブとして動作)
201 電源
202 コントローラ
203 通信制御部
204 電源制御部
208 コネクタ
301 通信ケーブル
302 信号線
303 電力供給線
401 記録装置
402 携帯電話
403 PDA
404 通信ケーブル

Claims (8)

  1. 少なくとも、バッテリを駆動源としスレーブ機器に対してマスタ機器として動作する第1の電子機器とAC電源を駆動源としマスタ機器に対してスレーブ機器として動作する第2の電子機器とが電力供給線を含む通信路で接続されるシステムであって、
    前記第1の電子機器は、
    前記バッテリの容量が十分であるかどうかを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に従って、前記第2の電子機器からの電力供給を受けるように前記第2の電子機器に要求する要求手段と、
    前記電力供給線を介して前記第2の電子機器からの電力供給を受けて前記バッテリに充電する充電手段と、
    前記充電手段による充電が完了したかどうかを監視する監視手段と、
    前記第1の電子機器をマスタからスレーブ、あるいはスレーブからマスタへ切り替える第1の切替手段と、
    前記監視手段による監視結果に従って、前記第2の電子機器からの電力供給を停止し、前記第2の電子機器との通信待機状態に復帰する復帰手段とを有し、
    前記第2の電子機器は、
    前記第2の電子機器をマスタからスレーブ、あるいはスレーブからマスタへ切り替える第2の切替手段と、
    前記第2の切替手段により前記第1の電子機器がスレーブからマスタへ切り替わると、前記要求手段による要求に従って、前記AC電源からの電力を前記電力供給線を介して前記第1の電子機器に供給する電力供給手段を有することを特徴とするシステム。
  2. 少なくとも、バッテリを駆動源としスレーブ機器に対してマスタ機器として動作する第1の電子機器とAC電源を駆動源としマスタ機器に対してスレーブ機器として動作する第2の電子機器とが電力供給線を含む通信路で接続されるシステムの電力供給方法であって、
    前記第1の電子機器におけるバッテリの容量が十分であるかどうかを検出する検出工程と、
    前記検出工程における検出結果に従って、前記第2の電子機器からの電力供給を受けるように前記第2の電子機器に要求する要求工程と、
    前記第2の電子機器が前記要求工程の要求に応答すると、前記電力供給線を介して前記第2の電子機器から電力供給を受けて前記バッテリに充電する充電工程と、
    前記充電工程における充電が完了したかどうかを監視する監視工程と、
    前記充電工程における充電に先立ち、前記第1の電子機器をマスタからスレーブへ切り替える第1の切替工程と、
    前記監視工程における監視結果に従って、前記第1の電子機器をスレーブからマスタへ切り替える第2の切替工程と、
    前記第2の切替工程において前記第1の電子機器がスレーブからマスタへ切り替わると、前記第2の電子機器からの電力供給を停止し、前記第1の電子機器と第2の電子機器とを通信待機状態に復帰させる復帰工程とを有することを特徴とする電力供給方法。
  3. 前記第2の電子機器より前記第1の電子機器へ電力供給を開始してからの経過時間を監視する時間監視工程と、
    前記時間監視工程における時間監視により所定の時間が経過したことが判断されたなら、前記第2の切替え工程を制御してマスタとスレーブの関係を切替えるよう制御する切替え制御工程をさらに有することを特徴とする請求項に記載の電力供給方法。
  4. 前記第2の電子機器より前記第1の電子機器へ電力供給を開始した後に、前記第2の電子機器から前記第1の電子機器に機器状態を問い合わせるステータス確認工程と、
    前記問い合わせに応答して前記第1の電子機器から前記第2の電子機器に現在の機器状態を応答する応答工程と、
    前記応答工程における応答内容に従って、前記第2の切替え工程を制御してマスタとスレーブの関係を切替えるよう制御する切替え制御工程をさらに有することを特徴とする請求項に記載の電力供給方法。
  5. 前記通信路を介して前記第1と第2の電子機器の間でデータの通信を行なう通信工程をさらに有し、
    前記通信工程における通信完了後に前記検出工程におけるバッテリの容量検出を行なうことを特徴とする請求項2に記載の電力供給方法。
  6. 前記第1の電子機器は携帯電話や携帯情報端末(PDA)を含み、
    前記第2の電子機器は前記携帯電話や前記携帯情報端末からのデータを受信して記録を行う記録装置を含むことを特徴とする請求項2に記載の電力供給方法。
  7. 主としてバッテリで駆動し、電力供給線を含む通信路を介して外部機器との間で接続可能であり、前記外部機器に対して通常はマスタとして動作する電子機器であって、
    前記バッテリの容量が十分であるかどうかを検出する検出手段と、
    前記検出手段による検出結果に従って、前記外部機器からの電力供給を受けるように前記外部機器に要求する要求手段と、
    機器の動作状態を前記外部機器に対してマスタからスレーブに切替え、前記電力供給線を介して前記外部機器からの電力供給を受けて前記バッテリに充電する充電手段と、
    前記充電手段による充電が完了したかどうかを監視する監視手段と、
    前記監視手段による監視結果に従って、前記外部機器からの電力供給を停止し、機器の動作状態を前記外部機器に対してスレーブからマスタに切替え、前記外部機器との通信待機状態に復帰する復帰手段とを有することを特徴とする電子機器。
  8. 主としてAC電源で駆動し、電力供給線を含む通信路を介して外部機器との間で接続可能であり、前記外部機器に対して通常はスレーブとして動作する電子機器であって、
    前記外部機器からの要求に従って、前記外部機器に対して電力を供給するときには機器の動作状態を前記外部機器に対してスレーブからマスタに切替る第1切替え手段と、
    前記AC電源からの電力を前記電力供給線を介して前記外部機器に供給する電力供給手段と、
    前記外部機器に対する電力供給を停止するときには、機器の動作状態を前記外部機器に対してマスタからスレーブに切替える第2切替え手段とを有することを特徴とする電子機器。
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