JP3847730B2 - 高圧電装部品の車載構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧電装部品の車載構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
電装品の車両への車載構造に関する技術として、リヤシートのシートクッションの下側に電装品の収納部を設け、シートクッションを取り外すことによってこの収納部を露出させ、電装品へのメンテナンス等を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平6−344955号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、内燃機関エンジンの出力と電動モータの出力とを使用して走行を行うハイブリッド車両や電動モータの出力のみで走行を行う電気自動車等においては、高圧電装部品として大型のバッテリが車両に搭載されることになるが、このようなバッテリを上記のようにリヤシートのシートクッションの下側に配置すると、メンテナンス時にリヤシートのシートクッションを一々取り外さなければならず、また取り外したシートクッションも大きいことからその置き場に困ることになり、これらの点からメンテナンスの作業性にさらなる改良の余地があった。
【0005】
したがって、本発明は、メンテナンス性を向上させることができる高圧電装部品の車載構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、車体側に連結された状態を維持しつつ動作する連結状態維持動作が可能なシート(例えば実施の形態における3列目シート13,シート51,61)の下側に高圧電装部品(例えば実施の形態におけるバッテリボックス24,54,65)を配置する高圧電装部品の車載構造であって、前記シートは、通常操作手段(例えば実施の形態における解除レバー33,リクライニング操作レバー57,リクライニング操作レバー68,スライド操作レバー69)への操作を伴って前記高圧電装部品に対するメンテナンス不可な状態を維持しつつ前記連結状態維持動作を行う通常動作モードと、前記通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段(例えば実施の形態における取付ボルト39,固定ピン45,ロック解除レバー58,ストッパ63)への操作を伴って前記高圧電装部品がメンテナンス可能な状態となるように前記連結状態維持動作を行うメンテナンス動作モードとで動作可能に構成されており、前記シートはフロアに対し回動可能に設けられており、前記メンテナンス操作手段は前記シートに前記高圧電装部品を固定して一体的に回動可能とする固定手段(例えば実施の形態における固定ピン45)を含むことを特徴としている。
【0007】
これにより、シートを通常動作モードで動作させる際には、通常操作手段へ操作を行い、この操作と伴ってシートを動作させることになり、この状態では高圧電装部品に対するメンテナンス不可な状態が維持されるため高圧電装部品への不要なアクセスが防止される。一方、シートを高圧電装部品にメンテナンスを行うメンテナンス動作モードで動作させる際には、通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段へ操作を行い、この操作と伴ってシートを車体側に連結された状態で動作させることになり、この状態では高圧電装部品がメンテナンス可能な状態となる。このようにシートを車体側に連結された状態を維持しつつ動作させることで高圧電装部品がメンテナンス可能な状態となるため、シートクッションを一々取り外す必要がなく置き場に困ることもない。
【0009】
ートを通常動作モードで動作させる際には、メンテナンス操作手段の固定手段でシートに高圧電装部品を固定せず、シートが単独で回動することになり、シートアレンジ等が行われる。一方、シートを高圧電装部品にメンテナンスを行うメンテナンス動作モードで動作させる際には、メンテナンス操作手段の固定手段でシートに高圧電装部品を固定し、シートの回動手段を利用して高圧電装部品を回動させることにより高圧電装部品をメンテナンス可能な状態とする。このようにシートアレンジ等を行うために設けられるシートの回動手段を利用するため、構成を簡素化できる。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記シートの回動中心となる回動軸(例えば実施の形態における回動軸28)に前記高圧電装部品が前記シートを介さずに回動可能に支持されていることを特徴としている。
【0011】
このように、高圧電装部品がシートの回動軸にシートを介さずに回動可能に支持されているため、高圧電装部品が回動軸に支持されていない場合に比して、高圧電装部品をシートに固定する固定手段の構成を簡素化できる。しかも、シートおよび高圧電装部品が共に回動軸に支持される構造であるため、車両組み立て時に、シート、高圧電装部品および回動軸を一体で車載可能であるとともに高圧電装部品を個別に車体側に固定する作業が必要がなくなる。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、前記固定手段は固定ピンであり、前記回動軸に該固定ピンを嵌合して前記シートと前記高圧電装部品とを一体化することを特徴としている。
請求項4に係る発明は、請求項2または3に係る発明において、前記高圧電装部品は、開閉可能な蓋部が前記通常動作モードでは下側に設けられていることを特徴としている。
請求項5に係る発明は、請求項2乃至4のいずれか一項に係る発明において、前記シートは最後席であり、前記通常動作モードにより前記高圧電装部品上面とシートとの高さが略同一となることを特徴としている。
請求項6に係る発明は、請求項2乃至5のいずれか一項に係る発明において、前記通常動作モードで前記高圧電装部品はフロアのクロスメンバ後方の凹部に収納されることを特徴としている。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、前記通常動作モードで前記高圧電装部品は前記凹部の前部に収納され、前記シートは前記凹部の後部に収納可能であることを特徴としている。
【0013】
請求項8に係る発明は、車体側に連結された状態を維持しつつ動作する連結状態維持動作が可能なシートの下側に高圧電装部品を配置する高圧電装部品の車載構造であって、前記シートは、通常操作手段への操作を伴って前記高圧電装部品に対するメンテナンス不可な状態を維持しつつ前記連結状態維持動作を行う通常動作モードと、前記通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段への操作を伴って前記シートを前記通常動作モードにおける動作可能な範囲を超えて動作させ、前記高圧電装部品をメンテナンス可能に露出させるように前記連結状態維持動作を行うメンテナンス動作モードとで動作可能に構成され、前記シートは、スライドレールを介してフロアに対してスライド可能に設けられ、前記スライドレールに着脱可能に設けられたストッパが前記シートのスライドの通常動作モードにおける最端位置を規定するとともに、前記ストッパを前記スライドレールから外すことで前記シートの前記最端位置を超えたスライドが可能となることを特徴としている。
これにより、高圧電装部品にメンテナンスを行うためメンテナンス動作モードを行う際には、通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段へ操作を行い、この操作と伴ってシートを通常動作モードの動作可能な範囲を超えて動作させることで高圧電装部品がメンテナンス可能に露出する。よって、メンテナンス動作モードで高圧電装部品を移動させる必要がないため、構成を簡素化できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造を図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明における前後左右は車両の前進時における前後左右である。
【0015】
第1実施形態は、図示は略すが内燃機関エンジンの駆動力と走行用電動モータの駆動力とを適宜制御しながら車両の走行を行うハイブリッド方式の車両に適用されている。
【0016】
図1において符号1は、2ボックスタイプの車両を示している。この車両1はフロア10上において前方から後方に向けて3列に渡って1列目シート11、2列目シート12および3列目シート13が配置されたシート配置構造となっている。
【0017】
1列目シート11が載置された第1フロア15は、この第1フロア15よりも高い位置の第2フロア16に接続され、この第2フロア16に2列目シート12が載置されている。また、第2フロア16はこの第2フロア16よりも高い位置の第3フロア17に接続され、この第3フロア17に3列目シート13が載置されている。
【0018】
各列のシート11,12,13は、基本的に、各々着席した乗員の臀部を支持するシートクッション11c,12c,13cと、着席した乗員の背部を支承する起倒可能なシートバック11b,12b,13bとを備えたものであり、1列目シート11と2列目シート12とは左右が独立したシートで、3列目シート13は左右が一体のいわゆるベンチシートとなっている。なお、各列シート11,12,13のシートバック11b,12b,13bには各々ヘッドレスト11r,12r,13rが取り付けられている。
【0019】
そして、第1実施形態は、3列目シート13が設けられた第3フロア17の近傍に適用されている。
【0020】
第3フロア17は、図2にも示すように、後部の車幅方向の中央部分が下方に落とし込まれて凹部20とされており、凹部20は略前半分の前凹部21に対し略後半分の後凹部22が低くされている。
【0021】
ここで、前凹部21には走行用電動モータとの間で電力をやりとりする高圧バッテリおよびモータ制御用のコントロールユニット等が内蔵されたバッテリボックス(高圧電装部品)24が収納されており、後凹部22の下部にはスペアタイヤ25および図示せぬ工具類等が収納されている。なお、後凹部22のスペアタイヤ25より上側の空間に3列目シート13が格納される(後述する)。
【0022】
第3フロア17の前部には、車幅方向に延在する断面台形状のクロスメンバ27が設けられており、後凹部22の前凹部21側の上部には、回動軸28が車幅方向に延在するように配置されている。この回動軸28は図示しない車体側壁にブラケット29を介して回動可能に支持されている。
【0023】
そして、この回動軸28の中間部分には、3列目シート13のシートクッション13cの後部がこの回動軸28を貫通させた状態で固定されており、3列目シート13のシートクッション13cはこの回動軸28から前方に延出した状態でその側壁の前部に形成された下方に開口する係止凹部30に図示しない車体側壁から突出する係止ピン31を係合させている。このように後部が回動軸28で支持され、前部が係止凹部30を介して係止ピン31に支持された状態で、シートクッション13cは前凹部21の上側を覆うことになり、その結果、3列目シート13のシートクッション13cの下側にバッテリボックス24が配置されている。このときのシートクッション13cの状態を着席可能状態とし、この着席可能状態において3列目シート13には乗員が着席することになる。
【0024】
そして、この着席可能状態でシートクッション13cは例えば係止凹部30と係止ピン31とが図示せぬロック機構によりロックされることで回動が規制される。そして、シートクッション13cにはこのロック機構の規制の解除操作が入力される解除レバー(通常操作手段)33が設けられている。この3列目シート13は、シートバック13bをシートクッション13cに設けられたリクライニング操作レバー32の操作で前側に倒しシートクッション13cの座面と重ね合わせた折り畳み状態とすることが可能な折り畳みシートである。
【0025】
図3に示すように、シートクッション13cには車幅方向の複数具体的には二カ所に回動軸28を露出させる切欠部35が形成されており、これら切欠部35においてそれぞれ回動軸28に固定片36が回動可能に支持されている。つまり、固定片36は一端側に円筒状の回動連結部37が形成されており、この回動連結部37に回動軸28が挿入されることで回動軸28に回動可能に連結されている。これらの固定片36は、図2に示すように着席可能状態にある3列目シート13のシートクッション13cの下面に沿って前方に延出しており、その延出先端がクロスメンバ27上に着脱可能に連結されている。つまり、図3に示すようにこの固定片36の先端には取付穴38が形成されており、この取付穴38に挿入される取付ボルト(メンテナンス操作手段)39がクロスメンバ27に形成されたメネジ部34に螺合されることで固定片36がクロスメンバ27に固定される。
【0026】
固定片36の中間部には取付部41が左右両側に複数形成されており、これら取付部41が前凹部21に収納されたバッテリボックス24の収納状態における上面に溶接またはボルト止め等で固定されている。これにより、シートクッション13cの回動中心となる回動軸28にバッテリボックス24もシートクッション13cを介さずに回動可能に支持されている。なお、バッテリボックス24には蓋部42が収納状態においては下側に配置されるように着脱可能または揺動開閉可能に設けられている。
【0027】
ここで、図4に示すように、固定片36の回動連結部37と回動軸28とには、シートクッション13cが着席可能状態にあるときに同軸配置される固定穴43,44が形成されており、このように同軸配置された状態で固定ピン(メンテナンス操作手段,固定手段)45が固定穴43,44に後側から嵌合可能とされている。このように固定ピン45が固定片36および回動軸28の固定穴43,44に同時嵌合された状態では、バッテリボックス24および固定片36と回動軸28およびシートクッション13cとが、固定状態となってブラケット29に対し一体的に回動可能となる。
【0028】
なお、図2に示すように、クロスメンバ27を覆う可撓性のシート状部材46が固定片36の上面に沿って後方に延出し、シートクッション13cとの交差部分の手前で前側に折り返されて着席可能状態にあるシートクッション13cの下面の前端部に貼付されている。
【0029】
上記3列目シート13を図2に示す状態からリクライニング操作レバー32の操作によってシートバック13bを倒した折り畳み状態として、解除レバー33の操作によって回動規制を解除した後に図5に示すように回動軸28を中心として上側凸の円弧状の軌跡を描かせながら後方へ回動させる格納動作を行うと、3列目シート13は上下反転してフロア10下に位置するスペアタイヤ25用の後凹部22の上側のスペースに収納される。このとき、バッテリボックス24の固定片36は、回動軸28に対し回転自在な状態にあり、また取付ボルト39でクロスメンバ27に固定されているため、バッテリボックス24は前凹部21に収納された状態が維持され、メンテナンス用の蓋部42が下側にあってメンテナンス不可の状態が維持されている。また、このとき、固定片36とシートクッション13cとの間に折り曲げられていたシート状部材32がクロスメンバ27からシートクッション13cの回動後の上面にかけて広げられて、バッテリボックス24、固定片36およびシートクッション13cを覆い隠す。
【0030】
以上の格納動作は、3列目シート13が回動軸28およびブラケット29を介して車体側の側壁に連結された状態を常に維持しつつ行われる連結状態維持動作である。また、この格納動作が行われるモードが、解除レバー33への操作を伴ってバッテリボックス24に対するメンテナンス不可な状態を維持しつつ3列目シート13に対し連結状態維持動作を行う通常動作モードである。
【0031】
一方、バッテリボックス24にメンテナンスを行う際には、上記解除レバー33への操作とは異なる取付ボルト39の取り外し操作および固定ピン45の固定穴43,44への嵌合操作を行う。これにより、バッテリボックス24および固定片36と回動軸28およびシートクッション13cとが固定状態となり、しかもクロスメンバ27に対する固定が解除される。そして、これらの操作後、上記3列目シート13をシートバック13cを倒した折り畳み状態で、図6に示すように、解除レバー33の操作によって回動規制を解除した後に回動軸28を中心として上側凸の円弧状の軌跡を描かせながら後方へ回動させるメンテナンス動作を行うと、3列目シート13が上記格納動作と同様に回動し上下反転することになるが、3列目シート13の回動軸28に固定ピン45を介して固定された固定片36およびバッテリボックス24が回動軸28に支持された状態で3列目シート13と一体に回動して反転させられる。
【0032】
以上の結果、後凹部22の上側に収納された3列目シート13の上側にバッテリボックス24が載置された状態となり、しかも蓋部42が上に向く。よって、蓋部42を開くことでバッテリボックス24の内部にアクセスでき、メンテナンスが可能となる。
【0033】
以上のメンテナンス動作も、3列目シート13が回動軸28を介して車体側に連結された状態を常に維持しつつ行われる連結状態維持動作である。また、このメンテナンス動作が行われるモードが、解除レバー33への操作とは異なる取付ボルト39の取り外し操作および固定ピン45の嵌合操作を伴ってバッテリボックス24がメンテナンス可能な状態となるように3列目シート13に対し連結状態維持動作を行うメンテナンス動作モードである。
【0034】
なお、3列目シート13のシートクッション13cとバッテリボックス24とを固定および固定解除するための機構としては上記した固定ピン45および固定穴43,44の固定機構に限定されることなくクリップを使用する等の他の種々の固定機構が適用可能である。また、以上は、3列目シート13に限定されることなくいずれのシートにも適用可能である。
【0035】
以上に述べた第1実施形態の高圧電装部品の車載構造によれば、3列目シート13を通常動作モードで動作させる際には、解除レバー33へ操作のみを行い、この操作と伴って3列目シート13を動作させることになり、この状態ではバッテリボックス24に対するメンテナンス不可な状態が維持されるためバッテリボックス24への不要なアクセスが防止される。一方、バッテリボックス24にメンテナンスを行うため3列目シート13をメンテナンス動作モードで動作させる際には、解除レバー33とは異なる取付ボルト39および固定ピン45への操作を行い、これらと伴って3列目シート13を車体側に連結された状態で動作させることになり、この状態ではバッテリボックス24がメンテナンス可能な状態となる。このように3列目シート13を車体側に連結された状態を維持しつつ動作させることでバッテリボックス24がメンテナンス可能な状態となるため、シートクッション13cを一々取り外す必要がなく置き場に困ることもない。したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
【0036】
また、3列目シート13を通常動作モードで動作させる際には、固定ピン45で3列目シート13にバッテリボックス24を固定せず、3列目シート13が単独で回動することになり、3列目シート13をフロア10下に収納するシートアレンジが行われる。一方、バッテリボックス24にメンテナンスを行うため3列目シート13をメンテナンス動作モードで動作させる際には、固定ピン45で3列目シート13にバッテリボックス24を固定し、3列目シート13を通常動作モードで回動させるための回動軸28を利用してバッテリボックス24を回動させることによりバッテリボックス24をメンテナンス可能な状態とする。このようにシートアレンジを行うために設けられる3列目シート13の回動軸28を利用するため、構成を簡素化できる。したがって、コスト増を抑制することができる。
【0037】
さらに、バッテリボックス24が3列目シート13の回動軸28に3列目シート13を介さずに言い換えれば直接回動可能に支持されているため、バッテリボックス24が回動軸28に支持されていない場合に比して、バッテリボックス24を固定ピン45のみで3列目シート13に固定し固定のための構成を簡素化できる。したがって、コスト増をさらに抑制することができる。しかも、3列目シート13およびバッテリボックス24が共に回動軸28に支持される構造であるため、車両組み立て時に3列目シート13、バッテリボックス24および回動軸28を一体で車載可能であるとともにバッテリボックス24を個別に車体側に固定する必要がなくなる。
【0039】
参考例として、図7(a)に示すように、シートバック51bのリクライニングが可能なシート51をシートクッション51cの前端部の回動軸52を中心に回動可能に設けるとともに、シート51を回動不可にロックする図示せぬロック機構を設け、シート51の下側のフロア53にバッテリボックス(高圧電装部品)54を固定してその上部に開閉可能な蓋部55を設ける。
【0040】
そして、リクライニング操作レバー57の操作を伴う通常動作モードにおいてシートバック51bの連結状態維持動作であるリクライニング動作のみを可能とする一方、図7(b)に示すように、リクライニング操作レバー57とは異なるロック解除レバー58の操作を伴うメンテナンス動作モードにおいてロック機構のロックを解除させてシート51を折り畳み状態で回動軸52を中心に前方に回動させる連結状態維持動作である回動動作させるようにする。
【0041】
すると、リクライニング操作レバー57の操作を伴う通常動作モードにおいては、シート51がバッテリボックス54の上側を覆うことでメンテナンス不可な状態を維持しつつ車体側に連結された状態でシートバック51bをリクライニング動作させる一方、ロック解除レバー58の操作を伴うメンテナンス動作モードにおいては、リクライニング動作範囲を超えるシート51の車体側に連結された状態での回動動作でバッテリボックス54を露出させて蓋部55の開放つまりメンテナンスを可能とする。
【0042】
別の参考例として、図8(a)に示すように、第2実施形態のシート51のシートクッション51cの下部にバッテリボックス54を覆うカバー60を取り付けることで、通常動作モードにおいては、シート51およびカバー60がバッテリボックス54を覆うことでメンテナンス不可な状態を維持し、メンテナンス動作モードにおいては、図8(b)に示すように、リクライニング動作を超えるシート51の回動動作でカバー60もシート51と一体に回動させることでバッテリボックス54を露出させて蓋部55の開放つまりメンテナンスを可能とする。
【0043】
なお、第1実施形態に限定されず、以下のような第2実施形態としても良い。
第2実施形態では、図9(a)に示すように、シートバック61bのリクライニングおよびシートクッション61cのスライドレール62に沿う前後スライドが可能なシート61のスライド範囲を規制するために、スライドレール62に着脱可能なストッパ63を設け、ストッパ63で規制される通常スライド範囲X1にあるシート61で覆われるフロア64上の位置にバッテリボックス(高圧電装部品)65を固定してその上部に開閉可能な蓋部66を設ける。
【0044】
そして、リクライニング操作レバー68およびスライド操作レバー69の操作を伴う通常動作モードにおいてはリクライニング操作レバー68の操作を伴うシートバック61bの連結状態維持動作であるリクライニング動作およびスライド操作レバー69の操作を伴う通常スライド範囲X1内での連結状態維持動作であるスライド動作のみを可能とする一方、図9(b)に示すように、リクライニング操作レバー68およびスライド操作レバー69とは異なるストッパ63の取り外し操作を伴うメンテナンス動作モードにおいてストッパ63による規制を解除しスライド操作レバー69の操作によってシート61を上記通常スライド範囲X1をその延長上において超える範囲X2で連結状態維持動作であるスライド動作させるようにする。
【0045】
すると、リクライニング操作レバー68およびスライド操作レバー69の操作を伴う通常動作モードにおいては、シート61がバッテリボックス65の上側を覆うことでメンテナンス不可な状態を維持しつつ車体側に連結された状態でシートバック61bのリクライニング動作あるいはシート61の通常スライド範囲X1内でのスライド動作を行わせる一方、ストッパ63の取り外し操作を伴うメンテナンス動作モードにおいては、車体側に連結された状態でシート61を通常スライド範囲X1を超える範囲X2でスライド動作させてバッテリボックス65を露出させ蓋部66の開放つまりメンテナンスを可能とする。なお、範囲X2を範囲X1の前および後のいずれにずらすように設定しても良い(図示例は後にずらす設定)。
【0046】
以上に述べた第2実施形態によれば、シート51,61の動作範囲を通常動作モードとメンテナンス動作モードとで異ならせることで、メンテナンス動作モードでバッテリボックス54,65を移動させることなく露出させることができることから、構成を簡素化できる。したがって、コスト増を抑制することができる。
【0047】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、シートを通常動作モードで動作させる際には、通常操作手段へ操作を行い、この操作と伴ってシートを動作させることになり、この状態では高圧電装部品に対するメンテナンス不可な状態が維持されるため高圧電装部品への不要なアクセスが防止される。一方、シートを高圧電装部品にメンテナンスを行うメンテナンス動作モードで動作させる際には、通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段へ操作を行い、この操作と伴ってシートを車体側に連結された状態で動作させることになり、この状態では高圧電装部品がメンテナンス可能な状態となる。このようにシートを車体側に連結された状態を維持しつつ動作させることで高圧電装部品がメンテナンス可能な状態となるため、シートクッションを一々取り外す必要がなく置き場に困ることもない。したがって、メンテナンス性を向上させることができる。
シートを通常動作モードで動作させる際には、メンテナンス操作手段の固定手段でシートに高圧電装部品を固定せず、シートが単独で回動することになり、シートアレンジ等が行われる。一方、シートを高圧電装部品にメンテナンスを行うメンテナンス動作モードで動作させる際には、メンテナンス操作手段の固定手段でシートに高圧電装部品を固定し、シートの回動手段を利用して高圧電装部品を回動させることにより高圧電装部品をメンテナンス可能な状態とする。このようにシートアレンジ等を行うために設けられるシートの回動手段を利用するため、構成を簡素化できる。したがって、コスト増を抑制することができる。
【0049】
請求項2に係る発明によれば、高圧電装部品がシートの回動軸にシートを介さずに回動可能に支持されているため、高圧電装部品が回動軸に支持されていない場合に比して、高圧電装部品をシートに固定する固定手段の構成を簡素化できる。したがって、コスト増をさらに抑制することができる。しかも、シートおよび高圧電装部品が共に回動軸に支持される構造であるため、車両組み立て時に、シート、高圧電装部品および回動軸を一体で車載可能であるとともに高圧電装部品を個別に車体側に固定する作業が必要がなくなる。
【0050】
請求項8に係る発明によれば、高圧電装部品にメンテナンスを行うためメンテナンス動作モードを行う際には、通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段へ操作を行い、この操作と伴ってシートを通常動作モードの動作可能な範囲を超えて動作させることで高圧電装部品がメンテナンス可能に露出する。よって、メンテナンス動作モードで高圧電装部品を移動させる必要がないため、構成を簡素化できる。したがって、コスト増を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造が適用された車両を示す側断面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造を示す側断面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造を示す斜視図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造における固定構造を示す分解側断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造を示す側断面図であってシートの格納動作後の状態を示すものである。
【図6】 本発明の第1実施形態の高圧電装部品の車載構造を示す側断面図であってシートのメンテナンス動作後の状態を示すものである。
【図7】 参考例の高圧電装部品の車載構造を示す側面図であってシートの通常動作モード(a)とメンテナンス動作モード(b)とを示すものである。
【図8】 別の参考例の高圧電装部品の車載構造を示す側面図であってシートの通常動作モード(a)とメンテナンス動作モード(b)とを示すものである。
【図9】 本発明の第2実施形態の高圧電装部品の車載構造を示す側面図であってシートの通常動作モード(a)とメンテナンス動作モード(b)とを示すものである。
【符号の説明】
13 3列目シート(シート)
24,54,65 バッテリボックス(高圧電装部品)
28 回動軸
33 解除レバー(通常操作手段)
39 取付ボルト(メンテナンス操作手段)
45 固定ピン(メンテナンス操作手段,固定手段)
51,61 シート
57,68 リクライニング操作レバー(通常操作手段)
58 ロック解除レバー(メンテナンス操作手段)
63 ストッパ(メンテナンス操作手段)
69 スライド操作レバー(通常操作手段)

Claims (8)

  1. 車体側に連結された状態を維持しつつ動作する連結状態維持動作が可能なシートの下側に高圧電装部品を配置する高圧電装部品の車載構造であって、
    前記シートは、通常操作手段への操作を伴って前記高圧電装部品に対するメンテナンス不可な状態を維持しつつ前記連結状態維持動作を行う通常動作モードと、前記通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段への操作を伴って前記高圧電装部品がメンテナンス可能な状態となるように前記連結状態維持動作を行うメンテナンス動作モードとで動作可能に構成されており、
    前記シートはフロアに対し回動可能に設けられており、前記メンテナンス操作手段は前記シートに前記高圧電装部品を固定して一体的に回動可能とする固定手段を含むことを特徴とする高圧電装部品の車載構造。
  2. 前記シートの回動中心となる回動軸に前記高圧電装部品も前記シートを介さずに回動可能に支持されていることを特徴とする請求項1記載の高圧電装部品の車載構造。
  3. 前記固定手段は固定ピンであり、前記回動軸に該固定ピンを嵌合して前記シートと前記高圧電装部品とを一体化することを特徴とする請求項2記載の高圧電装部品の車載構造。
  4. 前記高圧電装部品は、開閉可能な蓋部が前記通常動作モードでは下側に設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の高圧電装部品の車載構造。
  5. 前記シートは最後席であり、前記通常動作モードにより前記高圧電装部品上面とシートとの高さが略同一となることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項記載の高圧電装部品の車載構造。
  6. 前記通常動作モードで前記高圧電装部品はフロアのクロスメンバ後方の凹部に収納されることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項記載の高圧電装部品の車載構造。
  7. 前記通常動作モードで前記高圧電装部品は前記凹部の前部に収納され、前記シートは前記凹部の後部に収納可能であることを特徴とする請求項6記載の高圧電装部品の車載構造。
  8. 車体側に連結された状態を維持しつつ動作する連結状態維持動作が可能なシートの下側に高圧電装部品を配置する高圧電装部品の車載構造であって、
    前記シートは、通常操作手段への操作を伴って前記高圧電装部品に対するメンテナンス不可な状態を維持しつつ前記連結状態維持動作を行う通常動作モードと、前記通常操作手段とは異なるメンテナンス操作手段への操作を伴って前記シートを前記通常動作モードにおける動作可能な範囲を超えて動作させ、前記高圧電装部品をメンテナンス可能に露出させるように前記連結状態維持動作を行うメンテナンス動作モードとで動作可能に構成され、
    前記シートは、スライドレールを介してフロアに対してスライド可能に設けられ、
    前記スライドレールに着脱可能に設けられたストッパが前記シートのスライドの通常動作モードにおける最端位置を規定するとともに、前記ストッパを前記スライドレールから外すことで前記シートの前記最端位置を超えたスライドが可能となることを特徴とする高圧電装部品の車載構造。
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