JP3847037B2 - 葺き下ろし用固定金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の軸組の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組の葺き下ろし部に取付けられる葺き下ろし枠の上部を前記軸組の構造体を形成する葺き下ろし梁に取付ける際に用いる葺き下ろし用固定金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属製内壁枠自体が新しい構成であるため、建物の軸組の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組の葺き下ろし部に取付けられる葺き下ろし枠の上部を前記軸組の構造体を形成する葺き下ろし梁に取付ける好適な従来の技術というものは存在しなかった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、建物の軸組の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組の葺き下ろし部に取付けられる葺き下ろし枠の上部を前記軸組の構造体を形成する葺き下ろし梁に取付ける際に用いる葺き下ろし用固定金具を提供することを目的とするものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の葺き下ろし用固定金具は、建物の軸組の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組の葺き下ろし部に取付けられる葺き下ろし枠の上部を前記軸組の構造体を形成する葺き下ろし梁に取付ける際に用いる葺き下ろし用固定金具であって、その中央部の長さ方向上端側縁と下端側縁に前記葺き下ろし梁の室内側開口部を嵌め込み支持する嵌め込み片を有する本体と、該本体の長さ方向下方と接続し、前記葺き下ろし枠の上方の室内側面に取付け固定する取付け片とからなることを特徴とするものである。
【0004】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態に係る葺き下ろし用固定金具1は、建物の軸組24の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組24の葺き下ろし部を形成する葺き下ろし梁29に葺き下ろし枠14の上部を取付ける際に用いるためのものである。
以下、前記葺き下ろし用固定金具1について図面に基づいて説明する。
【0005】
葺き下ろし用固定金具1は、図1、図2および図7に示すように、全体が金属製の薄板からなり、建物の軸組24の葺き下ろし部を形成する葺き下ろし梁29の室内側面に取付けられる本体2と、該本体2に接続された前記葺き下ろし梁29の室内側開口部32を嵌め込み支持する嵌め込み片3と、前記本体2の下方と接続し、かつ前記葺き下ろし枠14の上方を取付け固定する取付け片5とを備えている。また、該取付け片5には、取付け孔6が設けられており、ビス等の固定具により前記葺き下ろし枠14を前記葺き下ろし用固定金具1に取付ける構造としている。
【0006】
前記本体2は、図1および図2に示すように、その中央部4の長さ方向上端に部分的に形成された延出部分である上端部7と、該上端部7と同様に前記本体2の中央部4の長さ方向下端に部分的に形成された延出部分である下端部8とを備えており、前記上端部7および下端部8と前記嵌め込み片3とで図4および図6に示す葺き下ろし梁29の室内側開口部32を嵌め込み支持する構造としている。このとき、図2および図7に示すように、前記中央部4の長さLは、葺き下ろし梁29の室内側開口部32の間隔と略等しく形成され、前記上端部7および下端部8と前記嵌め込み片3との間隔dは、前記葺き下ろし梁29の厚さと略等しく形成されており、好適に前記葺き下ろし梁29に前記葺き下ろし用固定金具1を取付けることができるようにしている。なお、前記上端部7と下端部8の形態および位置は、前記嵌め込み片3とで好適に前記葺き下ろし梁29の室内側開口部32を嵌め込み支持することができればこれに限定されるものではない。
【0007】
前記嵌め込み片3は、図1、図2および図6に示すように、断面略く字型であり、前記本体2の中央部4の長さ方向上端側縁に接続される上部嵌め込み片9と、該上部嵌め込み片9と同様に前記本体2の中央部4の長さ方向下端側縁に接続される下部嵌め込み片10とを備えている。なお、前記上部嵌め込み片9と下部嵌め込み片10の形態および位置は、前記上端部7および下端部8とで前記葺き下ろし梁29の室内側開口部32を好適に嵌め込み支持することができればこれに限定されるものではない。
【0008】
前記取付け片5は、図1、図2に示すように、前記本体2の下方すなわち前記下端部8の下端縁に接続される接続部11と、図5に示す葺き下ろし枠14の室外側面に取付けられている裏面断熱材21の反発力を考慮し、隣接する金属製内壁枠31の室内側面と前記葺き下ろし枠14の室内側面が大略そろうように設けられた折曲部12と、前記葺き下ろし枠14をビス等の固定具30により固定する取付け孔6を有する取付け部13とから形成されている。なお、取付け孔6の位置および個数は、前記葺き下ろし枠14の上部を好適に取付けることができれば、これに限定されるものではない。
【0009】
つぎに、建物の軸組24の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組24の葺き下ろし部を形成する葺き下ろし梁29に取付けられる葺き下ろし枠14ついて図面に基づいて説明する。
【0010】
前述した葺き下ろし枠14は、図3に示すように、垂直部材である縦枠15と水平部材である横枠16と斜め部材である斜め枠17とによって外形が略台形となるように形成された金属製の枠体18と、該枠体18で囲まれた内側において前記縦枠15に対して平行に設けられた縦桟19と、前記枠体18と縦桟19とにより囲まれた内部に設けられた内部断熱材20と、前記枠体18の室外側面に設けられた裏面断熱材21と、前記枠体18の室内側面全体を覆うように貼り付けられた防湿シート22とを有して構成されている。
【0011】
このとき、前記枠体18の外形寸法は、図4、図8および図9に示すように、前記葺き下ろし枠14が取付けられる下地床23から軸組24の葺き下ろし梁29の下部に設けられている斜め部材25までの高さ、および前記軸組24の垂直部材26の配置間隔におおよそ合致するように形成されている。
【0012】
前記内部断熱材20は、袋体内にグラスウール、ロックウール等の断熱材料が収容されて構成されたものであり、その外形は、前記枠体18および縦桟19により囲まれた空間と略同一形状の略台形となるように形成されている。その取付けは、前記枠体18および縦桟19により囲まれた内部に嵌め込まれるとともに、前記裏面断熱材21および防湿シート22により両側から挟まれることによりおこなわれる。
【0013】
前記裏面断熱材21は、前記内部断熱材20と同様に、袋体内にグラスウール、ロックウール等の断熱材料が収容されて構成されたものであり、その外形は、前記枠体18の外形と略同一形状の略台形となるように形成されている。その取付けは、前記裏面断熱材21を前記枠体18の室外側面に重ねあわせるように配置し、前記裏面断熱材21に図外のプラスチック板等の当て板を介して、図外の釘やステープル等の固定具を打ち込んで前記枠体18または縦桟19に固定することによりおこなわれる。
【0014】
また、前記防湿シート22は、薄いポリエチレンシートなどで構成されたものであり、その外形は、前記枠体18の外形と略同一形状の略台形となるように形成されている。その取付けは、前記防湿シート22を前記枠体18の室内側面に両面テープ等により貼付けられることによりおこなわれる。
【0015】
つぎに、前記葺き下ろし用固定金具1を用いて前記葺き下ろし枠14を建物の軸組24の葺き下ろし部を形成する葺き下ろし梁29の室内側へ取付ける手順について説明する。
【0016】
まず、図6および図7に示すように、葺き下ろし梁29の室内側開口部32の一方33を前記本体2の上端部7と前記本体2の上部嵌め込み片9との間に挟んだ後、前記葺き下ろし用金具1を下方に回転させ、前記葺き下ろし梁29の室内側開口部32の他方34を前記本体2の下端部8と前記本体2の下部嵌め込み片10との間に嵌め込む。
【0017】
このとき、前記本体2の中央部4の長さは前記葺き下ろし梁29の室内側開口部32の間隔と略等しく形成され、また、前記上端部7と前記上部嵌め込み片9および前記下端部8と前記下部嵌め込み片10との間隔は、前記葺き下ろし梁29の厚さと略等しく形成されているので、前記葺き下ろし梁29に前記葺き下ろし用固定金具1を好適に取付けることができる。また、前記上部嵌め込み片9と下部嵌め込み片10は略対角線上に設けられているので、前記葺き下ろし用固定金具1を回転させたときに、容易に前記葺き下ろし梁29の室内側開口部32の他方34を挟み込むことができ、かつ略一直線上に設けるよりも強固に取付けることができる。
【0018】
つぎに、図4、図5および図7に示すように、前記葺き下ろし梁29に前記葺き下ろし用固定金具1を取付けた後、該葺き下ろし用固定金具1に前記葺き下ろし枠14を取付ける。まず、前記葺き下ろし枠14を下方から前記葺き下ろし用固定金具1と前記軸組24の間に嵌め込む。このとき、前記葺き下ろし用固定金具1の折曲部12と前記葺き下ろし枠14の斜め枠17とが略平行になるように嵌め込む。前記葺き下ろし枠14を前記葺き下ろし用固定金具1と前記軸組24の間に嵌め込んだ後、ビス等の固定具30を前記葺き下ろし用固定金具1の取付け片5に設けられている取付け孔6に挿通し、図8に示すように、前記葺き下ろし枠14を前記葺き下ろし用固定金具1に取付け固定する。
【0019】
つぎに、葺き下ろし枠14の長さ方向両下端部に取付けられている金属製内壁枠固定プレート27を用いて下地床23に前記葺き下ろし枠14を取付けた後、隣接する金属製内壁枠31と金属製内壁枠中央固定金具28を用いて接続し、前記葺き下ろし枠14を前記軸組24に固定する。
【0020】
以上のようにして前記軸組24に前記葺き下ろし枠14を取付けた後、石膏ボード35を、図示しない釘やビス等の固定具を前記石膏ボード35の室内側面から打ち込み、またはねじ込んで前記石膏ボード35を前記葺き下ろし枠14の枠体18および縦桟19に固定し、図9に示すように、前記葺き下ろし枠14の室内側面に取付ける。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、この発明の葺き下ろし用固定金具は、建物の軸組の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組の葺き下ろし部に前記金属製内壁枠である葺き下ろし枠の上部を取付ける葺き下ろし用固定金具において、その上端側と中央部に前記軸組の構造体を形成する断面略C型の葺き下ろし梁の開口部を嵌め込み支持する嵌め込み片を有する本体と、該本体の下方と接続し、前記葺き下ろし枠の上方の室内側面に取付け固定する断面略く字型の取付け片とから形成されているので、前記軸組に葺き下ろし枠を取付ける場合において、前記葺き下ろし用固定金具と前記軸組の間に前記葺き下ろし枠の上部を嵌め込み、前記葺き下ろし用固定金具の取付け片に前記葺き下ろし枠の上部を取付けることにより、前記軸組に葺き下ろし枠を取付けるので、好適に、かつ容易に前記軸組に前記葺き下ろし枠を取付けることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る葺き下ろし用固定金具を示す斜視図
【図2】本発明の実施形態に係る葺き下ろし用固定金具を示す側面図
【図3】葺き下ろし枠を示す一部破断斜視図
【図4】葺き下ろし枠の取付け構造を示す一部破断斜視図
【図5】図4のA部拡大図
【図6】図5のB−B部拡大断面図
【図7】図5のC部拡大側面図
【図8】葺き下ろし枠を葺き下ろし用固定金具に取付けた状態を示す図4のA部拡大図
【図9】葺き下ろし枠を葺き下ろし用固定金具に取付けた状態を示す図5のC部拡大側
面図
【符号の説明】
1 葺き下ろし用固定金具
2 本体
3 嵌め込み片
4 中央部
5 取付け片
14 葺き下ろし枠
24 軸組
29 葺き下ろし梁
32 室内側開口部

Claims (1)

  1. 建物の軸組の室内側に取付けられる金属製内壁枠のうち、前記軸組の葺き下ろし部に取付けられる葺き下ろし枠の上部を前記軸組の構造体を形成する葺き下ろし梁に取付ける際に用いる葺き下ろし用固定金具であって、その中央部の長さ方向上端側縁と下端側縁に前記葺き下ろし梁の室内側開口部を嵌め込み支持する嵌め込み片を有する本体と、該本体の長さ方向下方と接続し、前記葺き下ろし枠の上方の室内側面に取付け固定する取付け片とからなることを特徴とする葺き下ろし用固定金具。
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