JP3846212B2 - 無電極放電灯点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無電極放電灯点灯装置に関するものであり、特にシールドケージの影の映り込みを低減する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の無電極放電灯点灯装置(特開平9−69305号)の構成を図11に示す。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、前記無電極放電灯に面する平面部を有し前記高周波電源回路を内包する筐体3と、前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイル4と、前記誘導コイル4と略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材によって構成されたシールドケージ6とからなる。
【0003】
この従来例においては、誘導コイル4とシールドケージ6の間の最短距離dが、誘導コイル4の巻回部直径φとの関係において、一定の値以上になるように規定している。例えば、d≧φ/2の関係が成り立つようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような無電極放電灯点灯装置を器具内に設置する際、光を発する無電極放電灯1と器具との間にシールドケージ6があるために、シールドケージ6の影が器具から光を取り出す部位に映り込んでしまう。シールドケージ6と器具の光を取り出す部位との間隔を広げることにより、この影を目立ちにくくすることは可能であるが、この手法を用いると器具のサイズが大型化してしまう。前記従来例においては、誘導コイル4とシールドケージ6との間隔dが決められ、また、シールドケージ6の寸法と筐体3の外郭寸法は略等しい寸法となっている。
【0005】
上述したように、従来例のような形状では、筐体の外郭寸法を小型に設計したにもかかわらず、シールドケージ近傍の光学的制約によって器具全体の寸法が大型化してしまうことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このような課題を克服するために、本発明においては、小型化した器具内にシールドケージ6を有する無電極放電灯点灯装置を設置した際にも、器具の光取り出し部へのシールドケージ6の影の映り込みが少なくなる構造を提案するものである。無電極放電灯1で発せられた光はシールドケージ6を通り、無電極放電灯点灯装置の外部に放射される。このため、無電極放電灯1と、シールドケージ6と、無電極放電灯点灯装置の筐体の位置関係によって、シールドケージ6の影を無電極放電灯点灯装置の外部へ投影されないようにすることができる。
【0007】
シールドケージ6は、図1に示すように、誘導コイル4と略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,…によって構成されている。この導電性部材5a,…は、誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り筐体3に接する線分L2と筐体3の無電極放電灯1に面する平面部と誘導コイル4の巻回軸L1とによって形成される領域に配設されている。もしくは、誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において誘導コイル4を通り筐体3に接する線分と筐体3の無電極放電灯1に面する平面部と誘導コイル4の巻回軸L1とによって形成される領域に配設されている。また、図5に示すように、筐体3の無電極放電灯1の取り付け部と誘導コイル4の巻回面との距離Aは、筐体3の前記線分L2との接点と誘導コイル4の巻回面との距離Bより短いことを特徴とする。さらに、導電性部材と筐体3との距離が無電極放電灯1の表面の最大輝度点7と筐体3との距離に略等しくなるよう導電性部材が配設される。
【0008】
このように導電性部材を配設することにより、小型化した器具内にシールドケージを有する無電極放電灯点灯装置を設置した際にも、器具の光取り出し部へのシールドケージの影の映り込みが少ない無電極放電灯点灯装置を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の側面図であり、図2はそのランプコイル巻回軸L1を含む平面での断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、前記高周波電源回路を内包する筐体3と、前記無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイル4と、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、前記誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り前記筐体3に接する線分L2と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5aが配設されている。
【0010】
このため、輝度最大点7から発せられた光が、誘導コイル4と略平行に配設され環状をなす導電性部材5aにあたり影を形成しても、その影は筐体3に投影され、無電極放電灯点灯回路を内包する器具の光取り出し部には影を映し出さないので、影を弱めるために器具を大型化する必要がなくなり、筐体3のサイズにあった器具の小型化が可能となる。
【0011】
図3は本発明の第2の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、高周波電源回路を内包する筐体3と、無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに高周波電源回路に接続され無電極放電灯に高周波電磁界を発生させるため無電極放電灯1の外周に巻回された誘導コイル4と、誘導コイル4と略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5b,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記誘導コイル4の筐体3から遠い側の巻回部を通り前記筐体3に接する線分L4と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5bが配設されている。
【0012】
このため、前記無電極放電灯1の前記誘導コイルの巻回部4付近から強く発せられる光による導電性部材5bの影は筐体3に投影され、無電極放電灯点灯回路を内包する器具の光取り出し部には影を映し出さないので、影を弱めるために器具を大型化する必要がなくなり、筐体3のサイズにあった器具の小型化が可能となる。
【0013】
図4は本発明の第3の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、前記高周波電源回路を内包する筐体3と、前記無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイル4と、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,5c,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、前記誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り前記筐体3に接する線分L2と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5aが配設されているとともに、前記筐体3との距離が前記無電極放電灯1の表面の最大輝度点7と前記筐体3との距離に略等しくなるよう前記導電性部材5cが配設されている。
【0014】
このような構成とすれば、無電極放電灯1の輝度最大点7付近の輝度の高い部分は、導電性部材5cの作る平面の両面に存在することになる。これにより、無電極放電灯1の輝度最大点7から発せられた光による導電性部材5cの影が前記平面の両面から回り込む光によって弱められ、無電極放電灯点灯回路を内包する器具の光取り出し部に映し出される影は、薄くすることができる。
【0015】
図5は本発明の第4の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、高周波電源回路を内包する筐体3と、無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに高周波電源回路に接続され無電極放電灯に高周波電磁界を発生させるため無電極放電灯1の外周に巻回された誘導コイル4と、誘導コイル4と略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点7あるいは前記誘導コイル4を通り前記筐体3に接する線分L2と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5aが配設されているとともに、筐体3の前記無電極放電灯1取り付け部と器具3から最も遠い誘導コイル4の巻回面との距離Aは、筐体3の線分L2との接点と前記誘導コイル4の巻回面との距離Bより短い構成となっている。このため、無電極放電灯1から発せられた光のうち、筐体3側に発せられた光も効率よく器具外に導くことができ、器具の光取り出し効率が向上する。
【0016】
図6は本発明の第5の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、前記高周波電源回路を内包する筐体3と、前記無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイル4と、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,5c,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、前記誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り前記筐体3に接する線分L2と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5aが配設されているとともに、前記導電性部材5aと前記導電性部材5cとの間に他の導電性部材5は存在しない構成となっている。このように、無電極放電灯点灯装置の外に影を映し出すような位置に導電性部材を置かないことにより、器具の光取り出し効率が向上する。
【0017】
図7は本発明の第6の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、高周波電源回路を内包する筐体3と、無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに高周波電源回路に接続され無電極放電灯に高周波電磁界を発生させるため無電極放電灯1の外周に巻回された誘導コイル4と、誘導コイル4と略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,5c,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記誘導コイル4を通り前記筐体3に接する線分L2と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5aが配設されているとともに、前記導電性部材5aと他の導電部材5cの半径rは略等しい構成となっている。このため、器具の光取り出し部の構造を、導電性部材5a,5cの半径に合わせた円筒状で構成することができ、作成が容易で小型化可能な器具を得ることができる。
【0018】
図8は本発明の第7の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図であり、図9はその上面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、前記高周波電源回路を内包する筐体3と、前記無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイル4と、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、前記誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り前記筐体3に接する線分L2と前記筐体3の外郭と前記無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に前記導電性部材5aが配設されているとともに、前記筐体3は略円筒形であり、その中心軸は前記誘導コイルの巻回軸L1と略同一である構成となっている。
【0019】
このため、無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り前記筐体3に接する線分L2の筐体との接点を誘導コイル4の巻回軸L1を中心軸に1周回させてできる形状に器具を設計できるため、導電性部材5aの影を外部に漏らすことのない無電極放電灯点灯装置を最も小型の筐体3で得ることができる。
【0020】
図10は本発明の第8の実施の形態の無電極放電灯点灯装置の断面図である。ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯1と、無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路2と、高周波電源回路を内包する筐体3と、無電極放電灯1の外部に巻回されるとともに高周波電源回路に接続され無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイル4と、誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材5a,…によって構成されたシールドケージ6とからなる無電極放電灯点灯装置であり、誘導コイル4の巻回軸L1を含む平面において無電極放電灯表面の輝度最大点7を通り筐体3に接する線分L2と筐体3の外郭と無電極放電灯1の外周とによって囲まれた領域に導電性部材5aが配設されているとともに、誘導コイル4の巻回径r2は無電極放電灯1の最大径r1より小さく、かつ、誘導コイル4は無電極放電灯1の最大径部と筐体3との間に配設されている。このため、誘導コイル4と導電性部材5aとの距離を大きくとることができ、誘導コイル4と導電性部材5aのトランス結合による損失を小さくすることができるとともに、無電極放電灯1の輝度最大点7は誘導コイル4より外側になるので、無電極放電灯1から発せられた光のうち、筐体3側に発せられた光も効率よく器具外に導くことができ、器具の光取り出し効率が向上する。
【0021】
【発明の効果】
本発明により、小型化した器具内にシールドケージを有する無電極放電灯点灯装置を設置した際にも、器具の光取り出し部へのシールドケージの影の映り込みが少ない無電極放電灯点灯装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態の断面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態の断面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態の断面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態の断面図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態の断面図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態の断面図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態の上面図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態の断面図である。
【図11】従来の無電極放電灯点灯装置の側面図である。
【符号の説明】
1 無電極放電灯
2 高周波電源回路
3 筐体
4 誘導コイル
5 導電性部材
6 シールドケージ
7 輝度最大点
Claims (7)
- ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路と、前記高周波電源回路を内包する筐体と、前記無電極放電灯の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイルと、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材によって構成されたシールドケージとからなる無電極放電灯点灯装置において、前記誘導コイルの巻回軸を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点を通り前記筐体に接する線分と前記筐体の外郭と前記無電極放電灯の外周とによって囲まれた領域に第1の導電性部材が配設されており、前記筐体の前記無電極放電灯の取り付け部と前記誘導コイルの巻回面との距離は、前記筐体の前記線分との接点と前記誘導コイルの巻回面との距離より短いことを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
- ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路と、前記高周波電源回路を内包する筐体と、前記無電極放電灯の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させるため前記無電極放電灯の外周に巻回された誘導コイルと、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材によって構成されたシールドケージとからなる無電極放電灯点灯装置において、前記誘導コイルの巻回軸を含む平面において前記誘導コイルの前記筐体から遠い側の巻回部を通り前記筐体に接する線分と前記筐体の外郭と前記無電極放電灯の外周とによって囲まれた領域に第1の導電性部材が配設されており、前記筐体の前記無電極放電灯の取り付け部と前記誘導コイルの巻回面との距離は、前記筐体の前記線分との接点と前記誘導コイルの巻回面との距離より短いことを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
- 前記筐体との距離が前記無電極放電灯の表面の最大輝度点と前記筐体との距離に略等しくなるよう第2の導電性部材が配設されたことを特徴とする請求項1または2に記載の無電極放電灯点灯装置。
- ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路と、前記高周波電源回路を内包する筐体と、前記無電極放電灯の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させる誘導コイルと、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材によって構成されたシールドケージとからなる無電極放電灯点灯装置において、前記誘導コイルの巻回軸を含む平面において前記無電極放電灯表面の輝度最大点を通り前記筐体に接する線分と前記筐体の外郭と前記無電極放電灯の外周とによって囲まれた領域に第1の導電性部材が配設されており、前記筐体の前記無電極放電灯の取り付け部と前記誘導コイルの巻回面との距離は、前記筐体の前記線分との接点と前記誘導コイルの巻回面との距離より短く、前記筐体との距離が前記無電極放電灯の表面の最大輝度点と前記筐体との距離に略等しくなるよう第2の導電性部材が配設され、第1の導電性部材と第2の前記導電性部材との間に他の導電性部材は存在しないことを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
- ガラスバルブ内に放電ガスを封入した無電極放電灯と、前記無電極放電灯に高周波電力を供給する高周波電源回路と、前記高周波電源回路を内包する筐体と、前記無電極放電灯の外部に巻回されるとともに前記高周波電源回路に接続され前記無電極放電灯に高周波電磁界を発生させるため前記無電極放電灯の外周に巻回された誘導コイルと、前記誘導コイルと略平行に配設され環状をなす複数の導電性部材によって構成されたシールドケージとからなる無電極放電灯点灯装置において、前記誘導コイルの巻回軸を含む平面において前記誘導コイルの前記筐体から遠い側の巻回部を通り前記筐体に接する線分と前記筐体の外郭と前記無電極放電灯の外周とによって囲まれた領域に第1の導電性部材が配設されており、前記筐体の前記無電極放電灯の取り付け部と前記誘導コイルの巻回面との距離は、前記筐体の前記線分との接点と前記誘導コイルの巻回面との距離より短く、前記筐体との距離が前記無電極放電灯の表面の最大輝度点と前記筐体との距離に略等しくなるよう第2の導電性部材が配設され、第1の導電性部材と第2の前記導電性部材との間に他の導電性部材は存在しないことを特徴とする無電極放電灯点灯装置。
- 前記筐体は略円筒形であり、その中心軸は前記誘導コイルの巻回軸と略同一であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
- 前記誘導コイルの巻回径は前記無電極放電灯の最大径より小さく、かつ、前記誘導コイルは前記無電極放電灯の最大径部と前記筐体との間に配設されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の無電極放電灯点灯装置。
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JP3906517B2 (ja) | 無電極放電灯点灯装置 |
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