JP3845984B2 - 照明制御操作装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の照明器具をオン・オフ(点滅)させるためのオン・オフ用スイッチ、または複数の照明器具を調光させるための調光用スイッチ等の、照明制御操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図13乃至図15は、従来の照明制御操作装置およびこれを使用した照明制御システムを示すものである。図13は、従来の照明制御操作装置を示すブロック図である。図14は、従来の照明制御操作装置を使用した照明制御システムを示すブロック図である。図15は、従来の照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図で、(a) は照明器具のオン・オフ制御を、(b) は照明器具の選択を、(c) は選択した照明器具の調光レベル設定をそれぞれ示している。
【0003】
照明制御操作装置100は、照明器具200をオン・オフ制御および調光レベル制御するための操作部であって、オン・オフ用スイッチユニット110と、調光用スイッチユニット120と、制御部130と、通信インターフェース部140とを備えて構成されている。
【0004】
オン・オフ用スイッチユニット110は、1台の照明器具200に対して、1つのオン・オフスイッチ111と、1つのオン表示LED112および1つのオフ表示LED113とを備えて構成される壁取り付け型のものである。
【0005】
調光用スイッチユニット120は、1台の照明器具200に対して、1つの調光オン・オフスイッチ121と、1つの調光オン表示LED122と、1つの調光オフ表示LED123と、1つの減光スイッチ124と1つの増光スイッチ125からなる調光レベル設定スイッチと、複数の調光レベル表示LED126とを備えて構成される壁取り付け型のものである。
【0006】
なお、このようなオン・オフ用スイッチユニット110および調光用スイッチユニット120における、操作者が照明制御操作装置100を操作するための部品点数を、算出してみる。照明器具200の台数をn台とし、照明器具200の調光設定レベルをm段階とする。
【0007】
オン・オフ用スイッチユニット110においては、オン・オフスイッチ111がn個、オン表示LED112がn個、オフ表示LED113がn個、それぞれ必要である。従って、オン・オフ用スイッチユニット110においては、操作者が操作するための部品点数は、3nとなる。
【0008】
また、調光用スイッチユニット120は、n台必要であり、調光オン・オフスイッチ121がn個、減光スイッチ124がn個、増光スイッチ125がn個、調光レベル表示LED126がm・n個、それぞれ必要である。従って、調光用スイッチユニット120においては、操作者が操作するための部品点数は、(3n+mn)個となる。
【0009】
従って、オン・オフ用スイッチユニット110および調光用スイッチユニット120における、操作者が照明制御操作装置100を操作するための部品点数は、次の(式1)で示される個数だけ、必要になる。
【0010】
3n+(3n+mn)=6n+mn(個)・・・・(式1)
制御部130は、オン・オフ用スイッチユニット110と、調光用スイッチユニット120および通信インターフェース部140とに接続している。制御部130は、操作者がオン・オフ用スイッチユニット110のオン・オフスイッチ111への入力を行うと、その入力を検知して、照明器具200をオン・オフ制御するためのオン・オフ信号を通信インターフェース部140へ出力する。また、制御部130は、操作者が調光用スイッチユニット120の調光オン・オフスイッチ121への入力を行うと、その入力を検知して、照明器具200の調光レベルを設定するための調光信号を通信インターフェース部140へ出力する。
【0011】
このような照明制御操作装置100は、図14に示すように、照明器具200と、照明制御盤300と、電源400とを備えて構成される照明制御システムにおける操作部として使用される。
【0012】
照明制御盤300は、リレー端末器310と、調光端末器320とを備えて構成されている。照明制御操作装置100は、リレー端末器310と、調光端末器320とに接続されており、リレー端末器310と、調光端末器320とをそれぞれ介して、同一の照明器具200に接続されている。また、照明器具200は、リレー端末器310の接点リレーを介して、電源400に接続されている。
【0013】
照明制御操作装置100は、オン・オフスイッチ111がオンになると、通信インターフェース部140を介して、リレー端末器310のリレーをオンにする制御を行い、電源400から照明器具200へ電源を供給する。照明制御操作装置100は、オン・オフスイッチ111がオンである場合に調光オン・オフスイッチ121がオンになると、通信インターフェース部140を介して調光端末器320を制御し、減光スイッチ124および増光スイッチ125への入力レベルに応じて照明器具200の調光レベルを制御する。
【0014】
このような照明制御操作装置100を用いて行われる照明器具200のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を、図15を用いて以下に説明する。図15に示すように、照明器具200は、計4台であるとする。
【0015】
オン・オフ用スイッチユニット110には、オン・オフスイッチ111が照明器具200の台数と同じく4つ用意されており、各オン・オフスイッチ111に対応して1つのオン表示LED112および1つのオフ表示LED113とが備えられている。また、調光用スイッチユニット120は、各照明器具200に対応して1つずつ用意されており、合計で照明器具200の台数と同じく4つ用意されている。各調光用スイッチユニット120には、1つの調光オン・オフスイッチ121と、1つの調光オン表示LED122と、1つの調光オフ表示LED123と、1つの減光スイッチ124と、1つの増光スイッチ125および5つの調光レベル表示LED126とが備えられている。
【0016】
図15(a) に示すように、照明器具200を点灯または消灯に関しては、操作者は、1つのオン・オフスイッチ111を押す毎に、押したオン・オフスイッチ111に対応する照明器具200を点灯または消灯させることができる。照明器具200は、操作者からのオン・オフスイッチ111への操作入力に応じてリレー端末器310によりオンオフされる。
このとき、照明器具200が点灯状態になったならば、オン表示LED112が点灯し、または、照明器具200が消灯状態になったならば、オフ表示LED113が点灯する。
【0017】
操作者は、照明器具200の調光レベルを変えたいときには、まず、オン・オフスイッチ111を押して所望の照明器具200を点灯させておく。次に、図15(b) に示すように、操作者は、選択した照明器具200に対応する調光用スイッチユニット120の調光オン・オフスイッチ121を押して、照明制御操作装置100を、調光レベル設定モード、すなわち調光レベルを設定する操作モードに移行する。このとき、調光レベル設定モードになったならば、調光オン表示LED122が点灯して、調光レベル設定モードであることがわかる。引き続き、操作者は、同じ調光用スイッチユニット120の減光スイッチ124または増光スイッチ125を押すことにより、調光レベルの設定を行う。このとき、操作者は、照明器具200を目視するのみならず、5つの調光レベル表示LEDの点灯LEDの個数によっても、照明器具200の現在の調光レベルを知ることができる。照明器具200は、操作者からの減光スイッチ124または増光スイッチ125への操作入力に応じて調光端末器320により調光される。
【0018】
操作者は、所望の調光レベルで照明器具200を点灯した後、最後に、図15(c) に示すように、調光オン・オフスイッチ121を押すことによって、調光レベル設定モードを終了する。このとき、調光用スイッチユニット120は、調光オン表示LED122が消灯すると共に、調光オフ表示LED123が点灯して、操作者は、調光レベル設定モードが解除されたことが目視確認できる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のような従来の照明制御操作装置においては、照明制御操作装置100は、オン・オフ用スイッチユニット110と、調光用スイッチユニット120との2種類のスイッチユニットが必要であり、照明器具200の台数が増えると、調光用スイッチユニット120の台数が増えてしまい、操作者が照明制御操作装置100を操作するための操作用スイッチやLEDなどの状態表示用の部品点数が、減光スイッチ124と、増光スイッチ125および調光レベル表示LEDの分だけ増えてしまうという問題点があった。
【0020】
本発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、操作者が照明制御操作装置を操作するための部品点数を削減した照明制御操作装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の問題点を解決するため、請求項1記載の発明にあっては、複数の照明器具をそれぞれオン・オフ制御するための複数のオン・オフスイッチと、前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると照明器具をオン・オフ制御するためのオン・オフ信号を出力する制御部とを備える照明制御操作装置において、照明器具をオン・オフ制御するオン・オフ制御モードから照明器具の調光レベルを設定する調光設定モードへの切り換え、および前記調光設定モードから前記オン・オフ制御モードへの切り換えを行うための制御モード切換スイッチと、前記オン・オフスイッチに対応してそれぞれ別個に設けられたオン表示部及びオフ表示部と、照明器具の調光レベルを前記オン表示部または前記オフ表示部の点灯パターンと対応づけた第1のデータ変換テーブルと照明器具の調光レベルを前記オン・オフスイッチと対応付けた第2のデータ変換テーブルを記憶しておくためのメモリとを設け、前記制御部は、オン・オフ制御モードの場合に前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、当該オン・オフスイッチに対応する照明器具をオン・オフ制御するための前記オン・オフ信号を出力するとともに当該照明器具の点灯状態に応じて前記オン表示部及びオフ表示部を点灯させ、調光設定モードの場合に前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、当該オン・オフスイッチに対応する前記オン表示部または前記オフ表示部の一方を点灯させるとともに前記オン表示部または前記オフ表示部の他方側を前記第1のデータ変換テーブルにより当該オン・オフスイッチに対応する照明器具の調光レベルと対応づけられた点灯パターンで点灯させて調光対象の照明器具を選択し、調光対象の照明器具が選択された状態で前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、選択された照明器具を前記第2のデータ変換テーブルにより当該オン・オフスイッチと対応づけられた調光レベルに設定するための調光信号を出力することを特徴とする。
【0022】
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の照明制御操作装置において、前記制御部は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチへの入力を検知すると、調光設定モードに移ってタイムカウントを開始し、このタイムカウントが所定時間を経過するまでに、前記オン・オフスイッチへの入力を検知しなければ、調光設定モードからオン・オフ制御モードに復帰するものであることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る照明制御操作装置の第1の実施の形態を図1乃至図7に基づいて、第2の実施の形態を図8乃至図12に基づいて、それぞれ詳細に説明する。
【0024】
[第1の実施の形態]
図1は照明制御操作装置を示すブロック図である。図2は照明制御操作装置を使用した照明制御システムを示すブロック図である。図3は照明制御操作装置のメモリにおける各種データ変換テーブルを示すもので、(a) はオン表示LEDと調光レベルデータとの対応を示す説明図を、(b) はオン・オフスイッチと調光レベルデータとの対応を示す説明図をそれぞれ示している。図4および図5は、照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図で、図4(a) は照明器具のオン・オフ制御を、図4(b) は照明器具の調光レベル設定開始を、図4(c) は照明器具の選択を、図5(a) は選択した照明器具の調光レベル制御の設定を、図5(b) は調光レベル制御の設定の終了をそれぞれ示している。図6および図7は、制御部の動作フローの一例を示す説明図である。
【0025】
照明制御操作装置100は、照明器具200をオン・オフ制御および調光レベル制御するための操作部であって、図1に示すように、制御部130と、通信インターフェース部140と、スイッチユニット150およびメモリ160とを備えて構成されている。
【0026】
スイッチユニット150は、1つの照明制御操作装置100の操作用スイッチ全てが集約されて設けられたものであり、1台の照明器具200に対して、1つのオン・オフスイッチ111と、1つのオン表示LED112および1つのオフ表示LED113とを備えて構成される。また、スイッチユニット150は、1つの調光オン・オフスイッチ121を備え、オン・オフスイッチ111と、調光オン・オフスイッチ121とは、全て制御部130に接続されており、制御部130によって入力状態を読み取られる。また、オン表示LED112と、オフ表示LED113とは、全て制御部130に接続されており、制御部130によって点灯および消灯の各状態を制御される。
【0027】
なお、このようなスイッチユニット150における、操作者が照明制御操作装置100を操作するための部品点数を、算出してみる。照明器具200の台数をn台とし、照明器具200の調光設定レベルをm段階とする。
【0028】
オン・オフスイッチ111は照明器具200の台数と同じくn個必要であり、オン表示LED112はオン・オフスイッチ111の個数と同じくn個、オフ表示LED113もオン・オフスイッチ111の個数と同じくn個、それぞれ必要であり、さらに、調光オン・オフスイッチ121が1個必要である。従って、スイッチユニット150における、操作者が照明制御操作装置100を操作するための部品点数は、次の(式2)で示される個数だけ、必要になる。
【0029】
n+n+n+1=3n+1(個)・・・・(式2)
この照明制御操作装置100は、調光オン・オフスイッチ121が押される度に、オン・オフ制御モード(照明器具200の点灯または消灯を行う操作モード)から調光レベル設定モード(照明器具200の調光レベルを設定する操作モード)へ、または調光レベル設定モードからオン・オフ制御モードへ、照明器具200の制御モードを切り換える。オン・オフスイッチ111は、オン・オフ制御モードにおいては、照明器具200のオン・オフ制御を行うためのスイッチであるが、調光レベル設定モードにおいては、以下に説明するように、照明器具200を選択するためのスイッチおよび照明器具200の調光レベルを設定するためのスイッチとして機能する。さらに、オン表示LED112およびオフ表示LED113も、オン・オフ制御モードと調光レベル設定モードとの各制御モードにおいては、点灯表示によって表す対象の意味が変わる。すなわち、オン表示LED112およびオフ表示LED113は、オン・オフ制御モードにおいては、オン・オフスイッチ111が押される度に、オン表示LED112またはオフ表示LED113のどちらか一方が点灯し、残りの一方が消灯するものである。ところが、オン表示LED112およびオフ表示LED113は、調光レベル設定モードにおいては、オン表示LED112は、オン・オフスイッチ111で選択した照明器具200の調光設定レベルを表示する役割を与えられ、オフ表示LED113は、オン・オフスイッチ111で選択した照明器具200を表す役割を与えられる。つまり、調光オン・オフスイッチ121は、オン・オフ制御モードから調光設定モードへの切り換え、および調光設定モードからオン・オフ制御モードへの切り換えを行うための制御モード切換スイッチ114として機能する。
【0030】
制御部130は、通信インターフェース部140と、スイッチユニット150およびメモリ160とに接続している。制御部130は、操作者がスイッチユニット150のオン・オフスイッチ111への入力を行うと、その入力を検知して、照明器具200をオン・オフ制御するためのオン・オフ信号、または照明器具200の調光レベルを設定するための調光信号を通信インターフェース部140へ出力する。また、制御部130は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチ114への入力を検知すると、調光設定モードに移って所定時間Tのタイムカウントを開始し、このタイムカウントが所定時間Tを経過するまでに、オン・オフスイッチ111への入力を検知しなければ、調光設定モードからオン・オフ制御モードに復帰する。
【0031】
メモリ160は、照明器具200の調光レベルをオン・オフスイッチ111と対応付けて記憶しておくためのメモリであって、図3(a) に示すように、調光レベルデータと、オン表示LED112の点灯個数とを対応付けるためのデータ変換テーブルAを記憶している。また、メモリ160は、図3(b) に示すように、調光レベルデータと、オン・オフスイッチ111とを対応付けるためのデータ変換テーブルBを記憶している。
【0032】
このような照明制御操作装置100は、図3に示すように、照明器具200と、照明制御盤300と、電源400とを備えて構成される照明制御システムにおける操作部として使用される。
【0033】
照明制御盤300は、リレー端末器310と、調光端末器320とを備えて構成されている。照明制御操作装置100は、リレー端末器310と、調光端末器320とに接続されており、リレー端末器310と、調光端末器320とをそれぞれ介して、同一の照明器具200に接続されている。また、照明器具200は、リレー端末器310の接点リレーを介して、電源400に接続されている。
【0034】
照明制御操作装置100は、オン・オフスイッチ111がオンになると、通信インターフェース部140を介して、リレー端末器310のリレーをオンにする制御を行い、電源400から照明器具200へ電源を供給する。照明制御操作装置100は、オン・オフスイッチ111がオンである場合に調光オン・オフスイッチ121がオンになると、通信インターフェース部140を介して調光端末器320を制御し、減光スイッチ124および増光スイッチ125への入力レベルに応じて照明器具200の調光レベルを制御する。
【0035】
このような照明制御操作装置100を用いて行われる照明器具200のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を、図4乃至図7を用いて以下に説明する。図4または図5に示すように、照明器具200は、計4台であるとする。
【0036】
スイッチユニット150には、オン・オフスイッチ111が照明器具200の台数と同じく4つ用意されており、各オン・オフスイッチ111に対応して1つのオン表示LED112および1つのオフ表示LED113とが備えられている。また、スイッチユニット150には、1つの調光オン・オフスイッチ121が備えられている。
【0037】
図4(a) に示すように、照明器具200の点灯または消灯に関しては、操作者は、1つのオン・オフスイッチ111を押す毎に、押したオン・オフスイッチ111に対応する照明器具200を点灯または消灯させることができる。照明器具200は、操作者からのオン・オフスイッチ111への操作入力に応じてリレー端末器310によりオンオフされる。
【0038】
このとき、照明器具200が点灯状態になるとオン・オフスイッチ111に対応するオン表示LED112が点灯し、また、照明器具200が消灯状態になるとオン・オフスイッチ111に対応するオフ表示LED113が点灯する。
【0039】
操作者は、照明器具200の調光レベルを変えたいときには、まず、図4(b) に示すように、調光オン・オフスイッチ121、すなわち制御モード切換スイッチ114を押すことによって、調光レベル設定モード、すなわち調光レベルを設定する操作モードを選択する。制御部130は、切り換え操作スイッチ114が押されたことを検知して(図6のステップ500)、ステップ500で切り換え操作スイッチ114が押される直前に調光レベル設定モードであれば(図6のステップ510)、調光レベル設定モードを終了してオン・オフ制御モードに移り(図6のステップ520)、ステップ500で切り換え操作スイッチ114が押される直前にオン・オフ制御モードであれば(図6のステップ510)、オン・オフ制御モードから調光レベル設定モードに移り、所定時間Tのタイムカウントを開始する(図6のステップ530)。
【0040】
続いて、操作者は、図4(c) に示すように、調光レベルを変えたい照明器具200を、その照明器具200に対応するオン・オフスイッチ111を押して選択する(図6のステップ540)。すると、制御部130は、オフ表示LED113のうち、押されたオン・オフスイッチ111に対応するオフ表示LED113だけを点灯させる。これにより照明器具200が選択されたことが表される。また、制御部130は、上記ステップ540で選択した照明器具200が設定されている調光レベルを、図3(a) に示すような、メモリ160のデータ変換テーブルAを参照し、各照明器具200の調光レベルデータと、オン表示LED112の点灯個数との対応付けとを読み取って、オン表示LED112の点灯個数によって表す。すなわち、照明器具200に設定可能な調光レベルは、オン表示LED112の個数と同じだけの4段階が設定可能であり、例えば調光レベルが第1段階から第4段階になるにつれて、照明器具200が明るくなるように調光レベルの設定がなされる。なお、図4(c) では、オン表示LED112は全て点灯しており、照明器具200に設定されている調光レベルは、照明器具200が最も明るい第4段階の調光レベルである例として示している(図6のステップ550)。
【0041】
次に、操作者は、上記ステップ540で選択した照明器具200の調光レベルを、所望の調光レベルに対応するオン・オフスイッチ111を押して設定する(図6のステップ560)。すると、制御部130は、押されたオン・オフスイッチ111に対応する調光レベルおよびオン表示LED112の点滅個数を、図3(b) に示すような、メモリ160のデータ変換テーブルBを参照して、以下のように設定する。例えば、図5(a) に示すように、照明器具200の調光レベルを、第2段階に設定したいとすると、操作者は第2段階の調光レベルに対応するオン・オフスイッチ111を押せばよい(図7のステップ561)。すると、制御部130は、第2段階の調光レベルに対応するオン表示LED112の点灯状態が点灯と消灯のどちらであるか判断する(図7のステップ562)。制御部130は、オン表示LED112が点灯していれば、そのオン表示LED112よりも明るい調光レベルを意味するオン表示LED112の点灯状態が点灯と消灯のどちらであるか判断する(図7のステップ563)。ステップ563にて点灯状態であれば、制御部130は、第2段階の調光レベルよりも明るい調光レベルを意味するオン表示LED112を消灯する(図7のステップ564)。また、上記ステップ562にて、第2段階の調光レベルに対応するオン表示LED112が消灯していれば、制御部130は、第1段階から第2段階までの調光レベルに対応するオン表示LED112を点灯する(図7のステップ565)。
【0042】
このようにして、オン表示LED112は、第1段階の調光レベルに対応するものと、第2段階の調光レベルに対応するものとが点灯する。つまり、オン表示LED112は、図5(a) において、選択されたオン・オフスイッチ111に対応するオン表示LED112が、第2段階の調光レベルに対応するものであり、第2段階の調光レベルよりも低い調光レベルを表す全てのオン表示LED112が点灯し、第2段階の調光レベルよりも高い調光レベルを表す全てのオン表示LED112が消灯することによって、上記ステップ540で選択した照明器具200が第2段階の調光レベルに設定されたことを表すことになる。
【0043】
上記ステップ563でオン表示LED112が消灯状態である場合か、上記ステップ564を終了するか、上記ステップ565を終了すると、制御部130は、オン表示LED112の点滅個数による調光レベルの表示を完了したことになる。次に、制御部130は、通信インターフェース部140を介して調光端末器320を制御することによって、照明器具200を、上述のように選択された第2段階の調光レベルで点灯(調光)させる(図7のステップ566)。
【0044】
なお、上記ステップ540においてオン・オフスイッチ111を押されるまでに、上記ステップ530にてタイムカウントを開始した所定時間Tが経過すると、制御部130は、操作者における調光レベル設定作業は行わない、と判断して、調光レベル設定モードを終了してオン・オフ制御モードに移る。
【0045】
最後に、図5(a) に示すように、操作者は、制御モード切換スイッチ114を押して、調光レベル設定モードを終了してオン・オフ制御モードに移る。すると、照明器具200は、調光レベル設定モードで再度調光レベルを設定しない限り、オン・オフスイッチ111を押されて点灯するときは、必ず第2段階の調光レベルで点灯する。
【0046】
従って、調光レベル設定スイッチをオン・オフスイッチ111と兼用し、オン・オフ制御モードから調光設定モードへの切り換え、および調光設定モードからオン・オフ制御モードへの切り換えを行うための制御モード切換スイッチ114と、照明器具200の調光レベルをオン・オフスイッチ111と対応付けて記憶しておくためのメモリ160とを設け、制御部130は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチ114への入力を検知すると、オン・オフスイッチ111を調光レベル設定スイッチとして設定し、調光設定モードの場合に制御モード切換スイッチ114への入力を検知すると、調光レベル設定スイッチをオン・オフスイッチ111として設定するものであるようにしたため、操作者が照明制御操作装置100を操作するための操作用スイッチやLEDなどの状態表示用の部品点数が削減できる。すなわち、上述の従来の照明制御操作装置の説明における(式1)で示した部品点数から、上述の(式2)で示した部品点数を差し引くと、次の(式3)で示すようになる。
【0047】
ここで、nは照明器具200の台数を表しているので1以上の自然数であり、mは照明器具200の調光設定レベルの数であるから少なくとも2以上の自然数である。このため、上の(式3)で示した値は、n=1かつm=2としても、次の(式4)で示すように4以上の値をとる。
【0048】
(式3)より
1・(3+2)−1=4>0・・・・(式4)
つまり、上述の従来の照明制御操作装置の説明における(式1)で示した部品点数よりも、上述の本実施例における(式2)で示した部品点数のほうが、少ないことになり、従って、操作者が照明制御操作装置100を操作するための操作用スイッチやLEDなどの状態表示用の部品点数が削減できるといえる。また、従来の照明制御操作装置に比べて、本実施例においてはメモリ160を1点余計に加えたが、上の(式4)に示すように、本実施例においては4点も少なくできているので、仮にメモリ160の部品点数を(式4)の計算結果から差し引いたとしても、やはり上述の従来の照明制御操作装置の説明における(式1)で示した部品点数よりも、上述の本実施例における(式2)で示した部品点数のほうが、少なくできて、部品点数はやはり削減されることになる。
【0049】
また、部品点数が削減されるため、照明制御操作装置100を小型化しやすい。また、部品点数が削減できるため、照明器具200の台数が増えても、部品点数の増加を抑えることができ、照明制御操作装置100を小型化しやすい。さらに、照明制御操作装置100の小型化が行いやすいため、小型化された照明制御操作装置100を取り付け面へ取り付ける作業も行いやすくなり、また、取り付け場所が狭くて取り付け面積が小さくても対応がしやすい。
【0050】
また、制御部130は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチ114への入力を検知すると、調光設定モードに移ってタイムカウントを開始し、このタイムカウントが所定時間Tを経過するまでに、調光レベル設定スイッチとして扱われるオン・オフスイッチ111への入力を検知しなければ、調光設定モードからオン・オフ制御モードに復帰するものであるようにしたため、操作者が調光設定モードからオン・オフ制御モードへ戻し忘れても、調光設定モードを終了することができる。
【0051】
[第2の実施の形態]
図8は照明制御操作装置を示すブロック図である。図9および図10は、照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図で、図9(a) は照明器具のオン・オフ制御を、図9(b) は照明器具の調光レベル設定開始を、図9(c) は照明器具の選択を、図10(a) は選択した照明器具の調光レベル制御の設定を、図10(b) は調光レベルの設定の終了をそれぞれ示している。図11および図12は、制御部の動作フローの一例を示す説明図である。なお、前述の第1の実施の形態と同一の箇所には同じ符号を付し、同一の箇所の詳細な説明は省略する。
【0052】
この第2の実施の形態の照明制御操作装置が前述の第1の実施の照明制御操作装置と異なり特徴となる構成は、制御モード切換スイッチ114を、オン・オフモードボタン114aと、調光設定モードボタン114bおよび調光設定モード表示LED114cとを備えて構成した点である。
【0053】
オン・オフモードボタン114aは、調光設定モードからオン・オフ制御モードへの切り換えをしたいときに押すボタンである。調光設定モードボタン114bは、オン・オフ制御モードから調光設定モードへの切り換えをしたいときに押すボタンである。調光設定モード表示LED114cは、調光設定モードボタン114bが押されて調光設定モードになると点灯し、オン・オフモードボタン114aが押されてオン・オフ制御モードになると消灯する。
【0054】
このようなスイッチユニット150における、操作者が照明制御操作装置100を操作するための部品点数は、前述の第1の実施の形態における照明制御操作装置に比して、1つの制御モード切換スイッチ114が、オン・オフモードボタン114aと、調光設定モードボタン114bおよび調光設定モード表示LEDとの計3点に変わったため、次の(式5)で表される個数だけ、必要になる。
【0055】
3n+1−1+3=3n+3(個)・・・・(式5)
このような照明制御操作装置100を用いて行われる照明器具200のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を、図9乃至図12を用いて以下に説明する。図9または図10に示すように、照明器具200は、計4台であるとする。
【0056】
スイッチユニット150には、オン・オフスイッチ111が照明器具200の台数と同じく4つ用意されており、各オン・オフスイッチ111に対応して1つのオン表示LED112および1つのオフ表示LED113とが備えられている。また、スイッチユニット150には、オン・オフモードボタン114aと、調光設定モードボタン114bおよび調光設定モード表示LED114cとが備えられている。
【0057】
操作者は、照明器具200の調光レベルを変えたいときには、まず、図9(b) に示すように、調光設定モードボタン114bを押すことによって、調光レベル設定モード、すなわち調光レベルを設定する操作モードを選択する。
【0058】
制御部130は、オン・オフモードボタン114aが押されたことを検知すると(図11のステップ600)、ステップ600で調光設定モードボタン114bが押される直前に調光レベル設定モードであれば、調光設定モードからオン・オフ制御モードへの切り換えを行う。また、制御部130は、ステップ600で調光設定モードボタン114bが押される直前にオン・オフ制御モードであれば、オン・オフ制御モードのままである(図11のステップ610)。制御部130は、上記ステップ600にて、オン・オフモードボタン114aが押されずに調光設定モードボタン114bが押されると(図11のステップ630)、調光レベル設定モードに移り、調光設定モード表示LED114cを点灯させる(図11のステップ640)。
【0059】
続いて、操作者は、図9(c) に示すように、調光レベルを変えたい照明器具200を、その照明器具200に対応するオン・オフスイッチ111を押して選択する(図11のステップ650)。すると、制御部130は、オフ表示LED113のうち、押されたオン・オフスイッチ111に対応するオフ表示LED113だけを点灯させる。これにより照明器具200が選択されたことが表される。ここで、照明器具200に設定可能な調光レベルは、オン表示LED112の個数と同じだけの例えば4段階が設定可能であり、例えば調光レベルが第1段階から第4段階になるにつれて、照明器具200が明るくなるように調光レベルの設定がなされる。なお、図9(c) では、オン表示LED112は全て点灯しており、照明器具200に設定されている調光レベルは、照明器具200が最も明るい第4段階の調光レベルである例として示している(図11のステップ660)。また、制御部130は、上記ステップ650で選択した照明器具200が設定されている調光レベルを、メモリ160のデータ変換テーブルAを参照し、各照明器具200の調光レベルデータと、オン表示LED112の点灯個数との対応付けとを読み取って、オン表示LED112の点灯個数によって表す。
【0060】
次に、操作者は、上記ステップ650で選択した照明器具200の調光レベルを、所望の調光レベルに対応するオン・オフスイッチ111を押して設定する(図6のステップ670)。すると、制御部130は、押されたオン・オフスイッチ111に対応する調光レベルおよびオン表示LED112の点滅個数を、メモリ160のデータ変換テーブルBを参照して、以下のように設定する。例えば、図10(a) に示すように、照明器具200の調光レベルを、第2段階に設定したいとすると、操作者は第2段階の調光レベルに対応するオン・オフスイッチ111を押せばよい(図12のステップ671)。すると、制御部130は、第2段階の調光レベルに対応するオン表示LED112の点灯状態が点灯と消灯のどちらであるか判断する(図12のステップ672)。制御部130は、オン表示LED112が点灯していれば、そのオン表示LED112よりも明るい調光レベルを意味するオン表示LED112の点灯状態が点灯と消灯のどちらであるか判断する(図12のステップ673)。ステップ673にて点灯状態であれば、制御部130は、第2段階の調光レベルよりも明るい調光レベルを意味するオン表示LED112を消灯する(図12のステップ674)。また、上記ステップ672にて、第2段階の調光レベルに対応するオン表示LED112が消灯していれば、制御部130は、第1段階から第2段階までの調光レベルに対応するオン表示LED112を点灯する(図12のステップ675)。
【0061】
このようにして、オン表示LED112は、第1段階の調光レベルに対応するものと、第2段階の調光レベルに対応するものとが点灯する。つまり、オン表示LED112は、図10(a) において、選択されたオン・オフスイッチ111に対応するオン表示LED112が、第2段階の調光レベルに対応するものであり、第2段階の調光レベルよりも低い調光レベルを表す全てのオン表示LED112が点灯し、第2段階の調光レベルよりも高い調光レベルを表す全てのオン表示LED112が消灯することによって、上記ステップ650で選択した照明器具200が第2段階の調光レベルに設定されたことを表すことになる。
【0062】
上記ステップ673でオン表示LED112が消灯状態である場合か、上記ステップ674を終了するか、上記ステップ675を終了すると、制御部130は、オン表示LED112の点滅個数による調光レベルの表示を完了したことになる。次に、制御部130は、通信インターフェース部140を介して調光端末器320を制御することによって、照明器具200を、上述のように選択された第2段階の調光レベルで点灯(調光)させる(図12のステップ676)。
最後に、図10(b) に示すように、操作者は、オン・オフモードボタン114aを押して、調光レベル設定モードを終了してオン・オフ制御モードに移る。すると、制御部130は、調光設定モード表示LED114cを消灯して、調光設定モードが終了した旨を表示する。照明器具200は、調光レベル設定モードで再度調光レベルを設定しない限り、オン・オフスイッチ111を押されて点灯するときは、必ず第2段階の調光レベルで点灯する。
【0063】
従って、調光レベル設定スイッチをオン・オフスイッチ111と兼用し、オン・オフ制御モードから調光設定モードへの切り換え、および調光設定モードからオン・オフ制御モードへの切り換えを行うための制御モード切換スイッチ114と、照明器具200の調光レベルをオン・オフスイッチ111と対応付けて記憶しておくためのメモリ160とを設け、制御部130は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチ114への入力を検知すると、オン・オフスイッチ111を調光レベル設定スイッチとして設定し、調光設定モードの場合に制御モード切換スイッチ114への入力を検知すると、調光レベル設定スイッチをオン・オフスイッチ111として設定するものであるようにしたため、操作者が照明制御操作装置100を操作するための操作用スイッチやLEDなどの状態表示用の部品点数が削減できる。すなわち、上述の従来の照明制御操作装置の説明における(式1)で示した部品点数から、上述の(式5)で示した部品点数を差し引くと、次の(式6)で示すようになる。
【0064】
ここで、nは照明器具200の台数を表しているので1以上の自然数であり、mは照明器具200の調光設定レベルの数であるから少なくとも2以上の自然数である。このため、上の(式6)で示した値は、n=1かつm=2としても、次の(式4)で示すように2以上の値をとる。
【0065】
(式3)より
1(3+2)−3=2>0・・・・(式7)
つまり、上述の従来の照明制御操作装置の説明における(式1)で示した部品点数よりも、上述の本実施例における(式6)で示した部品点数のほうが、少ないことになり、従って、操作者が照明制御操作装置100を操作するための操作用スイッチやLEDなどの状態表示用の部品点数が削減できるといえる。また、従来の照明制御操作装置に比べて、本実施例においてはメモリ160を1点余計に加えたが、上の(式7)に示すように、本実施例においては2点も少なくできているので、仮にメモリ160の部品点数を(式4)の計算結果から差し引いたとしても、やはり上述の従来の照明制御操作装置の説明における(式1)で示した部品点数よりも、上述の本実施例における(式2)で示した部品点数のほうが、少なくできて、部品点数はやはり削減されることになる。
【0066】
すなわち、前述の第1の実施の形態に比して、制御モード切換スイッチ114を、オン・オフモードボタン114aと、調光設定モードボタン114bおよび調光設定モード表示LED114cとを備えて構成する程度の部品増加ならば、第1の実施例と比較して、操作者が照明制御操作装置100を操作するための部品点数が、オン・オフモードボタン114aおよび調光設定モード表示LEDの2点だけ増えるが、部品点数はやはり削減される上に、オン・オフ制御モードと調光設定モードとのそれぞれを選択するスイッチが与えられて操作がしやすくなり、しかも調光設定モード表示LED114cによりオン・オフ制御モードと調光設定モードとの見分けが付きやすい。
【0067】
また、部品点数が削減されるため、照明制御操作装置100を小型化しやすい。また、部品点数が削減できるため、照明器具200の台数が増えても、部品点数の増加を抑えることができ、照明制御操作装置100を小型化しやすい。さらに、照明制御操作装置100の小型化が行いやすいため、小型化された照明制御操作装置100を取り付け面へ取り付ける作業も行いやすくなり、また、取り付け場所が狭くて取り付け面積が小さくても対応がしやすい。
【0068】
【発明の効果】
請求項1記載の発明にあっては、照明器具をオン・オフ制御するオン・オフ制御モードから照明器具の調光レベルを設定する調光設定モードへの切り換え、および前記調光設定モードから前記オン・オフ制御モードへの切り換えを行うための制御モード切換スイッチと、前記オン・オフスイッチに対応してそれぞれ別個に設けられたオン表示部及びオフ表示部と、照明器具の調光レベルを前記オン表示部または前記オフ表示部の点灯パターンと対応づけた第1のデータ変換テーブルと照明器具の調光レベルを前記オン・オフスイッチと対応付けた第2のデータ変換テーブルを記憶しておくためのメモリとを設け、前記制御部は、オン・オフ制御モードの場合に前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、当該オン・オフスイッチに対応する照明器具をオン・オフ制御するための前記オン・オフ信号を出力するとともに当該照明器具の点灯状態に応じて前記オン表示部及びオフ表示部を点灯させ、調光設定モードの場合に前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、当該オン・オフスイッチに対応する前記オン表示部または前記オフ表示部の一方を点灯させるとともに前記オン表示部または前記オフ表示部の他方側を前記第1のデータ変換テーブルにより当該オン・オフスイッチに対応する照明器具の調光レベルと対応づけられた点灯パターンで点灯させて調光対象の照明器具を選択し、調光対象の照明器具が選択された状態で前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、選択された照明器具を前記第2のデータ変換テーブルにより当該オン・オフスイッチと対応づけられた調光レベルに設定するための調光信号を出力するようにしたため、操作者が照明制御操作装置を操作するための操作用スイッチやLEDなどの状態表示用の部品点数が削減できる。また、部品点数が削減されるため、照明制御操作装置を小型化しやすい。また、部品点数が削減できるため、照明器具の台数が増えても、部品点数の増加を抑えることができ、照明制御操作装置を小型化しやすい。さらに、照明制御操作装置の小型化が行いやすいため、小型化された照明制御操作装置を取り付け面へ取り付ける作業も行いやすくなり、また、取り付け場所が狭くて取り付け面積が小さくても対応がしやすい。
【0069】
請求項2記載の発明にあっては、請求項1記載の発明の効果に加えて、制御部は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチへの入力を検知すると、調光設定モードに移ってタイムカウントを開始し、このタイムカウントが所定時間を経過するまでに、調光レベル設定スイッチとして扱われるオン・オフスイッチへの入力を検知しなければ、調光設定モードからオン・オフ制御モードに復帰するものであるようにしたため、操作者が調光設定モードからオン・オフ制御モードへ戻し忘れても、調光設定モードを終了することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の照明制御操作装置を説明するブロック図である。
【図2】同上の照明制御操作装置を使用した照明制御システムを示すブロック図である。
【図3】照明制御操作装置のメモリにおける各種データ変換テーブルを示す説明図である。
【図4】同上の照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図である。
【図5】同上の照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図である。
【図6】同上の制御部の動作フローの一例を示す説明図である。
【図7】同上の制御部の動作フローの一例を示す説明図である。
【図8】本発明に係る第2の実施の形態の照明制御操作装置を示すブロック図である。
【図9】同上の照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図である。
【図10】同上の照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図である。
【図11】同上の制御部の動作フローの一例を示す説明図である。
【図12】同上の制御部の動作フローの一例を示す説明図である。
【図13】従来の照明制御操作装置を示すブロック図である。
【図14】従来の照明制御操作装置を使用した照明制御システムを示すブロック図である。
【図15】従来の照明制御操作装置を用いて行われる照明器具のオン・オフ制御および調光レベル設定の手順を示す模式図である。
【符号の説明】
111 オン・オフスイッチ
114 制御モード切換スイッチ
124、125 調光レベル設定スイッチ
130 制御部
160 メモリ
200 照明器具
T 所定時間
Claims (2)
- 複数の照明器具をそれぞれオン・オフ制御するための複数のオン・オフスイッチと、前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると照明器具をオン・オフ制御するためのオン・オフ信号を出力する制御部とを備える照明制御操作装置において、照明器具をオン・オフ制御するオン・オフ制御モードから照明器具の調光レベルを設定する調光設定モードへの切り換え、および前記調光設定モードから前記オン・オフ制御モードへの切り換えを行うための制御モード切換スイッチと、前記オン・オフスイッチに対応してそれぞれ別個に設けられたオン表示部及びオフ表示部と、照明器具の調光レベルを前記オン表示部または前記オフ表示部の点灯パターンと対応づけた第1のデータ変換テーブルと照明器具の調光レベルを前記オン・オフスイッチと対応付けた第2のデータ変換テーブルを記憶しておくためのメモリとを設け、前記制御部は、オン・オフ制御モードの場合に前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、当該オン・オフスイッチに対応する照明器具をオン・オフ制御するための前記オン・オフ信号を出力するとともに当該照明器具の点灯状態に応じて前記オン表示部及びオフ表示部を点灯させ、調光設定モードの場合に前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、当該オン・オフスイッチに対応する前記オン表示部または前記オフ表示部の一方を点灯させるとともに前記オン表示部または前記オフ表示部の他方側を前記第1のデータ変換テーブルにより当該オン・オフスイッチに対応する照明器具の調光レベルと対応づけられた点灯パターンで点灯させて調光対象の照明器具を選択し、調光対象の照明器具が選択された状態で前記オン・オフスイッチへの入力を検知すると、選択された照明器具を前記第2のデータ変換テーブルにより当該オン・オフスイッチと対応づけられた調光レベルに設定するための調光信号を出力することを特徴とする照明制御操作装置。
- 前記制御部は、オン・オフ制御モードの場合に制御モード切換スイッチへの入力を検知すると、調光設定モードに移ってタイムカウントを開始し、このタイムカウントが所定時間を経過するまでに、前記オン・オフスイッチへの入力を検知しなければ、調光設定モードからオン・オフ制御モードに復帰するものであることを特徴とする請求項1記載の照明制御操作装置。
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