JP3843117B2 - 蓋 - Google Patents

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JP3843117B2 JP2005232538A JP2005232538A JP3843117B2 JP 3843117 B2 JP3843117 B2 JP 3843117B2 JP 2005232538 A JP2005232538 A JP 2005232538A JP 2005232538 A JP2005232538 A JP 2005232538A JP 3843117 B2 JP3843117 B2 JP 3843117B2
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Description

この発明は、流しの排水口に用いられる蓋に関する。
従来より、流しに水(湯または混合水も含む)を溜めること、あるいは、流しの排水口
に設置されるごみ受け籠に付着したごみ等や下水からの異臭が外部に漏れないようにする
ことを目的として、流しの排水口を適宜に覆うことができるように構成された蓋が用いら
れている。
ところで、前記異臭を消すために市販の消臭剤が使用されているが、市販の消臭剤は前
記ごみ受け籠等に設置する必要があった。そのため、ごみ受け籠内にたまったごみを処理
するには、ごみ受け籠に設置した消臭剤を取り外すなどの作業が必要となり、手間がかか
るという問題があった。
そこで、本願出願人は、この出願に先立って、消臭作用を有する薬剤を収納し通気性を
有する薬剤収納部材を、蓋本体の裏側に着脱自在に取り付けるようにした蓋を提案してい
る(特願2003−343234号(特開2005−105737号))。この蓋では、
ごみ受け籠内のごみを処理する場合、蓋を排水口から取り外すことによりこの蓋に装着し
た薬剤収納部材も同時に取り外されることになるので、上記のように手間がかかるという
問題がない。
しかし、本願出願人は、鋭意研究の結果、小型化・軽量化および製造コストの低減を図
る上でさらに好ましい蓋を得るに至った。
この発明は上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、排水口からの異臭の消
臭作用が得られるだけでなく、排水口直下に設けられるごみ受け籠内のごみの処理を行い
やすく、しかも、小型化・軽量化と共に製造コストの低減を図ることもできる蓋を提供す
ることである。
上記目的を達成するために、この発明の蓋は、流しの排水口を覆って密閉するシート状
の蓋本体と、消臭作用または防臭作用または殺菌作用またはぬめり除去作用の一以上の作
用を有する薬剤を収納し、前記蓋本体の裏側に着脱自在に取り付けられる通気性を有する
薬剤収納部材とを備え、前記蓋本体全体が、排水口の周縁に密着する程度の軟質性を有し
、また、前記蓋本体に、裏面側に開口しその開口が内部よりも狭まっており蓋本体の裏面
側からみて凹んだ凹入部となっている平面視ほぼ十字形状のポケット部が設けられ、この
ポケット部に前記薬剤収納部材が取り付けられるように構成したことを特徴としている(
請求項1)。
また、上記目的を達成するために、この発明の蓋が、流しの排水口を覆って密閉するシ
ート状の蓋本体と、消臭作用または防臭作用または殺菌作用またはぬめり除去作用の一以
上の作用を有する薬剤を収納し、前記蓋本体の裏側に着脱自在に取り付けられる通気性を
有する薬剤収納部材とを備え、前記蓋本体の周縁部に、排水口の周縁に密着する程度の軟
質性を有するシール部材が設けられ、また、前記蓋本体に、裏面側に開口しその開口が内
部よりも狭まっており蓋本体の裏面側からみて凹んだ凹入部となっている平面視ほぼ十字
形状のポケット部が設けられ、このポケット部に前記薬剤収納部材が取り付けられるよう
に構成したことを特徴としていてもよい(請求項2)。
さらに、前記蓋本体が、バイオフィルムの形成を阻害する薬剤又は抗菌作用を有する薬
剤を含有するように形成されていてもよい(請求項3)。
請求項1〜3に係る発明では、排水口を覆った状態とすると、排水口からの異臭の消臭
作用を発揮する蓋が得られる。すなわち、本発明の蓋によって前記排水口を覆うと、流し
に水(湯または混合水も含む)を溜めることができ、流しに水を溜めればその水の重み(
水圧)により蓋本体が排水口周縁により密着することとなる。そして、蓋によって排水口
を覆ったときには、流しの排水口の直下に設置されるごみ受け籠に付着したごみ等や下水
からの異臭が外部に漏れないようにすることができる。
また、前記薬剤が消臭作用を有している場合には以下の効果が得られる。すなわち、前
記蓋は、薬剤を収納した薬剤収納部材を裏面側(下面側)に備えているので、この薬剤に
より前記異臭を消すことができ、しかも、蓋本体が排水口を密閉するので、薬剤の消臭機
能が排水口の直下近傍における空間で集中的に発揮され、これにより、薬剤による消臭が
非常に効果的に行われることになる。また、前記薬剤が防臭作用、殺菌作用またはぬめり
除去作用を有している場合にも、それらの作用(機能)が上記消臭作用と同様に効果的に
発揮されることとなる。
しかも、上記本発明の蓋では、蓋本体に前記薬剤を収納した薬剤収納部材が装着される
ので、前記蓋本体と薬剤等を一体的に扱うことができ、排水口直下に設けられるごみ受け
籠内のごみの処理を行うときに、前記薬剤をごみ受け籠から取り出した後にごみ受け籠の
ごみを捨てるなどの余分な手間がかかるという問題がなく、前記蓋が流しにおける作業の
邪魔になるということもない。さらに、蓋本体はシンプルな構造であるシート状となって
いるので、小型化・軽量化と共に製造コストの低減を図ることもできる。
また、薬剤収納部材は蓋本体に対して着脱自在となっているので、前記薬剤の寿命が尽
きた場合には、その薬剤を収納した薬剤収納部材を、新しい薬剤を収納した薬剤収納部材
に交換すればよく、これにより、蓋本体は交換せずに長期間使用することができる。
そして、この発明では、薬剤収納部材の交換が容易で非常に簡便な構造の蓋が得られる
また、請求項3に係る発明では、ヌメリが発生して蓋本体に付着することを確実に防止
することができる。
図1は、この発明の参考例に係る蓋1の構成を概略的に示す分解斜視図、図2および図
3は、前記蓋1の構成を概略的に示す説明図および底面図である。まず、図1および図2
において、2は菊割れ蓋であり、この菊割れ蓋2は、環状枠部3と、平面視円形の底部4
とを有し、底部4は、環状枠部3の内周面に連設された複数の菊割れ舌片5によって構成
されている。そして、菊割れ蓋2は流しの排水口6に着脱自在に設置され、排水口6の直
下には、図2に示すように、メッシュ状のごみ受け籠Gが着脱自在に設置されている。な
お、図2において、Cはごみ受け籠Gを着脱自在に収容し下流側が排水パイプに接続され
るごみ受け籠収容容器であり、このごみ受け籠収容容器Cの上端部に菊割れ蓋2が着脱自
在に設置される前記排水口6が形成されている。
そして、図1〜図3に示すように、前記蓋1は、排水口6を菊割れ蓋2ごと覆って密閉
するシート状の蓋本体7と、消臭作用を有する薬剤8を収納し、前記蓋本体7の裏側に着
脱自在に取り付けられる通気性を有する薬剤収納部材9とを備えている。
前記蓋本体7は、軟質材料(例えばポリプロピレン等の合成樹脂)を主体としてなる平
面視ほぼ円形状の部材で、前記排水口6の周縁に確実に密着する程度の軟質性および弾力
性(可撓性)を有しており、直径が約180mm程度となっている。そして、蓋本体7の
表面の適宜の位置には把手10が設けられており、裏面には薬剤収納部材9を着脱自在に
保持するための保持部としての複数(この実施の形態では四つ)の爪11が設けられてい
る。なお、各爪11は、縦断面ほぼL字形状をしている。また、蓋本体7は、自然状態で
は、その中央部が盛り上がるように(いわゆるコンタクトレンズの形状に近い形状となる
ように)構成されており、かつ、中央部が端部よりも若干厚くなっている。
前記薬剤8は、前記菊割れ蓋2やごみ受け籠に付着したごみや下水からの異臭を消す消
臭作用を有し、0.5〜20mm(例えば4mm程度)の粒径を有する粒状をしている。
そして、この実施の形態では、前記薬剤8として、東亜合成株式会社製のケスモン(商標
)が用いられている。なお、薬剤8は、粒状のものに限られず、粉状であってもよい。
前記薬剤収納部材9は、不織布よりなる袋状でスティックタイプの部材であり、蓋本体
7の爪11に着脱自在に保持される。
そして、上記のように構成された蓋1によって前記排水口6を覆うと、流しに水(湯ま
たは混合水も含む)を溜めることができ、流しに水を溜めればその水の重み(水圧)によ
り排水口6周縁により密着することとなる。また、蓋1によって排水口6を覆ったときに
は、流しの排水口6の直下に設置されるごみ受け籠に付着したごみ等や下水からの異臭が
外部に漏れないようにすることができる。さらに、前記蓋1は、薬剤8を収納した薬剤収
納部材9を裏面側(下面側)に備えているので、この薬剤8により前記異臭を消すことが
でき、しかも、蓋本体7が排水口6を密閉するので、薬剤8の消臭機能が排水口6の直下
近傍における空間で集中的に発揮され、これにより、薬剤8による消臭が非常に効果的に
行われることになる。
また、一般的に市販されている塩素系消臭剤は、例えばごみ受け籠内に載置されて使用
される。そして、当該薬剤から発生した塩素ガスにより排水口の異臭を消すが、発生する
塩素ガスはゴム製の菊割れ蓋の劣化の原因の一つになるおそれがあり、また、前記塩素ガ
スによりその使用者等の健康上の問題も生じる。しかし、この実施の形態で薬剤8として
用いる上記ケスモン(商標)は、異臭を吸着により消す無機系の消臭剤であり、上記塩素
系消臭剤のように塩素ガスを発生させないので、ゴム製の菊割れ蓋を劣化させたり、その
使用者等の健康を害することもなく、安全性が高い。
さらに、前記蓋1はコンパクトな構成となっているので、その保管のためのスペースが
小さくてよく、そのうえ、保管時に、例えば流しの近傍等にある壁に密着させ、その壁と
蓋本体7とで薬剤収納部材9をほぼ密閉した状態とすれば、薬剤8が余計な消臭を行わな
くなるので必然的に薬剤8の長寿命化を図ることができる。なお、上記密閉を行うために
は、蓋本体7が、前記薬剤収納部材9を覆った状態で壁に密着させることができる程度に
その中央部が周縁部よりも盛り上がった形状となっていればよい。
また、薬剤収納部材9は蓋本体7に対して着脱自在となっているので、薬剤8の寿命が
尽きた場合には、その薬剤8を収納した薬剤収納部材9を、新しい薬剤8を収納した薬剤
収納部材9に交換すればよく、これにより、蓋本体7は交換せずに長期間使用することが
できる。
なお、本参考例に係る発明は、上記の実施の形態に限られず、種々に変形して実施する
ことができる。例えば、上記の実施の形態では、蓋本体7の直径を約180mmとしてい
るが、蓋本体7の大きさは排水口6の大きさ等に応じて適宜に設定すればよい。
また、前記蓋本体7は平面視円形状に限られず、例えば平面視が楕円形状や矩形状等と
なるように構成されていてもよい。
さらに、前記蓋本体7が、バイオフィルムの形成を阻害する薬剤を含有するように形成
されていてもよい。ここで、バイオフィルムとは、微生物が排出するスライムで囲まれた
微生物の集合体で、ヌメリの薄膜である。このバイオフィルムの形成を阻害すればヌメリ
発生防止に大きな効果が得られる。そして、バイオフィルムの形成を阻害する薬剤として
は、例えばダイマー38(商品名:イヌイ株式会社製)があり、これは有害なガスを発生
することがなく人体に対しては安全性が高い。このバイオフィルムの形成を阻害する薬剤
は、第4アンモニウム塩を主たる成分としている。
ここで、蓋本体7に前記バイオフィルムの形成を阻害する薬剤を添加する場合、その添
加量(含有量)は例えば1〜3重量%とすることが好ましい。これは、前記薬剤の添加量
が1重量%よりも少ないとバイオフィルムの形成を阻害する効果が低下し易くなり、3重
量%よりも多いと蓋本体7の主たる材料に前記薬剤を均一に混合するのが困難となるため
である。
また、上述したバイオフィルムの形成を阻害する薬剤の代わりに、前記蓋本体7が抗菌
作用を有する薬剤を含有するように形成されていてもよい。前記抗菌作用を有する薬剤と
しては、例えば、東亜合成株式会社製のカビノン(商標)を用いることができる。これは
、イソチアゾリン系有機剤とシリカ系無機剤のハイブリッド(複合)材料を含むものであ
る。
また、蓋本体7に前記抗菌作用を有する薬剤を添加する場合、その添加量(含有量)は
例えば2〜10重量%とすることが好ましい。これは、前記薬剤の添加量が2重量%より
も少ないと抗菌効果が低下し易くなり、10重量%よりも多いと蓋本体7の主たる材料に
前記薬剤を均一に混合するのが困難となるためである。
また、上記の実施の形態では、前記蓋本体7全体を軟質を主体とする材料によって形成
していたが、蓋1を図4に示すように構成してもよい。すなわち、図4は前記蓋1の変形
例の構成を概略的に示す斜視図であり、この図に示すように、蓋本体7全体を硬質材料で
形成し、蓋本体7の周縁に軟質を主体とする環状のシール部材12を取り付けてもよい。
ここで、シール部材12は、前記排水口6の周縁に確実に密着する程度の軟質性を有して
おり、また、蓋本体7に対して着脱自在であっても一体的に形成されていてもよい。そし
て、シール部材12は、蓋本体7の周縁部の裏面のみに取り付けられるように構成してあ
ってもよい。
また、前記薬剤8には、消臭作用を有するケスモン(商標)に限られず、種々の成分の
ものを有するものを用いることができる。この場合、薬剤8は、消臭作用または防臭作用
または殺菌作用またはぬめり除去作用の一以上の作用を有していることが望ましい。
また、上記の実施の形態では、薬剤収納部材9を着脱自在に保持する手段として蓋本体
7に縦断面ほぼL字形状の爪11を設けていたが、このような構成に限られず、蓋1を図
5に示すように構成してもよい。すなわち、図5は前記蓋1の他の変形例の裏面側の構成
を概略的に示す斜視図であり、この図に示すように、前記爪11に代えて、縦断面ほぼコ
字形状の保持部13を複数(図示例では三つ)設け、薬剤収納部材9をスライドによって
各保持部13に着脱自在に保持させるようにしてもよい。もちろん、薬剤収納部材9を保
持する手段は、蓋本体7の裏面側からみて突出した形状(爪11、保持部13)に限られ
るものではない。
また、上記の実施の形態では、薬剤収納部材9を不織布よりなる袋状の部材としていた
が、例えば、硬質材料(合成樹脂等)よりなるケースによって薬剤収納部材9を構成し、
薬剤収納部材9をいわゆるカートリッジ(カプセル)タイプとしてもよい。この場合、薬
剤収納部材9に保持させた薬剤8に消臭機能を確実に発揮させるために、薬剤収納部材9
に通気用の穴を設け、また、この穴は薬剤8を通過させない程度とする必要がある。
そして、上記のように薬剤収納部材9をカートリッジタイプとした場合、薬剤収納部材
9を保持する手段として、蓋本体7の裏面側からみて凹んだ凹入部(図示していない)を
複数(例えば二つ)設けると共に、各凹入部に嵌め込み係止が可能な係止部を薬剤収納部
材9に設けることによっても、薬剤収納部材9を蓋本体7に着脱自在とすることができる
。また、前記凹入部を形成することにより蓋本体7の表面側に突出部(図示していない)
が形成され、この突出部に前記把手10としての機能を持たせることができるので、前記
把手10の形成が不要となる。
また、上記の実施の形態では、蓋本体7に装着する薬剤収納部材9を一つとしているが
、これに限られず、複数の薬剤収納部材9を装着するように構成してもよい。
図6は、本発明の一実施の形態に係る蓋14の構成を概略的に示す分解斜視図、図7お
よび図8は、前記蓋14の構成を概略的に示す説明図および底面図である。なお、図6〜
図8に示す部材等のうち、図1〜図5において示したものと同一・同等のものについては
、同じ符号を付しその説明を省略する。
前記蓋14は、上記実施の形態に係る蓋1と比べて、薬剤収納部材9を保持する手段が
、前記爪11ではなく、前記蓋本体7に設けられた下方に開口しその開口が内部よりも狭
まっているポケット部15(図6〜図8参照)である点と、前記把手10に代えて、蓋本
体7の周縁部に連設されたほぼ舌状の引張片16を有している点とで異なる。
前記ポケット部15は、図6〜図8に示すように、平面視ほぼ十字形状をしていると共
に、蓋本体7の裏面側からみて凹んだ凹入部となっており、これに伴い、蓋本体7の表面
側に突出部分が形成されている。
そして、前記ポケット部15内に前記薬剤収納部材9が収容される。すなわち、薬剤収
納部材9をポケット部15内に挿入する際には、ポケット部15の内側に延びる開口縁部
15aが薬剤収納部材9により押し上げられて弾性変形し、これにより、ポケット部15
の開口幅が広くなって薬剤収納部材9のポケット部15内への進入が可能となる。そして
、薬剤収納部材9がポケット部15内に収容された状態となると、その復元力により元の
形状に戻った前記開口縁部15aが薬剤収納部材9を保持する状態となり、これにより、
薬剤収納部材9のポケット部15への取り付けが完了したこととなる。なお、薬剤収納部
材9をポケット部15から取り外すには、前記開口縁部15aの薬剤収納部材9を保持す
る力に抗して薬剤収納部材9をポケット部15から引っ張りだすだけでよい。
前記引張片16は、前記把手10と同様に、排水口6に設置した蓋本体7を取り外すた
めに引っ張られるものであり、その引っ張り操作を容易に行える形状となっている。
なお、蓋14の他の構成等については第1の実施の形態に係る蓋1と同様であるため、
その説明を省略する。
ここで、図6〜図8には、ポケット部15に薬剤収納部材9を一つのみ収容した例を示
しているが、複数の薬剤収納部材9をポケット部15に収容してもよいことはもちろんで
ある。
また、前記ポケット部15を設けることにより蓋本体7の表面側に形成される突出部分
を掴みやすい形状とすれば、把手としての機能を持たせることができる。
また、参考例に係る蓋1に、把手10に代えてあるいは把手10に加えて、本発明の一
実施形態の引張片16を設けてもよく、本発明の一実施形態の蓋14に、引張片16に代
えてあるいは引張片16に加えて、参考例に係る把手10を設けてもよい。このように、
参考例の蓋1の構成と本発明の蓋14の構成とを適宜に組み合わせることができる。
本発明の参考例に係る蓋の構成を概略的に示す分解斜視図である。 前記蓋の構成を概略的に示す説明図である。 前記蓋の構成を概略的に示す底面図である。 前記蓋の変形例の構成を概略的に示す斜視図である。 前記蓋の他の変形例の裏面側の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る蓋の構成を概略的に示す分解斜視図である。 前記蓋の構成を概略的に示す説明図である。 前記蓋の構成を概略的に示す底面図である。
符号の説明
1 蓋
6 排水口
7 蓋本体
8 薬剤
9 薬剤収納部材

Claims (3)

  1. 流しの排水口を覆って密閉するシート状の蓋本体と、消臭作用または防臭作用または殺
    菌作用またはぬめり除去作用の一以上の作用を有する薬剤を収納し、前記蓋本体の裏側に
    着脱自在に取り付けられる通気性を有する薬剤収納部材とを備え、前記蓋本体全体が、排
    水口の周縁に密着する程度の軟質性を有し、また、前記蓋本体に、裏面側に開口しその開
    口が内部よりも狭まっており蓋本体の裏面側からみて凹んだ凹入部となっている平面視ほ
    ぼ十字形状のポケット部が設けられ、このポケット部に前記薬剤収納部材が取り付けられ
    るように構成したことを特徴とする蓋。
  2. 流しの排水口を覆って密閉するシート状の蓋本体と、消臭作用または防臭作用または殺
    菌作用またはぬめり除去作用の一以上の作用を有する薬剤を収納し、前記蓋本体の裏側に
    着脱自在に取り付けられる通気性を有する薬剤収納部材とを備え、前記蓋本体の周縁部に
    、排水口の周縁に密着する程度の軟質性を有するシール部材が設けられ、また、前記蓋本
    体に、裏面側に開口しその開口が内部よりも狭まっており蓋本体の裏面側からみて凹んだ
    凹入部となっている平面視ほぼ十字形状のポケット部が設けられ、このポケット部に前記
    薬剤収納部材が取り付けられるように構成したことを特徴とする蓋。
  3. 前記蓋本体が、バイオフィルムの形成を阻害する薬剤又は抗菌作用を有する薬剤を含有
    するように形成されている請求項1または2に記載の蓋。
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