JP5296613B2 - 電気掃除機のダスト容器用清浄具 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機のダスト容器内における雑菌の繁殖を有効に抑制することができるダスト容器用清浄具に関する。
今日、電気掃除機(以下、掃除機と呼ぶ)のダスト容器内で繁殖したかび等の雑菌やダニ等の害虫を含む排気が健康被害をもたらす恐れがあるとして、同排気中に含まれる雑菌の低減化が進んでおり、例えば、ダスト容器に抗菌剤を塗布する等して同ダスト容器に抗菌作用を持たせ、ダスト容器内における雑菌の繁殖を抑制できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、掃除機の使用とともに吸引されたダストがダスト容器の内面に付着また積層して行って、新たに吸引したダストが同内面に接触できなくなってしまうと、ダスト容器の抗菌作用が働きにくくなり、同容器内の雑菌が繁殖していた。
したがって、ダスト容器に有する抗菌作用を持続させるには、サイクロン式の掃除機ではゴミ捨てやダストカップの洗浄を頻繁に行わなければならないために手間が掛かり、そしてそれらゴミ捨てや洗浄等の手入れの際、蓄積したダストが舞って、使用者が同容器内で繁殖した雑菌を吸引してしまう恐れがあった。
また、前記ダスト容器は内部のダスト蓄積量が外から見えるように透明な素材で構成されているのが一般的であり、容器内部はダストが付着したままだとゴミ捨てラインが見えにくく、また不衛生に見え、体裁が悪いという問題もある。
特開2008−61845号公報(第1〜11頁、図1〜7)
本発明の目的とするところは、掃除機のダスト容器内におけるかび等雑菌の繁殖を抑制したりダニ等を殺虫することができ、かつサイクロン式の掃除機および集塵袋式の掃除機の両方に用いることができて、また、サイクロン式の掃除機においてはダスト容器内部のごみの量を見え易くし、また、外観の体裁をよくすることができる掃除機のダスト容器用清浄具を提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するために、本発明に係る電気掃除機のダスト容器用清浄具は、電気掃除機のダスト容器内に収容する清浄具であって、抗菌などの清浄作用を有する気体を放出できる薬剤を、通気性を有する柔軟素材からなる包装体で包んでなるものとしてある。
また、前記包装体を包装シートで構成し、この包装シートにより前記薬剤をキャンディー包装状に捻り包装して掻き取り耳部を形成したものとしてある。
そして、前記包装体を中空状のもので構成し、この中空内部に抗菌などの清浄作用を有する気体を放出できる薬剤を収容するための薬剤収容部を設けてなるものとしてある。
また、前記包装体に、外面から薬剤収容部に続くスリット状の挿入口を設けて、前記薬剤を収容できるように構成したものとしてある。
また、前記包装体の外周面に、除塵部材を設けてなるものとしてある。
そして、前記除塵部材を、柔軟素材で形成した突起で構成してなるものとしてある。
さらに、前記除塵部材を、柔軟な紐状の素材で構成してなるものとしてある。
また、前記薬剤収容部を、複数設けてなるものとしてある。
本発明に係る電気掃除機のダスト容器用清浄具によれば、本清浄具を、ダスト容器内、すなわち、サイクロン式の掃除機ではダストカップ内に、集塵袋式の掃除機では集塵袋(紙パック)内に投入しておくことで、清浄具内に収容した薬剤から抗菌などの清浄作用を有する気体が清浄具の包装体を透過してダストカップや集塵袋内に放散されるので、同気体がダスト容器内の雑菌に直接接触(作用)し、同ダスト容器内における雑菌の繁殖を効果的に抑止することができて、掃除機から排出される排気中の雑菌量をも低減できる。
また、清浄具の少なくとも外側を柔軟にしているものや、同外側に除塵部材を設けているものは、サイクロン式の掃除機にて使用することによって、同掃除機の使用によりダストカップ内で渦巻く空気流によって同ダストカップ内に収容した清浄具が旋回させられ、その際、清浄具がダストカップの内壁面に摺接して同内壁面に付着するダストをダストカップ内を傷付けることなく払拭するので、透明のダストカップの場合はダストカップ内を外部からはっきりと目視することができて、ダスト積載量の確認が容易にでき、しかもダストカップの内壁面にダストが付着していないので、清潔感が格段に向上する。
そして、抗菌用の薬剤や脱臭剤、芳香剤等所望の薬剤を使用あるいは併用すれば、悪臭の低減、芳香の付与も図ることができる。
また薬剤を、例えば塩素系のもの、あるいは塩素系の薬剤と抗菌用の薬剤と混ぜたものを使用すれば、清浄具をダスト容器内の雑菌や害虫を死滅させることができ、ゴミ捨てや洗浄等の手入れの際、蓄積したダストが舞って、使用者が飛散したダストを含んだ空気を吸引しても、ダスト中の雑菌は死滅しているので、健康被害をもたらす恐れを低減できる。
また、掃除機のフィルタを通過してしまうような微小な雑菌であっても、上記塩素系の薬剤を用いている場合、ダスト容器内で雑菌は死滅しているので、雑菌が排気中に含まれても、雑菌は死滅しているので、健康被害をもたらす恐れを低減できる。
さらに、ダスト容器や集塵袋の収容部は、ほぼ密閉された空間なので薬効が大きい。
また、清浄具の包装体を安価な素材で形成できるので、ランニングコストの低減を期することができ、また、包装体を可燃性のもので構成すれば、清浄具をダストとともに簡単かつ衛生的に廃棄することができる。
本発明に係る清浄具の実施例を示す正面図。 本発明に係る清浄具の他の実施例を示す正面図。 本発明に係る清浄具のさらに他の実施例を示す正面図。 サイクロン式掃除機を示す側面図。 清浄具が入ったダスト容器を示す図。 サイクロン式掃除機の使用時における清浄具の状態を示す図。 従来の紙パック式掃除機を示す側面図。 清浄具が入った紙パックを示す図。
以下、本発明に係る電気掃除機のダスト容器用清浄具の実施例を、添付図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。
第一の形態における清浄具の実施例は、図1に示すように、通気性を有する柔軟素材から形成した包装体たる包装シートで抗菌などの清浄作用を有する気体を放出できる固形の薬剤2を包装して、清浄具1を形成しているものである。
この図1に示すものは、薬剤2を、キャンディー包装状に捻り(捻り部1a)包装して、包装体の両側に掻き取り耳部1bを形成している。
掻き取り耳部は、キャンディー包装状で包装体の二箇所に形成するだけでなく、例えば一箇所で捻って御捻り状にしたり、さらに複数形成する場合もある。
そして、第二の形態における清浄具の実施例は、図2(a)に示すように、例えばスポンジ等の通気性を有する柔軟素材を包装体とする清浄具3内に、抗菌などの清浄作用を有する気体を放出できる薬剤2を収容しているものである。
また薬剤2は、図2(b)に示した挿入口3aから清浄具3内の中空部たる収容部3bに挿入するようにしていて、挿入口3aをスリット状にすることにより、挿入口3aに蓋体を設けていなくても収容部3bにセットした薬剤2が挿入口3aから飛び出し難いようにしている。
さらに図3に示すものでは、清浄具3の外周面に、はたきやブラシ等の役目をする除塵部材である突起3cを設けている。この突起3cは例えば包装体と同じ柔軟素材で形成されている。
また、図には示していないが、同除塵部材を柔軟な紐状の素材で構成する場合もあり、清浄具3の外周面全面を覆って、例えばポンポンのような形状にしてもよい。
また、前記除塵部材は、清浄具3の外周面全面にあるのが望ましいが、同外周面の一部に配置してもいい。
次に、本発明に係る清浄具の使用方法を説明すると、図4〜6に示すサイクロン式掃除機に使用する場合は、図4に示すように、抗菌などの清浄作用を有する気体を放出できる薬剤2を収容した内外に対し通気できる清浄具1を、掃除機本体7のダストカップ4内に投入する。
こうすることで、図5に示すように、掃除機を使用していない時、清浄具1内に収容している薬剤2より抗菌などの清浄作用を有する気体(放散した抗菌用気体6)が清浄具1の包装体を透過してダストカップ4内に放散されるとともに、気体(放散した抗菌用気体6)がダストカップ4内の雑菌に直接接触して、気体(放散した抗菌用気体6)と接触した雑菌を死滅または繁殖を抑制させる。
そして、図6に示すように、サイクロン式掃除機の使用時におけるダストカップ4内の清浄具1は、このダストカップ4内に渦巻く風によってダストカップ4内で旋回させられ、その際、清浄具1がダストカップの内壁面に摺接して同内壁面に付着するダストをダストカップ内を傷つけることなく払拭する。
また、図1に示した掻き取り耳部1bを設けた清浄具1や、図3に示した外周面に突起3cを設けた清浄具3は、ダストカップ4の角部などの清浄具の包装体の摺接では拭き取れないダストを、掻き取り耳部1bや突起3cにより掻き出して除去できるようにしている。
また、図7および図8に示した集塵袋式の掃除機7に使用する場合は、図7に示すように、清浄具1を、集塵袋たる紙パック5内に収容する。
こうすることで、図8に示すように、掃除機を使用していない時、清浄具1内に収容している薬剤2より抗菌などの清浄作用を有する気体(放散した抗菌用気体6)が清浄具1の包装体を透過して紙パック5内に放散されるとともに、気体(放散した抗菌用気体6)が紙パック5内の雑菌に直接接触して、気体(放散した抗菌用気体6)と接触した雑菌を死滅または繁殖を抑制させる。
前記薬剤2は、清浄具内に収容した際に漏洩し難いものを使用すればよく、例えば固形、粒状、粉状、ゼリー状等のものを使用することができる。
また、液状の薬剤の場合は、例えばスポンジ等に薬剤を浸み込ませたものを使用したり、液体は漏れ出さないが薬剤成分の気体のみが外部に放散される構造の容器に入れれば液体も使用できる。
また、前記清浄具1の捻り部1aは、接着剤や溶着等の固定手段によって捻れ部1aが緩まないようにする場合もある。
また、前記清浄具1の包装材たる包装シートは、不織布、古紙、セロハン、樹脂、多孔ゴム、スポンジ等の柔軟性を有するものを用いる場合があり、また、素材に直接通気性がない場合でも、素材の表裏に貫通させて通孔やスリット孔を設けて通気できるようにして用いる場合がある。
前記清浄具1の掻き取り耳部1bを、包装シートの端部を用いてひだを形成しているが、掻き取り耳部1bは平らなものや、切れ込みを入れてひも状にしたものにする場合がある。
また、包装シートをティパック状に形成する場合もある。
また、実施例中では示していないが、図2および図3に示す清浄具3内に複数の収容部を設けて、殺虫剤、抗菌剤、脱臭剤、芳香剤などの個別に形成された薬剤を適宜組み合わせて収容できるようにする場合もある。
これにより、脱臭剤がダスト容器内の悪臭を除去し、掃除機から排出される排気中の悪臭を効果的に低減できて、また、芳香剤が同排気に爽やかな香りを付けることができる。
なお、図中の符号4aは、ダストカップ4を脱着する際のハンドル、符号8は、ダスト吸引用のホース、符号9は、操作用のハンドル、符号10は、電源のON/OFFや吸い込み力を切換える際のスイッチ部、符号11は、延長菅、符号12は、ダストの吸い込み口、符号13は、掃除機移動用の前輪、符号14は、掃除機移動用の後輪である。
1 抗菌具
1a 捻り部
1b 掻き取り耳部
2 薬剤
3 抗菌具
3a 挿入口
3b 収容部
3c 突起
4 ダストカップ
4a ハンドル
5 紙パック
6 放散した抗菌用気体
7 掃除機本体
8 ホース
9 ハンドル
10 スイッチ部
11 延長菅
12 吸い込み口
13 前輪
14 後輪

Claims (1)

  1. サイクロン式電気掃除機のダスト容器内に収容するダスト容器用清浄具であって、抗菌などの清浄作用を有する気体を放出できる薬剤を、通気性を有する柔軟素材からなる包装体で包んでなるとともに、前記包装体を包装シートで構成し、この包装シートにより前記薬剤をキャンディー包装状に捻り包装してダスト掻き取り耳部を形成してなるダスト容器用清浄具において、
    前記ダスト掻き取り耳部が張扇の形状を形成するようにつづら折りされてなる、ダスト容器用清浄具。
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