JP3842719B2 - Metal powder for partition wall grinding of plasma display panel - Google Patents

Metal powder for partition wall grinding of plasma display panel Download PDF

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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、低融点ガラス層に噴射され、この低融点ガラス層を研削加工する金属粉末、この金属粉末を用いた研削方法、及びこの金属粉末を用いた低融点ガラス層のパターン形成方法、並びにこの方法により製造されたプラズマディスプレイパネルの隔壁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、プラズマディスプレイ(以下、PDPと記す)の隔壁を製造する方法の一つとして、サンドブラスト法が広く採用されている。このサンドブラスト法は、通常、電極が設けられたガラス等の基板上に、ブラスト性を有する厚さ1mm以下の低融点ガラス層を形成し、この低融点ガラス層に、マスキングテープ等を所定の間隔(例えば、幅50〜600μm)で塗布又は印刷した後、この表面側から研削材を噴射してブラスト加工することで、前記低融点ガラス層をガラス等の基板に到達する深さまで研削する方法である。
【0003】
このサンドブラスト法に使用される研削材としては、例えば、アルミナサンド、ガラスビーズ、炭酸カルシウム等が使用されている。
【0004】
例えば、特開2001−9727号公報(特許文献1)には、以下に示す式(1)、(2)、(3)、(4)及び(5)を共に満足する無機粒子粉体からなる研削材が記載されている。
【0005】
(1) 10≦A≦0.8C
(2) 0.03C≦B≦0.5C
(3) 50≦C≦800
(4) 30≦D≦95
(5) E −3.5≦E1 ≦E −0.5
但し、
A:研削材の最大粒子径(μm)
B:研削材の平均粒子径(μm)
C:加工ピッチで隔壁幅d +研削溝幅d (μm)
D:粒子の不定形を示す指数(%)で、粒子投影面積の外接円に対する面積率を示す。
:研削材のモース硬度
E2 :基板又は電極のいずれか低い方のモース硬度
そして研削材としては、天然、合成のいずれの無機粒子粉体でもよく、天然の無機粒子粉体としては石灰石、重晶石、石膏が、合成無機粒子粉体としては炭酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム等が好ましいことが開示されている。
【0006】
また、特開2001−122644号公報(特許文献2)には、金属粉末を90%以上含有する研削材を用いて、低融点ガラスを研削加工する技術が開示されている。
〔特許文献1〕
特開2001−9727号公報
〔特許文献2〕
特開2001−122644号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開2001−9727号公報に記載された研削材は比重が小さいため、衝突エネルギーが小さく、研削力が小さい。このため、加工に時間がかかり、生産性が悪くなるという欠点がある。
【0008】
また、研削材の粒子が脆いため、この粒子が噴射(ブラスト)により破壊されて品質が変化し、これを再利用すると、被加工物の品質にばらつきが生じてしまう。
【0009】
そしてまた、アルミナサンドやガラスビーズは、粒子の硬度が高いため、ブラスト時に、研削対象以外の物、例えば、マスキング、ガラス基板、電極等に損傷を与えてしまう虞がある。
【0010】
また、炭酸カルシウムは、それ自身の硬度は低いが、天然の石灰石を粉砕して製造されるため、微量の不純物を含んでいる。この不純物の中には、例えば、二酸化珪素等の硬質の物質が含まれているため、前記アルミナサンドやガラスビーズと同様に、研削対象以外の物に損傷を与えてしまう虞がある。
【0011】
一方、金属粉末は、特開2001−122644号公報に開示されているように、リサイクル可能である等のメリットを有するが、ブラストによる衝突エネルギーに起因する発熱で、研削材が酸化、変色し、PDPにその色が移る(酸化物が付着する)とか、酸化によって生成したスケールが研削材から剥離するという虞がある。この剥離したスケールは、研削されたリブ材(低融点ガラスペースト)と共に回収される。ここで、研削されたリブ材は、ペーストとして再利用される場合があるが、前記剥離したスケールを含んだ状態で再利用されるので、後の焼成工程でPDPの隔壁が変色してしまう虞がある。
【0012】
また、研削材がブラスト装置内の経路を搬送される際に、当該研削材の粒子同士が接触することにより静電気が発生し、これらの粒子が凝集する場合がある。この凝集が生じると、ブラスト装置のノズルから噴射される研削材の噴射量が不安定となり、研削不良を起こす虞がある。
【0013】
本発明は、このような従来の問題点を解決することを課題とするものであり、研削材としての金属粉末の品質の変化を防止し、被加工物の研削を高い品質で歩留まり良く短時間で行うことができる金属粉末を提供することを目的とする。
【0014】
また、金属粉末の品質の変化を防止し、被加工物の研削を高い品質で歩留まり良く短時間で行うことができる研削方法、及び低融点ガラス層のパターン形成方法を提供することを目的とするものである。
【0015】
そしてまた、前記低融点ガラス層のパターン形成方法を用いて製造されたプラズマディスプレイパネルの隔壁を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明は、C:0.1重量%以下、Si:1.5重量%以下、Mn:1.0重量%以下、Cr:9〜30重量%、Al:5.0重量%以下、チタン1.0重量%以下で、残部がFeおよび不可避元素からなる金属粉末を、研削材として提供するものである。
【0017】
この金属粉末は、金属であるため比重が高く、優れた研削力を得ることができる。また、その平均粒径も優れた研削力が得られる範囲に設定(10μm≦平均粒径≦30μm)されている。したがって、被加工物に対する加工時間を短縮することができ、生産性を向上することができる。
【0018】
そしてまた、本発明にかかる金属粉末は、その最大粒径を100μm以下に設定することで、より最適な研削力が得られると共に、例えば、狭い間隔の隙間部分を研削する際に、当該隙間に金属粉末が詰まることを防止することができる。そしてさらに、この金属粉末の最大粒径は、80μm以下であることがより好ましい。
【0019】
また、前記のように、金属粉末は、C:0.1重量%以下、Si:1.5重量%以下、Mn:1.0重量%以下、Cr:9〜30重量%、Al:5.0重量%以下、Ti:1.0重量%以下で、残部が鉄分と不可避成分で構成されるステンレス鋼または耐熱鋼とすることができる。
【0020】
この構成の金属粉末は、前述した利点に加え、優れた耐酸化性を有することができる。なお、各々の成分の意義は、以下の通りである。
【0021】
Cは、耐酸化性を向上させるCrと結びつき、炭化物(Cr23)を生成する。このため、酸化皮膜中のCrが減少することとなり、耐酸化性が低下するので、C添加の上限を0.1重量%に設定した。
【0022】
Siは、粒子表面に酸化皮膜(SiO)を生成すると考えられており、耐酸化性を向上させる元素である。しかし、Siを過度に添加すると、Siは酸素と結合しやすい元素であり、前記のスケールが生成し易くなるので、添加の上限を1.5重量%に設定した。
【0023】
Mnは、スピネル酸化物(MnCr、MnSiO)を生成し、不動態皮膜である酸化クロム(Cr)を減少させるため、耐酸化性を低下させる元素である。したがって、添加の上限を1.5重量%に設定した。
【0024】
Crは、粒子表面に酸化皮膜(Cr)を生成し、耐酸化性を向上させる元素である。したがって、9重量%〜30重量%の割合で添加した。好ましくは17〜21重量%の範囲とする。
【0025】
Alは、粒子表面に酸化皮膜(Al)を生成すると考えられており、耐酸化性を向上させる元素である。しかしながら、過度に添加してもその効果は期待できないので、添加の上限を5.0重量%に設定した。好ましくは2〜4重量%の範囲とする。
【0026】
Tiは、Cと結合しやすい元素であり、微細な炭化物(TiC)を生成する。このため、クロム炭化物の生成を抑えることができ、耐食性の低下を防ぐので、耐酸化性を向上させる元素である。しかしながら、過度に添加してもその効果は期待できないので、添加の上限を1.0重量%に設定した。好ましくは0.1〜0.6%の範囲とする。
【0027】
また、本発明にかかる他の金属粉末は、前述した金属粉末100重量%に対し、流動性及び耐吸湿性を付与する物質を0.01〜5重量%の割合で混合することができる。この流動性及び耐吸湿性を付与する物質は、例えば、粉末の状態で前述した金属粉末に混合される。
【0028】
そしてまた、本発明にかかる他の金属粉末は、前述した金属粉末の表面の一部または全体に、流動性及び耐吸湿性を付与する物質を、前述した金属粉末100重量%に対し、0.01〜5重量%の割合で付着させることもできる。
【0029】
このように、前記金属粉末に流動性及び耐吸湿性(疎水性)を付与する物質を混合する、あるいは、前記金属粉末の表面の一部または全体に、流動性及び耐吸湿性を付与する物質を付着させることで、得られた金属粉末(研削材)が凝集することを防止することができる。このため、このようにして得られた金属粉末(研削材)の噴射量を安定化させ、かつ装置内搬送時の流動による静電気発生を防止することができる。さらに吸湿による品質の変化を防止することができる。
【0030】
前記流動性及び吸湿性を改善する物質としては、例えば、ステアリン酸、無水シリカ粒子等が挙げられる。
【0031】
そしてまた、前記金属粉末が噴射される被加工物としては、特に限定されるものではないが、例えば、基板上に形成された低融点ガラス層等が挙げられる。
【0032】
また、本発明は、被加工物に金属粉末を噴射し、当該被加工物を研削加工する研削方法であって、前述した金属粉末を被加工物に噴射する工程を備えた研削方法を提供するものである。
【0033】
そしてまた、本発明は、低融点ガラス層のパターン形成方法であって、基板上に低融点ガラスペーストを塗布し乾燥させ、低融点ガラス層を形成する工程と、前記低融点ガラス層にレジストを選択的に形成する工程と、前記レジストをマスクとして、前述した金属粉末を噴射して、前記低融点ガラス層を研削する工程と、前記研削工程後、不要部分を除去する工程と、前記除去工程後、前記研削された焼成する工程と、を備えた低融点ガラス層のパターン形成方法を提供するものである。
【0034】
さらにまた、本発明は、基板上に形成された低融点ガラス層を研削加工して製造されるプラズマディスプレイパネルの隔壁であって、前記低融点ガラス層のパターン形成方法を用いて製造されたプラズマディスプレイパネルの隔壁を提供するものである。
【0035】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態にかかる金属粉末について具体的に説明するが、本発明は、この実施の形態により何ら制限を受けるものではない。
【0036】
まず、表1に記載する成分値(重量%)を有する金属粉末(実施例1〜2)を製造した。また、比較として、表1に記載する成分値(重量%)を有する金属粉末(比較例1〜8)を製造した。さらに、比較として、炭酸カルシウム(比較例9)、ガラスビーズ(比較例10)、アルミナ(比較例11)を用意した。
【0037】
【表1】

Figure 0003842719
【0038】
実施例1〜2、及び比較例1〜11について、平均粒径(μm)、最大粒径(μm)を、日機装株式会社製マイクロトラック粒度分析計SRA7995型を用いて測定した。この結果を表2に示す。
【0039】
【表2】
Figure 0003842719
【0040】
次に、以下の方法によりPDPの隔壁を形成した。
(隔壁形成方法)
まず、42インチのガラス基板(厚さ3mm)上に、電極を150μm間隔でストライプ状に印刷形成し、その上に低融点ガラスペースト(リブ材)をコーターで塗布する。次に、これを乾燥した後、その表面にフォトレジスト(ドライフィルム)を貼り付け、紫外線で露光した後、現像し、低融点ガラスペースト上に、所望のレジストパターン(マスク)を形成した。
【0041】
次に、前記レジストパターンが形成された基板をブラスト装置にセットし、実施例1〜2の各種金属粉末を用い、前記レジストパターンをマスクとして低融点ガラスペーストの研削を行った。なお、この研削は、ブラスト装置を以下の条件に設定して行った。
【0042】
噴射ノズル口径: 9mm
金属粉末噴射圧力: 1.0kg/cm
金属粉末噴射量: 10g/min
基板までの距離: 30cm
次に、エアブローにて、研削したリブ材及び金属粉末を除去し、溶液(水酸化ナトリウム溶液)に15分間漬けて、フォトレジストを剥離した。その後、約550℃で30分間焼成して、図1に示すPDPの隔壁を製造した。
【0043】
なお、図1において、符号10はガラス基板、符号11は電極、符号12は隔壁である。
【0044】
また、比較として、比較例1〜11にかかる金属粉末を使用した以外は、前記と同様の方法でPDPの隔壁を製造した。
【0045】
次に、前記方法で製造した各々の隔壁について、単位時間当たりの研削量、隔壁損傷状態、基板損傷状態、マスキング損傷状態、隔壁間への金属粉末の挟まり状態、金属粉末の破壊状態、大気中での焼成による変色を、以下の方法で評価した。
【0046】
単位時間当たりの研削量は、各々の金属粉末がパネル全面の研削に要した時間を計測し、この値で研削するリブ材の量(隔壁の幅、高さ、及びその間隔と、パネルの大きさから求めた値)を徐して求めた値とした。
【0047】
隔壁損傷状態、基板損傷状態、マスキング損傷状態、隔壁間への金属粉末の挟まり状態、及び金属粉末の破壊状態は、電子顕微鏡を用いて目視観察を行い、下記基準により評価した。
【0048】
○ なし(良好)
△ 若干認められる
× 認められる(不良)
大気中での焼成による変色は、各金属粉末に対し、大気中で、550℃で30分間の加熱試験を実施した後、目視観察を行い上記基準により評価した。
【0049】
これらの結果を表3に示す。
【0050】
【表3】
Figure 0003842719
【0051】
表3から、本発明にかかる金属粉末(実施例1〜2)は、加工速度(単位時間当たりの研削量)が速く、非研削対象物への損傷が無いことが確認された。また、金属粉末の破壊も無く、酸化による変色も無いことが確認された。
【0052】
次に、実施例1にかかる金属粉末に、この金属粉末100重量%に対し0.3重量%のステアリン酸を加熱付着(コーティング)した金属粉末(実施例3)を製造した。また、実施例1にかかる金属粉末に、この金属粉末100重量%に対し0.05重量%の無水シリカ粒子(日本アエロジル製のアエロジルR812)を添加し混合した金属粉末(実施例4)を製造した。
【0053】
次に、実施例1、実施例3及び実施例4について、JIS Z2502に規定されている形態のロートで、オリフィス径を5mmに設定したものを使用し、各々の流動性を下記基準により評価した。この結果を表4に示す。
【0054】
◎ 実施例1と比較して非常に良く流れる
○ 実施例1に比較して良く流れる
次に、実施例1及び実施例3について、完全に乾燥した実施例1及び実施例3の金属粉末(研削材)をガラス製シャーレに秤取し、これを温度20℃、湿度80%の雰囲気に調整した恒温恒湿容器内に静置した時の、時間毎の重量の増加を計量し、これを吸湿量とした。これを元に吸湿性を下記の基準により評価した。この結果を表4に示す。
【0055】
○ 実施例1と比較して吸湿性が低い(吸湿量が少ない)
【0056】
【表4】
Figure 0003842719
【0057】
表4から、実施例1にかかる金属粉末の表面にステアリン酸を加熱付着させて得た金属粉末(実施例3)は、実施例1にかかる金属粉末に比べ、流動性がさらに良くなったことが確認された。また、実施例1にかかる金属粉末に無水シリカ粒子を添加し混合した金属粉末(実施例4)は、実施例1にかかる金属粉末に比べ、流動性がさらに良くなったことが確認された。また、吸湿性が低くなっていることが確認された。
【0058】
次に、前述した隔壁形成方法において、実施例1及び実施例2にかかる金属粉末による研削を行った後、研削されたリブ材20重量%と、新しいリブ材80重量%を混合してペースト化し、これを基板に塗布し、前記と同様の方法でPDPの隔壁を製造した。このリブ材を再利用して得た各々のPDP隔壁について、大気中で550℃で焼成したところ、変色はなく、良好な結果が得られた。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる金属粉末は、研削対象以外の部分や物に損傷を与えることなく、優れた研削力を発揮することができると共に、隙間が狭い部分を研削する際に、当該隙間に金属粉末が詰まることを防止することができる。この結果、被加工物の研削を高い品質で短時間に行うことができ、生産性を向上することができる。また、本発明にかかる金属粉末は、品質変化がほとんど無いので、再利用することができ、コストの低減、環境保持に貢献することができる。
【0060】
また、この金属粉末を用いた研削方法及び低融点ガラス層のパターン形成方法も前記と同様の効果を有することができる。
【0061】
さらに、前記方法を用いて製造されたPPDの隔壁は、精度が良く、優れた品質を備えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるPPDの隔壁を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ガラス基板
11 電極
12 隔壁[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a metal powder that is injected into a low-melting glass layer and grinding the low-melting glass layer, a grinding method using the metal powder, a pattern forming method for the low-melting glass layer using the metal powder, and The present invention relates to a partition wall of a plasma display panel manufactured by this method.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, a sandblasting method has been widely adopted as one of methods for manufacturing a partition wall of a plasma display (hereinafter referred to as PDP). In this sandblasting method, a low melting point glass layer having a thickness of 1 mm or less having a blasting property is usually formed on a glass substrate provided with electrodes, and a masking tape or the like is placed on the low melting point glass layer at a predetermined interval. (For example, after applying or printing at a width of 50 to 600 μm), the low melting point glass layer is ground to a depth that reaches the substrate such as glass by spraying the abrasive from this surface side and blasting. is there.
[0003]
For example, alumina sand, glass beads, calcium carbonate, or the like is used as an abrasive used in the sandblasting method.
[0004]
For example, Japanese Patent Laid-Open No. 2001-9727 (Patent Document 1) is made of an inorganic particle powder that satisfies the following formulas (1), (2), (3), (4), and (5). An abrasive is described.
[0005]
(1) 10 ≦ A ≦ 0.8C
(2) 0.03C ≦ B ≦ 0.5C
(3) 50 ≦ C ≦ 800
(4) 30 ≦ D ≦ 95
(5) E 2 −3.5 ≦ E 1 ≦ E 2 −0.5
However,
A: Maximum particle diameter of abrasive (μm)
B: Average particle diameter of abrasive (μm)
C: Partition pitch d 1 + grinding groove width d 2 (μm) at processing pitch
D: Index (%) indicating the indefinite shape of the particle, and the area ratio of the projected area of the particle to the circumscribed circle.
E 1 : Mohs hardness of the abrasive E2: Mohs hardness of the lower of the substrate or the electrode and the abrasive may be either natural or synthetic inorganic powder, and the natural inorganic powder may be limestone, It has been disclosed that barite and gypsum are preferable as synthetic inorganic particle powders such as calcium carbonate, barium sulfate, calcium sulfate and the like.
[0006]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-122644 (Patent Document 2) discloses a technique for grinding low-melting glass using a grinding material containing 90% or more of metal powder.
[Patent Document 1]
JP 2001-9727 A [Patent Document 2]
Japanese Patent Laid-Open No. 2001-122644
[Problems to be solved by the invention]
However, since the specific gravity of the abrasive described in JP-A-2001-9727 is small, the collision energy is small and the grinding force is small. For this reason, there exists a fault that processing takes time and productivity worsens.
[0008]
In addition, since the abrasive particles are fragile, the particles are broken by blasting to change the quality, and if this is reused, the quality of the workpiece will vary.
[0009]
In addition, since alumina sand and glass beads have high particle hardness, there is a risk of damage to objects other than those to be ground, such as masking, glass substrates, electrodes, etc., during blasting.
[0010]
Calcium carbonate has a low hardness, but it is produced by pulverizing natural limestone, and therefore contains a small amount of impurities. Since these impurities contain a hard substance such as silicon dioxide, for example, there is a risk of damaging objects other than the object to be ground, like the alumina sand and glass beads.
[0011]
On the other hand, the metal powder has advantages such as being recyclable as disclosed in JP-A-2001-122644, but the abrasive is oxidized and discolored due to heat generated by the collision energy caused by blasting, There is a possibility that the color shifts to the PDP (the oxide adheres) or the scale generated by the oxidation peels off from the abrasive. The peeled scale is collected together with the ground rib material (low melting point glass paste). Here, the ground rib material may be reused as a paste. However, since it is reused in a state including the peeled scale, the partition walls of the PDP may be discolored in a later firing step. There is.
[0012]
Further, when the abrasive is transported through the path in the blasting device, static electricity is generated due to the particles of the abrasive coming into contact with each other, and these particles may aggregate. When this agglomeration occurs, the amount of abrasive material sprayed from the nozzle of the blasting device becomes unstable, which may cause grinding failure.
[0013]
An object of the present invention is to solve such a conventional problem, prevent a change in the quality of the metal powder as an abrasive, and grind the workpiece with a high quality and a high yield in a short time. It aims at providing the metal powder which can be performed by this.
[0014]
Another object of the present invention is to provide a grinding method capable of preventing a change in the quality of the metal powder and grinding a workpiece with a high quality and a high yield in a short time, and a pattern forming method for a low melting point glass layer. Is.
[0015]
It is another object of the present invention to provide a partition wall of a plasma display panel manufactured using the pattern forming method of the low melting point glass layer.
[0016]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve this object, the present invention provides C: 0.1% by weight or less, Si: 1.5% by weight or less, Mn: 1.0% by weight or less, Cr: 9-30% by weight, Al: 5. A metal powder comprising 0 wt% or less and titanium 1.0 wt% or less, the balance being Fe and inevitable elements is provided as an abrasive.
[0017]
Since this metal powder is a metal, it has a high specific gravity and an excellent grinding force can be obtained. Further, the average particle diameter is set in a range where an excellent grinding force can be obtained (10 μm ≦ average particle diameter ≦ 30 μm). Therefore, the processing time for the workpiece can be shortened, and the productivity can be improved.
[0018]
In addition, the metal powder according to the present invention can obtain a more optimal grinding force by setting the maximum particle size to 100 μm or less. For example, when grinding a gap portion with a narrow interval, It is possible to prevent clogging of the metal powder. Furthermore, the maximum particle size of the metal powder is more preferably 80 μm or less.
[0019]
In addition, as described above, the metal powder is C: 0.1 wt% or less, Si: 1.5 wt% or less, Mn: 1.0 wt% or less, Cr: 9-30 wt%, Al: 5. It can be made of stainless steel or heat-resisting steel with 0% by weight or less and Ti: 1.0% by weight or less, with the balance being iron and inevitable components.
[0020]
In addition to the advantages described above, the metal powder having this configuration can have excellent oxidation resistance. In addition, the significance of each component is as follows.
[0021]
C combines with Cr, which improves oxidation resistance, to generate carbide (Cr 23 C 6 ). Therefore, it becomes that the Cr 2 O 3 in the oxide film decreases, because oxidation resistance is lowered, an upper limit of C added to the 0.1 wt%.
[0022]
Si is considered to generate an oxide film (SiO 2 ) on the particle surface, and is an element that improves oxidation resistance. However, when Si is added excessively, Si is an element that easily binds to oxygen, and the above scale is easily generated. Therefore, the upper limit of addition was set to 1.5% by weight.
[0023]
Mn generates a spinel oxide (MnCr 2 O 4, MnSiO 3 ), to reduce the chromium oxide is a passivation film (Cr 2 O 3), an element that reduces oxidation resistance. Therefore, the upper limit of addition was set to 1.5% by weight.
[0024]
Cr is an element that generates an oxide film (Cr 2 O 3 ) on the particle surface and improves oxidation resistance. Therefore, it was added at a ratio of 9 to 30% by weight. Preferably, it is in the range of 17 to 21% by weight.
[0025]
Al is considered to generate an oxide film (Al 2 O 3 ) on the particle surface, and is an element that improves oxidation resistance. However, the effect cannot be expected even if added excessively, so the upper limit of addition was set to 5.0% by weight. The range is preferably 2 to 4% by weight.
[0026]
Ti is an element that easily binds to C, and generates fine carbide (TiC). For this reason, it is an element which can suppress the production | generation of chromium carbide | carbonized_material and prevents a corrosion-resistant fall, and improves oxidation resistance. However, since the effect cannot be expected even if it is added excessively, the upper limit of addition was set to 1.0% by weight. Preferably it is 0.1 to 0.6% of range.
[0027]
Moreover, the other metal powder concerning this invention can mix the substance which provides fluidity | liquidity and moisture absorption resistance in the ratio of 0.01-5 weight% with respect to 100 weight% of metal powder mentioned above. The substance imparting fluidity and moisture absorption resistance is mixed with the metal powder described above in a powder state, for example.
[0028]
In addition, another metal powder according to the present invention includes a substance that imparts fluidity and moisture absorption resistance to a part or the whole of the surface of the metal powder described above with respect to 100% by weight of the metal powder described above. It can also be made to adhere at a ratio of 01 to 5% by weight.
[0029]
In this way, a substance that imparts fluidity and moisture absorption resistance (hydrophobicity) to the metal powder is mixed, or a substance that imparts fluidity and moisture absorption resistance to part or all of the surface of the metal powder. By adhering, it is possible to prevent the obtained metal powder (abrasive) from aggregating. For this reason, it is possible to stabilize the injection amount of the metal powder (grinding material) obtained in this way and to prevent generation of static electricity due to flow during conveyance in the apparatus. Further, quality change due to moisture absorption can be prevented.
[0030]
Examples of the substance that improves fluidity and hygroscopicity include stearic acid and anhydrous silica particles.
[0031]
The workpiece to which the metal powder is injected is not particularly limited, and examples thereof include a low melting point glass layer formed on a substrate.
[0032]
The present invention also provides a grinding method for injecting metal powder onto a workpiece and grinding the workpiece, the method comprising a step of injecting the above-described metal powder onto the workpiece. Is.
[0033]
The present invention also relates to a method for forming a low-melting glass layer pattern, comprising: applying a low-melting glass paste on a substrate and drying to form a low-melting glass layer; and applying a resist to the low-melting glass layer. A step of selectively forming, a step of spraying the metal powder using the resist as a mask to grind the low-melting glass layer, a step of removing unnecessary portions after the grinding step, and the removal step Thereafter, a method for forming a pattern of a low-melting glass layer, comprising the ground and fired step.
[0034]
Furthermore, the present invention is a partition of a plasma display panel manufactured by grinding a low-melting glass layer formed on a substrate, and the plasma manufactured using the pattern forming method of the low-melting glass layer A partition wall for a display panel is provided.
[0035]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, although the metal powder concerning embodiment of this invention is demonstrated concretely, this invention does not receive a restriction | limiting at all by this embodiment.
[0036]
First, metal powders (Examples 1 and 2) having component values (% by weight) described in Table 1 were produced. Moreover, the metal powder (Comparative Examples 1-8) which has the component value (weight%) described in Table 1 as a comparison was manufactured. Furthermore, as a comparison, calcium carbonate (Comparative Example 9), glass beads (Comparative Example 10), and alumina (Comparative Example 11) were prepared.
[0037]
[Table 1]
Figure 0003842719
[0038]
About Examples 1-2 and Comparative Examples 1-11, the average particle diameter (micrometer) and the maximum particle diameter (micrometer) were measured using the Nikkiso Co., Ltd microtrac particle size analyzer SRA7995 type | mold. The results are shown in Table 2.
[0039]
[Table 2]
Figure 0003842719
[0040]
Next, PDP partition walls were formed by the following method.
(Partition forming method)
First, electrodes are printed and formed in stripes at intervals of 150 μm on a 42-inch glass substrate (thickness 3 mm), and a low-melting glass paste (rib material) is applied thereon with a coater. Next, after drying this, a photoresist (dry film) was attached to the surface, exposed to ultraviolet rays, and developed to form a desired resist pattern (mask) on the low melting point glass paste.
[0041]
Next, the substrate on which the resist pattern was formed was set in a blasting apparatus, and various metal powders of Examples 1 and 2 were used to grind the low melting point glass paste using the resist pattern as a mask. This grinding was performed by setting the blasting device under the following conditions.
[0042]
Spray nozzle diameter: 9mm
Metal powder injection pressure: 1.0 kg / cm 2
Metal powder injection rate: 10 g / min
Distance to substrate: 30cm
Next, the rib material and metal powder that were ground were removed by air blow, and dipped in a solution (sodium hydroxide solution) for 15 minutes to peel off the photoresist. Then, it baked for 30 minutes at about 550 degreeC, and the partition of PDP shown in FIG. 1 was manufactured.
[0043]
In FIG. 1, reference numeral 10 denotes a glass substrate, reference numeral 11 denotes an electrode, and reference numeral 12 denotes a partition wall.
[0044]
For comparison, PDP partition walls were produced in the same manner as described above except that the metal powders according to Comparative Examples 1 to 11 were used.
[0045]
Next, for each partition wall manufactured by the above method, grinding amount per unit time, partition wall damage state, substrate damage state, masking damage state, metal powder sandwiched between partition walls, metal powder destruction state, in the atmosphere The discoloration due to firing in was evaluated by the following method.
[0046]
The amount of grinding per unit time is the amount of time required for each metal powder to grind the entire panel surface, and the amount of rib material to be ground at this value (partition width, height, and spacing, and panel size). The value obtained from the above was determined as a value obtained gradually.
[0047]
The partition damage state, the substrate damage state, the masking damage state, the metal powder sandwiched between the partition walls, and the destruction state of the metal powder were visually observed using an electron microscope and evaluated according to the following criteria.
[0048]
○ None (good)
△ Slightly recognized × Permitted (defect)
Discoloration due to firing in the atmosphere was evaluated according to the above criteria by visual observation after each metal powder was subjected to a heating test at 550 ° C. for 30 minutes in the atmosphere.
[0049]
These results are shown in Table 3.
[0050]
[Table 3]
Figure 0003842719
[0051]
From Table 3, it was confirmed that the metal powder according to the present invention (Examples 1 and 2) had a high processing speed (amount of grinding per unit time) and no damage to the non-ground object. It was also confirmed that there was no destruction of the metal powder and no discoloration due to oxidation.
[0052]
Next, a metal powder (Example 3) was prepared by heating (coating) 0.3% by weight of stearic acid to 100% by weight of the metal powder according to Example 1. Moreover, the metal powder (Example 4) which added and mixed 0.05 weight% of anhydrous silica particles (Aerosil R812 made from Nippon Aerosil) with respect to 100 weight% of this metal powder to the metal powder concerning Example 1 is manufactured. did.
[0053]
Next, with respect to Example 1, Example 3 and Example 4, a funnel having the form defined in JIS Z2502 with an orifice diameter set to 5 mm was used, and each fluidity was evaluated according to the following criteria. . The results are shown in Table 4.
[0054]
Excellent flow compared to Example 1 Good flow compared to Example 1 Next, for Example 1 and Example 3, completely dried metal powders of Example 1 and Example 3 (grinding) Material) is weighed in a glass petri dish and weighs the increase in weight per hour when it is placed in a constant temperature and humidity container adjusted to an atmosphere of temperature 20 ° C and humidity 80%. The amount. Based on this, the hygroscopicity was evaluated according to the following criteria. The results are shown in Table 4.
[0055]
○ Low hygroscopicity compared to Example 1 (low moisture absorption)
[0056]
[Table 4]
Figure 0003842719
[0057]
From Table 4, the metal powder (Example 3) obtained by heat-adhering stearic acid to the surface of the metal powder according to Example 1 was more fluid than the metal powder according to Example 1. Was confirmed. In addition, it was confirmed that the metal powder (Example 4) obtained by adding anhydrous silica particles to the metal powder according to Example 1 and mixing it had better fluidity than the metal powder according to Example 1. Moreover, it was confirmed that the hygroscopicity is low.
[0058]
Next, in the partition wall forming method described above, after grinding with the metal powder according to Example 1 and Example 2, 20% by weight of the ground rib material and 80% by weight of the new rib material are mixed to form a paste. This was applied to a substrate, and PDP partition walls were produced in the same manner as described above. About each PDP partition obtained by reusing this rib material, when it baked at 550 degreeC in air | atmosphere, there was no discoloration and the favorable result was obtained.
[0059]
【The invention's effect】
As explained above, the metal powder according to the present invention can exhibit an excellent grinding force without damaging parts or objects other than the object to be ground, and when grinding a portion having a narrow gap, It is possible to prevent the metal powder from being clogged in the gap. As a result, the workpiece can be ground with high quality in a short time, and productivity can be improved. Moreover, since the metal powder according to the present invention has almost no change in quality, it can be reused, contributing to cost reduction and environmental preservation.
[0060]
Moreover, the grinding method using this metal powder and the pattern forming method of the low melting point glass layer can have the same effects as described above.
[0061]
Further, the PPD barrier rib manufactured using the above method has high accuracy and can be provided with excellent quality.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a partition wall of a PPD according to the present invention.
[Explanation of symbols]
10 Glass substrate 11 Electrode 12 Bulkhead

Claims (8)

電極が設けられた基板及びその基板上に設けられたブラスト性低融点ガラス層をブラスト加工して所定の間隔を置いて隔壁を形成するための金属粉末であって、
C、Si、Mn、Cr、Al、チタン、及びFeを含み、
C:0.1重量%以下、Si:1.5重量%以下、Mn:1.0重量%以下、Cr:9〜30重量%、Al:5.0重量%以下、チタン1.0重量%以下で、残部がFeおよび不可避元素からなることを特徴とする金属粉末。
A metal powder for blasting a substrate provided with an electrode and a blasting low melting point glass layer provided on the substrate to form a partition at a predetermined interval,
Including C, Si, Mn, Cr, Al, titanium, and Fe,
C: 0.1 wt% or less, Si: 1.5 wt% or less, Mn: 1.0 wt% or less, Cr: 9-30 wt%, Al: 5.0 wt% or less, titanium 1.0 wt% Below, the remainder consists of Fe and an inevitable element, The metal powder characterized by the above-mentioned.
平均粒径が、10μm以上、30μm以下である請求項1記載の金属粉末。  The metal powder according to claim 1, wherein the average particle size is 10 μm or more and 30 μm or less. 最大粒径が、100μm以下である請求項1または請求項2記載の金属粉末。  The metal powder according to claim 1 or 2, wherein the maximum particle size is 100 µm or less. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の金属粉末100重量%に対し、流動性及び耐吸湿性を付与する物質を0.01〜5重量%の割合で混合した金属粉末。  A metal powder obtained by mixing a substance imparting fluidity and moisture absorption resistance in a proportion of 0.01 to 5% by weight to 100% by weight of the metal powder according to any one of claims 1 to 3. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の金属粉末の表面の一部または全体に、流動性及び耐吸湿性を付与する物質を、当該金属粉末100重量%に対し、0.01〜5重量%の割合で付着させた金属粉末。  A substance imparting fluidity and moisture absorption resistance to a part or all of the surface of the metal powder according to any one of claims 1 to 3 is 0.01% with respect to 100% by weight of the metal powder. Metal powder deposited at a rate of ˜5% by weight. 基板上に形成された低融点ガラス層に金属粉末を噴射し、当該低融点ガラス層を研削加工する研削方法であって、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の金属粉末を低融点ガラス層に噴射する工程を備えた研削方法。  A grinding method for spraying metal powder onto a low-melting glass layer formed on a substrate and grinding the low-melting glass layer, wherein the metal powder according to any one of claims 1 to 5 is used. A grinding method comprising a step of spraying on a low melting point glass layer. 低融点ガラス層のパターン形成方法であって、基板上に低融点ガラスペーストを塗布した後、乾燥させ、低融点ガラス層を形成する工程と、前記低融点ガラス層にレジストを選択的に形成する工程と、前記レジストをマスクとして、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の金属粉末を前記低融点ガラス層に噴射して、前記低融点ガラス層を研削する工程と、前記研削工程後、不要部分を除去する工程と、前記除去工程後、前記研削された低融点ガラス層を焼成する工程と、を備えた低融点ガラス層のパターン形成方法。  A method for forming a pattern of a low-melting glass layer, which comprises applying a low-melting glass paste on a substrate and then drying to form a low-melting glass layer, and selectively forming a resist on the low-melting glass layer A step of grinding the low melting point glass layer by spraying the metal powder according to any one of claims 1 to 5 onto the low melting point glass layer using the resist as a mask; and the grinding A method for forming a pattern of a low-melting-point glass layer, comprising: a step of removing unnecessary portions after the step; and a step of firing the ground low-melting-point glass layer after the removing step. 基板上に形成された低融点ガラス層を研削加工して製造されるプラズマディスプレイパネルの隔壁であって、請求項7記載の低融点ガラス層のパターン形成方法を用いて製造されたプラズマディスプレイパネルの隔壁。  A partition of a plasma display panel manufactured by grinding a low-melting glass layer formed on a substrate, wherein the plasma display panel is manufactured using the method for forming a pattern of a low-melting glass layer according to claim 7. Bulkhead.
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