JP3840786B2 - オイル交換装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のエンジンのオイル又はトルクコンバータのオイルを交換するオイル交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
オイルは粘性が高いために、オイルに混入した空気はなかなか分離できない。また、自動車のオイルパンから抜き取られるオイルは高温で汚れている。そのために、容積式の流量計は、オイルの抜取量及び給油量を計るのに適していない。そこで本出願人は、ロードセルを使用してオイルの量を重量で量るようにしたオイル交換装置を、特開平2ー191196号として提案している。ところで、オイル交換装置は、ノズルの部分にバルブが設けられていないので、ノズル及びホース部分にオイルが充満していたり、空気が入っていたり使用状態により区々であり、ロードセルはホース及びノズルの部分を計量できず、計量誤差となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明は、抜取量及び給油量の計量精度を高めたオイル交換装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、本体ケース内にオイル抜取機構と、オイル給油機構を設けたオイル交換装置において、前記オイル抜取機構は、廃油タンクと、廃油タンクを計量するロードセルと、廃油タンクに接続した廃油管の途中に介装された大気開放弁及び廃油ポンプと、廃油管に接続した廃油ホースの先端に取り付けられたノズルと、抜取量を設定する量設定スイッチと、抜取スイッチと、各機器に接続された制御装置より構成され、前記制御装置は、抜取スイッチから抜取信号を受けて廃油ポンプを正転し、ロードセルで計られた増加量が量設定スイッチで設定された量になると廃油ポンプを停止し、大気開放弁を開いて廃油ポンプを逆転し、一定時間後に廃油ポンプを停止して大気開放弁を閉じる。このように、ロードセルで計られた増加量が量設定スイッチで設定された量になると、廃油ホース及びノズルの部分のオイルを自動車のオイルパン内に戻すので、正確な量を抜取ることができる。
【0005】
また、本発明は、本体ケース内にオイル抜取機構と、オイル給油機構を設けたオイル交換装置において、前記オイル給油機構は、新油タンクと、新油タンクを計量するロードセルと、新油タンクに接続した新油管の途中に介装された大気開放弁及び新油ポンプと、新油管に接続した新油ホースの先端に取り付けられたノズルと、給油量を設定する量設定スイッチと、給油スイッチと、各機器に接続された制御装置より構成され、前記制御装置は、給油スイッチから給油信号を受けて新油ポンプを正転し、ロードセルで計られた減少量が量設定スイッチで設定された量になると大気開放弁を開き、一定時間後に新油ポンプを停止して大気開放弁を閉じる。このように、ロードセルで計られた減少量が量設定スイッチで設定された量になったときに、大気開放弁を開いて新油ホース及びノズルの部分のオイルを自動車のオイルパン内に送るので、正確な量を給油することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1に示すように、オイル交換装置1は、本体ケース2にオイル抜取機構3とオイル給油機構4が設けられている。
【0007】
オイル抜取機構3は、廃油タンク5と、廃油タンク5を計量するロードセル6と、廃油タンク5に接続した廃油管7の途中に介装された大気開放弁8及び廃油ポンプ9と、廃油管7に接続した廃油ホース10の先端に取り付けられたノズル11で構成されている。
【0008】
オイル給油機構4は、新油タンク13と、新油タンク13を計量するロードセル14と、新油タンク13に接続した新油管15の途中に介装された大気開放弁16及び新油ポンプ17と、新油管15に接続した新油ホース18の先端に取り付けられたノズル11で構成されている。なお、オイル抜取機構3のノズル11とオイル給油機構4のノズル11は、同じものを共用している。
【0009】
また、本体ケース2には、抜取量又は給油量を設定する量設定スイッチ19、及び抜取スイッチ20及び給油スイッチ21を有するキーボード22と、各機器に接続された制御装置23が設けられている。
【0010】
そして、制御装置23は、抜取スイッチ20から抜取信号を受けて廃油ポンプ9を正転し、ロードセル6で計られた増加量が量設定スイッチ19で設定された量になると廃油ポンプ9を停止し、大気開放弁8を開いて廃油ポンプ9を逆転し、一定時間後に廃油ポンプ9を停止して大気開放弁8を閉じるようになっている。
【0011】
さらに、制御装置23は、給油スイッチ21から給油信号を受けて新油ポンプ17を正転し、ロードセル14で計られた減少量が量設定スイッチ19で設定された量になると大気開放弁16を開き、一定時間後に新油ポンプ17を停止して大気開放弁16を閉じるようになっている。
【0012】
次に、図2のフロー図に基づいて動作を説明する。ノズル11を自動車のオイルパンのゲージ孔に挿入し、キーボード22の量設定スイッチ19で抜取量を設定して抜取スイッチ20を押し、抜取信号が制御装置23に入力すると(ST1)、制御装置23は廃油ポンプ9を正転する(ST2)。廃油ポンプ9が正転することにより、自動車のオイルパン内のオイルは、ノズル11、廃油ホース10、及び廃油管7を介して廃油タンク5内に流入する。ロードセル6で計量される増加量が量設定スイッチ19で設定された設定量になると(ST3)、制御装置23は廃油ポンプ9を停止する(ST4)。そして、大気開放弁8を開いて廃油ポンプ9を逆転し(ST5)、廃油ホース10及びノズル11内が大気開放弁8から吸引される空気で置き換わるに要する一定時間、例えば5秒間が経過すると(ST6)、廃油ポンプ9を停止して大気開放弁8を閉じる(ST7)。
【0013】
このように、ロードセル6で計られた増加量が量設定スイッチ19で設定された量になると、廃油ポンプ9を停止し、大気開放弁8を開いて廃油ポンプ9を逆転し、廃油ホース10及びノズル11の部分のオイルを自動車のオイルパン内に戻すので、正確な量を抜取ることができる。
【0014】
新油を給油するには、キーボード22の量設定スイッチ19で給油量を設定して給油スイッチ21を押し、給油信号が制御装置23入力すると(ST8)、制御装置23は新油ポンプ17を正転する(ST9)。新油ポンプ17が正転することにより、新油タンク13内のオイルは、新油管15、新油ホース18、及びノズル11を介して自動車のオイルパン内に給油される。ロードセル14で計量される減少量が量設定スイッチ19で設定された設定量になると(ST10)、制御装置23は大気開放弁16を開き(ST11)、新油ホース18及びノズル11内が大気開放弁16から吸引される空気で置き換わるに要する一定時間、例えば5秒間が経過すると(ST12)、新油ポンプ17を停止して大気開放弁16を閉じる(ST13)。
【0015】
このように、ロードセル14で計られた減少量が量設定スイッチ19で設定された量になったときに、大気開放弁16を開いて新油ホース18及びノズル11の部分のオイルを自動車のオイルパン内に送るので、正確な量を給油することができる。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、本体ケース内にオイル抜取機構と、オイル給油機構を設けたオイル交換装置において、前記オイル抜取機構は、廃油タンクと、廃油タンクを計量するロードセルと、廃油タンクに接続した廃油管の途中に介装された大気開放弁及び廃油ポンプと、廃油管に接続した廃油ホースの先端に取り付けられたノズルと、抜取量を設定する量設定スイッチと、抜取スイッチと、各機器に接続された制御装置より構成され、前記制御装置は、抜取スイッチから抜取信号を受けて廃油ポンプを正転し、ロードセルで計られた増加量が量設定スイッチで設定された量になると廃油ポンプを停止し、大気開放弁を開いて廃油ポンプを逆転し、一定時間後に廃油ポンプを停止して大気開放弁を閉じる。このように、ロードセルで計られた増加量が量設定スイッチで設定された量になると、廃油ポンプを停止し、大気開放弁を開いて廃油ポンプを逆転し、廃油ホース及びノズルの部分のオイルを自動車のオイルパン内に戻すので、正確な量を抜取ることができようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイル交換装置の説明図である。
【図2】オイル交換装置の制御装置のフロー図である。
【符号の説明】
1 オイル交換装置
2 本体ケース
3 オイル抜取機構
4 オイル給油機構
5 廃油タンク
6 ロードセル
7 廃油管
8 大気開放弁
9 廃油ポンプ
10 廃油ホース
11 ノズル
13 新油タンク
14 ロードセル
15 新油管
16 大気開放弁
17 新油ポンプ
18 新油ホース
19 量設定スイッチ
20 抜取スイッチ
21 給油スイッチ
22 キーボード
23 制御装置
Claims (2)
- 本体ケース内にオイル抜取機構と、オイル給油機構を設けたオイル交換装置において、
前記オイル抜取機構は、廃油タンクと、廃油タンクを計量するロードセルと、廃油タンクに接続した廃油管の途中に介装された大気開放弁及び廃油ポンプと、廃油管に接続した廃油ホースの先端に取り付けられたノズルと、抜取量を設定する量設定スイッチと、抜取スイッチと、各機器に接続された制御装置より構成され、
前記制御装置は、抜取スイッチから抜取信号を受けて廃油ポンプを正転し、ロードセルで計られた増加量が量設定スイッチで設定された量になると廃油ポンプを停止し、大気開放弁を開いて廃油ポンプを逆転し、一定時間後に廃油ポンプを停止して大気開放弁を閉じることを特徴としたオイル交換装置。 - 本体ケース内にオイル抜取機構と、オイル給油機構を設けたオイル交換装置において、
前記オイル給油機構は、新油タンクと、新油タンクを計量するロードセルと、新油タンクに接続した新油管の途中に介装された大気開放弁及び新油ポンプと、新油管に接続した新油ホースの先端に取り付けられたノズルと、給油量を設定する量設定スイッチと、給油スイッチと、各機器に接続された制御装置より構成され、
前記制御装置は、給油スイッチから給油信号を受けて新油ポンプを正転し、ロードセルで計られた減少量が量設定スイッチで設定された量になると大気開放弁を開き、一定時間後に新油ポンプを停止して大気開放弁を閉じることを特徴としたオイル交換装置。
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1998
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