JP3838810B2 - Ceramic substrate for electronic parts - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップ状電子部品の絶縁基板を多数個取りするための分割溝が形成された電子部品用セラミック基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、チップ抵抗器等のチップ状電子部品を製造する場合、絶縁材料としてセラミック基板が多く使用されている。これらの基板には、図3(a)に示すように、縦横に互いに直交する複数本の分割溝の一次スリット2並びに二次スリット3が形成されている。この一次スリット2並びに二次スリット3は、図3(b)に示すように、セラミック基板1の各部において各々の深さは均一である。
【0003】
電子部品の製造工程においては、まず分割前のセラミック基板1に抵抗体、導体、保護層等を形成したあと、図4に示すように、直交する分割溝の一次スリット2に沿って棒状に分割し、その後、分割されたセラミック基板1の端面に導体を形成し、図5に示すように、セラミック基板1を二次スリット3に沿って単体に分割することにより、チップ状電子部品となる。
【0004】
従来より、一次スリット2の分割の際の分割不良低減のため、これらの互いに直交する一次スリット2と二次スリット3の深さは、先に分割する一次スリット2の深さを深くし、後で分割する二次スリット3の深さは相対的に浅く形成することが行われている。(特開平3−16704号、特公平5−54241号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが従来の分割溝は、一次スリット2および二次スリット3のそれぞれの深さは、セラミック基板1の各部で均一であり、一次スリット2を棒状に分割する際の分割不良を低減するために一次スリット2を深く形成すると、セラミック基板1の製造工程において、一次スリット2のクラックや割れにより歩留まりの低下となり、またその後の電子部品製造工程においても割れを生じやすく歩留まりの低下の原因となっていた。
また、二次スリット3の深さが深すぎると、一次スリット2の棒状への分割の際に二次スリット3まで分割されるバー折れ不良という不具合が発生し、反対に二次スリット3の深さが浅いと、二次スリット3の分割の際に綺麗に分割されずバリ等が発生する原因となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、これらに鑑みて行われたもので、縦横に互いに直交する複数本の分割溝が形成されたチップ状電子部品の絶縁基板を多数個取りするセラミック基板において、先に分割するための一次スリットと後で分割するための前記一次スリットよりも浅い二次スリットを有し、該二次スリットに於ける前記一次スリットと交わる部位の前記一次スリットの両側での深さが前記一次スリット間の中央の部分よりも相対的に浅く形成されていることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施形態について詳述する。
図1に示すように、本発明のセラミック基板1は、分割溝として互いに直交する複数の一次スリット2と二次スリット3を有しており、これら一次スリット2および二次スリット3のうち、後で分割される一次スリット2よりも浅い二次スリット3の深さが、一次スリット2と交わる部位の一次スリット2の両側で、即ち分割後の単体の端部に相当する部位付近で浅く、他の一次スリット2間の中央の部分で相対的に深くなるように形成されている。
このことにより、セラミック基板1を一次スリット2に沿って棒状に分割する際には、一次スリット2と交わる部位の二次スリット3の一次スリット2の両側での深さが、他の一次スリット2間の中央の部分での二次スリット3の深さより相対的に浅く形成されているため、二次スリット3が分割されてしまうバー折れ不良が発生しにくく歩留まりが向上する。
また、最終的に二次スリット3に沿って単体に分割する工程においては、二次スリット3の単体の端部付近の深さは浅いが、他の中央の部分で相対的に深く形成されているため、バリ等の分割不良が発生しにくく歩留まりが向上する。
一次スリット2並びに二次スリット3の深さの好ましい範囲は、図2(a)で説明すると、セラミック基板1の厚みT、一次スリット2の深さD1、二次スリット3の最深部の深さD2、二次スリット3の最浅部の深さD3としたとき、D1=0.25T〜0.55T、D2<D1、D2=0.15T〜0.45T、D3<D2、D3=0.08T〜0.25Tである。
これは、一次スリット2の深さD1が0.55Tより大きいと、セラミック基板1の製造工程並びに電子部品の分割前までの工程においてクラックや割れが発生しやすく、またD1が0.25Tより小さいと、一次スリット2の分割の際に容易に分割出来ないため、D1=0.25T〜0.55Tの範囲が好ましい。これに対し、二次スリット3の最深部の深さD2は、一次スリット2の分割の際に二次スリット3まで分割されるバー折れ不良を防止するために、D2<D1とし、0.45Tより大きいとバー折れ不良となりやすく、また、0.15Tより小さいと単体の端部にバリが発生するため、D2=0.15T〜0.45Tが好ましい範囲である。また二次スリット3の最浅部の深さD3は、D3<D2とし、0.25Tより深いとバー折れ不良となりやすく、0.08Tより小さいと単体の端部にバリが発生しやすいため、D3=0.08T〜0.25Tの範囲とすることが好ましい。また、二次スリット3の形状は図2(a)に示すように逆放物線状に深くなることが好ましいが、図2(b)に示すように矩形状に深くなる形状、もしくは、図2(c)に示すように一次スリット2と交わる部位からC面状に深くなる形状でも良い。この場合に於いては、一次スリット2間のピッチL、矩形状の二次スリット3の最浅部の長さL1、C面状の二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2としたとき、L1=L2=0.1L〜0.2Lで最大値は2.0mm以下であることが好ましい。
【0008】
これは、矩形状の二次スリット3の最浅部の長さL1または、C面状の二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2が0.1Lより小さいと、一次スリット2の分割の際に二次スリット3まで分割されるバー折れ不良となりやすく、反対に0. 2Lより大きいと単体に分割する二次スリット3の分割の際に、バリ等が発生し分割不良となるためである。
以上のように本発明では一次スリット2の深さD1は、セラミック基板1の製造工程並びに電子部品の分割前迄の工程で、クラックや割れが発生しない範囲で深めの設定とし、セラミック基板1のどの箇所でも一次スリット2の深さD1は均一としている。二次スリット3の最深部の深さD2は、一次スリット2の深さD1に比較し僅かに浅めとし、単体に分割する際の分割性を落とさず単体の端部へのバリ発生を防止しうる値としている。また二次スリット3の最浅部の深さD3並びに、二次スリット3の矩形状における二次スリット3の最浅部の長さL1および、二次スリット3のC面状の形状における二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2は、一次スリット2の分割の際に二次スリット3迄分割されるバー折れ不良と、単体に分割する二次スリット3の分割の際に単体端部へのバリ等の発生を防止しうる値としている。
また一次スリット2、二次スリット3の先端角は30〜60°の範囲としておくことが好ましい。
【0009】
本発明のセラミック基板1の材質は、アルミナの外、窒化アルミニウム、炭化珪素などを主成分とするセラミックス、またはガラスセラミック等に適用でき、その製造方法は、金型に備えられた刃をセラミックグリーンシートに押し当てて一次スリット2並びに二次スリット3を形成し、その後所定の温度で焼成し製造される。該二次スリット3の逆放物線状または矩形状またはC面状の形状は、二次スリット3用の刃をその形状に加工したものを使用する。
本発明のセラミック基板1は、所定のパターンで導体などを印刷し分割することによって、最終的にチップ抵抗器等の電子部品を製造することができる。
【0010】
【実施例】
Al2 O3 含有率96%のセラミックグリーンシートに、金型に備えられた刃を押し当てて分割溝を形成しその後所定の温度で焼成することによりセラミック基板1を作製した。本発明実施例および従来品比較例のセラミック基板1について、それぞれ一次スリット2並びに二次スリット3の深さと、セラミック基板1の製造工程に於けるクラック、割れ不良、一次スリット2並びに二次スリット3の分割不良について調べた結果を表1に示す。
尚、本発明実施例並びに従来品比較例共、焼成後のセラミック基板1の厚みは0.4mmで、一次スリット2間のピッチLは2. 0mmである。またスリットの深さの測定はマジックインクにてスリットに着色浸透後分割し、工具顕微鏡でその分割断面の着色部分の深さを測定した。このスリットの深さは各所において0. 01mm程度のバラツキがあるため、任意の10箇所の測定値の平均値で表記した。また、クラック、割れ不良並びに一次スリット2並びに二次スリット3の分割不良の評価は、各各200シートの試料における従来品比較例の最も悪い不良率を×とし、この不良率に対し低減出来たものの半減を超えるものを△とし、半減以下となった良好なものを○と評価した。
【0011】
【表1】
【0012】
比較例である従来品のセラミック基板1は、通常設定する一次スリット2並びに二次スリット3の深さの範囲内でそれぞれ変化させたものを作製し評価した。従来品Aは、一次スリット2の深さD1を0.19mm、二次スリット3の最深部の深さD2を0.07mmとし、いずれも各部における深さは均一としたもので、セラミック基板1の製造工程におけるクラックや割れの発生並びに一次スリット2の分割不良はなかったものの、二次スリット3の分割の際に単体端部でのバリの発生がみられた。また、従来品Bは、一次スリット2の深さD1を0.19mm、二次スリット3の最深部の深さD2を0.11mmとし、各部における深さは均一としたものであるが、一次スリット2の分割の際に二次スリット3まで分割されるバー折れ不良が多発した。従来品Cは、一次スリット2の深さD1を0.23mm、二次スリット3の最深部の深さD2を0.11mmとし各部における深さは均一としたものであるが、セラミック基板1の製造工程において一次スリット2のクラックや割れが多発した。尚、一次スリット2並びに二次スリット3の分割不良は発生しなかった。
【0013】
本発明実施例は、二次スリット3の形状が図2(a)に示す逆放物線状と、図2(b)に示す矩形状と、図2(c)に示すC面形状の3形状で、一次スリット2の深さD1を、0.09、0.10、0.19、0.22、0.23mmの5段階とし、二次スリット3の最深部の深さD2をそれぞれ一次スリット2の深さD1の順に対応し、0.05、0.06、0.11、0.18、0.19mmの5段階とし、二次スリット3の最浅部の深さD3も同様に一次スリット2の深さD1の順に対応し、0.030、0.032、0.07、0.10、0.11mmの5投階とし、各浅いものAから深いものE迄の5段階を、二次スリット3の形状が逆放物線状と矩形状とC面形状の3形状について各各作製した。尚、二次スリット3の形状が矩形状とC面形状の2種の二次スリット3の最浅部の長さL1並びに二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2は、一次スリット2の深さD1の順に対応し、0.41、0.40、0.25、0.20、0.19mmの5段階とした。
【0014】
本発明実施例の結果は、二次スリット3の形状が逆放物線状、矩形状、C面形状とも、本発明実施例Aつまり、一次スリット2の深さD1が0.09mm、二次スリット3の最深部の深さD2が0.05mm、二次スリット3の最浅部の深さD3が0.030mm、矩形状の二次スリット3の最浅部の長さL1並びにC面形状の二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2が0.41mmのものは、セラミック基板1の製造工程中でのクラックや割れ不良はなかったものの、一次スリット2および二次スリット3の分割の際に端部にバリ発生のあるものがあり、 従来品比較例に対し、一次スリット2並びに二次スリット3の分割不良率を半減以下にすることは出来なかった。
【0015】
本発明実施例Eつまり、一次スリット2の深さD1が0.23mm、二次スリット3の最深部の深さD2が0.19mm、二次スリット3の最浅部の深さD3が0.11mm、矩形状の二次スリット3の最浅部の長さL1並びにC面形状の二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2が0.19mmのものは、セラミック基板1の製造工程中で一次スリット2のクラックや割れ不良が発生し、従来品比較例に対しクラック、割れの不良率を半減以下にすることは出来なかった。また一次スリット2の分割の際に二次スリット3まで分割されるバー折れ不良も一部発生し、従来品比較例に対し一次スリット2の分割不良率も半減以下にすることは出来なかった。しかし、正常に分割されたものには端部へのバリの発生はなかった。
【0016】
本発明実施例B、C、Dつまり、二次スリット3の形状が逆放物線状、矩形状、C面形状とも、一次スリット2の深さD1が0.10、0.19、0.22mm、二次スリット3の最深部の深さD2が0.06、0.11、0.18mm、二次スリット3の最浅部の深さD3が0.032、0.07、0.10mm、矩形状の二次スリット3の最浅部の長さL1並びにC面形状の二次スリット3の最浅部からのC面の長さL2が0.40、0.25、0.20mmのものは、セラミック基板1の製造工程中で一次スリット2のクラックや割れの不良率は従来品比較例に対し半減以下となり、また一次スリット2の分割の際に二次スリット3まで分割されるバー折れ不良並びに一次スリット2並びに二次スリット3の分割の際の端部へのバリ発生のいずれの不良率も従来品比較例に対し半減以下となった。
また、これらのことより電子部品の分割前までの工程における割れ等の発生も著しく低減出来るといえる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、チップ状電子部品の絶縁基板を多数個取りするセラミック基板において、先に分割するための一次スリットと、後で分割するための二次スリットを有し、該二次スリットにおける一次スリットと交わる部位の一次スリットの両側での深さを他の一次スリット間の中央の部分よりも相対的に浅く形成することにより、セラミック基板の製造工程並びにその後の電子部品の分割前までの工程において、クラックや割れの発生を防止でき、また電子部品の製造工程における一次スリットの分割不良や二次スリットの分割不良の発生も防止でき、分割後のバリの発生も防止できるなど歩留まりの向上並びに生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品用セラミック基板の分割溝の断面図である。
【図2】(a)(b)(c)は本発明の電子部品用セラミック基板の分割溝の断面図である。
【図3】(a)は分割溝が形成された電子部品用セラミック基板の斜視図で、(b)は従来の分割溝の断面図である。
【図4】棒状に分割されたセラミック基板の斜視図である。
【図5】単体に分割されたセラミック基板の斜視図である。
【符号の説明】
1:セラミック基板
2:一次スリット
3:二次スリット
T:セラミック基板の厚み
D1:一次スリットの深さ
D2:二次スリットの最深部の深さ
D3:二次スリットの最浅部の深さ
L:一次スリット間のピッチ
L1:二次スリットの最浅部の長さ
L2:二次スリットの最浅部からのC面の長さ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ceramic substrate for electronic components in which a dividing groove for taking a large number of insulating substrates for chip-shaped electronic components is formed.
[0002]
[Prior art]
Currently, when a chip-shaped electronic component such as a chip resistor is manufactured, a ceramic substrate is often used as an insulating material. In these substrates, as shown in FIG. 3A,
[0003]
In the manufacturing process of electronic components, first, a resistor, a conductor, a protective layer, etc. are formed on the ceramic substrate 1 before division, and then divided into bars along the
[0004]
Conventionally, the
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional dividing groove, the depth of each of the
On the other hand, if the depth of the secondary slit 3 is too deep, there is a problem that the bar breaks to the secondary slit 3 when the
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has been made in view of the above, and in a ceramic substrate that takes a large number of insulating substrates of chip-shaped electronic components in which a plurality of dividing grooves that are orthogonal to each other in length and breadth are formed, has a shallow secondary slit than said primary slit for later splitting the primary slit, between the depth of both sides of said primary slit portions intersecting in the primary slit to the secondary slit the primary slit It is characterized in that it is formed relatively shallower than the central part.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail.
As shown in FIG. 1, the ceramic substrate 1 of the present invention has a plurality of
As a result, when the ceramic substrate 1 is divided into a rod shape along the
Moreover, in the process of finally dividing into single pieces along the secondary slit 3, the depth near the end of the single piece of the secondary slit 3 is shallow, but it is formed relatively deep in the other central portion. As a result, it is difficult for division defects such as burrs to occur, and the yield is improved.
The preferable ranges of the depths of the
This is because if the depth D1 of the
[0008]
This is because when the length L1 of the shallowest portion of the rectangular secondary slit 3 or the length L2 of the C surface from the shallowest portion of the C-shaped secondary slit 3 is smaller than 0.1L, the primary slit In the case of the division of 2, the bar is likely to be broken up to the secondary slit 3, and on the other hand, if it is larger than 0.2L, a burr or the like is generated when the secondary slit 3 is divided into a single piece, and the division failure. It is to become.
As described above, in the present invention, the depth D1 of the
Moreover, it is preferable to make the front-end | tip angle of the
[0009]
The material of the ceramic substrate 1 of the present invention can be applied to ceramics mainly composed of aluminum nitride, silicon carbide, etc., glass ceramics, etc. in addition to alumina. The sheet is pressed against the sheet to form the
The ceramic substrate 1 of the present invention can finally produce an electronic component such as a chip resistor by printing and dividing a conductor or the like in a predetermined pattern.
[0010]
【Example】
A ceramic substrate 1 was manufactured by pressing a blade provided in a mold against a ceramic green sheet having an Al 2 O 3 content of 96% to form divided grooves and then firing at a predetermined temperature. Regarding the ceramic substrate 1 of the embodiment of the present invention and the comparative example of the conventional product, the depth of the
In addition, in the present invention example and the conventional product comparative example, the thickness of the fired ceramic substrate 1 is 0.4 mm, and the pitch L between the
[0011]
[Table 1]
[0012]
The conventional ceramic substrate 1 as a comparative example was manufactured and evaluated by changing the depth of the
[0013]
In the embodiment of the present invention, the shape of the secondary slit 3 is a reverse parabolic shape shown in FIG. 2 (a), a rectangular shape shown in FIG. 2 (b), and a C-surface shape shown in FIG. 2 (c). The depth D1 of the
[0014]
As a result of the embodiment of the present invention, the secondary slit 3 has a reverse parabolic shape, a rectangular shape, and a C-plane shape. The embodiment A of the present invention, that is, the depth D1 of the
[0015]
Inventive Example E, that is, the depth D1 of the
[0016]
Inventive embodiments B, C, D, that is, the secondary slit 3 has a reverse parabolic shape, a rectangular shape, and a C-plane shape, and the depth D1 of the
Moreover, it can be said that generation | occurrence | production of the crack in the process before the division | segmentation of an electronic component can also be reduced remarkably from these things.
[0017]
【The invention's effect】
According to the present invention, in a ceramic substrate for multi-piece insulating substrate of the chip-like electronic component, comprising a primary slit for dividing previously secondary slit for you divide later, the secondary slit By forming the depth on both sides of the primary slit in the portion intersecting with the primary slit relatively shallower than the central portion between the other primary slits, until the ceramic substrate manufacturing process and the subsequent electronic component division In this process, it is possible to prevent the occurrence of cracks and cracks, and also to prevent the occurrence of defective splitting of primary slits and secondary slits in the manufacturing process of electronic components, and also prevent the occurrence of burrs after splitting. Improvement and productivity can be improved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view of a dividing groove of a ceramic substrate for electronic parts according to the present invention.
2A, 2B, and 2C are cross-sectional views of divided grooves of a ceramic substrate for electronic parts according to the present invention.
FIG. 3A is a perspective view of a ceramic substrate for electronic parts in which a dividing groove is formed, and FIG. 3B is a cross-sectional view of a conventional dividing groove.
FIG. 4 is a perspective view of a ceramic substrate divided into rod shapes.
FIG. 5 is a perspective view of a ceramic substrate divided into single pieces.
[Explanation of symbols ]
1: Ceramic substrate 2 : Primary slit 3 : Secondary slit T : Ceramic substrate thickness D1 : Primary slit depth D2 : Secondary slit deepest depth D3 : Secondary slit shallowest depth L : the pitch between the primary slit L1: length of the shallowest part of the secondary slits L2: length of the C plane from the shallowest part of the secondary slit
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