JP3838761B2 - 吸収性物品 - Google Patents
吸収性物品 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3838761B2 JP3838761B2 JP28209397A JP28209397A JP3838761B2 JP 3838761 B2 JP3838761 B2 JP 3838761B2 JP 28209397 A JP28209397 A JP 28209397A JP 28209397 A JP28209397 A JP 28209397A JP 3838761 B2 JP3838761 B2 JP 3838761B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- absorbent article
- absorbent
- sheet
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィット性に優れ、漏れ防止効果が高い、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明の解決しようとする課題】
従来より、生理用ナプキン等の吸収性物品としては、液透過性の表面層、液不透過性の防漏層及び該表面層と該防漏層との間に介在された液保持性の吸収層を具備し、実質的に縦長に形成されてなるものが広く用いられている。
このような吸収性物品において、通常、上記表面層は、液透過性の表面シ−トからなっている。そして、最近では、フィット性を向上させ、漏れ防止性を向上させるべく、吸収体の周縁部に弾性部材を配して、吸収性物品全体をカップ状に湾曲させることも提案されている(特開平6−63075号公報)。
しかし、上記提案にかかる吸収性物品は、単に吸収性物品全体が湾曲し全体の形状がカップ状になるだけであるため、未だ要求されている程度にフィット性が向上されていなかった。
【0003】
従って、本発明の目的は、よりフィット性に優れ、液漏れ防止性に優れた生理用ナプキンなどの吸収性物品を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解消すべく鋭意検討した結果、吸収性物品の周縁部に沿って内部に空間が存在する凸状形状が形成されてなる吸収性物品が、上記目的を達成しうることを知見した。
【0005】
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、液保持性の吸収層を具備し、その表面側に少なくとも中央部分が液透過性の表面シートを有している吸収性物品において、上記吸収性物品の上記表面側の周縁部は、上記表面シートがその周縁全体に亘って該表面側に向けて凸状に湾曲されて形成された凸状形状を有しており、該凸状形状と該吸収層との間に空間が存在するようになされている吸収性物品(以下、この発明を「第1発明」という)を提供するものである。
【0006】
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、液透過性の表面層、液不透過性の防漏層及び該表面層と該防漏層との間に介在された液保持性の吸収層を具備し、実質的に縦長に形成されてなる吸収性物品において、吸収性物品の周縁部に、伸縮性シートが配されて、該周縁部全体に亘って該周縁部の断面形状が凸状形状になるようになされており、上記周縁部において、上記伸縮性シートと上記表面層との間に空間が存在するようになされていることを特徴とする吸収性物品(以下、この発明を「第2発明」という)を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の吸収性物品について図面を参照して更に詳細に説明する。
先ず第1発明について説明する。
ここで、図1は、本発明の吸収性物品の一形態としての生理用ナプキンを示す斜視図であり、図2は、図1のII-II 切断図である。
【0008】
本形態の生理用ナプキン1は、液保持性の吸収層4を具備し、その表面側に少なくとも中央部分が液透過性の表面シート2を有している。
【0009】
そして、図1に示すように、本形態の生理用ナプキン1は、吸収層4が、吸収体41により形成されている。また、生理用ナプキン1は、上記吸収層4の裏面側には、液不透過性の防漏層3を具備し、該防漏層3は、液体不透過性の防漏シート31により形成されている。
【0010】
上記吸収体41及び上記防漏シート31の形成材料としては、それぞれ、通常、生理用ナプキン等の吸収性物品において用いられるものを特に制限なく用いることができる。
【0011】
而して、上記生理用ナプキン1の上記表面側の周縁部5は、上記表面シート2がその周縁全体に亘って該表面側に向けて凸状に湾曲されて形成された凸状形状51を有しており、該凸状形状51と該吸収層4との間に空間が存在するようになされている。
【0012】
更に詳述すると、図1及び2に示すように、上記表面シート2は、液透過性の液体透過性シート21と該液体通過性シート21の表面側に配された上記凸状形状形成用の伸縮性シート22とからなる。そして、上記周縁部5における上記凸状形状51は、該液体透過性シート21上に該伸縮性シート22を配して形成されている。即ち、上記凸状形状51は、周縁部5に配された伸縮性シートにより形成されている。また、ナプキンの中央部6においては、上記伸縮性シート22は配されておらず液体透過性シート21が露出されている。そして、上記周縁部5の内方に位置する上記生理用ナプキンの中央部6は表面側に凹状形状を形成している。
【0013】
また、上記表面シート2は、更に中央部6においても吸収層4に部分的に固定されている。この際の固定は、ドット状の接着剤を介してなされている。
また、上記伸縮性シート22は、図1及び2に示すように、その幅方向両側縁部22a,22bのみがヒートシールされて固定されている。即ち、上記伸縮性シート22は、上記液体透過性シート21の表面側において該伸縮性シート22の幅方向左右両側縁部22a,22bが該液体透過性シート21にヒートシールされて固定されている。また、該伸縮性シート22の内方側の側縁部22bにおいては、溝7が形成されており、該伸縮性シート22と該液体透過性シート21と吸収体41とが一体になされている。
即ち、上記表面シート2は、周縁部5の内側(内側縁22b)において吸収層4と固定され、且つ周縁部5の外側(外側縁22a)において防漏層3と固定されている。尚、上記表面シート2は、周縁部5の外側縁22aにおいても上記吸収層4と固定することもできる。
【0014】
尚、伸縮性シート22の固定は、本実施形態におけるように、その側縁部を全長に亘って接着しても良いが、部分的に接着して固定しても良い。また、両側縁部よりも内方よりの位置において接着して固定しても良い。尚、固定方法としては、ヒートシールに限らず、超音波シール、接着剤、エンボス加工などによて固定してもよい。
【0015】
また、上記周縁部5の幅Wは、5〜50mmとするのが好ましい。
また、上記空間8は、上記伸縮性シート22により、上記液体透過性シート21が吸収体41より上方に引き上げられることにより形成されている。また、上記凸状形状51は曲面状である。また、該空間8の高さ(吸収体41から液体透過性シート21までの高さの最大高さ)tは、5〜30mmとするのが好ましい。
【0016】
上記液体透過性シート21の形成材料としては、通常、生理用ナプキンなどの吸収性物品に用いられる開孔シート等を特に制限なく用いることができる。
【0017】
また、上記伸縮性シート22の形成材料としては、下記するものなどを挙げることができる。
ポリスチレン、ポリイソプレン又はポリブタジエンのブロック共重合体、エチレンの共重合体、天然ゴム、ウレタン、及び、これらの混合/コエクストルージョン等の単一層の織布、不織弾性材料又は伸縮性材料により形成されたもの、又は伸縮性材料のフィルム、あるいは伸縮性材料の複合体を用いることができ、更には、全ての方向に弾性があり、通気性があり、上記液透過性であるようなストレッチボンディングされた積層材を用いることもできる。
尚、本形態の如く、伸縮性シート22を液透過性シート21の肌当接面側に固定する場合には、肌触りの観点から、伸縮性材料からなるフィルムよりも、例えばブタジエン、イソプレン、スチレン、アクリル酸エチル−エチレン、若しくはそれらの混合物のブロック又はグラフト共重合体、熱可塑性ポリウレタン等の不織布材料が好ましく用いられる。
【0018】
また、伸縮性材料としてメルトブロー不織布を用いることもでき、該メルトブロー不織布は、その伸縮強度を増したり、表面シート/吸収層/防漏層とのヒートシール性を向上するために、他のポリエチレン/ポリエステル、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリプロピレンからなる熱可塑性不織布と積層し、積層材として用いても良い。
伸縮性フィルムもまた、表面の肌触りの改善及びヒートシール性の向上するために、上記熱可塑性不織布材料と積層し、積層材として用いても良い。
上記積層材は、伸縮性の材料、たとえば、ブタジエン、イソプレン、スチレン、アクリル酸エチル−エチレン若しくはその混合物等のブロック又はグラフト共重合体のメルトブロー不織布又はフィルムが望ましく、又、ウレタンのスパンボンディングされた不織布でもよいが、弾性又は伸縮性層をある伸びまで伸張させ、伸張された弾性層上に、伸張されていない層を置き、これらの層を合わせてボンディングし、弾性層がその他の層をギャザリングするように層を弛緩させることによって作られるものが好ましい。
【0019】
上記伸縮性シート22の伸縮物性及び伸縮率としては、上記凸状形態51の高さtが上述の高さの範囲内となるような物性であれば特に制限されない。また、固定箇所についても同様に選定するのが好ましい。
また、上記伸縮性シート22として液体透過性の部材を用いた場合には上記周縁部5をも中央部とすることができる。
【0020】
上記生理用ナプキン1は、通常の生理用ナプキンと同様にして使用することができる。
そして、本形態の生理用ナプキン1は、上記空間8が形成されるようになされているので、該空間8の作用により装着時に生理用ナプキンの周縁部5が装着者の装着部位の凹凸にも柔軟に追従するようになされている。また、上記伸縮性シート22が配されていることにより、ナプキン全体がカップ状(周縁部が上方に位置し中央部が下方に位置するような形状)に湾曲されており、略装着時の生理用ナプキンの形状と同様の形状となされている。このため、本形態の生理用ナプキン1は、フィット性に優れ、且つ漏れ防止性にも優れたものとなっている。
【0021】
更に詳述すると、上記凸状形状51は、いわゆる防漏壁として作用して、吸収性物品の周縁部からの液モレを防止する。更に、上記凸状形状は、空間8を有しているため、装着者の装着部位の形状や、装着者の動きにより、凹凸が生じても、該凹凸と接する部分のみが、この凹凸に応じた形状となるだけで、凸状形状51における他の部位や吸収性物品全体の形状には影響を与えないので、従来の生理用ナプキン等の吸収性物品ではフィット性が悪く、液モレを起こすような状況でも良好なフィット性を有し、液モレ防止性にも優れる。
また、上記凸状形状51が曲面状である場合には、肌への装着性がよく、体の動きに特に追従しやすく、フィット性が向上する。
【0022】
本形態の生理用ナプキンの製造法について図面を参照して説明する。
ここで、図3は、本形態の生理用ナプキンの製造法の概要を示す概略図であり、図4は、そのIV-IV 断面図である。
図3及び4に示すように、本形態の生理用ナプキン1は、防漏シートの連続体31’上に所定形状となされた吸収体41を載置し、更に、該吸収体41上に液体透過性シートの連続体21’を載置し、更に該液体透過性シートの連続体21’上に伸縮性シートの連続体22’を載置して、各部材の連続体の積層体1’を形成する積層工程と、該積層体1’の所定位置をヒートシールすると同時に切断して、個々の生理用ナプキン1を得るナプキン形成工程とを行うことにより製造することができる。
尚、特に詳述しない点、例えば、吸収体の形成工程などは通常公知の形成工程と同様に行うことができる。
【0023】
上記積層工程は、上述の如く、防漏シートの連続体31’上に各部材を載置することにより行うが、上記の伸縮性シートの連続体22’は、その中央部分に所定形状の開口6’(上記中央部6に対応した開口)が設けられている。
また、上記ナプキン形成工程においては、上記吸収体41の外周縁側において防漏シート31と液体透過性シート21と伸縮性シート22とをヒートシールして一体化すると同時にカットする。また、上記伸縮性シート22の内周縁22bにおいては、ヒートシールすることにより、該伸縮性シート22と液体透過性シート21と吸収体41とを一体化すると同時に、溝7を形成する。尚、ヒートシールの条件は用いる各部材の材料などに応じて任意である。
このように、伸縮性シートを含む表面シートを配することにより、本発明の吸収性物品を製造することにより、一工程のみで凸状形状と、ナプキン全体のカップ状の形状とを一度に形成することができる。
【0024】
尚、本発明の吸収性物品は上述した形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
例えば、図5に示すように、ナプキン全体の形状を楕円形状とすることもできる。
また、本形態においては生理用ナプキンのみを例示して説明したが、本発明は他の吸収性物品、例えば失禁パッド、母乳パッドなどに適用することもできる。
【0025】
更に、上記表面シートの形態も図6〜9に示す如き形態とすることができる。
即ち、図6に示すように、表面シート2を、吸収性物品の表面側全面を覆う液透過性シート21と該液透過性シート21の裏面側(吸収層側)全面に設けられた液透過性の伸縮性シート22とにより構成する形態とすることができる。
また、図7に示すように、表面シート2を、吸収性物品の表面側全面を覆う液透過性の伸縮性シート22により構成する形態とすることができる。
【0026】
また、本形態においては、図7に示すように、伸縮性シート22からなる表面シート2を中央部6においても、部分的に吸収層に固着している。このように、本発明においては、中央部において表面シートと吸収層とを部分的に固着してもよい。このように部分的に固着した場合には、表面シートから吸収層への液移行性が良好になり、保型性に優れ、更には中央部の強度が向上する。
【0027】
また、図8に示すように、表面シート2を、吸収性物品の中央部6全面を覆う液透過性シート21と該液透過性シート21の周縁に接合されて上記周縁部5を覆うようになされた伸縮性シート22とにより構成する形態とすることができる。また、図9に示すように、表面シート2を、吸収性物品の表面側全面を覆う液透過性シート21と該液透過性シート21の裏面側(吸収層側)において上記周縁部5に相当する位置に設けられた伸縮性シート22とにより構成する形態とすることができる。
【0028】
次いで、図10を参照して第2発明について説明する。
尚、特に詳述しない点については、上述した第1発明と同様であり、上述した説明が適宜適用される。
図10に示す第2発明の吸収性物品の1形態である生理用ナプキン100は、液透過性の表面層101、液不透過性の防漏層102及び該表面層101と該防漏層102との間に介在された液保持性の吸収層103を具備し、実質的に縦長に形成されてなる。
【0029】
ここで、上記表面層101、上記防漏層102及び上記吸収層103は、一体化されている。更に詳細には、上記吸収層103は、通常の吸収性物品において用いられる吸収体と同様の材料からなっており、上記表面層101は、通常の吸収紙101’からなっており、該吸収紙101’は、該吸収層103の表面及び裏面全面を覆うように配されている。また、上記防漏層102は、上記吸収層103の裏面側において上記吸収層102と上記吸収紙101’との間に配されている。
【0030】
而して、本形態の生理用ナプキン100においては、周縁部105に、シート状の伸縮性シート104が配されて、該周縁部105全体に亘って該周縁部105の断面形状が凸状形状になるようになされており、上記周縁部105において、上記伸縮性シート104と上記表面層101’との間に空間108が存在するようになされている。
【0031】
即ち、本形態においては、上記表面層101を形成する部材とは異なる別体の伸縮性シート104が、その外周縁104aが生理用ナプキン100における上記表面層101の外周縁に接合され且つその内周縁104bが上記周縁部105の内側縁における上記表面層101に接合されて、配されており、周縁部105の凸状形状を形成している。これにより、生理用ナプキンの中央部106が表面側に凹状形状を形成している。
【0032】
そして、このように構成された本形態の生理用ナプキンにおいても上述した第1発明の生理用ナプキンと同じ効果を奏する。また、第2発明においても、生理用ナプキン以外に、失禁パッドや母乳パッドなどに適用することができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明の吸収性物品は、フィット性に優れ、液漏れ防止性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明(第1発明)の吸収性物品の一形態としての生理用ナプキンを示す斜視図である。
【図2】図2は、図1のII-II 断面図である。
【図3】図3は、本形態の生理用ナプキンの製造法の概要を示す概略図である。
【図4】図4は、そのIV-IV 断面図である。
【図5】図5は、本発明の吸収性物品の他の形態としての生理用ナプキンを示す斜視図である。
【図6】図6は、本発明の吸収性物品の他の形態としての生理用ナプキンを示す断面図である(図2相当図)。
【図7】図7は、本発明の吸収性物品の他の形態としての生理用ナプキンを示す断面図である(図2相当図)。
【図8】図8は、本発明の吸収性物品の他の形態としての生理用ナプキンを示す断面図である(図2相当図)。
【図9】図9は、本発明の吸収性物品の他の形態としての生理用ナプキンを示す断面図である(図2相当図)。
【図10】図10は、本発明(第2発明)の吸収性物品の他の形態としての生理用ナプキンを示す断面図である(図2相当図)。
【符号の説明】
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
2 表面層
3 防漏層
4 吸収層
5 周縁部
6 中央部
7 溝
8 空間
21 液体透過性シート
22 伸縮性シート
31 防漏シート
41 吸収体
51 凸状形状
Claims (8)
- 液保持性の吸収層を具備し、その表面側に少なくとも中央部分が液透過性の表面シートを有している吸収性物品において、
上記吸収性物品の上記表面側の周縁部は、上記表面シートがその周縁全体に亘って該表面側に向けて凸状に湾曲されて形成された凸状形状を有しており、該凸状形状と該吸収層との間に空間が存在するようになされていることを特徴とする吸収性物品。 - 上記周縁部の内方に位置する上記吸収性物品の中央部は表面側に凹状形状を形成していることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品。
- 上記吸収層の裏面側に液不透過性の防漏層を具備することを特徴とする請求項1記載の吸収性物品。
- 上記凸状形状は、周縁部に配された伸縮性シートにより形成されていることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品。
- 上記表面シートは、周縁部の内側において吸収層と固定され、且つ周縁部の外側において吸収層または防漏層と固定されていることを特徴とする請求項3記載の吸収性物品。
- 上記表面シートは更に中央部においても吸収層に部分的に固定されていることを特徴とする請求項4記載の吸収性物品。
- 上記凸状形状が曲面状であることを特徴とする請求項1記載の吸収性物品。
- 液透過性の表面層、液不透過性の防漏層及び該表面層と該防漏層との間に介在された液保持性の吸収層を具備し、実質的に縦長に形成されてなる吸収性物品において、
吸収性物品の周縁部に、伸縮性シートが配されて、該周縁部全体に亘って該周縁部の断面形状が凸状形状になるようになされており、
上記周縁部において、上記伸縮性シートと上記表面層との間に空間が存在するようになされていることを特徴とする吸収性物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28209397A JP3838761B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 吸収性物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28209397A JP3838761B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 吸収性物品 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11113951A JPH11113951A (ja) | 1999-04-27 |
JP3838761B2 true JP3838761B2 (ja) | 2006-10-25 |
Family
ID=17648039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28209397A Expired - Fee Related JP3838761B2 (ja) | 1997-10-15 | 1997-10-15 | 吸収性物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3838761B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4372672B2 (ja) * | 2004-12-08 | 2009-11-25 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
JP6558903B2 (ja) * | 2015-01-29 | 2019-08-14 | ピジョン株式会社 | 吸収性製品 |
-
1997
- 1997-10-15 JP JP28209397A patent/JP3838761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11113951A (ja) | 1999-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5802610A (en) | Multi-layer disposable bib | |
JP4208338B2 (ja) | 生理用ナプキン | |
JP3449523B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP3258909B2 (ja) | 使い捨ての体液吸収性物品 | |
JP3987094B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JPH11299828A (ja) | 使い捨てのパンツ型おむつ | |
JPH0663072A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JPH11318979A (ja) | 生理用ナプキン | |
GB2262235A (en) | Sanitary napkin | |
JP2690870B2 (ja) | 使い捨てパンツ | |
JP2002095692A (ja) | 吸収性物品 | |
JPH09201382A (ja) | 使い捨ておむつ | |
KR20010022690A (ko) | 높은 로브 레질리언시를 갖는 인체학적으로 형상화된 일회용 흡수 제품 | |
IE54913B1 (en) | Disposable diaper | |
WO2007037390A1 (ja) | 使い捨て紙おむつ | |
JP2587116B2 (ja) | 使い捨てオムツ | |
JP3580323B2 (ja) | 使いすておむつ | |
JP2009034277A (ja) | 体液吸収性物品 | |
JP3838761B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP4942342B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP2003062008A (ja) | 吸収性物品およびその製造方法 | |
JP2003325578A (ja) | 吸収性物品 | |
JP5308617B2 (ja) | テープ式使い捨て紙おむつ | |
JP6335558B2 (ja) | 使い捨て紙おむつ | |
JPH11197179A (ja) | 生理用品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060801 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060801 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090811 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100811 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110811 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120811 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130811 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |