JP3836271B2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3836271B2
JP3836271B2 JP09179299A JP9179299A JP3836271B2 JP 3836271 B2 JP3836271 B2 JP 3836271B2 JP 09179299 A JP09179299 A JP 09179299A JP 9179299 A JP9179299 A JP 9179299A JP 3836271 B2 JP3836271 B2 JP 3836271B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
voltage
torque
rotation speed
command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP09179299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000287474A (ja
Inventor
雅哉 南出
光明 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp filed Critical Okuma Corp
Priority to JP09179299A priority Critical patent/JP3836271B2/ja
Publication of JP2000287474A publication Critical patent/JP2000287474A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3836271B2 publication Critical patent/JP3836271B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、直流電圧をPWM制御するインバータを用いた、モータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は、従来のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。このモータ制御装置は、交流電源1、コンバータ部2、インバータ部3、モータ4、位置検出器5、コンバータ制御部6、インバータ制御部7及び数値制御部8から構成されている。また、コンバータ部2の出力には、直流電圧を平滑する平滑コンデンサ11が接続されている。
コンバータ制御部6は、コンバータ部2の直流出力電圧Vdcを検出しており、検出値が目標値を下回った場合には、直流出力電圧Vdcを昇圧させる制御をする。インバータ制御部7は、数値制御部8から供給された位置指令値MPに対し、加減速処理部9にてスムージング処理を行い、位置指令値MPAを作成する。次に位置・速度指令部10は、位置指令値MPAと位置検出器5から得られた位置検出値MSによりトルク指令値MTを生成する。インバータ制御部7は、トルク指令値MTによってインバータ部3の動作を制御することで、モータ4を駆動制御する。なお、位置検出器5は、モータ4の移動量を検出するものであり、ここで検出される位置検出値MSを位置・速度制御部10に供給することにより、モータ4がフィードバック制御されている。
【0003】
図7は、コンバータ制御部6の具体例を示すブロック図である。コンバータ制御部6は、基準電源62、減算器63、増幅器64、変換器65、乗算器66、減算器67、増幅器68及びPWM制御回路69から構成されている。
基準電源62は、直流出力電圧Vdcの目標電圧となる設定値であり、減算器63において、この目標電圧から直流出力電圧Vdcの検出値が引き算され、電圧偏差信号が得られる。電圧偏差信号は、増幅器64にて増幅され、直流電流指令が作成される。
また、変換器65では、3相交流電圧の線間電圧波形が相電圧波形に変換され、3相交流電源電圧と同位相、同周波数の交流信号を作成する。この交流信号に上記直流電流指令を乗算器66にて乗算し、交流電流指令が作成される。交流電流指令は、減算器67にて、電流検出器13で検出された電流検出値を引き算され、さらに増幅器68にて増幅され、交流電圧指令とされる。交流電圧指令は、PWM制御回路69に入力され、PWM制御回路69はPWM制御によりコンバータ2を駆動制御する。
【0004】
図8は、図6に示すモータ制御装置におけるモータの最大出力トルク曲線を表したものである。モータの出力トルクは、電源電圧とモータの誘起電圧の差が小さくなる高速領域では減少傾向を示す。その結果、モータの最大出力トルク曲線は、モータ回転数がNa[rpm]を越えたところから減少する。また、図6に示すモータ制御装置において、モータ回転数指令を最高回転数Nmaxとする場合には、トルク指令値MTをモータの最大出力トルク曲線以下となるように決定する必要がある。
【0005】
図9は、図6に示すモータ制御装置において、モータ回転数指令を最高回転数Nmaxとして、等加速度となる加速処理を行った場合のモータ回転数波形である。ここで、加速時間T(Tq)とモータの出力トルクTqとの間には、下記数1の関係がある。
【数1】
Tq=J×(2×π×Nmax/60)/T(Tq)+D
Tq:モータトルク [kg・cm]
J:総イナーシャ [kg・cm・sec2
Nmax:モータ最高回転数 [rpm]
D:摩擦トルク [kg・cm]
また、数1を変形すると、下記数2になる。
【数2】
T(Tq)=J×(2×π×Nmax/60)/(Tq−D)
ここで、トルク指令MTは、モータの最大トルク曲線以下となるように加速時間T(Tq)を決定する必要があるため、加速時間は下記数3となる。
【数3】
T(Tqmin)=J×(2×π×Nmax/60)/(Tqmin−D)
この時、モータの出力トルク曲線は、図8に示す太線のようになる。
【0006】
下記数4は、図6に示すモータ制御装置における平滑コンデンサの寿命算出式である。平滑コンデンサ11の寿命は、コンデンサに流れるリップル電流により発熱するコンデンサの中心部温度上昇値とコンデンサの使用電圧値により決定される。すなわち、平滑コンデンサ11の寿命を長くする場合は、可能な限り使用電圧を低くすれば良い。
【数4】
Ln1=Ln0×2**{(T0−T1)/10}×(V0/V1)**n
**:指数(例えば、2**2=22
Ln1:コンデンサ寿命 [h]
Ln0:メーカ保証寿命 [h]
T1:コンデンサ中心部温度 [℃]
T0:コンデンサ定格温度 [℃]
V1:コンデンサ使用電圧 [V]
V0:コンデンサ定格電圧 [V]
n:電圧係数(n>1)
【0007】
下記数5は、図6に示すモータ制御装置におけるインバータ部3のスイッチング損失算出式である。スイッチング損失は、直流電圧とスイッチング周波数により、決定される。すなわち、スイッチング損失を小さくする場合は、可能な限り直流電圧を低くすれば良い。
【数5】
P1=V1×I×T×F
P1:スイッチング損失 [W]
V1:直流電圧 [V]
I:直流電流 [A]
T:スイッチング時間 [sec]
F:スイッチング周波数 [Hz]
【0008】
図10は、図6に示すモータ制御装置のコンバータ部2の入力側に、三相昇圧トランス12を新たに設置したモータ制御装置を示すブロック図であり、図6と同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。三相昇圧トランス12は、入力する交流電圧を常時昇圧し、コンバータ部2を介してインバータ部3に供給する。
【0009】
図11は、図10に示すモータ制御装置におけるモータの最大出力トルク曲線を表したものである。図11は、図8と比較して、モータの最大出力トルク曲線がモータの高速領域においても減少しないため、トルク指令値の上限をモータの最大出力トルク曲線のTqmaxまで増加できる。
【0010】
図12は、図10に示すモータ制御装置において、モータ回転数指令を最高回転数Nmaxとして、等加速度となるように加減速処理を行った場合のモータ回転数波形である。この場合の加速時間は、下記数6になる。
【数6】
T(Tqmax)=J×(2×π×Nmax/60)/(Tqmax−D)
このとき、モータの出力トルク曲線は、図11に示す太線のようになる。
また、図8、図10より、数3、数6におけるモータトルクは下記数7の大小関係にある。
【数7】
Tqmin<Tqmax
したがって、これより算出される加速時間は、下記数8の大小関係となる。
【数8】
T(Tqmin)>T(Tqmax)
【0011】
下記数9、数10は、図10に示すモータ制御装置における平滑コンデンサ11の寿命とインバータ部3のスイッチング損失を表したものである。三相昇圧トランスにより交流電圧を昇圧した結果、直流電圧が上昇するため、平滑コンデンサの寿命Ln2は、図6に示すモータ制御装置のLn1よりも短くなり、インバータ部のスイッチング損失P2は、図6に示すモータ制御装置におけるスイッチング損失P1よりも大きくなる。
【数9】
Ln1>Ln2=L0×2**{(T0−T1)/10}×(V0/V2)**n
但し、V2>V1
【数10】
P1<P2=V2×I×T×F
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のモータ制御装置は、モータの高速領域のトルク低下に合わせて加速カーブを決定するため、加速時間が長くなり、その結果、加工時間が長くなるという問題点があった。また、この問題を解決する手段として、コンバータ部の入力に三相昇圧トランスを設置して常時電圧を昇圧するという試みもなされている。しかし、この場合には、モータの高速領域のトルク低下は改善され、加速時間は短くなるものの、常時直流電圧が上昇しているため、インバータ部に設けられた複数のスイッチングトランジスタのスイッチング損失が大きくなり、平滑コンデンサの寿命が短くなるという問題があった。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、モータの高速領域のトルク低下を改善し、且つインバータ部のスイッチング損失が小さく、平滑コンデンサの寿命が長いモータ制御装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入力された交流電圧指令に応じて、交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、前記直流電圧の検出値が前記直流電圧の目標値を下回る場合に前記目標値まで前記直流電圧を昇圧させるコンバータ制御部とを備え、前記直流電圧をインバータに供給し、位置指令及び位置検出値から演算されたトルク指令に基づいて前記インバータの動作を制御することでモータを制御するモータ制御装置に関し、本発明の上記目的は、
前記モータの力行状態を検出して力行状態検出信号を出力する力行検出手段と、前記モータの回転数が予め設定された回転数を超えたことを検出して回転数超過検出信号を出力する回転数検出手段と、前記モータのトルクが予め設定されたトルクを超えたことを検出してトルク超過検出信号を出力するトルク検出手段と、前記力行検出手段からの前記力行状態検出信号、前記回転数検出手段からの前記回転数超過検出信号、前記トルク検出手段からのトルク超過検出信号が全て入力された場合に、前記コンバータ制御部に昇圧指令を送る昇圧指令手段とを備え、前記コンバータ制御部は、前記昇圧指令が入力された場合に、前記直流電圧を昇圧基準電源の電圧まで昇圧させることによって達成される。
このように、本発明では、前記力行検出手段、前記回転数検出手段及び前記トルク検出手段のそれぞれの検出信号に基づいて直流電圧を昇圧するので、インバータ部のスイッチング損失を大きくすることなく、また、平滑コンデンサの寿命を短くすることなく、加速時間を短くするモータ制御装置を容易に実現できる
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態の一例を示すモータ制御装置のブロック図であり、図6から図12に示す従来例と同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。本実施形態に係わるモータ制御装置では、インバータ制御部7Aにおいて、モータ回転方向判別部70、トルク極性判別部71、絶対値処理部72、回転数演算部73、力行状態判定部74、トルク比較器75、回転数比較器76、昇圧指令部77が追加されている。
モータ回転方向判別部70は、位置検出器5から得られる位置検出値MSが増加又は減少することに基づいてモータの回転方向(CW又はCCW)を判別し、判別信号を力行状態判定部74へ供給する。トルク極性判別部71は、位置・速度制御部10から得られたトルク指令値MTがプラス(+)であるかマイナス(−)であるかの極性判別を行い、判別信号を力行状態判定部74に供給する。力行状態判定部74は、モータ回転方向判別部70から得られるモータ4の回転方向とトルク極性判別部71から得られるトルク指令値MTの極性に基づいてモータ4が力行状態にあるか回生状態にあるかを判定し、力行状態である場合は、力行状態検出信号を昇圧指令部77に出力する。
例えば、モータ4の回転方向がCWでトルク指令値MTがプラス(+)の場合とモータ4の回転方向がCCWでトルク指令値MTがマイナス(−)の場合は力行状態と判定し、力行状態検出信号を昇圧指令部77に出力する。逆に、モータ4の回転方向がCWでトルク指令値MTがマイナス(−)の場合とモータ4の回転方向がCCWでトルク指令値MTがプラス(+)の場合は回生状態と判定し、力行状態検出信号を昇圧指令部77に出力しない。
絶対値処理部72は、位置・速度制御部10から得られたトルク指令値MTを絶対値化し、トルク指令MTの絶対値をトルク比較器75へ供給する。トルク比較器75は、絶対値処理部72から得られたトルク指令値MTの絶対値と数値制御部8から得られた設定値を比較し、モータトルクが設定値を超えていた場合には、検出信号を昇圧指令部77に供給する。
回転数演算部73は、位置検出器5から得られる位置検出値MSによりモータ回転数を演算し、演算したモータ回転数を回転数比較器76に供給する。回転数比較器76は、回転数演算部73から得られたモータ回転数と数値制御部8から得られた設定値を比較し、モータ回転数が設定値を超えた場合は、検出信号を昇圧指令部77に供給する。
昇圧指令部77は、上記3つの検出信号が全て入力された場合に、コンバータ制御部6に昇圧指令を送る。
図2は、他の実施形態の一例を示すモータ制御装置のブロック図である。本実施形態に係わるモータ制御装置では、インバータ制御部7Bにおいて、モータ回転方向判別部70、トルク極性判別器71、力行状態判定部74、昇圧指令部77が追加されている。本実施例では、モータトルクとモータ回転数に関係なく、モータが力行状態である場合には必ず直流電圧が昇圧される。
【0015】
図3は、図1に示すモータ制御装置のコンバータ制御部6Aの内部回路を示すブロック図である。ここで、図7に示すコンバータ制御部6における同一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。本実施形態に係わるモータ制御装置では、コンバータ制御部6Aにおいて、昇圧基準電源60、切替スイッチ61が追加されている。切替スイッチ61は、昇圧基準電源60が有効の時、基準電源62が無効に、昇圧基準電源60が無効の時、基準電源62が有効となるように動作する。また、切替スイッチ61は、コンバータ制御部に昇圧指令が入力された場合は、昇圧基準電源60が有効となるように動作し、昇圧指令が無くなった場合には、基準電源62が有効となるように動作する。
【0016】
図4は、図1に示すモータ制御装置におけるモータの最大出力トルク曲線を表したものである。本実施形態のモータ制御装置では、モータ回転指令が発生し、モータが加速状態にある時に、モータトルクが設定トルクTqsetを越え、モータ回転数が設定回転数Nsを越えた時、すなわち斜線部分において、直流電圧を昇圧するので、モータの最大出力トルクが高速領域でもTqmaxとなる。
図5は、図1に示すモータ制御装置において、モータ回転数指令を最高回転数Nmaxとして、等加速度となる加減速処理を行った場合のモータ回転数波形である。ここで、加速時間T(Tq)とモータ出力トルクTqとの間には、上記数6の関係がある。
【0017】
下記数11、数12は、図1に示すモータ制御装置における平滑コンデンサの寿命とインバータ部のスイッチング損失をそれぞれ表したものである。図1に示すモータ制御装置では、昇圧する時間が加速時の限られた時間だけなので、平滑コンデンサの寿命Ln3、スイッチング損失P3共に、図6に示す従来のモータ制御装置における値とほぼ同等となる。
【数11】
Figure 0003836271
【数12】
P3=V3×I×T×F≒P1<P2
なお、上述の実施形態では、コンバータ部及びコンバータ制御部の入力電圧として三相交流電圧を用いたが、本発明はこれに限定されものではなく、単相又は五相交流電圧その他の多相の交流電圧を入力電圧としてもよい。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係わるモータ制御装置によれば、直流電圧の昇圧時間を可能な限り短く抑えることができるので、インバータ部のスイッチング損失を大きくすることなく、かつ、平滑コンデンサの寿命を短くすることなく、モータの高速領域のトルク低下を改善する事ができる。これにより、本発明に係わるモータ制御装置は、モータ回転数の加速時間を、従来のモータ制御装置よりも短くすることができ、その結果、加工時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示すモータ制御装置のブロック図である。
【図2】本発明の他の実施形態を示すモータ制御装置のブロック図である。
【図3】図1に示すモータ制御装置のコンバータ制御部の内部回路を示すブロック図である。
【図4】図1に示すモータ制御装置のモータ出力最大トルク曲線である。
【図5】図1に示すモータ制御装置のモータ回転数の変化を表したグラフである。
【図6】従来のモータ制御装置の一例を示すブロック図である。
【図7】図6に示すモータ制御装置のコンバータ制御部の内部回路を示すブロック図である。
【図8】図6に示すモータ制御装置のモータ出力最大トルク曲線である。
【図9】図6に示すモータ制御装置のモータ回転数の変化を表したグラフである。
【図10】従来のモータ制御装置の他の例を示すブロック図である。
【図11】図10に示すモータ制御装置のモータ出力最大トルク曲線である。
【図12】図10に示すモータ制御装置のモータ回転数の変化を表したグラフである。
【符号の説明】
1 交流電源
2 コンバータ部
3 インバータ部
4 モータ
5 位置検出器
6 コンバータ制御部
6A コンバータ制御部
7 インバータ制御部
7A インバータ制御部
8 数値制御部
9 加減速処理部
10 位置・速度指令部
11 平滑コンデンサ
12 三相昇圧トランス
13 電流検出器
60 昇圧基準電源
61 切替SW
62 基準電源
63 減算器
64 増幅器
65 変換器
66 乗算器
67 減算器
68 増幅器
69 PWM制御回路
70 モータ回転方向判別部
71 トルク極性判別部
72 絶対値処理部
73 回転数演算部
74 力行状態判定部
75 トルク比較器
76 回転数比較器
77 昇圧指令部

Claims (1)

  1. 交流電圧を直流電圧に変換するコンバータと、前記直流電圧の検出値が前記直流電圧の目標値を下回る場合に前記目標値まで前記直流電圧を昇圧させるコンバータ制御部とを備え、前記直流電圧をインバータに供給し、位置指令及び位置検出値から演算されたトルク指令に基づいて前記インバータの動作を制御することでモータを制御するモータ制御装置において、
    前記モータの力行状態を検出して力行状態検出信号を出力する力行検出手段と、
    前記モータの回転数が予め設定された回転数を超えたことを検出して回転数超過検出信号を出力する回転数検出手段と、
    前記モータのトルクが予め設定されたトルクを超えたことを検出してトルク超過検出信号を出力するトルク検出手段と、
    前記力行検出手段からの前記力行状態検出信号、前記回転数検出手段からの前記回転数超過検出信号、前記トルク検出手段からのトルク超過検出信号が全て入力された場合に、前記コンバータ制御部に昇圧指令を送る昇圧指令手段とを備え、
    前記コンバータ制御部は、前記昇圧指令が入力された場合に、前記直流電圧を昇圧基準電源の電圧まで昇圧させることを特徴とするモータ制御装置。
JP09179299A 1999-03-31 1999-03-31 モータ制御装置 Expired - Fee Related JP3836271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09179299A JP3836271B2 (ja) 1999-03-31 1999-03-31 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09179299A JP3836271B2 (ja) 1999-03-31 1999-03-31 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000287474A JP2000287474A (ja) 2000-10-13
JP3836271B2 true JP3836271B2 (ja) 2006-10-25

Family

ID=14036472

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09179299A Expired - Fee Related JP3836271B2 (ja) 1999-03-31 1999-03-31 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3836271B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5495550B2 (ja) * 2008-12-26 2014-05-21 Thk株式会社 モータ制御方法、および、電源装置
JP5129363B2 (ja) * 2011-04-13 2013-01-30 ファナック株式会社 モータ制御装置
JP2014176135A (ja) * 2013-03-06 2014-09-22 Toshiba Corp モータドライブ装置、インバータ制御装置及びインバータ制御方法
JP2017065434A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 株式会社ミツバ 電動パワーステアリング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000287474A (ja) 2000-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950012303B1 (ko) 엘리베이터의 정전시 운전 장치
JP3627303B2 (ja) 遠心機
JP5077348B2 (ja) モータ駆動装置、モータ装置、および集積回路装置
JP6659190B2 (ja) 電力変換装置、および電力変換システム
JP3293435B2 (ja) モータ駆動装置
JP2001145360A (ja) 力率改善回路,モータ制御装置及び空調機
JP3836271B2 (ja) モータ制御装置
TWI523404B (zh) Motor control device and motor control method
KR101750609B1 (ko) 부하적응형 부스트 전압을 제공하는 인버터
JP3770370B2 (ja) 巻線形誘導電動機の制御装置
JP2007135311A (ja) 電動機制御装置
JP2001037236A (ja) 電力変換装置の電圧制御装置
JP2020014326A (ja) 電力変換装置
JPH10164883A (ja) インバータ制御装置
JP3622410B2 (ja) インバータによる電動機の制御方法
JP2845093B2 (ja) 交流電気車の制御装置
JP2003306273A (ja) エレベータの制御装置
JP2004080855A (ja) 電力変換装置
JP5272333B2 (ja) モータ駆動装置およびモータ装置
KR19990047300A (ko) 모터 구동제어장치
JPH0533698U (ja) インバータ装置の制御回路
JPH09240935A (ja) 交流エレベータの制御装置
JPH07222499A (ja) 磁束制御形インバータの制御回路
JP2689601B2 (ja) 回生機能付電力変換装置
JPH09227037A (ja) 交流エレベータの制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051031

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060726

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090804

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120804

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150804

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees