JP3836114B2 - ロール状シートの梱包紙自動開梱機 - Google Patents

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本発明は、輪転用新聞巻取紙やロール状合成樹脂フィルム、ロール状布帛などのロール状シートに密着外装された梱包紙を切り開いて剥離するロール状シートの梱包紙自動開梱機に関するものである。
従来、輪転機などの加工機に供給する輪転用新聞巻取紙などのロール状シートは、供給搬送時に生じがちな損傷や汚染などから保護するために、外装紙及び防湿紙などの梱包紙で密着外装されている。そして、このような梱包紙は、通常、輪転機などの加工機に供給される前に切断開封して剥離される。そこで、このようなロール状シートの梱包紙を切断開封して剥離するロール状シートの梱包紙自動開梱機として巻取紙の保護紙除去装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−139578号公報
ところが、ロール状シートの梱包紙は、最も外側の外装紙をバキュームを使って持ち上げ(吸い上げ)ることで形成される隙間(空間)にカッター等の切断部材を挿入して梱包紙を開封するので、外装紙が3重かつ糊付けが2重になったぶ厚い部分を開封しようとした場合、切断部材を動作させる動力が大きくなりエネルギーロスが生じたり、場合によっては、切断部材が破損するなどの課題が指摘されていた。更に、外装紙が3重となったり2重となったりする境目の部分や、外装紙の糊付けが2重となったり1重であったりする境目の部分では、厚みの違いにより、切断部材を動作させる動力が大きくなったり小さくなったりするヘラぬけと呼ばれる現象が発生し、外装紙(梱包紙)を正しく切断できない等の課題があった。また、内側防湿紙の端付近を切断すると、切断部材が防湿紙を巻き込んで(かみ込んで)切断してしまう現象が発生し、梱包紙を正しく切断できず、切断後に梱包紙を回収するとき(折り畳み装置)不具合を起こすことがあるといった課題があった。
しかも、外装紙と防湿紙の重なり具合や糊付け部分等の巻取紙仕様は、ロール状シートの製造業者毎に異なっている。そのため、ロール状シートを使用する製造現場においては、経験と勘によって、開封に適した部分を探り当て切断部材によって開封することが行われている。
一方、ロール状シートの最も外側に巻かれている梱包紙に貼付されているバーコードは、ロール状シートの製造業者名等の情報を有していると共に、その貼付位置は、製造業者毎に梱包紙の巻終わり部分からほぼ同じ距離の位置に貼り付けられている。
そこで、本発明の目的は、ロール状シートの製造業者毎に異なっている外装紙と防湿紙の重なり具合や糊付け部分等の巻取紙仕様に影響されることなく、ロール状シートの梱包紙の開封に際し、開封に適した部分と切断部材の位置との位置決めを素早く正確に行い、迅速かつ高精度で梱包紙を切り開いて剥離することができるとともに装置全体の省エネルギー化・長寿命化を実現することができるロール状シートの梱包紙自動開梱機を提供することである。
上記目的を達成するために、本請求項1の発明は、ロール状シートに密着外装された梱包紙を切り開く梱包紙自動開梱機において、前記ロール状シートを支持すると共に軸中心に回転させる2本のローラを有し、前記ロール状シートの最も外側に巻かれている梱包紙に貼付されているバーコードを読み取るためのバーコードリーダを有し、前記バーコードには、前記ロール状シートがどこの製造業者のものかについての情報が記録されており、バーコードを読み取ることにより、前記製造業者毎に予め登録された前記バーコードとカット位置との情報に基づき、前記2本のローラを回転させて、最も開封に適した部位を切断部材の位置に持っていくように制御することを特徴としている。
ここで、本発明で意味するロール状シートとは、輪転用新聞巻取紙やロール状合成樹脂フィルム、ロール状布帛、ロール状鋼材などのロール状に巻き取られたシート状重量物である。また、本発明で意味する梱包紙とは、前記ロール状シートの損傷や汚染などを防止するためにその外表面に巻回して最外周を糊付けして密着外装される外装紙と外装紙の非糊付け範囲に外装紙と共に巻回される防水紙などの総称であって、通常、ワンプと呼ばれているものである。
本発明に係る梱包紙自動開梱機は、ロール状シートに密着外装された梱包紙を切り開くものであって、ロール状シートを支持すると共に軸中心に回転させる2本のローラを有し、ロール状シートの最も外側に巻かれている梱包紙に貼付されているバーコードを読み取るためのバーコードリーダを有し、前記バーコードには、前記ロール状シートがどこの製造業者のものかについての情報が記録されており、バーコードを読み取ることにより、前記製造業者毎に予め登録された前記バーコードとカット位置との情報に基づき、2本のローラを回転させて、開封に適したカット位置を切断部材の位置に持っていくように制御するためロール状シートの製造業者毎に異なっている外装紙と防湿紙の重なり具合や糊付け部分等の巻取紙仕様に影響されることなく、ロール状シートの梱包紙の開封に際し、開封に適したカット位置と切断部材の位置との位置決めを素早く行うことが可能である。
また、切断部材の破損等を防止でき装置の長寿命化及びメンテナンス負担の軽減が図れる。さらに、開封時における切断部材への負荷を軽減することができるため、装置全体の省エネルギー化を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態である一実施例を図1に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例であるロール状シートの梱包紙自動開梱機(以下、単に、「梱包紙自動開梱機」という。)の全体概要を示した斜視図である。
図1に示すように、本実施例の梱包紙自動開梱機100は、ロール状シートRを支持すると共に軸中心に回転させる2本のローラ122、124を有している。ロール状シートRは、図示はされていないが、コンベヤによって搬送され、梱包紙自動開梱機100の位置で停止後、コンベヤの両側に取り付けられた2本のローラ122、124で持ち上げられ、コンベヤ上より浮かされる。その後、2本のローラ122、124が回転し、ロール状シートRを軸中心に回転させる。そして、ロール状シートRを回転させながら、ロール状シートRの最も外側に巻かれている梱包紙Cに貼付されているバーコードBCを梱包紙自動開梱機100に装備されたバーコードリーダ130によって読み取る。
バーコードBCを読み取ることにより、ロール状シートRがどこの製造業者のものか識別することができる。そして、製造業者毎にバーコードBCの貼付位置から最も開封に適した部位、すなわちカット位置までの距離(回転角度)が予め登録されており、その登録データを参照にして、カット位置が切断部材150の真下に来るようにローラ122、124の回転が制御される。例えば、バーコードBCを読み取った結果、ロール状シートRがA社製のものであれば、60°回転させ、B社製のものであれば、270°回転させるというようにバーコードBCの製造業者情報に応じて、2つのローラ122、124によりロール状シートRを回転させて、最適なカット位置が切断部材150の位置に来るように制御される。
なお、上述の例では、ロール状シートをコンベヤによって、梱包紙自動開梱機100まで搬送する例について説明しているが、無人搬送車を用いて搬送する場合であっても、本発明を適用することも可能である。
本発明の一実施例であるロール状シートの梱包紙自動開梱機の全体概要を示した斜視図。
符号の説明
100 ・・・ 梱包紙自動開梱機
122,124 ・・・ ローラ
130 ・・・ バーコードリーダ
150 ・・・ 切断部材
R ・・・ ロール状シート
BC ・・・ バーコード
C ・・・ 梱包紙

Claims (1)

  1. ロール状シートに密着外装された梱包紙を切り開く切断部材を有する梱包紙自動開梱機において、
    前記ロール状シートを支持すると共に軸中心に回転させる2本のローラを有し、
    前記ロール状シートの最も外側に巻かれている梱包紙に貼付されているバーコードを読み取るためのバーコードリーダを有し、
    前記バーコードには、前記ロール状シートがどこの製造業者のものかについての情報が記録されており、バーコードを読み取ることにより、前記製造業者毎に予め登録された前記バーコードの貼付位置とカット位置との情報に基づき、前記2本のローラを回転させて、開封に適した前記カット位置を前記切断部材の真下に持っていくように制御すること
    を特徴とする梱包紙自動開梱機。
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