JP3835711B2 - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レンズ付きフイルムユニットに関し、更に詳しくは、リユース及びリサイクル適性を向上させたレンズ付きフイルムユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
簡単な撮影機構が組み込まれ、予めフイルムカートリッジが装填されたレンズ付きフイルムユニットが販売されている。このレンズ付きフイルムユニットは、カートリッジ本体と、このカートリッジ本体内に回転自在に収められたスプールに一端が係止されてロール状に巻かれた写真フイルムとが収納される本体部と、この本体部の前面側の撮影光軸上に設けられ、撮影レンズやシャッタ羽根を含む撮影機構部である露光ユニットとを備えている。本体部には、露光ユニットを挟んでカートリッジ本体が収納されるカートリッジ室と、写真フイルムが収納されるフイルムロール室とが一体に形成されている。
【0003】
上記シャッタ羽根は、撮影光軸を遮断する閉じ位置と、撮影光軸を開放する開き位置との間で揺動自在とされており、通常時はバネによって付勢されて閉じ位置にある。露光ユニットの撮影機構の中には、写真フイルムの巻き上げによる写真フイルムの移動によってシャッタチャージし、シャッタボタンの押圧に連動してシャッタ羽根の一端を蹴飛ばし、撮影光軸を開放させるシャッタレリーズ機構が含まれている。
【0004】
レンズ付きフイルムユニットは、ユーザーの使用後に回収されて各部品がリユースあるいはリサイクルされる。例えば露光ユニットは、本体部から取り外された後にシャッタレリーズ機構等の機能検査が行われ、この検査で合格したものは撮影レンズ及びファインダレンズの洗浄あるいは交換を行ってからリユースされている。また、機能検査で不合格となった露光ユニットは、原材料としてリサイクルされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
露光ユニットの機能検査で不合格となる項目の一つとして、シャッタ速度が規定の速度よりも遅くなっているというものがある。これは、シャッタ羽根と露光ユニットのベース部材とが擦れて、いずれか一方あるいは両方が磨耗し、シャッタ羽根の揺動がスムーズに行われなくなるためである。このシャッタ速度の機能検査による不合格品を減少するために、規定のシャッタ速度が得られなかった露光ユニットのシャッタ羽根を交換することが考えられる。
【0006】
しかしながら、シャッタ羽根はベース部材と撮影レンズを保持したレンズホルダーとで挟み込まれているため、レンズホルダーが取り外されると単独でベース部材に保持されなくなり、シャッタ羽根の交換を自動化することは難しくなっている。また、シャッタ羽根を交換してもベース部材の磨耗が原因である場合には規定のシャッタ速度が得られない。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、シャッタ羽根を簡単に交換できるようにしてリユース得率を向上させたレンズ付きフイルムユニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットは、前面に露光開口が設けられ、かつシャッタ羽根の一端を蹴飛ばしてシャッタレリーズを行うシャッタレリーズ機構等が組み込まれたベース部材と、このベース部材の前面側に着脱自在に組み付けられ、露光開口に対面する撮影開口が形成された背面側基板と、この背面側基板の前面側に取り付けられ、撮影開口が形成された前面側基板と、これら背面側基板と前面側基板との間に組み込まれ、撮影開口を遮断する閉じ位置と撮影開口を開放する開き位置との間で揺動自在とされたシャッタ羽根と、このシャッタ羽根を閉じ位置に向けて付勢するバネとからなるシャッタ羽根ユニットと、このシャッタ羽根ユニットの前面側に着脱自在に組み付けられ、撮影開口に対面する絞り穴が形成されたレンズボードと、このレンズボードに組み込まれる撮影レンズと、撮影レンズを露呈させる開口が形成され、レンズボードの前面側に取り付けられて撮影レンズを保持する保持枠とからなるレンズユニットとから撮影機構部を構成したものである。
また、請求項2記載のレンズ付きフイルムユニットは、レンズユニットをベース部材に係止するようにしている。
【0009】
また、請求項記載のレンズ付きフイルムユニットは、前面に露光開口が設けられ、かつシャッタ羽根の一端を蹴飛ばしてシャッタレリーズを行うシャッタレリーズ機構等が組み込まれたベース部材と、このベース部材の前面側に着脱自在に組み付けられ、露光開口に対面する絞り穴が形成されたレンズボードと、このレンズボードに組み込まれる撮影レンズと、撮影レンズを露呈させる開口が形成され、レンズボードの前面側に取り付けられて撮影レンズを保持する保持枠とからなるレンズユニットと、このレンズユニットの前面側に着脱自在に組み付けられ、保持枠の開口に対面する撮影開口が形成された背面側基板と、この背面側基板の前面側に取り付けられ、撮影開口が形成された前面側基板と、これら背面側基板と前面側基板との間に組み込まれ、撮影開口を遮断する閉じ位置と撮影開口を開放する開き位置との間で揺動自在とされたシャッタ羽根と、このシャッタ羽根を閉じ位置に向けて付勢するバネとからなるシャッタ羽根ユニットとから撮影機構部を構成したものである。
また、請求項4記載のレンズ付きフイルムユニットは、シャッタ羽根ユニットをベース部材に係止するようにしている。
【0010】
更に、請求項記載のレンズ付きフイルムユニットは、ベース部材を本体部と一体に形成したものである。
【0011】
また、請求項記載のレンズ付きフイルムユニットは、ベース部材を本体部に着脱自在に組み付けるようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に従って、本発明のレンズ付きフイルムユニットについて説明する。図2に示すように、レンズ付きフイルムユニット2は、予めフイルムカートリッジが装填され各種撮影機構が組み込まれたユニット本体3と、このユニット本体3を部分的に覆うラベル4とから構成されている。
【0013】
ユニット本体3の上面には、シャッタボタン5,残り撮影可能枚数を表示するカウンタ窓6が、前面にはファインダ7,撮影レンズ8等が設けられている。また、背面側からは1コマの撮影毎に回転操作される巻上げノブ9が露呈されている。ラベル4は、ユニット本体3の中央部分に巻かれるように貼付され、撮影レンズ8やファインダ7,カウンタ窓6等を外部に露呈させる開口が形成されている。
【0014】
図1及び図3に示すように、ユニット本体3は、未露光の写真フイルム10と略円柱形状のカートリッジ本体11とからなるフイルムカートリッジ12が装填される本体部13と、この本体部13の前面に撮影光軸18に沿って組み付けられるシャッタ羽根ユニット14と、このシャッタ羽根ユニット14の前面側に組み付けられるレンズユニット15と、本体部13の前面側及び背面側を覆うように組み付けられる前カバー16及び後カバー17とから構成されている。これらは爪係合によって着脱自在に結合される。本体部13及び前カバー16、並びに後カバー17は、例えば原材料としてポリスチレンが用いられている。
【0015】
本体部13の中央部の前面側には、シャッタ羽根ユニット14の背後から写真フイルム10までの間を遮光するとともに、シャッタレリーズ機構やフイルム巻止め機構,撮影枚数カウント機構,ファインダレンズ等が組み付けられたベース部材である遮光筒19が一体に形成されている。この遮光筒19の前面には露光開口20が形成されており、本体部13の背面側で露光開口20に対面する位置には、写真フイルム10への露光範囲を規定するアパーチャー21が形成されている。
【0016】
遮光筒19を挟む両側には、カートリッジ本体11とロール状に巻かれた写真フイルム10とがそれぞれ製造段階で収納されるカートリッジ室23とフイルムロール室24とが一体に形成されている。カートリッジ室23の上面には、カートリッジ本体11内に回転自在に収納されたスプール25の一端に係合する巻上げノブ9が回転自在に組み付けられている。写真フイルム10は、一端がスプール25に係止されているため、撮影後に巻上げノブ9を回転操作すると露光済みの写真フイルム10がカートリッジ本体11内に巻き上げられる。
【0017】
カートリッジ室23及びフイルムロール室24は、本体部13の背面側に後カバー17が組み付けられ、後カバー17に一体に形成されたカートリッジ室用の底蓋27と、フイルムロール室用の底蓋28とが閉じられることにより適正な遮光能が得られる。なお、底蓋27,28は、後カバー17に対して屈曲自在な薄肉部を介して連結されており、底蓋27は使用後のレンズ付きフイルムユニット2からフイルムカートリッジ12を取り出す際に開放される。また、後カバー17には、本体部13のアパーチャー21に対面する前面側に写真フイルム10の背面側を支持するフイルム支持面17aが形成されている。
【0018】
フイルムカートリッジ12は、未使用時には写真フイルム10を先端まで全てカートリッジ本体11内に収納しておき、カメラ等に装填されるとスプール25の回転によってカートリッジ本体11のフイルム送出口(図示せず)から写真フイルム10を送り出すようになっている。写真フイルム10には、一方の端縁に沿って撮影コマの一つあたりに2個ずつパーフォレーション29が形成されている。このパーフォレーション29は、撮影コマのフイルム給送方向の先頭側と後部側とに設けられている。
【0019】
カートリッジ本体11のフイルム送出口の奥には、フイルム送出口を塞いでカートリッジ本体11内部を遮光するための蓋部材30が回動自在に組み込まれている。この蓋部材30の両端には、キー溝が形成されており、スプール25の軸方向に沿った側面から外部に各々露呈されている。図4に示すように、カートリッジ室23の上面、及びカートリッジ室23と遮光筒19との間には、底蓋27の開放に連動して蓋部材30を閉じる蓋部材閉鎖機構を構成するキー部材32と、捩じりバネ33と、連結棒34とが組み込まれている。
【0020】
キー部材32は、カートリッジ室23の上面に回転自在に組み付けられ、カートリッジ本体11の蓋部材30の端部のキー溝に係合する。このキー部材32は、捩じりバネ33によって遮光蓋30の閉じ位置に向けて付勢されるが、連結棒34に当接することによりその回転を阻止されている。連結棒34は、底蓋27に爪係合により係止されており、底蓋27が開放されると一緒に引っ張られて下方にスライドする。これにより、連結棒34とキー部材32との当接が解除され、キー部材32は捩じりバネ33の付勢によって蓋部材30の閉じ位置に回動する。
【0021】
遮光筒19の上面には、2本の軸36,37と、軸受け部38,レンズホルダー39が一体に形成されている。レンズ保持部39には、ファインダ7を構成する対物レンズ40と接眼レンズ41とが組み込まれている。
【0022】
軸36には、シャッタレリーズ機構を構成するシャッタ駆動レバー42と、捩じりバネ43と、上面に撮影枚数用の目盛りが記され外周に歯が形成されたカウンタ板44が取り付けられている。軸37には、同じくシャッタレリーズ機構を構成する係止レバー45,捩じりバネ46が取り付けられている。軸受け部38には、複数のカムが一体に形成されたカム部材47が回転自在に取り付けられている。また、本体部13の背面側からは写真フイルム10のパーフォレーション29に噛合するスプロケット48が組み込まれ、更に遮光筒19の上面には板バネ49が取り付けられる。これらの各部品は、遮光筒19の上方に取り付けられる押さえ板50によって遮光筒19から外れないように保持される。
【0023】
シャッタ駆動レバー42は、図中時計方向であるチャージ位置と、図中反時計方向であるレリーズ完了位置との間で回動自在であり、捩じりバネ43によってレリーズ完了位置に向けて付勢されている。そして、チャージ位置からレリーズ完了位置へと回動するレリーズ動作の際に、カギ形状の蹴飛ばしレバー42aを用いてシャッタ羽根ユニット14に露光開口20を開放させる。
【0024】
係止レバー45は、図中時計方向である巻き止め位置と、図中反時計方向である巻き止め解除位置との間で回動自在であり、捩じりバネ46により巻き止め位置に向けて付勢されている。この係止レバー45は巻き止め位置にある際に、チャージ位置にあるシャッタ駆動レバー42に係合して保持し、更に巻上げノブ9の外周に係合して巻上げノブ9の回転をロックし、また回転部材47に係合して回転部材47及びスプロケット48の回転をロックする。また、巻き止め解除位置に回動する際にはシャッタ駆動レバー42の保持を解除して、シャッタ駆動レバー42にレリーズ動作を行わせる。
【0025】
スプロケット48は、写真フイルム10のパーフォレーション29に係合し、フイルム巻き上げによる写真フイルム10の1コマ分の移動によって半回転される。このスプロケット48に下端が係合されて回転部材47は一体に回転する。回転部材47は、スプロケット48と一体に回転する際にシャッタ駆動レバー42を押圧してチャージ位置に回動させ、更に係止レバー45を係合させることにより巻止め位置に回動させる。また、回転部材47の一部はカウンタ板44に噛合しており、半回転することによりカウンタ板44を一目盛り分歩進させる。このカウンタ板44の目盛りは、押さえ板50に一体に形成されたレンズ部50aを介してカウンタ窓6から表示される。
【0026】
前記スプロケット48は、間欠に設けられたパーフォレーション29に噛合するため、半回転する間に一時的にパーフォレーションに噛合しない瞬間が発生する。板バネ49は、このスプロケット48とパーフォレーションとが噛合しない際に、次のパーフォレーション29に係合できるように回転部材47を押圧して従動方向に強制的に回転させる。
【0027】
従来の回転部材47は原材料としてポリスチレンを用いており、シャッタ駆動レバー42及び係止レバー45はポリスチレンよりも硬度の高いポリオキシメチレン(POM)を用いていた。回転部材47は、バネ付勢に抗してシャッタ駆動レバー42をチャージ位置に回動させたり、係止レバー45がバネ付勢によって当接,係合することから磨耗や傷の発生が多く、露光ユニットのリユース率を低下させる一つの要因となっていた。本実施形態では、各種撮影機構が組み込まれた本体部13のリユース率を高めるために、回転部材47もポリオキシメチレンで成形して磨耗や傷の発生を抑えるようにしている。
【0028】
図3及び図5に示すように、シャッタ羽根ユニット14は、遮光筒19の前面に着脱自在に取り付けられ、露光開口20に対面する撮影開口52aが形成された背面側基板52と、この背面側基板52に取り付けられ撮影開口53aが形成された前面側基板53と、これら背面側基板52と前面側基板53との間に組み込まれ、撮影開口52a,53aを塞ぐ閉じ位置と開放する開き位置との間で揺動自在とされたシャッタ羽根54と、シャッタ羽根54を閉じ位置に向けて付勢する引き戻しバネ55とから構成されている。
【0029】
背面側基板52は、両側辺に2個ずつ被係合片57が一体に形成されており、これらの被係合片57は遮光筒19の両側面に形成された係合爪58に係合される。また、背面側基板52には2個の位置決め用の穴59が形成されており、これらの穴59には遮光筒19の前面に立設された位置決め用のピン60が挿入される。撮影開口52aの周囲には、シャッタ羽根54が取り付けられるピン61と、引き戻しバネ55の一端が掛けられるピン62と、閉じ位置でシャッタ羽根54を受け止める受け突条63と、開き位置に揺動したシャッタ羽根54を受け止める受け片64とが形成されている。
【0030】
前面側基板53は、両側辺に形成された係合爪66が背面側基板52の両側辺に係合することにより背面側基板52と一体化される。また、前面側基板53は、背面側基板52との間の上方及び側方を覆うような箱形状となっているが、上面53bはシャッタ羽根54の一部を露呈させるために切り欠かれている。背面側基板52のピン61,62は、前面側基板53用の位置決めピンともなっており、前面側基板53に形成された穴67に挿入される。
【0031】
シャッタ羽根54は、ピン61に揺動自在に取り付けられる取付部54aと、撮影開口52a,53aを開閉する開閉部54bと、シャッタ駆動レバー42の蹴飛ばしレバー42aによって蹴飛ばされる突出片54cとからなる。取付部54aにはピン69が立設されており、このピン69には引き戻しバネ55の他端が掛けられ、撮影開口52a,53aを塞ぐ閉じ位置に向けて付勢される。
【0032】
レンズユニット15は、シャッタ羽根ユニット14の前面側に取り付けられるレンズボード71と、このレンズボード71に組み込まれる前レンズ8a,後レンズ8b,スペーサー72,保持枠73とから構成されている。レンズボード71は、両側辺に一体に形成された被係合片74が、遮光筒19の両側面に形成された係合爪75に係合される。レンズボード71には3個の位置決め用の穴76が形成されており、これらの穴76には前面側基板53の前面に形成された位置決め用のピン77が挿入される。前レンズ8a,後レンズ8b,スペーサー72は、レンズボード71の前面に一体に形成され、内部に絞り穴71bが形成された鏡筒部71aに収められ、保持枠73によって鏡筒部71aから落ちないように押さえられる。
【0033】
次に、上記実施形態の作用について説明する。レンズ付きフイルムユニット2は、搬送時の振動や衝撃等で無駄な撮影が行われないように、シャッタチャージがなされていない状態で販売されているため、レンズ付きフイルムユニット2を購入したユーザーは、包装袋やラベル4に記されている説明に従って最初に巻上げノブ9を巻上げ方向に回転操作する。
【0034】
巻上げノブ9が回転操作されると、図4に示すスプロケット48は、写真フイルム10のパーフォレーション29に係合して図中反時計方向に回転する。これにより、スプロケット48と係合している回転部材47も同軸で一体に回転する。この回転途中で、スプロケット48とパーフォレーション29とが係合しない瞬間が発生するが、板バネ49が回転部材47を押圧して従動方向に回転させるので、スプロケット48は次のパーフォレーション29に係合することができる。
【0035】
また、回転途中の回転部材47は、シャッタ駆動レバー42を捩じりバネ43の付勢に抗して図中時計方向のチャージ位置に回動させ、係止レバー45を捩じりバネ46の付勢によって係合させることにより図中時計方向の巻き止め位置に回動させる。これにより、シャッタ駆動レバー42と係止レバー45とが係合して、シャッタ駆動レバー42がチャージ位置で保持される。また、係止レバー45は巻上げノブ9と回転部材47とに係合して回転のロックを行う。更に、回転部材47はカウンタ板44を一目盛り分歩進させて、カウンタ窓6から残り撮影可能枚数を表示する。
【0036】
巻上げノブ9の回転にロックが掛かることによりユーザーにはシャッタチャージが完了したことが確認できる。その後、ファインダ8を覗いて撮影範囲を決定し、シャッタボタン5を押圧するとシャッタレリーズが行われる。
【0037】
シャッタボタン5が押圧されると、シャッタボタン5に一体に形成された押圧レバー79(図1参照)が係止レバー45を捩じりバネ46の付勢に抗して、図中反時計方向の巻き止め解除位置に向けて回動させる。これにより、係止レバー45によるシャッタ駆動レバー42のチャージ位置での保持が解除され、シャッタ駆動レバー42は捩じりバネ43の付勢によって図中反時計方向のレリーズ完了位置に向けて回動する。
【0038】
レリーズ完了位置に向けて回動したシャッタ駆動レバー42は、蹴飛ばしレバー42aによってシャッタ羽根54の突出片54cを蹴飛ばす。これにより、シャッタ羽根54は引き戻しバネ55の付勢に抗して図5中において時計方向に揺動し、撮影レンズ8から写真フイルム10までの撮影開口53a,52aを開放し、被写体光を写真フイルム10に入射させる。開き位置に向けて揺動したシャッタ羽根54は、受け片64に当接して揺動を規制され、引き戻しバネ55の付勢によって閉じ位置に向けて揺動し、受け突条63に当接して停止する。
【0039】
以後、巻上げノブ9の回転操作と、シャッタボタン5の押圧とを繰り返して、収納している写真フイルム10の全てのコマへの撮影を行う。そして全てのコマへの撮影が終了した後には、ユーザーはレンズ付きフイルムユニット2をそのまま現像取扱店に渡して同時プリントを依頼する。
【0040】
レンズ付きフイルムユニット2は、現像取扱店から現像所に集められ、ユニット本体3からフイルムカートリッジ12が取り出される。底蓋27が開放されると、底蓋27に係合された連結棒34が下方にスライドし、連結棒34によるキー部材32の保持が解除される。キー部材32は、捩じりバネ33の付勢によって蓋部材30の開き位置から閉じ位置に向けて回動する。これにより、キー部材32に係合された蓋部材30も閉じ位置に回動してフイルム送出口が閉じられるので、明室にてフイルムカートリッジ12の取り出しを行うことができる。取り出されたフイルムカートリッジ12は、現像処理,プリント処理を行った後に、現像済みの写真フイルム10を再びカートリッジ本体11に巻き込み、プリント写真,インデックスプリントとともにユーザーに返却される。
【0041】
フイルムカートリッジ12が取り出されたフイルムユニット3は、メーカーによって現像所からリサイクル工場に回収される。ユニット本体3は、リサイクル工場でシャッタレリーズ機構やシャッタ羽根ユニット14,レンズユニット15が取り付けられた状態の本体部13と、前カバー16,後カバー17とに分解され、外観検査が行われる。なお、後カバー17は、写真フイルム10と直接接触する部分が多いため、写真フイルム10への擦り傷等の発生を防止するために、破砕,ペレット化されて原材料としてリサイクルされる。同様に、前カバー16は、露出部分が多く、傷が発生することが多いため、破砕,ペレット化されて原材料としてリサイクルされる。また、それ以外の部品でも外観検査で大きな傷や亀裂等が発生しているものは後カバー17と同様に原材料としてリサイクルされる。
【0042】
外観検査で合格となった本体部13からは、レンズユニット15と対物レンズ40,接眼レンズ41とが取り外され、これらは洗浄後にリユースされる。
【0043】
残った本体部13には、シャッタレリーズ機構,フイルム巻止め機構,カウンタ機構などの機能検査が行われる。回転部材47は、シャッタ駆動レバー42及び係止レバー45と同じポリオキシメチレンで成形されているので、回転部材47の磨耗や傷が原因で発生する機能検査での不合格は大幅に減少する。
【0044】
上記機能検査でシャッタ速度が規定よりも遅くなっていることにより不合格となった本体部13は、シャッタ羽根ユニット14が新しいものに交換してから再度シャッタ速度の検査が行われる。また取り外された古いシャッタ羽根ユニット14は、原材料としてリサイクルされる。
【0045】
検査に合格した本体部13は、レンズ付きフイルムユニットの組み立てラインに搬送される。また、新しいシャッタ羽根ユニット14を取り付けても規定のシャッタ速度が得られなかった本体部13は、更に各部品に分解されて原材料としてリサイクルされる。このように、本実施形態のレンズ付きフイルムユニットでは、シャッタ羽根ユニットを交換することにより本体部のリユース得率を向上させることができる。
【0046】
次に、本発明の別の実施形態を用いたレンズ付きフイルムユニットについて説明する。なお、上記の実施形態と同じ部品については同符号を用い、説明を省略する。図6に示すように、本実施形態では、本体部13の遮光筒19の前面側にレンズユニット82を着脱自在に組み付け、このレンズユニット82の前面側にシャッタ羽根ユニット83が着脱自在に組み付けられている。
【0047】
図7及び図8に示すように、レンズユニット82は、遮光筒19の前面側に取り付けられるレンズボード85と、このレンズボード85に組み込まれる前レンズ8a,後レンズ8b,スペーサー72,保持枠86とから構成されている。レンズボード85は、両側辺に被係合片87が一体に形成されており、この被係合片87が遮光筒19の両側面に形成された係合爪88に係合される。また、レンズボード85には2個の位置決め用の穴89が形成されており、これらの穴89には遮光筒19の前面に形成された位置決め用のピン90が挿入される。前後レンズ8a,8bとスペーサー72とは、レンズボード85の前面に一体に形成され、内部に絞り穴85bが形成された鏡筒部85aに収められ、保持枠86によって鏡筒部85aから落ちないように押さえられる。
【0048】
シャッタ羽根ユニット83は、レンズユニット82の前面側に着脱自在に取り付けられ、露光開口20に対面する撮影開口91aが形成された背面側基板91と、この背面側基板91に取り付けられ撮影開口92aが形成された前面側基板92と、これら背面側基板91と前面側基板92との間に組み込まれ、撮影開口91a,92aを塞ぐ閉じ位置と開放する開き位置との間で揺動自在とされたシャッタ羽根93と、引き戻しバネ94とから構成されている。
【0049】
背面側基板91は、両側辺に2個ずつ被係合片96が一体に形成されており、これらの被係合片96は遮光筒19の両側面に形成された係合爪97に係合される。また、背面側基板91には4個の位置決め用の穴98が形成されており、これらの穴98にはレンズボード85の前面に立設された位置決め用のピン99が挿入される。なお、ピン99は、レンズユニット82とシャッタ羽根ユニット83との間の間隔を適正に保つために2段形状となっている。撮影開口91aの周囲には、シャッタ羽根93が取り付けられるピン100と、引き戻しバネ94の一端が掛けられるピン101と、閉じ位置でシャッタ羽根93を受け止める受け突条102と、開き位置に揺動したシャッタ羽根93を受け止める受け片103とが形成されている。
【0050】
前面側基板92は、両側辺に形成された係合爪105が背面側基板91の両側辺に形成された切欠106に係合することにより背面側基板91と一体化される。また、前面側基板92は、背面側基板91との間の上方及び側方を覆う箱形状となっているが、上面92bはシャッタ羽根93の一部を露呈させるために切り欠かれている。背面側基板91のピン100,101は、前面側基板92用の位置決めピンともなっており、前面側基板92に形成された穴107に挿入される。背面側基板91の背面には、レンズユニット82の保持枠86に被せられる円形の突条108が一体に形成されている。
【0051】
シャッタ羽根93は、ピン100に揺動自在に取り付けられる取付部93aと、撮影開口91a,92aを開閉する開閉部93bと、シャッタ駆動レバー42の蹴飛ばしレバー42aによって蹴飛ばされる突出片93cとからなる。この突出片93cは、シャッタ羽根ユニット83と遮光筒19との間にレンズユニット82が配置されていることから背面側に向かって延ばされており、これによりシャッタ駆動レバー42の形状を変えなくてもよくなる。また、取付部93aにはピン109が立設されており、このピン109には引き戻しバネ94の他端が掛けられ、撮影開口91a,92aを塞ぐ閉じ位置に向けて付勢される。
【0052】
また、シャッタ羽根93は、レリーズ時以外は撮影レンズ8の前方を塞いで保護することから、レンズバリアとしての機能も備えている。そのため、撮影レンズ8が汚れなくなるので、リサイクル時に撮影レンズ8の洗浄を省略することができる。更に、シャッタ羽根93への汚れの付着や傷の発生を防止するために、前面側基板92の撮影開口92aを例えばトリアセチルセルロース(TAC)等の透明なプラスチックで覆うようにしてもよい。
【0053】
次に、上記実施形態の作用について説明する。フイルムカートリッジ12が取り出されたフイルムユニット3は、メーカーによって現像所からリサイクル工場に回収される。ユニット本体3は、リサイクル工場でシャッタレリーズ機構やシャッタ羽根ユニット83,レンズユニット82が取り付けられた状態の本体部13と、前カバー16,後カバー17とに分解され、外観検査が行われる。なお、後カバー17は、写真フイルム10と直接接触する部分が多いため、写真フイルム10への擦り傷等の発生を防止するために、破砕,ペレット化されて原材料としてリサイクルされる。前カバー16は、破砕,ペレット化されて原材料としてリサイクルされる。また、それ以外の部品でも外観検査で大きな傷や亀裂等が発生しているものは後カバー17と同様に原材料としてリサイクルされる。
【0054】
外観検査で合格となった本体部13からは、対物レンズ40,接眼レンズ41とが取り外され、これらは洗浄後にリユースされる。なお、撮影レンズ8は、シャッタ羽根ユニット83によって保護されているため、洗浄を行わずにそのままリユースすることができる。
【0055】
本体部13には、シャッタレリーズ機構,フイルム巻止め機構,カウンタ機構などの機能検査が行われる。回転部材47は、シャッタ駆動レバー42及び係止レバー45と同じポリオキシメチレンで成形されているので、回転部材47の磨耗や傷が原因で発生する機能検査での不合格は大幅に減少する。
【0056】
上記機能検査でシャッタ速度が規定よりも遅くなっていることにより不合格となった本体部13は、シャッタ羽根ユニット83を新しいものに交換して再びシャッタ速度の検査を行う。また取り外された古いシャッタ羽根ユニット83は、原材料としてリサイクルされる。再度の検査により合格となった本体部13は、再びレンズ付きフイルムユニットの組み立てラインに搬送される。
【0057】
また、新しいシャッタ羽根ユニット83を取り付けても規定のシャッタ速度が得られない本体部13は、更に各部品に分解されて原材料としてリサイクルされる。このように、本実施形態のレンズ付きフイルムユニットでは、シャッタ羽根ユニットを交換することにより本体部のリユース得率を向上させることができる。また、他の部品を取り外さなくてもシャッタ羽根ユニットを取り外すことができ、更に撮影レンズの洗浄も必要なくなるので、リユース,リサイクル工程数を削減できる。
【0058】
なお、上記各実施の形態では、ベース部材である遮光筒を本体部と一体化しているが、本体部と遮光筒とを別々に形成し、図9に示すように、遮光筒111にレンズユニット82とシャッタ羽根ユニット83と、シャッタレリーズ機構,フイルム巻止め機構,フイルムカウンタ機構を構成する各部品(図示せず)を組み付けて露光ユニット113として、この露光ユニット113を本体部に着脱自在に組み付けるようにしたレンズ付きフイルムユニットにも用いることができる。この場合には、露光ユニット113のリユース得率を大幅に向上させることができる。
【0059】
また、スプールの回転によって写真フイルムの送り出しが可能なフイルムカートリッジが装填されたレンズ付きフイルムユニットについて説明したが、本発明は、従来の135サイズの写真フイルムパトローネが装填されたレンズ付きフイルムユニットにも採用することができる。
【0060】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のレンズ付きフイルムユニットは、撮影機構部を、シャッタレリーズ機構等が組み込まれたベース部材と、撮影光軸を遮断する閉じ位置と撮影光軸を開放する開き位置との間で揺動自在なシャッタ羽根と、このシャッタ羽根を閉じ位置に向けて付勢するバネと、このバネとシャッタ羽根とを撮影光軸に沿って前後から挟み込んで保持する一対の基板とからなるシャッタ羽根ユニットと、撮影レンズを保持するレンズユニットとから構成したので、シャッタ羽根ユニットの交換を簡単に行うことができ、撮影機構部あるいはベース部材が一体に形成された本体部のリユース得率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図2】レンズ付きフイルムユニットの外観斜視図である。
【図3】ユニット本体の要部断面図である。
【図4】シャッタレリーズ機構,フイルム巻止め機構,カウンタ機構の構成を示す分解斜視図である。
【図5】シャッタ羽根ユニット及びレンズユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図6】別の実施形態のユニット本体の部分的構成を示す分解斜視図である。
【図7】別の実施形態のシャッタ羽根ユニット及びレンズユニットの構成を示す分解斜視図である。
【図8】別の実施形態のユニット本体の要部断面図である。
【図9】更に別の実施形態の露光ユニットの構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット
3 ユニット本体
8 撮影レンズ
13 本体部
14,83 シャッタユニット
15,82 レンズユニット
19,111 遮光筒
52,91 背面側基板
53,92 前面側基板
54,93 シャッタ羽根
55,94 引き戻しバネ
113 露光ユニット

Claims (6)

  1. スプールが回転自在に収納されたカートリッジ本体と、スプールに一端が係止されてロール状に巻かれた写真フイルムとが収納される本体部と、この本体部の前面側の撮影光軸上に設けられ、撮影レンズやシャッタ羽根を含む撮影機構部とを備えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記撮影機構部は、前面に露光開口が設けられ、かつシャッタ羽根の一端を蹴飛ばしてシャッタレリーズを行うシャッタレリーズ機構等が組み込まれたベース部材と、
    このベース部材の前面側に着脱自在に組み付けられ、露光開口に対面する撮影開口が形成された背面側基板と、この背面側基板の前面側に取り付けられ、撮影開口が形成された前面側基板と、これら背面側基板と前面側基板との間に組み込まれ、撮影開口を遮断する閉じ位置と撮影開口を開放する開き位置との間で揺動自在とされたシャッタ羽根と、このシャッタ羽根を閉じ位置に向けて付勢するバネとからなるシャッタ羽根ユニットと、
    このシャッタ羽根ユニットの前面側に着脱自在に組み付けられ、撮影開口に対面する絞り穴が形成されたレンズボードと、このレンズボードに組み込まれる撮影レンズと、撮影レンズを露呈させる開口が形成され、レンズボードの前面側に取り付けられて撮影レンズを保持する保持枠とからなるレンズユニットとから構成されていることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  2. 前記レンズユニットは、ベース部材に係止されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ付きフイルムユニット。
  3. スプールが回転自在に収納されたカートリッジ本体と、スプールに一端が係止されてロール状に巻かれた写真フイルムとが収納される本体部と、この本体部の前面側の撮影光軸上に設けられ、撮影レンズやシャッタ羽根を含む撮影機構部とを備えたレンズ付きフイルムユニットにおいて、
    前記撮影機構部は、前面に露光開口が設けられ、かつシャッタ羽根の一端を蹴飛ばしてシャッタレリーズを行うシャッタレリーズ機構等が組み込まれたベース部材と、
    このベース部材の前面側に着脱自在に組み付けられ、露光開口に対面する絞り穴が形成されたレンズボードと、このレンズボードに組み込まれる撮影レンズと、撮影レンズを露呈させる開口が形成され、レンズボードの前面側に取り付けられて撮影レンズを保持する保持枠とからなるレンズユニットと、
    このレンズユニットの前面側に着脱自在に組み付けられ、保持枠の開口に対面する撮影開口が形成された背面側基板と、この背面側基板の前面側に取り付けられ、撮影開口が形成された前面側基板と、これら背面側基板と前面側基板との間に組み込まれ、撮影開口を遮断する閉じ位置と撮影開口を開放する開き位置との間で揺動自在とされたシャッタ羽根と、このシャッタ羽根を閉じ位置に向けて付勢するバネとからなるシャッタ羽根ユニットとから構成されていることを特徴とするレンズ付きフイルムユニット。
  4. 前記シャッタ羽根ユニットは、ベース部材に係止されていることを特徴とする請求項3記載のレンズ付きフイルムユニット。
  5. 前記ベース部材は、本体部に一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のレンズ付きフイルムユニット。
  6. 前記ベース部材は、本体部に着脱自在に組み付けられることを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載のレンズ付きフイルムユニット。
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