JP3835574B2 - 保安灯 - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、常時はバッテリを充電され、停電時にはバッテリを電源としてランプを点灯する携帯形の保安灯に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、箱形のコンセントに後半部を収納してバッテリを充電しておき、停電時にコンセントから取外して非常灯、携帯電灯として用いる保安灯が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の保安灯は、ランプの点滅スイッチが前面側に配設されているため、片手で点滅操作を行い難いとともに、点滅スイッチが常時露出しているため、いたずらされる等の問題もあった。
【０００５】
本発明は、ランプの点滅操作を片手でも容易に行え、コンセントに収納している常時にいたずらされない保安灯を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の保安灯は背面に突出する栓刃と；前面の上側に配設され常時にランプを点滅させる常時用点滅スイッチと；常時には箱形のコンセントに後半部を収納させることによりコンセント内に位置して露出しないように上面に配設され、停電時にはランプを点滅させる停電時用点滅スイッチと；停電時に電源とされるバッテリと；を具備することを特徴とする保安灯。
【００１０】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の一実施形態を図１ないし図７を参照して説明する。
【００１１】
図１は本発明の一実施形態を示す平面図、図２は同じく側面図、図３は同じく上面図、図４は同じく背面図、図５は同じく底面図、図６は同じくコンセントに収納した状態を模式的に示す上面図、図７は同じく側面図である。
【００１２】
１は保安灯で略立方体に形成され、背面には栓刃２が突出している。前面にはレンズ等の制光体３が設けられ、制光体３より内部に電球等のランプ４が設けられている。また、前面の上側には、常時の照明（ナイトライト）として使用する場合の常時用点滅スイッチ５が設けられている。上面には、停電時に携帯するときの停電時用点滅スイッチ６が設けられている。停電時用点滅スイッチ６が上面に設けられているから、携帯している際、人差し指あるいは中指での操作が容易である。
【００１３】
７は箱形のコンセントで、大部分が壁面８等に埋設されている。そして、前記停電時用点滅スイッチ６はコンセント７に収納した状態ではコンセント内に位置して露出しないようになっている。したがって、常時に停電時用点滅スイッチ６が不用意に操作されることがない。
【００１４】
また、保安灯１のコンセント７への非収納部分で周側部には凹部９が形成されている。この凹部９は保安灯１をコンセント７から取り外す際に指が掛かる大きさである。したがって、保安灯１をコンセントから取り外す場合、凹部９に指が掛かり取り外しが容易になる。
【００１５】
【発明の効果】
請求項１記載の発明は、保安灯を携帯する場合に、停電時用点滅スイッチの操作を片手で簡単に行える。さらに、コンセントに収納されている常時に停電時用点滅スイッチを不用意に操作されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態を示す平面図
【図２】同じく側面図
【図３】同じく上面図
【図４】同じく背面図
【図５】同じく底面図
【図６】同じくコンセントに収納した状態を模式的に示す上面図
【図７】同じく側面図
１…保安灯、２…栓刃、５、６…点滅スイッチ、７…コンセント、９…凹部。

Claims (1)

1. 背面に突出する栓刃と；
   前面の上側に配設され常時にランプを点滅させる常時用点滅スイッチと；
   常時には箱形のコンセントに後半部を収納させることによりコンセント内に位置して露出しないように上面に配設され、停電時にはランプを点滅させる停電時用点滅スイッチと；
   停電時に電源とされるバッテリと；
   を具備することを特徴とする保安灯。

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