JP3835539B2 - 制御基板ボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御基板ボックスに関し、特に、装着後にも検査を要するICを収容する制御基板ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機などの遊技機においては、制御プログラムを記録したROMなどのICを制御基板上に実装するとともに、この制御基板を略密閉可能な制御基板ボックスに収容している。また、この制御基板ボックスは、ROMを交換するなどの不正を防止するために封印されている。
【0003】
ROMを制御基板上に装着するにはソケットを介して装着する場合と直付けして装着する場合とがあり、特に直付けの場合には不正にROMを交換していないか検査する際にプローブを装着する必要がある。従来、この種の制御基板ボックスでは、このようなプローブを装着する際には制御基板ボックスを開いて行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の制御基板ボックスにおいては、プローブを装着する際には必ず制御基板ボックスを開かなければならず、手間であった。また、遊技機などにおいては封印紙が貼付されているため、制御基板ボックスを開くということは、一度、この封印紙を破らなければならないことを意味し、厳格な管理の元に封印紙を貼られている遊技機の場合には封印紙を貼付し直すことが大変面倒であり、多数の遊技機を検査することは実質的に不可能となりかねなかった。
【0005】
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、容易にROMなどのICを検査することが可能な制御基板ボックスの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、ICを装着した基板を収納して略密閉する制御基板ボックスにおいて、同ICを検査するためのプローブ挿入口と、同プローブ挿入口を横切りつつ上記ICを同プローブ挿入口側から押さえつける障害物とを具備する構成としてある。制御基板ボックスはICを装着した基板を略密閉して収納するものの、IC検査用のプローブを挿入するためのプローブ挿入口を形成してあるため、制御基板ボックスを開かないままで当該プローブ挿入口よりプローブを挿入してICに装着して検査する。
【0007】
制御基板ボックスは遊技機の制御基板に限定される必要はなく、装着後にも検査を要するICを収容するものであればよい。ここにICとは遊技機の制御プログラムを記録したROMの他、通常の各種のICでも適用可能であり、このようなICの場合は同ICが正常に稼働しているか否かを調べる場合に好適である。むろん、ICといってもいわゆる検査対象となるものであればよいので、他の電子素子も対象とすることができる。むろん、ICは直付けでなく、ソケットを介して装着されているものであっても構わない。また、制御基板ボックスの形状、素材、略密閉の程度は特に限定される必要はなく、各種の形状、素材において適用可能である。
【0008】
プローブ挿入口は、基本的に、外部からプローブをICに対して装着できるように制御基板ボックスの壁面等に形成されていればよい。その一例として、所定のICを露出させるように開口を形成しておくことができる。このようにしておけば、検査対象がよく分かるし、必要に応じてどの足に対してもプローブを装着可能となる。ただし、遊技機の場合には、ROMを露出させることによって交換できてしまっては不正を防止できない。従って、開口部分にROMが取り外せないような障害物を形成しておくとより好適である。このような考え方から、ICの足部分だけを露出させるような長穴を形成しておいても良い。通常、ICの足の並びは平行に二列となっているため、長穴も二列に形成しておけば外部からでもプローブ挿入口を判断しやすい。
【0009】
この場合、通常の放熱口では不十分であり、プローブを挿入できる形状などにしておく必要がある。従って、例えば、制御基板ボックスの壁面の一部をICの側に凹ませておき、この凹み部分にプローブ挿入口を形成しておくことが好適である。また、この凹み部分を利用してあるいは別途、プローブを保持する係合突起などを形成しておいても良い。凹み部分を利用するのであれば、当該凹み部分をICに対応した矩形にしておき、プローブは当該矩形の凹み部分にセット可能なように形成しておく。このようにすれば、凹み部分にプローブを差し込む操作によって同時にICにプローブを装着させることが可能となる。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、制御基板ボックスにプローブ挿入口を形成したため、封印紙などを貼付された制御基板ボックスを開くことなく検査可能となり、検査を容易に行えるようにすることが可能な制御基板ボックスを提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる制御基板ボックスを斜視図により示している。
【0012】
同図において、制御基板となるプリント基板10は表面に各種の電子素子が配置され、外部機器と接続されるケーブル11の一端も接続されている。このプリント基板10上にはパチンコ機などの遊技機を制御するためのCPUなども載置されており、このCPUが実行する制御プログラムはROM12に書き込まれ、このROM12自体は当該プリント基板10上に直付けで半田固定されている。本実施形態においては、ROM12を直付けしているものの例えばソケットを介して装着するようにしても構わない。この場合、ROMの不正改造が行われていないか取り外して容易にチェック可能となる。また、ROM12には制御プログラムの他、乱数テーブルや変換テーブルの制御データ等も記録されている。このROM12を書き換えることにより特殊な打ち方をして賞球を得る不正が行われることがあり、これを防止するためにROM12の書き換えが行われていないか検査する必要がある。すなわち、本実施形態においては、このROM12が検査対象となるICを構成し、プリント基板10が基板を構成している。むろん、検査対象として上記CPUであったり他のICなどを適用することも可能である。
【0013】
ケース20は概略浅皿状の一対の樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22とから構成されており、互いに開口面を対面せしめて合体して一体の箱形ケースを形成している。本実施形態においてはこのように樹脂製としてあるが、金属製のケースで構成することもできる。ただし、樹脂製の場合は後述するプローブ使用時にケースと接触して誤動作してしまうということがない。両ケース21,22の長手方向の一側面には凹み23a,23b部分を形成してあり、互いに隣接して内外を連通せしめる長開口23を形成している。この長開口23を介して上記ケーブル11が外部に導出される。また、樹脂製下ケース22における短手方向の一側面には開口端から切り欠き22aを形成してあるとともに、樹脂製上ケース21にはこの切り欠き22aに対応して突出する凸部21aを形成してあり、互いに両ケース21,22を合体させたときに凸部21aが切り欠き22aに入り込んで側面を形成する。このようにして樹脂製上ケース21の側から突き出る凸部21aが樹脂製下ケース22の側に形成した切り欠き22a内に入り込んで側面を形成するのは封印紙24にてケース20を封印するためであり、封印紙24はその長手方向について凸部21aと交差するようにして貼付する。これに対し、樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22における他の合わせ部分に貼付する場合には封印紙24における短手方向にて交差しなければならず、作業に慎重を要するようになって能率が低下してしまう。本実施形態においては、遊技機の制御基板ボックスであるために封印紙24で封印しているが、必ずしも封印する必要はない。ただし、封印している場合には容易に樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22とを分離することができなくなり、本発明がより有効になる。
【0014】
樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22にはいくつかのスリット状の放熱口が形成されているが、これとは別個に同樹脂製上ケース21における上記ROM12との対向部分の壁面を内側、すなわちROM12に近づくように凹ませてある。この凹み部分25は図2に示すように、プリント基板10をこれらの樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22とで挟むようにして内部に収容したときに、ROM12に概ね接する程度の深みとなっており、形状は矩形である。そして、図3及び図4に示すように、その底面にはROM12における足12aを露出させるような二列の平行な長穴25a,25aを形成してある。
【0015】
この長穴25aは図5に示すようにプローブユニット30を装着したときにそのプローブ31が上記ROM12の足12aに接触するように挿入可能とするものであり、プローブ挿入口を構成している。本実施形態においては、このような凹み部分25と長穴25aでプローブ挿入口を構成しているが、プローブ31がROM12の足12aに接触するように挿入できればよく、極端な場合には図6に示すようにROM12が露出する開口26とすることもできる。このような開口26の場合、図7に示すように一本ずつ独立したプローブ32を所定の足12aに装着すればよい。ただし、遊技機の場合は、このままではROM12を交換しやすくなってしまうため、図8〜図10に示す障害物27を樹脂製上ケース21の内側であって上記開口26を横切るように装着しておくと良い。図9及び図10に示すように、樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22を合体せしめたときにはROM12を上から押さえつけるため、ROM12を取り外すことができなくなる。
【0016】
図1〜図5の実施形態に戻ると、プローブユニット30は凹み部分25に挿入可能な矩形の箱形に形成されている。そして、その下面からはROM12の各足12a対面して針状のプローブ31が多数突出している。プローブユニット30が凹み部分25の形状に一致しているため、プローブユニット30さえ凹み部分25に装着できれば自然にプローブ31と足12aとの位置合わせも完了するようになっている。
【0017】
本実施形態においては、プローブユニット30と凹み部分25とを略同一外形として容易に位置合わせできるようにしているが、上述したような独立したプローブ32の場合、図11に示すように凹み部分25の内壁に突起25bを形成して所定位置に保持できるようにしても良い。むろん、かかる突起25bと同様の機能をなす限り、各種の変形が可能である。なお、凹み部分25を形成することによってケース20内のROM12に長穴25aを近づけることができ、プローブ32を装着しやすくなるし、突起25bなどによって保持しやすくなる。一方、金属製のケースにおいては内部が透視可能となるように樹脂製のに透明板を備えることがあり、このような場合にはこの樹脂製の透明板の一部にて上述したような凹み部分25を形成するようにしても良い。
【0018】
次に、上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。プリント基板10上にROM12を半田付け固定し、当該プリント基板10を樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22にて上下から挟み込み、ケーブル11を長開口23から引き出しつつ図示しないボルトなどでネジ止めし、封印紙24にて側面を封印する。通常はこの状態で図示しない遊技台に装着し、使用する。一方、検査する必要が生じたときには、図1に示すようにしてプローブ31の側からプローブユニット30を樹脂製上ケース21の凹み部分25に挿入していく。十分に押し込むと、図5に示すようにプローブ31の先端がROM12の足12aに押しつけられて接触するので、後は電気的にプログラムを読み出すなどして検査すればよい。上述した各種の変形例においても基本的には通常どおりに制御基板ボックスを組み付けて使用し、検査する場合には、図7、図9及び図10に示すように開口26からプローブ32を挿入してROM12の足12aに接続すればよい。また、このときに図11に示すようにしてプローブ32を突起25bによって保持させれば検査中にプローブ32が外れてしまったりすることを防止できる。なお、図9及び図10に示すように障害物27を形成しておく場合には、不正にROM12を取り外してしまうこともできない。
【0019】
このように、樹脂製上ケース21と樹脂製下ケース22とからなる制御基板ケース20は、ICとしてのROM12を装着した基板10を収納して略密閉可能であるとともに、上記ROM12の取り付け位置には凹み部分25を形成しつつ同ROM12の足12aの並びに対応してプローブ31を挿入可能な長穴25aを形成してあるため、ケース20を閉じた状態でもプローブユニット30を凹み部分25に装着することによってプローブ31がROM12の足12aに接触可能であり、検査できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる制御基板ボックスの分解斜視図である。
【図2】同制御基板ボックスの一部切り欠き側面図である。
【図3】同制御基板ボックスの別の分解斜視図である。
【図4】同制御基板ボックスの平面図である。
【図5】同制御基板ボックスにプローブユニットを装着した状態の断面図である。
【図6】変形例にかかる制御基板ボックスの斜視図である。
【図7】同制御基板ボックスにプローブユニットを装着した状態の断面図である。
【図8】変形例にかかる制御基板ボックスの内側を示す斜視図である。
【図9】同制御基板ボックスにプローブユニットを装着した状態の断面図である。
【図10】同制御基板ボックスにプローブユニットを装着した状態の断面図である。
【図11】変形例にかかる制御基板ボックスの要部拡大斜視図である。
【符号の説明】
10…プリント基板
12…ROM
12a…足
20…ケース
21…樹脂製上ケース
22…樹脂製下ケース
24…封印紙
25…凹み部分
25a…長穴
25b…突起
26…開口
27…障害物
30…プローブユニット
31…プローブ
32…プローブ

Claims (1)

  1. ICを装着した基板を収納して略密閉する制御基板ボックスにおいて、
    同ICを検査するためのプローブ挿入口と、
    同プローブ挿入口を横切りつつ上記ICを同プローブ挿入口側から押さえつける障害物とを具備することを特徴とする制御基板ボックス。
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