JP3834802B2 - ディスク読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD−ROM等のような、スパイラル状のトラックにデジタルデータが記録されたデジタルディスクからデジタルデータを読み取るディスク読取装置に係り、より詳細には、記録されたデータエリアの最外周の半径と読み取り位置の半径との関係から、デジタルデータの読取速度またはデジタルディスクの回転速度を求めるディスク読取装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
大容量のデータ記録媒体として使用されるCD−ROMには、CLV方式によってデータが記録されている。従って、データを読み出すときには、CLV方式を用いればよい。しかし、CLV方式を用いる場合、読み取るトラックを変更した場合、CD−ROMの回転速度が、変更先のトラックに該当する回転速度となるまで待つ必要がある。この待ち時間のため、読み取り速度が遅くなるという問題があり、この問題を解決するため、CAV方式による読み取り方法が採用されている。
【0003】
CAV方式を採用した場合には、CD−ROMの回転速度は一定となる。このため、読み取るトラックを変更したときにも、CD−ROMが所定の回転速度になるまで待つ必要がなく、データの読み取り速度を高速化することができる。しかし、CD−ROMの回転速度は、CD−ROMの最外周を読み取るときの速度に従って決定される。その結果、内周部分を読み取るときでは、トラックの線速度が遅くなるので、読み取り速度が低下するという問題が生じる。この不都合を回避するため、以下に示す技術が提案されている。
【0004】
すなわち、図4に示すように、CD−ROMの規格として設定されたデータエリアを、半径に基づいて、予め複数のエリアに分割しておく。そして、分割されたエリア毎に、最も速い速度でデータの読み取りが可能となる回転速度を設定している。このため、内周側に位置するトラックからデータを読み取るときにも、CD−ROMは、高い読取倍速に対応した速度で回転することになり、内周側のデータの読み取り速度の低下が防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記構成では、以下に示す問題が生じていた。すなわち、読み取りデータが、複数のエリアの分割位置に跨がった場合、データの読み取りの途中において、CD−ROMの回転速度が変わることになる。このため、読み取り途中において、CD−ROMが所定の回転速度になるまで待つ必要が生じる。従って、データを読み取るときには、読み取り時間に待ち時間が加算されるので、読み取り速度が低下するという問題が生じる。また、CD−ROMに記録されたデータ量が少ない場合では、記録されたデータエリアの最外周の半径は、小さくなる。例えば、最外周の半径が、図4に示すR9の場合、読取倍率が小さくなるエリアの比率が大きいので、読取倍速の平均値が小さくなり、読取速度の平均値が小さくなるという問題が生じていた。
【0006】
本発明は上記課題を解決するため創案されたものであって、請求項1記載の発明の目的は、デジタルディスクに記録されたデータ本体のデータ量に基づいて、読み取り位置における読取速度を求めることにより、読取時間を短縮するための読取速度を、記録されたデータ量が異なるデジタルディスクの各々に則して設定することのできるディスク読取装置を提供することにある。
また、請求項2記載の発明の目的は、上記目的に加え、デジタルディスクの各々に適応する最も速い読取速度を設定することのできるディスク読取装置を提供することにある。
【0007】
また、請求項3記載の発明の目的は、デジタルディスクに記録されたデータ本体のデータ量に基づいて、読み取り位置におけるデジタルディスクの回転速度を求めることにより、読取時間を短縮するための回転速度を、記録されたデータ量が異なるデジタルディスクの各々に則して設定することのできるディスク読取装置を提供することにある。
また、請求項4記載の発明の目的は、上記目的に加え、デジタルディスクの各々に適応する最も速い回転速度を設定することのできるディスク読取装置を提供することにある。
また、請求項5記載の発明の目的は、上記目的に加え、読み取り位置における読取倍速または回転速度の演算を簡単化することのできるディスク読取装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため請求項1記載の発明に係るディスク読取装置は、スパイラル状のトラックに沿って、データ本体と前記データ本体のデータ量を示す量データとが記録されたデジタルディスクからデータを読み取るディスク読取装置に適用し、前記量データに基づいて、前記データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、予め設定された読取速度を示す最外周倍速を、算出した最外周の半径における最外周読取倍速に設定し、読取対象データを示す識別データに基づいて、読取対象データが記録されたトラックの半径を示す読取位置半径を算出し、前記データエリアの最内周における読取速度を示す倍速としての最内周読取倍速が予め記憶設定されており、前記読取位置半径と当該読取位置半径における読取速度を示す読取位置読取倍速とを、前記読取位置半径が前記最内周の半径から最外周の半径まで増大するのに伴って前記最内周読取倍速から前記最外周読取倍速まで一次関数として増大する比例関係に設定し、前記比例関係に基づき、算出した読取位置半径の読取位置読取倍速を算出し、算出した読取位置読取倍速に対応する回転速度でデジタルディスクを回転させつつ、前記読取対象データを読み取る構成としている。すなわち、データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、予め設定された読取速度を示す最外周倍速を、算出した最外周の半径における読取倍速に設定している。このため、記録されたデータ本体のデータ量に関わりなく、データエリアの最外周の読取倍速は最外周読取倍速となる。一方、読取位置半径における読取倍速は、予め設定された最内周読取倍速および最外周読取倍速を指標として、最外周の半径と最内周の半径と読取位置半径との3種の半径の比例関係から、算出される。つまり、読取位置読取倍速は、記録されたデータ量に対応して算出される。従って、読取位置読取倍速は、データを読み取る必要のある範囲に対応して、最も読取時間を短縮できる倍速となる。
【0009】
また請求項2記載の発明に係るディスク読取装置は、上記構成に加え、前記最外周倍速を、前記デジタルディスクからデータを読み取り可能な範囲で最も大きい倍速としている。このため、算出される読取倍速は、デジタルディスクの各々に対応して、装置本体の性能を最も有効に引き出した倍速となる。
【0010】
また請求項3記載の発明に係るディスク読取装置は、スパイラル状のトラックに沿って、データ本体と前記データ本体のデータ量を示す量データとが記録されたデジタルディスクからデータを読み取るディスク読取装置に適用し、前記量データに基づいて、前記データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、前記最外周を読み取る時のデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として予め設定された最外周読取倍速を、算出した最外周の半径に関連付けて設定し、読取対象データを示す識別データに基づいて、読取対象データが記録されたトラックの半径を示す読取位置半径を算出し、前記データエリアの最内周を読み取る時のデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として最内周読取倍速が予め記憶設定されており、前記読取位置半径と当該読取位置半径における読取速度を示す読取位置読取倍速とを、前記読取位置半径が前記データエリアの最内周の半径から最外周の半径まで増大するのに伴って前記最内周読取倍速から前記最外周読取倍速まで一次関数として増大する比例関係に設定し、前記比例関係に基づき、算出した読取位置半径の読取位置読取倍速を算出し、線速度に前記読取位置読取倍速を乗じた値を、その半径が読取位置半径に等しい円周の長さで除することによって、読取位置半径における読み取り時のデジタルディスクの回転速度を算出し、算出した回転速度でもってデジタルディスクを回転させつつ、前記読取対象データを読み取る構成としている。
すなわち、データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、デジタルディスクの回転速度の代替値として予め設定された読取倍速に基づいて、算出した最外周の半径における最外周回転速度を設定している。このため、記録されたデータ本体のデータ量に関わりなく、データエリアの最外周回転速度は、予め設定された読取倍速に対応して算出される回転速度となる。一方、読取位置半径における回転速度は、予め設定された最内周読取倍速および最外周読取倍速を指標として、最外周の半径と最内周の半径と読取位置半径との3主の半径の比例関係から、読取位置読取倍速を算出したのちに、その読取位置読取倍速に基づき算出される。つまり、読取位置半径における回転速度は、記録されたデータ量に対応して算出される。このため、読取位置半径における回転速度は、データを読み取る必要のある範囲に対応して、最も読取時間を短縮できる回転速度となる。
【0011】
また、請求項4記載の発明に係るディスク読取装置は、上記構成に加えて、算出した最外周の半径におけるデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として予め設定された最外周読取倍速を、前記デジタルディスクからデータを読み取り可能な範囲で最も大きい倍速としている。このため、読取倍速に基づき算出された回転速度は、ディジタルディスクの各々に対応して、装置本体の性能を最も有効に引き出す回転速度となる。
【0012】
また請求項5記載の発明に係るディスク読取装置は、上記構成に加え、前記量データが時間情報によって示されると共に前記識別データが時間情報によって示されるデジタルディスクから前記デジタルデータを読み取るディスク読取装置に適用し、前記読取位置半径を算出するときには、前記識別データを示す時間情報のうちから、分を示すデータのみに基づいて演算を行う構成としている。
すなわち、読取対象データを示す時間情報は、分を示す値、秒を示す値、およびフレーム等の3種の値によって構成されている。このため、読取位置半径を求める演算は、分、秒、フレームの3種の値に基づいた演算となる。しかし、読取倍速または回転速度を求めるのに必要とする読取位置半径の値は、有効桁数が少ない値であってよい。従って、分のみに基づく演算を行った場合、読取速度を最良とするための演算値への影響が微小であるにも関わらず、演算は大いに簡単化されることになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図2は、請求項1、2、5記載の発明に係るディスク読取装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図である。具体的には、CD−ROMの読取装置であり、最速の場合には、標準読取速度の16倍の速度でもって、データの読み取りを行う装置となっている。また、図1は、デジタルディスクのデータの記録状態を示す説明図となっている。
【0014】
図において、デジタルディスク1は、スパイラル状のトラックに沿ってデータが記録されたディスクであり、具体的にはCD−ROMとなっている。このため、円盤状のディスク本体108の中央には、駆動軸31が挿入される中心孔109が形成されている。また、半径RSが25mmである最内周101と、ディスク本体108の外周部近傍の円周102との間のリング状のエリアが、規格において設定されたデータエリア105となっている。そして、実質的に有効となるデータ本体は、規格上のデータエリア105の最内周101側から始まるリング状のデータエリア106にのみ記録されている(破線103は、データ本体が記録されたデータエリア106の最外周を示している)。
【0015】
ピックアップ2は、トラッキング用の受光素子、フォーカスおよびデータ読み取り用の受光素子等を備えたブロックとなっており、デジタルディスク1の記録面に、スパイラル状のトラックに沿って記録されたデータを、光学的に読み取る。また、読み取ったデータを信号処理回路4に出力する。
信号処理回路4は、ピックアップ2から出力されるデータに、所定のデコード処理を施すブロックとなっている。そして、デコード処理を行うことによって得られたデータを、制御値算出部6に出力する。また、ピックアップ2から出力されるデータからクロック成分を抽出し、抽出したクロック成分を回転制御回路7に出力する。
主制御部5は、CD−ROM読取装置としての動作を制御するブロックとなっている。このため、図示されない入出力のためのブロック等の制御を行う。また、読取対象データを指示するため、読取対象データを示す識別データ(読取対象データを示す時間情報)を制御値算出部6に出力する。
【0016】
制御値算出部6は、主制御部5から指示された読取対象データを読み取るときの、読取倍速を算出するブロックとなっている。このため、予め設定された値であり、最内周101の読取倍速を示す最内周読取倍速を、予め内部に記憶している。なお、最内周読取倍速は、目標とするアクセス時間と、スピンドルモータ3のトルクから決定された値であり、本実施形態では、最内周読取倍速を10倍速としている。また、以下に示す演算を行う。
【0017】
まず、デジタルディスク1に記録されたデータ本体のデータ量を示す量データに基づき、データ本体が記録されたデータエリア106の最外周103の半径を算出する。すなわち、CD−ROMでは、データ本体のデータ量を示す量データは、時間情報として記録されている。また、デジタルディスク1が所定位置にセットされ、データの読み取りが可能となったときには、所定の読取倍速でもって回転するデジタルディスク1から各種情報が読み取られる。
このため、信号処理回路4から出力される各種情報のうち、データの記録時間を示す時間情報に基づいて、最外周103の半径RMを求める。また、求めた最外周103の半径RMにおける読取速度を示す最外周読取倍速を設定する。この最外周読取倍速は、値が大きい程、読取時間が短縮されるので、装置として動作可能な範囲の倍速の最大値が設定される。なお、本実施形態では、最外周読取倍速を16倍としている。
【0018】
また、主制御部5から、読取対象データを示す時間情報が出力されたときには、読取対象データが記録されたトラック(図1の104により示す)の半径(読取位置半径r)を算出する。そして、予め記憶した最内周読取倍速(10倍速)と、予め設定した最外周読取倍速(16倍速)とを指標として、最外周103の半径RMと最内周101の半径RSとの差異と、最外周103の半径RMと算出した読取位置半径rとの差異との関係から、読取位置半径rにおける読取倍速を算出する。また、算出した読取倍速を、信号処理回路4と回転制御回路7とに出力する。なお、最外周103の半径RM、読取位置半径r、および読取倍速の算出方法については、後に詳述する。
【0019】
回転制御回路7は、デジタルディスク1を回転させるためのスピンドルモータ3の回転速度を制御するブロックとなっている。このため、信号処理回路4から出力されるクロック成分に基づき、読取位置半径rにおけるトラックの線速度が、制御値算出部6から出力される読取倍速に対応した線速度となるように、スピンドルモータ3の回転速度を制御する。
【0020】
図3は、記録されたデータ本体のデータ量が異なる3種のデジタルディスクについての、読取位置半径と読取倍速との関係、および読取位置半径と回転速度との関係を示す説明図である。必要に応じて同図を参照しつつ、実施形態の動作を説明する。
【0021】
デジタルディスク(CD−ROM)1におけるデータの記録位置と、データを識別する時間情報との関係は、
R:データが記録されたトラックの半径
P:トラック間隔(1.6μ)
V:標準時の線速度(1.3m/S)
RS:最内周の半径(25mm)
A:時間情報のうちの分を示す値
B:時間情報のうちの秒を示す値
C:時間情報のうちのフレームを示す値
とすると、
2 =〔{60A+B+(C/75)}×(PV/π)〕+RS2
が成立する(以下では、上記式を第1式と称する)。
【0022】
このため、制御値算出部6は、デジタルディスク1が新たにセットされると、デジタルディスク1におけるデータの記録形態を示す情報から、記録されたデータ本体のデータエリアの最外周103の半径RMを求める。この演算を行うため、デジタルディスク1をセットしたとき、信号処理回路4から出力されるデータ(データの記録形態を示す情報)から、記録データ量を示す時間情報を取り出し、取り出した時間情報を値A、値B、値Cの各値に代入する。そして、第1式に基づき、値Rを算出する。算出した値Rが、求める半径RMを示す値となる。次いで、制御値算出部6は、算出した半径RMの読取倍速(最外周読取倍速)を、装置として動作可能な範囲の最大値である16倍速に設定する。
【0023】
なお、第1式を用いた演算を行うとき、標準時の線速度Vについては、規格上の中央値である1.3m/Sを用いても良いし、セットされたデジタルディスク1を実測することにより得られる線速度の値を用いてもよい。但し、精度を高めるためには、実測値を用いるのが望ましい。
以上で、デジタルディスク1がセットされたときの、読取倍速の算出のための初期動作が終了する。
【0024】
データの読み取りが開始されると、主制御部5は、制御値算出部6に、読取対象データを示す時間情報を与える。主制御部5から時間情報が与えられた制御値算出部6は、読取対象データが記録されたトラック104の読取位置半径rを算出する。
すなわち、制御値算出部6は、読取位置半径rの算出を行うため、主制御部5から与えられた時間情報を、値A、値B、値Cに代入する。しかし、読取位置半径rの演算を簡単化し、演算時間を短縮するため、与えられた時間情報の分を示す値を値Aに代入し、値Bおよび値Cを0とする。そして、第1式に基づき、値Rを求める。求めた値Rが読取位置半径rを示す値となる。つまり、制御値算出部6は、読取位置半径rを求める場合、演算時間を短縮するため、時間情報の秒を示す値とフレームを示す値とを無視した演算を行う。
【0025】
読取位置半径rの算出を終了すると、制御値算出部6は、求めた読取位置半径rにおける読取倍速の演算を開始する。
いま、読取位置半径rにおける読取倍速をnにより示し、値N1、値N2を
N1:最内周読取倍速(10倍速)
N2:最外周読取倍速(16倍速)
とし、読取倍速nが読取位置半径rの変化に対して一次の関係として変化するように設定すると、
N2−N1RM−RS)=(N2−nRM−r
が成立する。従って、求める読取倍速nは
n={(N2−N1)×(r−RM)/(RM−RS)}+N2
として示される(以下では、上記式を第2式と称する)。
【0026】
第2式に基づき、読取位置半径rにおける読取倍速nの算出を終了すると、制御値算出部6は、算出した読取倍速nを、信号処理回路4と回転制御回路7とに出力する。このため、信号処理回路4は、読取倍速nに対応する速度での信号処理を開始する。また、回転制御回路7は、読取倍速nに対応する線速度となるように、信号処理回路4から出力されるクロック成分を監視しつつ、スピンドルモータ3の回転速度を制御する。従って、デジタルディスク1は、読取倍速nに対応した回転速度で回転するので、トラック104に記録された読取対象データは、読取倍速nの線速度でもって読み取られることになる。そして、この線速度となるように回転するデジタルディスク1から、ピックアップ2によって読み取られたデータは、信号処理回路4において所定処理が施された後、図示されないブロックに出力される。
【0027】
いま、セットされたデジタルディスク1の最外周103の半径RMが、図3に示すR1であるとする。このとき、読取位置半径rと読取倍速との関係は、直線61aにより示す関係となる。すなわち、読取位置半径rが、最内周101の半径RSに略等しい場合には、読取倍速は10倍速となる。そして、読取位置半径rが増加したときには、その増加に対応して、読取倍速は一次的に増加し、読取位置半径rが最外周103の半径RMに略等しくなると、読取倍速は16倍速となる。また、図3における直線61bは、上記した制御が行われるときのデジタルディスク1の回転速度を示しており、最外周103の半径RMがR1以下のときには、読取位置半径rに関わりなく、デジタルディスク1の回転速度は、略5000rpmの回転速度となる。
【0028】
図3における直線62aは、最外周103の半径RMがR2であるデジタルディスク1がセットされた場合の、読取位置半径rと読取倍速との関係を示している。また、曲線62bは、直線62aに示す関係となるように回転速度を制御したときの、デジタルディスク1の回転速度の変化を示している。つまり、最外周103の半径RMがR2であるときには、読取位置半径rが大きくなるほど、デジタルディスク1の回転速度は遅くなるように制御される。また、直線63aは、最外周103の半径RMがR3の場合の、読取位置半径rと読取倍速との関係を示している。また、曲線63bは、直線63aに示す関係となるように回転速度を制御したときの、デジタルディスク1の回転速度の変化を示している。
【0029】
以上説明したように、請求項1、2、5記載の発明に係るディスク読取装置は、読取対象データを示す時間情報のうち、分の単位を示す値に基づいて算出される読取倍速でもって、デジタルディスク1からデータを読み取る動作を行う。すなわち、データを識別する時間情報の分の単位に基づいて算出された線速度となるCLV方式でもって、デジタルディスク1から読取対象データを読み取る動作を行う。
【0030】
以下に、請求項3、4、5記載の発明に係るディスク読取装置の一実施形態(以下では第2の実施形態と称する)について説明する。
第2の実施形態の電気的構成は、ブロック線図として示すときには、図2に示す構成と同一となる。このため、請求項1、2、5記載の発明に係るディスク読取装置の実施形態(以下では、第1の実施形態と称する)と、構成や動作が異なる部分についてのみ説明を行い、構成や動作が同一となる部分については、説明を簡略化または省略する。
【0031】
デジタルディスク1、ピックアップ2、スピンドルモータ3、および主制御部5は、第1の実施形態と同一である。また、信号処理回路4は、第1の実施形態では、CLV方式による信号処理を行うが、第2の実施形態では、CAV方式による信号処理を行う。
【0032】
制御値算出部6は、主制御部5から指示された読取対象データを読み取るときの、デジタルディスク1の回転速度を算出するブロックとなっている。一方、デジタルディスク1の回転速度は、
S:回転速度
V:線速度
N:読取倍速
R:該当するトラックの半径
とすると、
S=V×60×N/2πR
として示される(上記式を、以下では第3式と称する)。
【0033】
このため、第2の実施形態では、回転速度を求める場合、先ず読取倍速を算出し、算出した読取倍速から回転速度を求める方法を用いている。従って、回転速度を示す具体的な数値が必要な場合を除けば、回転速度を、代替値である読取倍速でもって示す構成としている。
以上のことから、第2の実施形態における制御値算出部6は、予め設定された値であり、最内周101の回転速度(最内周回転速度)を、代替値である最内周読取倍速として、予め内部に記憶している。なお、最内周101の回転速度は、目標とするアクセス時間と、スピンドルモータ3のトルクとから決定された値となっている。本実施形態において設定される値は、読取倍速として示すときには、第1の実施形態と同じ10倍速であり、回転速度に換算したときには、略5000rpmとなる。また、以下に示す演算を行う。
【0034】
デジタルディスク1に記録されたデータ本体のデータ量を示す量データに基づき、データ本体が記録されたデータエリア106の最外周103の半径を算出する。この算出には、第1の実施形態と同じ演算が用いられる。次いで、求めた最外周103の半径RMにおける回転速度(最外周回転速度)を、予め設定された読取倍速から算出する。しかし、最外周回転速度の具体値は不要であるので、回転速度を求める演算を行わず、代替値となる読取倍速でもって、最外周回転速度の代用とする。なお、この読取倍速は、第1の実施形態と同一の16倍速となっている。しかし、読取倍速が16倍であっても、最外周回転速度に換算した場合には、最外周103の半径RMによって、最外周回転速度は値が異なる。
【0035】
図3を参照しつつ説明すると、最外周103の半径RMがR1である場合には、最外周103の半径RMに対応して設定される最外周回転速度は、略5000rpmとなる。また、半径RMがR2の場合には、最外周回転速度は略4000rpm、半径RMがR3の場合には、最外周回転速度は略3500rpmとなる。つまり、最外周103の半径RMに応じて設定される最外周回転速度は、具体的な値として求める場合には、最外周103の半径RMに対応して、値が異なることになる。
【0036】
また、制御値算出部6は、主制御部5から、読取対象データを示す時間情報が出力されたときには、読み取り対象のデータが記録されたトラック(図1の104)の半径(読取位置半径r)を算出する。そして、最内周101における読み取り時のデジタルディスクの回転速度を示す値として予め設定された最内周回転速度(代替値である10倍速)と、最外周回転速度(代替値である16倍速)とを指標として、最外周103の半径RMと最内周101の半径RSとの差異と、最外周103の半径RMと読取位置半径rとの差異との関係から、読取位置半径rにおけるデジタルディスク1の回転速度を算出する。
【0037】
具体的には、代替値である2種の倍速(10倍速と16倍速)に基づいて、読取位置半径rにおける読取倍速を求める。そして、求めた読取倍速から、第3式に従って、読取位置半径rにおけるデジタルディスク1の回転速度を算出する。また、算出した回転速度を、信号処理回路4と回転制御回路7とに出力する。
回転制御回路7は、信号処理回路4から出力されるクロック成分に基づき、読取位置半径rにおけるデジタルディスク1の回転速度が、制御値算出部6から出力される回転速度となるように、スピンドルモータ3の回転を制御する。
【0038】
各ブロックは、上記した構成となっている。このため、デジタルディスク1をセットしたときには、制御値算出部6は、第1式に基づき、セットしたデジタルディスク1のデータエリア106の最外周103の半径RMを算出する。次いで、算出した最外周103の半径RMにおける最外周回転速度を、代替値である読取倍速(16倍速)によって設定する。また、制御値算出部6は、最内周101の半径RSにおける回転速度を、代替値である読取倍速(10倍速)として、記憶している。
【0039】
このため、制御値算出部6は、読取対象データを示す時間情報が、主制御部5から出力されると、第1式に基づき、読取対象データが記録されたトラック104の半径である読取位置半径rを算出する。なお、読取位置半径rの算出においては、演算時間を短縮するため、主制御部5から出力された時間情報のうち、分を示す値のみを演算に使用し、秒を示す値とフレームを示す値は無視する。そして、算出した読取位置半径rにおける読取倍速を、第2式に基づいて求める。次いで、求めた読取倍速から、第3式に基づき、読取位置半径rにおける回転速度を算出する。そして、算出した回転速度を、信号処理回路4と回転制御回路7とに出力する。その結果、デジタルディスク1は、制御値算出部6において算出された回転速度でもって回転する。そして、この回転速度で回転するデジタルディスク1から、ピックアップ2により読み取られたデータは、信号処理回路4において所定処理が施された後、図示されないブロックに出力される。
【0040】
いま、セットされたデジタルディスク1の最外周103の半径RMが、図3に示すR1であるとする。このとき、読取位置半径rと回転速度との関係は、直線61bにより示す関係となる。すなわち、読取位置半径rが、最内周101の半径RSに略等しい場合には、読取位置半径rに関わりなく、デジタルディスク1の回転速度は、略5000rpmとなる。また、デジタルディスク1の回転速度が、読取位置半径rに関わりなく略5000rpmとなるとき、読取倍速は、最内周101近傍では10倍速となる。そして、読取位置半径rが増加したときには、その増加に対応して、読取倍速は一次的に増加し、読取位置半径rが最外周103の半径RMに略等しくなると、読取倍速は16倍速となる。
【0041】
また、曲線62bは、最外周103の半径RMがR2であるデジタルディスク1がセットされた場合の、読取位置半径rとデジタルディスク1の回転速度との関係を示している。つまり、最外周103の半径RMがR2であるときには、読取位置半径rが大きくなるほど、デジタルディスク1の回転速度は遅くなる。そして、最外周103(半径R2)では略4000rpmとなる。また、直線62aは、デジタルディスク1の回転速度を、曲線62bに示す関係でもって制御したときの、読取位置半径rと読取倍速との関係を示している。すなわち、最外周103の半径RMがR2の場合にも、読取倍速は、最内周101近傍では10倍速となる。そして、読取位置半径rの増加に対応して、読取倍速は一次的に増加し、読取位置半径rが最外周103の半径RMに略等しくなると、読取倍速は16倍速となる。
【0042】
また、曲線63bは、最外周103の半径RMがR3であるデジタルディスク1がセットされた場合の、読取位置半径rとデジタルディスク1の回転速度との関係を示している。つまり、最外周103の半径RMがR3であるときには、読取位置半径rが大きくなるほど、デジタルディスク1の回転速度は遅くなる。そして、最外周103(半径R3)では略3500rpmとなる。また、直線63aは、デジタルディスク1の回転速度を、曲線63bに示す関係でもって制御したときの、読取位置半径rと読取倍速との関係を示している。すなわち、最外周103の半径RMがR3の場合にも、読取倍速は、最内周101近傍では10倍速となる。そして、読取位置半径rの増加に対応して、読取倍速は一次的に増加し、読取位置半径rが最外周103の半径RMに略等しくなると、読取倍速は16倍速となる。
【0043】
以上説明したように、請求項3、4、5記載の発明に係るディスク読取装置は、データを識別する時間情報の分の単位に基づいて算出される回転速度でもって、デジタルディスク1からデータを読み取る動作を行う。すなわち、読取対象データを示す時間情報のうち、分の単位を示す値に基づいて算出された回転速度となるCAV方式でもって、デジタルディスク1から読取対象データを読み取る動作を行う。
【0044】
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、適用するデジタルディスク1については、CD−ROMとした場合について説明したが、スパイラル状のトラックにデジタルデータが記録されるその他のデジタルディスクとして、例えば、DVDの名称の元に提供されているデジタルディスク等にも、同様に適用することが可能である。
【0045】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係るディスク読取装置は、記録されたデータ本体のデータ量を示す量データに基づいて、前記データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、予め設定された読取速度を示す最外周倍速を、算出した最外周の半径における読取倍速に設定し、読取対象データが記録されたトラックの半径を示す読取位置半径を算出し、前記データエリアの最内周における読取速度を示す倍速として予め設定された最内周倍速および前記最外周倍速を指標として、前記算出した最外周の半径と前記最内周の半径との差異と、前記算出した最外周の半径と前記読取位置半径との差異との関係から、読取位置半径における読取速度を示す読取倍速を算出し、算出した読取倍速に対応する回転速度でデジタルディスクを回転させつつ、前記読取対象データを読み取る構成としている。従って、読取倍速は、記録されたデータ量に対応して算出される。このため、読取倍速は、データを読み取る必要のある範囲に対応して、最も読取時間を短縮する倍速となるので、読取時間を短縮するための読取速度を、記録されたデータ量が異なるデジタルディスクの各々に則して設定することが可能となっている。
【0046】
また請求項2記載の発明に係るディスク読取装置は、上記構成に加え、前記最外周倍速を、前記デジタルディスクからデータを読み取り可能な範囲で最も大きい倍速としている。このため、算出される読取倍速は、デジタルディスクの各々に対応して、装置本体の性能を最も有効に引き出した倍速となる。その結果、デジタルディスクの各々に適応する最も速い読取速度を設定することが可能となっている。
【0047】
また、請求項3記載の発明に係るディスク読取装置は、データエリアの最内周を読み取る時のデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として最内周読取倍速が予め記憶設定されており、前記読取位置半径と当該読取位置半径における読取速度を示す読取位置読取倍速とを、前記読取位置半径が前記データエリアの最内周の半径から最外周の半径まで増大するのに伴って前記最内周読取倍速から前記最外周読取倍速まで一次関数として増大する比例関係に設定し、前記比例関係に基づき、算出した読取位置半径の読取位置読取倍速を算出し、線速度に前記読取位置読取倍速を乗じた値を、その半径が読取位置半径に等しい円周の長さで除することによって、読取位置半径における読み取り時のデジタルディスクの回転速度を算出し、算出した回転速度でもってデジタルディスクを回転させつつ、前記読取対象データを読み取る構成としている。従って、読取位置半径における回転速度は、データを読み取る必要のある範囲に対応して、最も読取時間を短縮できる回転速度となるから、読取時間を短縮するための回転速度を、記録されたデータ量が異なるデジタルディスクの各々に則して設定することが可能となる。
【0048】
また請求項4記載の発明に係るディスク読取装置は、上記構成に加え、前記最外周回転速度を、前記デジタルディスクからデータを読み取り可能な範囲で最も速い回転速度としている。このため、算出される回転速度は、デジタルディスクの各々に対応して、装置本体の性能を最も有効に引き出した回転速度となるので、デジタルディスクの各々に適応する最も速い回転速度を設定することが可能となっている。
【0049】
また請求項5記載の発明に係るディスク読取装置は、上記構成に加え、前記量データが時間情報によって示されると共に前記識別データが時間情報によって示されるデジタルディスクから前記デジタルデータを読み取るディスク読取装置に適用し、前記読取位置半径を算出するときには、前記識別データを示す時間情報のうちから、分を示すデータのみに基づいて演算を行う構成としている。このため、演算は大いに簡単化されることになるので、読み取り位置における読取倍速または回転速度の演算を簡単化することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタルディスクのデータの記録形態を示す説明図である。
【図2】本発明に係るディスク読取装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図である。
【図3】記録されたデータ本体のデータ量が異なる3種のデジタルディスクについての、読取位置半径と読取倍速との関係、および読取位置半径と回転速度との関係を示す説明図である。
【図4】従来技術における読取位置半径と読取倍速との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 デジタルディスク
101 データエリアの最内周
102 規格上のデータエリアの最外周
103 データ本体が記録されたデータエリアの最外周
104 読み取り対象のデータが記録されたトラック
105 規格上のデータエリア
106 データ本体が記録されたデータエリア
108 ディスク本体
109 中心孔
r 読取位置半径

Claims (5)

  1. スパイラル状のトラックに沿って、データ本体と前記データ本体のデータ量を示す量データとが記録されたデジタルディスクからデータを読み取るディスク読取装置において、
    前記量データに基づいて、前記データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、
    予め設定された読取速度を示す最外周倍速を、算出した最外周の半径における最外周読取倍速に設定し、
    読取対象データを示す識別データに基づいて、読取対象データが記録されたトラックの半径を示す読取位置半径を算出し、
    前記データエリアの最内周における読取速度を示す倍速としての最内周読取倍速が予め記憶設定されており、前記読取位置半径と当該読取位置半径における読取速度を示す読取位置読取倍速とを、前記読取位置半径が前記最内周の半径から最外周の半径まで増大するのに伴って前記最内周読取倍速から前記最外周読取倍速まで一次関数として増大する比例関係に設定し、
    前記比例関係に基づき、算出した読取位置半径の読取位置読取倍速を算出し、
    算出した読取位置読取倍速に対応する回転速度でデジタルディスクを回転させつつ、前記読取対象データを読み取ることを特徴とするディスク読取装置。
  2. 前記最外周読取倍速を、前記デジタルディスクからデータを読み取り可能な範囲で最も大きい倍速としたことを特徴とする請求項1記載のディスク読取装置。
  3. スパイラル状のトラックに沿って、データ本体と前記データ本体のデータ量を示す量データとが記録されたデジタルディスクからデータを読み取るディスク読取装置において、
    前記量データに基づいて、前記データ本体が記録されたデータエリアの最外周の半径を算出し、
    前記最外周を読み取る時のデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として予め設定された最外周読取倍速を、算出した最外周の半径に関連付けて設定し、
    読取対象データを示す識別データに基づいて、読取対象データが記録されたトラックの半径を示す読取位置半径を算出し、
    前記データエリアの最内周を読み取る時のデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として最内周読取倍速が予め記憶設定されており、前記読取位置半径と当該読取位置半径における読取速度を示す読取位置読取倍速とを、前記読取位置半径が前記データエリアの最内周の半径から最外周の半径まで増大するのに伴って前記最内周読取倍速から前記最外周読取倍速まで一次関数として増大する比例関係に設定し、
    前記比例関係に基づき、算出した読取位置半径の読取位置読取倍速を算出し、
    線速度に前記読取位置読取倍速を乗じた値を、その半径が読取位置半径に等しい円周の長さで除することによって、読取位置半径における読み取り時のデジタルディスクの回転速度を算出し、
    算出した回転速度でもってデジタルディスクを回転させつつ、前記読取対象データを読み取ることを特徴とするディスク読取装置。
  4. 算出した最外周の半径におけるデジタルディスクの回転速度に対応する代替値として予め設定された最外周読取倍速を、前記デジタルディスクからデータを読み取り可能な範囲で最も大きい倍速としたことを特徴とする請求項3記載のディスク読取装置。
  5. 前記量データが時間情報によって示されると共に前記識別データが時間情報によって示されるデジタルディスクから前記デジタルデータを読み取るディスク読取装置において、
    前記読取位置半径を算出するときには、前記識別データを示す時間情報のうちから、分を示すデータのみに基づいて演算を行うことを特徴とする請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載のディスク読取装置。
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