JP3829797B2 - 混成型太陽熱集熱パネルの製造装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、混成型太陽熱集熱パネルの製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開2002−39631号公報
【特許文献2】
特開平11−337187号公報
【特許文献3】
特開平11−103087号公報
【0003】
混成型太陽熱集熱パネル(ハイブリッドパネル)は、太陽から放出されるエネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池セルと、太陽から放出されるエネルギーによって通水管内の水(熱媒)を温水にする集熱パネルとを組み合わせて一枚のパネル状にしたものである。混成型太陽熱集熱パネルは、住宅の屋根の上に取り付けられて、作り出された電力は家庭で消費される電力として利用することができ、作り出された温水は台所や風呂で利用されたり床暖房などに利用することができる。
【0004】
図1は、従来の混成型太陽熱集熱パネル1aの概略分解斜視図であって、上記特許文献1の第1図に示されている図である。図1に示す混成型太陽熱集熱パネル1aは、波状板2と集光板(平板)3とを張り合わせた集熱パネル5、ホットメルト型の樹脂からなる接着樹脂6cと裏面絶縁体7及びホットメルト型の樹脂からなる裏面接着樹脂6bを一体化した裏面部材8、太陽電池セル9aをマトリクス状に並べてリード線20で接続した太陽電池パネル9、ホットメルト型の樹脂からなる表面接着樹脂6aとフィルム状の表面透明部材10とを一体化した表面部材11で構成されている。集熱パネル5の波状板2と集熱板3との間にできた隙間は通水管として機能する。ガラス板12は混成型太陽熱集熱パネル1aと一体化しておらず、施工時にフレーム13a〜13dで混成型太陽熱集熱パネル1aの上方に固定するようになっている。
【0005】
図1に示す混成型太陽熱集熱パネル1aは、図2に示すように下チャンバー14aの上に加熱板15が乗せられ、上チャンバー14bの下面にダイアフラム16が形成された混成型太陽熱集熱パネルの製造装置(ラミネート装置)17によって製造される。
【0006】
具体的には、集熱パネル5、裏面部材8、太陽電池パネル9、表面部材11を積層したものを加熱板15の上に乗せて、上チャンバー14bと下チャンバー14aとを合わせて内部を密封して真空に引き、積層した混成型太陽熱集熱パネル1aの各部品の間の空気を完全に抜く。このように部品を密着させた状態で、加熱板15で接着樹脂6cと裏面接着樹脂6bと表面接着樹脂6aを加熱して溶融させ、ついでダイアフラム16によって混成型太陽熱集熱パネル1aの各部品を上面から加圧する。その後各樹脂6a,6b,6cを冷却すれば、各樹脂6a,6b,6cが接着剤になって太陽電池セル9aが内部に封止された、一体型の混成型太陽熱集熱パネル1aが完成する。
【0007】
このように一体化された混成型太陽熱集熱パネル1aは、集熱パネル5を下面にして、ガラス板12ひいては太陽電池パネル9に太陽光が照射されるようにして屋根上に設置される。
【0008】
また、図3は、上記特許文献2の第3図に示されている混成型太陽熱集熱パネル1bの製造方法を説明する図である。混成型太陽熱集熱パネル1bは、ガラス板12、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)などホットメルト型の樹脂層である表面接着樹脂6a、太陽電池セル9aをマトリクス状に並べてリード線で接続した太陽電池パネル9、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)などホットメルト型の樹脂層である裏面接着樹脂6b、集熱板3の下面に銅管などの通水管4が形成された集熱パネル5で構成されている。
【0009】
混成型太陽熱集熱パネル1bは、図3に示すように、加熱板15の上に、ガラス板12、表面接着樹脂6a、太陽電池パネル9、裏面接着樹脂6b、集熱パネル5を積層し、集熱パネル5の通水管4を避けるように治具18を乗せて加圧・加熱して表面接着樹脂6aと裏面接着樹脂6bを溶融一体化し、その後硬化させることによって製造される。
【0010】
また、図4は、上記特許文献3の第2図に示されている混成型太陽熱集熱パネル1cの断面図である。図4に示す混成型太陽熱集熱パネル1cは、集熱板3の下面に銅管などの通水管4を通す筒部19が形成された集熱パネル5、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)などホットメルト型の樹脂層である裏面接着樹脂6b、太陽電池セル9aをマトリクス状に並べてリード線(図示せず)で保持一体化した太陽電池パネル9、EVAなどホットメルト型の透明度の高い樹脂層である表面接着樹脂6a、及びガラス板12で構成されている。混成型太陽熱集熱パネル1cの周縁端部は、ウレタン樹脂などの射出成形で形成された端部接着部材21で接着されている。図4に示す混成型太陽熱集熱パネル1cも、上述の混成型太陽熱集熱パネル1bと同様の製造方法で製造することができる。
【0011】
上記のように混成型太陽熱集熱パネルには、図1に示す混成型太陽熱集熱パネル1aのようにガラス板12を接着一体化しないタイプのものと、図3に示す混成型太陽集熱パネル1bや、図4に示す混成型太陽熱集熱パネル1cのようにガラス板12を接着一体化するタイプのものがある。ガラス板12を接着一体化するタイプのものは、その製造時、加熱板15上に集熱パネル5から順に部材を積層してゆくと、ガラス板12の重みなどによって通水管4が潰れたり、集熱板3が歪む恐れがあるため、図3に示したようにガラス板12側から順に積層して製造するのが一般的である。
【0012】
なお、ガラス板12を接着一体化しないタイプの混成型太陽熱集熱パネルは、ガラス板12を接着一体化した混成型太陽熱集熱パネルと比較してパネルの重量が軽いので持ち運び易く、屋根の上での施工が容易になる。
【0013】
また、ガラス板12を接着一体化する混成型太陽熱集熱パネル1b,1cも、ケース内に納めて上面を別のガラス板12で覆って屋根の上に設置されるので、ガラス板12で二重に覆われることになる。ガラス板12の厚みが厚くなると、ガラス板12の内部での太陽光のエネルギー減少量が増加し、透過光量も減少するので、太陽電池セル9aで製造される電気量が減少したり、集熱パネル5での水温の上昇が鈍くなる。したがって、混成型太陽熱集熱パネルの表面はガラス板12で覆わずにフィルム状の表面透明部材10で覆っておくことが望ましい。
【0014】
ところで、表面接着樹脂6a、裏面接着樹脂6b、接着樹脂6cを融解させるために、加熱板15の温度は樹脂6a,6b,6cの融点(例えば、樹脂6a,6b,6cが前述のEVAであれば融点は70度)よりも高くする必要があるが、樹脂6a,6b,6cが溶融してしまえば、再び樹脂6a,6b,6cを硬化させるために加熱板15の温度を樹脂の融点以下にまで下げる必要がある。しかしながら、加熱板15を一旦加熱すると、その後融点以下の温度になるように加熱板15を温度調節しても、設定した温度まで自然冷却されるまでに相当の時間を有することになり、混成型太陽熱集熱パネル1a,1b,1cの製造効率が非常に悪くなる。また、一枚の混成型太陽熱集熱パネル1a,1b,1cを製造する度に加熱板15の温度調整をしていたのでは、加熱板15の制御も煩雑である。
【0015】
しかしながら、加熱板15を樹脂6a,6b,6cの融点以上の温度に保ったまま加熱板15の上の混成型太陽熱集熱パネル1a,1b,1cを移動させ、加熱板15の上に次の混成型太陽熱集熱パネル1a,1bを製造するための部材を積層してゆくと、真空引きの前に加熱板の余熱のために樹脂6a,6b,6cの溶融が始まってしまい、太陽電池セル9aの表面に気泡が残ってしまう。気泡が発生した混成型太陽熱集熱パネル1a,1b,1cは、太陽電池セル9aでの電気変換効率が悪いため不良品になる。
【0016】
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、速やかに冷却される治具(部品積載台)を備えた混成型太陽熱集熱パネルの製造装置を提供することにある。
【0017】
【発明の開示】
請求項1に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置は、加熱板上に熱溶解性の第一のフィルム及び第二のフィルム並びに太陽電池セルを含む混成型太陽熱集熱パネルを構成する部材を積層し、加熱板で加熱して前記第一のフィルムと第二のフィルムとを溶解させて上方から押圧部で押圧し、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムの間に挟まれた太陽電池セルを封止する混成型太陽熱集熱パネルの製造装置において、内部に冷却水を流す通路を設けられていて、前記加熱板に乗せて前記混成型太陽熱集熱パネルを構成する部材の積載台として用いられる治具を備え、前記加熱板の表面には前記治具を浮き上がらせるための昇降自在なサポートピンが設けられ、前記治具の裏面には前記サポートピンを嵌め合わせるための凹部が設けられており、サポートピンを最下部まで降ろしたときの突出長は、凹部の深さよりも低い高さとし、サポートピンを最上部まで上げたときの突出長は、凹部の深さよりも高くなっていることを特徴としている。
【0018】
前記治具は、前記加熱板の上に乗せて、混成型太陽熱集熱パネルを構成する部材を積層するための載置台として使用する。混成型太陽熱集熱パネルを構成する部材とは、例えば、集熱パネル、前記第一のフィルム、太陽電池セル、前記第二のフィルム、前記第一及び第二のフィルムよりも融点の高い表面封止フィルムなどである。
【0019】
これらの部材が前記治具の上に積層されて加熱板で加熱されると、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムは溶解するので、このときにダイアフラムなどの押圧部で上方から押圧すると前記第一のフィルムと前記第二のフィルムとで挟まれた太陽電池セルが封止一体化される。また、太陽電池セルと集熱パネルは前記第一のフィルムで接着され、前記太陽電池セルと前記表面フィルムも前記第二のフィルムで接着されるので、一体型の混成型太陽熱集熱パネルを製造することができる。
【0020】
従来のように混成型太陽熱集熱パネルを製造した後に治具が前記第一のフィルムと前記第二のフィルムの融点以上の温度のままであると、次の混成型太陽熱集熱パネルを製造するための部材を治具上に積層したときに、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムがすぐに溶け始めてしまい、不良品発生の原因になってしまう。これに対し、本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置では、内部に通路を備えており、通路に冷却水を流すことによって強制的に冷却することができる。また、本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置では、加熱板からサポートピンによって混成型太陽熱集熱パネルを浮き上がらせて高温の加熱板から離すことができるので、前記治具の冷却時間をより短縮させることができる。さらに、本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置によれば、加熱板の温度を前記第一のフィルムと前記第二のフィルムの融点以上の温度に保っていても治具は冷却されるので、加熱板の温度調整を行う必要がない。
【0021】
また、従来においては、加熱板を所望する温度に調節するには時間がかかるので、これが原因となって混成型太陽熱集熱パネルの生産効率を向上させることが難しかった。しかしながら本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置によれば、治具を強制冷却できるので、混成型太陽熱集熱パネルの生産効率を向上させ、不良品発生率を低下させることができる。
【0022】
さらに、本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置によれば、前記治具の前記凹部に加熱板のサポートピンとを嵌め合わせることによって、加熱板上に前記治具を固定することができる。したがって、サポートピンを昇降させたときに前記治具がずれたり、落下したりする恐れがない。
【0026】
また、請求項2に記載の態様による請求項1に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置は、前記治具の表面が前記第一のフィルムや前記第二のフィルムとの接着力が弱い物質でコーティングされていることを特徴としている。したがって治具に接着剤が付着しても、簡単に剥がすことができる。
【0027】
請求項3に記載の態様による請求項1又は2に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置は、前記治具の角や周縁部は断面が鈍角又は円弧状に形成されていることを特徴としている。
【0028】
請求項3に記載の態様によれば、前記加熱板の上に前記治具を乗せ、その上に混成型太陽熱集熱パネルを形成するための部材を積層して上方からダイアフラムで押圧するときに、ダイアフラムを傷つけたり破ってしまう恐れがない。
【0029】
請求項4に記載の態様による請求項1〜3のいずれか1項に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置は、前記治具の表面と裏面のうち少なくとも一方に凹所が形成されていることを特徴としている。
【0030】
請求項4に記載の態様によれば、凹所によって治具の放熱面積が大きくなり、また、凹所によって体積が小さくなって治具の熱容量が小さくなるため、治具の冷却時間をさらに短縮することができる。
【0031】
また、前記凹所を治具の表面から裏面に貫通する貫通孔にすれば、通気性もよくなるため、さらに治具の冷却時間を短縮することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図5、図6は、本発明の一実施形態である混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具22の平面図及び右側面図である。また、図7、図8は、図5に示す混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具22のうちXで示す部分を拡大した概略平面図及び概略正面図である。治具22は、アルミニウムや銅など熱伝導性のよい材料の成形品又は成形部品を組み合わせたものであって、表面はシリコン樹脂やフッ素樹脂でコーティングされている。また、樹脂でコーティングする代わりに、ポリテトラフルオロエチレン含浸ガラス繊維ポリテトラフルオロエチレンコーティングテープを治具22の表面に貼付しておいてもよい。
【0033】
治具22には、その正面から背面へと貫通するように通路23が複数本平行に形成されており、各通路23の内部には銅管など熱伝導性の良い材質でできた冷却管24が挿通されている。冷却管24は、全体として隣り合う通路23と通路23とを繋いで蛇行する一本の管を構成していれば、複数の管をつなぎ合わせたものであってもよい。
【0034】
冷却管24の一方の端部にはコネクタ25aが取り付けられており、コネクタ25aに外部の給水管26を差し込むと給水管26と冷却管24とが接続されるようになっている。また、冷却管24の他方の端部にはコネクタ25bが取り付けられており、コネクタ25bに外部の排水管27を差し込むと冷却管24と排水管27とが接続されるようになっている。
【0035】
治具22の表面のうち、通路23と通路23との間隔が狭くなっている部分には、後述する集熱パネル37の溝35に嵌め込まれた通水管34(図9参照)が納まるような表面凹溝28が形成されている。また、治具22の裏面の、奇数番目(又は偶数番目)の表面凹溝28の下方には、後述する加熱板のサポートピンが嵌るような位置決め用凹部29が形成されている。
【0036】
また、治具22の表面のうち、通路23と通路23との間隔が広くなっている部分には、後述する集熱部材36の接続部42(図9参照)が納まるような接続部収納溝30が形成されており、治具22の裏面には、溝幅が広く深さが深い裏面凹溝31が形成されている。このように治具22は、断面を凹凸形状にすることによって体積ができるだけ小さくなるように設計されて熱容量が小さくなっている。また、断面を凹凸形状にすると表面積が大きくなるので、放熱面積も大きくなっている。後述する本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置のラミネート装置44に設けられたダイアフラム46を破ったり傷つけることがないように、治具22の両側端部には表面と鈍角をなす傾斜面55が設けられており、治具の上面の角56や縁57には丸みが付けられている。なお、治具22の上面と傾斜面55とによって形成された角にも丸みを付けるようにしてもよい(図18参照)。
【0037】
図9は、治具22を用いて製造される混成型太陽熱集熱パネル32の一部破断した概略断面図である。混成型太陽熱集熱パネル32は、集熱板33の裏面に銅管などの通水管34をはめ込むことができる溝35を備え、一方の側部と他方の側部とが噛み合う形状になったアルミニウムの押出し成形品やプレス加工品である集熱部材36を複数枚組み合わせた集熱パネル37と、例えばEVAなどのホットメルト型の樹脂からなる下部接着層38と、太陽電池セル39aをマトリクス状に並べて図示しないリード線で接続した太陽電池パネル39と、ホットメルト型の透明樹脂からなる上部接着層40と、フッ素系樹脂フィルムなどの透明ないし乳白色の保護フィルム41とで構成されている。
【0038】
また、図10は、治具22を乗せる加熱板43を備えたラミネート装置44の概略断面図である。本発明の太陽熱集熱パネルの製造装置は、このラミネート装置44と治具22とからなっている。ラミネート装置44は、上面に加熱板43を設けられた下チャンバー45aと、下面に耐熱性ゴムシート又は耐熱性軟質樹脂シートからなるダイアフラム46が形成された上チャンバー45bで構成されている。加熱板43はその表面に複数の昇降自在なサポートピン47を備えている。
【0039】
治具22は、サポートピン47が位置決め用凹部29に嵌るよう位置決めされて加熱板43上に乗せられる。サポートピン47のうち加熱板43の表面から突出している部分の高さは、通常(サポートピン47を最下部まで降ろした状態のとき)は治具22の位置決め用凹部29の深さよりも低い高さになっているので、治具22の底面を加熱板43と密着させることができる(図12参照)。また、サポートピン47を最上部まで上げたときの高さは、治具22の位置決め用凹部29の深さよりも高くなるので、サポートピン47によって治具22を加熱板43から浮き上がらせることもできる(図11、図13参照)。このように、治具22の裏面の位置決め用凹部29にサポートピン47をはめ込むことによって、サポートピン47を上下させたときにも治具22の位置ずれを防止することができる。
【0040】
次に、混成型太陽熱集熱パネル32の製造方法を説明する。まず、サポートピン47を最上部まで上げた状態の加熱板43に、十分に冷却された治具22を位置合わせして乗せる。治具22の上には、通水管が嵌め込まれた溝35と集熱部材36の接続部42が、それぞれ表面凹溝28と接続部収納溝30に納まるように集熱パネル37を載せ、その上に下部接着層38となるホットメルト型の樹脂フィルムなどの接着シート38a、太陽電池パネル39、上部接着層40となるホットメルト型の透明な接着シート40a、保護フィルム41を積層する(図11)。加熱板43は常時、接着シート38a,40aが十分に溶解するような温度(120度程度)を保っている。
【0041】
次に、図12に示すように上チャンバー45bと下チャンバー45aとを合わせて内部を密封状態にし、下チャンバー45aに繋がる管の電磁開閉弁58を開いて真空ポンプ60で真空引きし、加熱板43のサポートピン47を下げて治具22を加熱板43に下ろし、接着シート38a,40aを溶融させる。さらに、下チャンバー45aに繋がる管の電磁開閉弁58を閉めた後、上チャンバー45bに繋がる管の電磁開閉弁59を開いてダイアフラム46で積層した部材を上方から押圧し、積層した各部材を密着させて接着シート38a,40aを融着させる。
【0042】
治具22の表面は上述のように、接着剤(溶解した接着シート38a,40a)が付着しにくい、シリコン樹脂やフッ素樹脂などでコーティングされているので、混成型太陽熱集熱パネル32の側面からの治具22の表面に漏れ落ちて硬化した接着剤は、力を少し加えるだけで治具22から簡単に剥がすことができる。
【0043】
次に、チャンバー内の真空を破って大気圧に戻し、上チャンバー45bを上昇させて加熱板43からサポートピン47を押し上げ、治具22を加熱板43から宙に浮かせる。治具22上の混成型太陽熱集熱パネル32は、治具22をサポートピン47で持ち上げる前か、持ち上げた後に治具22上から外して次の工程へと運ばれる。治具22はサポートピン47で高温の加熱板43から宙に浮かせられることによってその全面が空気に触れるので、冷却されやすくなる。
【0044】
図13に示すようにサポートピン47によって治具22は下チャンバー45a壁面よりも高く持ち上げられるので、治具22のコネクタ25a,25bに給水管26と排水管27を接続して、給水管26から流れ込んだ冷却水によって治具22を急速に冷却することができる。治具22の熱を奪い取った冷却水(温水)は排水管27へと排水される。なお、治具22は、加熱板43の上から別の場所に運び、別の場所で冷却するようにしてもよい。
【0045】
なお、サポートピン47によって加熱板43から持ち上げられた治具22の上に、保護フィルム41から順に部材を積層し、最後に集熱パネル37を乗せた上から別の治具22を乗せるようにしてもよい。
【0046】
混成型太陽熱集熱パネル32は集熱パネル37を下にしてケースに納めるなどし、上面を強度や耐候性のあるガラス板などで覆うようにして住宅の屋根の上に設置される。
【0047】
本発明の治具22は、通路23を備えており、通路23に冷却管24を通して冷却水を流すことができるので、加熱板43で加熱された後、短時間で治具22を強制冷却することができる。短時間で治具22を冷却することができれば、混成型太陽熱集熱パネル32の製造サイクルが短くなり、混成型太陽熱集熱パネル32の生産効率が向上する。
【0048】
また、冷却されていない治具22に混成型太陽熱集熱パネル32を形成するための各部材を積層すると、真空引きの前に接着シート38a,40aが溶解してしまい、太陽電池セル39aの表面に気泡が残って太陽電池パネル39での電気変換効率を低下させることになるが、本発明の治具22は冷却水を流すことによって速やかに接着シート38a,40aの融点以下の温度にまでに治具22冷却することができるので、混成型太陽熱集熱パネルの不良品の発生率を低下させることができる。
【0049】
(第2の実施形態)
図14、図15は、本発明の別の実施形態による混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具48を示す概略平面図及び概略側面図である。本実施形態の治具48のうち、第1の実施形態で説明し、図5に示す部品と同じ部品には、同じ番号を付して説明を省略する。
【0050】
本実施形態の治具48は、内部に冷却水を流す銅管などの冷却管24を通す通路23が形成されている。通路23は、治具48の対向する両端部付近に形成された上流通路49と下流通路50、及び上流通路49と下流通路50とを接続し、上流通路49と下流通路50に垂直な複数の接続通路51とで構成されている。
【0051】
本実施形態の治具48によれば、給水管26から注入された冷却水が、上流通路49から複数の接続通路51に分岐されて下流通路50に流れ、排水管27から排出されるようになっている。
【0052】
図5に示し第1の実施形態で説明した治具22のように、冷却水の給水口から排水口までが一本になった冷却管24で治具22を冷却するのであれば、給水口から排水口までの沿線距離が長いため、排水口に近づくほど内部を流れる冷却水の温度が上昇して治具22を均一に冷却することができず、治具22の全体を冷却するまでに多少時間を有することになる。
【0053】
しかしながら、本実施形態の治具48のように、冷却管24が給水口から排水口までの間で複数の接続通路51に分岐していれば、給水口から排水口までの沿線距離が短くなって、治具48を均一かつ急速に冷却することができる。したがって、この治具48を備えた混成型太陽熱集熱装置を用いれば、混成型太陽熱集熱パネルの製造効率をさらに向上させることができる。
【0054】
なお、治具48の通路23内部に冷却管24を配設しないで、通路23に直接冷却水を流すようにしてもよい
【0055】
(第3の実施形態)
図16は本発明のさらに別の実施形態による混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具52を示す概略平面図である。また、図17は、図15のA−A線における一部破断した概略断面図である。図16に示す部品のうち、第1の実施形態で説明し、図5に示す部品と同じ部品には、同じ番号を付して説明は省略する。
【0056】
治具52には、その表面から裏面に貫通するような多数の孔(貫通孔)53と、内部に冷却水を流す冷却管24を通す通路23が形成されている。ただし、治具52に十分な強度を持たせるために孔53の大きさや数、孔53を設ける領域の広さなどは、図15に示すものと異なっていてもよい。また、孔53の形状は、図15に示すような円形以外でも良く、例えば矩形や多角形状であってもよい。
【0057】
本実施形態の治具52は孔53によって放熱面積が大きくなっており、通気が良くなって熱を発散し易くなっている。また、孔53を設けることで体積が小さくなって熱容量が小さくなっているので、加熱された治具52を加熱板43の表面からサポートピン47によって押し上げて空気中に曝しておけば、冷却水のみで治具を冷却する場合よりも、さらに短い時間で治具52を冷却することができる。したがって、この治具52を備えた混成型太陽熱集熱パネルの製造装置によれば、混成型太陽熱集熱パネルの生産効率をさらに向上させることができる。
【0058】
なお、孔53は、図18に示すような凹部にしてもよく、この場合も治具52の放熱面積を大きくでき、また、熱容量を小さくできるため、治具52の冷却時間を短縮させることができる。また、図18では孔(凹部)は表面側だけに設けられているが、裏面側に設けてもよいし、表面と裏面の両面に設けても良い。
【0059】
【発明の効果】
本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具は、内部に通水管を通す通路を備えており、通水管の両端部をそれぞれ給水管と排水管に接続して冷却水を流すことができるので、加熱板で加熱された後、短時間で治具を冷却することができる。短時間で治具を冷却することができれば、次の混成型太陽熱集熱パネルの製造に取りかかるまでの時間が短くなって、混成型太陽熱集熱パネルの生産効率を向上させることができる。
【0060】
また治具には、その表面又は裏面若しくは表面及び裏面に複数の凹所を設けるようにしてもよい。凹所を設けることによって、治具の放熱面積が大きくなり、また、治具の熱容量が小さくなるので、加熱板で加熱された後、さらに短い時間で治具を冷却することができる。なお、この凹所は治具の表面から裏面に貫通する貫通孔にしてもよい。
【0061】
また、本発明の製造装置の加熱板の表面に昇降自在なサポートピンを設けておき、前記治具と混成型太陽熱集熱パネルを前記治具で持ち上げて冷却するようにすれば、治具の取り外しを行う必要がなく効率がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の混成型太陽熱集熱パネルを示す概略分解斜視図である。
【図2】混成型太陽熱集熱パネルを製造するためのラミネート装置の構造を説明する概略図である。
【図3】従来の別な混成型太陽熱集熱パネルの製造方法を説明する図である。
【図4】従来のさらに別な混成型太陽熱集熱パネルを示す概略断面図である。
【図5】本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の一部である治具の概略平面図である。
【図6】図5に示す治具の概略右側面図である。
【図7】図5に示す治具のX部分の平面図である。
【図8】図5に示す治具のX部分の正面図である。
【図9】図5に示す治具によって製造される混成型太陽熱集熱パネルの一部破断した概略正面図である。
【図10】本発明の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置のうちのラミネート装置を説明する概略図である。
【図11】混成型太陽熱集熱パネルの製造方法を説明する図である。
【図12】混成型太陽熱集熱パネルの製造方法を説明する図である。
【図13】治具の冷却方法を説明する図である。
【図14】本発明の別な実施形態による混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具の概略平面図である。
【図15】図14に示す治具の概略右側面図である。
【図16】本発明のさらに別の実施形態による混成型太陽熱集熱パネルの製造装置の治具の概略平面図である。
【図17】図16に示す治具のA−A線断面における一部破断した概略断面図である。
【図18】図16に示す治具の別の態様を示す概略断面図である。
【符号の説明】
22 治具
23 通路
24 通水管
25a コネクタ
25b コネクタ
26 給水管
27 排水管
32 混成型太陽熱集熱パネル
43 加熱板
47 サポートピン
48 治具
52 治具
53 孔
Claims (5)
- 加熱板上に熱溶解性の第一のフィルム及び第二のフィルム並びに太陽電池セルを含む混成型太陽熱集熱パネルを構成する部材を積層し、加熱板で加熱して前記第一のフィルムと第二のフィルムとを溶解させて上方から押圧部で押圧し、前記第一のフィルムと前記第二のフィルムの間に挟まれた太陽電池セルを封止する混成型太陽熱集熱パネルの製造装置において、
内部に冷却水を流す通路を設けられていて、前記加熱板に乗せて前記混成型太陽熱集熱パネルを構成する部材の積載台として用いられる治具を備え、
前記加熱板の表面には前記治具を浮き上がらせるための昇降自在なサポートピンが設けられ、前記治具の裏面には前記サポートピンを嵌め合わせるための凹部が設けられており、
サポートピンを最下部まで降ろしたときの突出長は、凹部の深さよりも低い高さとし、サポートピンを最上部まで上げたときの突出長は、凹部の深さよりも高くなっていることを特徴とする混成型太陽熱集熱パネルの製造装置。 - 前記治具の表面は前記第一のフィルムや前記第二のフィルムとの接着力が弱い物質でコーティングされていることを特徴とする請求項1に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置。
- 前記治具の角や周縁部は断面が鈍角又は円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置。
- 前記治具の表面と裏面のうち少なくとも一方に凹所が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置。
- 前記凹所は前記治具の表面から裏面に貫通していることを特徴とする請求項4に記載の混成型太陽熱集熱パネルの製造装置。
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