JP3826693B2 - 情報記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、抽選情報、暗証番号、個人情報等の関係者以外には知られたくない情報が暗号化して記録してある情報記録媒体であり、特に複写機で複写しても忠実な再現ができない検証部を有する抽選券、個人情報記録カード等の情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、抽選情報、暗証番号、個人情報等の関係者以外には知られたくない情報が記録してあるくじ、暗証番号申請書、個人情報記録カード等の情報記録媒体がある。これらの情報記録媒体には関係者が必要なときのみに情報の内容を確認できるようにしたり、複写物が容易に得られないようにする等の工夫が偽造防止や改竄防止の観点から種々なされており、様々な分野で利用されている。
【0003】
これらの諸対策の中で複写機を利用した不正な複写や偽造への対策がある。一例として、情報記録媒体の情報を暗号化しておき、この暗号化情報を複写しても忠実に再現できないように淡色の情報記録材料で記録する方法がある。しかし、この方法では暗号化情報が淡色であるため、暗号化情報を重ね合わせて復号しようとしたときに顕現する情報が非常に認知しにくいという欠点がある。
また、所望の情報を復号させるとき、周辺に施してあるトンボ等のガイドで合わせることになるが、ガイドの色が淡いために見当合わせが難しいという欠点もある。
さらには、カラーコピー機で複写物を撮ると、感度が標準の条件なら、複写物は本物より淡くなり、複写されたものであることが分かってしまうが、複写機の感度を上げると濃い色に再現され、本物に非常に近いものとなってしまう。
【0004】
また、複写機を使用した不正な複写や偽造への他の対策として、暗号化した情報を構成する画素のサイズを複写機が再現可能なサイズよりも小さいものとし、その集合体である暗号化情報が複写再現できないようにした技術もある。
しかし、このような技術においては、暗号化情報を構成する画素が非常に小さいため、それらの集合体である暗号化情報の色が全体に薄くなり、暗号化情報を見当を合わせて重ね合わせたときに復号されるであろう情報の認知が非常にしずらいという欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような事情に鑑みなされたものであり、関係者以外には知られたくない情報を暗号化して内在させ、かつ関係者が必要としたときには簡便に復号してその情報内容が目視、確認できるようにしてある情報記録媒体であって、特に復号される所望の情報の認知がし易く、しかも複写機で複写したときには忠実な再現ができないようにした情報記録媒体の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の目的を達成するためになされたものであり、請求項1の発明は、重ね合わせると所望の情報として復号され、認識され得る暗号化情報を内在する情報記録媒体であり、基材上の一部には位置を離して配置してある複数の暗号化情報形成部に暗号化情報がそれぞれ形成してあると共に、これらの暗号化情報形成部の間には基材を分離するための分離部が形成してある一方、基材上の他の部分には複写による忠実な再現が困難な検証部が形成してあり、前記分離部で基材を分離した後、分離した基材同士を見当を合わせて重ね合わせると、暗号化情報形成部において所望の情報が復号されることを特徴とする情報記録媒体である。
【0007】
また、請求項2の発明は、基材の暗号化情報形成部の少なくとも一つは情報を復号させる際にその下部に位置させた暗号化情報が確認できる程度の透明性を有することを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体である。
【0008】
さらにまた、請求項3の発明は、暗号化情報は黒色で、所望の情報を復号させる際に下部に位置させる暗号化情報は白色の隠蔽層上に設けてあることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の情報記録媒体である。
【0009】
さらにまた、請求項4の発明は、所望の情報を復号させる際に下部に位置させる暗号化情報はその上部に位置させる暗号化情報の情報記録材料よりも反射率の高いもので形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の情報記録媒体である。
【0010】
さらにまた、請求項5の発明は、検証部は潜像部と非潜像部とからなり、しかもそれぞれは大きさの異なる微細構成子で構成してあると共に、それぞれの微細構成子の内の一方の微細構成子は複写機では複写できない大きさに、他方の微細構成子は複写機で複写できる大きさに、かつこれらの微細構成子からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の情報記録媒体である。
【0011】
さらにまた、請求項6の発明は、検証部は潜像部と非潜像部とからなり、しかもそれぞれは太さの異なる細線が集合してなる万線で構成してあると共に、一方の万線は複写機で複写できる太さの細線で、他方の万線は複写機で複写できない太さの細線で構成し、かつこれらの万線からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の情報記録媒体である。
【0012】
さらにまた、請求項7の発明は、検証部は潜像部と非潜像部とからなり、しかもそれぞれは万線で構成してあると共に、これら各万線を構成する細線の方向は互いに45度を成し、しかもこれらの万線からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の情報記録媒体である。
【0013】
さらにまた、請求項8の発明は、検証部は見る角度により色相が異なる情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体である。
【0014】
さらにまた、請求項9の発明は、検証部は蛍光物質を含有する情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体である。
【0015】
さらにまた、請求項10の発明は、検証部は加熱または冷却により色相が変化する情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体である。
【0016】
さらにまた、請求項11の発明は、検証部は複写により色相が変化して再現される情報記録で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体である。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】
図1には本発明の一実施形態による情報記録媒体1の概略が示してある。
また、図2には図1に示す情報記録媒体1に内在する暗号化情報により所望の情報11を復号するときの様子が示してある。
一方、図3は暗号化情報による復号の原理を示すもので、暗号化情報形成部3、4のそれぞれに設けた暗号化情報5、6とこれらの暗号化情報の重ね合わせによる情報11の復号の様子が示してある。
【0019】
情報記録媒体1は重ね合わせると所望の情報が復号され、認識され得る暗号化情報を内在しており、基本的には、まず、基材2上の一部に位置を離して配置してある暗号化情報形成部3、4のそれぞれに、重ね合わせると所望の情報が復号され、認識され得る暗号化情報5、6が形成してあると共に、これらの暗号化情報形成部3、4が分離できるように、分離部7が形成してある。そして、基材2上の他の部分には複写による忠実な再現が困難な検証部20が形成してある。(図1ないし図3参照)
【0020】
暗号化情報5と暗号化情報6は、図3に示すように、暗号化情報形成部3と暗号化情報形成部4のそれぞれに形成してある。これらの暗号化情報5、6とその周辺部には、この例では、情報の内容が一見して認識できないように地紋、細紋等の迷彩情報8、9が施してある。図3のaにおいては、拡大して模式的に表現してあるため、それぞれの暗号化情報5、6の内容を分かるように描いているが、実際に作成されるくじ等においては、例えば、迷彩情報を構成する細紋の個々のドットを網点換算で200乃至300dpi程度とし、迷彩情報ならびに暗号化情報の色相、明度、彩度等の組み合わせを適宜に選択すれば、それぞれの暗号化情報形成部においては図1や図2のaに示すように暗号化情報は目視では認識されない。
【0021】
所望の情報を復号させるときには、図2に示すように、まず分離部7により基材2を分離し(図2のa参照)、次に分離した一方の基材2bをもう一方の基材2aに見当を合わせて重ね合わせればよい。そうすると、図2のbや図3に示すように、「EB」という所期の情報11が復号され、認識されるようになる。
【0022】
図示の例においては、たとえ暗号化情報の一部が認識されたとしても、必要とされる情報は暗号化情報5、6を重ね合わせた時のみにその内容が認識されるようにしてあるため、特に問題は発生しない。すなわち、図3に示す例では、暗号化情報形成部3、4はくじの抽選情報の形成部分の一部となっており、たとえ暗号化情報形成部3、4に形成してある「三」、「3」と「1」、「1」らしき情報が分かってしまったとしても、何ら問題はない。このくじにおける真の抽選情報は、図2のbや図3のbに示すように、暗号化情報形成部3に暗号化情報形成部4を見当を合わせて重ね合わせた時に復号され、認識される「EB」だからである。
【0023】
もし、この様な仕組みがあるだろうと予想した者が抽選情報を抽選前に知るべく、暗号化情報形成部同士を重ね合わせようとする場合には、まず分離部7で基材の一部を分離させなければならない。分離部7はその部分で基材を分離させると再び元の一体化した状態に戻すことはできないため、上述のような不正操作をした場合にはその痕跡が必ず残ることになり、不正操作をしたことが判明することになる。
【0024】
従って、暗号化情報形成部3、4はそこに形成してある暗号化情報5、6による復号が基材2を分離部7で分離してからでないとできないような位置に配置してある。
【0025】
本発明においては、さらに基材2の他の一部に複写機で複写しても忠実な再現ができないようにした検証部20が形成してある。従って、この検証部20を設けた情報記録媒体1を複写機で複写すると、検証部20と分離部7以外が忠実に再現された複写物1aが得られることになる。このときの状態を示すのが図4である。複写物1aにおいては、原稿とした情報記録媒体1の検証部20が忠実に再現できなかったことにより、検証部20の一部を構成する潜像部が周辺に位置する非潜像部と区別できるようになり、「コピー厳禁」という情報が現れている。
【0026】
図5ないし図7は検証部20の一部を拡大して示している。これらに示す検証部は何れも複写をすると「コ」という文字が現出するようにしたものである。
ここに示す検証部はいずれも潜像部と非潜像部とで構成されている。
図5においては、「コ」という潜像部は複写機で複写できる大きさの微細構成子で、その周辺の非潜像部は複写機で複写できない大きさの微細構成子で構成されていると共に、これらの微細構成子からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してある。
【0027】
検証部20の構成を以上のような構成にしておくと、複写物上では非潜像部を構成する微細構成子が複写・再現できなくなる(忠実に再現できなくなる)ので、潜像部と非潜像部とが別々に認識され、「コ」という文字が現出するようになる。
【0028】
潜像部と非潜像部は丸、三角、四角あるいは多角等の様々な形状のドットからなる微細構成子ではなく、平行状に配列した直線状あるいは波線状の細線の集合体である万線で構成してもよい。具体的には、図6に示すように、「コ」という潜像部は複写機で再現できる太さの細線からなる万線で、その周辺の非潜像部は複写機で再現できない太さの細線からなる万線で形成し、かつこれらの万線からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してある。この様にすることにより、複写物上では非潜像部を構成する万線が忠実に再現できなくなり、原稿上では認識できないでいた「コ」という像が複写物上で現出することになる。
【0029】
検証部の潜像部と非潜像部を万線で構成する場合、上述のようなものの他、それぞれの万線を構成する細線の方向を違えて設定し、かつこれらの万線からなる潜部と非潜像部とは目視では互いに区別できないような状態で配列しておいてもよい。(図7参照)
複写機で細線を複写するときは、複写機のスキャン方向に対する細線の角度により複写のされ方に差がでる。一般的には、細線がスキャン方向に直角の方向に設定されていると明瞭に複写される。それ以外の角度の設定では明瞭に複写されない。
そこで、例えば検証部の潜像部と非潜像部の万線を構成する細線の一方を複写機のスキャン方向に対して直角または平行になるようにし、他方の万線を構成する細線をこれとは異なる角度になるように、例えばそれぞれ45度に設定しておくと、潜像部と非潜像部における細線の再現性には差がでて、両者が複写物上で区別されるようになり、原稿上の検証部では認識できないでいた情報が複写物上で現出、認識されるようになる。
【0030】
以上、検証部において忠実な再現が複写機でできないようにするための手段として、検証部を構成するパターンの組み合わせの例を紹介したが、これに限定されるものではなく、検証部を形成するインキ、トナー等の情報記録材料を適宜選択しすることにより、検証部が忠実に再現できないようにする方法もある。
具体的には、見る角度により色相が変化する、OVI(Optical Variable Ink)インキといわれるインキで検証部を形成する方法、あるいは紫外線を照射すると蛍光を発光したり、赤外光を照射すると蛍光または波長の異なる赤外光を発光する蛍光物質を含有する情報記録材料で検証部を形成する方法、さらには加熱または冷却により色相が変化する情報記録材料で検証部を形成する方法、さらにまた赤色から赤外領域に特異な分光特性を有するため、複写物上では原稿の色相とは違って再現されてしまう情報記録材料で検証部を形成する方法等が採用できる。
【0031】
一方、基材の暗号化情報形成部の少なくとも一方は情報を復号させる際に下部に位置させた暗号化情報が確認できる程度の透明性を有する必要がある。従って、基材としては透明もしくは半透明のポリエステル、塩化ビニル、ポリプロピレン等から成るプラスチックフィルム、あるいは暗号化形成部を部分的に透明化あるいは半透明化した合成紙、トレーシングペーパー等が適用される。その厚さは50〜200ミクロンメートル程度の適度の剛性と折り曲げ特性を持つものである。
【0032】
また、暗号化情報5と暗号化情報6の上およびその周辺にはそれらの存在および内容をより分からなくするように、地紋や細紋等の微細構成子から成る迷彩情報8、9を必要ならば設けておけばよい。また、これらの各情報を形成する情報記録材料や情報の記録方法は特に限定されるものではなく、たとえば印刷インキや感熱記録インキ等の情報記録材料や、オフセット印刷、シルク印刷、グラビア印刷、感熱記録等の汎用の情報形成手段から適宜なものを選択すればよい。
【0033】
暗号化情報の記録に際しては、暗号化情報は黒色とし、所望の情報を復号させる際に下部に位置させる暗号化情報は白色の隠蔽層上に設けておくことが好ましい。このような構成にしておくと、復号された情報が高いコントラストでより明確に認識できるようになる。
【0034】
また、所望情報の復号がより明瞭に認識できるよう、暗号化情報の重ね合わせ時に下部に位置するようになる暗号化情報の方をを反射率の高い情報記録材料で形成するようにしてもよい。
【0035】
所望の情報を復号させる際の基材の重ね合わせ順は特に限定されるものではない。従って、上記した隠蔽層や反射率の高い情報記録材から成る暗号化情報の形成、さらには暗号化情報形成部における下部情報に対する視認性(透明性)への配慮等は、情報復号時の基材の重ね合わせの順番を考慮して適宜選択すればよい。
【0036】
【発明の効果】
本発明は以上であるので、基材の一部を分離し、暗号化情報形成部同士を見当をあわせて重ね合わせるだけの簡単な操作で暗号化情報の復号が可能となる。
また、情報の復号に際しては基材を分離しなければならないようにしてあるため、不正に復号したときの痕跡が必ず残り、不正な操作の有無が分かるようになる。
さらにまた、忠実な複写を困難にさせる部分と暗号情報を復号させる部分とを分離させたため、暗号化情報の一部を淡色で形成したり、複写機で再現できない大きさや太さの微細構成子や細線で形成した従来のこの種の情報記録媒体と較べ、復号時の見当合わがし易くなると共に、復号情報がはっきりと認知されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による説明図である。
【図2】情報記録媒体に内在する暗号化情報を復号するときの状態と復号された情報を示す説明図である。
【図3】暗号化情報形成部のそれぞれに設けた暗号化情報とこれらの暗号化情報による復号の状況を示す説明図である。
【図4】複写物の説明図である。
【図5】検証部の構成を示す説明図である。
【図6】検証部の他の構成を示す説明図である。
【図7】検証部のさらに他の構成を示す説明図である。
1、1a 情報記録媒体
2、2a、2b 基材
3、4 暗号化情報形成部
5、6 暗号化情報
7 分離部
8、9 迷彩情報
11 情報
20 検証部

Claims (11)

  1. 重ね合わせると所望の情報として復号され、認識され得る暗号化情報を内在する情報記録媒体であり、基材上の一部には位置を離して配置してある複数の暗号化情報形成部に暗号化情報がそれぞれ形成してあると共に、これらの暗号化情報形成部の間には基材を分離するための分離部が形成してある一方、基材上の他の部分には複写による忠実な再現が困難な検証部が形成してあり、前記分離部で基材を分離した後、分離した基材同士を見当を合わせて重ね合わせると、暗号化情報形成部において所望の情報が復号されることを特徴とする情報記録媒体。
  2. 基材の暗号化情報形成部の少なくとも一つは情報を復号させる際にその下部に位置させた暗号化情報が確認できる程度の透明性を有することを特徴とする請求項1に記載の情報記録媒体。
  3. 暗号化情報は黒色で、所望の情報を復号させる際に下部に位置させる暗号化情報は白色の隠蔽層上に設けてあることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の情報記録媒体。
  4. 所望の情報を復号させる際に下部に位置させる暗号化情報はその上部に位置させる暗号化情報の情報記録材料よりも反射率の高いもので形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の情報記録媒体。
  5. 検証部は潜像部と非潜像部とからなり、しかもそれぞれは大きさの異なる微細構成子で構成してあると共に、それぞれの微細構成子の内の一方の微細構成子は複写機では複写できない大きさに、他方の微細構成子は複写機で複写できる大きさに、かつこれらの微細構成子からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の情報記録媒体。
  6. 検証部は潜像部と非潜像部とからなり、しかもそれぞれは太さの異なる細線が集合してなる万線で構成してあると共に、一方の万線は複写機で複写できる太さの細線で、他方の万線は複写機で複写できない太さの細線で構成し、かつこれらの万線からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の情報記録媒体。
  7. 検証部は潜像部と非潜像部とからなり、しかもそれぞれは万線で構成してあると共に、これら各万線を構成する細線の方向は互いに45度を成し、しかもこれらの万線からなる潜像部と非潜像部は目視では互いに区別できない状態で配列してあることを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の情報記録媒体。
  8. 検証部は見る角度により色相が異なる情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体。
  9. 検証部は蛍光物質を含有する情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体。
  10. 検証部は加熱または冷却により色相が変色する情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体。
  11. 検証部は複写により色相が変化して再現される情報記録材料で形成してあることを特徴とする請求項1ないし請求項7に記載の情報記録媒体。
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