JP3826296B2 - 極低温冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば極低温域で使用されるセンサーや移動体通信基地局用通信フィルター等を小型冷凍機により冷却して用いる極低温冷却装置、特に屋外据え付け用等の筐体に一体に組込んで用いる極低温冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
移動体通信基地局用通信フィルター等を小型冷凍機により冷却して用いる極低温冷却装置としては、例えば本願発明者らによる特願2002−050769号に記載の極低温冷却装置がある。図11〜13は、この種の極低温冷却装置の構成図で、図11は内部正面図、図12は、図11のA−Aから見た断面図、図13は、図11のB−Bから見た断面図である。また、図11は、図12のC−Cより見た断面図に相当する。なお、これらの構成図においては、電源部の構成要素である増幅器の冷却構成が特に詳しく示されている。
【0003】
図に見られるように、この種の極低温冷却装置は、構成要素を防雨構造の筐体1の内部に収納して屋外据え付けに耐えるよう構成されている。すなわち、筐体1の内部は仕切り板2によって、ファン7により外気が流通するよう構成された第1の空間3と密閉された防雨構造の第2の空間4とに区画され、さらに第1の空間3は、筐体の壁面から空隙を介して配設された風洞5によって、風洞内部空間3aと風洞外部空間3bとに区画されている。移動体通信基地局用通信フィルター等を冷却する冷凍機の構成要素のうち多大な発熱を伴う圧縮機11と膨張機12は上記の第1の空間3の風洞内部空間3aに配置されており、被冷却体を収納する真空容器13と、電源14、電子部品15等の運転制御に用いられる電源部は防雨構造の第2の空間4の内部に収納され、気密に保持されている。
【0004】
上記のごとく構成することによって、圧縮機11と膨張機12はファン7により風洞5の内部に導入される外気によって効果的に除熱され、また風洞5の設置により直射日光の輻射熱による圧縮機11と膨張機12の加熱が回避され、冷凍機が効率よく運転される。
また、防雨構造の第2の空間4の内部に収納された電源部に含まれる発熱要素においては、例示した増幅器16のごとく、発熱を生じる増幅器16を良熱伝導性材料からなる固定板17に熱的に固定し、この固定板17を図13に見られるように筐体1の壁面に熱的に連結することによって、熱伝導により発熱を筐体1の外部へ取出すよう構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特願2002−050769号
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のごとく、従来のこの種の極低温冷却装置においては、多大な発熱を伴う圧縮機11と膨張機12を風洞内部空間3aに配置してファン7により冷却し、防雨構造の第2の空間4の内部に収納された電源部の発熱は発熱要素を熱的に連結した固定板を介しての熱伝導によって筐体1の外部へ除去することによって、各部の温度を規定温度に保持する方式が採られている。
しかしながら、第2の空間4に収納される電源部の発熱要素が前述の増幅器16のごとく小型で発熱量の多い発熱要素の場合には、固定板17を介しての熱伝導量を大きくしないと発熱要素の温度が局部的に規定温度以上に上昇する恐れがあるので断面積の大きい固定板17を用いる必要がある。また、特にこの種の極低温冷却装置においては、上記の増幅器16は保守部品であり、定期的な交換を容易にするために、図12,13に見られるごとく筐体1の前面の扉1aに近接して配置する必要がある。このように空間的制約が加わると発熱要素から筐体1の放熱面までの距離が長くなり、所定の熱伝導量を得るには断面積の極めて大きな固定板17が必要となる。しかしながら、このように長尺で太い固定板17を配置することは空間的に限界があり、また重量も過大となる。したがって、この固定板17の熱伝導による熱輸送量には限界があり、これらの発熱要素の温度を規定温度に抑えることが困難となるという問題点があった。
【0007】
本発明の目的は、電源部に小型で発熱量が大きく、さらには空間的配置が制限される発熱要素が存在しても、その発熱が効果的に除去され、温度上昇が低く抑えられて安定して運転できる極低温冷却装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明においては、
圧縮機と膨張機と被冷却体を収納する真空容器とを備える冷凍機と、これらを運転制御する電源部を同一筐体内に収納して構成される極低温冷却装置で、筐体内が、ファンにより外気が流通するよう構成された第1の空間と、密閉された防雨構造の第2の空間とに仕切り板によって区画され、第1の空間の内側に外気の流通方向に延伸する風洞が筐体の壁面から空隙を介して配設され、第1の空間の風洞の内部に圧縮機と膨張機が収納され、第2の空間に真空容器と電源部が収納される極低温冷却装置において、
(1)電源部を構成する発熱要素に熱的に連結された受熱ブロックと、第1の空間に風洞の壁面の一部を形成するよう配設された放熱ブロックと、受熱ブロックと放熱ブロックとの間に仕切り板を水密に貫通して配設された少なくとも1本の熱輸送体を備えることとする。
【0009】
(2)さらに、上記の放熱ブロックの風洞の内壁側を形成する放熱面に、外気の流通方向に平行に伸びる複数の溝からなる凹凸面を備えることとする。
(3)また、上記の放熱ブロックの風洞の外壁側を形成する放熱面に、鉛直方向に平行に伸びる複数の溝からなる凹凸面を備え、かつ、筐体に、複数の溝の下端の下部に近接して外気導入口を備え、複数の溝の上端より上部に外気排出口を備えることとする。
(4)あるいは、電源部を構成する発熱要素に熱的に連結された空冷式放熱器を備え、かつ、筐体の外部より外気を吸引するファンと、ファンにより吸引された外気を空冷式放熱器へ気密に導く吸気接続管と、放熱要素を冷却した後の空気を筐体の外部へ気密に導く排気接続管とを備えることとする。
【0010】
(5)さらに、上記の吸気接続管と排気接続管を、屈曲自在に成形された接続管によって形成することとする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の極低温冷却装置の実施の形態を図面を用いて詳しく説明する。
<実施例1>
図1は、本発明の極低温冷却装置の第1の実施例の構成を示す側面図である。また、図2は本実施例の極低温冷却装置を図1のD−Dより見た断面図である。なお、これらの図においては、図11〜13に示した従来例の極低温冷却装置の構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一符号が付されており、重複する説明は省略する。
【0012】
本実施例の構成の特徴は、仕切り板2で区画された第2の空間4に収納された電源部のうちで特に発熱密度の高い増幅器16の放熱構成にあり、従来例では、既に述べたように、増幅器16を熱的に固定した固定板17を筐体1の壁面に熱的に連結して熱伝導により発熱を筐体1の外部へ取出すよう構成されていたのに対して、本実施例の構成では、増幅器16に熱的に連結された受熱ブロック20と、第1の空間3に配された風洞5の壁面の一部を形成するよう配置された放熱ブロック21と、これらを連結する熱輸送体22とによって増幅器16の発熱が除去されている。
【0013】
すなわち、本実施例の構成では、増幅器16を熱的に固定した小型の固定板17Aの裏面に熱伝導性グリース等の伝熱部材を介して受熱ブロック20が連結されている。この受熱ブロック20の挿入孔に一端を挿入、固定された熱輸送体22は、鉛直方向に取り出され、仕切り板2を水密に貫通して第1の空間3に導かれ、放熱ブロック21の挿入孔に他端を挿入、固定されている。放熱ブロック21は風洞5の壁面の一部を形成するよう配置されており、風洞5の内壁面の一部を形成する放熱ブロック21の第1の放熱面23には、風洞5の内部を流れる外気の流通方向に平行に伸びる複数の溝からなる凹凸面が備えられている。
【0014】
本構成では、増幅器16で生じた発熱は、固定板17Aを介して受熱ブロック20に伝熱され、さらに熱輸送体22を介して放熱ブロック21へと伝導されたのち、放熱ブロック21の第1の放熱面23から風洞5の内部を流れる外気へと伝熱される。したがって、第1の放熱面23は強制空冷されるので放熱効率が高く、かつ図2に見られるように放熱面積を極めて広くとることができるので効果的に放熱される。特に本実施例の構成のごとく、第1の放熱面23を外気の流通方向に平行に伸びる複数の溝からなる凹凸面として形成すれば一層高い放熱効率が得られることとなる。また、本構成では、熱輸送体22は鉛直方向に延伸させればよいので、従来例に比べて短尺でよく、小型化が可能となる。
【0015】
<実施例2>
図3は、本発明の極低温冷却装置の第2の実施例の構成を示す側面図である。また、図4は本実施例の極低温冷却装置を図3のE−Eより見た断面図である。なお、これらの図においても、図1、2、11〜13の極低温冷却装置の構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一符号が付されている。
本実施例の第1の実施例との相違点は、風洞5の壁面の一部を形成するよう配置された放熱ブロック21Aの風洞5の外壁側に位置する第2の放熱面24に、鉛直方向に伸びる複数の溝からなる凹凸面が備えられていること、さらに、筐体1のこれらの複数の溝の下端に近接する位置に外気導入口26が備えられ、かつ筐体1のこれらの複数の溝の上端より上部に外気排出口27が備えられていることにある。
【0016】
上記のごとく放熱ブロック21Aの第2の放熱面24を鉛直方向に伸びる複数の溝からなる凹凸面とし、筐体1に外気導入口26と外気排出口27を設けた構成においては、第2の放熱面24の温度が上昇すると自然対流が生じて外気導入口26から導入された外気に熱が輸送され、温度の上昇した外気は外気排出口27より筐体1の外部へ排出される。したがって、第2の実施例の構成においては、増幅器16で生じた発熱は、第1の実施例の構成の場合と同様に、固定板17A、受熱ブロック20、熱輸送体22を介して放熱ブロック21へと伝導され、放熱ブロック21の第1の放熱面23から風洞5の内部を流れる外気へと伝熱されるばかりでなく、第2の放熱面24より外気へと伝熱されることとなるので、第1の実施例の構成より一層高い放熱効率が得られる。
【0017】
なお、直射日光が風洞5の上面に直接あたると内部の圧縮機11や膨張機12の運転状態が阻害されるので、上部に備える外気排出口27は、例えば図3の構成のごとく上部にカバーがある構成がよい。
<実施例3>
図5は、本発明の極低温冷却装置の第3の実施例の構成を示す内部正面図である。また、図6は本実施例の極低温冷却装置を図5のF−Fより見た断面図、図7は本実施例の極低温冷却装置を図5のG−G、図6のH−Hより見た断面図である。これらの図においても、図11〜13の極低温冷却装置の構成要素と同一の機能を有する構成要素には同一符号が付されている。
【0018】
本実施例の特徴は、第2の空間4に収納された電源部のうちで特に発熱密度の高い増幅器16A、16Bの放熱構成、ならびに電源14の放熱構成にある。図5〜7に見られるごとく、発熱を伴う増幅器16A、16Bならびに電源14には、それぞれ空冷式放熱器30A,30B,30Cが取付けられ、これらの吸気口に吸気接続管41A、41B、41Cが、また、排気口には排気接続管42A、42B、42Cが連結されている。吸気接続管41A、41B、41Cの他端は筐体1の底部に設けられた外部へと開口する吸気マニホールド51へと連結され、排気接続管42A、42B、42Cの他端は同じく筐体1の底部に設けられた外部へと開口する排気マニホールド52へと連結されており、排気マニホールド52に近接して外気を導入するファン60が設置されている。
【0019】
図8は、本実施例の極低温冷却装置に組込まれている空冷式放熱器30A,30Bの分解斜視図であり、図9の(a)はその側面断面図、(b)はその正面断面図である。図8に見られるごとく、空冷式放熱器30A,30Bは、発熱体固定面31の裏面に備えたフィン構造の放熱面32を放熱器風洞33中に挿入、組込んで構成されている。本構成の空冷式放熱器においては、図9(b)に見られるごとく、放熱器風洞33の上部に備えた吸気口34より吸引した外気を放熱面32に導いて熱交換させ、下部に備えた排気口35より排出することによって、発熱体固定面31に固定した増幅器16A,16Bの発熱が外部に排出され、増幅器16A,16Bの温度が所定の動作温度に保持される。
【0020】
図10は、本実施例の極低温冷却装置の空冷式放熱器30A,30B,30Cの通気系統の構成を簡略化して示したブロック図である。冷凍機の電源が投入されると、ファン60が作動して外部より吸気マニホールド51へと外気が吸引される。吸引された外気は、分流して吸気接続管41A、41B、41Cを通流し、それぞれの吸気口より空冷式放熱器30A,30B,30Cに導入される。空冷式放熱器30A,30B,30Cにおいて、増幅器16A、16B、あるいは電源14からの熱を受けて温度上昇した外気は、各排気口より排気接続管42A、42B、42Cを通して排気マニホールド52へと導かれ、一括して外部へと排出される。
【0021】
本実施例の極低温冷却装置に組込まれている吸気接続管41A、41B、41C、ならびに排気接続管42A、42B、42Cは、屈曲自在に形成された接続管であるため、これら接続管の空間配置の自由度が高く、小型化が必要なこの種の極低温冷却装置には特に有効である。なお、この実施例では、金属製のフレキシブルチューブを用いてこの屈曲自在な接続管を構成しているが、例えばビニールやシリコン等の樹脂から屈曲自在な接続管を構成してもよい。
また、外部からの雨水の侵入を避ける必要があるので、吸気マニホールド51および排気マニホールド52は本実施例のごとく底面に設置するのがよく、また、付着した水滴を吸引する危険性を回避するためには、本実施例のごとく底面より底上げして設置するのがよい。
【0022】
なお、以上に示した実施例のうち、第1、第2の実施例では、それぞれ1個の増幅器の放熱構成を例示し、また第3の実施例では、2個の増幅器と1個の電源との放熱構成を例示したが、本発明において放熱の対象となる発熱体はこれらの増幅器や電源に限定されるものではなく、また個数も限定されるものではない。
【0023】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、
圧縮機と膨張機と被冷却体を収納する真空容器とを備える冷凍機と、これらを運転制御する電源部を同一筐体内に収納して構成される極低温冷却装置で、筐体内が、ファンにより外気が流通するよう構成された第1の空間と、密閉された防雨構造の第2の空間とに仕切り板によって区画され、第1の空間の内側に外気の流通方向に延伸する風洞が筐体の壁面から空隙を介して配設され、第1の空間の風洞の内部に圧縮機と膨張機が収納され、第2の空間に真空容器と電源部が収納される極低温冷却装置を、
(1)請求項1に記載のごとく、さらには請求項2あるいは請求項3に記載のごとく構成することとしたので、小型で発熱量が大きく、さらには空間的配置が制限される発熱要素が電源部に存在するものにあっても、その発熱が効果的に除去され、温度上昇が低く抑えられて安定して運転できる極低温冷却装置が得られることとなった。
【0024】
(2)また、請求項4に記載のごとく、さらには請求項5に記載のごとく構成することとすれば、発熱要素の発熱が極めて効果的に放熱されることとなるので、小型で発熱量が大きく、さらには空間的配置が制限される発熱要素が電源部に存在するものにあっても、その温度上昇が低く抑えられて安定して運転できる極低温冷却装置として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の極低温冷却装置の第1の実施例の構成を示す側面図
【図2】第1の実施例の極低温冷却装置を図1のD−Dより見た断面図
【図3】本発明の極低温冷却装置の第2の実施例の構成を示す側面図
【図4】第2の実施例の極低温冷却装置を図3のE−Eより見た断面図
【図5】本発明の極低温冷却装置の第3の実施例の構成を示す内部正面図
【図6】第3の実施例の極低温冷却装置を図5のF−Fより見た断面図
【図7】第3の実施例の極低温冷却装置を図5のG−G、図6のH−Hより見た断面図
【図8】第3の実施例の極低温冷却装置に組込まれている空冷式放熱器の分解斜視図
【図9】第3の実施例の極低温冷却装置に組込まれている空冷式放熱器の構造図で、(a)は側面断面図、(b)は正面断面図
【図10】第3の実施例の極低温冷却装置の空冷式放熱器の通気系統の構成を簡略化して示したブロック図
【図11】従来のこの種の極低温冷却装置の構成を示す内部正面図
【図12】図11の極低温冷却装置をA−Aから見た断面図
【図13】図11の極低温冷却装置をB−Bから見た断面図
【符号の説明】
1 筐体
2 仕切り板
3 第1の空間
4 第2の空間
5 風洞
7 ファン
11 圧縮機
12 膨張機
13 真空容器
14 電源
15 電子部品
16,16A,16B,16C 増幅器
17A 固定板
20 受熱ブロック
21 放熱ブロック
22 熱輸送体
23 第1の放熱面
24 第2の放熱面
26 外気導入口
27 外気排出口
30A,30B,30C 空冷式放熱器
41A,41B,41C 吸気接続管
42A,42B,42C 排気接続管
51 吸気マニホールド
52 排気マニホールド
60 ファン

Claims (5)

  1. 圧縮機と膨張機と被冷却体を収納する真空容器とを備える冷凍機と、これらを運転制御する電源部を同一筐体内に収納して構成される極低温冷却装置で、筐体内が、ファンにより外気が流通するよう構成された第1の空間と、密閉された防雨構造の第2の空間とに仕切り板によって区画され、第1の空間の内側に外気の流通方向に延伸する風洞が筐体の壁面から空隙を介して配設され、第1の空間の前記風洞の内部に前記の圧縮機と膨張機が収納され、第2の空間に前記の真空容器と電源部が収納される極低温冷却装置において、
    電源部を構成する発熱要素に熱的に連結された受熱ブロックと、第1の空間に前記風洞の壁面の一部を形成するよう配設された放熱ブロックと、前記受熱ブロックと前記放熱ブロックとの間に前記仕切り板を水密に貫通して配設された少なくとも1本の熱輸送体とを備えたことを特徴とする極低温冷却装置。
  2. 前記放熱ブロックの風洞の内壁側を形成する放熱面が、外気の流通方向に平行に伸びる複数の溝からなる凹凸面を備えていることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷却装置。
  3. 前記放熱ブロックの風洞の外壁側を形成する放熱面が、鉛直方向に平行に伸びる複数の溝からなる凹凸面を備え、かつ、前記筐体が、複数の溝の下端の下部に近接して外気導入口を備え、複数の溝の上端より上部に外気排出口を備えていることを特徴とする請求項1に記載の極低温冷却装置。
  4. 圧縮機と膨張機と被冷却体を収納する真空容器とを備える冷凍機と、これらを運転制御する電源部を同一筐体内に収納して構成される極低温冷却装置で、筐体内が、ファンにより外気が流通するよう構成された第1の空間と、密閉された防雨構造の第2の空間とに仕切り板によって区画され、第1の空間の内側に外気の流通方向に延伸する風洞が筐体の壁面から空隙を介して配設され、第1の空間の前記風洞の内部に前記の圧縮機と膨張機が収納され、第2の空間に前記の真空容器と電源部が収納される極低温冷却装置において、
    電源部を構成する発熱要素に熱的に連結された空冷式放熱器を備え、かつ、筐体の外部より外気を吸引するファンと、ファンにより吸引された外気を前記放熱器へ気密に導く吸気接続管と、放熱要素を冷却した後の空気を筐体の外部へ気密に導く排気接続管とを備えたことを特徴とする極低温冷却装置。
  5. 前記の吸気接続管と排気接続管が、屈曲自在に成形された接続管よりなることを特徴とする請求項4に記載の極低温冷却装置。
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