JP3823815B2 - 製鋼スラグ硬化体の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製鋼スラグ硬化体の製造方法に係わり、とりわけ、従来は路盤材等として有効利用することが困難であった粉粒状でP25が0.3質量%以下の製鋼スラグを利用して、ひび割れの発生を可及的に低減した硬化体を製造する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
製鋼工程で発生するスラグは、塩基度が高く遊離CaOを多量に含有するために水分を吸って膨張し易く、高炉スラグのような土木・建築資材としての用途には向かず、その処理に困難を極めている。そこで、このような製鋼スラグを積極的に活用しようとする試みがいくつかなされている。
【0003】
例えば、特開平10−152364号公報は、製鋼スラグを含有する骨材と、潜在水硬性を有するシリカ含有物質と、ポゾラン反応性を有するシリカ含有物質のうちの1種又は2種を50%以上含有する水和反応によって硬化する結合材とからなる製鋼スラグを主原料とした水和硬化体を提案している。
【0004】
また、他の例として、特開平2−233539号公報は、結合材、細骨材、粗骨材の全てを粉砕及び破砕した鉄鋼スラグ(製鋼スラグだけでない)にすると共に、結合材として高炉スラグと製鋼スラグとを配合したスラグ・ブロックを開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、本発明者が上記の従来技術を用いてP25が0.3質量%以下の製鋼スラグを原料とする硬化体を試作しようとしたところ、下記のような問題点が明らかとなった。
【0006】
すなわち、上記した特開平10−152364号公報及び特開平2−233593号公報に開示された技術に従って硬化体を試作したが、ある種の製鋼スラグを用いると、得られた硬化体の圧縮強度は18N/mm2に満たず、セメント・コンクリートの代替としての使用に耐えるものでなかった。また、多数のひび割れが発生するなどし、特に強度と外観の美麗さが要求されるような土木・建築用のスラグ硬化体ブロックのような用途には、到底使用に堪えないことが判明した。
【0007】
そこで、この原因を詳細に調査したところ、冷却時に製鋼スラグ中の2CaO・SiO2の結晶変態により粉化したスラグ、つまり、P25が0.3質量%以下の製鋼スラグを用いた場合に、製鋼スラグ中の2CaO・SiO2が水中養生及び/又は蒸気養生で水和膨張し、硬化体の圧縮強度は18N/mm2に満たず、また多数のひび割れが発生することを突き止めた。
【0008】
本発明は、かかる事情に鑑み、P25が0.3質量%以下の製鋼スラグを原料の一部として使用しても、硬化体の強度不足、ひび割れの発生等が生じない製鋼スラグ硬化体の製造方法を提案することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上記目的を達成するため鋭意研究を重ね、その成果を本発明に具現化した。
【0010】
すなわち、本発明は、粉粒状の製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質及び水を混練して硬化体を製造する方法において、製鋼スラグとして粉粒状でP25≦0.3質量%の高クロム溶融鉄合金を溶製する際に発生した製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質として高炉スラグ微粉末を使用すると共に、水を除く全配合成分中における粒径1.18mm以下のP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率を10〜90質量%、高炉スラグ微粉末の含有率を5〜40質量%とすることを特徴とする製鋼スラグを原料とする硬化体の製造方法を提案する。
【0011】
また、本発明は、粉粒状の製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質及び水を混練して硬化体を製造する方法において、製鋼スラグとして粉粒状でP25≦0.3質量%の高クロム溶融鉄合金を溶製する際に発生した製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質として高炉スラグ微粉末及びフライアッシュを使用すると共に、水を除く全配合成分中における粒径1.18mm以下のP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率を10〜90質量%、高炉スラグ微粉末の含有率を3〜36質量%、フライアッシュの含有率を1.5〜30質量%とすることを特徴とする製鋼スラグを原料とする硬化体の製造方法である。この場合、高炉スラグ及びフライアッシュの合計含有量に対するフライアッシュの含有量の質量比を0.1〜0.75とするのが良い。
【0012】
上述した3つの発明においては、「高炉スラグ微粉末及びフライアッシュ(フライアッシュが無い場合を含む、以下同様に)」及び粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの合計含有量に対するP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有量の質量比を0.2超とすることが好ましい。また、上述の硬化体を製造する配合物に、さらにアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、硫酸塩、塩化物から選ばれた1種又は2種以上を、「高炉スラグ微粉末及びフライアッシュ」の合計含有量に対して0.2〜20質量%添加したり、あるいは、ナフタレンスルホン酸及び/又はポリカルボン酸を、「高炉スラグ微粉末及びフライアッシュ」及び粒径が0.1mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグ含有量の合計に対して質量比で0.1〜2.0質量%添加することが一層好ましい。さらに、混練後に水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生することが一層好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を詳しく説明する。
【0014】
まず、本発明では、製鋼スラグとして、特に粉粒状で25≦0.3質量%の高クロム溶融鉄合金を溶製する際に発生した製鋼スラグを使用するものである。従来は、特開平10−152364号公報及び特開平2−233593号公報に開示される方法に従って硬化体を試作した場合、強度低下及びひび割れ発生を生じていたが、その配合量を配慮することで、高強度でひび割れがほとんど無い硬化体が得られるようになったからである。製鋼スラグとして、特に前記の25≦0.3質量%の製鋼スラグを使用することにした理由は、
(1)該スラグ中では、2CaO・SiOが結晶変態で粉化し、粉砕処理、すなわち整粒処理を行う必要がほとんどなく、経済的であること、
(2)該スラグは、微粉が多くて反応性が高いので、それ自体が高炉スラグ微粉末、フライアッシュの代替になり得ること
(3)粉化原因である該スラグ中の2CaO・SiOの硬化反応への寄与が大きいことによる。
【0015】
さらに、本発明では、このようなP25≦0.3質量%の製鋼スラグを使用するにあたって、そのうちの粒径1.18mm以下の部分が、水を除く全配合成分中における含有率が10〜90質量%となるように配合するのが良い。本発明者が、P25≦0.3質量%の製鋼スラグのうちで硬化反応に寄与の大きな部分がどのような大きさのものであるかを詳細に調査したところ、粒径1.18mm以下の範囲において特に反応性が良好で、得られる硬化体の強度が高くなり、しかもひび割れの発生が著しく小さくなることを見いだしたからである。また、まれにF、B、Se、V、Ni、Cr6+等が溶出する傾向のあったP25≦0.3質量%の製鋼スラグを硬化体にすることで、それらの溶出を抑制できることをも見出した。そこで、本発明では、P25≦0.3質量%の製鋼スラグに含まれる粒径1.18mm以下の粒度の部分について、配合物中の含有量に特に規定を設けたのである。なお、このことは、配合するP25≦0.3質量%の製鋼スラグの中に、これよりも粒度の大きいP25≦0.3質量%の製鋼スラグが含まれていることを妨げるものではない。粒度の大きいP25≦0.3質量%の製鋼スラグは、冷却過程で粉化が小さかったこと、又は粉砕の過程で粉砕され難かったことを意味し、それ自体が強度を有しているから、骨材あるいは結合材としての寄与があり得るからである。
【0016】
そして、そのような粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグと、一方で、これと反応する潜在水硬性を有するSiO2含有物質とを適正量で配合すると最も高い強度が得られるようにした。
【0017】
そのような潜在水硬性を有するSiO2含有物質としては、高炉スラグ微粉末だけか、あるいは高炉スラグ微粉末とフライアッシュとの混合物が好ましく使用でき、高炉スラグ微粉末を単味で使用する場合の適正含有量は、5〜40質量%である。また、粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率が10質量%未満、あるいは高炉スラグ微粉末の含有量が40質量%超えでは、相対的にSiO2を硬化させるアルカリ(又はアルカリ土類)イオンの供給が不足気味となり、得られる硬化体の強度が低下する。一方、粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率が90質量%超え、あるいは高炉スラグ微粉末の含有量が5質量%未満では、P25≦0.3質量%の製鋼スラグ中の水和膨張性を有するCaOなどの成分を固定するSiO2が不足気味となるため、得られる硬化体を水中養生する過程で硬化体の膨張や粉化が発生し著しく強度が低下することとなる。
【0018】
さらに、潜在水硬性を有するSiO2含有物質として、高炉スラグ微粉末とフライアッシュとの混合物を使用する場合のそれぞれの適正含有量は、粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率10〜90質量%、高炉スラグ微粉末の含有率3〜36質量%、フライアッシュの含有率1.5〜30質量%である。そして、この場合、高炉スラグ及びフライアッシュの合計含有量に対するフライアッシュ含有量の質量比が0.1〜0.75とするのが良い。
【0019】
粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率の限定理由は、上記した通りである。一方、高炉スラグ微粉末と同じように潜在水硬性のSiO2を含有する物質としては、石炭の燃焼によって生成する飛灰であるフライアッシュがある。フライアッシュは、それ自体が極めて微粉であり、これを高炉スラグ微粉末の代替として使用することにより、P25≦0.3質量%の製鋼スラグとの反応性が一層向上しひび割れ発生の抑制と、長時間養生後の強度の向上が可能となる。特に、その含有量が1.5質量%以上、かつ、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対するフライアッシュ含有量の質量比が0.1以上の範囲においてその効果が顕著である。しかし、フライアッシュは、常温での硬化性が高炉スラグ微粉末よりも劣る傾向があり、フライアッシュの含有率が30質量%超え、又は、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対するフライアッシュ含有量の質量比が0.75を超えると、得られる硬化体の全体として硬化を遅らせることとなり、好ましくない。したがって、その含有率は、1.5〜30質量%で、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対するフライアッシュ含有量の質量比は0.1〜0.75とするのが良い。
【0020】
また、本発明では、一層好ましくは、「高炉スラグ微粉末及びフライアッシュ(フライアッシュが無い場合も含む、以下同様に)」及び粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの合計含有量に対する粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有量の質量比を0.2超とするのが好ましい。このような範囲に規定することによって、P25≦0.3質量%の製鋼スラグから供給されるアルカリ(あるいはアルカリ土類)イオンの量と、潜在水硬性を有するSiO2含有物質中の反応性SiO2の量的バランスが一層適正となり、得られる硬化体のひび割れ防止効果が高まるためである。
【0021】
本発明は、上記のような配合によって、硬化体の強度向上とひび割れ発生を著しく低減する効果が得られるものであるが、これに加えて、さらにアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、硫酸塩、塩化物、から選ばれた1種又は2種以上を、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対して0.2〜20質量%添加してもよい。なお、アルカリ土類金属の酸化物、水和物として、本発明の範囲にセメントも含まれる。セメントは3CaO・SiO2等のアルカリ土類金属の酸化物を含み、またこれらが水和反応することにより、アルカリ土類金属の水酸化物であるCa(OH)2が生成するためである。さらに、ナフタレンスルホン酸及び/又はポリカルボン酸を、「高炉スラグ微粉末及びフライアッシュ」及び粒径が0.1mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグ含有量の合計含有量に対して0.1〜2.0質量%添加しても良い。
【0022】
アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、硫酸塩、塩化物から選ばれた1種又は2種以上を0.2質量%以上添加することによって、硬化体の硬化を促進することが可能となり、養生に要する時間を短縮することができるからである。しかし、20質量%を超えて添加してもその効果が飽和するため、上限は20質量%とする。
【0023】
また、ナフタレンスルホン酸及び/又はポリカルボン酸を添加すると、原料を水と共に混練する際の混錬性が向上する。そのため、混練に必要な水の量を低減することができ、その結果、より高強度の硬化体が得られるようになるからである。その際に、その添加量を「高炉スラグ微粉末及びフライアッシュ」の合計含有量に対して0.1質量%未満では、効果に乏しく、2.0質量%を超えて添加しても効果が飽和するので、0.1〜2.0質量%に限定した。
【0024】
なお、本発明では、P25≦0.3質量%の製鋼スラグとして、高クロム溶融鉄合金を溶製する際に発生するスラグを用いるのが良い。ここに、高クロム溶融鉄合金とは、含クロム溶銑、ステンレス鋼に代表される高クロム溶鋼(通常、Cr含有量5質量%以上含有する)、あるいはこの高クロム溶鋼を製造する母溶湯(例えば、電気炉等で溶製される、Cr≧5質量%、C=1〜2質量%の溶融鉄合金等)などが挙げられる。クロム溶銑は、通常、電気炉や鉄浴式溶融還元炉、シャフト炉式の溶融還元炉等によって溶製される。高クロム溶鋼は、電気炉、転炉、AOD炉などの一次精錬炉、さらにVOD炉、RH脱ガス設備その他の二次精錬炉を経て溶製される。また、高クロム鋼を製造する母溶湯は、主として電気炉や転炉で溶製される。これらの溶製炉のうち、クロム鉱石を還元する溶融還元炉では、当然のことながら還元雰囲気で製錬が行われるために、原料中のPは殆どが高クロム熔融鉄合金に移行するために、必然的にスラグ中のP25含有量は0.3質量%以下の低い値となる。また、他の製・精錬炉においても、高クロム鉄合金の精錬に際しては、Crのスラグ中への酸化損失が避け難く、最終段階でそのスラグ中に移行したクロム酸化物を還元する処理が必要となる。このような還元処理は、スラグ中にSi等の各種の還元剤を投入して行うが、その際に、スラグ中に存在するP25の大部分も還元されて、溶融鉄合金中に移行するため、スラグ中のP25含有量は0.3質量%以下にまで低下する。このようにP25含有量の低いスラグは、冷却時に2CaO・SiO2の結晶変態により特に粉化し易いから、本発明に好適であると共に、本発明によらなければ、有効な固化が困難である。
【0025】
さらに、混練後に水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生するのが良い。水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生することにより、短時間で著しく強度が高くなるためである。水蒸気を含む雰囲気とは、大気中に水蒸気を含む雰囲気はもちろんのこと、例えば窒素ガス、CO2ガス等、又はこれらの混合ガスに水蒸気を含む雰囲気でも良い。この時の相対湿度は60%以上にすることが好ましい。より短時間で強度が高くなるためである。また、空気等の他のガスを含まない水蒸気100%の雰囲気、すなわち水蒸気を直接吹き込んでも良い。なお、飽和水蒸気40℃未満では強度向上効果が低く、また105℃以上では不経済となるため好ましくない。なお、混練物を型枠に流し込んだ後、すぐに水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生しても良く、あるいは脱枠可能な強度になるまで大気中などで養生後、脱枠した後に水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生しても良く、さらに即時脱枠により成形後に水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生しても良い。なお、水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生後の養生方法については特に限定しない。
【0026】
また、本発明における高炉スラグ微粉末としては、高炉水砕スラグを粉砕したものである。その粒径は、約0.1mm以下、ブレーン法による比表面積が約3000cm2/g以上のものが好ましい。また、4000cm2/g以上の高炉スラグ微粉末を用いると、より活性が高くなり一層好ましい。また、フライアッシュは、石炭燃焼時に発生する灰であり、JIS規格品は勿論のこと、規格外の原粉を使用しても良い。
【0027】
【実施例】
以下に、表1に組成を示すP25≦0.3質量%の製鋼スラグを用いての実施例及び比較例を説明する。なお、高炉スラグ微粉末は、比表面積が約4000cm2/gのもの、フライアッシュは、JISII種に相当するものを使用した。
【0028】
【表1】
Figure 0003823815
【0029】
(実施例1)
配合原料として粉砕したP25≦0.3質量%の製鋼スラグ、粒径0.1mm以下に微粉砕した高炉スラグ微粉末及びCa(OH)2を水で混練してから型枠に流し込み、24時間後に脱枠した。これを20℃の水中又は大気中で養生をして硬化体にした。また、一部の試料では水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生して、硬化体にした。配合物中の各原料の含有量、比率、混練水の添加量を表2に示す。得られた硬化体の圧縮強度、湿潤比重、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の表面ひび割れ本数、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の環境庁告示46号法によるF、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量を表3に併せて示す。
【0030】
【表2】
Figure 0003823815
【0031】
【表3】
Figure 0003823815
【0032】
(実施例2)
配合原料として粉砕したP25≦0.3質量%の製鋼スラグ、粒径0.1mm以下に微粉砕した高炉スラグ微粉末、フライアッシュ(粒径0.1mm以下)及びCa(OH)2を水で混練して型枠に流し込み、24時間後に脱枠した。これを20℃の水中又は大気中で養生をして硬化体とした。また、一部の試料では水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生して、硬化体にした。配合物中の各原料の含有量、比率、混練水の添加量を表4に示す。得られた硬化体の圧縮強度、湿潤比重、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の表面ひび割れ本数、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の環境庁告示46号法によるF、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量を表5に併せて示す。
【0033】
【表4】
Figure 0003823815
【0034】
【表5】
Figure 0003823815
【0035】
(実施例3)
配合原料として粉砕したP25≦0.3質量%の製鋼スラグ、粒径0.1mm以下に微粉砕した高炉スラグ微粉末、さらに一部についてはこれにフライアッシュ(粒径0.1mm以下)を加えると共に、Ca(OH)2その他の添加剤を加え、水で混練して型枠に流し込み、24時間後に脱枠した。これを20℃の水中又は大気中で養生をして硬化体とした。また、一部の試料では水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生して、硬化体にした。配合物中の各原料の含有量、比率、混練水の添加量を表6,7に示す。得られた硬化体の圧縮強度、湿潤比重、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の表面ひび割れ本数、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の環境庁告示46号法によるF、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量を表8,9に併せて示す。
【0036】
【表6】
Figure 0003823815
【0037】
【表7】
Figure 0003823815
【0038】
【表8】
Figure 0003823815
【0039】
【表9】
Figure 0003823815
【0040】
(比較例)
配合原料として粉砕したP25≦0.3質量%の製鋼スラグ、粒径0.1mm以下に微粉砕した高炉スラグ微粉末、さらに一部についてはこれにフライアッシュ(粒径0.1mm以下)及びCa(OH)2を、本発明範囲から外れる含有率の条件下、水で混練して型枠に流し込み、24時間後に脱枠した。これを20℃の水中又は大気中で養生をして硬化体とした。また、一部の試料では水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生して、硬化体にした。配合物中の各原料の含有量、比率、混練水の添加量を表10に示す。得られた硬化体の圧縮強度、湿潤比重、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の表面ひび割れ本数、20℃で28日大気中養生後、又は蒸気養生後に20℃で28日大気中養生後の環境庁告示46号法によるF、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量を表11に併せて示す。
【0041】
【表10】
Figure 0003823815
【0042】
【表11】
Figure 0003823815
【0043】
以上の実施例及び比較例で得られた成績は、前記した各表を参照すると、以下のように総括できる。つまり、P25≦0.3質量%の製鋼スラグのうち、粒径が1.18mm以下のものの含有率が本発明の条件を満たさない比較例1では、28日養生後の表面ひび割れが3本/cm2であり、耐摩耗性が悪く又はハンドリング時の硬化体の割れや欠けが発生したが、本発明例では、いずれもひび割れが0.5本/cm2以下であり、ひび割れが著しく小さく、耐摩耗性やハンドリング時の割れや欠けの問題は生じなかった。特に、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ及び粒径0.425mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの合計含有量に対するP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有量の質量比(表中Cで示す比率)が0.2超である本発明例の1−1、1−3、1−5、1−6、1−8〜1−21では、硬化体のひび割れ本数が0.4本/cm2以下とさらに少なくなり好ましい。
【0044】
また、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ及び粒径0.1mm以下のP25≦0.3質量%の製鋼スラグの合計含有量に対するP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有量の質量比(表中Dで示す比率)が0.2超である本発明例の1−9〜1−21では、硬化体のひび割れ本数が0.3本/cm2以下とさらに少なくなり好ましい。
【0045】
さらに、高炉スラグ微粉末に加えてフライアッシュを適量配合した実施例2の各例では、硬化体のひび割れ本数が一層低減している。加えて、各種添加剤を添加した実施例3の各例では、硬化体の強度向上とひび割れの低減が達成できた。さらに加えて、水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生すると蒸気養生直後で10N/mm2以上の強度となり、また蒸気養生後に7日間20℃の水中で養生すると蒸気養生無しで20℃水中において28日間養生した試料と同レベルの強度になる。すなわち、蒸気養生をすると短時間の養生で強度を高くすることができる。さらに加えて、各実施例とも、F、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量が抑制できている。
【0046】
なお、比較例4は、特開平2−233539号公報記載の実施例相当の配合量と粒径によって製造した硬化体であるが、60日後に、2CaO・SiO2の水和膨張により崩壊したばかりでなく、F、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量の抑制効果もほとんどなかった。
【0047】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により、P25が0.3質量%以下の製鋼スラグを原料の一部として使用しても、高強度で、且つ表面層でのひび割れがほとんど無い製鋼スラグ硬化体が得られるばかりでなく、F、B、Se、V、Ni、Cr6+の溶出量の抑制ができた。その結果、該製鋼スラグ硬化体は、路盤材、土木材、人工石、海洋ブロック、その他コンクリート代替品として使用可能である。つまり、本発明は、資源の再利用、環境の向上等に寄与するところが大である。

Claims (10)

  1. 粉粒状の製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質及び水を混練して硬化体を製造する方法において、
    製鋼スラグとして粉粒状でP25≦0.3質量%の高クロム溶融鉄合金を溶製する際に発生した製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質として高炉スラグ微粉末を使用すると共に、水を除く全配合成分中における粒径1.18mm以下のP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率を10〜90質量%、高炉スラグ微粉末の含有率を5〜40質量%とすることを特徴とする製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  2. 前記粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグ及び高炉スラグ微粉末の合計含有量に対する粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有量の質量比を0.2超とすることを特徴とする請求項1記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  3. 前記製鋼スラグ硬化体を製造する配合物に、さらにアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、硫酸塩、塩化物から選ばれた1種又は2種以上を、高炉スラグ微粉末に対して0.2〜20質量%添加することを特徴とする請求項1又は2記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  4. 前記製鋼スラグ硬化体を製造する配合物に、さらにナフタレンスルホン酸及び/又はポリカルボン酸を、高炉スラグ微粉末及び粒径が0.1mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの合計含有量に対して0.1〜2.0質量%添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  5. 粉粒状の製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質及び水を混練して硬化体を製造する方法において、
    製鋼スラグとして粉粒状でP25≦0.3質量%の高クロム溶融鉄合金を溶製する際に発生した製鋼スラグ、潜在水硬性を有するSiO2含有物質として高炉スラグ微粉末及びフライアッシュを使用すると共に、水を除く全配合成分中における粒径1.18mm以下のP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有率を10〜90質量%、高炉スラグ微粉末の含有率を3〜36質量%、フライアッシュの含有率を1.5〜30質量%とすることを特徴とする製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  6. 前記高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対するフライアッシュ含有量の質量比を0.1〜0.75とすることを特徴とする請求項5記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  7. 前記粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグ、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対する粒径1.18mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの含有量の質量比を0.2超とすることを特徴とする請求項5又は6記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  8. 前記製鋼スラグ硬化体を製造する配合物に、さらにアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、硫酸塩、塩化物から選ばれた1種又は2種以上を、高炉スラグ微粉末及びフライアッシュの合計含有量に対して0.2〜20質量%添加することを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  9. 前記製鋼スラグ硬化体を製造する配合物に、さらにナフタレンスルホン酸及び/又はポリカルボン酸を、高炉スラグ微粉末、フライアッシュ及び粒径が0.1mm以下でP25≦0.3質量%の製鋼スラグの合計含有量に対して0.1〜2.0質量%添加することを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
  10. 混練後に水蒸気を含む40〜105℃の雰囲気下で0.5〜24時間養生することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の製鋼スラグ硬化体の製造方法。
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