JP3823780B2 - 摩擦攪拌接合方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は複数の金属線または金属箔同士または金属線または金属箔と板材とを摩擦攪拌接合方法する方法に関し、複数の金属線同士または金属線と板材とを高品質かつ効率的に接合する接合方法の発明に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の金属線または金属箔同士または金属線または金属箔と板材とを金属的に接合する方法としては、(1)はんだ材あるいはろう材による方法、(2)拡散接合方法、(3)アーク,レーザ,電子ビームの熱源による溶接方法、(4)かしめなどの機械的な接合方法などが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の接合方法において、(1)のはんだ付の場合は耐熱性の点で問題がある。さらに、はんだ付け,ろう付けの場合は腐食に悪影響があるフラックスなどを用いるため、長期的な信頼性の点で問題がある。また、ろう付けの場合は接合部のみならず接合部に付随する全体を加熱する必要があるため生産性に問題がある。
【0004】
一方、(2)は接合の際に接合体全体を高い温度に加熱する必要があるため生産性に問題がある。(3)は接合する金属線または箔が数mm以下の細い場合は接合前に溶解が生じるため、安定に溶接することは困難である。さらに、(1)〜(3)とも前記金属線の表面に絶縁皮膜など非金属皮膜が形成された状態での接合は困難である。このため、接合前に前記絶縁皮膜を剥離後、接合している。なお、特に絶縁皮膜の耐熱性が高い場合は剥離も困難であるため、剥離作業などが必要となり生産性の点で問題がある。
【0005】
(4)は長期的な信頼性の点で問題がある。
【0006】
一方、従来の摩擦攪拌接合方法においては接合材を強固に固定する必要がある。しかし、細い金属線や箔は単独では固定が困難である。さらに、金属線や箔を前記摩擦攪拌接合で接合した場合、接合過程で金属線の破断が生じて安定に接合できない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
複数の金属線または金属箔同士の接合の場合は、予め、前記金属線または金属箔を固定材の中に埋め込むなどの方法で固定して一体化する。前記方法で一体化された金属線または箔を固定材とともに摩擦攪拌接合することにより達成できる。
【0008】
一方、金属線または金属箔と板材との接合の場合も金属線または金属箔を予め前記板材の中に埋め込むなどの方法で一体化する。前記方法で一体化された金属線または箔を板材とともに摩擦攪拌接合することにより達成できる。
【0009】
さらに、金属線または金属箔の表面が非金属性の物質で皮膜されている場合も摩擦攪拌接合の過程で前記皮膜は機械的に破壊,分散され、かつ熱的に分解されるため、接合が可能となる。
【0010】
前記摩擦攪拌接合方法は、接合材をその融点以下の温度で接合できるため、接合後の歪が少ないなど多くの特徴がある。しかし、金属線または箔の場合、特に細い金属線同士または金属線と板材との接合の場合は固定が困難であるなど実用的には多くの問題がある。
【0011】
そこで、本発明では複数の金属線または金属箔同士を接合する場合、固定材など第2の部材の中に予め前記金属線を埋め込みなどの方法で固定して一体化する。つまり、前記固定材の中に強固に固定した状態で前記固定材とともに摩擦攪拌接合する。この場合、前記固定材も同時に接合されることが本発明の特徴である。
【0012】
一方、金属線または金属箔と板材との接合も同様で前記金属線を板材の中に予め固定した状態で摩擦攪拌接合する。
【0013】
前記金属線または金属箔の表面に非金属性の物質で皮膜が形成されている状態でも摩擦攪拌作用で前記皮膜は前記接合の過程で機械的に破壊と粉砕され、かつ、熱的にも分解されるため接合が可能となる。さらに、前記皮膜は加熱によって分解されるため、電気的特性には問題がない。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施例1
図1は複数の金属線同士を摩擦攪拌接合方法によって接合する本発明の実施例を示す斜視図であり、図2は図1のA−A方向の断面図である。摩擦攪拌接合用の回転ツール1は、ピン部2と前記ピン部2よりも太いショルダ部3からなっている。前記回転ツール1は、回転軸を通じて回転駆動モータに連結されている。
【0015】
図1,図2に示すように複数の金属線4a,4b,4cは固定材5の中に埋め込まれて固定されている。本実施例で用いた金属線は直径が1mmの銅線である。前記銅線の表面には電気絶縁性のエナメル絶縁皮膜が形成されている。前記エナメル皮膜はポリアミド系でこの耐熱温度は700℃である。一方、前記固定材5には予め前記金属線と同じ形状の孔6a,6b,6cが複数加工され、前記孔の中に前記金属線を挿入して固定する。前記固定材5は接合方向の長さが10mm,幅6mm,厚さ2mmである。
【0016】
前記固定材5に銅線が固定された状態で前記固定材の表面から前記回転ツール1を矢印7方向に回転した状態で挿入する。次に前記回転ツール1を矢印8方向に移動する。
【0017】
本実施例における前記回転ツール1のピン部2の長さは1mm,直径2mm、ショルダ部の直径は4mmである。ツールの回転数は1000rpm 、移動速度は100mm/minである。
【0018】
図3は本発明の摩擦攪拌接合によって接合した摩擦攪拌接合部の断面を示す。複数の金属線は固定材5を介して摩擦攪拌接合部9によって金属的に接合される。前記方法によって接合された前記複数の金属線同士の接合部の電気抵抗は、銅の電気抵抗と同じである。前記方法によって接合された複数の銅線は自動車用の制御機器に使用するのに適する。
【0019】
実施例2
図4は複数の銅線と端子板とを摩擦攪拌接合方法によって接合する本発明の実施例を示す斜視図である。図5は図4のB−B方向の断面図である。図4,図5に示すように複数の金属線(銅線)4a,4bは端子板10の中に固定され、端子板10を介して同時に摩擦攪拌接合される。前記ツールのピン部の長さは0.8mm、直径は1.5mm、ショルダ部の直径は3mmである。一方、銅線は直径が0.5mmで、表面には電気絶縁性のエナメル絶縁皮膜が形成されている。前記エナメル皮膜はポリアミド系でこの耐熱温度は700℃である。
【0020】
一方、前記銅線を固定する端子板10は黄銅で接合方向の長さは10mm,幅5mm,厚さ2mmである。なお、前記端子板の表面には前記と同様のエナメル絶縁皮膜が形成されている。この端子板は接合部が予め銅線の外形に応じて孔状に加工され、前記孔6a,6bに前記銅線を挿入して固定する。
【0021】
前記のごとく、銅線が端子板10に固定された状態で前記端子板10の表面から前記回転ツール1を回転した状態で挿入後、前記ツールを移動して接合する。回転ツールの回転数は1000rpm 、移動速度は100mm/minである。
【0022】
図6は本発明の接合方法によって接合した接合部の断面を示す。複数の銅線は端子板10に金属的に接合されている。前記方法によって接合された接合部の電気抵抗は銅の電気抵抗と同じであり、自動車用の制御機器に適する。
【0023】
実施例3
図7は複数のアルミニウム箔とアルミニウム端子板とを摩擦攪拌接合方法によって接合する本発明の実施例を示す斜視図を示し、図8は図7のC−C方向の断面図である。図7,図8に示すように複数のアルミニウム箔14a,14bは端子板10の中に固定され、端子板10とともに摩擦攪拌接合される。
【0024】
前記アルミニウム箔14a,14bは厚さ0.2mm ,幅3mmである。一方、前記アルミニウム箔を固定する端子板10はアルミニウム合金で、厚さが2mm,幅が6mmである。この端子板は接合部が予めアルミニウム線の形状に応じて孔状に加工され、前記孔16a,16bにアルミニウム箔を挿入して固定する。前記端子板10の裏面には前記アルミニウム箔を保持する保持板11が配置されている。ただし、前記保持板11は鋼板からなり、接合後、除去される。
【0025】
前記のごとく、アルミニウム箔が端子板10に固定された状態で前記端子板
10の表面から前記回転ツール1を回転した状態で挿入後、前記ツールを移動して接合する。前記ツールのピン部の長さは0.5mm 、直径は1mm、ショルダ部の直径は3mm、回転数は1000rpm 、移動速度は100mm/minである。
【0026】
図9は本発明の接合方法によって摩擦攪拌接合した接合部19近傍の断面を示す。複数のアルミニウム箔14a,14bは端子板10と金属的に接合されている。前記方法によって接合された接合部19の電気特性はアルミニウムの電気特性と同じである。このため、工業用の電気機器に使用するのに適する。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、金属線または金属箔同士または金属線と端子板との摩擦攪拌接合が安定かつ高い品質で効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す摩擦攪拌接合前の斜視図である。
【図2】本発明の実施例を示す図1の断面図である。
【図3】本発明の実施例を示す摩擦攪拌接合後の断面図である。
【図4】本発明の実施例を示す摩擦攪拌接合前の斜視図である。
【図5】本発明の実施例を示す図4の断面図である。
【図6】本発明の実施例を示す摩擦攪拌接合後の断面図である。
【図7】本発明の実施例を示す摩擦攪拌接合前の斜視図である。
【図8】本発明の実施例を示す図7の断面図である。
【図9】本発明の実施例を示す摩擦攪拌接合後の断面図である。
【符号の説明】
1…回転ツール、2…ピン部、3…ショルダ部、4a,4b,4c…金属線、5…固定材、6a,6b,6c…孔、9…摩擦攪拌接合部、10…端子板、11…保持板。

Claims (9)

  1. ピン部と前記ピン部より太いショルダ部からなる回転ツールの回転作用と接合材との相対移動によって複数の金属線同士または金属箔同士を摩擦攪拌接合する接合方法において、前記複数の金属線または金属箔を予め固定材の中に固定して一体化し、前記固定材を介して金属線または金属箔同士を接合することを特徴とする金属線又は箔の摩擦攪拌接合方法。
  2. ピン部と前記ピン部より太いショルダ部からなる回転ツールの回転作用と接合材との相対移動によって金属線または金属箔と板材とを接合する方法において、前記金属線または金属箔を予め前記板材の中に固定して一体化し、前記板材を介して金属線または金属箔と前記板材とを接合することを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  3. 請求項1又は2において、前記金属線または金属箔は銅,黄銅,アルミニウムまたはニッケルまたは前記各金属を主体とする合金であることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  4. 請求項1又は2において、前記固定材または板材は銅,黄銅,アルミニウムまたはニッケルまたは前記各金属を主体とする合金であることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  5. 請求項1又は2において、前記固定材または板材は、電気的導通の接続端子の機能を有することを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  6. 請求項1または2において、前記金属線または金属箔の表面に非金属皮膜が形成されていることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  7. 請求項1又は2において、前記固定材または板材の表面に非金属皮膜が形成されていることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  8. 請求項6又は7において、前記非金属皮膜はエナメル絶縁皮膜であることを特徴とする摩擦攪拌接合方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか1つに記載の接合方法によって接合されていることを特徴とする工業用機器。
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