JP3822538B2 - 組み立て式棚の連結部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、方形状板体の相互間を連結して組み立てる組み立て式棚の連結部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から商品陳列用の飾り棚は、図8に示すように、複数枚の化粧板の端部を突合わせて連結部材でほぼ立方形又は直方形に連結して形成されている。組立式の商品陳列棚は、棚の大きさを用途に合わせて自由に調節できるため、各種部材の保管や輸送が便利ある。この組立式の商品陳列棚は、透明或いは半透明板を用いて各種形状に形成されたものが、小物展示用のショウケースなどとしてく用いられている。
【0003】
この従来の商品陳列棚の連結部材は、図9に示すように、方形状の化粧板21を突合わせ、その端部相互間を各種の連結部材22,23,24を組合わせて、立方形又は直方形の陳列棚を形成したものである。この各種の連結部材22,23,24の挿入溝に化粧板21の縁部を装着して組立式棚を形成する。そしてこの棚に用いられる連結部材22は、化粧板21の縁部をそれぞれ挿入するための溝22a,22aが設けられたコーナー部を形成するものである。また、連結部材23は、化粧板21の端部それぞれを挿入するための溝23a,23a,23aが設けられたT字部を形成するものである。さらに連結部材24は、化粧板21の端部それぞれを挿入するための溝24a,24a,24a,24aが設けられた十字を形成するものである。これらの連結部材22,23,24を適宜組み合わせての小物展示用のショウケースを組み立てる。
【0004】
前記溝22a,23a,24aには、化粧板21の縁部が挿入されてこれらを連結すると同時に、板21が溝22a,23a,24aから抜けないように、各連結部材22、23、24に対をなして突出するように押圧凸条22b,23b,24bが形設され、押圧凸条22b,23b,24bの押圧作用で縦横方向に掛止される
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の組立式商品陳列棚に用いられる連結部材22,23,24を用いた組立式商品陳列棚は、正方形或いは長方形の四角形状の陳列棚しか形成することができない。六角形或いは八角形の陳列棚を連続して形成することができない。
【0006】
また、この連結部材22,23,24を用いた組立式商品陳列棚は、溝の幅以上の板厚ものが使用することが困難なことから、方形の棚板の厚みが常に一定のものしか使用できない。
【0007】
また、上記連結部材22,23,24は、化粧板21の端部を前記のように挿入したとき、押圧凸条22b,23b,24bの弾性圧でしか化粧板を締め付けていないために棚全体がぐらつきやすく不安定である。そのために振動や衝撃に弱く、重量物の展示には向かないという問題があった。
【0008】
発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、四角形、六角形或いは八角形の陳列棚を化粧板又は硝子板等の端部を両面から締め付けて固定し、ぐらつきのない強固な棚を組み立てることができる組み立て式棚の連結部材提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の請求項1に係る組み立て式棚の連結部材は、 パネル板の端縁部相互間を連結して多角形陳列棚の側面中間部を形成する連結部材であって、外側が平坦で内側に前記パネル板の突合わせ部位を密接するように形成し、該部位間に平坦面を備えた山型の締着受部を形成した外側部材と、該外側部材の前記締着受部に平行に形成された締付部とこの締付部の両側に前記パネル板の端縁部を挟圧する押え部を形成した左右に溝幅を設けてあるネジの挿入孔が形設されている内側部材と、前記外側部材の締着受部に対し前記内側部材の締付部を圧接する方向にこれらにねじ込まれ、前記パネル板の端縁部を前記突合せ状態にて締着させるネジとからなり、前記パネル板の端縁部を前記外側部材の締着受部に装着し、該締着受部に前記内側部材を当接して前記締付部で締め付けて多角形陳列棚を形成することを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2に係る組み立て式棚の連結部材は、パネル板の端縁部相互間を連結して多角形陳列棚の側面中間部を形成する連結部材であって、外側が平坦で内側に前記パネル板の突合わせ部位を密接するように形成し、該部位間に平坦面を備えた山型の締着受部を形成した外側部材と、該外側部材の前記締着受部に平行に形成された締付部とこの締付部の両側に前記パネル板の端縁部を挟圧する押え部を形成した左右に溝幅を設けてあるネジの挿入孔が形設されている内側部材と、前記外側部材の締着受部に対し前記内側部材の締付部を圧接する方向にこれらにねじ込まれ、前記パネル板の端縁部を前記突合せ状態にて締着させるネジとからなり、前記パネル板の端縁部を前記外側部材の締着受部に装着し、該締着受部に前記内側部材を当接して前記締付部で締め付けて多角形陳列棚を形成することを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3に係る組み立て式棚の連結部材は、 パネル板の端縁部相互間を連結して多角形陳列棚の三方向部を形成する連結部材であって、多角形の先端を切り欠いて前記パネル板の突合わせ部位を密接するように形成し、該部位間に平坦面を備えた締着受部を形成した芯部材と、該芯部材の前記締着受部に平行に配置された締付部とこの締付部の両側に前記パネル板の端縁部を狭圧する押え部を形成した左右に溝幅を設けてあるネジの挿入孔が形設されている内側部材と、 前記芯部材の周面に隣り合うように配置された前記外側部材の押え部間に前記パネル板の端縁部を介在させた状態にて前記両部材を締着するネジとからなり、 前記締着受部に前記内側部材の締付部を当接して前記ネジで締め付けてなることを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項4に係る組み立て式棚の連結部材は前記ネジが、前記外側部材或いは前記芯部材の締着受部の中央部に設けられたネジ穴に対しこのネジ穴と連通する前記内側部材或いは外側部材の挿通穴を通してねじ込まれてなる。
本発明の請求項5に係る組み立て式棚の連結部材は、前記パネル板が、プラスチック製、ガラス製、金属製で形成され、形状が方形状、多角形状、円形又は楕円形或いはこれらの組み合わせである。
【0013】
請求項1〜4の発明によれば、連結部材が棚を構成するパネル板の端縁部を表裏面から内外部材で挟持しつつ、締結部材で締め付ける構成に成っているので、パネル板の端縁部で固定され、ぐらつきのない強固な組み立て式棚を構成することが可能となる。
【0014】
また、連結部材は各種角度を形成することにより、例えば四角形、六角形、八角形等あるいはその集合体からなる陳列棚を構成することが可能となる。
【0015】
請求項4によれば、締着受部で、内側部材と外側部材の両部材間を締めつけるので、ぐらつきのない強固な組み立て式棚が可能となる。
【0016】
請求項5によれば、パネル板として、プラスチック製、ガラス製、金属製で形成され、形状が方形状、多角形状、円形又は楕円形或いはこれらの組み合わせができるので、統一性、装飾性のある組み立て式棚を形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】
図1から図7は本発明の実施の形態に係り、図1はパネル板を直角に連結する連結部材の例を示すもので、(a)は連結部材の断面説明図、(b)は同連結部材の外側部材の外面図、(c)は同連結部材の内側部材の正面図、図2は図1におけるパネル板の板厚を厚くした場合の断面説明図、図3はパネル板をT字形に連結する連結部材の例を示すもので、(a)は連結部材の断面説明、(b)は同外側部材の外面図、図4はパネル板を十字形に連結する連結部材の例を示すもので、(a)はその断面説明図、(b)は同内側部材の外面図、図5はパネル板を十字形に連結する連結部材の他の例を示す断面説明図、図6はパネル板を直角より大きい角度に連結する連結部材の例を示すもので、(a)は断面説明図、(b)は同外側部材の外面図、図7はパネル板を三角放射形に連結する連結部材の例を示すもので、(a)はその断面説明図、(b)は同内側部材の外面図である。
【0019】
本発明に係わる連結部材を使用する組み立て式棚は、複数枚の小型パネル板1を組合せ、それぞれの連結部(突合わせ部)を各種の連結部材2、12、22、32を使用して連結するものである。また、この組立式の陳列棚には種々な形のものがあり、パネル板1の組合せ角度その他の構成により各種の連結部材が必要になる。以下にその各種連結部材の構成について説明する。
【0020】
本発明に係る請求項1に示す連結部材2は、パネル板を直角(90°)に連結する例を示すもので、図1(a),(b),(c)に示すように、外側部材3と、内側部材4と、締結部材6とで構成される。外側部材3は、例えば直角(90°)に屈曲した形状をなし、両端部にパネル板1の端縁部1aを突合わせる部位3aを形成し、これらの部位間3a,3aに平坦面締着受部3bを形成したものである。また、内側部材4はこの外側部材3の前記締着受部3bに沿って平行に形成された平坦な締付部4aとこの締付部4aの両側に、この締付部4aを挟んで相互に直角に延びる押圧面5bで前記パネル板を挟圧する押え部4bを形成したものである。さらに、締結部材6はこの外側部材3と内側部材4とで、パネル板1の端部1aを押圧面5a,5b間に介在し、この内側部材のほぼ中央部分からネジ7などの締付具を挿入して両部材3、4を締着する。
【0021】
このように、連結部材2には、各内外側部材3,4の両側方でパネル板1の端縁部1aを挟圧して締着する押圧面5a,5bが形成されているので、締着受部3bに締付部4aを近づけるようにネジ7を締め付けると、パネル板1の端縁部1aは押圧面5a,5bで強固に固定される。また、内外側部材3,4の角部は面取10が施されている。
【0022】
また、締結部材は、図1(a)に示すように、ネジ7と、外側部材3の締着受部3bのほぼ中央に形設されている雌ネジ8と、この雌ネジ8に対向して連通する内側部材4に穿設され挿通穴9で構成される。挿通穴9は内側部材4の押え部4bのほぼ中央に穿設されている。パネル板1の端縁部1aを押圧面5a,5bで両側から挟んだ状態で、ネジ7を挿通穴9を通して雌ネジ8にねじ込むと、内側部材4と外側部材3の間でパネル板1が保持される。なお、挿通穴9にネジ7頭部を収納する溝部を連設しても良い。また、内側部材4の挿通穴9は、締め付け時の締着受部3bに対する締付部4aのずれを微調整可能に左右に幅広にしてある。これによって、パネル板1の板厚が所定範囲内で異なるものを接続する時に対応可能となる。締着方法は、内外部材3,4の間にパネル板1の端縁部1aを挟持し、ネジ7を挿通穴9に挿入して雌ネジ8に螺合して締め付ける。これにより、押圧面5a,5bで、パネル板1の端縁部1aを強固に締着できる。
【0023】
なお、図1(a)は上記直角方向にパネル板1を連結した態様を示すものであり、締結部材6で締め付けたときに外側部材3の締着受部3bと、内側部材4の締付部4aとは締付部間に密着することが好ましい。しかしながら、図2に示すように、パネル板1の厚みLがある場合には、締付部4aと締着受部3b間が密着しないで、隙間tが保たれてても良い。
【0024】
次に、本発明に係る請求項2に示す連結部材12は、パネル板1相互間をT字形に連結する場合の例で、図3に示すように、外側部材13と、内側部材14と、締結部材6で構成される。図3(a),(b)に示すように、外側部材13は、内側にパネル板1の端縁部1aを突合わせる部位3a,3aを形成し、この部位3a,3a間に平坦面を有する締着受部3bを形成したものである。また、内側部材14は、この外側部材13の前記締着受部3bに平行に形成された締付部4aとこの締付部4aの両側に前記パネル板1の端縁部1aを側から押圧する押え部4bを形成したものである。これらのうち一方の押え部4bは外側部材13の押圧面5aとの間にパネル板1の端縁部1aを挟み、他方の押え部4bは互いに対向して、これらの間に別のパネル板1の端縁部1aを挟むように機能する。
更に締付具であるネジ7は、締付部4aの中央部に形成された挿通穴9を通して、外側部材13の締着受け部3bの中央付近にねじ込まれて、この外側部材13と内側部材14とで3枚のパネル板1を挟圧保持するように機能する。
【0025】
この実施例の連結部材12では、組立棚の側面中間部を構成するもので、3枚のパネル板1は各部1a,1a,1a相互間連結されて、T字形をなす。なお、図1と同様に、側部材13と側部材14の各角部は面取10が施されている。
【0026】
さらに、本発明に係る請求項3に示す連結部材は、パネル板1を十字形をなす場合の連結部材2を示すもので、内側部材としての芯部材23と、側部材24と、締結部材6から構成される。図4(a),(b)に示すように、芯部材23は、内側にパネル板1の端縁部1aを突合わせる部位3a,3a,3a,3aを形成し、該部位間に平坦面を有する締着受部3b,3b,3b,3bを形成した四角形状のものである。側部材24は、側部材23の前記締着受部3bに平行に形成された締付部4a,4aとこの締付部4a,4aの両側に前記パネル板1の端縁部1aを狭圧する押え部4b,4bを形成したものである。また、締結部材6のネジ7は、芯部材23の周囲で隣り合うように配置された外側部材24の押え部4b間にパネル板1の端縁部1aを介在させた上で、両部材をそれぞれ締結する。
【0027】
この実施例の連結部材2は、組立棚の内部を構成するものである。このように直角の押圧面5bが形成された4個の側部材24の押圧面5b相互が対向配置され、中央に隅部が面取された四角形の芯部材23が配置されたものである。
そして側部材2にはネジ7の挿通穴9が設けられ、この挿通穴9に対向して四角形の側部材23には雌ネジ8が螺設されていている。パネル板1の端縁部1a相互間を十字形に挟持しつつネジ7を挿通穴9を介して雌ネジ8にねじ込み、端縁部1a相互間を締め付けることによりパネル板1を十字形に連結できる。なお、図1同様に、内側部材13の部には面取10が施されている。
【0028】
図5は、パネル板1の板厚を厚くした場合の芯部材23の他の実施例を示すものである。芯部材23の角部で、パネル板1の端縁部1aをで受けるようにしたものである。この場合、図1の締着受部3bを形成しなくても、押圧面5aに点線で示すようなネジ15を螺着して、パネル板1と側部材24とで係止する。
また、押圧面5aに点線で示すような突起16aを形成し、これに対応するパネル板1の端縁部1aに受け溝16bを形成して、これらを互いに嵌着させることもできる。このように構成することによって、押圧面5a,5bの締め付けが強いので外れたり、緩んだりすることがない。この実施例は、パネル板1の板厚がある場合に有効である。
【0029】
次に、パネル板1相互間が多角形例えば、六角形或いは八角形をなす場合の連結部材20の例を、図6(a),(b)を参照して説明する。この実施態様は図1の連結部材の変形である。パネル板1相互間の角度が直角より大きくなる場合、例えば六角形の陳列棚を構成する場合の連結部材20は、図6(a),(b)に示すように、外側部材25と、内側部材27と、締結部材26で構成される。外側部材25は、略120°に屈曲した角部の内側にパネル板1の端縁部1aを突合わせる部位3a,3aを形成し、該部位間に平坦面を有する締着受部3bを形成したものである。また、内側部材2は、この外側部材2の前記締着受部3bに平行に形成された締付部4aとこの締付部4aの両側に前記パネル板を係止する押え部4bを形成したものである。更に締結部材26は、内側部材2と、この側部材2側部材2とをパネル板1の端端部1aを押圧面5a,5bで締め付けて締着するネジ7などの締結具などから成る。
【0030】
この実施例の連結部材20は、押圧面5a,5bが、パネル板1相互間の角度に対応した角度に形成されており、各種形状の棚を構成する場合に板相互間が如何なる角度であってもその角度に対応した角度の押圧面5a、5bを形成することにより連結が可能である。そして、外側部材23の中央部には雌ネジ8が螺設され、内側部材24にネジ7の挿通穴9が設けられている。内外側部材23、24にてパネル板1の端縁部1aを挟持しつつネジ7を挿通穴9を介して雌ネジ8にねじ込むことにより、パネル板1の端縁部1a,1a同志を連結するものである。なお内外連結部材3,4の周縁には面取10が施されている。
【0031】
この実施例の連結部材20は、図6に示すように、締め付けた時に内外側部材25、27相互間の締着受部3bと締付部4aに隙間が生じても、締結部材26の締着力で緩んだり、外れたりすることはない。その他は図1と同様である。
【0032】
次に、パネル板1を放射状に連結する場合の連結部材32を図7を参照して説明する。連結部材2は、図7(a),(b)に示すように、芯部材12と、図1に示す内側部材と同様の部材4と、締結部材32で構成される。芯部材12は、内側にパネル板1の端縁部1aを3方向から突合わせる部位3a,3a,3aを形成し、該部位間に平坦面を有する締着受部3b,3b,3bを形成した3角形のものである。部材4、芯部材12の前記締着受部3b,3b,3bに平行に形成された締付部4a,4aと、この締付部4a,4aの両側に前記パネル板1の端縁部1aを狭圧する押え部4bを形成したものである。更に結部材32は、芯部材12と部材4とでパネル板1の端部1aを押え部4b、4bの押圧面5a,5b間に挟んだ上で、ネジ7などの締結具などにより締結する。
【0033】
このように押圧面5bが形成された3個の部材4が3方に配置され、この部材4にて囲まれた中央部に隅部が面取された三角形の芯部材12が配置されたものである。そして部材4にはネジ7の挿通穴9が設けられ、この挿通穴9に対向して三角形の芯部材33には雌ネジ8が螺設されていて、パネル板1相互間を放射状に挟持しつつ雌ネジ穴8にネジ7をねじ込むことによりパネル板1の端縁部1a相互間を放射状に連結することができる。お部材4の角部には面取10が施されている。
【0034】
以上述べた各連結部材は、金属材又はプラスチック材などからなり、ほかにその他、組立棚を構成するための締め付け強度を有すれば如何なる材料であってもよい。
【0035】
また、本実施の形態では内側部材4と、対向する各部材の相互間が各一のネジにて固定されているが、1箇所に限らず複数箇所を複数のネジ7で締め付けてもよい。
【0036】
【発明の効果】
請求項1〜4の発明によれば、組立棚を構成するパネル板の端縁部を表裏面から内外側部材で挟持しつつ、締結部材で締め付ける構成に成っているので、パネル板の端縁部か強固に固定される。この結果、ぐらつきのない堅固な棚に組み立てることが可能となる。また、重量物を組立棚に飾ることが可能となる。
【0037】
また、連結部材の押え面は各種角度形成することにより、例えば四角形、六角形、八角形等の多角形からなる陳列棚を構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)はパネル板を直角に連結する連結部材の断面説明図,(b)は同連結部材の外側締め付け部材の背面図,(c)は同連結部材の内側締め付け部材の背面図。
【図2】 図1におけるパネル板の板厚を厚くした場合の断面説明図。
【図3】 (a)はT字形連結部材の上面図,(b)は外側締め付け部材の背面図。
【図4】 (a)は十字形連結部材の上面図,(b)は内側締め付け部材の背面図。
【図5】 十字形連結部材の他の例を示す上面図。
【図6】 (a)は直角より大きい角度にて連結する連結部材の上面図,(b)は同外側締め付け部材の背面図。
【図7】 (a)は放射形連結部材の上面図、(b)は内側締め付け部材の背面図。
【図8】 従来の組立棚の斜視図。
【図9】 従来の組立棚の連結部材の斜視図。
【符号の説明】
1…パネル板、2,10…連結部材、3,13…外側部材、4,14…内側部材、5…押圧面、6…面取、7…ネジ、8…雌ネジ穴、9…挿通穴、11…山形押圧面。

Claims (5)

  1. パネル板の端縁部相互間を連結して多角形陳列棚の角部を形成する連結部材であって、
    多角形角度に屈曲した角部の内側に前記パネル板の突合わせ部位を前記多角形角度に沿って密接するように形成し、該部位間に平坦面を備えた締着受部を形成した外側部材と、
    該外側部材の前記締着受部に平行に形成された締付部とこの締付部の両側に前記パネル板の端縁部を挟圧する押え部を形成した左右に溝幅を設けてあるネジの挿入孔が形設されている内側部材と、
    前記外側部材の締着受部に対し前記内側部材の締付部を圧接する方向にこれら
    にねじ込まれ、前記パネル板の端縁部を前記突合せ状態にて締着させるネジとか
    らなり、
    前記パネル板の端縁部を前記外側部材の締着受部に装着し、該締着受部に前記
    内側部材を当接して前記締付部で締め付けて多角形陳列棚を形成すること
    を特徴とする組み立て式棚の連結部材。
  2. パネル板の端縁部相互間を連結して多角形陳列棚の側面中間部を形成する連結部材であって、
    外側が平坦で内側に前記パネル板の突合わせ部位を密接するように形成し、該部位間に平坦面を備えた山型の締着受部を形成した外側部材と、
    該外側部材の前記締着受部に平行に形成された締付部とこの締付部の両側に前記パネル板の端縁部を挟圧する押え部を形成した左右に溝幅を設けてあるネジの挿入孔が形設されている内側部材と、
    前記外側部材の締着受部に対し前記内側部材の締付部を圧接する方向にこれらにねじ込まれ、前記パネル板の端縁部を前記突合せ状態にて締着させるネジとからなり、
    前記パネル板の端縁部を前記外側部材の締着受部に装着し、該締着受部に前記内側部材を当接して前記締付部で締め付けて多角形陳列棚を形成することを特徴とする組み立て式棚の連結部材。
  3. パネル板の端縁部相互間を連結して多角形陳列棚の三方向部を形成する連結部材であって、
    多角形の先端を切り欠いて前記パネル板の突合わせ部位を密接するように形成し、該部位間に平坦面を備えた締着受部を形成した芯部材と、
    該芯部材の前記締着受部に平行に配置された締付部とこの締付部の両側に前記パネル板の端縁部を狭圧する押え部を形成した左右に溝幅を設けてあるネジの挿入孔が形設されている内側部材と、
    前記芯部材の周面に隣り合うように配置された前記外側部材の押え部間に前記パネル板の端縁部を介在させた状態にて前記両部材を締着するネジとからなり、
    前記締着受部に前記内側部材の締付部を当接して前記ネジで締め付けてなることを特徴とする組み立て式棚の連結部材。
  4. 前記ネジは、前記外側部材或いは前記芯部材の締着受部のほぼ中央部に設けられたネジ穴に対しこのネジ穴と連通する前記内側部材或いは外側部材の挿通穴を通してねじ込まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1記載の組み立て式棚の連結部材。
  5. 前記パネル板が、プラスチック製、ガラス製、金属製で形成され、形状が方形状、楕円形或いはこれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載の組み立て式棚の連結部材。
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