JP3822148B2 - 包装機における袋口の閉鎖防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロータリー方式の包装機における袋口の閉鎖防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的なロータリー方式の包装機は、多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、供給工程にて供給される包装袋を袋口を上にして各グリップ対により吊り下げ状に支持し、開口工程にて包装袋の両側に対応させた吸盤により吸着して拡げることによって袋口を開き、充填工程にて開口された状態の包装袋に所定量の被包装物を充填し、トップシール工程にて袋口のヒートシールを施してから包装袋を機外に排出する構造とされている。
【0003】
上記開口工程においては、例えば、実公昭53−24853号公報に開示されているような包装袋の袋口開口爪装置が設けられている。この包装袋の袋口開口爪装置は、吸盤による袋口の開放と同時に、間欠回転軸の中心に上下動可能に設けられた昇降軸を下降させることによりV字形に閉じた状態の開口爪を袋口に挿入し、ついで、その開口爪を八字形に拡開させて袋口を緊張させた状態にて充填工程まで回転移動させ、充填工程にて充填漏斗が袋口に挿入されるとほぼ同時に、開口爪をV字形に閉じて昇降軸を上昇させ、ついで、開口爪部分を元の開口工程の位置まで自動的に復帰させる構造とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の包装機では、充填工程にて被包装物を充填漏斗によって充填した後、その充填漏斗を上昇移動させて袋口から脱出させる。しかして、被包装物を収めた包装袋は、後工程に移行する間に被包装物の慣性等により揺れるために、袋口が閉じてしまうことがある。たとえ、被包装物の充填後に包装袋の袋口が閉じたとしても、後工程でその包装袋に何も投入しないままで袋口のヒートシールを行う場合には、それでも差し支えない。
ところが、例えば、漬物の袋詰めの場合には、薄くて腰の弱いポリエチレン袋等の包装袋に充填工程にて適宜の漬物材料を充填した後、液充填工程にて液ノズルを包装袋に挿入して漬物液を投入し、さらに、脱気工程にて脱気ノズルを挿入して包装袋内に残る空気を吸引除去する作業が行われている。しかし、上述したように被包装物を充填した後に袋口が勝手に閉じてしまうと、後工程において、液ノズルや脱気ノズルを包装袋に挿入することができないことから、漬物液が投入されていない不良品となるという不都合を生じていた。
【0005】
この発明の目的は、開口工程にて施される袋口の開放状態を所定の後工程まで維持することにより、後工程における液ノズルや脱気ノズル等の特定ノズルの挿入動作を確実に行うことが可能な包装機における袋口の閉鎖防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、供給工程にて供給される包装袋を袋口を上にして各グリップ対により吊り下げ状に支持し、充填工程にて該包装袋に被包装物を充填し、トップシール工程にて袋口のヒートシールを施してから包装袋を排出するように構成された包装機において、
間欠回転軸の中心に遊嵌されて一定角度の回転及び上下移動自在とされた昇降軸の上端部に、少なくとも1つの介入片が先端に設けられた支持板を取り付け、充填工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に、その昇降軸の下降作動により該介入片を挿入し、その袋口に介入片が挿入されて閉鎖防止を施した状態にて前記間欠回転軸の回転に同期制御された前記昇降軸の回転作動により前記支持板を包装袋と一緒に後工程まで間欠移動させ、後工程にて該包装袋に特定のノズルを挿入して所要の作業を施し、これと同時に、前記昇降軸の上昇作動により前記介入片を袋口から脱出させ、ついで、前記昇降軸の逆回転作動により前記支持板を元の待機位置に復帰させるようにしたことを特徴とする。
【0007】
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、供給工程にて供給される包装袋を袋口を上にして各グリップ対により吊り下げ状に支持し、充填工程にて該包装袋に被包装物を充填し、トップシール工程にて袋口のヒートシールを施してから包装袋を排出するように構成された包装機において、
間欠回転軸の中心に遊嵌されて一定角度の回転及び上下移動自在とされた昇降軸の上端部に、第1から第3の複数の介入片が所定角度をおいて先端に設けられた支持板を取り付け、充填工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に第1介入片を、液充填工程に移送されて停止した包装袋の袋口に第2介入片を、脱気工程の直前の工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に第3介入片を前記昇降軸の下降作動により一斉に挿入し、それらの袋口に各々の介入片が挿入されて閉鎖防止を施した状態にて前記間欠回転軸の回転に同期制御された該昇降軸の回転作動により前記支持板を包装袋と一緒に後工程まで間欠移動させ、液充填工程にて液ノズルを前記包装袋に、脱気工程の直前の工程にて上下移動自在に設けられた第4介入片を前記包装袋の袋口に、脱気工程にて脱気ノズルを前記包装袋に夫々挿入して液充填及び脱気を施し、これと同時に、前記昇降軸の上昇作動により各介入片を袋口から一斉に脱出させ、ついで、前記昇降軸の逆回転作動により前記支持板を元の待機位置に復帰させるようになし、さらに、第3介入片が次の包装袋の袋口に挿入されるまで、第4介入片を前記袋口に挿入した状態に保持するようにしたことを特徴とする。
【0008】
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1記載の包装機における袋口の閉鎖防止装置において、前記介入片を設けたレバーを支持板に水平方向に揺動可能に支持すると共に、該レバーの先端部を前工程側にバネ弾力に反して移動可能に設け、前記支持板が間欠移動して後工程で停止する際に、機台側に固定された干渉片に前記レバーの先端部を当接させることにより、介入片を前工程側に変位させるようにしたことを特徴とする。
【0009】
同様の目的を達成するために請求項4に記載した発明は、請求項2に記載の包装機における袋口の閉鎖防止装置において、前記第1介入片を設けたレバーを支持板に水平方向に揺動可能に支持すると共に、該レバーの先端部を前工程側にバネ弾力に反して移動可能に設け、前記支持板が間欠移動して液充填工程で停止する際に、機台側に固定された干渉片に前記レバーの先端部を当接させることにより、第1介入片を前工程側に変位させるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の作用及び効果】
(請求項1の発明)
包装袋は、開口工程において袋口を開放されると共に従来の袋口開口爪装置の開口爪が内部に挿入されて拡開した状態とされ、その袋口の開放状態にて充填工程に移送されて停止する。ついで、その停止時間内に充填漏斗が袋口に挿入され、被包装物が充填される。ここまでの包装機の作用については、従前通りである。
【0011】
充填工程において、袋口に挿入されている充填漏斗が上昇して袋口から脱出する直前に、本発明の袋口の閉鎖防止装置の介入片が、昇降軸の下降作動によってその袋口に挿入される。その介入片によって袋口が閉じないようにした状態にて、回転体を固定した間欠回転軸の回転と同期制御された昇降軸が回転作動することにより、介入片を設けた支持板が包装袋と一緒に後工程まで間欠移動する。
【0012】
包装袋は介入片によって開口状態を維持されているので、後工程において、特定のノズルは確実に挿入されて所要の作業が施される。これと同時に、昇降軸を上昇させて介入片を袋口から脱出させ、ついで、昇降軸を逆回転作動させることにより、支持板を元の待機位置に復帰させる。
かかる一連の袋口の閉鎖防止装置の動作を包装機の作動に連動させることにより、被包装物の充填後における袋口の閉鎖を防止することができる。
【0013】
(請求項2の発明)
充填工程において被包装物が充填されるまでの包装機の作用については、従前通りである。
【0014】
充填工程において、袋口に挿入されている充填漏斗が上昇して袋口から脱出する直前に、充填工程に移送されて停止した包装袋の袋口に本発明の袋口の閉鎖防止装置の第1介入片が、液充填工程に移送されて停止した包装袋の袋口に第2介入片が、脱気工程の直前の工程に移送されて停止した包装袋の袋口に第3介入片が、昇降軸の下降作動により一斉に挿入される。それらの介入片によって各袋口を閉じないようにした状態にて、回転体を固定した間欠回転軸の回転と同期制御された昇降軸が回転作動することにより、第1介入片から第3介入片を設けた支持板が包装袋と一緒に後工程まで間欠移動する。
【0015】
包装袋は介入片によって開口状態を維持されているので、液充填工程において液ノズルが包装袋に、脱気工程の直前の工程において上下移動自在に設けられた第4介入片が包装袋の袋口に、脱気工程において脱気ノズルが包装袋に夫々挿入されて液充填及び脱気処理が施される。これと同時に、昇降軸を上昇させて各介入片を袋口から一斉に脱出させ、ついで、昇降軸を逆回転作動させることにより、支持板を元の待機位置に復帰させる。さらに、第3介入片が次の包装袋の袋口に挿入されるまで、第4介入片を前記袋口に挿入した状態に保持する。
かかる一連の袋口の閉鎖防止装置の動作を包装機の動作に連動させることにより、被包装物の充填後における袋口の閉鎖を防止することができる。
【0016】
(請求項3の発明)
レバーを揺動可能に支持した支持板が間欠移動して後工程で停止する際に、そのレバーの先端部が機台側に固定された干渉片に当接する。これにより、介入片は前工程側の特定のノズルの近傍に変位するので、特定のノズルの挿入が確実に行われる。
【0017】
(請求項4の発明)
レバーを揺動可能に支持した支持板が間欠移動して液充填工程で停止する際に、そのレバーの先端部が機台側に固定された干渉片に当接する。これにより、第1介入片は前工程側の液ノズルの近傍に変位するので、液ノズルの挿入動作が確実に行われる。
【0018】
この包装機における袋口の閉鎖防止装置は、開口工程において施される袋口の開放状態を所定の後工程まで維持することにより、後工程における液ノズル等の特定ノズルの挿入動作を確実に行うことができる。そして、特定ノズルによる所要作業が行われないことに起因する包装品の不良率を改善することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の袋口の閉鎖防止装置を設置したロータリー方式の包装機の概要平面図、図2は袋口の閉鎖防止装置の平面図、図3は第1介入片、グリップ対と昇降軸との位置関係を示した側面図、図4は第3介入片、第4介入片、グリップ対と昇降軸との位置関係を示した側面図である。
【0020】
図1において、Sは本発明の包装機における袋口の閉鎖防止装置である。Pはその袋口の閉鎖防止装置を設置したロータリー方式の包装機であり、ここでは、被包装物として茄子等の漬物を対象としている。最初に、この包装機Pの概要構成について説明する。
【0021】
図1及び図3に示すように、包装機Pは、多数の、ここでは8組のグリップ対50を放射方向に設けた回転体5を機台1に回転自由に設けられた縦向きの間欠回転軸2に固定し、該回転体5を間欠駆動手段(図示せず)により(イ)〜(チ)の8つの工程毎に間欠停止して移動させ、供給工程(イ)において、給袋装置6から供給される包装袋aを袋口bを上にして各グリップ対50により吊り下げ状に支持し、開口工程(ロ)において、包装袋aの両側に対応させた吸盤51により吸着して拡げることによって袋口bを開き、充填工程(ハ)において、開口された状態の包装袋aに充填漏斗52を挿入して所定量の漬物材料を充填した後、液充填工程(ニ)において、液ノズル53を包装袋aに挿入して漬物液を投入し、さらに、脱気工程(ヘ)において、脱気ノズル55を挿入して包装袋内に残る空気を吸引除去し、トップシール工程(ト)において、袋口bのヒートシールを施し、結束・排出工程(チ)において、包装袋aの上端部分を絞って結束を施してから製品として機外に排出する構造とされている。
【0022】
上記間欠回転軸2の中心には、一定角度、ここでは45゜の回転及び上下移動自在とされた昇降軸3が同心状に遊嵌されている。その昇降軸3は、「従来の技術」の項において述べた公知の包装袋の袋口開口爪装置7の構成の一部をなすものであり、その上端部3aには、該袋口開口爪装置7のアームの基部8が取り付けられている。
なお、本発明の包装機における袋口の閉鎖防止装置Sでは、その昇降軸3を利用して構成されている。
【0023】
図2に示すように、袋口の閉鎖防止装置Sの支持板10は、ほぼ三又形状とされており、その中央部に前記昇降軸3を通すための切欠き穴11と取付孔12が設けられている。そして、この支持板10は、取付孔12に通したボルト15を前記アームの基部8の下面に締め付け固定されている(図3)。
【0024】
上記支持板10の突部10aには、レバー16の後端部16aに設けた軸筒17を縦向きの固定軸18に遊嵌することにより、当該レバー16を水平方向に揺動可能に支持している。そのレバー16の先端部16bには、第3図に示すように、横から見てV字形状の第1介入片19を設けると共に、当該介入片19の上部に駒片20を突設する。また、レバー16の後端部16a寄りに設けられた係止片21には引張バネ22の一端を掛け止め、前記支持板10の突部10aから前記間欠回転軸2の回転方向(反時計方向)へ所定角度をおいて配置された突片10bに固定されたピン23に、そのバネ22の他端を掛け止める。そして、そのレバー16に進退調節可能に設けたストッパー片25の先端25aを前記突部10bの側面に当接させ、レバー16の先端部16bを、前工程の開口工程(ロ)側に引張バネ22の弾力に反して移動可能に設ける。
【0025】
27は機台1上に立設された支柱26の上端に固定された干渉片であり、前記支持板10が間欠移動して液充填工程(ニ)で停止する際に、この干渉片27に前記レバー16の駒片20を当接させてレバー16を時計方向に少し後退した位置で停止させるように設けられている。
【0026】
前記支持板10の突片10bには、アーム30を取り付ける。そのアーム30の先端部30aには、横から見てV字形状の第2介入片31を設ける。これと同様に、支持板10の突部10cにアーム32を取り付け、そのアーム32の先端部32aには、平面から見て「く」の字形で横から見てV字形状の第3介入片33を設ける。
【0027】
上記第1介入片19、第2介入片31及び第3介入片33については、所定角度をおいて支持板10に取り付けられている。そして、図2に示すように、第1介入片19は、充填工程(ハ)に移送されて停止した包装袋aの袋口bに、第2介入片31は、液充填工程(ニ)に移送されて停止した包装袋aの袋口bに、第3介入片は、アイドル工程(ホ)に移送されて停止した包装袋aの袋口bに夫々対応するように設けられている。
【0028】
35はアイドル工程(ホ)に設けられた第2の袋口の閉鎖防止装置である。図4に示すように、この第2の袋口の閉鎖防止装置35は、機台1上に立設された支柱36内に可動軸37を遊嵌し、この可動軸37を図示しないカム機構により上下移動自在に設けている。そして、その可動軸37の上端に固定された横行片38には、第4介入片40を下方に設けた支持杆39が取り付けられている。
【0029】
つぎに、かかる構成になる包装機における袋口の閉鎖防止装置Sの作動につき、ロータリー方式の包装機Pの作動と関連させて説明を行う。
(1)包装袋aは、開口工程(ロ)において袋口bを開放されると共に袋口開口爪装置7の開口爪(図示せず)が内部に挿入されて拡開した状態とされ、その袋口bの開放状態にて充填工程(ハ)に移送されて停止する。
(2)ついで、その停止時間内に充填漏斗52が包装袋aの袋口bに挿入され、漬物材料が充填される。
(3)充填工程(ハ)において、充填漏斗52が上昇して包装袋aの袋口bから脱出する直前に、その袋口bに本発明の袋口の閉鎖防止装置Sの第1介入片19が、液充填工程(ニ)に移送されて停止した包装袋aの袋口bに第2介入片31が、アイドル工程(ホ)に移送されて停止した包装袋aの袋口bに第3介入片33が、昇降軸3の下降作動により一斉に挿入される。
(4)それらの介入片19,31,33によって各包装袋aの袋口bを閉じないようにした状態において、間欠回転軸2の回転と同期制御された昇降軸3が回転作動するので、支持板10は各包装袋aと一緒に1工程分だけ間欠移動する。
(5)その支持板10が間欠移動して液充填工程(ニ)で停止する際に、レバー16の駒片20が干渉片27に当接するので、第1介入片19は、充填工程(ハ)側に少し後退した位置で停止する。
(6)各包装袋aは各々専用の介入片19,31,33によって開口状態を維持されているので、液充填工程(ニ)において液ノズル53が包装袋aに、アイドル工程(ホ)において第2の袋口の閉鎖防止装置35の第4介入片40が下降して包装袋aの袋口bに、脱気工程(ヘ)において脱気ノズル55が包装袋aに夫々挿入されて漬物液の充填及び脱気処理が施される。
(7)これと同時に、昇降軸3を上昇させて各介入片19,31,33を包装袋aから一斉に脱出させ、ついで、昇降軸3を1工程分だけ逆回転作動させることにより、支持板10を元の待機位置に復帰させる。
(8)さらに、第3介入片33が次の包装袋aの袋口bに挿入されるまで、第4介入片40をその袋口bに挿入した状態に保持する。
かかる一連の袋口の閉鎖防止装置の動作が、包装機の動作に連動して繰り返される。
【0030】
以上の通り、この包装機における袋口の閉鎖防止装置は、開口工程において施される袋口の開放状態を所定の後工程まで維持することにより、後工程における液ノズル等の特定ノズルの挿入動作を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の袋口の閉鎖防止装置を設置したロータリー方式の包装機の概要平面図
【図2】 袋口の閉鎖防止装置の平面図
【図3】 第1介入片、グリップ対と昇降軸との位置関係を示した側面図
【図4】 第3介入片、第4介入片、グリップ対と昇降軸との位置関係を示した側面図
【符号の説明】
P・・・包装機
S・・・包装機における袋口の閉鎖防止装置
a・・・包装袋 b・・・袋口
1・・・機台
2・・・間欠回転軸
3・・・昇降軸
5・・・回転体
10・・・支持板
19・・・第1介入片
20・・・駒片
22・・・引張バネ
25・・・ストッパー片
27・・・干渉片
31・・・第2介入片
33・・・第3介入片
35・・・第2の袋口の閉鎖防止装置
40・・・第4介入片
50・・・グリップ対
52・・・充填漏斗
53・・・液ノズル
55・・・脱気ノズル

Claims (4)

  1. 多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、供給工程にて供給される包装袋を袋口を上にして各グリップ対により吊り下げ状に支持し、充填工程にて該包装袋に被包装物を充填し、トップシール工程にて袋口のヒートシールを施してから包装袋を排出するように構成された包装機において、
    間欠回転軸の中心に遊嵌されて一定角度の回転及び上下移動自在とされた昇降軸の上端部に、少なくとも1つの介入片が先端に設けられた支持板を取り付け、
    充填工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に、その昇降軸の下降作動により該介入片を挿入し、
    その袋口に介入片が挿入されて閉鎖防止を施した状態にて前記間欠回転軸の回転に同期制御された前記昇降軸の回転作動により前記支持板を包装袋と一緒に後工程まで間欠移動させ、
    後工程にて該包装袋に特定のノズルを挿入して所要の作業を施し、これと同時に、前記昇降軸の上昇作動により前記介入片を袋口から脱出させ、
    ついで、前記昇降軸の逆回転作動により前記支持板を元の待機位置に復帰させるようにしたことを特徴とする包装機における袋口の閉鎖防止装置。
  2. 多数のグリップ対を放射方向に設けた回転体を間欠駆動手段により複数の工程毎に間欠停止して移動させ、供給工程にて供給される包装袋を袋口を上にして各グリップ対により吊り下げ状に支持し、充填工程にて該包装袋に被包装物を充填し、トップシール工程にて袋口のヒートシールを施してから包装袋を排出するように構成された包装機において、
    間欠回転軸の中心に遊嵌されて一定角度の回転及び上下移動自在とされた昇降軸の上端部に、第1から第3の複数の介入片が所定角度をおいて先端に設けられた支持板を取り付け、
    充填工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に第1介入片を、液充填工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に第2介入片を、脱気工程の直前の工程に移送されて停止した前記包装袋の袋口に第3介入片を前記昇降軸の下降作動により一斉に挿入し、
    それらの袋口に各々の介入片が挿入されて閉鎖防止を施した状態にて前記間欠回転軸の回転に同期制御された該昇降軸の回転作動により前記支持板を包装袋と一緒に後工程まで間欠移動させ、
    液充填工程にて液ノズルを前記包装袋に、脱気工程の直前の工程にて上下移動自在に設けられた第4介入片を前記包装袋の袋口に、脱気工程にて脱気ノズルを前記包装袋に夫々挿入して液充填及び脱気を施し、これと同時に、前記昇降軸の上昇作動により各介入片を袋口から一斉に脱出させ、
    ついで、前記昇降軸の逆回転作動により前記支持板を元の待機位置に復帰させるようになし、
    さらに、第3介入片が次の包装袋の袋口に挿入されるまで、第4介入片を前記袋口に挿入した状態に保持するようにしたことを特徴とする包装機における袋口の閉鎖防止装置。
  3. 前記介入片を設けたレバーを支持板に水平方向に揺動可能に支持すると共に、該レバーの先端部を前工程側にバネ弾力に反して移動可能に設け、前記支持板が間欠移動して後工程で停止する際に、機台側に固定された干渉片に前記レバーの先端部を当接させることにより、介入片を前工程側に変位させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の包装機における袋口の閉鎖防止装置。
  4. 前記第1介入片を設けたレバーを支持板に水平方向に揺動可能に支持すると共に、該レバーの先端部を前工程側にバネ弾力に反して移動可能に設け、前記支持板が間欠移動して液充填工程で停止する際に、機台側に固定された干渉片に前記レバーの先端部を当接させることにより、第1介入片を前工程側に変位させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の包装機における袋口の閉鎖防止装置。
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