JP3821578B2 - エレベーターの点検口装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、昇降路内に設置された機器を昇降路外から点検するために設けられるエレベーターの点検口装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、例えば特開平5−78074号公報に示された従来のエレベーターの点検口装置を示すエレベーター昇降路の横断平面図である。図において、1は昇降路、2は出入口3及び出入口3を開閉するかごの戸4が設けられて昇降路1内を昇降するかご、5は昇降路1の底部に設置された巻上機で、詳細な説明を省略するがかご2を吊持した主索が巻掛けられて主索を介してかご2を駆動する。
【0003】
6は昇降路1の底部に設置された制御盤で、巻上機5に接続されて巻上機5の動作を制御する。7は昇降路1に設けられてかご1の出入口3に対向する乗場装置で、出入口8、出入口8を開閉する乗場の戸9及び閉成時に出入口8の一側の縁部を構成して開放時には点検口10を形成する点検扉11によって構成されている。
【0004】
従来のエレベーターの点検口装置は上記のように構成され、点検扉11は図示が省略してあるが常時において鎖錠されて、エレベーターの保守員、エレベーターが設置された建物の管理者等のエレベーターの管理員以外の人が立ち入りできないようになっている。
【0005】
そして、昇降路1内の巻上機5、制御盤6等のエレベーター機器の保守点検時には、エレベーターの管理員が点検扉11を解錠して戸開し、昇降路1内に入って昇降路1内機器に対して所要の保守、点検作業を行うようになっている。
なお、点検扉11には自動施錠装置が装備され、また点検扉11が戸開状態であるときには、自動的にかご2の運転を阻止する制御が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーターの点検口装置において、点検扉11は常時において鎖錠され、また点検扉11が戸開状態であるときにはかご2の運転が阻止される。このようにして、エレベーターの管理員以外の人が立ち入ることによってエレベーターの運転阻害が生じないようになっている。しかし、悪戯等であって施錠装置を破壊し点検扉11を故意に開けることによって、人が昇降路1へ転落したり、昇降路1内の機器が悪戯されてエレベーターの運転が阻害されたりする不具合が発生する恐れがあるという問題点があった。
【0007】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、施錠された点検扉が故意に開けられた場合に異常が検出されるエレベーターの点検口装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、エレベーターの昇降路に開口した点検口を開閉し常時は施錠された点検扉と、点検口に対応して配置され点検扉の戸開によって閉成される第1の接点と、点検扉又は点検口縁部の人目につき難い位置に設けられた隠しピンと、隠しピンが差し込まれた状態で閉成され、隠しピンが引き抜かれることによって開放される第2の接点とが設けられる。
【0009】
また、この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、第2の接点は、隠しピンが引き抜かれることにより、点検扉の戸開前に開放される。
【0010】
また、この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、第1の接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢される異常報知器が設けられる。
【0011】
また、この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、第1の接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢されて遠隔管理部署へ異常を通報する異常通報装置が設けられる。
【0012】
また、この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、エレベーターの昇降路に開口した点検口を開閉し常時は施錠された点検扉と、点検口に対応して配置され点検扉の戸開によって閉成される第1の接点と、第1の接点が閉成されることによって付勢される時限リレーと、時限リレーが付勢されてから所定時間経過後に閉成される限時動作常開接点と、点検扉又は点検口縁部の人目につき難い位置に設けられた隠しピンと、隠しピンが差し込まれた状態で閉成され、隠しピンが引き抜かれることによって点検扉の戸開後に開 放される第2の接点とが設けられる。
【0013】
また、この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、限時動作常開接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢される異常報知器が設けられる。
【0014】
また、この発明に係るエレベーターの点検口装置においては、限時動作常開接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢されて遠隔管理部署へ異常を通報する異常通報装置が設けられる。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1は点検扉の下部の斜視図、図2は図1の点検扉に対応して設けられた異常検出回路図である。なお、図1及び図2の他は点検口を含めて前述の図5と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、11は開放時に点検口10を形成する点検扉、12は点検扉11に設けられたスイッチ、13はスイッチ12の常開接点、14は点検扉11の底面等であって、人目につき難い位置に設けられた隠しピンである。
【0016】
15はスイッチ12及び隠しピン14によって構成された動作阻止手段である。16は点検扉11の戸開により閉成する常閉接点、17はスイッチ12の常開接点13及び常閉接点16を主要部として形成された異常検出回路、18は点検口10の近くに設けられたブザーからなる異常報知器、19は異常報知器18と並列に配置された異常通報装置で、エレベーターの保守会社等の遠隔管理部署へ異常発生を通報する。+−は電源である。
【0017】
上記のように構成されたエレベーターの点検口装置において、通常時は点検扉11が戸閉されて施錠されている。この状態では、点検扉11の戸閉により常閉接点16が開放し、また隠しピン14がスイッチ12に差し込まれているので常開接点13は閉成している。このため、異常報知器18、異常通報装置19ともに消勢されている。
【0018】
そして、エレベーターの管理員が昇降路1内機器の点検のために、点検扉11を開ける場合には点検扉11を解錠し、次いで隠しピン14を引き抜くので常開接点13が開放する。そして、点検扉11を開けることによって常閉接点16が閉成するが、異常報知器18、異常通報装置19とも消勢されたままとなり異常が報知されることはない。
【0019】
しかし、悪戯等であって点検扉11を故意に開けた場合には、隠しピン14を引き抜くことなく差し込んだままとなるので、常開接点13は閉成したままとなる。次いで、無理に点検扉11を開けることにより常閉接点16も閉成する。これによって、+−13−16−18−−の回路によって異常報知器18が付勢されてブザーが吹鳴して点検扉11が故意に開けられた異常が報知される。
また、+−13−16−19−−の回路により異常通報装置19が付勢されて点検扉11が故意に開けられた異常が遠隔管理部署へ通報される。
【0020】
以上説明したように、要するに点検口10を開閉し常時は施錠された点検扉11に対して、点検扉11の戸開によって動作する異常検出回路17が形成される。そして、エレベーターの管理員による点検扉11の正常戸開時には、動作阻止手段15がエレベーターの管理員によって操作されることによって異常検出回路17の動作が阻止される。
【0021】
また、悪戯等であって施錠された点検扉11を故意に開けた場合には、動作阻止手段15が操作されることなく点検扉11が開かれるので異常検出回路17が動作する。これにより、点検扉11が故意に開けられた異常が、異常報知器18の付勢によるブザーの吹鳴により報知されたり、異常通報装置19の付勢により遠隔管理部署へ通報されたりする。これによって、悪戯等であって点検扉11を故意に開けることによって、人が昇降路1へ転落したり、悪戯によりエレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0022】
実施の形態2.
図3及び図4は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、図3は点検扉の下部の斜視図、図4は図3の点検扉に対応して設けられた異常検出回路図である。なお、図3及び図4の他は点検口を含めて前述の図5と同様にエレベーター装置が構成されている。図において、前述の図1及び図2と同符号は相当部分を示し、12は点検口10の縁部に設けられたスイッチ、14は隠しピンで、点検口10の縁部に設けられてスイッチ12に対向して配置された保持具20に保持されている。21は時限リレーで、23は時限リレー21の限時動作常開接点である。
【0023】
上記のように構成されたエレベーターの点検口装置において、通常時は点検扉11が戸閉されて施錠されている。この状態では、点検扉11の戸閉により常閉接点16が開放し、また隠しピン14がスイッチ12に差し込まれているので常開接点13は閉成している。このため、異常報知器18、異常通報装置19ともに消勢されている。
【0024】
そして、エレベーターの管理員が昇降路1内機器の点検のために、点検扉11を開ける場合には点検扉11を解錠し、次いで点検扉11を開ける。これによって、常閉接点16が閉成して+−16−21−−の回路によって時限リレー21が付勢されて、時限リレー21の限時動作常開接点22が所定時限経過後に閉成する。しかし、エレベーターの管理員は時限リレー21の所定時限経過前に隠しピン14を引き抜くので常開接点13が開放する。このため、点検扉11を開けることによって常閉接点16が閉成して時限リレー21が付勢されて所定時限経過後に限時動作常開接点22が閉成するものの、異常報知器18、異常通報装置19ともに消勢されたままとなり異常が報知されることはない。
【0025】
しかし、悪戯等であって点検扉11を故意に開けた場合には、隠しピン14を引き抜くことなく差し込んだままとなるので、点検扉11の戸開により常閉接点16が閉成し、また差し込んだままの隠しピン14により常開接点13が閉成したままとなる。そして、時限リレー21の所定時限が経過すると限時動作常開接点22が閉成する。これによって、+−13−22−18−−の回路によって異常報知器18が付勢されてブザーが吹鳴して点検扉11が故意に開けられた異常が報知される。
また、+−13−22−19−−の回路により異常通報装置19が付勢されて点検扉11が故意に開けられた異常が遠隔管理部署へ通報される。
【0026】
以上説明したように、要するに点検口10を開閉し常時は施錠された点検扉11に対して、点検扉11の戸開によって動作する異常検出回路17が形成される。そして、エレベーターの管理員による点検扉11の正常戸開時には、動作阻止手段15がエレベーターの管理員によって操作されて異常検出回路17の動作が阻止される。
【0027】
また、悪戯等であって施錠された点検扉11を故意に開けた場合には、点検扉11の開放後に動作阻止手段15が操作されることがないので、異常検出回路17が動作する。これにより、点検扉11が故意に開けられた異常が、異常報知器18の付勢によるブザーの吹鳴により報知されたり、異常通報装置19の付勢により遠隔管理部署へ通報されたりする。これによって、悪戯等であって点検扉11を故意に開けることによって、人が昇降路1へ転落したり、悪戯によりエレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0028】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、エレベーターの昇降路に開口した点検口を開閉し常時は施錠された点検扉と、点検口に対応して配置され点検扉の戸開によって閉成される第1の接点と、点検扉又は点検口縁部の人目につき難い位置に設けられた隠しピンと、隠しピンが差し込まれた状態で閉成され、隠しピンが引き抜かれることによって開放される第2の接点とを設けたものである。
【0029】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員によって引き抜かれて第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【0030】
また、この発明は以上説明したように、第2の接点は、隠しピンが引き抜かれることにより、点検扉の戸開前に開放されるものである。
【0031】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員によって点検扉の戸開前に引き抜かれて第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【0032】
また、この発明は以上説明したように、第1の接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢される異常報知器を設けたものである。
【0033】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員によって引き抜かれて第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出により異常報知器が動作しこの動作を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【0034】
また、この発明は以上説明したように、第1の接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢されて遠隔管理部署へ異常を通報する異常通報装置を設けたものである。
【0035】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員によって引き抜かれて第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出により異常通報装置が動作しこの動作を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【0036】
また、この発明は以上説明したように、エレベーターの昇降路に開口した点検口を開閉し常時は施錠された点検扉と、点検口に対応して配置され点検扉の戸開によって閉成される第1の接点と、第1の接点が閉成されることによって付勢される時限リレーと、時限リレーが付勢されてから所定時間経過後に閉成される限時動作常開接点と、点検扉又は点検口縁部の人目につき難い位置に設けられた隠しピンと、隠しピンが差し込まれた状態で閉成され、隠しピンが引き抜かれることによって点検扉の戸開後に開放される第2の接点とを設けたものである。
【0037】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員により、時限リレーが付勢されてから限時動作常開接点が閉成される所定時間内に引き抜かれて、第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【0038】
また、この発明は以上説明したように、限時動作常開接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢される異常報知器を設けたものである。
【0039】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員により、時限リレーが付勢されてから限時動作常開接点が閉成される所定時間内に引き抜かれて第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出により異常報知器が動作しこの動作を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【0040】
また、この発明は以上説明したように、限時動作常開接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢されて遠隔管理部署へ異常を通報する異常通報装置を設けたものである。
【0041】
このように、点検口を開閉し常時は施錠された点検扉に対して、点検扉の戸開によって閉成される第1の接点が設けられる。そして、エレベーターの管理員による点検扉の正常戸開時には、隠しピンがエレベーターの管理員により、時限リレーが付勢されてから限時動作常開接点が閉成される所定時間内に引き抜かれて第2の接点が開放される。また、悪戯等であって施錠された点検扉を故意に開けた場合には、隠しピンが引き抜かれないので第2接点は閉成したままとなる。これにより、点検扉が故意に開けられた異常が検出でき、この検出により異常通報装置が動作しこの動作を介して人が昇降路へ転落したり、エレベーターの運転が阻害されたりする不具合の発生に対する未然防止活動を可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、点検扉の下部の斜視図。
【図2】 図1の点検扉に対応して設けられた異常検出回路図。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す図で、点検扉の下部の斜視図。
【図4】 図3の点検扉に対応して設けられた異常検出回路図。
【図5】 従来のエレベーターの点検口装置を示すエレベーター昇降路の横断平面図。
【符号の説明】
1 昇降路、10 点検口、11 点検扉、15 動作阻止手段、17 異常検出回路、18 異常報知器、19 異常通報装置。
Claims (7)
- エレベーターの昇降路に開口した点検口を開閉し常時は施錠された点検扉と、
上記点検口に対応して配置され上記点検扉の戸開によって閉成される第1の接点と、
上記点検扉又は上記点検口縁部の人目につき難い位置に設けられた隠しピンと、
上記隠しピンが差し込まれた状態で閉成され、上記隠しピンが引き抜かれることによって開放される第2の接点と、
を備えたエレベーターの点検口装置。 - 第2の接点は、隠しピンが引き抜かれることにより、点検扉の戸開前に開放されることを特徴とする請求項1記載のエレベーターの点検口装置。
- 第1の接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢される異常報知器を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベーターの点検口装置。
- 第1の接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢されて遠隔管理部署へ異常を通報する異常通報装置を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載のエレベーターの点検口装置。
- エレベーターの昇降路に開口した点検口を開閉し常時は施錠された点検扉と、
上記点検口に対応して配置され上記点検扉の戸開によって閉成される第1の接点と、
上記第1の接点が閉成されることによって付勢される時限リレーと、
上記時限リレーが付勢されてから所定時間経過後に閉成される限時動作常開接点と、
上記点検扉又は上記点検口縁部の人目につき難い位置に設けられた隠しピンと、
上記隠しピンが差し込まれた状態で閉成され、上記隠しピンが引き抜かれることによって上記点検扉の戸開後に開放される第2の接点と、
を備えたエレベーターの点検口装置。 - 限時動作常開接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢される異常報知器を備えたことを特徴とする請求項5記載のエレベーターの点検口装置。
- 限時動作常開接点及び第2の接点が閉成されることによって付勢されて遠隔管理部署へ異常を通報する異常通報装置を備えたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のエレベーターの点検口装置。
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