JP3821456B2 - 変位検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、亀裂(ひび割れ)の変化や落石などの被測定物の変位量を測定するための変位検知装置に関するもので、さらに詳しくは、ビル、橋梁などの建造物の亀裂、トンネル、道路などの土木構造物の亀裂、崩落しそうな岩石、危険な斜面などの地山の変位量など、被測定物の近くまで接近できないような場所での変位量を段階的に検知できるようにした変位検知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被測定物11の亀裂12を測定したり、変位量を検知するためには、図5ないし図8に示すような種々の方法が行われていた。
図5に示すのは、亀裂12のある被測定物11に近づいてノギス13を亀裂12に当てて直接亀裂12の亀裂幅dを測定する方法である。
【0003】
図6に示すものは、亀裂12の両側の被測定物11に所定間隔で2本の釘14を打ち込んでおき、定期的にこれら2本の釘14の間隔を測定することにより、亀裂12の変化を観察しようとするものである。
【0004】
図7に示すものは、亀裂12の両側の被測定物11に所定間隔で2本のアンカーボルト15を打ち込み、これらのアンカーボルト15にそれぞれ目印17のついた細幅板16を取付け、この2枚の細幅板16が互いに略接しながら移動するように設けたもので、図6と同様に、定期的にこれら2枚の細幅板16に設けられた目印17の間隔から亀裂幅dの変化を測定するものである。
【0005】
図8に示すものは、3次元タイプの亀裂測定装置である。亀裂12を挾んだ一方側の被測定物11には、X、Y目盛板18とZ目盛板24とがそれぞれ接着などにより取り付けられる。このとき、X、Y目盛板18のX方向目盛19とY方向目盛20、およびZ目盛板24のZ方向目盛25は、それぞれ3次元座標のX、Y、Zの各軸に合わせられる。また、亀裂12を挾んだ他方側の被測定物11には、透明板21と基線板26とがそれぞれ接着などにより取り付けられる。このとき、透明板21のY方向基線22とX方向基線23は、それぞれ前記X方向目盛19とY方向目盛20に向い合っており、また、基線板26のZ方向基線27は、前記Z方向目盛25に向かいあっている。
そして、Y方向基線22とX方向目盛19とのずれによりX軸方向の変化が測定され、X方向基線23とY方向目盛20とのずれによりY軸方向の変化が測定され、Z方向基線27とZ方向目盛25とのずれによりZ軸方向の変化が測定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示すのは、亀裂12の亀裂幅dをノギス13で直接測定する方法であるから、正確であるが、被測定物11に接近できない危険個所では測定することができない。
【0007】
図6、図7に示すものは、ノギス13などによる直接的な測定のみならず、望遠鏡、双眼鏡、写真などによる間接的な測定もできるので、被測定物11に接近できない場合に利用される。
しかし、釘14、アンカーボルト15、細幅板16などの設置方法が不安定であるとともに、望遠鏡、双眼鏡、写真などによる間接的な測定では、読取り方法が不安定であり、誤差も大きいという問題を有する。
【0008】
図8に示す3次元タイプのものは、X、Y目盛板18、透明板21、Z目盛板24、基線板26をコンクリートなどの被測定物11に直接接着するタイプなので、接着しにくかったり、剥がれたりして使いにくく、また、透明板21とX、Y目盛板18とのずれが読み取りにくく、また、写真撮影の場合には、X方向目盛19、Y方向目盛20、Z方向目盛25とY方向基線22、X方向基線23、Z方向基線27の関係げ鮮明に写らない、などの問題を有する。
【0009】
本発明は、5mm、10mm単位など、段階的に、確実に亀裂の変化や落石の変位量が読取りでき、しかも、画像としても鮮明に表示できる変位検知装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、スライドケース30にスライドシャフト31を進退自在に嵌合し、固定物と変位検知しようとする被測定物11との2点間に、前記スライドケース30の一端側とスライドシャフト31の他端側を連結し、これらスライドケース30とスライドシャフト31のいずれか一方に設けた脆性な座屈材32に、いずれか他方に設けた係止具33を係止し、前記座屈材32の座屈時にスライドケース30とスライドシャフト31の少なくともいずれか一方を突出させるばね34を介在してなることを特徴とする変位検知装置である。
【0011】
以上のような構成において、亀裂12が次第に大きくなり、座屈材の破壊限度を超え、第1の座屈材32aが座屈すると、ばね34によりスライドシャフト31は、係止具33が第2の座屈材32bに係止するまで、スライドケース30の他端から押し出され、スライドシャフト31の座屈材32aに対応した第1の着色面39aの距離だけ突出して第1の座屈材32aに対応した無色面が表れる。
【0012】
このように、亀裂12の大きさが十分に短くても、第1の座屈材32aが座屈すると、ばね34によりスライドシャフト31は、所定量だけ突出する。第2の座屈材32bの場合は、亀裂12の大きさがさらに伸びて、座屈材の破壊限度を越えて座屈すると、スライドシャフト31は、さらにそれ以上突出して、第2の着色面39bの赤色面全体が表れる。以下同様にして、所定間隔毎に、黄色、青色、紫色、緑色が表れる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例を図1及び図2により説明する。
30は、スライドケースで、このスライドケース30を構成する材料は、アルミニウム、鉄、ステンレススチール、プラスチックなどのように、硬質で、経年変形の少ない材料が用いられる。また、図示例では、長さ172mm、外形19mm、内径16mmの円筒形をなしている。
このスライドケース30の一端(図1の上側)には、蓋36が固着され、この蓋36にアイボルト40が螺着され、このアイボルト40に、被測定物に固定するワイヤ37が連結されている。また、このスライドケース30の一端側から、軸方向に直角な座屈材取付け孔43が所定間隔で複数対穿設されている。図示例では、10mm間隔で6対の座屈材取付け孔43が穿設されている。さらに、スライドケース30の略中間位置には、ストッパ取付け孔44が穿設されている。
【0014】
前記スライドケース30の他端(図1の下側)からスライドシャフト31が進退自在に挿入されている。このスライドシャフト31は、アルミニウム、鉄、ステンレススチール、プラスチックなどのように、硬質で、経年変形の少ない材料からなり、図示例では、長さ60mm、外径15.8mmの円柱形をなしている。このスライドケース30の両端には、それぞれアイボルト41、42が螺着され、一方のアイボルト41には、被測定物に固定するワイヤ38が連結され、他方のアイボルト42には、係止具33が連結されている。この係止具33は、前記スライドケース30内を遊嵌するような細長いリング状をなし、この係止具33にコイル状のばね34をアイボルト42から嵌合する。
【0015】
また、このスライドシャフト31の外周面には、前記座屈材取付け孔43の間隔に対応して、図示例では、10mm間隔で横縞の着色面39(39a〜39f)が施されている。この着色面39(39a〜39f)は、例えば、スライドシャフト31の端部側から順次、無色、赤色、黄色、青色、紫色、緑色など、色別に着色してもよいし、また、黒と黄色等、2色を交互に着色しても、さらに、同一の色を異なる明度で表してもよく、要するに、遠くから双眼鏡などで判別できるように、例えば、20倍程度の双眼鏡で100m程度の距離で判別できる程度の幅として、10mmの間隔としている。
前記スライドケース30の一端側のアイボルト40と、スライドケース30の他端側のアイボルト41は、互いに逆ねじとすることにより、設置時のワイヤ37、38のゆるみを調整できるようにする。
【0016】
以上のように構成されたスライドシャフト31を、前記スライドケース30の他端(図1の下側)から挿入し、まず、係止具33の隙間を通して、ストッパ取付け孔44からばねストッパ35を差し込み固着する。このばねストッパ35でばね34を圧縮しながら、さらにスライドシャフト31を挿入し、係止具33の隙間を通して、座屈材取付け孔43に座屈材32(32a〜32f)を差し込み、接着剤などで固着する。
【0017】
前記座屈材32(32a〜32f)は、縦弾性係数の小さいアルミニウムのH材(加工硬化剤)からなる直径2.5mm程度の線材が用いられる。この座屈材32は、折れ、座屈、剪断、破壊が容易で、脆性な物であれば、金属以外のガラス、陶磁器、プラスチックなどであってもよい。なお、前記ばね34は、座屈材32が折れたときに、スライドシャフト31をスライドケース30の他端(図1の下側)から突出させるためのものであり、座屈材32にできるだけ負荷がかからないものであることが望ましい。
【0018】
なお、スライドケース30は、円筒形以外の3角筒、4角筒、6角筒などの角筒形や、楕円筒などであってもよく、この場合、スライドシャフト31は、スライドケース30内で進退自在に嵌合するものであればよい。
【0019】
以上のような状態に組み立てた変位検知装置を亀裂12を跨いで、又は固定物と落石のような被測定物とに、両側のワイヤ37、38を取付ける。この取付け時にワイヤ37、38にゆるみがあるときは、スライドケース30とスライドシャフト31を同一方向に回すと、互いに逆方向のねじをもつアイボルト40と41が接近して、ワイヤ37、38のゆるみがなくなる。
【0020】
何らかの原因で亀裂12が大きくなったり、落石が移動したりすると、ワイヤ37、38によりスライドケース30とスライドシャフト31が互いに伸びる方向に引っ張られる。変位量が次第に大きくなり、座屈材の破壊限度を超え、第1の座屈材32aが座屈すると、ばね34によりスライドシャフト31は、係止具33が第2の座屈材32bに係止するまで、スライドケース30の他端から押し出され、スライドシャフト31の座屈材32aに対応した第1の着色面39aの距離(図示例では10mm)だけ突出して第1の座屈材32aに対応した無色面が表れる。
【0021】
亀裂12の大きさなどの変位量が10mmよりも十分に短くても、座屈材の座屈距離に達して第1の座屈材32aが座屈すると、ばね34によりスライドシャフト31は、10mm突出する。第2の座屈材32bの場合は、さらに略10mm伸びて、座屈材の破壊限度を越えて座屈すると、スライドシャフト31は、さらに10mm突出して、第2の着色面39bの赤色面全体が表れる。以下同様にして、略10mm伸びる毎に、黄色、青色、紫色、緑色が表れる。
【0022】
図1ないし図3の実施例では、スライドケース30の中に、所定間隔毎に座屈材32(32a、32b、32c、…)を収納したので、装置全体の形状をコンパクトに構成できる。しかし、この例に限られるものではなく、図4に示すように、所定距離毎に作動するスライドケース30とスライドシャフト31を複数個並列に並べて設けるようにしてもよい。
【0023】
さらに詳しくは、取付け基板46に、スライドケース30a、30b、30c、…を複数個並列に並べて固定的に取付け、それぞれのスライドケース30a、30b、30c、…に、スライドシャフト31a、31b、31c、…を差し込み、これらのスライドシャフト31a、31b、31c、…の一端には、ばね34a、34b、34c、…を介して支持枠45に取り付け、この支持枠45の中心部に、アイボルト40を介してワイヤ37が連結される。また、前記スライドシャフト31a、31b、31c、…の他端部には、それぞれ1個ずつの座屈材32a、32b、32c、…が設けられ、この座屈材32a、32b、32c、…に、それぞれ係止具33の一端部が係止されている。これら係止具33の他端部には、ストッパ係止部47を貫通してストッパ35が固着され、これらのストッパ35に、アイボルト42を介して所定の間隔(例えば10mm)で長さの長くなる座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49c、…が設けられ、これらの座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49c、…は、移動部材48に固着され、この移動部材48には、アイボルト41を介してワイヤ38が連結されている。前記移動部材48は、水平のまま移動するように、両端のガイドリング50がガイドシャフト51に嵌合している。
【0024】
以上のような構成において、亀裂12その他の変位量が次第に大きくなり、まず、ゆるみのない第1の座屈位置設定ワイヤ49aが引っ張られて、第1のスライドシャフト31aに設けられた第1の座屈材32aが座屈すると、第1のばね34aにより第1のスライドシャフト31aの略全体が第1のスライドケース30aの他端から引き出され、第1のスライドシャフト31aの固有の色、たとえば、無色面が表れる。
【0025】
つぎにゆるみの少ない第2の座屈位置設定ワイヤ49bが引っ張られて、第2のスライドシャフト31bに設けられた第2の座屈材32bが座屈すると、第2のばね34bにより第2のスライドシャフト31bの略全体が第2のスライドケース31bの他端から引き出され、第2のスライドシャフト31bの固有の色、たとえば、赤色面が表れる。
以下同様にして、第3の座屈材32c、…が座屈する毎に、異なる色の第3のスライドシャフト31c、…が引き出される。
このような構成とすることにより、スライドケース30a、30b、30c、…の他端からスライドシャフト31a、31b、31c、…の略全体が引き出されるので、遠くから識別するのに優れている。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、スライドケース30にスライドシャフト31を進退自在に嵌合し、スライドケース30とスライドシャフト31のいずれか一方に設けた脆性な座屈材32に、いずれか他方に設けた係止具33を係止し、座屈材32の座屈時にスライドケース30とスライドシャフト31の少なくともいずれか一方を突出させるばね34を介在したので、座屈材32が座屈すると、スライドケース30とスライドシャフト31のいずれか一方が亀裂12などの変位量以上の一定量だけ突出して、被測定物11に接近できない危険個所でも変化を確実に認識することができる。
【0027】
筒型のスライドケース30の内部に、複数個の座屈材32を所定間隔で設けるとともに、スライドシャフト31とこのスライドシャフト31に設けた係止具33を収納したので、複数の座屈材32の座屈毎に、ばね34でスライドシャフト31を所定量ずつ突出させ、被測定物11に接近できない場合における望遠鏡、双眼鏡、写真などによる観測がより確実である。スライドシャフト31の外面を、複数の座屈材32の取付け間隔と略同一間隔で異なる色にて着色することにより、さらに確実な観測ができる。
スライドケース30の中に、所定間隔毎に複数の座屈材32(32a、32b、32c、…)を収納したので、装置全体の形状をコンパクトに構成できる。
【0028】
複数個並列に取付けたスライドケース30a、30b、30c、…に、それぞれスライドシャフト31a、31b、31c、…を進退自在に差し込み、それぞれ1個ずつの座屈材32a、32b、32c、…を設け、この座屈材32a、32b、32c、…のそれぞれの係止具33に、所定間隔で長さの長くなる座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49c、…を連結したので、スライドケース30a、30b、30c、…の他端からスライドシャフト31a、31b、31c、…の略全体が引き出されるので、遠くから識別するのに優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変位検知装置の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明による変位検知装置の座屈材32が座屈したときの動作説明のための一部切り欠いた正面図である。
【図4】本発明による変位検知装置の他の実施例の一部切り欠いた正面図である。
【図5】ノギス13による従来の直接測定方法の説明図である。
【図6】釘14を用いた従来の測定方法の説明図である。
【図7】アンカーボルト15と細幅板16を用いた従来の測定方法の説明図である。
【図8】従来の3次元測定方法の説明図である。
【符号の説明】
11…被測定物、12…亀裂、13…ノギス、14…釘、15…アンカーボルト、16…細幅板、17…目印、18…X、Y目盛板、19…X方向目盛、20…Y方向目盛、21…透明板、22…Y方向基線、23…X方向基線、24…Z目盛板、25…Z方向目盛、26…基線板、27…Z方向基線、30(30a、30b、…)…スライドケース、31(31a、31b、…)…スライドシャフト、32(32a、32b、…)…座屈材、33…係止具、34(34a、34b、…)…ばね、35…ばねストッパ、36…蓋、37…ワイヤ、38…ワイヤ、39…横縞の着色面、40…アイボルト、41…アイボルト、42…アイボルト、43…座屈材取付け孔、44…ストッパ取付け孔、45…支持枠、46…取付け基板、47…ストッパ係止部、48…移動部材、49(49a、49b、…)…座屈位置設定ワイヤ、50…ガイドリング、51…ガイドシャフト。

Claims (4)

  1. スライドケース30にスライドシャフト31を進退自在に嵌合し、固定物と変位検知しようとする被測定物11との2点間に、前記スライドケース30の一端側とスライドシャフト31の他端側を連結し、これらスライドケース30とスライドシャフト31のいずれか一方に設けた脆性な座屈材32に、いずれか他方に設けた係止具33を係止し、前記座屈材32の座屈時にスライドケース30とスライドシャフト31の少なくともいずれか一方を突出させるばね34を介在してなることを特徴とする変位検知装置。
  2. 筒型のスライドケース30の内部に、複数個の座屈材32を所定間隔で設けるとともに、スライドシャフト31とこのスライドシャフト31に設けた係止具33を収納し、この係止具33をスライドシャフト31から最も離れた座屈材32に係止し、前記スライドケース30とスライドシャフト31の間に、前記複数の座屈材32の座屈毎にスライドシャフト31を所定量ずつ突出させるばね34を介在してなることを特徴とする請求項1記載の変位検知装置。
  3. スライドシャフト31の外面を、複数の座屈材32の取付け間隔と略同一間隔で異なる色にて着色してなることを特徴とする請求項2記載の変位検知装置。
  4. 取付け基板46に、スライドケース30a、30b、30c、…を複数個並列に取付け、それぞれのスライドケース30a、30b、30c、…に、スライドシャフト30a、30b、30c、…を進退自在に差し込み、これらのスライドシャフト30a、30b、30c、…の一端を、ばね34a、34b、34c、…を介して支持枠45に一体に取付け、この支持枠45を、固定物と変位検知しようとする被測定物11との2点間の一方側に連結し、前記スライドシャフト31a、31b、31c、…の他端部に、それぞれ1個ずつの座屈材32a、32b、32c、…を設け、この座屈材32a、32b、32c、…に、それぞれ係止具33の一端部を係止し、これら係止具33の他端部に、ストッパ係止部47を貫通してストッパ35を固着し、これらのストッパ35に、所定間隔で長さの長くなる座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49c、…を連結し、これらの、座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49c、…を、固定物と変位検知しようとする被測定物11との2点間の他方側に一体に連結してなることを特徴とする請求項1記載の変位検知装置。
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