JPH11148820A - 変位検知装置 - Google Patents

変位検知装置

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JPH11148820A
JPH11148820A JP9329708A JP32970897A JPH11148820A JP H11148820 A JPH11148820 A JP H11148820A JP 9329708 A JP9329708 A JP 9329708A JP 32970897 A JP32970897 A JP 32970897A JP H11148820 A JPH11148820 A JP H11148820A
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buckling
slide shaft
case
crack
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Takeshi Suganuma
健 菅沼
Nobuyoshi Kurosawa
伸好 黒澤
Tadashi Arakawa
忠士 荒川
Takeshi Okada
岡田  健
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 段階的に、確実に被測定物の変化が読取りで
き、しかも、画像としても鮮明に表示できる変位検知装
置を提供することを目的とする。 【構成】 スライドケース30にスライドシャフト31
を進退自在に嵌合し、一方の一端と他方の他端を、固定
物と被測定物11の2点間に連結し、スライドケース3
0の内部に、複数個の座屈材32を所定間隔で設けると
ともに、スライドシャフト31に設けた係止具33を収
納し、この係止具33を座屈材32に係止し、複数の座
屈材32の座屈毎にスライドシャフト31を所定量ずつ
突出させるばね34を介在してなるものである。そし
て、亀裂12などの変位量が次第に大きくなり、座屈材
の破壊限度を超え、座屈材32が座屈すると、ばね34
によりスライドシャフト31は、係止具33が次の座屈
材32に係止するまで、スライドケース30の他端から
押し出され、亀裂や落石の発生を確実に認識させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、亀裂(ひび割れ)
の変化や落石などの被測定物の変位量を測定するための
変位検知装置に関するもので、さらに詳しくは、ビル、
橋梁などの建造物の亀裂、トンネル、道路などの土木構
造物の亀裂、崩落しそうな岩石、危険な斜面などの地山
の変位量など、被測定物の近くまで接近できないような
場所での変位量を段階的に検知できるようにした変位検
知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物11の亀裂12を測定し
たり、変位量を検知するためには、図5ないし図8に示
すような種々の方法が行われていた。図5に示すのは、
亀裂12のある被測定物11に近づいてノギス13を亀
裂12に当てて直接亀裂12の亀裂幅dを測定する方法
である。
【0003】図6に示すものは、亀裂12の両側の被測
定物11に所定間隔で2本の釘14を打ち込んでおき、
定期的にこれら2本の釘14の間隔を測定することによ
り、亀裂12の変化を観察しようとするものである。
【0004】図7に示すものは、亀裂12の両側の被測
定物11に所定間隔で2本のアンカーボルト15を打ち
込み、これらのアンカーボルト15にそれぞれ目印17
のついた細幅板16を取付け、この2枚の細幅板16が
互いに略接しながら移動するように設けたもので、図6
と同様に、定期的にこれら2枚の細幅板16に設けられ
た目印17の間隔から亀裂幅dの変化を測定するもので
ある。
【0005】図8に示すものは、3次元タイプの亀裂測
定装置である。亀裂12を挾んだ一方側の被測定物11
には、X、Y目盛板18とZ目盛板24とがそれぞれ接
着などにより取り付けられる。このとき、X、Y目盛板
18のX方向目盛19とY方向目盛20、およびZ目盛
板24のZ方向目盛25は、それぞれ3次元座標のX、
Y、Zの各軸に合わせられる。また、亀裂12を挾んだ
他方側の被測定物11には、透明板21と基線板26と
がそれぞれ接着などにより取り付けられる。このとき、
透明板21のY方向基線22とX方向基線23は、それ
ぞれ前記X方向目盛19とY方向目盛20に向い合って
おり、また、基線板26のZ方向基線27は、前記Z方
向目盛25に向かいあっている。そして、Y方向基線2
2とX方向目盛19とのずれによりX軸方向の変化が測
定され、X方向基線23とY方向目盛20とのずれによ
りY軸方向の変化が測定され、Z方向基線27とZ方向
目盛25とのずれによりZ軸方向の変化が測定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図5に示すのは、亀裂
12の亀裂幅dをノギス13で直接測定する方法である
から、正確であるが、被測定物11に接近できない危険
個所では測定することができない。
【0007】図6、図7に示すものは、ノギス13など
による直接的な測定のみならず、望遠鏡、双眼鏡、写真
などによる間接的な測定もできるので、被測定物11に
接近できない場合に利用される。しかし、釘14、アン
カーボルト15、細幅板16などの設置方法が不安定で
あるとともに、望遠鏡、双眼鏡、写真などによる間接的
な測定では、読取り方法が不安定であり、誤差も大きい
という問題を有する。
【0008】図8に示す3次元タイプのものは、X、Y
目盛板18、透明板21、Z目盛板24、基線板26を
コンクリートなどの被測定物11に直接接着するタイプ
なので、接着しにくかったり、剥がれたりして使いにく
く、また、透明板21とX、Y目盛板18とのずれが読
み取りにくく、また、写真撮影の場合には、X方向目盛
19、Y方向目盛20、Z方向目盛25とY方向基線2
2、X方向基線23、Z方向基線27の関係げ鮮明に写
らない、などの問題を有する。
【0009】本発明は、5mm、10mm単位など、段
階的に、確実に亀裂の変化や落石の変位量が読取りで
き、しかも、画像としても鮮明に表示できる変位検知装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、スライドケー
ス30にスライドシャフト31を進退自在に嵌合し、固
定物と変位検知しようとする被測定物11との2点間
に、前記スライドケース30の一端側とスライドシャフ
ト31の他端側を連結し、これらスライドケース30と
スライドシャフト31のいずれか一方に設けた脆性な座
屈材32に、いずれか他方に設けた係止具33を係止
し、前記座屈材32の座屈時にスライドケース30とス
ライドシャフト31の少なくともいずれか一方を突出さ
せるばね34を介在してなることを特徴とする変位検知
装置である。
【0011】以上のような構成において、亀裂12が次
第に大きくなり、座屈材の破壊限度を超え、第1の座屈
材32aが座屈すると、ばね34によりスライドシャフ
ト31は、係止具33が第2の座屈材32bに係止する
まで、スライドケース30の他端から押し出され、スラ
イドシャフト31の座屈材32aに対応した第1の着色
面39aの距離だけ突出して第1の座屈材32aに対応
した無色面が表れる。
【0012】このように、亀裂12の大きさが十分に短
くても、第1の座屈材32aが座屈すると、ばね34に
よりスライドシャフト31は、所定量だけ突出する。第
2の座屈材32bの場合は、亀裂12の大きさがさらに
伸びて、座屈材の破壊限度を越えて座屈すると、スライ
ドシャフト31は、さらにそれ以上突出して、第2の着
色面39bの赤色面全体が表れる。以下同様にして、所
定間隔毎に、黄色、青色、紫色、緑色が表れる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1及び図2
により説明する。30は、スライドケースで、このスラ
イドケース30を構成する材料は、アルミニウム、鉄、
ステンレススチール、プラスチックなどのように、硬質
で、経年変形の少ない材料が用いられる。また、図示例
では、長さ172mm、外形19mm、内径16mmの
円筒形をなしている。このスライドケース30の一端
(図1の上側)には、蓋36が固着され、この蓋36に
アイボルト40が螺着され、このアイボルト40に、被
測定物に固定するワイヤ37が連結されている。また、
このスライドケース30の一端側から、軸方向に直角な
座屈材取付け孔43が所定間隔で複数対穿設されてい
る。図示例では、10mm間隔で6対の座屈材取付け孔
43が穿設されている。さらに、スライドケース30の
略中間位置には、ストッパ取付け孔44が穿設されてい
る。
【0014】前記スライドケース30の他端(図1の下
側)からスライドシャフト31が進退自在に挿入されて
いる。このスライドシャフト31は、アルミニウム、
鉄、ステンレススチール、プラスチックなどのように、
硬質で、経年変形の少ない材料からなり、図示例では、
長さ60mm、外径15.8mmの円柱形をなしてい
る。このスライドケース30の両端には、それぞれアイ
ボルト41、42が螺着され、一方のアイボルト41に
は、被測定物に固定するワイヤ38が連結され、他方の
アイボルト42には、係止具33が連結されている。こ
の係止具33は、前記スライドケース30内を遊嵌する
ような細長いリング状をなし、この係止具33にコイル
状のばね34をアイボルト42から嵌合する。
【0015】また、このスライドシャフト31の外周面
には、前記座屈材取付け孔43の間隔に対応して、図示
例では、10mm間隔で横縞の着色面39(39a〜3
9f)が施されている。この着色面39(39a〜39
f)は、例えば、スライドシャフト31の端部側から順
次、無色、赤色、黄色、青色、紫色、緑色など、色別に
着色してもよいし、また、黒と黄色等、2色を交互に着
色しても、さらに、同一の色を異なる明度で表してもよ
く、要するに、遠くから双眼鏡などで判別できるよう
に、例えば、20倍程度の双眼鏡で100m程度の距離
で判別できる程度の幅として、10mmの間隔としてい
る。前記スライドケース30の一端側のアイボルト40
と、スライドケース30の他端側のアイボルト41は、
互いに逆ねじとすることにより、設置時のワイヤ37、
38のゆるみを調整できるようにする。
【0016】以上のように構成されたスライドシャフト
31を、前記スライドケース30の他端(図1の下側)
から挿入し、まず、係止具33の隙間を通して、ストッ
パ取付け孔44からばねストッパ35を差し込み固着す
る。このばねストッパ35でばね34を圧縮しながら、
さらにスライドシャフト31を挿入し、係止具33の隙
間を通して、座屈材取付け孔43に座屈材32(32a
〜32f)を差し込み、接着剤などで固着する。
【0017】前記座屈材32(32a〜32f)は、縦
弾性係数の小さいアルミニウムのH材(加工硬化剤)か
らなる直径2.5mm程度の線材が用いられる。この座
屈材32は、折れ、座屈、剪断、破壊が容易で、脆性な
物であれば、金属以外のガラス、陶磁器、プラスチック
などであってもよい。なお、前記ばね34は、座屈材3
2が折れたときに、スライドシャフト31をスライドケ
ース30の他端(図1の下側)から突出させるためのも
のであり、座屈材32にできるだけ負荷がかからないも
のであることが望ましい。
【0018】なお、スライドケース30は、円筒形以外
の3角筒、4角筒、6角筒などの角筒形や、楕円筒など
であってもよく、この場合、スライドシャフト31は、
スライドケース30内で進退自在に嵌合するものであれ
ばよい。
【0019】以上のような状態に組み立てた変位検知装
置を亀裂12を跨いで、又は固定物と落石のような被測
定物とに、両側のワイヤ37、38を取付ける。この取
付け時にワイヤ37、38にゆるみがあるときは、スラ
イドケース30とスライドシャフト31を同一方向に回
すと、互いに逆方向のねじをもつアイボルト40と41
が接近して、ワイヤ37、38のゆるみがなくなる。
【0020】何らかの原因で亀裂12が大きくなった
り、落石が移動したりすると、ワイヤ37、38により
スライドケース30とスライドシャフト31が互いに伸
びる方向に引っ張られる。変位量が次第に大きくなり、
座屈材の破壊限度を超え、第1の座屈材32aが座屈す
ると、ばね34によりスライドシャフト31は、係止具
33が第2の座屈材32bに係止するまで、スライドケ
ース30の他端から押し出され、スライドシャフト31
の座屈材32aに対応した第1の着色面39aの距離
(図示例では10mm)だけ突出して第1の座屈材32
aに対応した無色面が表れる。
【0021】亀裂12の大きさなどの変位量が10mm
よりも十分に短くても、座屈材の座屈距離に達して第1
の座屈材32aが座屈すると、ばね34によりスライド
シャフト31は、10mm突出する。第2の座屈材32
bの場合は、さらに略10mm伸びて、座屈材の破壊限
度を越えて座屈すると、スライドシャフト31は、さら
に10mm突出して、第2の着色面39bの赤色面全体
が表れる。以下同様にして、略10mm伸びる毎に、黄
色、青色、紫色、緑色が表れる。
【0022】図1ないし図3の実施例では、スライドケ
ース30の中に、所定間隔毎に座屈材32(32a、3
2b、32c、…)を収納したので、装置全体の形状を
コンパクトに構成できる。しかし、この例に限られるも
のではなく、図4に示すように、所定距離毎に作動する
スライドケース30とスライドシャフト31を複数個並
列に並べて設けるようにしてもよい。
【0023】さらに詳しくは、取付け基板46に、スラ
イドケース30a、30b、30c、…を複数個並列に
並べて固定的に取付け、それぞれのスライドケース30
a、30b、30c、…に、スライドシャフト31a、
31b、31c、…を差し込み、これらのスライドシャ
フト31a、31b、31c、…の一端には、ばね34
a、34b、34c、…を介して支持枠45に取り付
け、この支持枠45の中心部に、アイボルト40を介し
てワイヤ37が連結される。また、前記スライドシャフ
ト31a、31b、31c、…の他端部には、それぞれ
1個ずつの座屈材32a、32b、32c、…が設けら
れ、この座屈材32a、32b、32c、…に、それぞ
れ係止具33の一端部が係止されている。これら係止具
33の他端部には、ストッパ係止部47を貫通してスト
ッパ35が固着され、これらのストッパ35に、アイボ
ルト42を介して所定の間隔(例えば10mm)で長さ
の長くなる座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49
c、…が設けられ、これらの座屈位置設定ワイヤ49
a、49b、49c、…は、移動部材48に固着され、
この移動部材48には、アイボルト41を介してワイヤ
38が連結されている。前記移動部材48は、水平のま
ま移動するように、両端のガイドリング50がガイドシ
ャフト51に嵌合している。
【0024】以上のような構成において、亀裂12その
他の変位量が次第に大きくなり、まず、ゆるみのない第
1の座屈位置設定ワイヤ49aが引っ張られて、第1の
スライドシャフト31aに設けられた第1の座屈材32
aが座屈すると、第1のばね34aにより第1のスライ
ドシャフト31aの略全体が第1のスライドケース30
aの他端から引き出され、第1のスライドシャフト31
aの固有の色、たとえば、無色面が表れる。
【0025】つぎにゆるみの少ない第2の座屈位置設定
ワイヤ49bが引っ張られて、第2のスライドシャフト
31bに設けられた第2の座屈材32bが座屈すると、
第2のばね34bにより第2のスライドシャフト31b
の略全体が第2のスライドケース31bの他端から引き
出され、第2のスライドシャフト31bの固有の色、た
とえば、赤色面が表れる。以下同様にして、第3の座屈
材32c、…が座屈する毎に、異なる色の第3のスライ
ドシャフト31c、…が引き出される。このような構成
とすることにより、スライドケース30a、30b、3
0c、…の他端からスライドシャフト31a、31b、
31c、…の略全体が引き出されるので、遠くから識別
するのに優れている。
【0026】
【発明の効果】本発明は、スライドケース30にスライ
ドシャフト31を進退自在に嵌合し、スライドケース3
0とスライドシャフト31のいずれか一方に設けた脆性
な座屈材32に、いずれか他方に設けた係止具33を係
止し、座屈材32の座屈時にスライドケース30とスラ
イドシャフト31の少なくともいずれか一方を突出させ
るばね34を介在したので、座屈材32が座屈すると、
スライドケース30とスライドシャフト31のいずれか
一方が亀裂12などの変位量以上の一定量だけ突出し
て、被測定物11に接近できない危険個所でも変化を確
実に認識することができる。
【0027】筒型のスライドケース30の内部に、複数
個の座屈材32を所定間隔で設けるとともに、スライド
シャフト31とこのスライドシャフト31に設けた係止
具33を収納したので、複数の座屈材32の座屈毎に、
ばね34でスライドシャフト31を所定量ずつ突出さ
せ、被測定物11に接近できない場合における望遠鏡、
双眼鏡、写真などによる観測がより確実である。スライ
ドシャフト31の外面を、複数の座屈材32の取付け間
隔と略同一間隔で異なる色にて着色することにより、さ
らに確実な観測ができる。スライドケース30の中に、
所定間隔毎に複数の座屈材32(32a、32b、32
c、…)を収納したので、装置全体の形状をコンパクト
に構成できる。
【0028】複数個並列に取付けたスライドケース30
a、30b、30c、…に、それぞれスライドシャフト
31a、31b、31c、…を進退自在に差し込み、そ
れぞれ1個ずつの座屈材32a、32b、32c、…を
設け、この座屈材32a、32b、32c、…のそれぞ
れの係止具33に、所定間隔で長さの長くなる座屈位置
設定ワイヤ49a、49b、49c、…を連結したの
で、スライドケース30a、30b、30c、…の他端
からスライドシャフト31a、31b、31c、…の略
全体が引き出されるので、遠くから識別するのに優れて
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による変位検知装置の一実施例を示す断
面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明による変位検知装置の座屈材32が座屈
したときの動作説明のための一部切り欠いた正面図であ
る。
【図4】本発明による変位検知装置の他の実施例の一部
切り欠いた正面図である。
【図5】ノギス13による従来の直接測定方法の説明図
である。
【図6】釘14を用いた従来の測定方法の説明図であ
る。
【図7】アンカーボルト15と細幅板16を用いた従来
の測定方法の説明図である。
【図8】従来の3次元測定方法の説明図である。
【符号の説明】
11…被測定物、12…亀裂、13…ノギス、14…
釘、15…アンカーボルト、16…細幅板、17…目
印、18…X、Y目盛板、19…X方向目盛、20…Y
方向目盛、21…透明板、22…Y方向基線、23…X
方向基線、24…Z目盛板、25…Z方向目盛、26…
基線板、27…Z方向基線、30(30a、30b、
…)…スライドケース、31(31a、31b、…)…
スライドシャフト、32(32a、32b、…)…座屈
材、33…係止具、34(34a、34b、…)…ば
ね、35…ばねストッパ、36…蓋、37…ワイヤ、3
8…ワイヤ、39…横縞の着色面、40…アイボルト、
41…アイボルト、42…アイボルト、43…座屈材取
付け孔、44…ストッパ取付け孔、45…支持枠、46
…取付け基板、47…ストッパ係止部、48…移動部
材、49(49a、49b、…)…座屈位置設定ワイ
ヤ、50…ガイドリング、51…ガイドシャフト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 健 神奈川県横浜市港北区新吉田町2940番地 日本工営株式会社横浜事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドケース30にスライドシャフト3
    1を進退自在に嵌合し、固定物と変位検知しようとする
    被測定物11との2点間に、前記スライドケース30の
    一端側とスライドシャフト31の他端側を連結し、これ
    らスライドケース30とスライドシャフト31のいずれ
    か一方に設けた脆性な座屈材32に、いずれか他方に設
    けた係止具33を係止し、前記座屈材32の座屈時にス
    ライドケース30とスライドシャフト31の少なくとも
    いずれか一方を突出させるばね34を介在してなること
    を特徴とする変位検知装置。
  2. 【請求項2】筒型のスライドケース30の内部に、複数
    個の座屈材32を所定間隔で設けるとともに、スライド
    シャフト31とこのスライドシャフト31に設けた係止
    具33を収納し、この係止具33をスライドシャフト3
    1から最も離れた座屈材32に係止し、前記スライドケ
    ース30とスライドシャフト31の間に、前記複数の座
    屈材32の座屈毎にスライドシャフト31を所定量ずつ
    突出させるばね34を介在してなることを特徴とする請
    求項1記載の変位検知装置。
  3. 【請求項3】スライドシャフト31の外面を、複数の座
    屈材32の取付け間隔と略同一間隔で異なる色にて着色
    してなることを特徴とする請求項2記載の変位検知装
    置。
  4. 【請求項4】取付け基板46に、スライドケース30
    a、30b、30c、…を複数個並列に取付け、それぞ
    れのスライドケース30a、30b、30c、…に、ス
    ライドシャフト30a、30b、30c、…を進退自在
    に差し込み、これらのスライドシャフト30a、30
    b、30c、…の一端を、ばね34a、34b、34
    c、…を介して支持枠45に一体に取付け、この支持枠
    45を、固定物と変位検知しようとする被測定物11と
    の2点間の一方側に連結し、前記スライドシャフト31
    a、31b、31c、…の他端部に、それぞれ1個ずつ
    の座屈材32a、32b、32c、…を設け、この座屈
    材32a、32b、32c、…に、それぞれ係止具33
    の一端部を係止し、これら係止具33の他端部に、スト
    ッパ係止部47を貫通してストッパ35を固着し、これ
    らのストッパ35に、所定間隔で長さの長くなる座屈位
    置設定ワイヤ49a、49b、49c、…を連結し、こ
    れらの、座屈位置設定ワイヤ49a、49b、49c、
    …を、固定物と変位検知しようとする被測定物11との
    2点間の他方側に一体に連結してなることを特徴とする
    請求項1記載の変位検知装置。
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