JP3820691B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱水行程で洗濯兼脱水槽の回転数を検知し、検知した回転数に応じて洗濯兼脱水槽の回転数を制御する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯機は、図21および図22に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図に示すように、モータ1は、ベルト2、プーリ3を介して洗濯兼脱水槽4に連結され、給水弁5、排水弁6などとともに、制御手段7により双方向性サイリスタなどで構成したパワースイッチング手段8を介して制御され、洗濯、すすぎ、脱水の各行程に応じて逐次動作する。回転検知手段9は洗濯兼脱水槽4の回転速度を検知し、制御手段7に入力している。操作表示手段10は洗い、すすぎ、脱水等の運転設定、運転の開始、一時停止などを入力し、運転状態や異常時にはその内容等を表示するもので、スタート/一時停止スイッチ11を有している。
【0004】
上記構成において脱水運転時の動作を図23のフローチャートに基づいて説明すると、ステップ111で間欠脱水行程に入ると、制御手段7はパワースイッチング手段8のオン/オフを繰り返すことによりモータ1の回転数を徐々に加速させ、洗濯兼脱水槽4内の洗濯物の偏りが起こりにくいようにしている。間欠脱水行程の後半では、洗濯兼脱水槽4の回転数はほぼ定常回転数に達しており、この間欠脱水行程を所定時間行った後、ステップ112でモータ1を連続オンして脱水行程に移行する。制御手段7はパワースイッチング手段8をオンし、ステップ114で洗濯兼脱水槽4の回転数が所定の値以上になると、ステップ115でパワースイッチング手段8を一定時間オフし、その後ステップ112に戻り、脱水行程が終了するまでこの動作を繰り返すことにより洗濯兼脱水槽4の回転数を制御し、所望の脱水性能が得られるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、回転検知手段9が故障している場合や、回転検知手段9の出力信号に何らかのノイズ等が印加されるなどして、正常な回転速度を検知できない場合、制御手段7は洗濯兼脱水槽4の回転速度が目標回転数よりも小さいと判断し、パワースイッチング手段8をオンし続け、そのため、洗濯兼脱水槽4の回転数が極端に高くなってしまったり、高い回転数のまま最後まで運転してしまう可能性を有していた。
【0006】
このような状態で長時間運転されると、洗濯物の傷みが発生したり、また、回転伝達機構が劣化してしまう恐れがある。また、高回転で脱水運転されるため、脱水運転音も大きく使用者が不安感を抱く恐れがある。
【0007】
また、逆に制御手段7が洗濯兼脱水槽4の回転速度が目標回転数よりも大きいと判断し、パワースイッチング手段8をオフする頻度が増加し、そのため、洗濯兼脱水槽4の回転数が目標回転数よりも低くなってしまう可能性も有していた。
【0008】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、回転検知手段の故障時にも洗濯兼脱水槽の回転数を安全に精度よく制御できるようにすることを第1の目的としている。
【0009】
また、回転検知手段の故障を精度よく検知することを第2の目的としている
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記第1の目的を達成するために、洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を回転検知手段により検知し、モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段をモータオン時限制限手段により制御しモータのオン時限を制限する。制御手段は、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行なうとともに、脱水行程において回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、検知した回転速度が所定の値以上になると、パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角を低減した状態とし、所定時間後に再びパワースイッチング手段をオンする動作を繰り返すことによってモータの回転速度を制御する際に、パワースイッチング手段のオン時限につき、モータオン時限制限手段によって最小時限および最大時限のしきい値を設け、その範囲内で制御するように構成したものである。
【0011】
これにより、回転検知手段の故障時にも、モータがオンし続けることなく、洗濯兼脱水槽の回転数を安全に制御することができる。
【0012】
また、上記第2の目的を達成するために、洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を回転検知手段により検知し、回転検知手段の異常を異常検知手段により検知し、運転中の行程を行程判別手段により判別する。制御手段は、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行うとともに、行程判別手段の出力より最終脱水行程であることを検知した場合のみ、異常検知手段の出力より回転検知手段の異常を検知するように構成したものである。
【0013】
これにより、中間脱水行程など洗剤の泡が洗濯兼脱水槽の回転を妨げる可能性のある行程での回転検知手段の異常検知を行わないため、回転検知手段の故障を精度よく検知することができる
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記パワースイッチング手段を制御しモータのオン時限を制限するモータオン時限制限手段と、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行なう制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水行程において前記回転検知手段の出力信号より前記洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、検知した回転速度が所定の値以上になると、前記パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角を低減した状態とし、所定時間後に再び前記パワースイッチング手段をオンする動作を繰り返すことによって前記モータの回転速度を制御する際に、前記パワースイッチング手段のオン時限につき、前記モータオン時限制限手段によって最小時限および最大時限のしきい値を設け、その範囲内で制御するように構成したものであり、回転検知手段の故障時にも、モータがオンし続けることなく洗濯兼脱水槽の回転数を安全に制御することができる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、運転中の行程を省略し次の行程へ変更するよう制御する行程制御手段を備え、制御手段は、間欠脱水行程で回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度以上であると検知すると、所定の時間パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角低減状態とし、脱水行程に移行するように構成したものであり、間欠脱水行程で洗濯兼脱水槽が不必要に高回転となることを防止でき、また、トータルの運転時間を低減することができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、モータのオン時限を計測するモータオン時限計測手段を備え、制御手段は、脱水行程の初期において所定の時間パワースイッチング手段をオンしても、回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度に達していないと検知すると、パワースイッチング手段をオン/オフ制御またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に制御するように構成したものであり、回転検知手段の故障時にも、一定のオン時間が経過した後には、モータがオンし続けることなく洗濯兼脱水槽が高回転となる時間を短縮することができる。
【0017】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、モータのオン時限を計測するモータオン時限計測手段と、洗濯兼脱水槽上部に設けた蓋と、前記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、運転内容の設定、一時停止および再スタートの入力等を行う操作表示手段とを備え、制御手段は、脱水行程において、前記蓋開閉検知手段より蓋の開閉が入力されるか、または前記操作表示手段より一時停止および再スタートの操作が入力され、脱水運転を一時停止した後に再スタートする際に、回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度以上であると検知するか、または所定の時限に到達するまでパワースイッチング手段をオン状態にするように構成したものであり、脱水運転中の再スタート時に回転検知手段がの故障していた場合でも、一定のオン時間が経過した後には、モータがオンし続けることなく、洗濯兼脱水槽が高回転となる時間を短縮することができる。
【0018】
請求項5に記載の発明は、洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記回転検知手段の異常を検知する異常検知手段と、運転中の行程を判別する行程判別手段と、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記行程判別手段の出力より最終脱水行程であることを検知した場合のみ、前記異常検知手段の出力より前記回転検知手段の異常を検知するように構成したものであり、中間脱水行程など洗剤の泡が洗濯兼脱水槽の回転を妨げる可能性のある行程での回転検知手段の異常検知を行わないため、回転検知手段の故障を精度よく検知することができる。
【0019】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、洗濯兼脱水槽上部に設けた蓋と、前記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、運転内容の設定、一時停止および再スタートの入力等を行う操作表示手段とを備え、制御手段は、最終脱水行程において、前記蓋開閉検知手段より蓋の開閉が入力されるか、または前記操作表示手段より一時停止および再スタートの操作が入力された場合には、回転検知手段の異常を検知しないように構成したものであり、脱水行程中の再スタートによって、洗濯兼脱水槽の回転が低いまま運転をしている可能性のある場合には回転検知手段の異常検知を行わないため、回転検知手段の異常の誤検知を防止することができる。
【0020】
請求項7に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、検知した回転検知手段の異常を記憶する不揮発性メモリーを備え、制御手段は、前記不揮発性メモリーに記憶された異常回数も含めて、2以上の所定回数以上連続して回転検知手段の異常を検知した場合に、回転検知手段の異常であると判断するように構成したものであり、2回以上の所定回数以上連続して回転検知手段の異常を検知しない限り、回転検知手段の異常と判断しないため、回転検知手段の異常の誤検知を防止し、故障を精度よく検知することができる
【0021】
請求項に記載の発明は、洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記回転検知手段の出力信号が正しいかどうかを判定する回転検知信号判定手段と、前記回転検知信号判定手段の出力によって前記モータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行う制御手段とを備え、前記回転検知信号判定手段は、脱水行程において前記回転検知手段から出力された信号より前記洗濯兼脱水槽の回転速度を演算する際に、演算した回転速度があらかじめ設定された上限値以上、または下限値以下の場合にはその回転速度データを前記制御手段に出力しないよう構成したものであり、なんらかのノイズ等で回転検知手段の出力信号が通常あり得ないような回転数となっても、そのデータを用いないため、精度のよい洗濯兼脱水槽の回転速度検知ができる。
【0022】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0023】
(実施例1)
図1に示すように、モータオン時限制限手段13は、パワースイッチング手段8を制御し、モータ1のオン時限を最小および最大のしきい値以内に制限している。制御手段14は、脱水行程で回転検知手段9の出力信号によって洗濯兼脱水槽4の回転速度を検知し、制御するように構成している。他の構成は従来例と同じである。
【0024】
上記構成において、脱水行程で洗濯兼脱水槽の回転数の制御を行う場合の動作について、図2のフローチャートに基づいて説明する。ステップ41で制御手段14はパワースイッチング手段8をオンすることでモータ1をオンし、また、回転検知手段9の出力信号から洗濯兼脱水槽4の回転速度を脱水運転中常時測定している。
【0025】
ステップ42で脱水運転時間が終了していない場合には、ステップ43で最小オン時間以上モータ1がオンしているかを判断し、最小オン時間以下の場合には、ステップ41に戻り、再びモータ1をオンし続ける。ステップ43で最小オン時間以上モータ1がオンしている場合には、ステップ44で洗濯兼脱水槽4の回転速度が所定回転数以上となっているかを判断し、所定回転数以上の場合には、ステップ46でモータ1を所定時間オフする。
【0026】
ステップ44で洗濯兼脱水槽4の回転速度が所定回転数以上となっていない場合には、ステップ45でモータ1のオン時間が最大オン時間以下かを判断する。最大オン時間以下の場合には、ステップ41に戻り、再びモータ1をオンし続ける。最大オン時間を越えている場合には、ステップ46に進みモータ1を所定時間オフする。この動作をステップ42で脱水運転時間が終了するまで繰り返す。ステップ42で脱水運転時間が終了している場合には、ステップ47でモータ1をオフし、次行程へ進む。
【0027】
したがって、モータ1のオン時限につき、回転検知手段9の出力より検知した洗濯兼脱水槽4の回転速度よりも、モータオン時限制限手段13の最小値および最大値が優先されるため、回転検知手段9の故障時にも、モータ1がオンし続けることなく、洗濯兼脱水槽4の回転数を安全に制御することができる。
【0028】
(実施例2)
図3に示すように、行程制御手段15は、運転中の行程を省略し次の行程へ変更するよう制御手段16へ出力する。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0029】
上記構成において、間欠脱水行程から脱水行程へ移行する場合の動作について図4のフローチャートに基づいて説明する。ステップ51で制御手段16はパワースイッチング手段8を決められた時限に従ってオン/オフすることでモータ1をオン/オフし、また、回転検知手段9の出力信号から洗濯兼脱水槽4の回転速度を間欠脱水運転中常時測定している。
【0030】
ステップ52で洗濯兼脱水槽4の回転速度が所定回転数以上となっているかを判断し、所定回転数以上の場合には、ステップ54で間欠脱水運転をその時点で中断省略し、モータ1を所定時間オフまたは導通位相角低減状態とし、脱水行程へ移行する。ステップ52で所定回転数以下の場合には、ステップ53で間欠脱水運転時間が終了しているかどうか判断し、終了していない場合には、ステップ51に戻り間欠脱水運転を継続する。ステップ53で間欠脱水運転時間が終了している場合には、脱水行程へ移行する。
【0031】
したがって、間欠脱水行程を所定時間行うことによって洗濯物が少ない場合などに洗濯兼脱水槽が不必要に高回転となることを防止でき、また、トータルの運転時間を低減することができる。また、脱水行程に移行する際に、一旦モータ1をオフ、または導通位相角を低減した状態とするため、モータ1が間欠脱水行程から脱水行程にかけて連続的にオンし、洗濯兼脱水槽が不必要に高回転となるのを防止することができる。
【0032】
(実施例3)
図5に示すように、モータオン時限計測手段17は、パワースイッチング手段8のオン時間すなわちモータ1の連続したオン時間を計測し、制御手段18へ出力する。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0033】
上記構成において、脱水行程の動作について図6のフローチャートに基づいて説明すると、ステップ61で制御手段18はパワースイッチング手段8をオンすることでモータ1をオンし、また、回転検知手段9の出力信号から洗濯兼脱水槽4の回転速度を脱水運転中常時測定している。ステップ62で洗濯兼脱水槽4の回転速度が所定回転数以上となっているかを判断し、所定回転数以上の場合には、ステップ64でモータ1を所定時間オフまたは導通位相角を低減した状態とし、オン/オフ制御、またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に制御する。
【0034】
ステップ62で洗濯兼脱水槽4の回転速度が所定回転数以下の場合には、ステップ63でモータ1の連続オン時間が所定時限以下かどうか判断し、所定時限以下の場合には、ステップ61に戻りモータ1のオンを継続する。ステップ63でモータ1の連続オン時間が所定時限以上の場合には、ステップ64へ進み、モータ1を所定時間オフし、オン/オフ制御、またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に制御する。
【0035】
したがって、回転検知手段9の故障時にも、一定のオン時間が経過した後には、モータ1がオンし続けることなく、オン/オフ制御、またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に移行するため、洗濯兼脱水槽が高回転となる時間を短縮することができる。
【0036】
(実施例4)
図7および図8に示すように、蓋開閉検知手段19は、蓋20の開閉状態を検知し、制御手段21に入力している。操作表示手段10は洗い、すすぎ、脱水等の運転設定、運転の開始、一時停止などを入力し、運転状態や異常時にはその内容等を表示するもので、スタート/一時停止スイッチ11を有している。他の構成は上記実施例3と同じである。
【0037】
上記構成において、脱水行程の動作について図9のフローチャートに基づいて説明する。制御手段21は、蓋開閉検知手段19により蓋20が開閉されるか、または、スタート/一時停止スイッチ11により一時停止された後、再スタートが入力されると、ステップ71でパワースイッチング手段8をオンすることで、モータ1をオンし、また、回転検知手段9の出力信号から洗濯兼脱水槽4の回転速度を脱水運転中常時測定している。その後、洗濯兼脱水槽4の回転速度が所定回転数以上となっているか、モータ1のオン時間が所定時限以上の場合には、オン/オフ制御、またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に制御するもので、動作内容は上記実施例3と同一であるため、その説明を省略する。
【0038】
したがって、蓋20が開閉されるか、またはスタート/一時停止スイッチ11により一時停止された後再スタートが入力された場合でも、回転検知手段9の故障時に、一定のオン時間が経過した後には、モータ1がオンし続けることなくオン/オフ制御、またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に移行するため、洗濯兼脱水槽が高回転となる時間を短縮することができる。
【0039】
(実施例5)
図10に示すように、異常検知手段22は、回転検知手段9の異常を検知し、行程判別手段23は、制御手段24の運転制御中の行程を判断している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0040】
上記構成において、回転検知手段9の異常検知の動作について図11のフローチャートに基づいて説明する。制御手段24は、ステップ81で行程判別手段23の出力により現在運転されている行程が最終脱水行程かどうかを判断し、最終脱水行程の場合には、ステップ82で異常検知手段22は回転検知手段9の出力の最大値から、洗濯兼脱水槽4の脱水行程での最大回転数が所定値以下かどうかを判断する。所定値以下の場合には、ステップ83で異常検知を行い、所定値よりも大きい場合には、異常検知を行わず、この動作を終了する。
【0041】
したがって、中間脱水行程など洗剤の泡が洗濯兼脱水槽の回転を妨げる可能性のある行程での回転検知手段9の異常検知を行わないため、回転検知手段9の故障を精度よく検知することができる。
【0042】
(実施例6)
図12に示すように、蓋開閉検知手段19は、蓋20の開閉状態を検知し、制御手段25に入力している。操作表示手段10は洗い、すすぎ、脱水等の運転設定、運転の開始、一時停止などを入力し、運転状態や異常時にはその内容等を表示するもので、スタート/一時停止スイッチ11を有している。他の構成は上記実施例4または5と同じである。
【0043】
上記構成において、最終脱水行程において制御手段25は蓋開閉検知手段19により蓋20が開閉されるか、または、スタート/一時停止スイッチ11により一時停止された後、再スタートが入力された場合には、回転検知手段9の故障を検知しないように動作する。
【0044】
したがって、脱水行程中の再スタートによって、洗濯兼脱水槽の回転が低いまま運転をしている可能性のある場合には回転検知手段9の異常検知を行わないため、回転検知手段9の誤検知を防止することができる。
【0045】
(実施例7)
図13に示すように、不揮発性メモリー26は、異常検知手段22で検知した回転検知手段9の異常を制御手段27を介して、記憶し、記憶した内容を必要に応じて制御手段27に出力している。他の構成は上記実施例5と同じである。
【0046】
上記構成において、回転検知手段9の異常検知の動作について図14のフローチャートに基づいて説明する。ステップ91で制御手段27は異常検知手段22の出力から、回転検知手段9が異常かどうか判断する。異常でない場合にはステップ96で不揮発性メモリー26に記憶された異常回数を消去する。
【0047】
ステップ91で異常の場合には、ステップ92で不揮発性メモリー26から記憶内容を読み込み、ステップ93で記憶された異常回数も含めて、異常回数が所定値以上かを判断する。所定値以上の場合には、ステップ94で異常と判断する。また、ステップ93で所定値以下の場合には、ステップ95で、不揮発性メモリー26に1回増加させた異常検知回数を書き込みこの動作を終了する。
【0048】
したがって、2回以上の所定回数以上連続して回転検知手段9の異常を検知しない限り、回転検知手段9の異常と判断しないため、回転検知手段9の誤検知を防止し、故障を精度よく検知することができる。
【0049】
(実施例8)
図15に示すように、永久磁石9aは、プーリ3の円周上に等間隔に配設されており、磁気検知手段9bは永久磁石9aと対向する位置に固定され、永久磁石9aが通過する毎に出力が変化するよう回転検知手段9を構成している。他の構成は上記実施例1または5と同じである。
【0050】
上記構成において、永久磁石9aを2個用いた場合の回転検知手段9の正常時および異常時の出力波形例を図16に示す。正常時には、洗濯兼脱水槽4に接続されたプーリ3上に等間隔に永久磁石9aが配設されているため、出力パルスは一定間隔になり、プーリ1回転当たり2個のパルスが出力され、その周期はt1となる。一方、永久磁石9aが1個脱落した異常時を考えると、プーリ3の1回転当たり1個のパルスが出力され、その周期はt2となる。この周期から、回転数を演算すると、異常時の回転数は、正常時の1/2となる。
【0051】
つまり、この関係からn個の永久磁石9aを有した回転検知手段9において、1個の磁石9aが脱落した場合には、検知回転数は、正常時の(n−1)/nとなるので、回転検知手段9の異常を判断するしきい値を脱水運転時の定常回転数未満で、かつ定常回転数×(n−1)/nよりも大きな値とすることにより、2以上の複数個の永久磁石9aを用いた回転検知手段9において、永久磁石9aが1個以上脱落等の不良となったことを精度よく検知することができる。
【0052】
(実施例9)
図17に示すように、周期測定手段28は、回転検知手段9の出力信号の周期を測定し、制御手段29に出力している。他の構成は上記実施例8と同じである。
【0053】
上記構成において、永久磁石9aを2個用いた場合の回転検知手段9の出力波形例を図18に示す。プーリ1回転当たり2個のパルスが出力され、永久磁石9aの2個分の周期を測定するとt3となる。また、永久磁石9aの1個分の周期を測定するとt4となる。これらの周期から、回転数を演算すると、n3=1/t3、n4=1/(t4×2)となる。
【0054】
このとき、永久磁石9aのプーリ3上の取り付け位置が正確に等間隔となっており、また、永久磁石9aそれぞれの、磁束密度分布が等しい場合には、n3とn4とは同じ回転数となるが、実際には、ばらつきがあるため、n個の永久磁石を有する回転検知手段9において、回転検知手段9の出力パルスn個分の周期により洗濯兼脱水槽の回転速度を検知するよう構成することにより、永久磁石9aの取り付け精度や、磁束密度分布等のばらつきに影響されず、精度よく洗濯兼脱水槽の回転速度を検知することができる。
【0055】
(実施例10)
図19に示すように、回転検知信号判定手段30は、回転検知手段9の出力信号より、洗濯兼脱水槽4の回転速度を演算する際に、演算した回転速度があらかじめ設定された上限値以上、または下限値以下の場合にはその回転速度データを制御手段31に出力しないよう構成している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0056】
上記構成において、洗濯兼脱水槽4の回転速度を演算する際の動作について図20のフローチャートに基づいて説明する。回転検知手段9は、ステップ101で検知した信号を回転検知信号判定手段30に出力する。ステップ102で回転検知信号判定手段30は、入力された回転検知信号から洗濯兼脱水槽4の回転速度を演算し、あらかじめ設定された上限および下限のしきい値と比較する。比較した結果、上限および下限の範囲内であれば、ステップ103で検知データを制御手段31に出力する。ステップ102で上限および下限の範囲外であれば、ステップ101に戻り、回転検知動作をやりなおす。
【0057】
したがって、なんらかのノイズ等で回転検知手段9の出力信号が通常あり得ないような回転数となっても、そのデータを用いないため、精度のよい洗濯兼脱水槽の回転数検知ができる。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記パワースイッチング手段を制御しモータのオン時限を制限するモータオン時限制限手段と、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行なう制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水行程において前記回転検知手段の出力信号より前記洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、検知した回転速度が所定の値以上になると、前記パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角を低減した状態とし、所定時間後に再び前記パワースイッチング手段をオンする動作を繰り返すことによって前記モータの回転速度を制御する際に、前記パワースイッチング手段のオン時限につき、前記モータオン時限制限手段によって最小時限および最大時限のしきい値を設け、その範囲内で制御するように構成したから、回転検知手段の故障時にも、モータがオンし続けることなく洗濯兼脱水槽の回転数を安全に制御することができる。
【0059】
また、請求項2に記載の発明によれば、運転中の行程を省略し次の行程へ変更するよう制御する行程制御手段を備え、制御手段は、間欠脱水行程で回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度以上であると検知すると、所定の時間パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角低減状態とし、脱水行程に移行するように構成したから、間欠脱水行程で洗濯兼脱水槽が不必要に高回転となることを防止でき、また、トータルの運転時間を低減することができる。
【0060】
また、請求項3に記載の発明によれば、モータのオン時限を計測するモータオン時限計測手段を備え、制御手段は、脱水行程の初期において所定の時間パワースイッチング手段をオンしても、回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度に達していないと検知すると、パワースイッチング手段をオン/オフ制御またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に制御するように構成したから、回転検知手段の故障時にも、一定のオン時間が経過した後には、モータがオンし続けることなく洗濯兼脱水槽が高回転となる時間を短縮することができる。
【0061】
また、請求項4に記載の発明によれば、モータのオン時限を計測するモータオン時限計測手段と、洗濯兼脱水槽上部に設けた蓋と、前記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、運転内容の設定、一時停止および再スタートの入力等を行う操作表示手段とを備え、制御手段は、脱水行程において、前記蓋開閉検知手段より蓋の開閉が入力されるか、または前記操作表示手段より一時停止および再スタートの操作が入力され、脱水運転を一時停止した後に再スタートする際に、回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度以上であると検知するか、または所定の時限に到達するまでパワースイッチング手段をオン状態にするように構成したから、脱水運転中の再スタート時に回転検知手段がの故障していた場合でも、一定のオン時間が経過した後には、モータがオンし続けることなく、洗濯兼脱水槽が高回転となる時間を短縮することができる。
【0062】
また、請求項5に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記回転検知手段の異常を検知する異常検知手段と、運転中の行程を判別する行程判別手段と、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記行程判別手段の出力より最終脱水行程であることを検知した場合のみ、前記異常検知手段の出力より前記回転検知手段の異常を検知するように構成したから、中間脱水行程など洗剤の泡が洗濯兼脱水槽の回転を妨げる可能性のある行程での回転検知手段の異常検知を行わないため、回転検知手段の故障を精度よく検知することができる。
【0063】
また、請求項6に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽上部に設けた蓋と、前記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、運転内容の設定、一時停止および再スタートの入力等を行う操作表示手段とを備え、制御手段は、最終脱水行程において、前記蓋開閉検知手段より蓋の開閉が入力されるか、または前記操作表示手段より一時停止および再スタートの操作が入力された場合には、回転検知手段の異常を検知しないように構成したから、脱水行程中の再スタートによって、洗濯兼脱水槽の回転が低いまま運転をしている可能性のある場合には回転検知手段の異常検知を行わないため、回転検知手段の異常の誤検知を防止することができる。
【0064】
また、請求項7に記載の発明によれば、検知した回転検知手段の異常を記憶する不揮発性メモリーを備え、制御手段は、前記不揮発性メモリーに記憶された異常回数も含めて、2以上の所定回数以上連続して回転検知手段の異常を検知した場合に、回転検知手段の異常であると判断するように構成したから、2回以上の所定回数以上連続して回転検知手段の異常を検知しない限り、回転検知手段の異常と判断しないため、回転検知手段の異常の誤検知を防止し、故障を精度よく検知することができる
【0065】
また、請求項に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記回転検知手段の出力信号が正しいかどうかを判定する回転検知信号判定手段と、前記回転検知信号判定手段の出力によって前記モータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行う制御手段とを備え、前記回転検知信号判定手段は、脱水行程において前記回転検知手段から出力された信号より前記洗濯兼脱水槽の回転速度を演算する際に、演算した回転速度があらかじめ設定された上限値以上、または下限値以下の場合にはその回転速度データを前記制御手段に出力しないよう構成したから、なんらかのノイズ等で回転検知手段の出力信号が通常あり得ないような回転数となっても、そのデータを用いないため、精度のよい洗濯兼脱水槽の回転速度を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック図
【図2】 同洗濯機の脱水行程の動作を示すフローチャート
【図3】 本発明の第2の実施例の洗濯機のブロック図
【図4】 同洗濯機の間欠脱水行程の動作を示すフローチャート
【図5】 本発明の第3の実施例の洗濯機のブロック図
【図6】 同洗濯機の脱水行程の動作を示すフローチャート
【図7】 本発明の第4の実施例の洗濯機のブロック図
【図8】 同洗濯機の断面図
【図9】 同洗濯機の脱水行程再スタート時の動作を示すフローチャート
【図10】 本発明の第5の実施例の洗濯機のブロック図
【図11】 同洗濯機の回転検知手段の異常検知時の動作を示すフローチャート
【図12】 本発明の第6の実施例の洗濯機のブロック図
【図13】 本発明の第7の実施例の洗濯機のブロック図
【図14】 同洗濯機の回転検知手段の異常検知時の動作を示すフローチャート
【図15】 本発明の第8の実施例の洗濯機の回転検知手段の斜視図
【図16】 (a)同洗濯機の回転検知手段の正常時の出力波形図
(b)同洗濯機の回転検知手段の異常時の出力波形図
【図17】 本発明の第9の実施例の洗濯機のブロック図
【図18】 同洗濯機の回転検知手段の出力波形図
【図19】 本発明の第10の実施例の洗濯機のブロック図
【図20】 同洗濯機の回転検知時の動作を示すフローチャート
【図21】 従来の洗濯機のブロック図
【図22】 同洗濯機の断面図
【図23】 同洗濯機の脱水行程での動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 モータ
8 パワースイッチング手段
9 回転検知手段
13 モータオン時限制限手段
14 制御手段

Claims (8)

  1. 洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記パワースイッチング手段を制御しモータのオン時限を制限するモータオン時限制限手段と、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行なう制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水行程において前記回転検知手段の出力信号より前記洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、検知した回転速度が所定の値以上になると、前記パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角を低減した状態とし、所定時間後に再び前記パワースイッチング手段をオンする動作を繰り返すことによって前記モータの回転速度を制御する際に、前記パワースイッチング手段のオン時限につき、前記モータオン時限制限手段によって最小時限および最大時限のしきい値を設け、その範囲内で制御するよう構成した洗濯機。
  2. 運転中の行程を省略し次の行程へ変更するよう制御する行程制御手段を備え、制御手段は、間欠脱水行程で回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度以上であると検知すると、所定の時間パワースイッチング手段をオフまたは導通位相角低減状態とし、脱水行程に移行するよう構成した請求項1記載の洗濯機。
  3. モータのオン時限を計測するモータオン時限計測手段を備え、制御手段は、脱水行程の初期において所定の時間パワースイッチング手段をオンしても、回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度に達していないと検知すると、パワースイッチング手段をオン/オフ制御またはオン/導通位相角を低減した状態の2状態に制御するよう構成した請求項1記載の洗濯機。
  4. モータのオン時限を計測するモータオン時限計測手段と、洗濯兼脱水槽上部に設けた蓋と、前記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、運転内容の設定、一時停止および再スタートの入力等を行う操作表示手段とを備え、制御手段は、脱水行程において、前記蓋開閉検知手段より蓋の開閉が入力されるか、または前記操作表示手段より一時停止および再スタートの操作が入力され、脱水運転を一時停止した後に再スタートする際に、回転検知手段の出力信号より洗濯兼脱水槽の回転速度が所定回転速度以上であると検知するか、または所定の時限に到達するまでパワースイッチング手段をオン状態にするよう構成した請求項1記載の洗濯機。
  5. 洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記回転検知手段の異常を検知する異常検知手段と、運転中の行程を判別する行程判別手段と、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記行程判別手段の出力より最終脱水行程であることを検知した場合のみ、前記異常検知手段の出力より前記回転検知手段の異常を検知するよう構成した洗濯機。
  6. 洗濯兼脱水槽上部に設けた蓋と、前記蓋の開閉状態を検知する蓋開閉検知手段と、運転内容の設定、一時停止および再スタートの入力等を行う操作表示手段とを備え、制御手段は、最終脱水行程において、前記蓋開閉検知手段より蓋の開閉が入力されるか、または前記操作表示手段より一時停止および再スタートの操作が入力された場合には、回転検知手段の異常を検知しないように構成した請求項5記載の洗濯機。
  7. 検知した回転検知手段の異常を記憶する不揮発性メモリーを備え、制御手段は、前記不揮発性メモリーに記憶された異常回数も含めて、2以上の所定回数以上連続して回転検知手段の異常を検知した場合に、回転検知手段の異常であると判断するよう構成した請求項5記載の洗濯機
  8. 洗濯兼脱水槽を駆動するモータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知する回転検知手段と、前記回転検知手段の出力信号が正しいかどうかを判定する回転検知信号判定手段と、前記回転検知信号判定手段の出力によって前記モータまたは洗濯兼脱水槽の回転速度を検知し、洗い、すすぎ、脱水等の運転制御を逐次行う制御手段とを備え、前記回転検知信号判定手段は、脱水行程において前記回転検知手段から出力された信号より前記洗濯兼脱水槽の回転速度を演算する際に、演算した回転速度があらかじめ設定された上限値以上、または下限値以下の場合にはその回転速度データを前記制御手段に出力しないよう構成した洗濯機。
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