JP3820599B2 - 燃焼式ヒータ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、燃焼式ヒータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、燃焼式ヒータはエンジン燃料の一部を燃焼部で燃焼させ、車室内の空気、あるいは車室内の放熱器への供給水を加熱するもので、エンジン冷却水温が十分上昇するまでの間の補助ヒータとして使用される。
このような燃焼式ヒータの燃焼部では、加熱部材により加熱された気化部材に燃料を供給し、気化部材により燃料を気化させて、燃焼空気と混合し、この混合気をヒータやグロープラグで着火し、燃焼する。
【0003】
かかる気化部材を使用した燃焼式ヒータは、例えば特開平1−262214号公報、特開平4−73503号公報、特開平4−214105号公報、USP4,538,985号等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の燃焼式ヒータでは、予熱期間に加熱部材によって加熱された気化部材に、低温の燃焼空気と低温の燃料が供給されると、この気化部材は部分的に冷却される。そのため、燃焼空気あるいは燃料の供給開始時において気化部材上では燃料の気化が起こらない部分が存在し、この部分において着火時の燃料と燃焼空気のバランスがくずれ、不完全燃焼を生じてHCの排出量が多くなる。
【0005】
本発明はかかる課題を解決するためのもので、気化部材において着火時の燃料と燃焼空気のバランスのくずれた部分の発生を防止し、着火時に安定した燃焼を得るとともに、HCの排出を防止して排気エミッションの改善を図った燃焼式ヒータを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1は、自身に設けられた気化部材により気化した燃料と前記燃料を燃焼させるのに用いる燃焼空気との存在下で前記燃料を燃焼させる燃焼部と、前記気化部材に近接して設けられ、前記気化部材を加熱し、前記燃料の気化を促進させる加熱手段と、前記気化部材に燃料を供給する燃料供給手段であって、前記加熱手段により前記気化部材が加熱され、前記気化部材の温度が十分上昇すると、燃料の供給を開始する燃料供給手段と、前記燃焼空気を前記燃焼部に供給する燃焼空気供給手段と、前記燃料供給手段に備えられ、それにより供給される前記燃料を燃料供給開始以前と燃料供給開始後の着火時に予熱する予熱手段とから構成され、
前記加熱手段を前記予熱手段として用い、前記加熱手段により前記気化部材が高温になると同時に、前記燃料供給手段の燃料流路(45)または燃料供給管(12)も高温となり、前記燃料流路(45)または前記燃料供給管(12)を通過する際、燃料が予熱されることを特徴とする燃焼式ヒータという技術的手段を採用するものである。
【0007】
また、請求項2は、請求項1において、前記予熱手段により予熱され、前記燃料供給手段により前記燃焼部に供給される媒体によって、前記燃焼空気供給手段により前記燃焼部に供給される媒体が予熱されるような位置関係となるように、前記燃料供給手段と前記燃焼空気供給手段とを配置するという技術的手段を採用するものである。
【0008】
【作用及び発明の効果】
請求項1に示したように、燃料供給手段および/または燃焼空気供給手段が、燃料および/または燃焼空気を予熱する予熱手段を備えることにより、燃焼部に予熱された燃料および/または燃焼空気を供給することができ、燃料の気化に必要な温度に達しない部分が減少し、気化部材上の燃料の気化が起こらない部分の発生を防止することができる。したがって、着火時の燃料と燃焼空気のバランスがくずれた部分の発生を防止できる。それに伴い、不完全燃焼の発生を防止し、HCの排出量を減少させることができる。
【0009】
請求項2では、請求項1と同様の作用と効果が得られるとともに、気化部材を加熱する加熱手段により、燃料および/または燃焼空気を予熱することができることから、予熱手段として新たに部材を設けなくてもよく、燃料および/または燃焼空気の予熱時の消費電力を小さくすることができる。また、部品点数を少なくできることから、製品のコストを抑えることができる。
【0010】
請求項3では、請求項1と同様の作用と効果が得られる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、本発明において、燃料供給手段とは、燃料ポンプなどの燃料を気化部材へと送り出すような装置のみならず、燃焼部と燃料ポンプとをつなぐ流路なども含むものとする。また、燃焼空気供給手段とは、エアポンプなどの燃焼空気を燃焼部へと送り出すような装置のみならず、燃焼部とエアポンプとをつなぐ流路なども含むものとする。
【0012】
〔実施例1〕
図1は、本発明の実施例1における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
燃焼式ヒータ1は、燃焼部2を有するハウジング3と、燃料供給手段4と、燃焼空気供給手段5と、制御手段6とからなる。
【0013】
燃料供給手段4は、燃料タンク8と、燃料ポンプ9、燃料配管10、燃料加熱円管16、遮断弁11、ハウジング3に設けられた燃料供給管12とからなる。なお、燃料ポンプ9は燃料タンク8の内部に設けられている。燃料配管10は、燃料ポンプ9と燃料供給管12とを連結している。また、遮断弁11は、燃料供給管12と燃料ポンプ9との間に配置される。一方、燃料加熱円管16は、燃料配管10の一部であり、後述する予熱手段である燃料・エア加熱装置7の内部に設けられている。
【0014】
燃焼空気供給手段5は、エアポンプ13と、エア配管14、燃料・エア加熱装置7と、ハウジング3に設けられた給気口15とからなる。なお、エア配管14は、エアポンプ13と給気口15との間を連結しており、後述する燃料・エア加熱装置7の内側空所は、エア配管14の一部となっている。
燃料・エア加熱装置7は、エアポンプ13と給気口15との間に、かつ、燃料ポンプ9と遮断弁11との間に配置される。燃料・エア加熱装置7は概円筒形のハウジング18と、燃料加熱円管16と、燃料加熱円管16の外周に螺旋状に設けられたヒータ部材17とからなる。ハウジング18は、両端面を円板で塞いだ形状であり、それぞれの端面板には、ハウジング18の円筒中心とは異なる点を中心とする空気吸入孔19および空気吐出孔20が設けられている。一方、ハウジング18の円筒中心には、ハウジング18の両端面板を貫いて、端面板よりも小さな径をもつ燃料加熱円管16が設けられている。
【0015】
ハウジング3は、その内部に、気化部材である気化プレート21を加熱することによって燃料を気化し、燃焼空気と混合させて燃料を燃焼させる燃焼部2と、燃焼空気を燃焼部2に供給する給気口15と、燃料を燃焼部2の一部である気化プレート21に供給する燃料供給管12とを有している。
図2は、ハウジング3の断面図である。図2に示したように、ハウジング3は左右一対の半容器体22、23を互いの開口縁で仕切板24を挟んで衝合したもので、ハウジング3の半容器体22の上壁には、これを貫通して給気口15が形成されおり、下壁には排気口25が形成されている。一方、半容器体23には、上壁と下壁にそれぞれ、熱伝達媒体としての水の流入口26と流出口27とが設けられており、壁内に形成された液流通路28に通じている。
【0016】
ハウジング3内には中心に燃焼部2が配設され、燃焼部2は仕切板24の表裏にそれぞれ突設された筒部29、30と、筒部29の内部に配置される気化プレート21と、気化プレート21を加熱するヒータ部材34とから構成されている。なお、ヒータ部材34としては、自動車エンジンに用いられる公知の、グロープラグなどが用いられる。
【0017】
燃焼部2の両筒部29、30は、仕切板24の中心に設けた開口32により連通している。筒部30はやや大径の円筒体で、仕切板24の貫通孔33により排気口25と通じる半容器体23の内空間に突出している。一方、筒部29はやや小径の円筒体で、筒壁に多数のエア導入孔31が設けられている。筒部29は給気口15と通じる半容器体22の内空間に突出している。この突出端は閉口されており、この端壁に近接する筒内にはこれを横切って、気化部材である気化プレート21が配置される。気化プレート21は円板体で、焼結金属による多孔質から成る。
【0018】
気化プレート21には、半容器体22の端壁を貫通し、さらに筒部29を貫通した燃料供給管12の先端開口が当接している。燃料供給管12は燃料配管10に連結しており、燃料タンク8内の燃料ポンプ9より遮断弁11を経て燃料供給管12に燃料が供給される。そのため、気化プレート21に至った燃料は毛細管現象により広く気化プレート21全体に拡散する。
【0019】
さらに、気化プレート21の近接には、筒部29の筒壁を貫通して燃料供給管12の先端近くへ至るヒータ部材34が設けてあり、気化プレート21はヒータ部材34により加熱される。燃料は、加熱された気化プレート21から蒸発気化し、給気口15により筒内に供給された燃焼空気と混合して、ヒータ部材34により着火し燃焼する。
【0020】
制御手段6は、燃料ポンプ9、遮断弁11、エアポンプ13の制御、気化プレート21を加熱するためのヒータ部材34への通電および、燃料供給開始以前と燃料供給開始後数分間(以後、着火時と言う。)に燃料・エア加熱装置7に設けたヒータ部材17へ通電する制御を行う。
次に、実施例1の作動について説明する。
【0021】
燃焼式ヒータ1は、燃焼部2に燃料と燃焼空気とを供給し、燃焼部2において燃料を燃焼させ、半容器体23内に設けられた液流通路28内を流れる流体を加熱することにより暖房する。
燃料タンク8内に設けられた燃料ポンプ9により、燃料は燃料・エア加熱装置7の内部に設けられた燃料加熱円管16、遮断弁11、および燃料供給管12を経て燃焼部2に供給される。燃料は、燃料加熱円管16を通過を通過する際に、その外周に設けられたヒータ部材17によって予熱され、遮断弁11、燃料供給管12を経て、気化プレート21に供給される。
【0022】
一方、燃焼空気はエアポンプ13により、エア配管14、燃料・エア加熱装置7および給気口15を経て燃焼部2に供給される。燃焼空気は、燃料・エア加熱装置7を通過する際に、燃料加熱円管16の外周部に設けられたヒータ部材17によって予熱され、給気口15を経て燃焼部2に供給される。
本実施例において、燃焼式ヒータ1の作動の状態を図3に示した。図3の(a)図は、燃焼部2内の気化プレート21を加熱するためのヒータ部材34に印加した電圧の状態であり、(b)図は燃料・エア加熱装置7の内部に設けられたヒータ部材17の印加電圧の状態を示す。(c)図は燃料供給手段4により燃焼部2に供給される燃料供給量を示す。また、(d)図は燃焼空気供給手段5により燃焼部2に供給される燃焼空気供給量である。
【0023】
まず、t1 において、気化プレート21を加熱するヒータ部材34に通電すると同時に燃料と燃焼空気を加熱する燃料・エア加熱装置7のヒータ部材17に通電する。また、同時にエアポンプ13より少量の燃焼空気を所定量供給して、加熱された燃焼空気によってハウジング3内を加熱しておく。次に、ヒータ部材34により気化プレート21が加熱され、気化プレート21の温度が十分上昇すると、時間t2 において、燃料ポンプ9により所定量の燃料を供給するとともに、燃焼空気供給量を所定量だけ増加させて燃焼部2に供給する。時間t3 において燃焼部2の火炎の状態が安定となると、燃料ポンプ9を制御し、必要な暖房能力を得る燃料供給量まで増加して、気化プレート21に燃料を供給する。同時に、燃焼空気供給量を必要な暖房能力を得る燃焼空気供給量まで増加して、燃焼部2に燃焼空気を供給する。続いて、燃料供給量および燃焼空気供給量が設定量となってから、所定の時間が経過した時間t4 において、気化プレート21を加熱するヒータ部材34への通電および燃料・エア加熱装置7のヒータ部材17への通電を中止する。
【0024】
このように、あらかじめ燃料・エア加熱装置7によって予熱した燃料および燃焼空気を、気化プレート21および燃焼部2に供給することにより、気化プレート21において、燃料の気化に必要な温度に達しない部分が減少し、気化プレート21上の燃料の気化が起こらない部分の発生を防止することができる。したがって、気化プレート21上で着火時の燃料と燃焼空気のバランスがくずれた部分の発生を防止できる。それに伴い、不完全燃焼の発生を防止し、HCの排出量を減少させることができる。
【0025】
〔実施例2〕
次に、燃焼空気のみを予熱し、燃焼部に供給する実施例について述べる。
図4は、本発明の実施例2における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
ハウジング3は、実施例1と同様の構成をもち、給気口15と燃料供給管12とを有している。
【0026】
燃料供給手段4は、燃料タンク8と、燃料ポンプ9、燃料配管10、遮断弁11とからなる。燃料配管10は燃料ポンプ9と燃料供給管12とを連結しており、遮断弁11は燃料ポンプ9と燃料供給管12との間に配置される。
一方、燃焼空気供給手段5は、エアポンプ13と、エア配管14、予熱手段である燃焼空気加熱装置35からなる。エア配管14はエアポンプ13と給気口15とを連結しており、燃焼空気加熱装置35はエアポンプ13と給気口15との間に配置される。なお、燃焼空気加熱装置35は、エア配管14の一部となっている。燃焼空気加熱装置35は、円筒形のハウジング36と、その内部に設けられた螺旋状のヒータ部材17とからなっている。燃焼空気加熱装置35のハウジング36の両端は、それぞれエア配管14と接続しており、エア配管14から送られた燃焼空気が通過し、再びエア配管14に送ることができるようになっている。
【0027】
なお、ハウジング3の構成および、その他の構成については実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に本実施例の作動について説明する。
燃料は、燃料タンク8から燃料ポンプ9、燃料配管10、遮断弁11を経て燃料供給管12に送られ、ハウジング3の内部に配設された燃焼部2に供給される。
【0028】
一方、燃焼空気はエアポンプ13からエア配管14、燃焼空気加熱装置35を経て、給気口15に送られ、燃焼部2に供給される。燃焼空気は燃焼空気加熱装置35を通過する際に、燃焼空気加熱装置35の内部に設けられたヒータ部材17によって予熱され、給気口15を経て燃焼部2に供給される。以上のような作動により、実施例1と同様の効果が得られる。
【0029】
〔実施例3〕
次に、燃料のみを予熱し、燃焼部に供給する実施例について述べる。
図5は、本発明の実施例3における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
実施例1と同様に、内部に燃焼部2を配設したハウジング3には給気口15と燃料供給管12を設けている。
【0030】
燃焼空気供給手段5は、エアポンプ13と、エア配管14からなる。エア配管14は、エアポンプ13と給気口15とを連結している。
一方、燃料供給手段4は、燃料タンク8と、燃料ポンプ9、燃料配管10、予熱手段である燃料加熱円管16、遮断弁11とからなる。燃料配管10は燃料ポンプ9と燃料供給管12とを連結しており、遮断弁11は燃料ポンプ9と燃料供給管12との間に配置される。なお、燃料加熱円管16は燃料配管10の一部であり、燃料加熱装置37の内部に設けられている。また、燃料加熱装置37は燃料ポンプ9と遮断弁11との間に配置され、燃料配管10から送られた燃料が燃料加熱装置37を通過し、再び燃料配管10へと送ることができるようになっている。
【0031】
燃料加熱装置37は、円筒形のハウジング38と、ハウジング38の軸中心に設けられた燃料加熱円管16と、燃料加熱円管16の外周に螺旋状に設けられたヒータ部材17とからなる。
なお、その他の構成については実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に本実施例の作動について述べる。
【0032】
燃焼空気はエアポンプ13からエア配管14を経て、給気口15に送られ、燃焼部2に供給される。
一方、燃料は、燃料タンク8から燃料ポンプ9、燃料配管10、燃料加熱装置37の内部に設けられた燃料加熱円管16、遮断弁11を経て燃料供給管12に送られ、燃焼部2に供給される。燃料は、燃料加熱円管16を通過する際に、燃料加熱円管16の外周部に設けられたヒータ部材17によって予熱され、遮断弁11、燃料供給管12を経て燃焼部2に供給される。以上のような作動により、実施例1と同様の効果が得られる。
【0033】
〔実施例4〕
次に、予熱された空気によって、燃料が予熱される実施例について述べる。
図6は、本発明の実施例4における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
ハウジング3は、実施例1と同様の構成をもち、給気口15と燃料供給管12とを有している。
【0034】
燃焼空気供給手段5は、エアポンプ13と、エア配管14、予熱手段である燃焼空気加熱装置35からなる。なお、エア配管14は、エアポンプ13と給気口15との間を連結しており、後述する燃焼空気加熱装置35の内側空所は、エア配管14の一部となっている。
燃焼空気加熱装置35は、エアポンプ13と給気口15との間に配置される。燃焼空気加熱装置35は円筒形のハウジング36と螺旋状のヒータ部材17と燃料加熱円管16とからなる。ヒータ部材17は、ハウジング36の、エアポンプ13に近い側、つまり燃焼空気の流れの上流側の、約半分(図4中燃焼空気加熱装置35の左半分)に配置される。一方、燃料加熱円管16は、ハウジング36の、燃焼空気の流れの下流側の、約半分(図4中燃焼空気加熱装置35の右半分)の部分に配置される。
【0035】
燃料供給手段4は、燃料タンク8と、燃料ポンプ9、燃料配管10、燃料加熱円管16、遮断弁11とからなる。なお、燃料ポンプ9は燃料タンク8の内部に設けられている。燃料配管10は、燃料ポンプ9と燃料供給管12とを連結している。また、遮断弁11は、ハウジング3の燃料供給管12と燃料ポンプ9との間に配置される。燃料加熱円管16を配置した燃焼空気加熱装置35は、燃料ポンプ9と遮断弁11との間に配置される。一方、燃料加熱円管16はコの字型に成形され、その両端はハウジング36を貫通しており、その中間部はハウジング36内部に設けられている。なお、燃料加熱円管16は、燃料配管10の一部となっている。燃料加熱円管16の両端は燃料配管10に接続しており、燃料配管10から送られた燃料は、燃料加熱円管16を通過し、再び燃料配管10に送られる。
【0036】
次に、本実施例の作動について述べる。
燃焼空気は、エアポンプ13からエア配管14、燃焼空気加熱装置35を経て、給気口15に送られ、燃焼部2に供給される。燃焼空気供給手段5により燃焼部2に供給される媒体である燃焼空気は、予熱手段である燃焼空気加熱装置35を通過する際にヒータ部材17により予熱される。
【0037】
一方、燃料供給手段4により燃焼部2に供給される媒体である燃料は、燃料タンク8から燃料ポンプ9、燃料配管10、燃焼空気加熱装置35の下流側の内部に設けられた燃料加熱円管16、遮断弁11を経て燃料供給管12に送られ、燃焼部2に供給される。燃料供給手段4の一部である燃料加熱円管16は、予熱手段である燃焼空気加熱装置35の下流側の内部に設けられており、予熱された燃焼空気によって燃料が予熱されるように、燃料加熱円管16と燃焼空気加熱装置35とは配置されている。したがって、燃料は燃料加熱円管16を通過する際に、燃焼空気加熱装置35の上流側で予熱された燃焼空気により予熱され、遮断弁11、燃料供給管12を経て燃焼部2に供給される。以上のような作動により、実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0038】
〔実施例5〕
次に、燃料を予熱するとともに、さらに予熱された燃料によって燃焼空気を予熱する実施例について述べる。
図7は、本発明の実施例5における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【0039】
ハウジング3は、実施例1と同様の構成をもち、給気口15と燃料供給管12とを有している。
燃料供給手段4は、燃料タンク8と、燃料ポンプ9、燃料配管10、燃料加熱円管16、燃焼空気加熱円管39、遮断弁11とからなる。燃料配管10は燃料ポンプ9と燃料供給管12とを連結しており、遮断弁11は燃料ポンプ9と燃料供給管12との間に配置される。
【0040】
燃料加熱円管16は、燃料ポンプ9と燃焼空気加熱円管39との間に配置された、予熱手段である燃料加熱装置37の内部に設けられている。燃料加熱装置37は、円筒形のハウジング38と、ハウジング38の軸中心に設けられた燃料加熱円管16と、燃料加熱円管16の外周に螺旋状に設けられたヒータ部材17とからなる。
【0041】
一方、燃焼空気加熱円管39は燃焼空気加熱装置35の内部に設けられている。燃焼空気加熱装置35は、燃料ポンプ9と遮断弁11との間に、かつエアポンプ13と給気口15との間に配置されている。燃焼空気加熱装置35は、円筒形のハウジング36と燃焼空気加熱円管39とをを有している。燃焼空気加熱円管39の両端はハウジング36の筒壁を貫通しており、その中間部はハウジング36の内部に設けられ,螺旋状となっている。
【0042】
なお、燃料加熱円管16、燃焼空気加熱円管39は燃料配管10の一部であり、燃料タンク8から燃料配管10を経て送られて来た燃料は、燃料加熱円管16を通過した後、いったん燃料配管10を通過し、続いて燃焼空気加熱円管39を通過し、再び燃料配管10を通過するように配置されている。
燃焼空気供給手段5は、エアポンプ13と、燃焼空気加熱装置35と、エア配管14からなる。エア配管14は、エアポンプ13と給気口15とを連結している。燃焼空気加熱装置35は円筒形のハウジング36と燃焼空気加熱円管39とを有している。燃焼空気加熱装置35の内側空所はエア配管14の一部であり、エア配管14から送られた燃焼空気は、燃焼空気加熱装置35のハウジング36の内部を通過した後、再びエア配管14に送ることができるようになっている。
【0043】
次に、本実施例の作動について説明する。
燃料は、燃料タンク8から燃料ポンプ9、燃料配管10、燃料加熱装置37の内部に設けられている燃料加熱円管16、燃焼空気加熱装置35の内部に設けられている燃焼空気加熱円管39、遮断弁11を経て燃料供給管12に送られ、燃焼部2に供給される。燃料供給手段4により燃焼部2に供給される媒体である燃料は、燃料加熱円管16を通過する際に、ヒータ部材17によって予熱される。
【0044】
一方、燃焼空気供給手段5により燃焼部2に供給される媒体である燃焼空気は、エアポンプ13からエア配管14、燃焼空気加熱装置35を経て、給気口15に送られ、燃焼部2に供給される。燃焼空気供給手段5の一部である燃焼空気加熱装置35の内部には,燃焼空気加熱円管39が螺旋状に設けられており、予熱された燃料によって燃焼空気が予熱されるように、燃料加熱円管16と燃焼空気加熱円管39とは配置されている。したがって、燃焼空気は燃焼空気加熱装置35を通過する際に、予熱された燃料が通過する燃焼空気加熱円管39により予熱される。
【0045】
以上のような作動により、実施例1と同様の効果を得ることができる。
〔実施例6〕
次に、燃焼部の周囲にエア流路を設け、気化プレートを加熱する加熱部材によりエア流路をも予熱し、エア流路を通過する際に予熱された燃焼空気を、燃焼部に供給する実施例について述べる。
【0046】
図8は、本発明の実施例6における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、ハウジング3の断面図である。
燃焼式ヒータ1は、主に、内部に燃焼部2を配設したハウジング3と、燃料供給手段4と、燃焼空気供給手段5と、制御手段6とからなる。
燃焼空気供給手段5は、エアポンプ13と、ハウジング3に設けられた給気口15と、エアポンプ13と給気口15とを接続するエア配管14と、半容器体22の内部に設けられたエア流路40、空間部41、エア吸入口42とからなる。
【0047】
なお、燃料供給手段4は、実施例2と同様であるので説明を省略する。
ハウジング3は、実施例1とほぼ同様の構成であるが、半容器体22は、以下に述べるように、エア流路40を有している。半容器体22は、その中心に燃焼部2の一部である筒部29が配設される空間部41と、その空間部41の外周を取り巻く内壁43と、さらに内壁43の外周を取り巻くドーナツ状のエア流路40と、エア流路40の外周を取り巻く外壁44とを有している。内壁43の上部には給気口15が形成されている。ただし、給気口15は内壁43を貫通し、エア流路40と連通しているが、外壁44を貫通しておらず、半容器体22の外部とは連通していない。また、給気口15の反対側の外壁44には、エア配管14と接続されたエア吸入口42が設けられている。エア流路40は、給気口15を介して空間部41と、エア吸入口42を介してエア配管14と連通している。
【0048】
また、気化プレート21を加熱するための加熱部材であるヒータ部材34は、筒部29の筒壁を貫通し、さらに半容器体22の内壁43を貫通して設けられており、ヒータ部材34は内壁43に保持されている。
なお、その他の構成については、実施例1と同様であるので説明を省略する。
次に、本実施例の作動について説明する。
【0049】
燃焼空気は、エアポンプ13からエア配管14、エア吸入口42を経てエア流路40に供給される。さらに、エア流路40から給気口15を経て空間部41に流入し、エア導入孔31から燃焼部2に供給され、気化プレート21の表面付近で気化した燃料と混合され、燃料の燃焼に用いられる。
燃料が気化プレート21に供給される前に、ヒータ部材34に通電し、気化プレート21を加熱すると、気化プレート21が高温となるとともに、このヒータ部材34を保持している半容器体22の内壁43も加熱され、高温となる。したがって、燃焼空気はエア流路40を通過する際に、高温となった内壁43により予熱される。つまり、気化プレート21を加熱するための加熱部材であるヒータ部材34は、燃焼空気を予熱する予熱手段としても用いられる。
【0050】
本実施例において、燃焼式ヒータ1の作動の状態を図9に示した。図9において、図9の(a)図は燃焼部2内の気化プレート21を加熱するためのヒータ部材34に印加した電圧の状態であり、(b)図は燃料供給手段4により気化プレート21に供給される燃料供給量を示す。また、(c)図は燃焼空気供給手段5により燃焼部2に供給される燃焼空気供給量である。
【0051】
まず、t1 において、気化プレート21を加熱するヒータ部材34に通電すると同時に、エアポンプ13より少量の燃焼空気を燃焼部2に所定量供給して、加熱された燃焼空気によって半容器体22内を加熱しておく。次に、ヒータ部材34により気化プレート21が加熱され、気化プレート21の温度が十分上昇すると、時間t2 において、燃料ポンプ9により所定量の燃料を供給するとともに、燃焼空気供給量を所定量だけ増加させて燃焼部2に供給する。時間t3 において燃焼部2の火炎の状態が安定となると、燃料ポンプ9を制御し、必要な暖房能力を得る燃料供給量まで増加して、気化プレート21に燃料を供給する。同時に、燃焼空気供給量を必要な暖房能力を得る燃焼空気供給量まで増加して、燃焼部2に燃焼空気を供給する。続いて、燃料供給量および燃焼空気供給量が設定量となってから、所定の時間が経過した時間t4 において、気化プレート21を加熱するヒータ部材34への通電を中止する。
【0052】
このように、ヒータ部材34に通電すると、気化プレート21が高温になると同時に、半容器体22の内壁43も高温になる。したがって、エア流路40および空間部41を通過する際に、燃焼空気は予熱される。以上のような作動により、実施例2と同様の効果を得ることができる。
また、気化プレート21を加熱するヒータ部材34により、燃焼空気を予熱することができることから、実施例1から6のように予熱手段として新たにヒータ部材を設けなくてもよく、燃焼空気を予熱するための消費電力を小さくすることができる。また、部品点数を少なくできることから、製品のコストを抑えることができる。
【0053】
〔実施例7〕
次に、燃焼部を有するハウジングの内部に燃料流路を設け、気化プレートを加熱する加熱部材により燃料流路も予熱し、燃料流路を通過する際に予熱された燃料を、燃焼部に供給する実施例について述べる。
図10は、本発明の実施例7における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、ハウジング3の断面図である。
【0054】
ハウジング3は、実施例1とほぼ同様の構成であるが、燃料供給管12は半容器体22の端壁を貫通して設けられていない。半容器体22の端面には、半容器体22の軸中心を軸中心とするドーナツ型の燃料流路45が形成されている。なお、燃料流路45の最上部から軸中心にむけて、さらに燃料流路45は伸びており、筒部29の端面を挿通して設けられている燃料供給管12に連結している。また、半容器体22の底部の外側最下部には、燃料配管10と連結した燃料吸入口46が形成され、燃料吸入口46は燃料流路45と連結している。
【0055】
また、気化プレート21を加熱するための加熱部材であるヒータ部材34は、筒部29の筒壁を貫通し、さらに半容器体22の筒壁を貫通して設けられており、ヒータ部材34は半容器体22に保持されている。
燃料供給手段4は、燃料タンク8内に設けられた燃料ポンプ9と、燃料配管10と、遮断弁11と、燃料吸入口46と、燃料流路45と、燃料供給管12とからなる。燃料ポンプ9、燃料配管10、遮断弁11の配置は実施例2と同様であるので、説明を省略する。
【0056】
なお、燃焼空気供給手段5は、実施例3と同様であるので、説明を省略する。また、その他の構成については、実施例6と同様であるので、説明を省略する。
次に、本実施例の作動について述べる。
燃料は、燃料タンク8内の燃料ポンプ9より遮断弁11を経て、燃料供給管12に供給される。気化プレート21に燃料を供給する前にヒータ部材34に通電すると、気化プレート21が高温になると同時に、このヒータ部材34が保持された半容器体22も高温となり、燃料流路45を通過する際、燃料は予熱される。つまり、気化プレート21を加熱するための加熱部材であるヒータ部材34は、燃料を予熱する予熱手段としても用いられる。以上のような作動により、実施例3と同様の効果を得ることができる。
【0057】
〔実施例8〕
次に、燃料供給管に、気化プレートを加熱するヒータ部材を設け、燃焼部に供給する燃料を予熱する実施例について述べる。
図11は、本発明の実施例8における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、ハウジング3の断面図である。
【0058】
ハウジング3は、実施例1とほぼ同様の構成であるが、半容器体22の端壁にを貫通して設けられた燃料供給管12は、半容器体22の外部に突出した部分が直角に曲げられており、この直角に曲げられた部分から半容器体22の内部に向かう部分において、燃料供給管12の軸中心には、気化プレート21を加熱するためのヒータ部材34が設けてあり、このヒータ部材34は気化プレート21を貫いている。なお、その他の構成については実施例1と同様であるので説明を省略する。
【0059】
次に本実施例の作動について説明する。
燃料は、燃料タンク8内の燃料ポンプ9より遮断弁11を経て、燃料供給管12に供給される。気化プレート21に燃料を供給する前にヒータ部材34に通電すると、気化プレート21が高温になると同時にこのヒータ部材34の外周に設けられた燃料供給管12も高温となり、燃料供給管12を通過する際、燃料は予熱される。つまり、気化プレート21を加熱するための加熱部材であるヒータ部材34は、燃料を予熱する予熱手段としても用いられる。以上のような作動により、実施例3と同様の効果を得ることができる。
【0060】
なお、以上の実施例では、燃焼部を内部に有するハウジングの内部または外部のどちらかにおいて、燃料または/および燃焼空気が予熱される構成としたが、燃焼部を内部に有するハウジングの内部および外部で燃料または/および燃焼空気が予熱される構成としてもよい。例えば、実施例1の燃焼部を内部に有するハウジングとして、実施例6のような内部に予熱手段を備えたハウジングを用いてもよく、このような構成とした場合、より確実に予熱された燃料または/および燃焼空気を燃焼部に供給することができる。
【0061】
また、以上の実施例では、予熱手段を燃料配管やエア配管といった、燃料や燃焼空気を燃焼部へと供給する流路の一部に備えたが、燃料ポンプやエアポンプといった燃料や燃焼空気を燃焼部へと送り出すような装置に備えても、以上の実施例で述べたのと同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図2】実施例1における燃焼式ヒータ1のハウジング3の断面図である。
【図3】実施例1における燃焼式ヒータ1の作動の状態を示すタイムチャート図である。
【図4】実施例2における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図5】実施例3における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図6】実施例4における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図7】実施例5における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図8】実施例6における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図9】実施例6における燃焼式ヒータ1の作動の状態を示すタイムチャート図である。
【図10】実施例7における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【図11】実施例8における燃焼式ヒータ1の全体を示すブロック図であり、模式的一部断面図である。
【符号の説明】
1 燃焼式ヒータ
2 燃焼部
4 燃料供給手段
5 燃焼空気供給手段
7 予熱手段である燃料・エア加熱装置
21 気化部材である気化プレート
Claims (2)
- 自身に設けられた気化部材により気化した燃料と前記燃料を燃焼させるのに用いる燃焼空気との存在下で前記燃料を燃焼させる燃焼部と、
前記気化部材に近接して設けられ、前記気化部材を加熱し、前記燃料の気化を促進させる加熱手段と、
前記気化部材に燃料を供給する燃料供給手段であって、前記加熱手段により前記気化部材が加熱され、前記気化部材の温度が十分上昇すると、燃料の供給を開始する燃料供給手段と、
前記燃焼空気を前記燃焼部に供給する燃焼空気供給手段と、
前記燃料供給手段に備えられ、それにより供給される前記燃料を燃料供給開始以前と燃料供給開始後の着火時に予熱する予熱手段とから構成され、
前記加熱手段を前記予熱手段として用い、前記加熱手段により前記気化部材が高温になると同時に、前記燃料供給手段の燃料流路(45)または燃料供給管(12)も高温となり、前記燃料流路(45)または前記燃料供給管(12)を通過する際、燃料が予熱されることを特徴とする燃焼式ヒータ。 - 前記予熱手段により予熱され、前記燃料供給手段により前記燃焼部に供給される媒体によって、前記燃焼空気供給手段により前記燃焼部に供給される媒体が予熱されるような位置関係となるように、前記燃料供給手段と前記燃焼空気供給手段とを配置することを特徴とする請求項1記載の燃焼式ヒータ。
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