JP3818164B2 - コンテンツデータの処理装置および処理方法、受信装置および受信方法、情報処理装置、並びに各方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツデータの処理装置および処理方法、受信装置および受信方法、情報処理装置、並びに各方法を実行するためのプログラムおよびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体に関する。詳しくは、コンテンツデータの処理を行う処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報の分析結果に基づいて処理手段を制御することによって、ユーザの嗜好に合わせた処理が可能となるようにしたコンテンツデータ処理装置等に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばVTR(Video Tape Recorder)等の記録機を使用した放送番組の記録予約は、ユーザが、新聞やEPG(Electronic Program Guide)による番組表を参照して所望の番組を見つけ、記録機に対して当該番組の予約操作を行うことで行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の記録予約では、ユーザが予約操作をしない番組は、記録されないことになる。つまり、ユーザの嗜好に合う番組があったとしても、ユーザが番組表からその番組を見つけることができなければ、記録予約を行うことができない。この場合、ユーザの嗜好に合う番組があった場合には、自動的に予約されて記録されていれば便利である。あるいは、ユーザの嗜好に合う番組があった場合、ユーザにその番組をレコメンドしてくれれば便利である。
この発明の目的は、ユーザの嗜好に合わせた処理が可能となるようにしたコンテンツデータ処理装置等を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るコンテンツデータ処理装置は、コンテンツデータの処理を行う処理手段と、この処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得する取得手段と、この取得手段により取得される付加情報を分析する分析手段と、この分析手段による分析結果が記憶される記憶手段と、この記憶手段に記憶されている分析結果に基づいて処理手段を制御する制御手段とを備えるものである。
【0005】
また、この発明に係るコンテンツデータ処理方法は、コンテンツデータの処理を行う処理ステップと、この処理ステップによって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得する取得ステップと、この取得ステップにより取得される付加情報を分析する分析ステップと、この分析ステップによる分析結果を記憶装置に記憶する記憶ステップと、記憶装置に記憶されている分析結果に基づいて、処理ステップの処理を制御する制御ステップとを備えるものである。
【0006】
また、この発明に係る受信装置は、複数局からの信号が多重される放送信号を受信する受信部と、この受信部により受信される放送信号から一の信号を抽出するチューナ部と、このチューナ部により抽出される信号を復調して放送データを出力する復調部と、この復調部より出力される放送データを処理して画像データを得る処理部と、この処理部により得られる画像データを表示素子に出力する出力部と、少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布を作成する作成部と、この作成部で作成される頻度分布が記憶される記憶部と、予め設定された時刻であるか否かを判別する時刻判別部と、この時刻判別部により設定された時刻であると判別されたとき、記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出する項目内容抽出部と、複数局からの信号に関連し、記憶部に記憶される頻度分布に対応する項目を有する番組表を記憶する番組表記憶部と、項目内容抽出部により抽出される項目内容に該当する番組を番組表記憶部に記憶される番組表から検索する検索部と、この検索部により検索される番組に係る情報を表示するための表示信号を発生する発生部と、この発生部で発生される表示信号を処理部より得られる画像データに合成する合成部とを備えるものである。
【0007】
この発明に係る受信方法は、複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、受信される放送信号から一の信号を抽出するステップと、抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、得られる画像データを表示素子に出力するステップと、少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布を作成するステップと、作成される頻度分布を記憶部に記憶するステップと、予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、設定された時刻であると判別されたとき、記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、検索される番組に係る情報を表示するための表示信号を発生するステップと、発生される表示信号を画像データに合成するステップとを備えるものである。
【0008】
また、この発明に係る受信装置は、複数局からの信号が多重される放送信号を受信する受信部と、この受信部により受信される放送信号から一の信号を抽出するチューナ部と、このチューナ部により抽出される信号を復調して放送データを出力する復調部と、この復調部より出力される放送データを処理して画像データを得る処理部と、この処理部により得られる画像データを出力する出力部と、少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布を作成する作成部と、この作成部で作成される頻度分布が記憶される記憶部と、予め設定された時刻であるか否かを判別する時刻判別部と、この時刻判別部により設定された時刻であると判別されたとき、記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出する項目内容抽出部と、複数局からの信号に関連し、記憶部に記憶される頻度分布に対応する項目を有する番組表を記憶する番組表記憶部と、項目内容抽出部により抽出される項目内容に該当する番組を番組表記憶部に記憶される番組表から検索する検索部と、復調部より出力される放送データまたは上記処理部より出力される画像データを記録する記録部と、検索部で検索された番組の番組情報を一時的に記憶し、この番組の放送日時に該番組に係る放送データを復調部より得て、放送データまたは画像データを記録部で記録する予約録画動作を実行する制御部とを備えるものである。
【0009】
また、この発明に係る受信方法は、複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、受信される放送信号から一の信号を抽出するステップと、抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、得られる画像データを出力するステップと、少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布を作成するステップと、作成される頻度分布を記憶部に記憶するステップと、予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、設定された時刻であると判別されたとき、記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、検索された番組の番組情報を一時的に記憶し、この番組の放送日時に該番組に係る放送データまたは画像データを記録部に記録するステップを備えるものである。
【0010】
また、この発明に係るプログラムは、上述の各方法をコンピュータに実行させるためのものである。また、この発明に係るコンピュータ読み取り可能な媒体は、上述のプログラムを記録したものである。
【0011】
この発明においては、処理手段でコンテンツデータの処理が行われる。処理手段では、例えば、放送信号に含まれるコンテンツデータより一のコンテンツデータを選択的に取得する受信処理、この受信処理で得られるコンテンツデータを記録する処理、記録媒体から所定のコンテンツデータを再生する処理等が行われる。
【0012】
取得手段により、処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報が取得される。そして、分析手段により、例えば、付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布が分析結果として得られる。
【0013】
例えば、分析手段では、放送信号に含まれるコンテンツデータより選択的に取得された一のコンテンツデータに付加されている付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて頻度分布が作成される。この場合例えば、受信処理部で所定のコンテンツデータが選択されて所定時間が経過するまでの当該受信処理部における選択切り換え回数(チャネル切り換え回数)に応じて、項目内容の頻度に重み付けが行われる。
【0014】
また例えば、分析手段では、記録予約が行われる所定のコンテンツデータに対応する付加情報から抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて頻度分布が作成される。この場合例えば、予約操作部で記録予約された所定のコンテンツデータの予約日に応じて、項目内容の頻度に重み付けが行われる。
【0015】
また例えば、分析手段では、記録媒体から再生された所定のコンテンツデータに付加されている付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて頻度分布が作成される。この場合例えば、再生期間における記録媒体の再生開始位置から再生終了位置までの時間長と、再生期間における所定回の記録媒体の早送り開始から早送り終了までの累積時間と、再生期間における所定回の記録媒体の巻き戻し開始から巻き戻し終了までの累積時間とに応じて、項目内容の頻度に重み付けが行われる。
【0016】
そして、記憶手段(記憶装置)に記憶されている分析結果に基づいて、処理手段が制御される。例えば、処理手段は、受信処理部で取得されたコンテンツデータ、あるいは記録媒体から選択的に再生されたコンテンツデータ等を表示素子に出力する出力部を有しており、制御手段は、記憶手段に記憶されている分析結果に基づいて、推奨すべき所定のコンテンツデータを決定し、この所定のコンテンツデータの情報を表示する表示信号を発生し、この表示信号を上述の表示素子に出力するコンテンツデータに合成する。
【0017】
また例えば、処理手段は、コンテンツデータを記録する記録部を有し、制御手段は、記憶手段に記憶されている分析結果に基づいて、記録予約すべき所定のコンテンツデータを決定し、この所定のコンテンツデータの放送日時に、受信処理部により所定のコンテンツデータを取得し、この所定のコンテンツデータを記録部で記録するように制御する。
【0018】
このように、処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得し、この付加情報の分析結果に基づいて処理手段を制御する構成とすることによって、ユーザの嗜好に合わせた処理が可能となる。また、頻度分布を作成する際に上述のように重み付けを行うことにより、記憶手段(記憶装置)に記憶される頻度分布の情報を、よりユーザの好みを反映させたものとすることが可能となる。
【0019】
なお、記憶手段は、分析手段により分析されて得られた第1の分析結果と共に、他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を分析して得られた第2の分析結果を記憶し、制御手段は、この第1の分析結果および第2の分析結果に基づいて、処理手段を制御してもよい。また、記憶手段は、処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を分析した分析結果に代えて、この分析結果と他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を分析した分析結果とに基づいて生成された新たな分析結果を記憶し、制御手段は、この新たな分析結果に基づいて、処理手段を制御してもよい。
【0020】
このように、第1の分析結果および第2の分析結果、あるいは新たな分析結果に基づいて処理手段を制御する構成とすることによって、他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報の分析結果を有効に利用することが可能となる。
【0021】
また、処理手段は、表示素子に推奨すべきコンテンツデータとしてその情報が表示されているコンテンツデータのうち一のコンテンツデータを選択する選択部を有し、記憶手段は、上述したように第1の分析結果および第2の分析結果が記憶されているとき、選択部で選択されるコンテンツデータが第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、この判別結果に基づいて、第1の分析結果と第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶してもよい。
【0022】
また、処理手段は、記録予約すべきコンテンツデータとして決定され、そのコンテンツデータが記録されている記録部から所定のコンテンツデータを再生する再生部を有し、記憶手段は、上述したように第1の分析結果および第2の分析結果が記憶されているとき、再生部で再生されるコンテンツデータが第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、この判別結果に基づいて、第1の分析結果と第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶してもよい。
【0023】
このように第1の分析結果と第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶することにより、記憶手段に、ユーザの好みに対応した頻度分布の情報が格納された状態をより早く実現することが可能となる。
【0024】
また、分析結果が記憶される記憶手段を装脱可能なメモリ手段とすることで、この記憶手段に他の分析結果をさらに格納したり、この記憶手段に格納された分析結果を他のコンテンツデータ処理装置(受信装置)で利用することが容易となる。
【0025】
また例えば、分析手段による分析結果が記憶される記憶手段(記憶装置)の内容が他の記憶手段に移される場合等にあっては、制御手段は、当該他の記憶手段に格納される分析結果に基づいて、処理手段を同様に制御できる。
【0026】
また、この発明に係る情報処理装置は、第1のメモリに記憶されている第1の分析結果と、複数個の第2のメモリにそれぞれ記憶されている複数の第2の分析結果とのマッチング演算を行ってマッチ度情報を得る演算部と、この演算部により得られるマッチ度情報に基づき、複数の第2の分析結果のうち最もマッチ度の高い第2の分析結果を選択する選択部と、第1のメモリあるいはこの第1のメモリとは異なるメモリに、第1の分析結果および選択部で選択された第2の分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備えるものである。
【0027】
また、この発明に係る情報処理装置は、第1のメモリに記憶されている第1の分析結果と、複数個の第2のメモリにそれぞれ記憶されている複数の第2の分析結果とのマッチング演算を行ってマッチ度情報を得る演算部と、この演算部により得られるマッチ度情報に基づき、複数の第2の分析結果のうち最もマッチ度の低い第2の分析結果を選択する選択部と、第1のメモリあるいはこの第1のメモリとは異なるメモリに、第1の分析結果および選択部で選択された第2の分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備えるものである。
【0028】
また、この発明に係る情報処理装置は、第1のメモリに記憶されている第1の分析結果および1個または2個以上の第2のメモリにそれぞれ記憶されている1個または2個以上の第2の分析結果の平均または加算の演算を行って新たな分析結果を得る演算部と、第1のメモリあるいはこの第1のメモリとは異なるメモリに、第1の分析結果および演算部により得られる新たな分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備えるものである。
【0029】
また、この発明に係る情報処理装置は、第1のメモリに記憶されている第1の分析結果と、この第1の分析結果および1個または2個以上の第2のメモリにそれぞれ記憶されている1個または2個以上の第2の分析結果とのマッチング演算を行ってマッチ度情報を得る第1の演算部と、第1の分析結果および1個または2個以上の第2の分析結果の平均または加算の演算を、第1の演算部により得られるマッチ度情報に基づいて重み付けをしていって新たな分析結果を得る第2の演算部と、第1のメモリあるいはこの第1のメモリとは異なるメモリに、第1の分析結果および第2の演算部により得られる新たな分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備えるものである。
【0030】
このように、情報処理装置では、1個または2個以上の第2のメモリにそれぞれ記憶されている1個または2個以上の分析結果から所定の分析結果を選択し、あるいは新たな分析結果を得て、これを第1のメモリあるいはこの第1のメモリとは異なるメモリに、第1の分析結果と共に記憶するものであり、第2のメモリに記憶されている分析結果を有効に利用することが可能となる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、この発明の実施の形態について説明する。図1は、実施の形態としての受信装置500の構成を示している。
この受信装置500は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を備え、装置全体の動作を制御するための制御部501を有している。なお、この制御部501はタイマ部502を持っている。また、この制御部501には、ユーザが選局操作、録画操作、録画予約操作、再生操作等の種々の操作を行うための操作部503が接続されている。
【0032】
また、受信装置500は、アナログ放送信号およびデジタル放送信号を受信する受信アンテナ504と、このアンテナ504で受信される放送信号を後述するアナログチューナ部506およびデジタルチューナ部521に選択的に入力するためのセレクタ505とを有している。この場合、セレクタ505は、受信アンテナ504で受信された放送信号を、アナログ放送信号に含まれる番組を受信する際にはアナログチューナ部506に入力し、一方、デジタル放送信号に含まれる番組を受信する際にはデジタルチューナ部521に入力する。
【0033】
また、受信装置500は、入力されるアナログ放送信号に対して選局処理を行って所定番組の中間周波信号を得るアナログチューナ部506と、このアナログチューナ部506で得られる中間周波信号に対して復調処理(映像検波処理)を行って、放送データとしての所定番組の映像信号を得る復調部507とを有している。なお、このように復調回路507で得られる映像信号の例えば垂直ブランキング期間には、この所定番組に対応した付加情報AI1が多重されている。この付加情報AI1には、この所定番組のタイトル、出演者の人名およびジャンル等の情報が含まれている。
【0034】
また、受信装置500は、復調部507で得られる映像信号を、後述する記録制御部510、YC分離制御部512に入力するためのセレクタ508を有している。この場合、セレクタ508は、復調部507で得られる映像信号を、記録する際には記録制御部510に入力し、この映像信号による画像を、CRT(Cathode-Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等の表示素子(図示せず)に表示する場合には、YC分離制御部512に入力する。
【0035】
また、受信装置500は、アナログ記録部としてのVTR(Video Tape Recorder)509と、このVTR509への映像信号の記録を制御する記録制御部510と、このVTR509からの映像信号の再生を制御する再生制御部511と、映像情報より輝度信号Yおよび搬送色信号Cをそれぞれ分離し、その後に搬送色信号Cに対して復調処理を行って赤色差信号R−Y、青色差信号B−Yを得、さらにその後にこれらの信号Y,R−Y,B−Yを用いたマトリックス処理を行って、画像データとしての赤、緑、青の色信号R,G,Bを得るYC分離制御部512を有している。
【0036】
この場合、VTR509への映像信号の記録時において、このVTR509への映像信号の供給は、記録制御部510を介して行われる。また、VTR509からの映像信号の再生時において、再生された映像信号は、再生制御部511を介して、YC分離制御部512に入力される。
【0037】
図2は、YC分離制御部512の構成を示している。すなわち、復調部507からセレクタ508を介して入力される映像信号SVaは、付加情報検出部601およびY/C分離部602に供給される。同様に、VTR509で再生されて再生制御部511を介して入力される映像信号SVbは、付加情報検出部601およびY/C分離部602に供給される。
【0038】
付加情報検出部601は、供給される映像信号SVaまたは映像信号SVbの垂直ブランキング期間に多重されている付加情報AI1を検出し、検出した付加情報AI1を後述するログ記録制御部542に供給する。Y/C分離部602は、供給される映像信号SVaまたは映像信号SVbを輝度信号Yと搬送色信号Cとに分離し、搬送色信号Cを色復調部603に入力すると共に、輝度信号Yをマトリックス部604に入力する。
【0039】
色復調部603は、入力される搬送色信号Cを復調して赤色差信号R−Yおよび青色差信号B−Yを取り出し、これらの色差信号R−Y,B−Yをマトリックス部604に入力する。マトリックス部604は、入力される輝度信号Yおよび色差信号R−Y,B−Yを用いてマトリックス演算を行って赤、緑、青の色信号R,G,Bを生成し、これら色信号R,G,Bを出力する。
【0040】
また、図1に戻って、受信装置500は、YC分離制御部512より出力される赤、緑、青の色信号R,G,Bに対して、OSD(On Screen Display)機能のために、文字図形などの表示を行う表示信号SCHを合成する合成部513を有している。この合成部513より出力される赤、緑、青の色信号R,G,BがCRTやLCD等の表示素子(図示せず)に供給されることで、この表示素子に映像信号SVaまたは映像信号SVbによる画像が表示されることとなる。
【0041】
また、受信装置500は、入力されるデジタル放送信号に対して選局処理を行って所定番組のデジタル変調データを得るデジタルチューナ部521と、このデジタルチューナ部521で得られるデジタル変調データに対して復調処理を行って放送データとしてのMPEG(Moving Picture Experts Group)データを得るチャネルデコーダ522とを有している。なお、このようにチャネルデコーダ522で得られるMPEGデータには、この所定番組に対応した付加情報AI2が多重されている。この付加情報AI2には、この所定番組のタイトル、出演者の人名およびジャンル等の情報が含まれている。
【0042】
また、受信装置500は、チャネルデコーダ522で得られるMPEGデータを、後述するMPEGデコーダ527、記録制御部525に入力するためのセレクタ523を有している。この場合、セレクタ523は、チャネルデコーダ522で得られるMPEGデータを記録する際には記録制御部525に入力し、MPEGデータによる画像をCRTやLCD等の表示素子(図示せず)に表示する場合には、MPEGデコーダ527に入力する。
【0043】
また、受信装置500は、デジタル記録部としてのHDD(Hard Disk Drive)524と、このHDD524へのMPEGデータの記録を制御する記録制御部525と、このHDD524からのMPEGデータの再生を制御する再生制御部526と、MPEGデータに対して復号化処理を行って、画像データとしての赤、緑、青の色信号R,G,Bを得るMPEGデコーダ527とを有している。
【0044】
この場合、HDD524へのMPEGデータの記録時において、このHDD524へのMPEGデータの供給は、記録制御部525を介して行われる。一方、HDD524からのMPEGデータの再生時において、再生されたMPEGデータは、再生制御部526を介してMPEGデータ527に入力される。なお、セレクタ523はMPEGデータに付加されている付加情報AI2を抽出する機能を備えており、このセレクタ523で抽出される付加情報AI2は、記録制御部525を介して後述するログ記録制御部542に供給される。
【0045】
また、受信装置500は、再生部としてのDVD(Digital Video Disc)再生部531と、このDVD再生部531からのコンテンツデータの再生を制御する再生制御部532とを有している。
【0046】
このDVD再生部531からは、ユーザの操作に応じて、所定のコンテンツのコンテンツデータが再生される。このコンテンツデータには付加情報AI3が含まれており、この所定のコンテンツのタイトル、出演者の人名、監督の人名、作曲家の人名、作詞家の人名およびジャンル等の情報が含まれている。
【0047】
この場合、DVD再生部531からの所定のコンテンツデータの再生時において、このコンテンツデータに含まれるMPEGデータは、再生制御部532を介してMPEGデコーダ527に入力される。なお、再生制御部532は、さらに、コンテンツデータに付加されている付加情報AI3を抽出し、この付加情報AI3を後述するログ記録制御部542に供給する。
【0048】
図3は、再生制御部532の構成を示している。すなわち、再生制御部532は信号読み出し部611を備えており、制御部501の制御のもと、この信号読み出し部611によって、DVD再生部531が再生状態とされ、再生された所定のコンテンツデータは、この信号読み出し部611を介して分離部612に供給される。この分離部612は、供給されるコンテンツデータから、付加情報AI3と、MPEGデータMPDcとを分離して出力する。
【0049】
また、図1に戻って、受信装置500は、MPEGデコーダより出力される赤、緑、青の色信号R,G,Bに対して、OSD機能のために、文字図形などの表示を行う表示信号SCHを合成する合成部533を有している。この合成部533より出力される赤、緑、青の色信号R,G,BがCRTやLCD等の表示素子(図示せず)に供給されることで、MPEGデコーダ527に、チャネルデコーダ522からセレクタを介して供給されるMPEGデータMPDa、HDD524から再生制御部526を介して供給されるMPEGデータMPDbまたはDVD再生部531から再生制御部532を介して供給されるMPEGデータMPDcによる画像が表示されることとなる。
【0050】
ここで、合成部513,533に供給される表示信号SCHは、上述の制御部501で作成され、本実施の形態においては、再生制御部526を介して、供給される。なお、制御部501から合成部513,533に、表示信号SCHが直接供給されるようにしてもよい。なお、この表示信号SCHは、表示素子に選局される番組のチャネル番号を表示したり、予約設定時の表示をしたりする際の他、後述するように、HDD524に記録されている番組表のデータに基づいて、表示素子に番組表を表示する際、あるいは後述するようにHDD524に記録されている番組表に存在する番組のうち、ユーザにレコメンド(推薦)すべき番組を表示する際等にも、合成部513,533に供給される。
【0051】
なお、上述では、HDD524は、チャネルデコーダ522で得られる所定番組のMPEGデータを記録すると共に、記録された所定番組のMPEGデータを再生するように説明したが、このHDD524は、例えばデジタルチューナ部521で取得される、例えばデジタル放送信号に含まれる番組表のデータ、つまりEPG(Electronic Program Guide)の情報をも記録される。この番組表のデータには、数日分の番組のそれぞれにおける情報、例えば放送日時、チャネル、タイトル、出演者の人名、ジャンル、概要などの情報が含まれている。
【0052】
この場合、デジタルチューナ部521で取得された番組表のデータは、制御部501および記録制御部525を介してHDD524に供給されて記録される。なお、この番組表のデータは随時更新される。また、制御部501は、再生制御部526を介して、HDD524に記録されている番組表のデータから所定番組の情報を検索して取得することができる。例えば、ユーザの操作により、HDD524に記録される番組表のデータに基づいて録画予約が行われるとき、制御部501は録画予約された番組の情報を取得し、これをその番組の付加情報AI2として、記録制御部525を介して後述するログ記録制御部542に供給する。
【0053】
また、受信装置500は、装脱可能な基板ベイメモリ541と、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報をそれぞれ作成し、この頻度分布の情報を基板ベイメモリ541に記録するログ記録制御部542とを有している。
【0054】
図4は、ログ記録制御部542の構成を示している。すなわち、YC分離制御部512から供給される付加情報AI1、記録制御部525から供給される付加情報AI2および再生制御部532から供給される付加情報AI3は、それぞれ分離部621に供給される。分離部621は、供給される付加情報から、タイトル、人名、ジャンルの情報をそれぞれ分離する。
【0055】
分離部621で分離されたタイトルの情報は、頻度分布作成部622に供給される。この頻度分布作成部622には、記録再生部623により基板ベイメモリ541から読み出される、それまでのタイトルの頻度分布の情報が供給される。頻度分布作成部622は、基板ベイメモリ541から読み出されたタイトルの頻度分布の情報を、分離部621で分離されたタイトルの情報に対応したタイトルの頻度が増加するように修正する。このように頻度分布作成部622で修正されたタイトルの頻度分布の情報は、記録再生部623を介して基板ベイメモリ541に書き込まれる。これにより、基板ベイメモリ541内のタイトルの頻度分布の情報は修正されたタイトルの頻度分布の情報に更新される。
【0056】
また、分離部621で分離されたジャンルの情報は、頻度分布作成部624に供給される。この頻度分布作成部624には、記録再生部623により基板ベイメモリ541から読み出される、それまでのジャンルの頻度分布の情報が供給される。頻度分布作成部624は、基板ベイメモリ541から読み出されたジャンルの頻度分布の情報を、分離部621で分離されたジャンルの情報に対応したジャンルの頻度が増加するように修正する。このように頻度分布作成部624で修正されたジャンルの頻度分布の情報は、記録再生部623を介して基板ベイメモリ541に書き込まれる。これにより、基板ベイメモリ541内のジャンルの頻度分布の情報は、修正されたジャンルの頻度分布の情報に更新される。
【0057】
また、分離部621で分離された人名の情報は、人名切出部625に供給される。この人名の情報には、上述したタイトルやジャンルの情報と異なり、複数個の情報が含まれることが多い。人名切出部625は、分離部621で分離された人名の情報に含まれる個々の人名の情報を切り出して頻度分布作成部626に供給する。また、頻度分布作成部626には、記録再生部623により基板ベイメモリ541から読み出される、それまでの人名の頻度分布の情報が供給される。
【0058】
頻度分布作成部626は、基板ベイメモリ541から読み出された人名の頻度分布の情報を、人名切出部625で切り出された人名の情報に対応した人名の頻度が増加するように修正する。このように頻度分布作成部626で修正された人名の頻度分布の情報は、記録再生部623を介して基板ベイメモリ541に書き込まれる。これにより、基板ベイメモリ541内の人名の頻度分布の情報は、修正された頻度分布の情報に更新される。
【0059】
なお、図1では、記録制御部510、再生制御部511、YC分離制御部512、合成部513、MPEGデコーダ527および合成部533に対する制御ラインの図示を省略しているが、これらの動作も制御部501によって制御されている。
【0060】
次に、図1に示す受信装置500の動作を説明する。
ユーザの操作部503による操作により、アナログ放送信号に含まれる所定番組を受信する場合、受信アンテナ504で受信される放送信号はセレクタ505を介してアナログチューナ部506に供給される。チューナ部506では、入力されるアナログ放送信号に対して選局処理が行われて、所定番組の中間周波信号が得られる。この所定番組の中間周波信号は復調部507に供給される。この復調部507では、中間周波信号の復調処理が行われ、所定番組の映像信号が得られる。
【0061】
そして、ユーザの操作部503による操作により、この所定番組の映像信号をVTR509に記録する場合、この映像信号はセレクタ508および記録制御部510を介してVTR509に供給されて記録される。
【0062】
また、ユーザの操作部503による操作により、この所定番組の映像信号による画像をCRTやLCD等の表示素子に表示して視聴する場合、この映像信号SVaはセレクタ508を介してYC分離制御部512に供給される。そして、このYC分離制御部512から出力される赤、緑、青の色信号R,G,Bは、合成部513を介して、図示しないCRTやLCD等の表示素子に供給される。これにより、表示素子には受信された所定番組の映像信号SVaによる画像が表示される。この場合、YC分離制御部512では映像信号SVaから付加情報AI1が分離され、この付加情報AI1はログ記録制御部542に供給される。
【0063】
図5のフローチャートは、この放送番組視聴時におけるYC分離制御部512の動作を示している。ステップST1で、入力された映像信号から、付加情報AI1を分離し、この付加情報AI1をログ記録制御部542に供給する。そして、ステップST2で、この映像信号から輝度信号Yおよび搬送色信号Cを分離し、これらを処理して色信号R,G,Bを出力する。
【0064】
また、ユーザの操作部503の操作により、VTR509に記録されている所定番組の映像信号を再生する場合に、VTR509で再生された映像信号SVbは再生制御部511を介してYC分離制御部512に供給される。これにより、表示素子には、VTR509から再生された所定番組の映像信号SVbによる画像が表示される。この場合、YC分離制御部512では映像信号SVbから付加情報AI1が分離され、この付加情報AI1はログ記録制御部542に供給される。詳細説明は省略するが、このVTR再生時におけるYC分離制御部512の動作も、上述した放送番組視聴時と同様である(図5のフローチャート参照)。
【0065】
また、ユーザの操作部503による操作により、デジタル放送信号に含まれる所定番組を受信する場合、受信アンテナ504で受信される放送信号はセレクタ505を介してデジタルチューナ部521に供給される。チューナ部521では、入力されるデジタル放送信号に対して選局処理が行われて、所定番組のデジタル変調データが得られる。この所定番組のデジタル変調データはチャネルデコーダ522に供給される。このチャネルデコーダ522では、デジタル変調データの復調処理が行われ、所定番組のMPEGデータが得られる。
【0066】
このようにチャネルデコーダ522で得られる所定番組のMPEGデータはセレクタ523に供給される。このセレクタ523では、この所定番組のMPEGデータに付加されている付加情報AI2が分離され、この付加情報AI2は記録制御部525を介してログ記録制御部542に供給される。
【0067】
そして、ユーザの操作部503による操作により、この所定番組のMPEGデータをHDD524に記録する場合、このMPEGデータは、セレクタ523および記録制御部525を介してHDD524に供給されて記録される。
【0068】
また、ユーザの操作部503による操作により、この所定番組のMPEGデータによる画像をCRTやLCD等の表示素子に表示して視聴する場合、このMPEGデータMPDaはセレクタ523を介してMPEGデコーダ527に供給される。そして、このMPEGデコーダ527から出力される赤、緑、青の色信号R,G,Bは、合成部513を介して、図示しないCRTやLCD等の表示素子に供給される。これにより、表示素子には受信された所定番組のMPEGデータMPDaによる画像が表示される。
【0069】
また、ユーザの操作部503の操作により、HDD524に記録されている所定番組のMPEGデータを再生する場合、HDD524で再生されたMPEGデータMPDbは再生制御部526を介してMPEGデコーダ527に供給される。これにより、表示素子には、HDD524から再生された所定番組のMPEGデータMPDbによる画像が表示される。
【0070】
また、ユーザの操作部503の操作により、HDD524に記録されている番組表のデータに基づいて、番組表を表示素子に表示できる。この場合、制御部501は、例えばユーザの操作部503の操作によって特定されたジャンル、日時等の番組の情報を、HDD524から再生制御部526を介して読み出し、この読み出された番組の情報を用いて、番組表を表示するための表示信号SCHを生成する。
【0071】
この表示信号SCHは、制御部501から、再生制御部526を介して合成部513,533に供給される。合成部513,533では、画像データとしての色信号R,G,Bに、この表示信号SCHが合成される。これにより、表示素子の画面上には、色信号R,G,Bによる画像に重ねて、番組表が表示される。ユーザは、このように表示素子に番組表が表示されている状態で、所定番組の録画予約を行うことができる。この場合、ユーザは、操作部503の操作によって、表示された番組表から録画予約すべき所定番組を選択することができる。
【0072】
制御部501は、このように番組表に基づいて録画予約が行われる場合、その所定番組の放送日時、チャネル、タイトル、出演者の人名、ジャンルなどの情報を、再生制御部526を介して、HDD524から読み出し、内蔵メモリ(図示せず)に一時的に格納する。
【0073】
そして、制御部501は、チャネル、タイトル、出演者の人名、ジャンルの情報を、この所定番組の付加情報AI2として、記録制御部525を介してログ記録制御部542に供給する。また、制御部501は、放送日時およびチャネルの情報に基づいて、放送日時に、その所定番組が録画されるように制御する。すなわち、制御部501は、放送日時となるとき、アナログチューナ部506またはデジタルチューナ部521を制御してその所定番組に係るチャネルの受信状態とし、記録制御部510または記録制御部525を制御して、VTR509またはHDD524でこの所定番組の映像信号またはMPEGデータが記録されるようにする。
【0074】
図6のフローチャートは、上述した録画予約時における制御部501の動作を示している。ステップST11で、番組表より所定番組の録画予約選択があったとき、ステップST12で、再生制御部を介して、HDD524から、録画予約された所定番組の放送日時、チャネル、タイトル、出演者の人名、ジャンルなどの情報を読み出し、内蔵メモリに一時的に格納する。そして、ステップST13で、録画予約された所定番組のタイトル、出演者の人名、ジャンルなどの情報を、この所定番組の付加情報AI2として、記録制御部525を介して、ログ記録制御部542に供給する。
【0075】
なお、録画予約時に、上述したように録画予約すべき所定番組を、表示された番組表から選択して特定するのではなく、操作部503の操作で放送日時およびチャネルを直接入力することで、録画予約すべき所定番組を特定することもできる。この場合、制御部501は、入力された放送日時およびチャネルの情報を内蔵メモリに一時的に格納し、これらの情報を用いて、所定番組の放送日時に、その番組の録画が行われるように制御する。
【0076】
また、制御部501は、再生制御部526を通じて、放送日時およびチャネルの情報に基づき、当該録画予約された所定番組に対応するタイトル、出演者の人名、ジャンルの情報がHDD524に記録されているか否かを検索し、記録されているときには、その情報を読み出して内蔵メモリに一時的に格納する。そして、制御部501は、その情報を、録画予約された所定番組の付加情報AI2として、記録制御部525を介して、ログ記録制御部542に供給する。
【0077】
また、ユーザの操作部503の操作により、DVD再生部531で、所定コンテンツを再生する場合、このDVD再生部531で再生されたMPEGデータMPDcは、再生制御部532を介してMPEGデコーダ527に供給される。これにより、表示素子には、DVD再生部531で再生された所定コンテンツのMPEGデータMPDcによる画像が表示される。この場合、再生制御部532では、MPEGデータに付加されている付加情報AI3が抽出され、この付加情報AI3はログ記録制御部542に供給される。
【0078】
図7のフローチャートは、このDVD再生時における再生制御部532(図3参照)の動作を示している。ステップST21で、制御部501から再生を指示する制御信号が供給されるとき、ステップST22で、信号読み出し部611により、DVD再生部を531を再生状態として、指定されたコンテンツのデータを読み出す。
【0079】
そして、ステップST23で、読み出されたデータを、分離部612で、MPEGデータMPDcと付加情報AI3とに分離し、ステップST24で、MPEGデータMPDcをMPEGデコーダ527に供給し、付加情報AI3をログ記録制御部542に供給する。
【0080】
また、上述したように、ログ記録制御部542には、YC分離制御部512から付加情報AI1が供給され、記録制御部525から付加情報AI2が供給され、再生制御部532から付加情報AI3が供給される。ログ記録制御部542(図4参照)は、付加情報AI1〜AI3がそれぞれ供給される毎に、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報を修正し、修正された新たな頻度分布の情報を基板ベイメモリ541に記憶する。
【0081】
図8のフローチャートは、このログ記録制御部542の動作を示している。ステップST31で、分離部621により、付加情報をタイトル、人名、ジャンルの情報に分離する。そして、ステップST32で、分離された情報が人名の情報であるときは、ステップST33で、分離された人名の情報に含まれる個々の人名の情報を切り出して、ステップST34に進む。ステップST32で、分離された情報が人名の情報でないときは、直ちにステップST34に進む。
【0082】
ステップST34では、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布をそれぞれ作成する。この場合、記録再生部623により、基板ベイメモリ541から読み出された各頻度分布の情報を、分離部621で分離されたタイトル、人名、ジャンルの情報に対応したタイトル、人名、ジャンルの頻度が増加するように、それぞれ修正する。そして、ステップST35で、このように修正されたそれぞれの頻度分布の情報を、記録再生部623により、基板ベイメモリ541に書き込む。これにより、基板ベイメモリ541内のそれぞれ頻度分布の情報は、修正された頻度分布の情報に更新される。
【0083】
なお、本実施の形態においては、上述したようにタイトル、人名、ジャンルの頻度分布を修正するにあたって、分離部621で分離されたタイトル、人名、ジャンルの情報に対応したタイトル、人名、ジャンルの増加頻度を単純に「1」とするのではなく、重み付けが行われる。この重み付けの情報は、供給ラインは図示せずも、制御部501からログ記録制御部542に供給される。
【0084】
まず、番組視聴時にログ記録制御部542に供給される付加情報に対応して、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布を修正する際における、タイトル、人名、ジャンルの増加頻度に対する重み付けについて説明する。
【0085】
図9のフローチャートは、制御部501における、この番組視聴時の重み付けを求める処理を示している。
まず、ステップST41で、カウント値NをN=0に初期化する。そして、ステップST42で、タイマをスタートし、さらにステップST43で、フラグ=1にする。
【0086】
次に、ステップST44で、チャネル切り換えがあるか否かを判断する。チャネル切り換えがないときは、ステップST45で、フラグ=1で10分以上経過したか否かを判断する。ステップST44で、チャネルの切り換えがあるときは、ステップST46で、タイマをストップし、ステップST47で、カウント値Nをインクリメントし、その後にステップST42に戻る。
【0087】
ステップST45で、条件を満たすときは、ステップST48で、視聴中の番組に係る付加情報によるタイトル、人名、ジャンルの増加頻度に、以下のような重み付けをする。N=0であるときは、2.0倍の重み付けとする。一方、N≠0でないときは、(1.0+0.5/N)倍の重み付けとする。
【0088】
次に、ステップST49で、N=0に初期化すると共に、フラグ=0として、ステップST44に戻り、以下上述したと同様の処理を繰り返す。
【0089】
このように、図9のフローチャートで示す重み付けの処理では、チャネル切り換えがなく10分を経過したとき、視聴中の番組に係る付加情報によるタイトル、人名、ジャンルの増加頻度に、その視聴中の番組に至るまでのチャネル切り換え回数(カウント値N)に応じた重み付けがなされる。この場合、チャネルの切り換え回数が少ないほど、大きな重み付けがなされる。これは、ユーザにとって、チャネル切り換え回数が小さいほど、重要度が高いであろうとの仮定に基づくものである。なお、重み付けの値は上述した値に限定されるものではなく、その他の算出式を用いて求めるようにしてもよい。
【0090】
また、録画予約時にログ記録制御部542に供給される付加情報に対応して、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布を修正する際における、タイトル、人名、ジャンルの増加頻度に対する重み付けについて説明する。
【0091】
図10のフローチャートは、制御部501における、この録画予約時の重み付けを求める動作を示している。
【0092】
まず、ステップST51で、現在日時と予約日時を比較する。当日予約であるときは、ステップST52で、録画予約された番組に係る付加情報によるタイトル、人名、ジャンルの増加頻度に対する重み付けを1.2倍とする。また、当日より前の予約であるとき(週間予約を除く)は、ステップST53で、その重み付けを1.5倍とする。また、週間予約であるときは、ステップST54で、その重み付けを2.0倍とする。
【0093】
このように、図10のフローチャートで示す重み付けの処理では、現在日時と予約日時との関係に応じた重み付けがなされる。この場合、当日より前の予約、あるいは週間予約の方が、当日予約より、大きな重み付けがなされる。これは、ユーザにとって、当日より前の予約、あるいは週間予約に係る番組の方が、当日予約の番組より重要度が高いであろうとの仮定に基づくものである。なお、重み付けの値は上述した値に限定されるものではなく、その他の値としてもよい。
【0094】
また、DVD再生時にログ記録制御部542に供給される付加情報に対応して、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布を修正する際における、タイトル、人名、ジャンルの増加頻度に対する重み付けについて説明する。
【0095】
図11のフローチャートは、制御部501における、DVD再生部531で所定コンテンツが再生される際(DVD再生時)の重み付けを求める処理を示している。
【0096】
まず、ステップST61で、早送りの状態にあるか否かを判断する。早送りの状態にあるときは、ステップST62で、タイマをスタートし、早送りの状態にある時間の計測を開始する。そして、ステップST63で、早送りの状態を終了して再生状態に戻ったか否かを判断する。再生状態に戻ったときは、ステップST64で、タイマで計測された早送りの状態にある時間を、図示しない内蔵メモリに格納し、その後にステップST65に進む。上述したステップST61で、早送りの状態になく、再生状態にあるときは、直ちにステップST65に進む。
【0097】
ステップST65では、巻き戻しの状態にあるか否かを判断する。巻き戻しの状態にあるときは、ステップST66で、タイマをスタートし、巻き戻しの状態にある時間の計測を開始する。そして、ステップST67で、巻き戻しの状態を終了して再生状態に戻ったか否かを判断する。再生状態に戻ったときは、ステップST68で、タイマで計測された巻き戻しの状態にある時間を、図示しない内蔵メモリに格納し、その後にステップST69に進む。上述したステップST65で、巻き戻しの状態になく、再生状態にあるときは、直ちにステップST69に進む。
【0098】
ステップST69では、再生停止であるか否かを判断する。再生停止でないときは、ステップST61に戻り、上述したと同様の処理を繰り返す。一方、再生停止であるときは、ステップST70で、再生されている所定コンテンツの再生停止位置(タイプスタンプ)を読み出し、ステップST71で、以下のような重み付けをする。
【0099】
すなわち、再生されている所定コンテンツの記録時間と、タイプスタンプと、早送りの状態にあった総時間(早送り時間)と、巻き戻しの状態にあった総時間(巻き戻し時間)とを用いて、[1.0+(タイプスタンプ/記録時間)−早送り時間/記録時間+巻き戻し時間/記録時間]倍の重み付けとする。
【0100】
このように、図11のフローチャートで示す重み付けの処理では、再生時における早送り時間や巻き戻し時間に応じた重み付けがなされる。この場合、早送り時間が短いほど、また巻き戻し時間が長いほど、大きな重み付けがなされる。これは、ユーザにとって、早送り時間が短いほど、また巻き戻し時間が長いほど、重要度が高いであろうとの仮定に基づくものである。なお、重み付けの値は上述した値に限定されるものではなく、その他の算出式を用いて求めるようにしてもよい。
【0101】
また、図1に示す受信装置500においては、上述したように基板ベイメモリ541に格納されたタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報を利用して、ユーザの好みの番組を自動録画する機能を持っている。この自動録画機能は、自動録画設定の動作と、自動録画実行の動作とからなっている。
【0102】
図12のフローチャートは、制御部501における、自動録画設定の動作を示している。この自動録画設定の動作は、ユーザの操作部503による操作によって開始させることができ、また終了させることができる。
【0103】
ステップST81で、自動録画設定時刻になったか否かを判断する。この自動録画設定時刻は、例えばユーザによって、一日のうちの所定の時刻に予め設定される。そして、自動録画設定時刻となると、ステップST82で、再生制御部526を介して、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報から、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれにおける最大頻度の項目内容を抽出する。
【0104】
次に、ステップST83で、再生制御部526を介して、上述の抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容にマッチングした番組を、HDD524に格納されている番組表のデータから検索する。ここで、マッチングした番組とは、タイトル、人名、ジャンルの項目内容の全てを満たす番組だけでなく、その一部のみを満たす番組も含めることができる。そして、ステップST84で、タイマ部502のメモリに、検索された番組の情報を書き込む。
【0105】
なお、ステップST83で、抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容にマッチングした番組を検索できなかったときは、ステップST84で、タイマ部502のメモリに、番組の情報が書き込まれることはない。
【0106】
図13は、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報の一例を示したものである。この例の場合、ジャンルの最大頻度の項目内容は「音楽」であり、人名の最大頻度の項目内容は「うただ○○」であり、タイトルの最大頻度の項目内容は「△ミュージック」である。
【0107】
したがって、上述のステップST82で抽出されるタイトル、人名、ジャンルの項目内容は、「△ミュージック」、「うただ○○」、「音楽」となる。そして、上述のステップST83では、この抽出された項目内容にマッチングした番組が検索され、上述したステップST84で、その検索された番組の情報がタイマ部に書き込まれる。図14は、検索された番組の情報の一例を示しており、タイマ部502にはそのうち放送日時およびチャネルの情報のみ書き込まれる。
【0108】
なお、上述したステップST82では、最大頻度の項目内容のみを抽出したものであるが、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するようにしてもよい。この場合、上述したステップST83では、この最大から所定順位までの頻度の項目内容にマッチングした番組が検索されることとなる。例えば、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれに関して、最大から所定順位までの頻度の項目内容のいずれかを含む番組をマッチングした番組とすることができる。
【0109】
次に、図15のフローチャートは、制御部501における、自動録画実行の動作を示している。この自動録画実行の動作は、ユーザの操作部503による操作によって開始させることができ、また終了させることができる。
【0110】
ステップST91で、タイマ部502に格納されている番組情報(放送日時およびチャネルの情報)に対応する番組の放送時刻となったか否かを判断する。その番組の放送時刻となったときは、ステップST92で、アナログチューナ部506またはデジタルチューナ部521を制御してその所定番組に係るチャネルの受信状態とし、さらにステップST93で、記録制御部510または記録制御部525を制御して、VTR509またはHDD524でこの所定番組の映像信号またはMPEGデータを記録する。
【0111】
次に、ステップST94で、VTR509またはHDD524に、タイマ部502に格納されている、他の番組情報に対応する番組の内容(映像信号またはMPEGデータ)を記録し得る空き容量があるか否かを判断する。空き容量があるときは、ステップSTS91に戻り、タイマ部502に格納されている他の番組情報に対応する処理に移る。一方、空き容量がないときは、自動録画実行の動作を強制的に終了する。
【0112】
また、図1に示す受信装置500においては、上述したように基板ベイメモリ541に格納されたタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報を利用して、ユーザの好みの番組をレコメンド(推奨)する機能を持っている。
【0113】
図16のフローチャートは、制御部501における、自動レコメンド実行の動作を示している。この自動レコメンド実行の動作は、ユーザの操作部503による操作によって開始させることができ、また終了させることができる。
【0114】
ステップST101で、自動レコメンド実行時刻になったか否かを判断する。この自動レコメンド実行時刻は、例えばユーザによって、一日のうちの所定の時刻に予め設定される。そして、レコメンド実行時刻になると、ステップST102で、再生制御部526を介して、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報から、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれにおける最大頻度の項目内容を抽出する。
【0115】
次に、ステップST103で、再生制御部526を介して、上述の抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容にマッチングした番組を、HDD524に格納されている番組表のデータから検索し、その検索された番組の情報(図14参照)を図示しない内蔵メモリに一時的に書き込む。ここで、マッチングした番組とは、タイトル、人名、ジャンルの項目内容の全てを満たす番組だけでなく、その一部のみを満たす番組も含めることができる。
【0116】
次に、ステップST104で、その検索された番組の情報を表示するための表示信号SCHを生成し、この表示信号SCHを再生制御部526を介して、合成部513,533に供給する。これにより、合成部513,533の出力が供給されるCRTやLCD等の表示素子(図示せず)には、レコメンドすべき番組の情報が表示される。
【0117】
なお、ステップST103で、抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容にマッチングした番組を検索できなかったときは、ステップST104で、推奨すべき番組の情報を表示する表示信号SCHを生成して合成部513,533に供給することはなく、CRTやLCD等の表示素子には、レコメンドすべき番組の情報は表示されない。なおこの場合、レコメンドすべき番組がない旨を表示するための表示信号SCHを生成し、この表示信号SCHを合成部513,533に供給し、CRTやLCD等の表示素子にレコメンドすべき番組がない旨を表示するようにしてもよい。
【0118】
また、上述したステップST102では、最大頻度の項目内容のみを抽出したものであるが、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するようにしてもよい。この場合、上述したステップST103では、この最大から所定順位までの頻度の項目内容にマッチングした番組が検索されることとなる。例えば、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれに関しては最大から所定順位までの頻度の項目内容のいずれかを含む番組をマッチングした番組とすることができる。
【0119】
また、図1に示す受信装置500における基板ベイメモリ541には、上述したようにログ記録制御部542により書き込まれる頻度分布の情報の他に、他の同様の受信装置における基板ベイメモリ(以下、「他基板ベイメモリ」という)に書き込まれた頻度分布の情報に基づく他の頻度分布の情報を格納することができる。
【0120】
図17は、基板ベイメモリ541に、上述した他の頻度分布の情報を格納するために用いられる、基板ベイメモリのデータ収集装置700を示している。
【0121】
このデータ収集装置700は、基板ベイメモリ541からタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報を読み出すデータ読み出し部701と、このデータ読み出し部701で読み出された頻度分布の情報を蓄積部703に書き込むデータ書き込み部702とを有している。この基板ベイメモリ541からの頻度分布の情報は、基板ベイメモリ541に係る基板の製造番号xによって管理される。
【0122】
また、データ収集装置700は、他の基板ベイメモリ704ー1〜704ーnからタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報をそれぞれ読み出すデータ読み出し部705-1〜705-nと、これらデータ読み出し部705-1〜705-nで読み出された頻度分布の情報をそれぞれ蓄積部703に書き込むデータ書き込み部706-1〜706-nとを有している。これら他の基板ベイメモリ704ー1〜704ーnからの頻度分布の情報は、これら他の基板ベイメモリ704ー1〜704ーnに係る基板の製造番号y1〜ynによって管理される。
【0123】
また、データ収集装置700は、蓄積部703に書き込まれている製造番号xの頻度分布の情報Dxを繰り返し読み出し、後述する比較選択部708に供給すると共に、また各回の製造番号xの頻度分布の情報Dxの読み出しに対応して、蓄積部703に書き込まれている製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynを順次読み出し、後述する比較選択部708に供給するデータ読み出し部707を有している。
【0124】
また、データ収集装置700は、データ読み出し部707から供給される製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのそれぞれに対して、データ読み出し部707から供給される製造番号xの頻度分布の情報Dxとのマッチ度を演算し、製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのうち最大のマッチ度が得られる頻度分布の情報を取得する比較選択部708と、この比較選択部708で取得された頻度分布の情報を、他の頻度分布の情報として、基板ベイメモリ541に書き込むデータ書き込み部709とを有している。
【0125】
図18は、比較選択部708の構成を示している。この比較選択部708は、製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのそれぞれに対して、それぞれ製造番号xの頻度分布の情報Dxとのマッチ度を演算するマッチ度演算部711を有している。
【0126】
このマッチ度演算部711では、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれ頻度分布の情報のマッチ度が個別に演算され、その後に加算されて最終的なマッチ度とされる。ここで、マッチ度は、マッチ度を演算すべき各々の頻度分布の情報をそれぞれ頻度の最大値と最小値で正規化し、その後に相関演算を行うことで求められる。
【0127】
例えばジャンルの頻度分布の情報のマッチ度を求める場合、項目内容K1,K2,K3,K4,K5における正規化後の頻度が、一方の頻度分布の情報ではa1,a2,a3,a4,a5であり、他方の頻度分布の情報ではb1,b2,b3,b4,b5であるとすると、マッチ度MCHは、MCH=a1・b1+a2・b2+a3・b3+a4・b4+a5・b5と求められる。タイトルや人名の頻度分布のマッチ度を求める場合も同様である。
【0128】
また、比較選択部708は、マッチ度演算部711で演算されるマッチ度が順次供給され、最大マッチ度を記憶しておく、マッチ度比較部712を有している。この場合、マッチ度比較部712には、製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのそれぞれに対して演算されたマッチ度が順次供給される。マッチ度比較部712は、最初に供給されるマッチ度はそのまま最大マッチ度として記憶するが、その後に入力されるマッチ度に関しては、記憶されている最大マッチ度と比較し、最大マッチ度より大きいときのみ最大マッチ度として記憶する。
【0129】
これにより、マッチ度比較部712には、最終的に、製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのそれぞれに対して演算されたマッチ度のうち、最大のマッチ度が記憶された状態となる。
【0130】
また、比較選択部708は、マッチ度比較部712が入力されたマッチ度を最大マッチ度として記憶する毎に、そのマッチ度に対応する頻度分布の情報を、記憶部714に上書きする更新部713を有している。これにより、記憶部714には、最終的に、製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのうち、最大のマッチ度が得られる頻度分布の情報が記憶された状態となる。この記憶部714に最終的に記憶されている頻度分布の情報が、データ書き込み部709(図17参照)により、他の頻度分布の情報として、基板ベイメモリ541に書き込まれることとなる。
【0131】
図17に示すデータ収集装置700の動作を説明する。
基板ベイメモリ541からデータ読み出し部701により製造番号xの頻度分布の情報Dxが読み出され、この情報Dxはデータ書き込み部702により蓄積部703に書き込まれる。また、他の基板ベイメモリ704-1〜704-nからデータ読み出し部705-1〜705-nにより製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynが読み出され、この情報Dy1〜Dynはデータ書き込み部706-1〜706-nにより蓄積部703に書き込まれる。
【0132】
蓄積部703に書き込まれた製造番号xの頻度分布の情報Dxは、データ読み出し部707により繰り返し読み出されて比較選択部708に供給される。また、蓄積部703に書き込まれた製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynは、各回の上述の製造番号xの情報Dxの読み出しに対応して、データ読み出し部707により順次読み出されて比較選択部708に供給される。
【0133】
比較選択部708では、データ読み出し部707から供給される製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのそれぞれに対して、データ読み出し部707から供給される製造番号xの頻度分布の情報Dxとのマッチ度が演算され、製造番号y1〜ynの頻度分布の情報Dy1〜Dynのうち最大のマッチ度が得られる頻度分布の情報(以下、「製造番号yの頻度分布の情報Dy」とする)が取得される。
【0134】
そして、比較選択部708で取得された製造番号yの頻度分布の情報Dyは、データ書き込み部709により、基板ベイメモリ541に書き込まれる。したがって、基板ベイメモリ541には、製造番号xの頻度分布の情報Dxと共に、製造番号yの頻度分布の情報Dyが格納された状態となる。
【0135】
なお、データ収集装置700では、上述したように既に製造番号xの頻度分布の情報Dxが格納されている基板ベイメモリ541に、製造番号yの頻度分布の情報Dyを書き込むものであったが、他の基板ベイメモリに、製造番号x,yの頻度分布の情報Dx,Dyを書き込み、これを基板ベイメモリ541として使用してもよい。
【0136】
また、図1に示す受信装置500においては、上述したように基板ベイメモリ541に、製造番号xの頻度分布の情報Dxの他に、さらに製造番号yの頻度分布の情報Dyが格納されている場合、上述した自動録画機能に係る自動録画設定および自動録画実行の動作は以下のようになる。
【0137】
図19のフローチャートは、制御部501における、自動録画設定の動作を示している。この自動録画設定の動作は、ユーザの操作部503による操作によって開始させることができ、また終了させることができる。
【0138】
ステップST111で、自動録画設定時刻になったか否かを判断する。この自動録画設定時刻は、例えばユーザによって、一日のうちの所定の時刻に予め設定される。そして、自動録画設定時刻となると、ステップST112で、再生制御部526を介して、基板メモリ541に格納されている製造番号xのタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報Dxから、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれにおける最大頻度の項目内容Txを抽出する。
【0139】
さらに、このステップST112で、基板メモリ541に格納されている製造番号yのタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報Dyから、上述の製造番号xのタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報Dxにない項目内容のうち、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれにおける最大頻度の項目内容Tyを抽出する。
【0140】
図20は、項目内容Tyの選択範囲を示す図である。すなわち、楕円Cxは頻度分布の情報Dxに含まれる項目内容の範囲を示しており、楕円Cyは頻度分布Dyに含まれる項目内容の範囲を示している。上述の項目内容Tyは、頻度分布の情報Dyのみに含まれる項目内容の範囲(クロスハッチングされた部分)から抽出される。
【0141】
次に、ステップST113で、再生制御部526を介して、上述の抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容Tx,Tyにそれぞれマッチングした番組を、HDD524に格納されている番組表のデータから検索する。ここで、マッチングした番組とは、タイトル、人名、ジャンルの項目内容の全てを満たす番組だけでなく、その一部のみを満たす番組も含めることができる。そして、ステップST114で、タイマ部502のメモリに、検索された番組の情報(放送日時、チャネルの情報)を書き込む。
【0142】
なお、ステップST113で、抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容にマッチングした番組を検索できなかったときは、ステップST114で、タイマ部502のメモリに、番組の情報が書き込まれることはない。また、上述したステップST112では、最大頻度の項目内容Tx,Tyのみを抽出したものであるが、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するようにしてもよい。この場合、上述したステップST113では、この最大から所定順位までの頻度の項目内容にマッチングした番組が検索されることとなる。例えば、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれに関して、最大から所定順位までの頻度の項目内容のいずれかを含む番組をマッチングした番組とすることができる。
【0143】
次に、図21のフローチャートは、制御部501における、自動録画実行の動作を示している。この自動録画実行の動作は、ユーザの操作部503による操作によって開始させることができ、また終了させることができる。
【0144】
ステップST121で、タイマ部502に格納されている番組情報(放送日時およびチャネルの情報)に対応する番組の放送時刻となったか否かを判断する。その番組の放送時刻となったときは、ステップST122で、アナログチューナ部506またはデジタルチューナ部521を制御してその所定番組に係るチャネルの受信状態とし、さらにステップST123で、記録制御部510または記録制御部525を制御して、VTR509またはHDD524でこの所定番組の映像信号またはMPEGデータを記録する。
【0145】
なお、VTR509またはHDD524で所定番組の映像信号またはMPEGデータを記録する場合に、その所定番組の映像信号またはMPEGデータに関連づけて製造番号を同時に記録する。すなわち、所定番組が上述の項目内容Txにマッチングした番組である場合には製造番号xを記録し、一方所定番組が上述の項目内容Tyにマッチングした番組である場合には製造番号yを記録する。この場合、VTR509で所定番組の映像信号を記録する場合には、例えばVTR509本体に設けられたメモリあるいはテープカセットに設けられたメモリなどに、その所定番組の記録に関連づけて製造番号の情報を記録することが考えられる。一方、HDD524で所定番組のMPEGデータを記録する場合には、そのMPEGデータに付加して製造番号の情報を記録することが考えられる。
【0146】
次に、ステップST124で、VTR509またはHDD524に、タイマ部502に格納されている、他の番組情報に対応する番組の内容(映像信号またはMPEGデータ)を記録し得る空き容量があるか否かを判断する。空き容量があるときは、ステップSTS121に戻り、タイマ部502に格納されている他の番組情報に対応する処理に移る。一方、空き容量がないときは、自動録画実行の動作を強制的に終了する。
【0147】
また、図1に示す受信装置500においては、上述したようにVTR509またはHDD524から上述したように製造番号yが付されて記録された所定番組が再生される場合、基板ベイメモリ541に格納されている製造番号xの頻度分布の情報Dxと製造番号yの頻度分布の情報Dyとのマージ(合併)が行われる。
【0148】
図22のフローチャートは、制御部501における、再生時のマージ制御動作を示している。
【0149】
ステップST131で、再生された番組が製造番号yが付されたものであるか否かを判断する。制御部501は、再生された番組に対応する製造番号の情報を、再生制御部511,526を介して得ることができる。再生された番組に製造番号yが付されていない場合は、マージをすることなく、マージ制御動作を終了する。
【0150】
一方、再生された番組に製造番号yが付されている場合は、ステップST132で、記録制御部525を介して基板ベイメモリ541を制御し、製造番号xの頻度分布の情報Dxと製造番号yの頻度分布の情報Dyのそれぞれの項目内容の度数を加算してマージ(合併)を行い、新たに得られた頻度分布の情報を製造番号xの頻度分布の情報Dxとして基板ベイメモリ541に書き込む。このマージにより、基板ベイメモリ541には、頻度分布の情報として、製造番号xの頻度分布の情報Dxのみが格納された状態となる。
【0151】
このように、製造番号yが付された番組の再生があるとき、製造番号xの頻度分布の情報Dxと製造番号yの頻度分布の情報Dyとのマージを行うのは、製造番号yが付されて記録された番組は、製造番号yの頻度分布の情報Dyのうち、製造番号xの頻度分布の情報Dxにない項目内容から抽出された項目内容Tyにマッチングした番組であり、他の受信装置の作成に係る製造番号yの頻度分布の情報Dyは有効であると考えるからである。
【0152】
このような再生時のマージにより、基板ベイメモリ541にユーザの好みに対応した頻度分布の情報が格納された状態をより早く実現することができ、上述した自動録画機能、自動レコメンド機能を良好に活用できるようになる。
【0153】
また、図1に示す受信装置500においては、上述したように基板ベイメモリ541に、製造番号xの頻度分布の情報Dxの他に、さらに製造番号yの頻度分布の情報Dyが格納されている場合、上述した自動レコメンド実行の動作は以下のようになる。
【0154】
図23のフローチャートは、制御部501における、自動レコメンド実行の動作を示している。この自動レコメンド実行の動作は、ユーザの操作部503による操作によって開始させることができ、また終了させることができる。
【0155】
ステップST141で、自動レコメンド実行時刻になったか否かを判断する。この自動レコメンド実行時刻は、例えばユーザによって、一日のうちの所定の時刻に予め設定される。そして、レコメンド実行時刻になると、ステップST142で、再生制御部526を介して、基板メモリ541に格納されている製造番号xのタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報Dxから、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれにおける最大頻度の項目内容Txを抽出する。
【0156】
さらに、このステップST112で、基板メモリ541に格納されている製造番号yのタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報Dyから、上述の製造番号xのタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報Dxにない項目内容のうち、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれにおける最大頻度の項目内容Tyを抽出する。
【0157】
次に、ステップST143で、再生制御部526を介して、上述の抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容Tx,Tyにそれぞれマッチングした番組を、HDD524に格納されている番組表のデータから検索し、その検索された番組の情報(図14参照)を図示しない内蔵メモリに一時的に記憶する。ここで、マッチングした番組とは、タイトル、人名、ジャンルの項目内容の全てを満たす番組だけでなく、その一部のみを満たす番組も含めることができる。
【0158】
なお、内蔵メモリに番組の情報を記憶する場合に、その番組の情報に関連づけて製造番号を同時に記憶する。すなわち、番組が上述の項目内容Txにマッチングした番組である場合には製造番号xを記憶し、一方番組が上述の項目内容Tyにマッチングした番組である場合には製造番号yを記憶する。
【0159】
次に、ステップST144で、その検索された番組の情報を表示するための表示信号SCHを生成し、この表示信号SCHを再生制御部526を介して、合成部513,533に供給する。これにより、合成部513,533の出力が供給されるCRTやLCD等の表示素子(図示せず)には、レコメンドすべき番組の情報が表示される。
【0160】
なお、ステップST143で、抽出されたタイトル、人名、ジャンルの項目内容にマッチングした番組を検索できなかったときは、ステップST144で、推奨すべき番組の情報を表示する表示信号SCHを生成して合成部513,533に供給することはなく、CRTやLCD等の表示素子には、レコメンドすべき番組の情報は表示されない。なおこの場合、レコメンドすべき番組がない旨を表示するための表示信号SCHを生成し、この表示信号SCHを合成部513,533に供給し、CRTやLCD等の表示素子にレコメンドすべき番組がない旨を表示するようにしてもよい。
【0161】
また、上述したステップST142では、最大頻度の項目内容のみを抽出したものであるが、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するようにしてもよい。この場合、上述したステップST143では、この最大から所定順位までの頻度の項目内容にマッチングした番組が検索されることとなる。例えば、タイトル、人名、ジャンルのそれぞれに関しては最大から所定順位までの頻度の項目内容のいずれかを含む番組をマッチングした番組とすることができる。
【0162】
また、図1に示す受信装置500においては、上述したようにCRTやLCD等の表示素子に表示されたレコメンドすべき番組のうち、製造番号yが付された番組が録画予約される場合、基板ベイメモリ541に格納されている製造番号xの頻度分布の情報Dxと製造番号yの頻度分布の情報Dyとのマージ(合併)が行われる。
【0163】
図24のフローチャートは、制御部501における、録画予約時のマージ制御動作を示している。
ステップST151で、録画予約された番組が製造番号yが付された番組か否かを判断する。制御部501は、上述した図23のフローチャートのステップST143で、推奨すべき番組の情報に関連づけて内蔵メモリに記憶された製造番号の情報に基づいて判断する。録画予約された番組が製造番号yが付されたものでない場合は、マージをすることなく、マージ制御動作を終了する。
【0164】
一方、録画予約された番組が製造番号yが付されたものである場合は、ステップST152で、記録制御部525を介して基板ベイメモリ541を制御し、製造番号xの頻度分布の情報Dxと製造番号yの頻度分布の情報Dyのそれぞれの項目内容の度数を加算してマージ(合併)を行い、新たに得られた頻度分布の情報を製造番号xの頻度分布の情報Dxとして基板ベイメモリ541に書き込む。このマージにより、基板ベイメモリ541には、頻度分布の情報として、製造番号xの頻度分布の情報Dxのみが格納された状態となる。
【0165】
このように、製造番号yが付された番組の録画予約があるとき、製造番号xの頻度分布の情報Dxと製造番号yの頻度分布の情報Dyとのマージを行うのは、製造番号yが付された番組は、製造番号yの頻度分布の情報Dyのうち、製造番号xの頻度分布の情報Dxにない項目内容から抽出された項目内容Tyにマッチングした番組であり、他の受信装置の作成に係る製造番号yの頻度分布の情報Dyは有効であると考えるからである。
【0166】
このような録画予約時のマージにより、上述した再生時のマージと同様に、基板ベイメモリ541にユーザの好みに対応した頻度分布の情報が格納された状態をより早く実現することができ、上述した自動録画機能、自動レコメンド機能を良好に活用できるようになる。
【0167】
なお、上述では、CRTやLCD等の表示素子に表示されたレコメンドすべき番組が録画予約される場合のマージ制御動作について述べたが、CRTやLCD等の表示素子に表示されたレコメンドすべき番組が受信予約される場合も同様のマージ制御を行うことができ、同様の効果を得ることができる。
【0168】
なお、上述したデータ収集装置700では、他の基板ベイメモリ604-1〜604-nに格納されている頻度分布の情報Dy1〜Dynのうち、基板ベイメモリ541に格納されている頻度分布の情報Dxとのマッチ度が最大となる頻度分布の情報Dyを取得し、基板ベイメモリ541に、この頻度分布の情報Dyを、頻度分布の情報Dxと共に格納するものを示したが、頻度分布の情報Dy1〜Dynのうち、基板ベイメモリ541に格納されている頻度分布の情報Dxとのマッチ度が最小となる頻度分布の情報Dyを取得し、基板ベイメモリ541に、この頻度分布の情報Dyを、頻度分布の情報Dxと共に格納することも考えられる。
【0169】
そしてこの場合、自動録画機能(図19、図21のフローチャート参照)によって録画された番組が再生される際にその番組が製造番号yの付された番組でないとき、また自動レコメンド機能(図23のフローチャート参照)によってCRTやLCDに表示されている番組から受信予約された番組または録画予約された番組が製造番号yの付された番組でないとき、基板ベイメモリ541に格納されている製造番号xの頻度分布の情報Dxの項目内容から、製造番号yの頻度分布の情報Dyに含まれる項目内容を除去して新たな頻度分布の情報を得、この新たに得られた頻度分布の情報のみを、製造番号xの頻度分布の情報Dxとして基板ベイメモリ541に書き込むことができる。
【0170】
このように、製造番号yが付された番組の再生でないとき、製造番号yが付された番組の録画予約あるいは受信予約でないとき、基板ベイメモリ541に格納されている製造番号xの頻度分布の情報Dxの項目内容から、製造番号yの頻度分布の情報Dyに含まれる項目内容を除去して新たな頻度分布の情報を得るのは、製造番号yが付された番組は、製造番号yの頻度分布の情報Dyのうち、製造番号xの頻度分布の情報Dxにない項目内容から抽出された項目内容Tyにマッチングした番組であり、他の受信装置の作成に係る製造番号yの頻度分布の情報Dyは有効でないと考えるからである。
【0171】
また、データ収集装置700では、基板ベイメモリ541に格納されている頻度分布の情報Dxおよび他の基板ベイメモリ704-1〜704-nに格納されている頻度分布の情報Dy1〜Dynを平均し、あるいは加算して新たな頻度分布を取得し、この新たな頻度分布の情報を、基板ベイメモリ541に、製造番号yの頻度分布の情報Dyとして、製造番号xの頻度分布の情報Dxと共に格納することも考えられる。
【0172】
そしてこの場合、自動録画機能(図19、図21のフローチャート参照)によって録画された番組が再生される際にその番組が製造番号yの付された番組であるとき、また自動レコメンド機能(図23のフローチャート参照)によってCRTやLCDに表示されている番組から受信予約された番組または録画予約された番組が製造番号yの付された番組であるとき、基板ベイメモリ541に格納されている製造番号yの頻度分布の情報Dyのみを、製造番号xの頻度分布の情報Dxとして基板ベイメモリ541に書き込むことができる。
【0173】
このように、製造番号yが付された番組の再生であるとき、製造番号yが付された番組の録画予約あるいは受信予約であるとき、基板ベイメモリ541に格納されている製造番号yの頻度分布の情報Dyを新たな製造番号xの頻度分布の情報Dxとするのは、上述したように頻度分布の情報Dxおよび頻度分布の情報Dy1〜Dynを平均し、あるいは加算して作成した製造番号yの頻度分布の情報Dyは有効であると考えるからである。
【0174】
なお、上述したようにデータ収集装置700で、基板ベイメモリ541に格納されている頻度分布の情報Dxおよび他の基板ベイメモリ704-1〜704-nに格納されている頻度分布の情報Dy1〜Dynを平均し、あるいは加算して頻度分布の情報Dyを得る場合に、これら情報Dx,Dy1〜Dynのそれぞれに対して、情報Dx,Dy1〜Dyn情報Dxとのマッチ度を演算し、この演算されたマッチ度に基づいて情報Dx,Dy1〜Dynのそれぞれに重み付けを行ってもよい。
【0175】
上述したように図1に示す受信装置500においては、ユーザの操作部503の操作によってアナログチューナ部506で受信された番組、あるいはVTR509で再生された番組に係る付加データAI1が、YC分離制御部512からログ記録制御部542に供給される。また、ユーザの操作部503の操作によってデジタルチューナ部521で受信された番組に係る付加データAI2が記録制御部525からログ記録制御部542に供給される。また、ユーザの操作部503の操作によって録画予約された番組に係る付加データAI2が記録制御部525からログ記録制御部542に供給される。さらに、ユーザの操作部503の操作によってDVD再生部531で再生されるコンテンツに係る付加データAI3が再生制御部532からログ記録制御部542に供給される。
【0176】
そして、ログ記録制御部542では、付加情報AI1〜AI3がそれぞれ供給される毎に、タイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報が修正され、修正された新たな頻度分布の情報が基板ベイメモリ541に記憶される。したがって、基板ベイメモリ541格納されるタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報は、受信装置500を使用するに従って、ユーザの好みを反映したものとなっていく。
【0177】
この場合、ユーザの操作部503の操作で番組を選択する際に、ユーザにとってチャネル切り換え回数が小さいほど重要度が高いであろうとの仮定に基づき、その番組の選択に至るまでのチャネルの切り換え回数が少ないほど、大きな重み付けがなされる。また、ユーザにとって当日より前の予約あるいは週間予約に係る番組の方が当日予約の番組より重要度が高いであろうとの仮定に基づき、当日より前の予約あるいは週間予約の方が当日予約より大きな重み付けがなされる。さらに、ユーザにとって早送り時間が短いほど、また巻き戻し時間が長いほど、重要度が高いであろうとの仮定に基づき、早送り時間が短いほど、また巻き戻し時間が長いほど、大きな重み付けがなされる。このように重み付けをすることで、基板ベイメモリ541に格納されるタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報を、よりユーザの好みを反映させたものとすることができる。
【0178】
また、受信装置500においては、自動録画機能を持っており、ユーザが操作部503の操作により自動録画機能の動作(自動録画設定の動作および自動録画実行の動作)を有効とすると、自動録画設定時刻毎に、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報に基づいて、HDD524に格納されている番組表から録画予約すべき所定番組が検索され、この所定番組の録画予約が行われ、この所定番組の放送日時に自動的に録画が行われる。
【0179】
この場合、録画予約すべき所定番組は、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報に基づいて決定されるため、ユーザの好みに合ったものとなる。したがって、ユーザが操作部503からの放送日時、チャネル等の入力によるユーザの好みの所定番組の録画予約を忘れている場合であっても、その所定番組が自動録画される可能性がおおいにあり、ユーザにとって有効なものとなる。
【0180】
また、受信装置500においては、自動レコメンド機能を持っており、ユーザが操作部503の操作により自動レコメンド機能の動作(自動レコメンド実行の動作)を有効とすると、自動レコメンド実行時刻毎に、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報に基づいて、HDD524に格納されている番組表からレコメンドすべき所定番組が検索され、この所定番組の情報を表示するための表示信号SCHが合成部513,533で色信号R,G,Bに合成される。これにより、CRTやLCD等の表示素子に、レコメンドすべき所定番組が表示される。
【0181】
この場合、レコメンドすべき所定番組は、基板ベイメモリ541に格納されているタイトル、人名、ジャンルの頻度分布の情報に基づいて決定されるため、ユーザの好みに合ったものとなる。したがって、ユーザが新聞等の番組表、あるいはCRTやLCD等の表示素子に表示される番組表などで好みの所定番組をチェックできなかった場合、その所定番組をレコメンドしてくれる可能性がおおいにあり、ユーザにとって有効なものとなる。
【0182】
また、受信装置500においては、基板ベイメモリ541に、ログ記録制御部542で作成された頻度分布の情報(製造番号xの頻度分布の情報Dx)の他に、例えば図17に示すようなデータ収集装置700により、他の受信装置の基板ベイメモリに格納されている頻度分布の情報を用いて作成された頻度分布の情報(製造番号yの頻度分布の情報Dy)を格納できる。
【0183】
このように格納された製造番号x,yの頻度分布の情報Dx,Dyに基づいて、自動録画予約や自動レコメンドが実行される。そして、自動録画された番組のうち再生された番組、自動レコメンドされた番組のうち録画予約や受信予約がされた番組に基づいて、情報Dx,Dyが加算(パージ)されて新たな頻度分布が作成され、あるいは情報Dxから情報Dyに含まれる項目内容が削除されて新たな頻度分布の情報が作成され、また情報Dxに代わって情報Dyが新たな頻度分布として選択される。
【0184】
これにより、基板ベイメモリ541に、ユーザの好みに対応した頻度分布の情報が格納された状態をより早く実現でき、ユーザは上述した自動録画機能、自動レコメンド機能を良好に活用できるようになる。
【0185】
なお、図1に示す受信装置500においては,HDD524でチャネルデコーダ522から出力されるMPEGデータを記録するものを示したが、この発明は、この放送データとしてのMPEGデータを復号して得られる画像データとしてのR,G,Bのデータを記録するものにも同様に適用できる。その場合、HDD524からの再生データは、再生制御部526を介して直接合成部533に供給されることになる。
【0186】
また、図1に示す受信装置500においては、基板ベイメモリ541にタイトル、人名、ジャンルの全ての頻度分布の情報を格納しておき、それらを全て利用するものであったが、基板ベイメモリ541にタイトル、人名、ジャンルの一部の頻度分布の情報を格納しておき、それを利用するものであってもよい。また、基板ベイメモリ541に格納される頻度分布の情報は、タイトル、人名、ジャンルに係るものに限定されるものではなく、それ以外の情報、チャネル、放送日時などの頻度分布の情報を格納しておいて利用することもできる。
【0187】
【発明の効果】
この発明によれば、処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報の分析結果に基づいて処理手段を制御するものであり、ユーザの嗜好に合わせた処理が可能となる。
【0188】
また、この発明によれば、分析結果としてタイトル、人名、ジャンルなどの頻度分布を作成する際に、項目内容にユーザの重要度に対応した重み付けを行うものであり、記憶手段に記憶される頻度分布の情報を、よりユーザの好みを反映させたものとすることが可能となる。
【0189】
また、この発明によれば、分析手段により分析されて得られた第1の分析結果と共に、他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を分析して得られた第2の分析結果を記憶手段に記憶し、あるいは処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を分析した分析結果に代えて、この分析結果と他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を分析した分析結果とに基づいて生成された新たな分析結果を記憶手段に記憶し、この第1の分析結果および第2の分析結果、あるいは新たな分析結果に基づいて処理手段を制御する構成とするものであり、他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報の分析結果を有効に利用することが可能となる。
【0190】
また、この発明によれば、表示素子に推奨すべきコンテンツデータとしてその情報が表示されているコンテンツデータのうち一のコンテンツデータを選択する選択部を有し、第1の分析結果および第2の分析結果が記憶手段に記憶されているとき、選択部で選択されるコンテンツデータが第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、この判別結果に基づいて、第1の分析結果と第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶手段に記憶するものである。またこの発明によれば、記録予約すべきコンテンツデータとして決定され、そのコンテンツデータが記録されている記録部から所定のコンテンツデータを再生する再生部を有し、上述したように第1の分析結果および第2の分析結果が記憶手段に記憶されているとき、再生部で再生されるコンテンツデータが第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、この判別結果に基づいて、第1の分析結果と第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶手段に記憶するものである。従って、記憶手段に、ユーザの好みに対応した頻度分布の情報が格納された状態をより早く実現することが可能となる。
【0191】
また、この発明によれば、分析結果が記憶される記憶手段を装脱可能なメモリ手段とすることで、この記憶手段に他の分析結果をさらに格納したり、この記憶手段に格納された分析結果を他のコンテンツデータ処理装置で利用することが容易となる。
【0192】
また、この発明によれば、制御手段は、記憶手段に記憶される分析結果に代えて、他の記憶手段に記憶される分析結果に基づいて処理手段を制御するものであり、分析手段による分析結果が記憶される記憶手段の内容が他の記憶手段に移される場合等にあっては、制御手段は、当該他の記憶手段に格納される分析結果に基づいて、処理手段を同様に制御できる。
【0193】
また、この発明によれば、記憶部に記憶される頻度分布の情報に基づいて録画予約すべき所定番組を決定し、当該番組を自動的に録画するものである。したがって、ユーザが放送日時、チャネル等の入力によるユーザの好みの所定番組の録画予約を忘れている場合であっても、その所定番組が自動録画される可能性がおおいにあり、ユーザにとって有効なものとなる。
【0194】
また、この発明によれば、記憶部に記憶される頻度分布の情報に基づいて推奨すべき所定番組を決定し、当該番組の情報を表示素子に表示するものである。したがって、ユーザが新聞等の番組表、あるいはCRTやLCD等の表示素子に表示される番組表などで好みの所定番組をチェックできなかった場合、その所定番組をレコメンドしてくれる可能性がおおいにあり、ユーザにとって有効なものとなる。
【0195】
また、この発明によれば、1個または2個以上の第2のメモリにそれぞれ記憶されている1個または2個以上の分析結果から所定の分析結果を選択し、あるいは新たな分析結果を得て、これを第1のメモリあるいはこの第1のメモリとは異なるメモリに、第1の分析結果と共に記憶するものであり、第2のメモリに記憶されている分析結果を有効に利用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としての受信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】YC分離制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】再生制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】ログ記録制御部の構成を示すブロック図である。
【図5】放送番組視聴時におけるYC分離制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】録画予約時における制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】DVD再生時における再生制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】ログ記録制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】番組視聴時の重み付けを求める処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】録画予約時の重み付けを求める処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】DVD再生時の重み付けを求める処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】自動録が設定の動作を説明するためのフローチャートである。
【図13】基板ベイメモリに格納されている頻度分布の情報の一例を示す図である。
【図14】基板ベイメモリに格納されている頻度分布の情報に基づいて検索された番組の情報例を示す図である。
【図15】自動録画実行の動作を説明するためのフローチャートである。
【図16】自動レコメンド実行の動作を説明するためのフローチャートである。
【図17】基板ベイメモリのデータ収集装置の構成を示すブロック図である。
【図18】比較選択部の構成を示すブロック図である。
【図19】自動録画設定の動作を説明するためのフローチャートである。
【図20】項目内容Tyの選択範囲を示す図である。
【図21】自動録画実行の動作を説明するためのフローチャートである。
【図22】再生時のマージ制御動作を説明するためのフローチャートである。
【図23】自動レコメンド実行の動作を説明するためのフローチャートである。
【図24】録画予約時のマージ制御動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
500・・・受信装置、501・・・制御部、502・・・タイマ部、503・・・操作部、504・・・受信アンテナ、505,508,523・・・セレクタ、506・・・アナログチューナ部、507・・・復調部、509・・・VTR、510,525・・・記録制御部、511,526,532・・・再生制御部、512・・・YC分離制御部、513,533・・・合成部、521・・・デジタルチューナ部、522・・・チャネルデコーダ、524・・・HDD、527・・・MPEGデコーダ、531・・・DVD再生部、541・・・基板ベイメモリ、542・・・ログ記録制御部、700・・・基板ベイメモリのデータ収集装置、701,705-1〜705-n,707・・・データ読み出し部、702,706-1〜706-n,709・・・データ書き込み部、703・・・蓄積部、704-1〜704-n・・・他の基板ベイメモリ、708・・・比較選択部

Claims (70)

  1. コンテンツデータの処理を行う処理手段と、
    上記処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得する取得手段と、
    上記取得手段により取得される付加情報を分析する分析手段と、
    分析結果が記憶される記憶手段と、
    上記記憶手段に記憶されている分析結果に基づいて、上記処理手段を制御する制御手段と
    を備え
    上記記憶手段には、上記分析手段による第1の分析結果と他に取得された付加情報の第2の分析結果とが記憶され、
    上記処理手段で処理される当該コンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶されることを特徴とするコンテンツデータ処理装置。
  2. 上記付加情報は、少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  3. 上記分析手段は、上記付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルの何れかの項目内容の頻度分布を第1の分析結果として得る
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンテンツデータ処理装置。
  4. 上記処理手段は、放送信号に含まれる放送のコンテンツデータより一のコンテンツデータを選択的に取得する受信処理部を有し、
    上記分析手段は、上記受信処理部により得られるコンテンツデータに付加されている付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツデータ処理装置。
  5. 上記分析手段は、上記受信処理部で所定のコンテンツデータが選択されて所定時間が経過するまでの該受信処理部における選択切り換え回数に応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項4に記載のコンテンツデータ処理装置。
  6. 上記処理手段は、
    上記コンテンツデータを記録するための記録部と、
    放送信号に含まれる複数の放送のコンテンツデータより一のコンテンツデータを選択的に取得する受信処理部と、
    所定のコンテンツデータの記録予約をするための予約操作部と、
    上記予約操作部で記録予約された上記所定のコンテンツデータの放送日時に、上記所定のコンテンツデータを取得するように上記受信処理部を制御すると共に、該所定のコンテンツデータを記録するように上記記録部を制御する制御部とを有し、
    上記分析手段は、上記予約操作部で所定のコンテンツデータが記録予約されるとき、上記所定のコンテンツデータに対応する付加情報から抽出される少なくともタイトル、人名及びジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツデータ処理装置。
  7. 上記分析手段は、上記予約操作部で記録予約された所定のコンテンツデータの予約日に応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項6に記載のコンテンツデータ処理装置。
  8. 上記処理手段は、所定のコンテンツデータを記録媒体から再生する再生部を有し、
    上記分析手段は、上記再生部より出力される所定のコンテンツデータに付加されている付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名及びジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツデータ処理装置。
  9. 上記再生部は、再生開始から再生終了までの再生期間に上記所定のコンテンツデータを再生すると共に、上記再生期間に早送りおよび巻き戻しが可能であり、
    上記分析手段は、上記再生期間における上記記録媒体の再生開始位置から再生終了位置までの時間長と、上記再生期間における所定回の上記記録媒体の早送り開始から早送り終了までの累積時間と、上記再生期間における所定回の上記記録媒体の巻き戻し開始から巻き戻し終了までの累積時間とに応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項8に記載のコンテンツデータ処理装置。
  10. 上記処理手段は、上記コンテンツデータを表示素子に出力する出力部を有し、
    上記制御手段は、上記記憶手段に記憶されている分析結果に基づいて、推奨すべき所定のコンテンツデータを決定し、該所定のコンテンツデータの情報を表示する表示信号を発生し、該表示信号を上記表示素子に出力するコンテンツデータに合成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  11. 上記処理手段は、上記表示素子に情報が表示されているコンテンツデータのうち一のコンテンツデータを選択する選択部をさらに有し、
    上記記憶手段は
    記選択部で選択されるコンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  12. 上記第1の分析結果は上記処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布であり、上記第2の分析結果は他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布であり、
    上記制御手段は、上記第1の頻度分布における所定項目の頻度分布から抽出された最大から所定順位までの頻度を有する項目内容に該当する第1のコンテンツデータおよび上記第2の頻度分布における上記所定項目の頻度分布から、上記第1の頻度分布にない項目内容のうち最大から所定順位までの頻度を有する項目内容に該当する第2のコンテンツデータを上記推奨すべきコンテンツデータとして決定し、
    上記記憶手段は、上記選択部で選択されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれているか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  13. 上記第2の頻度分布は、複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も大きな頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記選択部で選択されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていると判別する場合、上記第1の頻度分布に上記第2の頻度分布を加算して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  14. 上記第2の頻度分布は、複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も小さな頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記選択部で選択されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていないと判別する場合、上記第1の頻度分布より上記第2の頻度分布にも存在する項目内容を除去して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  15. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された1個または2個以上の頻度分布とを平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記選択部で選択されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていると判別する場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  16. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された1個または2個以上の頻度分布とを、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて重み付けをして、平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記選択部で選択されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていると判別する場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  17. 上記処理手段は、
    上記コンテンツデータを記録するための記録部と、
    放送信号に含まれる複数の放送のコンテンツデータより一のコンテンツデータを選択的に取得する受信処理部とを有し、
    上記制御手段は、上記記憶手段に記憶される分析結果に基づいて、記録予約すべき所定のコンテンツデータを決定し、該所定のコンテンツデータの放送日時に、上記受信処理部により該所定のコンテンツデータを取得し、該所定のコンテンツデータを上記記録部で記録するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  18. 上記処理手段は、上記記録部に記憶されている所定のコンテンツデータを再生する再生部をさらに有し、
    上記記憶手段は
    記再生部で再生されるコンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶する
    ことを特徴とする請求項17に記載のコンテンツデータ処理装置。
  19. 上記第1の分析結果は上記処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布であり、上記第2の分析結果は他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の頻度分布であり、
    上記制御手段は、
    上記第1の頻度分布における所定項目の頻度分布から抽出された最大から所定順位までの頻度を有する項目内容に該当する第1のコンテンツデータおよび上記第2の頻度分布における上記所定項目の頻度分布から、上記第1の頻度分布にない項目内容のうち最大から所定順位までの頻度を有する項目内容に該当する第2のコンテンツデータを上記記録予約すべきコンテンツデータとして決定し、
    上記記憶手段は、上記所定のコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれているか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶する
    ことを特徴とする請求項18に記載のコンテンツデータ処理装置。
  20. 上記第2の頻度分布は、複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も大きな頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記再生部で再生されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていると判別する場合、上記第1の頻度分布に上記第2の頻度分布を加算して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツデータ処理装置。
  21. 上記第2の頻度分布は、複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も小さな頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記再生部で再生されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていないと判別する場合、上記第1の頻度分布より上記第2の頻度分布にも存在する項目内容を除去して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツデータ処理装置。
  22. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された1個または2個以上の頻度分布とを平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記再生部で再生されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていると判別する場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツデータ処理装置。
  23. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と複数の上記他の処理手段によって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報に含まれる少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容からそれぞれ作成された1個または2個以上の頻度分布とを、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて重み付けをして、平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記記憶手段は、上記再生部で再生されるコンテンツデータが上記第2のコンテンツデータに含まれていると判別する場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項19に記載のコンテンツデータ処理装置。
  24. 上記記憶手段は、装脱可能なメモリ手段である
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツデータ処理装置。
  25. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信する受信部と、
    上記受信部により受信される上記放送信号から一の信号を抽出するチューナ部と、
    上記チューナ部により抽出される信号を復調して放送データを出力する復調部と、
    上記復調部より出力される放送データを処理して画像データを得る処理部と、
    上記処理部により得られる画像データを表示素子に出力する出力部と、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成する作成部と
    度分布が記憶される記憶部と、
    予め設定された時刻であるか否かを判別する時刻判別部と、
    上記時刻判別部により設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出する項目内容抽出部と、
    上記複数局からの信号に関連し、上記記憶部に記憶される頻度分布に対応する項目を有する番組表を記憶する番組表記憶部と、
    上記項目内容抽出部により抽出される項目内容に該当する番組を上記番組表記憶部に記憶される番組表から検索する検索部と、
    上記検索部により検索される番組に係る情報を表示するための表示信号を発生する発生部と、
    上記発生部で発生される表示信号を上記処理部より得られる画像データに合成する合成部と
    を備え
    上記記憶部には、上記作成部による第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記処理部で処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶されることを特徴とする受信装置。
  26. 上記復調部より出力される放送データには付加情報が付加されており、
    上記作成部は、上記付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項25に記載の受信装置。
  27. 上記作成部は、上記チューナ部で所定チャネルが選択されて所定時間が経過するまでの該チューナ部におけるチャネルの切り換え回数に応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項26に記載の受信装置。
  28. 上記復調部より出力される放送データまたは上記処理部より出力される画像データを記録するための記録部と、
    上記番組表記憶部に記憶されている番組表に基づいて、所定番組の録画予約をするための予約操作部と、
    上記予約操作部で録画予約された所定番組の放送日時に、上記所定番組に係る信号を出力するように上記チューナ部を制御すると共に、該所定番組に係る放送データまたは画像データを記録するように上記記録部を制御する制御部とをさらに備え、
    上記作成部は、上記予約操作部で上記所定番組が録画予約されるとき、上記番組表記憶部に記憶されている番組表から抽出される上記所定番組の少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項25に記載の受信装置。
  29. 上記作成部は、上記予約操作部で録画予約された所定番組の予約日に応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項28に記載の受信装置。
  30. 上記放送データに対応する所定コンテンツのデータを記録媒体から再生して出力するための再生部と、
    上記再生部より出力されるデータを、上記復調部より出力される放送データに代えて上記処理部に供給する信号切り換え部とをさらに備え、
    上記再生部より出力されるデータには付加情報が付加されており、
    上記作成部は、上記付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項25に記載の受信装置。
  31. 上記再生部は、再生開始から再生終了までの再生期間に上記所定コンテンツのデータを再生すると共に、上記再生期間に早送りおよび巻き戻しが可能であり、
    上記作成部は、上記再生期間における上記記録媒体の再生開始位置から再生終了位置までの時間長と、上記再生期間における所定回の上記記録媒体の早送り開始から早送り終了までの累積時間と、上記再生期間における所定回の上記記録媒体の巻き戻し開始から巻き戻し終了までの累積時間とに応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  32. 記第2の頻度分布に基づいて、上記第1の頻度分布にない項目内容のうち最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出する他頻度分布抽出部をさらに備え、
    上記検索部は、さらに、上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組を上記番組表記憶部に記憶される番組表から検索する
    ことを特徴とする請求項25に記載の受信装置。
  33. 上記検索部で検索され、上記表示素子に番組情報が表示されている番組のうち一の番組を受信すべき番組として選択する選択部と、
    上記選択部により選択された番組に係る画像データが上記処理部より得られるように上記チューナ部を制御する制御部と、
    上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であるか否かを判別する判別部とを備え、
    上記判別部の判別結果に基づいて、上記記憶部に記憶されている上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから上記新たな頻度分布を頻度分布更新部で生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  34. 上記第2の頻度分布は、上記作成部とは異なる作成部で作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も大きな頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第1の頻度分布に上記第2の頻度分布を加算して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  35. 上記第2の頻度分布は、上記作成部とは異なる作成部で作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も小さな頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当しない番組であると判別される場合、上記第1の頻度分布より上記第2の頻度分布にも存在する項目内容を除去して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  36. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と上記作成部とは異なる作成部で作成された1個または2個以上の頻度分布を平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  37. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と上記作成部とは異なる作成部で作成された1個または2個以上の頻度分布とを、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて重み付けをして、平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  38. 上記検索部で検索され、上記表示素子に番組情報が表示されている番組のうち一の番組を予約録画すべき番組として選択する選択部と、
    上記復調部より出力される放送データまたは上記処理部より出力される画像データを記録するための記録部と、
    上記選択部で選択された番組の番組情報を一時的に記憶し、該番組の放送日時に該番組に係る放送データを上記復調部より得て上記放送データまたは上記画像データを上記記録部で記録する予約録画動作を実行する制御部と、
    上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であるか否かを判別する判別部とを備え、
    上記判別部の判別結果に基づいて、上記記憶部に記憶されている上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから上記新たな頻度分布を頻度分布更新部で生成する
    ことを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
  39. 上記第2の頻度分布は、上記作成部とは異なる作成部で作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も大きな頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第1の頻度分布に上記第2の頻度分布を加算して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項38に記載の受信装置。
  40. 上記第2の頻度分布は、上記作成部とは異なる作成部で作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も小さな頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当しない番組であると判別される場合、上記第1の頻度分布より上記第2の頻度分布にも存在する項目内容を除去して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項38に記載の受信装置。
  41. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と上記作成部とは異なる作成部で作成された1個または2個以上の頻度分布を平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項38に記載の受信装置。
  42. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と上記作成部とは異なる作成部で作成された1個または2個以上の頻度分布とを、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて重み付けをして、平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記判別部により上記選択部で選択される番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項38に記載の受信装置。
  43. 上記記憶部は、装脱可能なメモリである
    ことを特徴とする請求項25に記載の受信装置。
  44. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信する受信部と、
    上記受信部により受信される上記放送信号から一の信号を抽出するチューナ部と、
    上記チューナ部により抽出される信号を復調して放送データを出力する復調部と、
    上記復調部より出力される放送データを処理して画像データを得る処理部と、
    上記処理部により得られる画像データを出力する出力部と、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成する作成部と
    度分布が記憶される記憶部と、
    予め設定された時刻であるか否かを判別する時刻判別部と、
    上記時刻判別部により設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出する項目内容抽出部と、
    上記複数局からの信号に関連し、上記記憶部に記憶される頻度分布に対応する項目を有する番組表を記憶する番組表記憶部と、
    上記項目内容抽出部により抽出される項目内容に該当する番組を上記番組表記憶部に記憶される番組表から検索する検索部と、
    上記復調部より出力される放送データまたは上記処理部より出力される画像データを記録する記録部と、
    上記検索部で検索された番組の番組情報を一時的に記憶し、該番組の放送日時に該番組に係る放送データを上記復調部より得て、上記放送データまたは上記画像データを上記記録部で記録する予約録画動作を実行する制御部と
    を備え
    上記記憶部には、上記作成部による第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記処理部で処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶されることを特徴とする受信装置。
  45. 上記復調部より出力される放送データには付加情報が付加されており、
    上記作成部は、上記付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項44に記載の受信装置。
  46. 上記作成部は、上記チューナ部で所定チャネルが選択されて所定時間が経過するまでの該チューナ部におけるチャネルの切り換え回数に応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項45に記載の受信装置。
  47. 上記番組表記憶部に記憶されている番組表に基づいて、所定番組の録画予約をするための予約操作部と、
    上記予約操作部で録画予約された所定番組の放送日時に、上記所定番組に係る信号を出力するように上記チューナ部を制御すると共に、該所定番組に係る放送データまたは画像データを記録するように上記記録部を制御する制御部とをさらに備え、
    上記作成部は、上記予約操作部で上記所定番組が録画予約されるとき、上記番組表記憶部に記憶されている番組表から抽出される上記所定番組の少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項44に記載の受信装置。
  48. 上記作成部は、上記予約操作部で録画予約された所定番組の予約日に応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項47に記載の受信装置。
  49. 上記放送データに対応する所定コンテンツのデータを記録媒体から再生して出力するための再生部と、
    上記再生部より出力されるデータを、上記復調部より出力される放送データに代えて上記処理部に供給する信号切り換え部とをさらに備え、
    上記再生部より出力されるデータには付加情報が付加されており、
    上記作成部は、上記付加情報より抽出される少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容を用いて上記第1の頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項44に記載の受信装置。
  50. 上記再生部は、再生開始から再生終了までの再生期間に上記所定コンテンツのデータを再生すると共に、上記再生期間に早送りおよび巻き戻しが可能であり、
    上記作成部は、上記再生期間における上記記録媒体の再生開始位置から再生終了位置までの時間長と、上記再生期間における所定回の上記記録媒体の早送り開始から早送り終了までの累積時間と、上記再生期間における所定回の上記記録媒体の巻き戻し開始から巻き戻し終了までの累積時間とに応じて、上記項目内容の頻度に重み付けをする
    ことを特徴とする請求項49に記載の受信装置。
  51. 記第2の頻度分布に基づいて、上記第1の頻度分布にない項目内容のうち最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出する他頻度分布抽出部をさらに備え、
    上記検索部は、さらに、上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組を上記番組表記憶部に記憶される番組表から検索する
    ことを特徴とする請求項44に記載の受信装置。
  52. 上記記憶部に記憶されている所定番組に係る放送データを再生して上記処理部または上記出力部に供給する再生部と、
    上記所定番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であるか否かを判別する判別部とを備え、
    上記判別部の判別結果に基づいて、上記記憶部に記憶されている上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから上記新たな頻度分布を頻度分布更新部で生成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  53. 上記第2の頻度分布は、上記作成部とは異なる作成部で作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も大きな頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記所定番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第1の頻度分布に上記第2の頻度分布を加算して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  54. 上記第2の頻度分布は、上記作成部とは異なる作成部で作成された複数の頻度分布のうち、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて求められたマッチ度が最も小さな頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記所定番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当しない番組であると判別される場合、上記第1の頻度分布より上記第2の頻度分布にも存在する項目内容を除去して上記新たな頻度分布を作成する
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  55. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と上記作成部とは異なる作成部で作成された1個または2個以上の頻度分布を平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記所定番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  56. 上記第2の頻度分布は、上記第1の頻度分布と上記作成部とは異なる作成部で作成された1個または2個以上の頻度分布とを、上記第1の頻度分布とのマッチング演算に基づいて重み付けをして、平均または加算して得られた頻度分布であり、
    上記頻度分布更新部は、上記所定番組が上記他頻度分布抽出部により抽出される項目内容に該当する番組であると判別される場合、上記第2の頻度分布を上記新たな頻度分布とする
    ことを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  57. 上記記憶部は、装脱可能なメモリである
    ことを特徴とする請求項44に記載の受信装置。
  58. コンテンツデータを処理する際に用いられる分析結果を生成する情報処理装置であって、
    第1のメモリに記憶されている第1の分析結果と、複数個の第2のメモリにそれぞれ記憶されている複数の第2の分析結果とのマッチング演算を行ってマッチ度情報を得る演算部と、
    上記演算部により得られるマッチ度情報に基づき、上記複数の第2の分析結果のうち最もマッチ度の高い第2の分析結果を選択する選択部と、
    上記第1のメモリあるいは該第1のメモリとは異なるメモリに、上記第1の分析結果および上記選択部で選択された第2の分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備え
    上記制御部は、
    上記コンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶することを特徴とする情報処理装置。
  59. コンテンツデータを処理する際に用いられる分析結果を生成する情報処理装置であって、
    第1のメモリに記憶されている第1の分析結果と、複数個の第2のメモリにそれぞれ記憶されている複数の第2の分析結果とのマッチング演算を行ってマッチ度情報を得る演算部と、
    上記演算部により得られるマッチ度情報に基づき、上記複数の第2の分析結果のうち最もマッチ度の低い第2の分析結果を選択する選択部と、
    上記第1のメモリあるいは該第1のメモリとは異なるメモリに、上記第1の分析結果および上記選択部で選択された第2の分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備え
    上記制御部は、
    上記コンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶することを特徴とする情報処理装置。
  60. コンテンツデータを処理する際に用いられる分析結果を生成する情報処理装置であって、
    第1のメモリに記憶されている第1の分析結果および1個または2個以上の第2のメモリにそれぞれ記憶されている1個または2個以上の第2の分析結果の平均または加算の演算を行って第3の分析結果を得る演算部と、
    上記第1のメモリあるいは該第1のメモリとは異なるメモリに、上記第1の分析結果および上記演算部により得られる第3の分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備え
    上記制御部は、
    上記コンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶することを特徴とする情報処理装置。
  61. コンテンツデータを処理する際に用いられる分析結果を生成する情報処理装置であって、
    第1のメモリに記憶されている第1の分析結果と、該第1の分析結果および1個または2個以上の第2のメモリにそれぞれ記憶されている1個または2個以上の第2の分析結果とのマッチング演算を行ってマッチ度情報を得る第1の演算部と、
    上記第1の分析結果および上記1個または2個以上の第2の分析結果の平均または加算の演算を、上記第1の演算部により得られるマッチ度情報に基づいて重み付けをしていって第3の分析結果を得る第2の演算部と、
    上記第1のメモリあるいは該第1のメモリとは異なるメモリに、上記第1の分析結果および上記第2の演算部により得られる第3の分析結果が記憶されるように制御する制御部とを備え
    上記制御部は、
    上記コンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶することを特徴とする情報処理装置。
  62. コンテンツデータの処理を行う処理ステップと、
    上記処理ステップによって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得する取得ステップと、
    上記取得ステップにより取得される付加情報を分析する分析ステップと
    析結果を記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    上記記憶装置に記憶されている分析結果に基づいて、上記処理ステップの処理を制御する制御ステップとを備え
    上記記憶ステップでは、上記分析ステップでの第1の分析結果と他に取得された付加情報の第2の分析結果とが記憶され、
    上記処理ステップで処理されるコンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶することを特徴とするコンテンツデータ処理方法。
  63. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、
    上記受信される放送信号から一の信号を抽出するステップと、
    上記抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、
    上記出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、
    上記得られる画像データを表示素子に出力するステップと、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成するステップと
    度分布を記憶部に記憶するステップと、
    予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、
    上記設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、
    上記抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、
    上記検索される番組に係る情報を表示するための表示信号を発生するステップと、
    上記発生される表示信号を上記画像データに合成するステップとを備え
    上記記憶するステップでは、上記作成するステップでの第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記画像データを得るステップで処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな分析結果を作成して記憶することを特徴とする受信方法。
  64. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、
    上記受信される上記放送信号から一の信号を抽出するステップと、
    上記抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、
    上記出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、
    上記得られる画像データを出力するステップと、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成するステップと
    度分布を記憶部に記憶するステップと、
    予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、
    上記設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、
    上記抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、
    上記検索された番組の番組情報を一時的に記憶し、該番組の放送日時に該番組に係る上記放送データまたは上記画像データを記録部に記録するステップとを備え
    上記記憶するステップでは、上記作成するステップでの第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記画像データを得るステップで処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶することを特徴とする受信方法。
  65. コンテンツデータの処理を行う処理ステップと、
    上記処理ステップによって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得する取得ステップと、
    上記取得ステップにより取得される付加情報を分析する分析ステップと
    析結果を記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    上記記憶装置に記憶されている分析結果に基づいて、上記処理ステップの処理を制御する制御ステップとを備え、
    上記記憶ステップでは、上記分析ステップでの第1の分析結果と他に取得された付加情報の第2の分析結果とが記憶され、
    上記処理ステップで処理されるコンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶するコンテンツデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
  66. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、
    上記受信される放送信号から一の信号を抽出するステップと、
    上記抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、
    上記出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、
    上記得られる画像データを表示素子に出力するステップと、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成するステップと
    度分布を記憶部に記憶するステップと、
    予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、
    上記設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、
    上記抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、
    上記検索される番組に係る情報を表示するための表示信号を発生するステップと、
    上記発生される表示信号を上記画像データに合成するステップとを備え、
    上記記憶するステップでは、上記作成するステップでの第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記画像データを得るステップで処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶される受信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
  67. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、
    上記受信される上記放送信号から一の信号を抽出するステップと、
    上記抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、
    上記出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、
    上記得られる画像データを出力するステップと、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成するステップと
    度分布を記憶部に記憶するステップと、
    予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、
    上記設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、
    上記抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、
    上記検索された番組の番組情報を一時的に記憶し、該番組の放送日時に該番組に係る上記放送データまたは上記画像データを記録部に記録するステップとを備え、
    上記記憶するステップでは、上記作成するステップでの第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記画像データを得るステップで処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶される受信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
  68. コンテンツデータの処理を行う処理ステップと、
    上記処理ステップによって処理されるコンテンツデータに対応する付加情報を取得する取得ステップと、
    上記取得ステップにより取得される付加情報を分析する分析ステップと
    析結果を記憶装置に記憶する記憶ステップと、
    上記記憶装置に記憶されている分析結果に基づいて、上記処理ステップの処理を制御する制御ステップとを備え、
    上記記憶ステップでは上記分析ステップでの第1の分析結果と他に取得された付加情報の第2の分析結果とが記憶され、
    上記処理ステップで処理されるコンテンツデータが上記第2の分析結果だけに関係するコンテンツデータであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の分析結果と上記第2の分析結果とから新たな分析結果を作成して記憶するコンテンツデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  69. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、
    上記受信される放送信号から一の信号を抽出するステップと、
    上記抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、
    上記出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、
    上記得られる画像データを表示素子に出力するステップと、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成するステップと
    度分布を記憶部に記憶するステップと、
    予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、
    上記設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、
    上記抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、
    上記検索される番組に係る情報を表示するための表示信号を発生するステップと、
    上記発生される表示信号を上記画像データに合成するステップとを備え、
    上記記憶するステップでは、上記画像を得るステップでの第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記画像データを得るステップで処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶される受信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  70. 複数局からの信号が多重される放送信号を受信するステップと、
    上記受信される上記放送信号から一の信号を抽出するステップと、
    上記抽出される信号を復調して放送データを出力するステップと、
    上記出力される放送データを処理して画像データを得るステップと、
    上記得られる画像データを出力するステップと、
    少なくともタイトル、人名およびジャンルのいずれかの項目内容の第1の頻度分布を作成するステップと
    度分布を記憶部に記憶するステップと、
    予め設定された時刻であるか否かを判別するステップと、
    上記設定された時刻であると判別されたとき、上記記憶部に記憶される少なくともいずれかの項目の頻度分布に基づいて、最大から所定順位までの頻度の項目内容を抽出するステップと、
    上記抽出される項目内容に該当する番組を番組表から検索するステップと、
    上記検索された番組の番組情報を一時的に記憶し、該番組の放送日時に該番組に係る上記放送データまたは上記画像データを記録部に記録するステップとを備え、
    上記記憶するステップでは、上記作成するステップでの第1の頻度分布と他に取得された第2の頻度分布とが記憶され、
    上記画像データを得るステップで処理される放送データが上記第2の頻度分布だけに関係する放送データであるか否かを判別し、該判別結果に基づいて、上記第1の頻度分布と上記第2の頻度分布とから新たな頻度分布を作成して記憶される受信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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