JP2003134428A - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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JP2003134428A
JP2003134428A JP2001323996A JP2001323996A JP2003134428A JP 2003134428 A JP2003134428 A JP 2003134428A JP 2001323996 A JP2001323996 A JP 2001323996A JP 2001323996 A JP2001323996 A JP 2001323996A JP 2003134428 A JP2003134428 A JP 2003134428A
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television receiver
recorded
recording
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JP2001323996A
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Noriya Sakamoto
典哉 坂本
Masahiro Yamada
雅弘 山田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現在受信中の番組等に関係して、HDD内に
記録済みの番組映像を自動検索することで、希望の記録
映像を示すテレビジョン受像機を提供する。 【解決手段】 放送された番組映像とこの番組映像に関
する番組情報とを受信するチューナ11と、番組映像を
番組情報に関連させてHDD16に記録するホスト処理
部14と、今受信している番組の番組情報に基づいて、
HDD16が過去に記録した番組情報から特定のものを
自動的に検索する検索機能14と、この検索結果による
番組情報を表示する表示部15とを有するテレビジョン
受信機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、放送された番組
映像を記録蓄積する機能をもつテレビジョン受信機に関
し、特に記録された番組映像の番組情報の自動検索機能
を有するテレビジョン受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、映像信号をデジタル信号で処理す
る方法が一般化するに応じて、テレビジョン受信機でも
映像信号を例えば内蔵するHDD(ハードディスクドラ
イブ,以下HDDと記す)で記録蓄積するものが増加し
てきている。このようなHDDを内蔵するデジタル放送
受像機では、番組映像とこれに応じた番組情報とを受信
しHDDに記録するデジタルデータ記録再生装置が、特
開平11−250630号公報により従来技術として存
在する。
【0003】この従来技術としてのデジタルデータ記録
再生装置では、データ記録時にファイルに管理コード情
報(ジャンル別コード、記録者別コード等)を記録でき
るようにして、再生時のファイル選択を簡単にできるよ
うにしてある。そして、この管理コード情報記録機能を
操作手順に対応させて画像表示し、この表示手順に従っ
て操作できるようにした。即ち、管理コード情報を画像
表示の手順に従ってファイル情報に簡単に付加できるよ
うになるため、簡単にファイル検索、ファイルの再構築
等が可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
従来装置の記録済みの番組情報は蓄積され再構築も容易
であるものの、基本的にユーザが番組情報を表示させ、
検索キーワード等を入力してHDD内を探し廻らなけれ
ばならない。このため記録されていることがわかれば見
るであろう番組映像があっても、ユーザが気づかないま
まに放置されてしまうという問題がある。
【0005】又更に、蓄積されている番組情報を十分活
用して、ユーザの負担となる予約操作を代行する等の処
理がなされていないという問題がある。
【0006】本発明は、例えば現在視聴中の番組に関す
る情報に基づいて、既に記録済みの複数の番組情報を自
動検索することにより、ユーザが必要とする記録済みの
番組情報の存在をユーザに容易に認識させることを可能
とし、ユーザの指示がなくとも妥当と思われる録画予約
を過去の予約された番組情報等に基づき自動的に判断し
予約録画するテレビジョン受信機を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべく、放送された番組映像とこの番組映像に関する番
組情報とを受信する受信手段と、前記受信手段が受信し
た前記番組映像を前記番組情報に関連させて記録する記
録手段と、前記受信手段が新たに受信する番組映像に関
する番組情報に基づいて、前記記録手段が過去に記録し
た番組情報から特定のものを自動的に検索する検索手段
と、前記検索手段の検索結果による番組情報を表示する
表示手段とを具備することを特徴とするテレビジョン受
信機である。
【0008】本発明は上記した構造により、例えば現在
受信し再生している番組画像の番組情報からキーワー
ド、すなわちドラマであればドラマのタイトル、又は俳
優や女優の名前等をキーワードとして、HDD中の記録
済みの番組映像の番組情報を自動的に検索するものであ
る。こうすることで、ユーザが興味をもって現在視聴し
ている番組と共通した映像情報を発見するとこれがHD
Dに格納されていることをユーザに自動的にディスプレ
イ画面等を通じて知らせることができる。これにより、
従来装置においてはユーザが録画済みであるのに気づか
ずに再生されるチャンスがないまま上書きされて消えて
しまうという不具合を解消することができ、記録され蓄
積された番組映像を十分に再生利用することが可能とな
ったテレビジョン受信機を提供することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係るテレビジョン受信機の一実施の形態について詳細
に説明する。図1は、本発明に係るテレビジョン受信機
の一実施の形態を示すブロック図、図2は、記録番組情
報ファイルの一例を示す図、図3は、表示画面の一実施
の形態を示す図、図4は、本発明に係るテレビジョン受
信機による、自動検索機能を説明するためのフローチャ
ート、図5は、自動予約録画機能を説明するためのフロ
ーチャートである。
【0010】(テレビジョン受信機の構成)本発明に係
るテレビジョン受信機は、図1において、図示しないア
ンテナ等を経由して放送信号が供給されるチューナ11
と、チューナ11が復調した番組映像信号を受けるトラ
ンスポート処理部12と、装置全体の処理動作を制御す
るホスト処理部14とを有している。更にこのホスト処
理部14は、ユーザが操作するリモコン17からの指示
信号を受け、これに応じて処理を行うものであり、ホス
ト処理部14は、内部に番組情報更新検出部18とタイ
マ19とを少なくとも内蔵している。更にこのホスト処
理部14に接続されて、主に番組映像信号を記録するた
めのHDD16が設けられている。又、トランスポート
処理部12に接続され、映像音声信号のMPEGデコー
ド等を行うデコード処理部13が設けられ、これに接続
され、更にホスト処理部14の制御を受ける表示部15
を有している。
【0011】(テレビジョン受信機の自動検索機能)こ
のような構成を有するテレビジョン受信機において、以
下に示すように、本発明の特徴である自動検索機能が設
けられている。
【0012】ユーザは、リモコン17を通じて視聴また
は記録したい番組をホスト処理部14に指示する。ホス
ト処理部14はトランスポート処理部12に視聴または
記録したい番組がどれかを指定する。これに応じて、チ
ューナ11で受信されたMPEGによる番組映像は、ト
ランスポート処理部12により、視聴または記録したい
番組が抽出され、視聴したい番組の映像音声データはデ
コード処理部13によりMPEGデコードされ、表示部
15にて表示が行われる。このとき、ユーザからリモコ
ン17を通じて記録の指示がある場合は、トランスポー
ト処理部12は記録したい番組データを抽出し、ホスト
処理部14の制御に応じてHDD16に記録する。
【0013】一方、ホスト処理部14は、トランスポー
ト処理部12で抽出した番組情報を抽出して番組情報の
解読を行う。ホスト処理部14は、視聴中の番組に関す
る情報や、記録済みの番組に関する情報などを表示装置
15のグラフィック表示機能を用いて文字やアイコンや
画像などの形式を用いて表示する。これらの表示情報は
デコード処理部13から出力される画像と画面分割や画
面重畳の形にて画面上に表示される。
【0014】このような番組映像の受信及び記録の際に
行われる本発明に係る自動検索処理を詳細に説明する。
本発明の自動検索処理は以下の場合に便利な機能である
ことが説明できる。すなわち、本日が2010/8/8
と仮定し、「WRC Haruna 2ndSS」とい
った番組が放送されたものとする。ユーザはリモコン1
7を操作し、チューナ11で受信した受信信号はトラン
スポート処理部12で視聴したい番組の映像と音声が選
択され、デコード処理部13でデコードされ表示部15
で表示される。ユーザは、この番組を視聴しながら、
「ええっぬ! こんなのやってたのか〜、もう2ndS
Sかぁ!」と、前回のlstSSを見逃してしまったこ
とを悔やんでいる。もしかしたらlstは自動的にHD
Dに記録されているかもしれないが、今ここで手動で検
索を始めると今放送されている番組を見ることができな
くなくなり、これも困る。
【0015】しかし本発明に係るテレビジョン受信機の
自動検索機能によれば、現在、受信し視聴中の番組映像
の番組情報に応じたHDD等の自動検索が行われるの
で、ユーザは、そのまま放送を楽しみながら、同時に自
動検索によりHDD等に関連の番組映像があることを知
ることができる。
【0016】図4のフローチャートにおいて、受信番組
に関する情報、つまり、現在視聴している番組の抽出番
組名、出演者、番組の概要、番組に関するキーワード等
をトランスポート処理部12で抽出してホスト処理部1
4に与える(S11)。受信番組に関する情報および、
その抽出元となるデータは、番組記録時と同様である。
【0017】ホスト処理部14はHDD16に既に記録
されている記録番組情報ファイルを読み出し(S1
2)、トランスポート処理部12で抽出した番組に関す
る情報を検索キーとして、読み出した記録番組情報ファ
イルのデータの中を検索する(S13)。
【0018】記録番組情報ファイルの一例として、図2
にこれを示す。記録番組情報ファイルは、番組の記録も
しくは受信の開始及び終了時刻、番組名、番組に関係す
るキーワード、記録した番組を視聴したかどうかを示す
フラグ、といったフィールドを備えている。図2の例で
は、すでに6つの番組を記録している状態を示してい
る。そして、フラグは、6番の番組のみ既に視聴し、1
番から5番の番組に関してはまだ記録しただけで視聴は
していないことを示している。
【0019】この例では、番組名の中に「WRC」とい
う文字があるので、番組名からこれを分離し、このキー
ワードで検索キーにして記録番組情報ファイルの読み出
しデータを検索する。
【0020】ここで、一致するものが見つかった場合に
は、一致した番組に関して、その記録時刻や内容、既に
視聴済みかどうかを判断する(S14)。そして、これ
をテキスト、あるいはアイコンで表示する(S15)。
【0021】この例では、番組番号3のエントリーに
「WRC Haruna lstSS」というデータが
検索により見つかる。そして、「WRC Haruna
lstSS」の番組が既に記録されている旨が表示さ
れる。図3にその表示画面の例を示す。画面の右上に記
録済み番組があったことを示すアイコンRが表示されて
おり、又、未再生か再生済かがアイコンで同時に示され
ている。
【0022】これを見たユーザは、「おおっ! なんと
記録されているではないか!! やったぁ〜」と言う具
合に、現在放送中の番組視聴を煩わせることなく、記録
済みの番組映像があることを知ることができる。記録番
組ファイルの視聴済みかどうかを示すフラグを参照し
て、既に視聴済みでない場合はホスト処理部14は表示
部15でアイコンが表示されているので、まだ視聴して
いるかどうかがユーザにわかる。このアイコンは、未再
生なら赤いアイコン、再生済なら青いアイコンで表示さ
せてもよく、未再生なら点滅するアイコン、再生済なら
点滅しないアイコンで示してもよい。又、この区別をテ
キストの文字の斜体かそうでないかで区別することも好
適である。
【0023】又更に、ユーザの設定に応じて、自動検索
の結果、未再生の番組映像が検出されたときだけこの表
示を行い、再生済の場合は行わないとしても、すでに視
聴したものについての表示を何度も見ることがなくなる
ので、ユーザの煩わしさを感じさせず好適である。
【0024】リモコン17からアイコンや表示テキスト
にカーソルを合わせて、リモコン17により表示行番号
が指定されるなどの操作をホスト処理部14が検出する
と(S16)、上記検索で一致した記録済みの番組の指
定されたものを再生するようにHDD16から記録済み
番組を読み出し、トランスポート処理部12、デコード
処理部13を行い表示部15に、HDDに格納されてい
た番組映像が表示される(S17)。
【0025】ここで行われるHDDの記録映像は、現在
受信している映像と同時に表示されることが好適であ
る。すなわち、トランスポート処理部12とデコード処
理部13はHDD16から読み出した番組と現在放送中
の番組とを同時に処理し、表示においては、画面分割や
子画面重畳のかたちで表示を行う(S17)。これによ
りユーザは、現在放送中の番組と同時に記録されていた
関連の番組映像を楽しむことができる。
【0026】なお、検索の参考となる番組情報は、上述
したように現在受信中の番組映像の番組情報に限ること
なく、例えば、現在再生中(つまり現在処理中の映像)
の記録済映像である場合も好適である。これにより、ユ
ーザが興味をもって再生中である記録済映像であるの
で、これに関連した記録済映像を自動検索し、その存在
を表示等することによりユーザに提示すれば、同様にユ
ーザの嗜好に応じた番組映像の存在を指摘することが可
能となる。
【0027】又、本発明の自動検索処理により記録済み
番組が検出された場合、この検索結果を表示してユーザ
の再生指示を待って再生するのではなく、このような指
示を待たずに自動的に再生することも好適である。この
場合は、ホスト処理部14は検出された番組の内の一つ
を再生するようにHDD16から記録済み番組を読み出
し、トランスポート処理部12、デコード処理部13を
行い表示部15で表示する。このような自動再生を行う
ことにより再生開始指示をユーザが行わなくても記録番
組を視聴することができる。
【0028】ここで、ユーザがリモコン17にて現在放
送中の番組の視聴を中断するように指示した場合は、ホ
スト処理部14はデコード処理部13に現在放送中の番
組データが行かないようにトランスポート処理部12に
指示を与え、記録番組の再生のみの画面表示が全画面を
使って行われる。
【0029】ところで、これまでの説明では、ホスト処
理部14による自動検索は、番組の受信をユーザが選択
することで開始している。しかし、自動検索のタイミン
グは、以下のような場合も好適となる。
【0030】一つは、番組情報の変化に応じて自動検索
を行う場合である。すなわち、ユーザはこのまま番組を
視聴し続けると、一般的には放送番組は変化する。放送
番組の変化は、MPEG規格を利用した放送の場合は、
トランスポート処理により抽出されたセクション形式の
SI情報の内、ScheduleEITやEITのpr
esent/followingと呼ばれるテーブルに
より、番組の開始時刻、終了時刻、番組名、番組内容、
ジャンル、解説などの番組情報の変化として伝送され
る。また、MPEGのセクション形式で伝送されるデー
タは、マークアップランゲージで記載されたデータ放送
もある。これは、現在放送中の映像音声番組と連動して
いる場合もあるし、独立した番組として放送される場合
もある。これらにも同様に番組情報が記載されているこ
ともある。
【0031】ホスト処理部14の番組情報更新検出部1
8は、これらの番組情報を参照し、受信番組の切り替わ
る時刻を検出する。検出した時刻とタイマ19の現在時
刻とを比較し、現在時刻に一致または現在時刻を過ぎた
ことを検出すると、HDD16から読み出した記録番組
情報ファイルのデータについて、検出した現在放送中の
番組に関する番組情報を検索キーにして、検索を再び実
行する。
【0032】又更に、上記セクションデータは、テーブ
ル番号やバージョン番号などヘッダ部分の値を変更して
更新されたデータを伝送することがある。この変化を検
出し、現在受信中の番組の変化を検出する。ホスト処理
部14は、この変化を検出すると、HDD16から読み
出した記録番組情報ファイルのデータについて、検出し
た現在放送中の番組に関する番組情報を検索キーにし
て、検索を実行する。
【0033】又、一つは、時間の経過に応じて、自動検
索を行う場合である。すなわち、ホスト処理部14は、
時間を計測するタイマ機能を内蔵し、タイマをセット
し、所定値になったことを検出し、タイマをセットし、
HDD16から読み出した記録番組情報ファイルのデー
タについて、検出した現在放送中の番組に関する番組情
報を検索キーにして、検索を実行する。これにより、所
定時間間隔にて検索を実行する。
【0034】ここで、ホスト処理部14は内部に記録番
組があるかどうかの検索もしくは表示を行うかを行わな
いかを示す表示フラグレジスタを備える。ホスト処理部
14がリモコン17からの指示を受けることで、このレ
ジスタのオン/オフ状態を切り替える。このレジスタが
オン状態の時は、ホスト処理部14は上記検索を実行
し、このレジスタがオフの時は上記検索を実行しない。
場合によっては、ユーザは、既に記録された番組がある
かどうかを見たくないと考えることがあるからである。
【0035】また、ホスト処理部14は、内部に検索に
より記録番組が見つかった場合にその再生を行うか行わ
ないかを示す再生フラグレジスタを備えることも好適で
ある。ホスト処理部14がリモコン17からの指示を受
けることで、このレジスタのオン/オフ状態を切り替え
る。このレジスタがオン状態の時は、ホスト処理部14
は上記自動再生を実行し、このレジスタがオフの時は上
記自動再生を実行しない。場合によっては、ユーザは、
既に記録された番組があっても現在受信中の番組が表示
画面領域が削られる等の理由ですぐには見たくないと考
えることがあるからである。
【0036】以上、詳細に述べたように、本発明に係る
テレビジョン受信機によれば、例えば番組映像を受信し
再生するタイミングで、この番組映像の番組情報に応じ
てHDD内に記録されている番組映像を自動的に検索
し、その検索結果を表示する。これによりユーザは、関
心がありながらも記録されていることに気付かなかった
番組映像の検索結果を画面で知ることができるので、従
来装置のように記録されていたのにこれに気付かずに見
たい映像が埋もれていくということがなく、嗜好する記
録映像を十分に楽しむことが可能となる。
【0037】(テレビジョン受信機の自動予約録画機
能)又更に本発明に係るテレビジョン受信機は、同様に
番組情報を利用した機能として、自動予約録画機能を有
するものである。この自動予約録画機能とは、ユーザが
行った録画予約(これから録画が行われる)や、過去に
設定された録画予約の履歴を参考にして、テレビジョン
のホスト処理部14等の働きにより、ユーザが視聴を希
望しそうであると推定される番組について、ユーザの指
示が無くとも自動的に予約録画を行ってしまう機能であ
る。従って、ユーザにとって煩わしい録画予約の操作を
行うことなく、HDDの空き容量に応じて、ユーザが希
望しそうな番組映像が自動録画されるという非常に便利
な機能であると言える。
【0038】図5のフローチャートに従って、この自動
予約録画機能を説明する。記録する番組に関して、トラ
ンスポート処理部12によって、視聴者の番組予約履
歴、予約情報、過去の視聴履歴等を抽出する(S2
1)。次に、今後放送される予定の番組の情報を抽出す
る(S22)。これは、番組開始終了時間、番組名、出
演者、番組の概要、番組に関するキーワード等を少なく
とも含むものである。
【0039】チューナ11で受信したデータがMPEG
方式の場合、抽出する元となるデータの例としては、M
PEGで規定されるセクション形式で伝送されたSI情
報、これに含まれるスケジュール情報やpresent
/followingといったテーブルで記述される番
組情報、BMLやHTMLやXMLやBXMLなどの記
述言語で記述された番組に関するデータ、独立PES形
式でのテキスト情報である。
【0040】そして、これら二つの番組情報同志を比較
して、一致したものがあれば、予約録画すべき番組であ
ると判断してこれを抽出する(S23)。次にここで抽
出した番組が記録できるかどうかを、例えば、抽出した
複数番組の放送時間が重複していて記録できないとか、
HDDの容量が不足していて記録できない等の場合に該
当しないかどうかを判断する(S24)。
【0041】問題なく録画が可能であれば、ステップS
23で抽出した番組を予約して(S28)、新しい番組
情報を受信するまで待機し、録画を実行する。
【0042】ステップS24で、録画ができないとさ
れ、複数の放送時間が重なっていると判断された場合
は、ユーザの過去の利用状況に応じて、優先順位をつけ
てどちらかを選ぶ。例えば、ユーザがより多くの視聴を
行っている番組又はジャンルの方を選択してこれを予約
録画する(S25)。
【0043】又、HDDの容量不足で録画ができない場
合は、ユーザに対してHDDの容量不足を提示して不足
を解消してもらう。又は、記録しているにも関わらず長
い間視聴されていない番組映像を自動的に削除して容量
を確保することにより、番組予約を行う(S26)。
【0044】このように番組予約を順次行うことによっ
て(S27)、ユーザの特段の指示がなくともユーザの
嗜好に応じた番組の予約録画を自動的に行なうことがで
きる。
【0045】以上、本発明に係るテレビジョン受信機に
よれば、詳述した自動予約録画機能によって、ユーザは
煩わしい予約設定の作業を行うことなく、嗜好にあった
番組映像を自動的に予約録画することができ、適宜これ
を選択して楽しむことが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、現
在受信中の番組映像等に応じて、HDD中の録画済映像
を自動的に検索して関連の映像がある場合これを画面等
に提示することで、従来のようにHDD中の多くの記録
映像の中に希望のものが埋もれ視聴の機会を失うという
ことがなく、記録映像を有効に視聴することが可能なテ
レビジョン受信機を提供することができる。
【0047】又本発明によれば、HDD中に格納されて
いる予約情報や過去の予約履歴、現在視聴している番組
情報等を参照することで、特段のユーザの予約指示がな
くとも予約録画を行うことにより、ユーザは煩わしい予
約操作を行わなくとも嗜好に応じた内容の番組映像を獲
得することを可能とするテレビジョン受信機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン受信機の一実施の形
態を示すブロック図。
【図2】本発明に係るテレビジョン受信機の記録番組情
報ファイルの一例を示す図。
【図3】本発明に係るテレビジョン受信機の表示画面の
一実施の形態を示す図。
【図4】本発明に係るテレビジョン受信機による、自動
検索機能を説明するためのフローチャート。
【図5】本発明に係るテレビジョン受信機による、自動
予約録画機能を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11 … チューナ、12 … トランスポート処理
部、13 … デコード処理部、14 … ホスト処理
部、15 … 表示部、16 … HDD(ハードディ
スクドライブ)、17 … リモコン、18 … 番組
情報更新部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/12 103 G11B 20/12 103 27/00 27/00 D E 27/10 27/10 A 27/34 27/34 N P S H04N 5/445 H04N 5/445 Z Fターム(参考) 5C025 CA09 CB08 CB09 DA10 5C052 AA01 AC08 5D044 AB07 BC01 CC04 DE02 DE03 DE23 DE49 DE54 EF05 GK12 HL04 HL16 5D077 AA22 BA09 CB04 DC11 DC12 HA07 HC05 HC16 HC17 HC21 HD04 5D110 AA13 AA27 AA29 BB20 CA10 CA42 CB07 CF05 DA04 DA06 DA17 DB02 DC16 EA07 EA09 EA17 FA08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送された番組映像とこの番組映像に関
    する番組情報とを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した前記番組映像を前記番組情報に
    関連させて記録する記録手段と、 前記受信手段が新たに受信する番組映像に関する番組情
    報に基づいて、前記記録手段が過去に記録した番組情報
    から特定のものを自動的に検索する検索手段と、 前記検索手段の検索結果による番組情報を表示する表示
    手段と、 を具備することを特徴とするテレビジョン受信機。
  2. 【請求項2】 前記受信手段が受信する番組情報が更新
    されたことを検出する更新検出手段を更に有しており、
    前記検索手段は前記更新検出手段が番組情報が更新され
    たことを検出すると、更新された番組情報に基づいて、
    前記記録手段が過去に記録した番組情報から特定のもの
    を検索することを特徴とする請求項1記載のテレビジョ
    ン受信機。
  3. 【請求項3】 前記検索手段は、前記テレビジョン受信
    機が現在処理している番組映像に関する番組情報に基づ
    いて、前記記録手段が過去に記録した番組情報から特定
    のものを検索することを特徴とする請求項1記載のテレ
    ビジョン受信機。
  4. 【請求項4】 前記検索手段は、前記テレビジョン受信
    機が現在再生している番組映像に関する番組情報に基づ
    いて、前記記録手段が過去に記録した番組情報から特定
    のものを検索することを特徴とする請求項1記載のテレ
    ビジョン受信機。
  5. 【請求項5】 所定の時間間隔を計時する計時手段を更
    に有しており、前記検索手段は前記計時手段の計時結果
    に基づいて、前記記録手段が過去に記録した番組情報か
    ら特定のものを検索することを特徴とする請求項1記載
    のテレビジョン受信機。
  6. 【請求項6】 前記検索手段の検索結果による番組情報
    に応じる番組映像がすでに再生済みかどうかを示す表示
    手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のテレ
    ビジョン受信機。
  7. 【請求項7】 前記検索手段の検索結果による番組情報
    を自動的に表示するかどうかを設定する設定手段と、設
    定手段により自動表示が設定されているとき、前記検索
    手段の検索結果による番組情報を自動的に表示する表示
    手段とを更に有することを特徴とする請求項1記載のテ
    レビジョン受信機。
  8. 【請求項8】 前記検索手段の検索結果による番組情報
    に応じる番組映像がすでに再生済みかどうかを判断し、
    未再生であると判断された番組情報のみを表示する表示
    手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のテレ
    ビジョン受信機。
  9. 【請求項9】 前記検索手段の検索結果による番組情報
    に応じる番組映像を、現在再生中の番組映像と同時に表
    示する表示手段を更に有することを特徴とする請求項1
    記載のテレビジョン受信機。
  10. 【請求項10】 前記受信手段は、SI又はBMLデー
    タ又はHTMLデータに含まれる前記番組情報として受
    信することを特徴とする請求項1記載のテレビジョン受
    信機。
  11. 【請求項11】 複数の番組情報を記録する番組情報記
    録手段と、 前記番組情報記録手段が記録している前記番組情報に基
    づき、これと関連した新たな番組情報を推定し、これら
    か記録する番組情報として予約する予約手段と、 前記予約手段が予約した前記新たな番組情報に対応した
    番組映像を、その番組情報を伴って受信する受信手段
    と、 前記受信手段が受信した前記番組映像をその番組情報に
    関連させて記録する記録手段と、 を具備することを特徴とするテレビジョン受信機。
  12. 【請求項12】 前記番組情報記録手段は、ユーザが予
    約しすでに記録された予約履歴としての番組情報と、ユ
    ーザが予約しこれから記録される予約履歴としての番組
    情報と、過去の視聴履歴としての番組情報との少なくと
    も一つを有することを特徴とする請求項11記載のテレ
    ビジョン受信機。
  13. 【請求項13】 前記予約手段は、ユーザが予約しすで
    に記録された予約履歴としての番組情報と、ユーザが予
    約しこれから記録される予約履歴としての番組情報と、
    過去の視聴履歴としての番組情報との少なくとも一つに
    対して、これから放送される予定の番組情報とを比較
    し、その比較結果に基づいて新たな番組情報を推定し、
    これらか記録する番組情報として予約することを特徴と
    する請求項11記載のテレビジョン受信機。
  14. 【請求項14】 前記予約手段は、推定した予約が他の
    予約と放送時間が重複したとき、所定の優先順位に応じ
    て記録を行う方を決定することを特徴とする請求項11
    記載のテレビジョン受信機。
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