JP3817315B2 - 通信カラオケシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、通信手段を介して曲データを通信する通信カラオケシステムであって、曲データを保有するホストコンピュータから通信回線を介して複数のサブホストコンピュータへ曲データを送信し、さらにサブホストコンピュータから通信回線を介してカラオケボックスやレジャーホテルなどに設置されたサーバーへカラオケ用の曲データを送信する、いわゆる通信カラオケシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
上記通信カラオケシステムとしては、たとえば、図16に示すものが知られている。図16は、サーバー300とサブホストコンピュータ310との間で行われる通信の内容を時系列で示す説明図である。
図16に示すように、サーバー300に設定された通信時刻t1になると、サーバー300からサブホストコンピュータ310へ通信回線を介してダイヤリングを行い、サブホストコンピュータ310が通信可能である場合に、サーバー300から曲データの送信を要求する信号をサブホストコンピュータ310へ送信し、サブホストコンピュータ310から所定量の曲データを一定時間サーバー300へ送信する。
そして、通信時刻t1から一定時間後、たとえば、24時間後の通信時刻t1になると、再度サーバー300からサブホストコンピュータ310へダイヤリングが行われ、上記のように曲データがサブホストコンピュータ310からサーバー300へ送信される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のものでは、サーバー300からサブホストコンピュータ310へダイヤリングする通信時刻t1が同じ時間帯に集中して通信ができない場合は、サーバー300に設定されている通信時刻t1を他の通信時刻に再設定する手間が掛かるという問題がある。しかも、その再設定した通信時刻には、必ずしも通信回線が空いているという保障がない。
また、サブホストコンピュータ310からサーバーへ送信する曲データの量が多く、その全部を一定時間内に送信できなかった場合には、残りの曲データは、24時間後の通信時刻t1にならないと受信できないという問題もある。
特に、サブホストコンピュータ310からサーバー300へ送信される曲データが、新曲に関するものである場合には、新曲の曲データの受信時期が遅れると、カラオケボックス間で新曲を歌うことができる時期が異なる事態が発生するため、カラオケボックスでいち早く新曲を歌いたい者に迷惑が掛かるという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は、ある時間帯において送信装置から受信装置への通信量が所定量に達している場合には、送信装置から受信装置への送信時刻を自動的に設定変更することにより、受信装置が送信装置から曲データを確実に受信できる通信カラオケシステムの実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、カラオケ装置で用いる曲データの送信要求を示す送信要求信号を通信手段を介して受信する送信要求信号受信手段と、前記曲データが記憶された送信側曲データ記憶手段と、前記送信要求信号受信手段により前記送信要求信号が受信された場合に、所定数の曲データを前記送信側曲データ記憶手段から読出す読出手段と、この読出手段により読出された曲データを前記通信手段を介して送信する送信手段とを有する送信装置と、前記送信要求信号を前記通信手段を介して前記送信要求信号受信手段へ送信する時刻を示す送信時刻情報が書換え可能に記憶された送信時刻情報記憶手段と、この送信時刻情報記憶手段に記憶された送信時刻情報により示される所定の送信時刻になった際に、前記送信要求信号を前記通信手段を介して前記送信要求信号受信手段へ送信する送信要求信号送信手段と、前記送信手段により前記通信手段を介して送信される曲データを受信する受信手段とを有する受信装置と、が備えられた通信カラオケシステムにおいて、前記送信装置は、前記通信手段を介して前記受信手段へ送信した前記曲データの通信量を所定の時間帯毎に記憶する通信量記憶手段と、前記送信要求信号受信手段が前記送信要求信 号を前記通信手段を介して受信した際に、前記読出手段により前記送信側曲データ記憶手段から読出される曲データを送信したとした場合に、その曲データの送信時刻が含まれる時間帯に対応して前記通信量記憶手段に記憶される通信量が所定量を超えるか否かを判定する判定手段と、この判定手段が、前記通信量記憶手段に記憶される通信量が前記所定量を超えると判定した場合は、前記曲データを送信した場合でも前記通信量記憶手段に記憶される前記通信量が前記所定量を超えない時間帯に設定されている所定の送信時刻を示す送信時刻情報を前記通信手段を介して前記受信手段へ送信し、前記送信時刻情報記憶手段に記憶されている送信時刻情報を前記送信された送信時刻情報に書換える送信時刻情報書換手段と、前記判定手段が、前記通信量記憶手段に記憶される通信量が前記所定量を超えると判定した場合に、前記所定量を超えている部分の曲データを未送信の曲データとして再送信するための再送信時刻を、前記所定の送信時刻が含まれる時間帯よりも後の時間帯に設定されている送信時刻であって送信予定のない送信時刻の中で最も早い送信時刻を再送信時刻として示す再送信時刻情報を前記通信手段を介して前記受信手段へ送信する再送信時刻情報送信手段と、を備え、前記送信要求信号送信手段は、前記受信手段により受信された再送信時刻情報により示される所定の再送信時刻になった際に、再送信要求信号を前記通信手段を介して前記送信要求信号受信手段へ送信し、前記読出手段は、前記送信要求信号受信手段により前記再送信要求信号が受信された場合に、前記未送信の曲データを前記送信側曲データ記憶手段から読出し、前記送信手段は、前記読出手段により読出された未送信の曲データを前記通信手段を介して送信し、前記受信装置は、前記受信手段により受信された曲データおよび未送信の曲データを保存する受信側曲データ記憶手段を備えるという技術的手段を採用する。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】
請求項1に記載の発明では、受信装置が有する送信時刻情報記憶手段に書換え可能に記憶された送信時刻情報により示される所定の送信時刻になると、受信装置が有する送信要求信号送信手段により、曲データの送信要求を示す送信要求信号が、通信手段を介して送信装置へ送信される。
そして、上記送信された送信要求信号は、送信装置が有する送信要求信号受信手段により受信される。次に、読出手段により送信側曲データ記憶手段から読出される曲データを送信したとした場合に、その曲データの送信時刻が含まれる時間帯に対応して通信量記憶手段に記憶される通信量が所定量を超えるか否かを判定し、超えると判定した場合は、曲データを送信した場合でも通信量記憶手段に記憶される通信量が前記所定量を超えない時間帯に設定されている所定の送信時刻を示す送信時刻情報が、送信時刻情報書換手段により、上記通信手段を介して上記受信手段へ送信され、上記送信時刻情報記憶手段に記憶されている送信時刻情報が上記送信された送信時刻情報に書換えられる。
また、再送信時刻情報送信手段は、通信量記憶手段に記憶される通信量が前記所定量を超えると判定された場合に、前記所定量を超えている部分の曲データを未送信の曲データとして再送信するための再送信時刻を、前記所定の送信時刻が含まれる時間帯よりも後の時間帯に設定されている送信時刻であって送信予定のない送信時刻の中で最も早い送信時刻を再送信時刻として示す再送信時刻情報を通信手段を介して受信手段へ送信する。
そして、送信要求信号送信手段は、受信手段により受信された再送信時刻情報により示される所定の再送信時刻になった際に、再送信要求信号を通信手段を介して送信要求信号受信手段へ送信し、読出手段は、送信要求信号受信手段により再送信要求信号が受信された場合に、未送信の曲データを送信側曲データ記憶手段から読出し、送信手段は、読出手段により読出された未送信の曲データを通信手段を介して送信する。また、受信装置に備えられた受信側曲データ記憶手段は、受信手段により受信された曲データおよび未送信の 曲データを保存する。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
つまり、送信装置は、受信した送信要求信号に応じて曲データを受信装置へ送信しようとする場合に、仮にその曲データを送信したとした場合に、その曲データの送信時刻が含まれる時間帯における通信量が所定量を超える場合は、次回の曲データの送信を同時刻に行うと、同様に通信量が所定量を超え、通信不能となる確率が高い。
そこで、通信量が所定量を超える可能性のある場合は、通信量が前記所定量を超えない時間帯に設定されている所定の送信時刻を選択し、その所定の送信時刻を示す送信時刻情報を受信装置へ送信することにより、送信要求信号を送信する時刻として受信装置に記憶されている送信時刻を、前記所定の送信時刻に自動的に書換える。
したがって、次回の曲データの通信が不能となる確率を小さくすることができる。
【0015】
たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、通信カラオケシステムでは、受信装置たるサーバーは、所定の送信時刻になると送信装置たるサブホストコンピュータへ曲データの送信要求を行い、サブホストコンピュータは、その送信要求に応えて所定量の曲データをサーバーへ送信する。このため、上記送信要求が、ある時間帯に集中すると、通信許容量を超えて通信不能となる場合があるが、このような場合であっても、上記所定の送信時刻と異なる送信時刻を、通信量が所定量に達していない時間帯の送信時刻を示す送信時刻データをサブホストコンピュータからサーバーへ送信して送信時刻を書換えることにより、次回の曲データの受信を確実にすることができる。
また、サブホストコンピュータからサーバーへ送信する曲データの量が多く、上記所定の送信時刻に全部送信できない場合であっても、前記所定量を超えている部分の曲データを未送信の曲データとして再送信するための再送信時刻を、前記所定の送信時刻が含まれる時間帯よりも後の時間帯に設定されている送信時刻であって送信予定のない送信時刻の中で最も早い送信時刻を再送信時刻として示す再送信時刻データをサブホストコンピュータからサーバーへ送信することにより、その再送信時刻に未送信の曲データをサーバーへ送信できる。
【0016】
つまり、たとえば、後述する発明の実施の形態に記載するように、サーバーにより受信された曲データを再生する制御装置、アンプおよびスピーカなどが備えられたカラオケ装置では、サーバーへリクエスト信号を送信し、サーバーがリクエスト信号により示される選曲番号の曲データをカラオケ装置へ送信する。このため、同じサブホストコンピュータに接続されたサーバーが設置された、どのカラオケボックスやレジャーホテルにおいても、ほぼ同じ時期から新曲を歌えるようにするためには、サーバーとサブホストコンピュータ間が通信不能となって曲データの受信が遅れる事態をなくす必要があるが、上記技術的手段を用いることにより、そのような事態をなくすことができる。
また、サブホストコンピュータからサーバーへ送信する曲データの通信量が多く、一定時間内に送信できない場合であっても、その未送信データを空いている時間にすぐにサーバーへ送信できる。
したがって、新曲を示す曲データ間に受信時期の差が生じてしまい、すぐに歌える新曲とすぐに歌えない新曲とが発生し、カラオケをする者に迷惑をかけるおそれがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の通信カラオケシステムの実施形態について図を参照して説明する。なお、以下の各実施形態では、通信カラオケシステムとして、カラオケボックスで使用される通信カラオケシステムを代表に説明する。
まず、本発明第1実施形態の通信カラオケシステムの主要構成について、それをブロック図で示す図1を参照して説明する。
【0018】
本通信カラオケシステム1には、複数の送信装置たるサブホストコンピュータ(以下、サブホストと略称する)20が備えられており、各サブホスト20は、ISDN(国際標準の通信規格を持った総合デジタル通信網を意味するIntegrated Services Digital Network の略)により、ホストコンピュータ2と接続されている。新曲を示す曲データは、ホストコンピュータ2から、全国の各地域に設置されたサブホスト20へ送信され、サブホスト20に蓄積される。
【0019】
また、各サブホスト20は、通信手段たる電話回線4により、そのサブホスト20が設置されている地域の複数のカラオケボックス5に設置された受信装置たるサーバー30に接続されており、各サーバー30は、LAN回線6により、カラオケボックス5の各部屋に設置されたカラオケ装置40と接続されている。
つまり、サブホスト20に蓄積された曲データは、サーバー30からの送信要求に応えて各サーバー30へ送信され、各サーバー30に蓄積される。そして、各サーバー30は、各カラオケ装置40から送信されるリクエスト信号に応えて曲データを各カラオケ装置40へ送信する。
【0020】
次に、サーバー30およびサブホスト20の制御系の主要構成について図2および図3を参照して説明する。
図2は、サーバー30の制御系の主要構成を示すブロック図であり、図3は、サブホスト20の制御系の主要構成を示すブロック図である。
最初に、サーバー30の制御系の主要構成について説明する。
サーバー30には、サブホスト20およびカラオケ装置40との間で行う通信などの制御を行うCPU31が備えられており、このCPU31には、サーバー30からサブホスト20への送信時刻、サーバー30の端末番号およびサブホスト20の電話番号などを示すデータが記憶された送信時刻情報記憶手段たるRAM32が接続されている。
【0021】
また、CPU31には、上記通信などの制御を行うための制御プログラムなどが記憶されたROM33と、サブホスト20と電話回線4を介して通信を行うための通信用モデム34と、サブホスト20から送信された曲データを保存するハードディスクドライブユニット(以下、HDDと略称する)35とが接続されている。さらに、CPU31には、カラオケ装置40とLAN回線6を介して通信を行うためのLANボード36が接続されている。
【0022】
次に、サブホスト20の制御系の主要構成について説明する。
サブホスト20には、ホストコンピュータ2およびサーバー30との間で行う通信などの制御、サーバー30との通信数および通信量の演算などを行うCPU21が備えられており、このCPU21には、ホストコンピュータ2の識別番号およびサーバー30の電話番号などを示すデータが記憶されたRAM22が接続されている。さらに、CPU21には、上記通信などの制御を行うための制御プログラムなどが記憶されたROM23と、サーバー30と電話回線4を介して通信を行うための通信用モデム24と、ホストコンピュータ2とISDN回線3を介して通信を行うためのISDNボード25と、ホストコンピュータ2から送信された曲データを保存する送信側曲データ記憶手段たるHDD26とが接続されている。
【0023】
次に、サブホスト20、サーバー30およびカラオケ装置40の間で通信される信号の主要構成について図4を参照して説明する。
図4(A)は、サーバー30からサブホスト20へ送信される、曲データの送信要求を示す送信要求信号(以下、要求信号と略称する)の主要構成を示す説明図であり、同図(B)はサブホスト20からサーバー30へ送信される送信データの主要構成を示す説明図であり、同図(C)はサーバー30からカラオケ装置40へ送信される曲データの主要構成を示す説明図である。
【0024】
図4(A)に示すように、送信要求信号120は、送信先であるサブホスト20の電話番号を示すサブホスト番号データ122、要求信号であることを示す送信要求データ124および送信元であるサーバー30の電話番号を示す端末番号データ126などから構成される。また、図4(B)に示すように、送信データ130は、送信先であるサーバー30の端末番号データ126、サーバー30により次回送信される送信要求信号の送信時刻を示す次回送信時刻データ132、曲データ140および送信元であるサブホスト20のサブホスト番号データ122などから構成される。
【0025】
上記次回送信時刻データ132とは、サーバー30から要求信号120が送信された時間帯の通信量が多く、次回、サーバー30が要求信号を送信する時間帯では、要求信号の送信が不能となる確率が高いと推定される場合に、サブホスト20によりサーバー30の送信時刻を書換えるためのデータである。
さらに、図4(C)に示すように、曲データ140は、カラオケ装置40に備えられたLANボード上の通信制御用ICに記憶されたイーサネットアドレスを示すイーサネットアドレスデータ142、MIDIデータ144、歌詞を映像でモニタに表示するための歌詞テロップデータ146および曲のジャンルを特定するためのジャンルデータ148などから構成される。
【0026】
次に、サーバー30からサブホスト20へ曲データの送信要求を行い、その要求に応えてサブホスト20が曲データをサーバー30へ送信する場合の通信制御内容について図を参照して説明する。
図5は、サブホスト20のRAM22に記憶されているタイムテーブルの構成を示す説明図であり、図9は、サーバー30とサブホスト20との間で行われる通信の内容を時系列で示す説明図であり、図10は、サーバー30のCPU31およびサブホスト20のCPU21により実行される通信制御内容を示すフローチャートである。
【0027】
なお、サブホスト20とサーバー30との通信時間は、サブホスト20からサーバー30へ送信する送信データ130のデータ量により異なるが、平均5分であり、サブホスト20がサーバー30と1時間に行うことができる通信数Nは、平均で12(60/5=12)であるとする。また、サーバー30は、要求信号120を24時間間隔でサブホスト20へ送信するものとする。
最初に、図5に示すタイムテーブル150の構成について説明する。
タイムテーブル150には、24時間を1時間単位に区切ったT1ないしT24の計24の時間帯データが設定されており、各時間帯には、1時間を6分単位に区切ったt1ないしt12の計12の時刻データがそれぞれ設定されている。これらの時刻データのうち、サーバー30からサブホスト20への送信時刻として既にサーバー30のRAM32に設定されている時刻データには、フラグ「1」が立てられる。また、各時間帯毎に、その時間帯に行われた通信の数が、通信数Nとして記憶される。
なお、ここでは、サーバー30は、時間帯T1の時刻t12にサブホスト20へ要求信号120を送信するものとし、サーバー30のRAM32には、時間帯T1の時刻t12を示す送信時刻データT1t12が記憶されているものとする。
【0028】
まず、CPU31は、CPU31に内蔵されたクロックによりカウントされる時刻Tが、RAM32に設定された送信時刻T1t12になると(ステップ100)、RAM32に記憶されているサブホスト番号データ122、送信要求データ124および端末番号データ126を読出すとともに、それらデータにより構成される要求信号120を通信用モデム34から電話回線4を介してサブホスト20へ送信する(ステップ110)。
【0029】
そして、上記送信された要求信号120は、サブホスト20の通信用モデム24により受信され、CPU21は、要求信号120の受信を検出する(ステップ200)。続いて、CPU21は、その検出により、時間帯T1の受信数Nに「1」を加算する演算を行い(ステップ210)、その演算結果Nが平均値の「12」以上であるかを判定する(ステップ220)。ここでは、時間帯T1における現在の受信数Nは、図5に示すように「11」であることから、上記演算により、時間帯T1における受信数Nは「12」となるため、上記ステップ220では肯定判定される。続いて、受信数Nが「12」に達していない時間帯T2から空いている時刻t2を次回の送信時刻を示す送信時刻データT2t2としてタイムテーブル150から読出す(ステップ230)。
【0030】
つまり、今回、サーバー30は、サブホスト20と電話回線を接続できたが、上記時間帯T1における受信数Nは、平均値「12」に達したため、24時間後の次回の通信においては、サブホスト20から各サーバー30へ送信される通信量が今回よりも多く、時間帯T1の時刻t12より前の時刻における他のサーバーとの通信が、まだ終了していない場合には、次回の時間帯T1の時刻t12の時点では、サーバー30は、サブホスト20と通信を行うことができない確率が高いと推定されるため、通信数Nが「12」に達していない他の時間帯から空いている時刻を検索し、その時刻を次回行う送信時刻として用いる。
【0031】
なお、時間帯T2の時刻t3も空いているが、時間帯T1の時刻t12の次の時刻のうち、空いている最も近い時刻を選択する。
続いて、CPU21は、HDD26から曲データ140を読出し(ステップ240)、その読出された曲データ140および上記次回送信時刻データT2t2を送信データ130としてサーバー30へ送信する(ステップ250)。
【0032】
そして、上記送信された送信データ130は、電話回線4を介してサーバー30の通信用モデム34により受信され(ステップ120)、その受信された送信データ130に含まれる曲データ140をHDD35に保存する(ステップ130)。続いて、CPU31は、上記受信された送信データ130に次回送信時刻データT2t2が含まれているかを判定し(ステップ140)、次回送信時刻データT2t2が含まれている場合には、RAM32に記憶されている送信時刻データT1t12を送信時刻データT2t2に書換える(ステップ150)。
そして、サーバー30は、次回の通信を時間帯T2の時刻t2にサブホスト20に対して行い、サブホスト20から送信データ130を受信する。
【0033】
以上のように、本第1実施形態の通信カラオケシステムを用いれば、サーバー30からサブホスト20へ通信を行った時間帯が、サーバー30とサブホスト20とが1時間に行うことができる通信数の平均値に達した場合には、サブホスト20の方からサーバー30の次回の送信時刻を他の空いている時間帯に変更することができる。
したがって、ある時間帯に通信が集中して通信不能となってしまい、サーバー30がサブホスト20から曲データ140を受信できなくなるのを防止することができる。
【0034】
特に、通信カラオケシステムでは、回線使用料の安価な夜間に曲データを配信する場合が多いため、ある特定の時間帯に通信が集中して通信不能となる確率が高くなるが、本第1実施形態の通信カラオケシステムによれば、そのような通信の集中を解消できる。
さらに、通信カラオケシステムでは、上述の通信構成により、24時間間隔で新曲を示す曲データを受信してサーバー30に蓄積するが、従来のように、通信不能により、曲データの受信が24時間遅れてしまい、あるカラオケボックスでは、利用者が新曲を歌うことができる日が、他のカラオケボックスより遅れるという事態を回避することもできる。
【0035】
【0036】
次に、本発明第2実施形態の通信カラオケシステムについて図を参照して説明する。
本第2実施形態の通信カラオケシステムは、サブホスト20からサーバー30へ送信された送信データ130の総通信量を時間帯毎に積算し、その積算値が所定値に達した場合に通信が混んでいるとみなして次回の送信時刻を変更することを特徴とする。
【0037】
図6は、サブホスト20のRAM22に記憶されているタイムテーブルの構成を示す説明図であり、図11は、サーバー30のCPU31およびサブホスト20のCPU21により実行される通信制御内容を示すフローチャートである。
なお、1回の通信でサブホスト20からとサーバー30へ送信される送信データ130の通信量Mは平均「10」であり、1時間に送信される通信量は、サブホスト20とサーバー30との通信数Nにより異なるが、通信数Nの平均が「12」であるとして、1時間に送信される通信量Mは、平均で120(10×12=120)であるとする。
また、サーバー30は、要求信号120を24時間間隔でサブホスト20へ送信するものとする。さらに、図6に示すように、タイムテーブル160に設定された各時間帯には、その時間帯に行われた通信量の積算値が、通信量Mとして記憶される。
【0038】
まず、CPU31は、送信時刻t12になると(ステップ100)、要求信号120をサブホスト20へ送信する(ステップ110)。続いて、その要求信号120は、サブホスト20の通信用モデム24により受信され、CPU21は、要求信号120の受信を検出する(ステップ200)。続いて、CPU21は、HDD26から曲データ140を読出し(ステップ240)、その読出された曲データ140を含む送信データ130の通信量と、時刻t11までの時間帯T1における通信量とを加算した通信量Mを演算する(ステップ242)。続いて、その演算結果Mが平均値の「120」以上であるかを判定する(ステップ244)。
【0039】
ここでは、時間帯T1の時刻t11までにおける通信量Mは、図6に示すように「110」であることから、上記演算結果は、110+10=120となるため、上記ステップ244では肯定判定される。続いて、通信量Mが「120」に達していない時間帯T2から空いている時刻t2を次回の送信時刻を示す送信時刻データT2t2としてタイムテーブル160から読出す(ステップ246)。
【0040】
つまり、今回、サーバー30は、サブホスト20と電話回線を接続できたが、上記時間帯T1における通信量Mは、平均値「120」に達したため、24時間後の次回の通信においては、サブホスト20から各サーバー30へ送信される通信量が今回よりも多く、時間帯T1の時刻t12より前の時刻における他のサーバーとの通信が、まだ終了していない場合には、次回の時間帯T1の時刻t12の時点では、サーバー30は、サブホスト20と通信を行うことができない確率が高いと推定されるため、通信量Mが「120」に達していない他の時間帯から空いている時刻を検索し、その時刻を次回行う送信時刻として用いる。
【0041】
そして、CPU21は、曲データ140および上記次回送信時刻データT2t2を送信データ130としてサーバー30へ送信する(ステップ250)。続いて、送信データ130は、サーバー30により受信され(ステップ120)、その受信された送信データ130に含まれる曲データ140をHDD35に保存する(ステップ130)。続いて、CPU31は、上記受信された送信データ130に次回送信時刻データT2t2が含まれているかを判定し(ステップ140)、次回送信時刻データT2t2が含まれている場合には、RAM32に記憶されている送信時刻データT1t12を送信時刻データT2t2に書換える(ステップ150)。
そして、サーバー30は、次回の通信を時間帯T2の時刻t2にサブホスト20に対して行い、サブホスト20から送信データ130を受信する。
【0042】
以上のように、本第2実施形態の通信カラオケシステムを用いれば、サーバー30からサブホスト20へ通信を行った時間帯が、サーバー30とサブホスト20とが1時間に行うことができる通信量の平均値に達した場合には、サブホスト20の方からサーバー30の次回の送信時刻を他の空いている時間帯に変更することができる。
したがって、ある時間帯に通信が集中して通信不能となってしまい、サーバー30がサブホスト20から曲データ140を受信できなくなるのを防止することができる。
【0043】
【0044】
次に、本発明第3実施形態の通信カラオケシステムについて図を参照して説明する。
本第3実施形態の通信カラオケシステムは、サブホスト20からサーバー30へ送信する送信データ130の通信量が多く、一定時間内に送信できない場合に未送信データを回線が空いている時刻に送信できることを特徴とする。
【0045】
図7は、サブホスト20のRAM22に記憶されているタイムテーブルの構成を示す説明図であり、図9は、サーバー30とサブホスト20との間で行われる通信の内容を時系列で示す説明図であり、図12は、サーバー30のCPU31およびサブホスト20のCPU21により実行される通信制御内容を示すフローチャートである。
なお、サブホスト20からサーバー30へ送信される送信データ130の通信量Mは、1回に付き平均「10」であり、その通信量を有する送信データ130を全部送信するために要する時間は、5分と定められているものとする。また、サブホスト20のRAM22に記憶されたタイムテーブル170には、各時間帯毎に通信数Nおよび通信量Mの積算値が記憶される。
【0046】
まず、CPU31は、送信時刻t12になると(ステップ100)、要求信号120をサブホスト20へ送信する(ステップ110)。続いて、その要求信号120は、サブホスト20の通信用モデム24により受信され、CPU21は、要求信号120の受信を検出する(ステップ300)。続いて、CPU21は、電話回線4が高負荷状態であるか、つまり、時間帯T1における通信数N、または、通信量Mが平均値に達しているかを判定する(ステップ310)。
【0047】
ここでは、図7に示すように、時間帯T1における通信数Nは、「8」であり、平均値の「12」に達するまでには、まだ余裕があるが、通信量Mは、「110」であることから、今回の通信により、平均値の「120」に達するものと推定されるため、電話回線4は高負荷状態であると判定する(ステップ310)。続いて、タイムテーブル170から時間帯T2の時刻t2を24時間後の次回送信時刻データT2t2として読出し(ステップ320)、HDD26から曲データ140を読出す(ステップ330)。続いて、その読出された曲データ140を含む送信データ130の通信量Mが平均値の「10」を超えるかを判定する(ステップ340)。
【0048】
ここでは、通信量Mは、「15」であるとすると、平均値の「10」を超えており、5分以内で送信できないため、送信できなかった未送信データを時刻を改めて送信する。そこで、サーバー30がサブホスト20に未送信データの送信を要求する要求信号の再送信時刻をタイムテーブル170の空いている時刻から検索し、その時刻を再送信時刻データとして読出す(ステップ350)。未送信データは、これから送信されるデータと関連のあるデータであることから、すぐに送信する必要があるため、上記送信要求信号が送信された時刻より後の時刻のうち、空いている時刻の最も早い時刻を再送信時刻に設定する。
【0049】
ここでは、時間帯T2の時刻t2を再送信時刻RT2t2に設定する。そして、曲データ140が読出され(ステップ360)、曲データ140、上記次回送信時刻データT2t2および再送信時刻データRT2t2を送信データ130としてサーバー30へ送信する(ステップ370)。続いて、送信データ130は、サーバー30により受信され(ステップ120)、曲データ140をHDD35に保存する(ステップ130)。続いて、送信データ130に次回送信時刻データT2t2が含まれている場合には(ステップ140)、RAM32に記憶されている送信時刻データT1t12を送信時刻データT2t2に書換える(ステップ150)。
【0050】
続いて、送信データ130に再送信時刻データRT2t2が含まれている場合には(ステップ152)、その再送信時刻データRT2t2により示される再送信時刻T2t2を設定する(ステップ154)。そして、現在時刻Tが時間帯T2の再送信時刻t2になると(ステップ156)、再要求信号をサブホスト20へ送信する(ステップ158)。続いて、サブホスト20は、再要求信号を受信すると(ステップ380)、未送信データを読出すとともに、サーバー30へ送信する(ステップ390)。続いて、サーバー30は、未送信データを受信し(ステップ160)、その未送信データに含まれる曲データ140をHDD35に保存する(ステップ162)。
そして、サーバー30は、次回の通信を時間帯T2の時刻t2にサブホスト20に対して行い、サブホスト20から送信データ130を受信する。
【0051】
以上のように、本第3実施形態の通信カラオケシステムを用いれば、サブホスト20からサーバー30へ送信する送信データの通信量が多く、一定時間内に送信できない場合であっても、その未送信データを空いている時間にすぐにサーバー30へ送信できる。
したがって、新曲を示す曲データ間に受信時期の差が生じてしまい、すぐに歌える新曲とすぐに歌えない新曲とが発生し、カラオケをする者に迷惑をかけるおそれがない。
【0052】
次に、上記カラオケ装置40の一連の動作について図13ないし図15を参照して説明する。
図13は、カラオケ装置40の制御系の主要構成を示すブロック図であり、図14は、制御装置50に備えられたCPU74により実行される選曲から曲データの再生までの処理内容を示すフローチャートであり、図15は、モニタに表示される背景映像および歌詞テロップの説明図である。
なお、図13に示すように、カラオケ装置40には、選曲、曲データの受信および再生などの制御を行う制御装置50が備えられており、この制御装置50には、上記各種制御を行うCPU74が内蔵されている。また、CPU74には、選曲された曲の選曲番号を示す選曲番号データ、予約された曲の選曲番号データなどを一時保存するためのRAM75、CPU74により実行されるプログラムなどが記憶されたROM76、各種メッセージを示す映像などが記憶されたビデオRAM77などが接続されている。
【0053】
まず、カラオケ装置40の利用者が、送信器90を操作して選曲番号を入力すると、選曲が終了したと判定され(ステップ500)、その選曲された曲の曲データ140の送信を要求するリクエスト信号がLANボード80から通信端子70およびLAN回線6を介してサーバー30へ送信される(ステップ502)。そして、サーバー30は、自己のHDD35から上記リクエスト信号に示される選曲番号に対応する曲データ140を検索して読出し、その読出された曲データ140は、LAN回線6を介して制御装置50により受信され(ステップ504)、RAM78への格納が開始される(ステップ506)。
【0054】
続いて、曲データ140のRAM78への格納が終了すると、RAM78から曲データ140が読出され(ステップ508)、曲データ140に含まれるMIDIデータ144は、MIDI音源82に書き込まれ、MIDI音源82から出力される音楽信号は、音声制御回路81へ出力され、アンプ45によって増幅可能な音楽信号に変換される。この変換された音楽信号は、アンプ45へ出力されるとともに、増幅された後にスピーカ41,43により再生される(ステップ510)。
【0055】
一方、上記読出された曲データ140に含まれるジャンルデータ148に対応するジャンルの背景映像が、CD−ROMプレーヤ83によりランダムに選択されて再生され、この再生された背景映像を示す背景映像信号は、映像制御回路84に入力される。また、曲データ140に含まれる歌詞テロップデータ146は映像制御回路84に入力され、メインモニタ42および歌唱者用モニタ44に表示可能な歌詞テロップ信号に変換される。そして、図15に示すように、背景映像200の中に歌詞テロップ202がスーパーインポーズされる形で表示される(ステップ510)。
【0056】
つまり、利用者は、自分の選んだ曲をメインモニタ42および歌唱者用モニタ44の画面に映し出された背景映像200および歌詞テロップ202を見ながらマイクロフォン46,47を通して歌う(カラオケする)ことができる。
そして、曲の再生が終了し(ステップ512)、予約された選曲番号データがRAM75に記憶されている場合には(ステップ514)、その選曲番号データが読出され(ステップ516)、上記ステップ500ないしステップ516が実行される。
【0057】
以上のように、本発明の通信カラオケシステム1によれば、サーバー30とサブホスト20とを接続する電話回線4が高負荷状態であることにより、サーバー30がサブホスト20から曲データ140を受信する時間が大幅に遅れることがなくなるため、新曲を歌うことができる時期が、カラオケボックス間で大きく異なるという事態を回避できる。
したがって、カラオケ装置40を利用する者は、どのカラオケボックスにおいても新曲をほぼ同時期に歌うことができる。
ところで、CPU21が実行するステップ300が請求項1の送信要求信号受信手段として機能し、ステップ330が読出手段として機能し、ステップ370およびステップ390が送信手段として機能する。また、CPU31が実行するステップ110が請求項1の送信要求信号送信手段として機能する。さらに、CPU21が実行するステップ370およびCPU31が実行するステップ120,ステップ150が送信時刻情報書換手段として機能し、CPU21が実行するステップ350およびステップ370が再送信時刻情報送信手段として機能する。さらに、HDD26が送信側曲データ記憶手段に対応し、HDD35が受信側曲データ記憶手段に対応する。
【0058】
なお、上記実施形態では、タイムテーブル150ないし170における時間帯を1時間毎に設定し、時刻を5分毎に設定したが、それらの設定値は、サブホスト20に接続されるサーバー30の数や1回に行う通信量などにより変更することができる。また、送信時刻データが変更された場合に、その変更された送信時刻を表示する装置をサーバー30に設けることもできる。
さらに、上記各実施形態では、本発明を通信カラオケシステムに適用した場合を代表に説明したが、パーソナルコンピュータ通信、インターネットなどに代表されるコンピュータ間で情報を通信するシステムにも本発明を適用できることは勿論である。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、送信装置は、受信した送信要求信号に応じて曲データを受信装置へ送信しようとする場合に、仮にその曲データを送信したとした場合に、その曲データの送信時刻が含まれる時間帯における通信量が所定量を超える場合は、通信量が前記所定量を超えない時間帯に設定されている所定の送信時刻を選択し、その所定の送信時刻を示す送信時刻情報を受信装置へ送信することにより、送信要求信号を送信する時刻 として受信装置に記憶されている送信時刻を、前記所定の送信時刻に自動的に書換えることができるため、次回の曲データの通信が不能となる確率を小さくすることができる。
しかも、送信装置から受信装置へ送信する曲データの通信量が多く、一定時間内に送信できない場合であっても、その未送信データを空いている時間にすぐに受信装置へ送信できる。
したがって、新曲を示す曲データ間に受信時期の差が生じてしまい、すぐに歌える新曲とすぐに歌えない新曲とが発生し、カラオケをする者に迷惑をかけるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施形態の通信カラオケシステムの主要構成を示すブロック図である。
【図2】 サーバー30の制御系の主要構成を示すブロック図である。
【図3】 サブホスト20の制御系の主要構成を示すブロック図である。
【図4】 (A)は、サーバー30からサブホスト20へ送信される要求信号の主要構成を示す説明図であり、(B)は、サブホスト20からサーバー30へ送信される送信データの主要構成を示す説明図であり、(C)は、サーバー30からカラオケ装置40へ送信される曲データの主要構成を示す説明図である。
【図5】 本発明第1実施形態のサブホスト20のRAM22に記憶されているタイムテーブル150の構成を示す説明図である。
【図6】 本発明第2実施形態のサブホスト20のRAM22に記憶されているタイムテーブル160の構成を示す説明図である。
【図7】 本発明第3実施形態のサブホスト20のRAM22に記憶されているタイムテーブル170の構成を示す説明図である。
【図8】 本発明第1実施形態のサーバー30とサブホスト20との間で行われる通信の内容を時系列で示す説明図である。
【図9】 本発明第2実施形態のサーバー30とサブホスト20との間で行われる通信の内容を時系列で示す説明図である。
【図10】 本発明第1実施形態のサーバー30のCPU31およびサブホスト20のCPU21により実行される通信制御内容を示すフローチャートである。
【図11】 本発明第2実施形態のサーバー30のCPU31およびサブホスト20のCPU21により実行される通信制御内容を示すフローチャートである。
【図12】 本発明第3実施形態のサーバー30のCPU31およびサブホスト20のCPU21により実行される通信制御内容を示すフローチャートである。
【図13】 カラオケ装置40の制御系の主要構成を示すブロック図である。
【図14】 制御装置50に備えられたCPU74により実行される選曲から曲データの再生までの処理内容を示すフローチャートである。
【図15】 モニタ42に表示された背景映像200および歌詞テロップ202の説明図である。
【図16】 従来のサーバー300とサブホスト310との間で行われる通信の内容を時系列で示す説明図である。
【符号の説明】
1 カラオケ通信システム
2 ホストコンピュータ
3 ISDN回線
4 電話回線
5 カラオケボックス
6 LAN回線
20 サブホスト
21,31 CPU
30 サーバー
40 カラオケ装置
41,43 スピーカ
42,44 モニタ
45 アンプ
46,47 マイク
90 送信器
120 要求信号
130 送信データ
140 曲データ
150 タイムテーブル
Claims (1)
- カラオケ装置で用いる曲データの送信要求を示す送信要求信号を通信手段を介して受信する送信要求信号受信手段と、
前記曲データが記憶された送信側曲データ記憶手段と、
前記送信要求信号受信手段により前記送信要求信号が受信された場合に、所定数の曲データを前記送信側曲データ記憶手段から読出す読出手段と、
この読出手段により読出された曲データを前記通信手段を介して送信する送信手段とを有する送信装置と、
前記送信要求信号を前記通信手段を介して前記送信要求信号受信手段へ送信する時刻を示す送信時刻情報が書換え可能に記憶された送信時刻情報記憶手段と、
この送信時刻情報記憶手段に記憶された送信時刻情報により示される所定の送信時刻になった際に、前記送信要求信号を前記通信手段を介して前記送信要求信号受信手段へ送信する送信要求信号送信手段と、
前記送信手段により前記通信手段を介して送信される曲データを受信する受信手段とを有する受信装置と、
が備えられた通信カラオケシステムにおいて、
前記送信装置は、
前記通信手段を介して前記受信手段へ送信した前記曲データの通信量を所定の時間帯毎に記憶する通信量記憶手段と、
前記送信要求信号受信手段が前記送信要求信号を前記通信手段を介して受信した際に、前記読出手段により前記送信側曲データ記憶手段から読出される曲データを送信したとした場合に、その曲データの送信時刻が含まれる時間帯に対応して前記通信量記憶手段に記憶される通信量が所定量を超えるか否かを判定する判定手段と、
この判定手段が、前記通信量記憶手段に記憶される通信量が前記所定量を超えると判定した場合は、前記曲データを送信した場合でも前記通信量記憶手段に記憶される前記通信量が前記所定量を超えない時間帯に設定されている所定の送信時刻を示す送信時刻情報を前記通信手段を介して前記受信手段へ送信し、前記送信時刻情報記憶手段に記憶されている送信時刻情報を前記送信された送信時刻情報に書換える送信時刻情報書換手段と、
前記判定手段が、前記通信量記憶手段に記憶される通信量が前記所定量を超えると判定した場合に、前記所定量を超えている部分の曲データを未送信の曲データとして再送信するための再送信時刻を、前記所定の送信時刻が含まれる時間帯よりも後の時間帯に設定されている送信時刻であって送信予定のない送信時刻の中で最も早い送信時刻を再送信時刻として示す再送信時刻情報を前記通信手段を介して前記受信手段へ送信する再送信時刻情報送信手段と、を備え、
前記送信要求信号送信手段は、前記受信手段により受信された再送信時刻情報により示される所定の再送信時刻になった際に、再送信要求信号を前記通信手段を介して前記送信要求信号受信手段へ送信し、
前記読出手段は、前記送信要求信号受信手段により前記再送信要求信号が受信された場合に、前記未送信の曲データを前記送信側曲データ記憶手段から読出し、
前記送信手段は、前記読出手段により読出された未送信の曲データを前記通信手段を介して送信し、
前記受信装置は、前記受信手段により受信された曲データおよび未送信の曲データを保存する受信側曲データ記憶手段を備えることを特徴とする通信カラオケシステム。
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