JP3817208B2 - ブラシレス直流モーターのステータ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する分野】
本発明は、ブラシレス直流モーターのステータ構造に関するもので、特に単一の磁気伝導片によってモーターのステータの磁極片主体、軸孔および複数個の磁極面が同時に形成されるため、モーターのステータの部品の数を減らすことができ、モーターのステータの全体の厚さを減らすと共に、モーターのステータの全体の構造を簡単にすることができるブラシレス直流モーターのステータ構造に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】
一般の放熱ファンとしてそのモーターのステータの部品、例えばステータ座、軸孔、コイル、磁極片および駆動素子を有した回路板などが多すぎるため、全体の厚さを有効に薄く減らしたり、或いは全体的な体積を有効に縮めることができず、そのために特定な超薄型の電子装置、例えばノートパソコンに適用されることができない。
【0004】
従来のモーターのステータ構造として、図1に示す本発明の出願人が取得したアメリカ特許番号第5093599号「ブラシレス直流モーター」において、そのモーター1には主にステータ座2、上磁極片3、下磁極片4、軸孔5および回路板6が包含される。その構造において、上記上磁極片3、下磁極片4および回路板5は上記軸孔5によって軸方向で嵌合し組立てられ、それを上記ステータ座2の両側から重ねてモーターのステータとなる。このように、モーターのステータの部品を重ねて組立てるため、軸方向への厚さが増えるのは必然的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来のブラシレス直流モーターの構造について、上記モーターのステータ構造は部品の減少によってその厚さを多少なり減らすことができるが、その厚さの減少を解決するのに、主なモーターのステータの部品の数を減らすことができなければ、モーターのステータの厚さも相対的に減らすことができない。そのために、複数個のモーターの主要な部品を単一の部品で代わることにより、モーターのステータの全体の厚さを必然的に減らすことができると共に、モーターのステータの全体の構造を簡単にすることができる。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、単一の磁気伝導片によってモーターのステータの磁極片主体および複数個の磁極面が同時に形成され、上記磁極片主体が基座となってコイルを載置することができるため、モーターのステータの部品の数を減らすことができ、モーターのステータの全体の厚さを減らすと共に、モーターのステータの全体の構造を簡単にすることができるブラシレス直流モーターのステータ構造を提供しようとするものである。
【0007】
本発明の第二の目的は、単一の磁気伝導片によってモーターのステータの磁極片主体、複数個の磁極面、軸管および少なくとも一個以上固定孔が同時に形成されるため、モーターのステータの部品の数を減らすことができると共に、モーターのステータの結合と定位はさらに簡単になる直流ブラシレスモーターを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるブラシレス直流モーターのステータ構造は、下記のようになるものである。
すなわち、本発明のブラシレス直流モーターのステータ構造は、磁気伝導片、コイルおよび駆動部材により構成される。上記磁気伝導片は磁気伝導性のよい金属板片をプレスすることによって製造される。磁気伝導片には磁極片主体と複数個の磁極面が形成され、上記複数個の磁極面は上記磁極片主体の周りを囲むように形成される。上記コイルは上記複数個の磁極面に設置されて環状の側辺に形成される。上記駆動部材は上記磁気伝導片に結合される。上記磁気伝導片は駆動部材と直接結合することができると共に、磁極片主体をもって上記コイルを載置することによって、モーターのステータの全体厚さを減らすことができる。
【0009】
また、本発明のブラシレス直流モーターのステータ構造は、下記のように構成することもできる。
1.上記磁気伝導片には他に少なくとも一個の固定孔が穿設され、上記固定孔によって上記磁気伝導片を板体に固定することができる。
2.上記磁気伝導片の磁極片主体には少なくとも一個の固定孔が穿設され、上記固定孔によって上記磁気伝導片を板体に固定することができる。
3.上記磁極片主体には軸孔が穿設され、上記軸孔に金属管を嵌入させることによってモーターのローターと結合することができる。
4.上記軸孔の孔縁から垂直に延伸した軸管が形成され、上記軸管に軸受けを容設することによってモーターのローターと結合することができる。
5.上記磁気伝導片には他に複数個の外円弧縁が設置され、上記外円弧縁は上記磁極片主体の外縁の適当な位置に設置されることにより、上記磁気伝導片の対称性を高めることができる。
6.上記磁極面には凹欠部が凹設され、交番励磁によって上記磁極面に交番磁場が生じた時には不均一な磁場が形成され、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になる。
7.上記磁極面の第一辺には第一斜辺が設けられ、上記第一斜辺は第二辺に対応して傾斜して形成され、交番励磁によって上記磁極面に交番磁場が生じた時には不均一な磁場が形成され、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になる。
8.上記第二辺には他に第二斜辺が設けられ、上記磁極面の誘導面積を増やすことができる。
9.上記磁極面には複数個の内磁極面と複数個の外磁極面が包含され、上記外磁極面は上記磁極面の周りを囲むように形成され、多層の内,外磁極面の排列によってモーターのステータの設計の余裕を高める。
10.上記内磁極面と外磁極面は互いに交錯して設置される。
11.上記内磁極面と外磁極面は互いに対応して設置される。
12.上記磁極面は軸方向磁極面に属するもので、上記磁気伝導片には他に複数個の磁極柱が包含され、上記軸方向磁極面は上記磁極柱から折り曲げてなるため、上記磁気伝導片は軸方向エアギャップのモーターに適用される。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0011】
【実施形態1】
図2は本発明の実施形態1のブラシレス直流モーターのステータ構造による分解斜視図で、図3は本発明の実施形態1のブラシレス直流モーターのステータ構造による組立てられた状態の側面図である。
【0012】
図2,3に示すように、本発明の実施形態1のブラシレス直流モーターのステータ構造は単一の磁気伝導片10、コイル20、駆動部材30および軸受け40によって軸方向でローター50を嵌合してモーターとして組立てられるものである。上記磁気伝導片10は磁気伝導性のよい金属板片をプレスすることによって製造される。上記磁気伝導片10には磁極片主体11、軸孔12、複数個の磁極面13と少なくとも一個以上の固定孔14が包含される。
【0013】
図2,3に示すように、上記磁極片主体11は基座からなり、その中央には軸孔12が穿設され、上記軸孔12の孔縁から上へ延伸した軸管120が形成され、上記軸管120に軸受け40を嵌設することができるため、上記ローター50と結合することができる。上記複数個の磁極面13はプレスによって折り曲げられて上記軸管120の周りを囲むように形成され、各磁極面13の間は互いに同じ間隔で排列するように形成される。上記磁気伝導片10は磁極片主体11からなる基座をもって上記コイル20を載置することができると共に、駆動部材30を結合することができ、さらに上記磁気伝導片10は軸管120によって軸受け40を容設することができる。その他に、上記磁極片主体11の外縁の適当な位置には少なくとも一個以上の固定孔14が穿設され、上記固定孔14によってモーター全体を予定された位置に固定することができる。
【0014】
図3に示すように、上記磁気伝導片10、コイル20、駆動部材30および軸受け40によってローター50を嵌合した時、上記複数個の磁極面13とローター50の永久磁石51の間には径方向のエアギャップが形成される。上記複数個の磁極面の内環側に近寄って設置されたコイル20に交番励磁が生じた時、上記磁極面13には交番磁場が生じるため、上記モーターのローター50を回転するように駆動することができる。
【0015】
図3に示すように、上記磁気伝導片10は磁極片主体11を基座にして直接コイル20を載置することができると共に、駆動部材30を結合することができ、さらに上記磁気伝導片10は軸管120によってローター50と結合することにより、ブラシレス直流モーターが形成される。モーター全体を板体60の予定された位置に結合させようとする時、磁極片主体11の外縁に穿設された固定孔14を上記板体60のねじ孔61に合わせて、係止部材62を利用して互いを係止することによってモーター全体が結合され定位される。
【0016】
図4,5,6,7,8,9,10,11図に示すように、それらは本発明の実施形態2,3,4,5,6,7を示す図で、上記実施形態は構造上において実施形態1と同じものであれば、同じ符号を採用することによって本発明の各実施形態の差異をよりわかり易くすることができる。実施形態2,3,4,5,6,7の一部分の技術内容は実施形態1の技術内容において掲示されたため、ここではそれらを参考にすることによって再び詳細には叙述しない。
【0017】
【実施形態2】
図4,5は本発明の実施形態2のブラシレス直流モーターのステータ構造による分解斜視図と組立てられた状態の側面図で、実施形態2の磁気伝導片10には磁極片主体11、軸孔12、複数個の磁極面13、少なくとも一個以上の固定孔14および複数個の外円弧縁15が包含される。上記磁極片主体11の外縁の適当な位置には外円弧縁15が形成されるため、上記磁気伝導片10の対称性を高めることができる。また、上記固定孔14は耳部14´において形成され、さらに、上記軸孔12には孔縁から下へ延伸した軸管120が形成され、上記軸管120によって軸受け40を容設した金属管401と嵌合することができるため、モーターのローター50を結合することができる。上記コイル20は複数個の磁極面13の外環側に近寄って設置されると共に、駆動部材30は磁極片11の背面に結合される。また、上記磁極面13には凹欠部130が凹設され、上記コイル20に交番励磁が生じた時、上記磁極面13には交番磁場が生じるため、上記モーターのローター50を回転するように駆動することができる。そして、上記磁極面13の凹欠部130によって不均一な磁場が形成されるため、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になる。
【0018】
図5に示すように、上記磁気伝導片10は磁極片主体11を基座にして直接コイル20を載置することができると共に、その背面で駆動部材30を結合することができ、さらに上記磁気伝導片10は軸管120によって金属管401と結合してから再びローター50と結合することにより、ブラシレス直流モーターが形成される。モーターを板体60の予定された位置に結合させようとする時、磁極片主体11の外縁の耳部14´に穿設された固定孔14を上記板体60のねじ孔61に合わせて、係止部材62を利用して互いを係止することによってモーターが結合され定位される。
【0019】
【実施形態3】
図6は本発明の実施形態3のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図で、実施形態3の磁気伝導片10には磁極片主体11、軸管120、複数個の磁極面13、少なくとも一個以上の固定孔14および複数個の外円弧縁15が包含される。上記磁極面13の第一辺には他に第一斜辺131が設けられ、上記第一斜辺131は第二辺に対応して傾斜して形成される。交番励磁によって上記磁極面13に交番磁場が生じた時には、不均一な磁場が形成されるため、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になる。
【0020】
【実施形態4】
図7は本発明の実施形態4のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図で、実施形態4の磁気伝導片10には磁極片主体11、軸管120、複数個の磁極面13、少なくとも一個以上の固定孔14および複数個の外円弧縁15が包含される。上記磁極面13の第一辺には第一斜辺131が設けられ、それに対して第二辺には他に第二斜辺132が設けられるため、上記磁極面13の誘導面積を増やすことができる。また、上記第一斜辺131と第二斜辺132は対称しないように形成される。交番励磁によって上記磁極面13に交番磁場が生じた時には、不均一な磁場が形成されるため、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になる。
【0021】
【実施形態5】
図8は本発明の実施形態5のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図で、実施形態5の磁気伝導片10には磁極片主体11、軸管120、複数個の内磁極面13a、複数個の外磁極面13bおよび複数個の固定孔14が包含される。上記外磁極面13bは上記磁極面13aの周りを囲むように形成されると共に、外磁極面13bと内磁極面13aは互いに交錯して設置され、多層の内,外磁極面13a,13bの排列によってモーターのステータの設計の余裕を高めることができる。
【0022】
【実施形態6】
図9は本発明の実施形態6のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図で、実施形態6の磁気伝導片10には磁極片主体11、軸管120、複数個の内磁極面13a、複数個の外磁極面13bおよび複数個の固定孔14が包含される。上記複数個の固定孔14は磁極片主体11の適当な位置に設置され、上記外磁極面13bは上記磁極面13aの周りを囲むように形成されると共に、外磁極面13bと内磁極面13aは互いに対応して設置され、多層の内,外磁極面13a,13bの排列によってモーターのステータの設計の余裕を高めることができる。
【0023】
【実施形態7】
図10,11は本発明の実施形態7のブラシレス直流モーターのステータ構造による分解斜視図と組立てられた状態の断面図で、実施形態7の磁気伝導片10には磁極片主体11、軸管120、複数個の磁極柱13´、複数個の軸方向磁極面13″および複数個の固定孔14が包含される。上記磁気伝導片10は軸方向エアギャップのモーターに応用されることができるため、上記磁気伝導片10は実施形態1,2,3,4,5,6の径方向エアギャップのモーターに適用される他に、軸方向エアギャップのモーターにも適用される。上記軸方向磁極面13″は上記磁極柱13´から折り曲げてなると共に、ローター50の永久磁石51に対応するように形成されるため、軸方向エアギャップのモーターのステータが形成される。
【0024】
【発明の効果】
本発明の実施形態のブラシレス直流モーターのステータ構造によれば、単一の磁気伝導片によってモーターのステータの磁極片主体および複数個の磁極面が同時に形成され、上記磁極片主体が基座となってコイルを載置することができるため、モーターのステータの部品の数を減らすことができ、モーターのステータの全体の厚さを減らすと共に、モーターのステータの全体の構造を簡単にすることができるという利点がある。
【0025】
また、本発明の実施形態のブラシレス直流モーターのステータ構造によれば、単一の磁気伝導片によってモーターのステータの磁極片主体、複数個の磁極面、軸管および少なくとも一個以上固定孔が同時に形成されるため、モーターのステータの部品の数を減らすことができると共に、モーターのステータの結合と定位はさらに簡単になるという利点がある。
【0026】
本発明は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は例示的なものであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のアメリカ特許番号第5093599号「ブラシレス直流モーター」による分解斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態1のブラシレス直流モーターのステータ構造による分解斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態1のブラシレス直流モーターのステータ構造による組立てられた状態の側面図である。
【図4】 本発明の実施形態2のブラシレス直流モーターのステータ構造による分解斜視図である。
【図5】 本発明の実施形態2のブラシレス直流モーターのステータ構造による組立てられた状態の側面図である。
【図6】 本発明の実施形態3のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図である。
【図7】 本発明の実施形態4のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図である。
【図8】 本発明の実施形態5のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態6のブラシレス直流モーターのステータ構造の磁極片による分解斜視図である。
【図10】 本発明の実施形態7のブラシレス直流モーターのステータ構造による分解斜視図である。
【図11】 本発明の実施形態7のブラシレス直流モーターのステータ構造による組立てられた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 モーター 2 ステータ座
3 上磁極片 4 下磁極片
5 軸孔 6 回路板
7 ローター 10 磁気伝導片
11 磁極片主体 12 軸孔
120 軸管 13 磁極面
13a 内磁極面 13b 外磁極面
13´ 磁極柱 13″ 軸方向磁極面
130 凹欠部 131 第一斜辺
132 第二斜辺 14 固定孔
14´ 耳部 15 外円弧縁
20 コイル 30 駆動部材
40 軸受け 401 金属管
50 ローター 51 永久磁石
60 板体 61 ねじ孔
62 係止部材
Claims (13)
- 磁気伝導片(10)、コイル(20)および駆動部材(30)により構成されるブラシレス直流モーターのステータ構造であって、単一の磁気伝導片(10)が磁気伝導性のよい金属板をプレス加工によって形成され、磁気伝導片(10)には磁極片主体(11)と複数個の磁極面(13)が形成され、上記複数個の磁極面(13)は上記磁極片主体(11)の周りを囲むように形成され、上記コイル(20)が磁極片主体(11)上に載置されると共に、複数個の磁極面(13)の環状側辺に形成され、上記駆動部材(30)は上記磁気伝導片(10)に直接に結合され、モーターのステータの全体厚さを減少したことを特徴とするブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁気伝導片(10)には少なくとも一個の固定孔(14)が穿設され、上記固定孔(14)によって上記磁気伝導片(10)を板体(60)に固定することができることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁気伝導片(10)の磁極片主体(11)には少なくとも一個の固定孔(14)が穿設され、上記固定孔(14)によって上記磁気伝導片(10)を板体(60)に固定することができることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁極片主体(11)には軸孔(12)が穿設され、上記軸孔(12)に金属管(401)を嵌入させ、モーターのローター(50)に軸受け(40)を介して結合することができることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記軸孔(12)の孔縁から垂直に延伸した軸管(120)が形成され、上記軸管(120)に軸受け(40)を容設することによってモーターのローター(50)と結合することができることを特徴とする請求項4記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁気伝導片(10)には複数個の外円弧縁(15)が設置され、上記外円弧縁(15)は上記磁極片主体(11)の外縁の適当な位置に設置されることにより、上記磁気伝導片(10)の対称性を高めることができることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁極面(13)には凹欠部(130)が凹設され、交番励磁によって上記磁極面(13)に交番磁場が生じた時には不均一な磁場が形成され、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁極面(13)の第一辺には第一斜辺(131)が設けられ、上記第一斜辺(131)は第二辺に対応して傾斜して形成され、交番励磁によって上記磁極面(13)に交番磁場が生じた時には不均一な磁場が形成され、上記不均一な磁場によってモーターの起動はさらに簡単になることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記第二辺には第二斜辺(132)が設けられ、上記磁極面(13)の誘導面積を増やすことができることを特徴とする請求項8記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁極面(13)は複数個の内磁極面(13a)と複数個の外磁極面(13b)を包含し、上記外磁極面(13b)は上記磁極面(13a)の周りを囲むように形成され、多層の内、外磁極面(13a、13b)の配列によってモーターのステータの設計の余裕を高めることができることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記内磁極面(13a)と外磁極面(13b)とは互いに交錯して設置されることを特徴とする請求項10記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記内磁極面(13a)と外磁極面(13b)とは互いに対応して設置されることを特徴とする請求項10記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
- 上記磁極面(13)は軸方向磁極面(13″)に属するもので、上記磁気伝導片(10)には複数個の磁極柱(13′)が包含され、上記軸方向磁極面(13″)は上記磁極柱(13′)から折り曲げてなり、上記磁気伝導片(10)は軸方向エアギャップのモーターに適用されることを特徴とする請求項1記載のブラシレス直流モーターのステータ構造。
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