JP3815326B2 - 試し書き方法、及びこれを用いた光ディスク装置 - Google Patents
試し書き方法、及びこれを用いた光ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3815326B2 JP3815326B2 JP2001516183A JP2001516183A JP3815326B2 JP 3815326 B2 JP3815326 B2 JP 3815326B2 JP 2001516183 A JP2001516183 A JP 2001516183A JP 2001516183 A JP2001516183 A JP 2001516183A JP 3815326 B2 JP3815326 B2 JP 3815326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- data pattern
- information medium
- pulse
- information
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
- G11B7/1267—Power calibration
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10222—Improvement or modification of read or write signals clock-related aspects, e.g. phase or frequency adjustment or bit synchronisation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10481—Improvement or modification of read or write signals optimisation methods
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/0045—Recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/006—Overwriting
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
- G11B7/1263—Power control during transducing, e.g. by monitoring
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2537—Optical discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/0045—Recording
- G11B7/00454—Recording involving phase-change effects
Description
本発明は、光ビームの照射により情報の記録が可能な情報記録媒体を用いる情報記録再生装置係り、特に相変化光ディスクに対しエラー率を改善する情報記録装置に関する。
背景技術
従来の書き換え可能な光ディスクには、相変化材料を用いて120mm径のディスクで片面の記憶容量が2.6GBを実現するDVD─RAMが知られている。
また、特開平10─320777号では、DVD−RAMのような大容量光ディスクには、記録マークの形成を高精度に実行する必要があるため、記録パワーの最適化を行うための試し書き技術を開示している。
従来の試し書きには
(1)記録パワーを変化させながらディスクにテストパターンを記録する過程、
(2)再生時にデータエッジとクロックエッジの位相ずれを検出し、位相ずれ量が一定値以下になるような記録パワーのしきい値条件を、それを定数倍して最適な記録パワーを求める過程、
がある。この過程によって、記録パワーを最適条件から±3%程度の精度で求めることができる。
発明の開示
第2図に2.6GBDVD−RAMで用いられる記録ストラテジを示す。書き換え可能な光ディスクの記録容量をさらに上げるためには、光スポットの大きさの半分以下の記録マークをさらに高精度に記録することが不可欠である。このような微細にマークを高精度に形成するためには、第2図のようにクロックに同期した光パルスを用いるだけでなく、記録するマークの前後のデータパターンに応じて、パワーもしくはパルス幅を適応的に変化させて媒体に照射する必要がある。例えば記録条件としてパルス列の幅Wを適応的に変化させる場合には W=W(…、1つ前のスペース長、当該マーク長、1つ後のスペース長、…)となる。
第3図に、従来例として、特開平10─320777号に記載された試し書き方法を示す。従来の試し書き方法では、記録パワーを変化させながら、データとクロックの位相ずれをエラーカウントとして評価することにより、記録パワーの決定を行っていた。従来例では、上に述べたような前後のデータパターンに応じて、パワーもしくはパルス幅の記録条件を決定することができなかった。
本発明の目的は、光ディスクの記録容量をさらに増大させる光ディスク装置、具体的に、記録容量の大きな記録を実現するために、実際の情報の記録の前に行う試し書きの方法を提供する。特に、パワー決定精度の向上と、前後のデータパターンに応じた記録条件の最適化を実現する試し書き方式、及びそれを用いた光ディスク装置を提供することにある。
上述した課題を解決するためには、以下の試し書き方法、及びこれを用いた光ディスク装置を用いる。
(1)記録データパターンに応じて記録条件を制御しながら情報媒体に前記データパターンを記録する過程、
前記情報媒体に記録したデータパターンを読みとり、再生信号を得る過程、
該再生信号と基準信号の位相ずれ量を検出する過程、
該位相ずれ量を前記データパターンに応じて分類する過程、
前記分類された位相ずれ量に応じて、記録条件を定める過程、
を有する試し書き方法。
(2)記録データパターンに応じて記録条件を制御しながら情報媒体に前記データパターンを記録する過程、
前記情報媒体に記録したデータパターンを読みとり、再生信号を得る過程、
該再生信号に含まれるマーク数、もしくはスペース数を測定する過程、
再生データ内のマーク数、もしくはスペース数と記録データ内のマーク数、もしくはスペース数と比較する過程、
該比較結果に応じて、記録条件を定める過程、
を有する試し書き方法。
(3)上記の(1)または(2)の試し書き方法で、
前記情報媒体がディスク状の光学的情報記録媒体であり、
前記基準信号が再生信号から生成したクロック信号であり、
前記記録条件が照射するレーザ光のパワーもしくはパルス幅及び位置であることを特徴とする試し書き方法。
(4)光学的情報記録媒体に情報を記録・再生する情報装置であって、
少なくとも、前記光学的情報記録媒体を回転させる手段、
半導体レーザのビームを前記光学的情報記録媒体に集光する手段、
記録するデータに応じて前記半導体レーザの出力もしくはパルス幅及び位置を変調するレーザ駆動手段、
を備え、
上記の(1)(2)又は(3)の試し書き方法に従って、前記光学的情報記録媒体への記録条件を決定する機能を有することを特徴とする光ディスク装置。
(5)上記の(4)の光ディスク装置であって、試し書きによって決定した前記記録条件を前記光学的情報記録媒体の特定の場所に記録する手段、
前記光学的情報記録媒体に記録された前記記録条件を再生する手段、
を有する光ディスク装置。
なお、本発明は相変化光ディスクだけでなく光磁気ディスクや穴あけ型のライトワンス光ディスクにも適応可能である。
発明を実施するための最良の形態
本発明の説明に用いられる図面中の符号は次の構成を示す。
5はアドレス、6はアドレス、7は光スポット、8は光ディスク媒体、10はアナログ部、11は位相比較器、12は積分器、13はコンパレータ、14はしきい値、20はデジタル部、32はタイミング制御、22はマーク長分解ユニット、24はI/Oメモリ、50はエラーパルス、51はクロック、52はNRZIデータ、53はデータ、122は光、123は反射光、130は再生信号130、131は光発生手段、132は集光手段、133は、光検出手段、151は中央制御手段、162はモータ、171は光強度制御手段、191は再生手段である。
(実施例1)
本発明の試し書き方法は、パルス幅の補正量は各エッジの位相ずれが最小になる条件を求め、記録マークのエッジのシフト量を位相エラーパルスとして取り出し、マーク及びスペースのパターンにより、エラーパルスをテーブルに仕分け、各テーブルに対応したシフト量が最小になる条件を求めて行われる。以下のように、試し書き方法の詳細を説明する。
図1は本発明を実現するのに好適なデータとクロックの位相ずれ量測定回路のブロック図である。位相ずれ量測定回路はアナログ部10とデジタル部20からなる。アナログ部10では、再生信号からクロック51とデータの2値化信号としてNRZIデータ52を入力情報として用いる。位相比較器11ではクロック51とNRZIデータ52の位相を比較し、NRZIデータ52がクロックデータ51に対して進み、遅れ、もしくは両方(進みと遅れの論理和)のパルスを発生する。これらのパルス幅が位相ずれ量である。積分器12では進み、遅れ、もしくは両方のパルスの中から選択されたものを積分し、パルス幅を電圧レベルに変換し位相差電圧を得る。コンパレータ13では位相差電圧としきい値14を比較し、位相差電圧がしきい値14よりも大きい、すなわち位相差が一定値よりも大きいときに1個のエラーパルス50を発生する。エラーパルス50は論理信号であり、これをカウントすることによって、再生信号の品質の評価ができる。
デジタル部20では、エラーパルス50、クロック51、NRZIデータ52、及びクロックでシンクロナイズされたデータ53を入力信号とする。タイミング制御21はこれらのパルスを指定された領域、通常は1セクタ内で積算するためのタイミング制御を行う。マーク長分解ユニット22では、データ53を用い、所定長さのマークとスペースが1セクタ内にいくつ含まれるかを積算する。DVD−RAMで用いられる8−16変調コードではマーク及びスペース長さが3Twから14Twである。図では8−16変調コードに対応し、1Twから16Twのマークとスペースを処理できるようになっている。前後&パターン分解ユニットでは上に述べた記録条件W(…、1つ前のスペース長、当該マーク長、1つ後のスペース長、…)に従って、エラーパルスをそれぞれカウントする。図では、前エッジを形成するパルス幅条件と、後エッジを形成するパルス幅条件とに分け、マーク及びスペースの長さを各々4段階に分けた場合に対応した例を示した。以上の測定情報はI/Oメモリ24を介して図示しないCPUに取り込まれ、処理することができる。この回路を用いて記録条件を定めるには、パワー、パルス幅、又は位置を変化させながら、又は、パワー、パルス幅及び位置を組み合わせて変化させながら特定パターンをディスクに記録し、それを再生して各要素のエラーパルス数が最小になる条件を見出せばよい。
次に、DVD─RAMの記録容量をDVD−ROMと同一の4.7GBにした場合の検討結果を示す。記録ストラテジは図2のDVD─RAMのストラテジを基本とし、パターン依存の適応制御を先頭パルス位置Tsfpと最終パルスの終了位置Telpを当該マーク長と先行するスペース長、もしくは後続するスペース長の関数として用いる。クロック長さTw=20nsとした。
第4図は本発明の試し書きにより、記録パワーを決定する場合の実施例である。記録するデータは11Twのマーク&スペースの単一信号を用いた。記録パワーPwが7mW以上でジッタ値が15%以下となっており、これが記録パワーの下限、すなわち記録しきい値である。記録しきい値の前後において、エラーパルス数は急激に減少し、11Twマーク数は記録データ内に含まれる数±2%程度に増加する。従って、エラーパルス数と、11Twマーク数の変化点を記録しきい値として算出し、両者の平均をとれば、従来のエラーパルス数だけによるしきい値検出に対してパワー決定精度が向上する。記録パワーはしきい値7mWに対して、例えば係数1.3を乗じて、9.1mWとして求めることができる。
第5図は本発明の試し書きにより、消去パワーを決定する場合の実施例である。記録するデータは11Twのマーク&スペースの単一信号を用い同じ2回記録を行なった。消去パワーPeが2.7mWから4.6mWの間で、エラーパルス数が50%以下になる。このデータから消去パワーは両者の平均値=(2.7+4.6)/2=3.65mWとして求めることができる。
第6図は適応制御に用いたパラメータ表を示す。前後エッジのパルス幅制御量はマークとスペースを3、4、5、6Tw以上に分けて各々16個とした。独立なパラメータ数は32である。
第7図は記録マークのエッジシフト量を適応制御に用いたパラメータ表に沿って測定するための、記録データパターンを示す。試し書きの処理時間を短くするためには、複数のパラメータを1回の試行で決定できることが好ましい。ここでは32個のパラメータに対応する記録パターンが各行に示してある。第7図中の数字が( )で囲まれているものは、他のパターンと同一のものであることを示し、独立な記録パターン数は28である。記録パターンの総長は96バイトであり、DVD−RAMのセクタ構造をそのまま用いると2418/96=25回の記録ができる。
第8図はパルスシフト量を決定する試し書きの一例である。上の記録パターンを記録し、記録パルスシフト量と再生エラーパルスの数を調べた。図では3Twスペースの後の3Twマークの前エッジの測定データのみを抽出してある。記録パターンのうち測定の対象になるマーク及びスペースは3から6Twであり、上の記録パターンに含まれるマーク数に対して再生して得られたマーク数合計の比率もプロットしてある。記録データパターン内のマーク数と再生されたマーク数が90%以上の領域を有効データ範囲とした。3Tw長のマークを形成するつもりで実際にマーク長が4Twになってしまったとしても、エラーパルスはデータとクロックの位相関係のみを検出するので、エラーパルスが少なくなってしまう。有効データ範囲をマーク数で規定することによって、3Twマークが4Twマークに化けて記録されることを防ぐことができる。有効データ範囲内でエラーパルス数が最小になる条件が最適な記録条件として求めることができる。このような処理を全ての適応パターンに対して実行することにより第6図に示したように適応制御テーブルが完成する。
第9図は最適位置からパルス幅がずれた場合に記録を行なったときのランダムパターンのジッタである。ジッタの最小値は約7%であり、ジッタの増加を1%以内とするにはパルスシフトは±1ns、すなわちTw/20程度である必要がある。
第10図は本発明の試し書きシーケンスを示す。ディスクが新たにローディングされると試し書きが実行される。まずエンボス部からディスクメーカ名や記録条件などを読取り、ドライブテスト領域の特定のブロックに記録された記録条件を読みとる。記録条件がない場合にはパワー試し書き、パルスシフト試し書きを順次行い、記録品質をチェックする。パワー試し書きは第4図、第5図に示したものであり、パルスシフト試し書きは第8図に示したものである。次に記録品質のチェックでは実際にランダムデータ等をディスクに記録し再生時のバイトエラー率等を読取って、規定値以下になっているかチェックする。その後得られた記録条件をドライブテスト領域等の特定のブロックに記録しておく。こうすることによって、同じディスクが再びローディングされたときには試し書きを実行せずに、記録品質チェックを行えるので、ローディング時間の短縮に効果がある。
第11図はパワー試し書きのシーケンスである。まず、記録パワーを変化させながら、記録しきい値を検索し、記録パワーを決定する。次に消去パワーを変化させながら、消去パワーを最適化する。
第12図はパルスシフト試し書きのシーケンスである。パルスシフト量を変化させながら記録を行い、エラーパルスが最小になる条件を全ての適応制御パラメータに従って決定する。
(実施例2)
本発明の情報記録再生装置を説明する。
第13図は測定に用いた位相ずれ検出器の回路構成を示す。各部は第1図のアナログ部10を実際に回路に展開したものである。
第14図(a)に測定に用いた前後&パターン分解ユニットの構成を、第14図(b)に判定ポイントを示す。第14図(a)に示すように、エラーパルス50とNRZIデータ52をクロック51で同期化し、ディレイ調整233を行なった後、シフトレジスタ234に導く。第14図(b)に示すようにパターンの判定ポイントはシフトレジスタのアドレス5とアドレス6の間に設定し、ここに情報エッジが合った場合、以下の処理を行う。
(1)前後分解
アドレス6の値が1ならばマークの前エッジ、0ならば後エッジ。
(2)パターン分解
先行長、後続長をそれぞれ算出し、パターンごとに分解する
(3)エラーパルス仕分け
(1)、(2)の結果からエラーパルスを仕分けしてカウントする。
第15図は本発明の光ディスク装置の一例である。光ディスク媒体8はモータ162により回転される。中央制御手段151によって指令された光強度になるように光強度制御手段171は光発生手段131を制御して光122を発生させ、この光122は集光手段132によって集光され光スポット7を光ディスク媒体8上に形成する。この光スポット7からの反射光123を用いて、光検出手段133で検出する。この光検出手段は複数に分割された光検出器から構成されている。再生手段191は、この光検出器からの再生信号130を用いて、光ディスク媒体上に記録された情報を再生する。再生手段191には実施例1に示した試し書き信号の検出手段が内蔵されている。試し書き時には中央制御手段151で実施例1に示したように記録パワー変化させながら試し書きパターンの記録を行う機能と、試し書き信号検出手段で検出された試し書き信号を取り込む機能、及び取り込み結果を処理して最適パワーを決定する機能を有している。本発明の情報記録再生装置を用いれば、感度の違う媒体や光スポットの変動を補正して最適な記録パワーを求めることができるため、安定して高密度の情報の記録再生が可能になる。
本発明の情報記録再生装置ではm高精度な記録又は消去パワーを決定することができる、又、前後のデータパターンに応じて記録条件の最適化を行うことができ、その結果光ディスクの記録容量をさらに上げることが可能となる。
産業上の利用可能性
以上のように本発明にかかる光ディスク装置、光を利用した情報記録再生装置は、大量の情報を高密度に、精度良く記録し、再生する装置として有用である。特に、高密度の情報記録再生を安定して行う装置として適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の位相ずれ検出方式の構成及びそれを用いた試し書きの実験結果を示す図であり、第2図は、従来のアシンメトリ量を検出する試し書き方式の摸式図を示す図であり、第3図は、記録波形を表す図であり、第4図は、従来のアシンメトリ方式を相変化ディスクに適応した場合の特性を示す図であり、第5図は、相変化光ディスクの書き換えによる流動と反射率の変化を示す図であり、第6図は、記録パワーとデータエッジとクロックエッジのジッタの関係を示す図であり、第7図は、各ディスクにおける試し書きの感度と比率αの関係を表す図であり、第8図は、本発明の位相ずれ検出器の回路の構成を示す一実施例の図であり、第9図は、本発明の位相ずれ検出器の回路動作を表すタイミングチャートであり、第10図は、エラーエッジ数とレベル比較器のしきい値の関係を示す図であり、第11図は、ジッタ分布とエラーエッジ数としきい値電圧の関係を摸式的に表した図であり、第12図は、ジッタとエラーエッジ数の関係を示す図で有り、第13図は、本発明の試し書きのシーケンスの一実施例の図であり、第14図は、本発明の情報記録再生装置の構成を示す図である。
Claims (6)
- 記録データパターンに応じて記録条件を制御しながら情報媒体に上記データパターンを記録する工程、
前記情報媒体に記録されたデータパターンを読みとり、再生信号を得る工程、
前記再生信号からクロック信号を生成する工程、
前記再生信号と前記クロック信号の位相ずれ量を、所定の値と比較し比較結果に応じて、パルスを発生させる工程、
前記再生信号のデータパターンをパターン毎に分類する工程、
前記分類したパターン毎に、前記パルスを分類する工程、
前記分類されたパルスをカウントする工程、
前記カウントした結果に基づいて、前記記録データパターンに応じた記録条件を決定する工程とを有することを特徴とする試し書き方法。 - 記録データパターンに応じて記録条件を制御しながら情報媒体に上記データパターンを記録する工程、
前記情報媒体に記録されたデータパターンを読みとり、再生信号を得る工程、
前記再生信号からクロック信号を生成する工程、
前記再生信号と前記クロック信号の位相ずれ量を、所定の値と比較し比較結果に応じて、パルスを発生させる工程、
前記再生信号のデータパターンをパターン毎に分類する工程、
前記分類したパターン毎に、前記パルスを分類する工程、
前記分類されたパルスをカウントする工程、
前記再生信号に含まれるマーク数、もしくはスペース数を測定する工程、
前記再生信号に含まれるマーク数もしくはスペース数と、前記記録データパターンに含まれるマーク数もしくはスペース数とを比較する工程、
前記比較した結果の有効データ範囲内で、前記パルスの数に応じて記録条件を定める工程とを有することを特徴とする試し書き方法。 - 前記情報媒体がディスク状の光学的情報記録媒体であり、前記記録条件は照射するレーザ光のパワー、パルス幅、又は位置であることを特徴とする請求の範囲第1項又は第2項に記載の試し書き方法。
- 前記情報媒体に情報を記録再生する情報装置であって、
少なくとも、前記情報媒体を回転させる手段、
半導体レーザのビームを前記情報媒体に集光する手段、
記録するデータに応じて前記半導体レーザの出力もしくはパルス幅及び位置を変調するレーザ駆動手段、
を備え、
請求の範囲第1項から第3項の何れかに記載の試し書き方法に従って、前記情報媒体への記録条件を決定する手段を有することを特徴とする光ディスク装置。 - 前記試し書き方法によって決定された前記記録条件を前記情報媒体の特定の場所に記録する手段、
前記情報媒体に記録された前記記録条件を再生する手段、
を有することを特徴とする請求の範囲第4項に記載の光ディスク装置。 - 前記所定の値と比較し比較結果に応じて、パルスを発生させる工程は、前記位相ずれ量が前記所定の値よりも大きいときに、パルスを発生させる工程であることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項に記載の試し書き方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/JP1999/004291 WO2001011614A1 (fr) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | Procede d'ecriture d'essai et systeme de disque optique utilisant ce procede |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3815326B2 true JP3815326B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=14236424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001516183A Expired - Fee Related JP3815326B2 (ja) | 1999-08-09 | 1999-08-09 | 試し書き方法、及びこれを用いた光ディスク装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6654325B1 (ja) |
JP (1) | JP3815326B2 (ja) |
KR (1) | KR100455717B1 (ja) |
WO (1) | WO2001011614A1 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7391698B2 (en) | 1998-07-23 | 2008-06-24 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Adaptive writing method for high-density optical recording apparatus and circuit thereof |
US7158461B1 (en) * | 1997-12-30 | 2007-01-02 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Adaptive writing method for high-density optical recording apparatus and circuit thereof |
FR2833795B1 (fr) * | 2001-12-18 | 2004-04-02 | St Microelectronics Sa | Procede et dispositif pour evaluer des longueurs de symboles sur un support d'enregistrement |
JP2003317401A (ja) * | 2002-04-25 | 2003-11-07 | Sanyo Electric Co Ltd | データ記録制御装置 |
US20030216817A1 (en) * | 2002-05-16 | 2003-11-20 | Richard Pudney | Vehicle access system with sensor |
JP4145713B2 (ja) * | 2003-05-19 | 2008-09-03 | 株式会社リコー | レーザパワー制御装置と情報記録装置と光ディスク装置とレーザ光源駆動電流値決定方法と情報記録方法と光ディスク記録方法 |
JP2004362631A (ja) * | 2003-06-02 | 2004-12-24 | Ricoh Co Ltd | 情報記録装置、情報記録装置制御ソフトウエア、情報記録装置制御装置、記録媒体及び情報記録方法 |
US7606126B2 (en) * | 2003-09-18 | 2009-10-20 | Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd. | Information recording method and information recording medium |
JP4456928B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2010-04-28 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク装置 |
JP2006012226A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Hitachi Ltd | 記録方法及び光ディスク装置 |
JP4045269B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2008-02-13 | 株式会社日立製作所 | 記録方法及び光ディスク装置 |
KR100652387B1 (ko) * | 2004-11-30 | 2006-12-01 | 삼성전자주식회사 | 차지 펌프를 이용한 광디스크 재생/기록 장치의 기록테스트 장치 및 방법 |
JP4395450B2 (ja) | 2005-02-08 | 2010-01-06 | 太陽誘電株式会社 | 光情報記録装置および信号処理回路 |
US20060233075A1 (en) * | 2005-04-18 | 2006-10-19 | Mediatek Inc. | Methods of calibrating servo signal bias for optical disc |
US7675826B2 (en) | 2005-09-23 | 2010-03-09 | Marvell World Trade Ltd. | Automatic write strategy calibration method for optical drive |
TWI395210B (zh) * | 2005-09-23 | 2013-05-01 | Marvell World Trade Ltd | 寫入策略校準系統以及包括該系統之光學媒體重播裝置 |
JP2007149180A (ja) | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Hitachi Ltd | 光ディスク装置 |
KR20070065632A (ko) * | 2005-12-20 | 2007-06-25 | 삼성전자주식회사 | 기록 조건 최적화 방법 및 장치 및 광 기록 매체 |
US20070230302A1 (en) * | 2006-03-28 | 2007-10-04 | Media Tek Inc. | Optical disc recording protection |
JP4580380B2 (ja) * | 2006-12-28 | 2010-11-10 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク装置 |
JP2008251078A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク装置における記録パワー制御方法 |
JP5081737B2 (ja) | 2008-06-18 | 2012-11-28 | 株式会社日立製作所 | 光学的情報記録方法、光学的情報再生方法、および光ディスク装置 |
BRPI0910745A2 (pt) * | 2008-10-09 | 2016-07-19 | Panasonic Corp | método de gravação optica, dispositivo de gravação óptica, dispositivo de exposição de meio master, meio de gravação de informação óptica e método de reprodução |
WO2010067496A1 (ja) * | 2008-12-09 | 2010-06-17 | パナソニック株式会社 | 光記録方法、光記録装置、原盤露光装置、光学的情報記録媒体および再生方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2865841B2 (ja) | 1990-09-28 | 1999-03-08 | 株式会社日立製作所 | ディジタル信号記録再生方式 |
US5388090A (en) * | 1991-07-09 | 1995-02-07 | Hitachi, Ltd. | Method, apparatus, and medium for recording information in data sections having number of bytes which increases with increase in circumference of tracks on medium |
JP3222934B2 (ja) * | 1992-06-05 | 2001-10-29 | 株式会社リコー | マークエッジ記録方式における記録パルス補正方法 |
JPH06236553A (ja) | 1993-02-10 | 1994-08-23 | Hitachi Ltd | 光記録媒体の記録再生方法 |
JP3477856B2 (ja) | 1994-10-20 | 2003-12-10 | ヤマハ株式会社 | 光ディスク記録装置 |
JPH0981937A (ja) | 1995-09-12 | 1997-03-28 | Nippon Columbia Co Ltd | 光ディスク記録装置 |
MX9704098A (es) | 1995-10-09 | 1997-09-30 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Metodo de grabacion y unidad de grabacion de informacion optica. |
JPH1040647A (ja) | 1996-07-26 | 1998-02-13 | Nikon Corp | 光ディスク再生装置 |
TW382703B (en) * | 1997-03-14 | 2000-02-21 | Hitachi Ltd | Signal recording method, phase difference detecting circuit, and information apparatus |
-
1999
- 1999-08-09 KR KR10-2001-7011051A patent/KR100455717B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1999-08-09 US US09/914,427 patent/US6654325B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-08-09 WO PCT/JP1999/004291 patent/WO2001011614A1/ja active IP Right Grant
- 1999-08-09 JP JP2001516183A patent/JP3815326B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001011614A1 (fr) | 2001-02-15 |
KR20010112296A (ko) | 2001-12-20 |
US6654325B1 (en) | 2003-11-25 |
KR100455717B1 (ko) | 2004-11-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3815326B2 (ja) | 試し書き方法、及びこれを用いた光ディスク装置 | |
KR100294555B1 (ko) | 신호기록방법,위상차검출회로및정보장치 | |
US6611481B1 (en) | Optical recording/reproducing apparatus | |
US8102751B2 (en) | Optical recording condition setting method, optical recording/reproducing device, control program, and recording medium | |
KR20040037894A (ko) | 광 기록 매체의 자동 기록 최적화 방법 및 이를 수행하는광 기록/재생 장치 | |
KR100557275B1 (ko) | 광기록매체 | |
JP4597911B2 (ja) | 光記録再生方法および装置および信号処理回路および光記録再生プログラムおよび情報記録媒体 | |
JP3807062B2 (ja) | 記録方法、位相ずれ検出回路、及びそれらを用いた情報装置 | |
JP4395450B2 (ja) | 光情報記録装置および信号処理回路 | |
US7518964B2 (en) | Information record apparatus and method, and computer program product | |
KR100511012B1 (ko) | 광기록방법및이방법을사용하는장치 | |
JP4268312B2 (ja) | 光学的記録再生装置 | |
JP2003132538A (ja) | 光情報記録装置 | |
US20050117481A1 (en) | Method and device for recording information on optical information recording medium and the medium itself | |
JP3614938B2 (ja) | 光ディスク記録再生装置のレーザーパワー設定方法及び装置 | |
US20020031068A1 (en) | Method and apparatus for writing optical recording media | |
JP3981207B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP3998011B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JPH0991704A (ja) | 情報記録再生装置 | |
JP3658364B2 (ja) | 光記録媒体のための時間軸変動分抽出装置 | |
EP0916132A2 (en) | Method and apparatus for writing optical recording media | |
JP3745284B2 (ja) | 光ディスク装置における記録条件決定方法、光ディスク装置、制御プログラム、および該制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 | |
JP2004062919A (ja) | 光ディスク記録パワー制御装置,光ディスク記録パワー制御方法および光ディスク記録パワー制御プログラム記録媒体 | |
JP2006318594A (ja) | 記録方法と記録装置 | |
JP2006344382A (ja) | 光情報記録装置および方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060419 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060516 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060529 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110616 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120616 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130616 Year of fee payment: 7 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |