JP3998011B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3998011B2 JP3998011B2 JP2004260410A JP2004260410A JP3998011B2 JP 3998011 B2 JP3998011 B2 JP 3998011B2 JP 2004260410 A JP2004260410 A JP 2004260410A JP 2004260410 A JP2004260410 A JP 2004260410A JP 3998011 B2 JP3998011 B2 JP 3998011B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulse
- signal
- mark
- recording
- optical disc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/12—Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
- G11B7/125—Optical beam sources therefor, e.g. laser control circuitry specially adapted for optical storage devices; Modulators, e.g. means for controlling the size or intensity of optical spots or optical traces
- G11B7/126—Circuits, methods or arrangements for laser control or stabilisation
- G11B7/1267—Power calibration
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
従来の試し書き技術の例として,特開平10−320777公報ではジッター値を直接測定するのではなく,データエッジとクロックエッジの位相差が所定の値以上になった場合にエラーパルスと呼ばれる論理パルスを発生し,エラーパルスの数をカウントすることで,等価的にジッター値を評価し,これを用いて,記録パワーの適正化をする技術が開示されている。
(課題1)PRML回路からエラーパルスを発生させ,従来の論理LSI資産と制御ソフトウェア資産を有効活用できるようにする。
(課題2)2Twマークと3Tw以上のマークのジッターの違いに対応して、高精度に記録条件を決定できるようにする。
図2はエラーパルスの検出原理を模式的に示したものである。2値化のための検出窓幅Twはクロックパルスの周期と同じある。エラーパルス検出窓幅はTwよりも狭くする。これにより,エッジシフト分布(=ジッター分布)の中で,エラーパルス検出窓よりも外に出ているエッジがエラーパルスに変換される。したがって,エラーパルスを最小にするようにすれば,エッジシフトが最小な記録パルス条件を得ることができる。
エッジ検出条件:y[i-1] x y[i+1] < 0
エラーパルス生成条件:|y[i]|>Vth
(ケース2)エッジ点が2つのサンプル点の間にある場合
エッジ検出条件:y[i-1] x y[i] < 0
エラーパルス生成条件:|(y[i-1]+y[i])/2|>Vth
ケース2においては,エッジレベルを直接サンプルしていないので,エッジレベルは2つのサンプル点のレベルの平均値として扱っている。こうした手法によって,基本的にエッジシフトがしきい値よりも大きい場合にそのエッジに対応したエラーパルスを1つ発生するという目的が実現できる。
図6はDVD-RAMの再生信号のアイ・パターンを示している。これはスカラー回折シミュレータを用いて算出したものである。図6(a)は光ヘッドから出力される再生信号である。マーク長さによって,エッジ位置が異なるため,全体としてシフトが大きく良好に2値化することができない。図6(b)はDVD-RAMの標準等化条件である3-TapFIRフィルター(タップ係数=[-0.3, 0, 1.6, 0, -0.3])と6次ベッセルフィルターにより,等化処理した再生信号である。エッジシフトが大幅に改善されていることがわかる。
このように,適正な波形等化によりエッジシフトを改善した信号では,マーク長さによらずエッジ位置が一致する。このとき,エッジ点の付近では,再生信号の傾きも揃っていることに注目すると,エラーパルスのしきい値Vthの設定方法を簡便に求めることができる。
以上,エラーパルスの発生方法の原理と回路構成及び検出しきい値の設定範囲について説明した。これにより(課題1)を解決することができた。
図9は試作したライトワンス型のBlu-ray Discの再生ジッターの分布を示す。ここではPRMLクラスとしてPR(1,2,2,1)MLを用い、信号品質が最良になるように、7次等リップルフィルターで等化処理をした。図に見られるように、全ジッター値は9.1%である。このうち、3Tw以上のエッジのジッターは5.3%であるのに対して、2Twを含むエッジのジッターは11%と2倍以上大きく、品質が悪い。
以上により,本発明の(課題2)を解決することができた。
(効果2)2Twマークと3Tw以上のマークのジッターの違いに対応して、高精度に記録条件を決定できるようになった。
図1は本発明の光ディスク装置に好適な試し書き回路の構成を示す実施例である。全体は再生信号処理回路40と論理信号処理回路60から構成される。再生信号処理回路40は,PRML方式のデータ再生回路10,エラーパルス生成回路20,PLL回路30から構成される。ヘッドから出力された再生信号50はアナログ等化器11により等化処理されたのち,A/Dコンバータ12によりクロックごとにサンプルされる。これはFIRフィルター13でデジタル等化処理された後、PRMLデコーダ14により2値化され,2値化信号51が出力される。エラーパルスの発生に関しては,A/Dコンバータ12によりサンプルされた信号を入力とし,エッジレベル検出器21でエッジ点のレベルを検出する。エラーパルス発生器22は,エッジ点のレベルとエラーパルス検出しきい値を比較してエラーパルス52を発生する。PLL30は再生信号からクロックを生成し,各回路に供給する。
以下,本発明の試し書き回路の詳細な構成の実施例を図13から図16を用いて説明する。ここでは,再生信号処理回路部、特にエラーパルス生成回路について詳細を示し、論理信号処理回路については図1と共通の物を用いる。
以上により,従来のエラーパルスの処理回路とソフトウェア資産を有効活用し,記録/再生互換を保証する試し書き方法と回路について述べた。ここでは,こうした手法を用いて,試し書きを実施した例について説明する。
図22は本発明の光ディスク装置の構成を示す実施例である。光ディスク媒体100はモータ160により回転される。再生時にはCPU140によって指令された光強度になるようにレーザパワー/パルス制御器120は光ヘッド110内の半導体レーザ112に流す電流を制御してレーザ光114を発生させ,レーザ光114は対物レンズ111によって集光され光スポット101を光ディスク媒体100上に形成する。この光スポット101からの反射光115は対物レンズ111を介して,光検出器113で検出される。光検出器は複数に分割された光検出素子から構成されている。再生信号処理回路130は,光ヘッド110で検出された信号を用いて,光ディスク媒体100上に記録された情報を再生する。記録時には,レーザパワー/パルス制御器120は,所定の記録データを所定の記録パルス電流に変換して,パルス光が半導体レーザ112から出射されるように制御する。図1に示した前述の試し書き用の信号処理回路40及び50は,再生信号処理回路130に内蔵される。
試し書き時にはCPU140の指示により,所定のデータパターンを記録/再生して,エラーパルスを指標にして,記録パワーと記録パルスの各条件を適正化する。
11 アナログ等化器
12 A/D変換器
13 FIRフィルター
14 PRMLデコーダ
20 エラーパルス生成回路
21 エッジレベル検出器
22 エラーパルス発生器
23 エッジ検出器
24 遅延調整器
30 PLL回路
31 ローパスフィルター
32 VCO
33 ゲイン制御器
34 FIRフィルター
35 エッジレベル検出器
40 再生信号処理回路
50 再生信号
51 2値化信号
52 エラーパルス
53 クロック
54 エラーパルス検出しきい値
60 論理信号処理回路
61 パターンアナライザ
62 タイミング制御器
63 全エラーパルスカウンタ
64 マーク・スペースカウンタ
65 パターンカウンタ
66 エラーパルスカウンタ
67 インターフェース
100 光ディスク
101 光スポット
110 光ヘッド
111 対物レンズ
112 半導体レーザ
113 光検出器
120 記録データ制御器
130 再生信号処理器
140 CPU
150 サーボ制御器
160 スピンドルモータ
170 インターフェース
180 ホストコンピュータ。
Claims (7)
- 光ディスク媒体にレーザパルスを照射して情報の記録と再生を行い、前記レーザパルスの照射条件を適正化するための試し書きを実施する光ディスク装置であって、
該試し書きを実施する手段として、
前記光ディスク媒体の所定の領域に、前記レーザビームの照射条件を変更しながら所定の複数のマーク及びスペースからなる試し書きデータの記録を行う手段、
該試し書きデータを再生して、第1の再生信号を得る手段、
該第1の再生信号をアナログフィルターで等化処理して第2の再生信号を得る手段、
該第2の再生信号をA/Dコンバータでデジタル化して第3の再生信号を得る手段、
前記第3の再生信号からマークの前後エッジに相当する信号レベルを検出する手段、
該エッジに相当する信号レベルとマークとスペースを判定する基準レベルとの差分量を算出する手段、
該基準レベルとの差分量の大きさが前記マークの長さに応じた複数のしきい値よりも大きい場合に論理パルスを発生する手段、
該論理パルスの数を計測する手段、
とを備え、
前記論理パルスの計測数に基づいて、前記レーザパルスの照射条件を定めることを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1に記載の光ディスク装置において、前記複数のしきい値は、2Twマーク用のしきい値と、3Tw以上マーク用のしきい値とを有することを特徴とする光ディスク装置。
- 請求項1に記載の光ディスク装置において、
前記エッジの前後のスペース長及びマーク長に応じたデータパターンごとに、前記論理パルスを計数し、前記論理パルスのカウント値テーブルを生成する手段、とを備え、
前記論理パルスのカウント値テーブルの各要素に基づいて、前記レーザパルスの照射条件を定めることを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項3に記載の光ディスク装置であって、
前記論理パルスのカウント値テーブルの各要素値をそれぞれ最小にするように、前記レーザパルスの照射条件が定められることを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
前記第3の再生信号をFIRフィルターで等化処理して第4の再生信号を得る手段、
前記第4の再生信号をPRML回路により2値化し、2値化データ列を得る手段、
を有し、
前記マーク前後エッジに相当する信号レベルを検出する手段は、前記第3又は第4の再生信号の信号レベルを検出することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項5に記載の光ディスク装置であって、
前記論理パルスを発生する手段は、前記第3もしくは前記第4の再生信号又は前記2値化データ列を用いて前記マーク長さを判定することを特徴とする光ディスク装置。 - 請求項1に記載の光ディスク装置であって、
前記複数のしきい値は、変調コードの最小ラン長の場合とそれ以外の場合とに応じた2つのしきい値であることを特徴とする光ディスク装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004260410A JP3998011B2 (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 光ディスク装置 |
US11/051,186 US7599271B2 (en) | 2004-09-08 | 2005-02-07 | Optical disk apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004260410A JP3998011B2 (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 光ディスク装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006079681A JP2006079681A (ja) | 2006-03-23 |
JP3998011B2 true JP3998011B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=36145150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004260410A Expired - Fee Related JP3998011B2 (ja) | 2004-09-08 | 2004-09-08 | 光ディスク装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7599271B2 (ja) |
JP (1) | JP3998011B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4691539B2 (ja) * | 2006-11-16 | 2011-06-01 | 太陽誘電株式会社 | 記録パワー補正方法及び光ディスク記録再生装置 |
US9654680B2 (en) * | 2013-10-17 | 2017-05-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capturing apparatus and control method therefor |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5691857A (en) * | 1995-09-29 | 1997-11-25 | Quantum Corporation | Method using matched filters for determining head positioner micro-jog in hard disk drive employing magneto-resistive heads |
TW382703B (en) | 1997-03-14 | 2000-02-21 | Hitachi Ltd | Signal recording method, phase difference detecting circuit, and information apparatus |
US6243339B1 (en) * | 1997-08-12 | 2001-06-05 | U.S. Philips Corporation | Method and device for writing optical record carriers |
US6289642B1 (en) * | 1999-07-29 | 2001-09-18 | Aranar, Inc. | Method and window structure in buildings for protecting glass panes during storms |
JP4456928B2 (ja) * | 2004-05-14 | 2010-04-28 | 株式会社日立製作所 | 光ディスク装置 |
-
2004
- 2004-09-08 JP JP2004260410A patent/JP3998011B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2005
- 2005-02-07 US US11/051,186 patent/US7599271B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006079681A (ja) | 2006-03-23 |
US7599271B2 (en) | 2009-10-06 |
US20060077835A1 (en) | 2006-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7773481B2 (en) | Recording method and optical disc apparatus | |
KR101116205B1 (ko) | 광디스크 장치 | |
JP4178322B2 (ja) | マルチモード装置を較正する方法及びシステム | |
JP5054796B2 (ja) | 光記憶媒体検査方法、再生方法及び記録方法 | |
JP2007149180A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP4900391B2 (ja) | 光学的情報記録再生装置及び記録マーク品質測定方法 | |
US7693015B2 (en) | Optical information recording device, optical information recording method, and signal processing circuit | |
JP3998011B2 (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2008282511A (ja) | 光ディスク装置及び光ディスク再生方法 | |
JP3510439B2 (ja) | 光学的情報再生装置 | |
JP2010067345A (ja) | 光ディスク装置及び試し書き方法 | |
JP2006134530A (ja) | 光ディスク装置及び光ディスク評価方法 | |
JP2009238301A (ja) | データ記録評価方法及び光ディスク記録再生装置 | |
JP2009238301A5 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20060425 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061219 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070219 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070730 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817 Year of fee payment: 6 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |