JP3814812B2 - ストップ部材の取付構造 - Google Patents
ストップ部材の取付構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3814812B2 JP3814812B2 JP14998097A JP14998097A JP3814812B2 JP 3814812 B2 JP3814812 B2 JP 3814812B2 JP 14998097 A JP14998097 A JP 14998097A JP 14998097 A JP14998097 A JP 14998097A JP 3814812 B2 JP3814812 B2 JP 3814812B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- stop member
- mounting
- stop
- positioning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Actuator (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、スライド装置におけるボディの外側で軸方向移動可能な外部移動体のストローク端を決めるストップ部材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスライド装置として実公平6−47125号公報に開示のものが知られている。このスライド装置では、ロッドレスシリンダを固定側部材に取付ける場合、ロッドレスシリンダのシリンダ本体の両端を塞ぐ端部材に設けた締付ボルト用の取付孔に締付ボルトを通し、締付ボルトを固定側部材に締結して取付けている。また、シリンダ本体の上面には、シリンダ孔を長手方向に往復動するピストンに連結された外部移動体としての移動子が移動可能に備えられている。このシリンダ本体の幅方向両側には移動子のガイドローラが転動する転動傾斜面を備えている。この転動傾斜面をストッパ取付台(ストップ部材保持部材)とクランプ金具とが取付ボルトの締付力により挾み込み、ストッパ取付台がシリンダ本体上面に固着され、トッパ取付台にストッパ(ストップ部材)を螺着することでロッドレスシリンダにストッパを備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述のスライド装置は、ロッドレスシリンダの固定側部材への取付とロッドレスシリンダへのストッパの固着は夫々行われるので、最初からストッパを備えた状態で使用する場合にロッドレスシリンダの固定側部材への取付作業とロッドレスシリンダへのストッパの固着作業の2作業工程が必要となり、1度の作業でロッドレスシリンダとストッパとを取付けることができない。また、転動傾斜面をストッパ取付台とクランプ金具とによって挾んでいるので、ストッパをロッドレスシリンダに後から固着することが可能であるが、取付ボルトの大きな締付力がクランプ金具を介して転動傾斜面に作用し、転動傾斜面が傷付き易い問題がある。また、転動傾斜面を有していないロッドレスシリンダにはストッパを固着することができず好ましくない。尚、特開平7−158612号公報には、シリンダチューブの両側面にガイド溝を形成し、このガイド溝に固定片を係合し、固定片にストッパ装置を位置固定ボルトで取り付け、シリンダチューブにストッパ装置を固定するものが開示されているが、このものでは大きなガイド溝を必要としてシリンダチューブの強度を低下する問題がある。
本願の課題は最初からストッパを備えた状態でスライド装置を使用するとき、1作業でスライド装置の固定側部材への取付と、ストップ部材のスライド装置への固着が行えるストップ部材の取付構造を提供することである。また、転動傾斜面のような外部移動体案内用の案内面を持つスライド装置において、前記案内面を傷付けないようにすることである。更に転動傾斜面やガイド溝を設けられていないスライド装置であってもストップ部材を取付可能であり、スライド装置のボディの強度を大きくできるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
題記課題を解決するために、ボデイの外側に外部移動体を軸方向移動可能に有し、ボデイ端部に接続される端部材に、固定側部材にスライド装置全体を固定する締付ボルト用の取付孔が設けられているスライド装置において、前記取付孔を共用してスライド装置の固定側部材への取付と、前記外部移動体のストローク端を決めるストップ部材を保持するストップ部材保持部材の端部材への固着を、共通の締付ボルトで行うように構成した(請求項1)。
【0005】
また、ストップ部材保持部材にストップ部材を取り付け、ストップ部材保持部材に、端部材の取付孔と一致する共締め用取付孔を設け、ストップ部材保持部材と端部材との間には、両者の前後、左右を位置決めする位置決め部材を介在させた(請求項2)。
【0006】
前記共締め用取付孔は、取付孔の座ぐり孔との対向部分が位置決め孔に形成され、取付孔の座ぐり孔と前記位置決め孔との間に、締付ボルトの通る挿通孔を有する位置決め部材を介在した(請求項3)。
【0007】
また、前記ストップ部材保持部材に、ストップ部材を螺合する取付ねじ孔を形成し、その取付ねじ孔と一方の側面との間に切割溝を形成し、その切割溝を横切るように共締め用取付孔を形成し、取付ねじ孔に螺合したストップ部材を締付ボルトの締付力によって挟着固定可能で、締付ボルトを緩めることでストップ部材の軸方向位置が調整可能である(請求項4)。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、スライド装置として、流体(空気)圧作動のロッドレスシリンダ1を例に説明する。図5から図7において、ロッドレスシリンダの基本構成を説明する。非磁性材料(例えばアルミニウム合金)を押出し、もしくは、引き抜き成形して成るシリンダチューブ(ボディ)2は、非円形(長円形)のシリンダ孔2aを有すると共に、その長手方向全長に亘って、開口部として例示するスリット3が形成してある。シリンダチューブ2には、断面でみて、前記シリンダ孔2aとスリット3の他に、幅方向左右の側壁外面にシリンダ孔2aと平行に、端部材取付用の取付溝4とセンサ取付溝5とが形成されている。
【0009】
シリンダチューブ2の長手両端部は、端部材として例示する、シリンダチューブ2上面より上方に突出した形状のエンドキャップ7,8で塞がれ、エンドキャップ7,8間にシリンダ室6を形成している。エンドキャップ7とエンドキャップ8とは、左右形状が対称となっているのみで同様であるから、以下、エンドキャップ7を示す各図に基づいて説明する。図5,6において、エンドキャップ7(8)とシリンダチューブ2とは、エンドキャップ7(8)の嵌入軸部9をシリンダガスケット10を介してピストン孔2a端部に嵌入した状態で、自体の捩じ込みにより下孔に雌ねじを形成して締結されるタッピンねじ(例えばJIS(日本工業規格)B−1122に規定されているような)11を、前記端部材取付用の取付溝4の端部に捩じ込むことにより、エンドキャップ7(8)のシリンダチューブ2に対する幅方向位置を決めて結合されている。タッピンねじ11による結合個所は、エンドキャップ7(8)の側面に形成されている流体給排ポート12との関係で、エンドキャップ7(8)について各3か所である。
【0010】
シリンダ室6は、ピストン本体13aの両端にピストンエンド13bを有する内側移動体(後述の移動体の内側部材)としてのピストン13により前,後シリンダ室6A,6Bに区画されている。ピストン13には、前記スリット3を貫通する力伝達部材(ピストンヨーク)14が一体成形されている。その力伝達部材14は、シリンダチューブ2外側において左右に拡がり、外側移動体の本体部材としてのピストンマウント15となっている。ピストンマウント15は、外シールバンド20の通過するバンド通過空間16を樹脂材料から成るカバー部材17で塞いでいる。ピストン本体13aと力伝達部材14とピストンマウント15とは全体がアルミニウム合金から成る単一部材で構成されている。ピストンマウント15の下端外周には、全周にわたってスクレーパ18が取り付けられ、シリンダチューブ2の上面(スリット開口方向側外面)との間とピストンマウント15の下面との間の隙間からの塵埃侵入を防止している。
【0011】
エンドキャップ7(8)は、プラスチックなどの合成樹脂材の成形品である。エンドキャップ7(8)には、内外シールバンド19,20と対応して、中間壁部21の上下にバンド嵌入孔22,23が形成されている。また、内シールバンド19用のバンド嵌入孔22は、内外シールバンド19,20で上下を挟まれた空間Sと連通している。バンド嵌入孔22に連続して、エンドキャップ7(8)の外部空間と連通する連通孔24がエンドキャップ7(8)に設けてある。エンドキャップ7(8)には、一端(上端)が外方(上方)に開放しているピン孔25が形成されている。
【0012】
スリット3を内側と外側から塞ぐ内外シールバンド19,20は、前記ピストンヨーク14の上下を通ってその両端が各エンドキャップ7(8)に達している。内外シールバンド19,20は、厚みの薄い可撓性バンドであり、例えばスチールバンドなどの磁性材料から成る。内外シールバンド19,20は周知のように、スリット3の幅より大きな幅を有している。各シールバンド19,20は、それらの両端を前記対応するバンド嵌入孔22,23に嵌め込み、シールバンド19,20の長手両端に設けた図示しない取付孔と、エンドキャップ7(8)のピン孔25とを一致させた状態で、外方から取付ピン26をピン孔25に嵌め込んで、エンドキャップ7(8)に連結される。
【0013】
これらの内外シールバンド19,20を吸着するための磁石27が、シリンダチューブ2外面において、スリット3両側に長手に沿って配置されている。ピストンヨーク14を通過している部分を除いて、内シールバンド19は、その磁気吸着力とシリンダ室6に加わる流体圧力によりスリット3を内側から塞ぎ、また、外シールバンド20は前記磁気吸着力によりスリット3を外側から塞ぐ。
【0014】
28はキャップカバーであり、カバー29と弁体30とを備え、弾性を有する樹脂材料から全体が一体成形されており、エンドキャップ7(8)の上壁部31の上面に形成されたカバー取付け用の階段状の細幅溝32にカバー29が係止され、前記取付ピン26を抜け止めすると共に弁体30が前記連通孔24の開口部を開閉可能に塞いでいる。弁体30は不測の事態によりシリンダ室6からの圧力空気が内シールバンド19とシリンダチューブ2との間から外シールバンド20との間に瞬時にかつ大量に漏れたとき、その漏れ流体による内外シールバンド19,20で挟まれた略閉鎖状態の空間(スリット3との間で囲まれる空間と、移動体50との間で囲まれる空間から成る)Sの空気圧力が異常に高くなったとき、その空間Sと連通する前記バンド挿通孔22と連通孔24を介して作用する圧力で外方に開き(図5の2点鎖線)、前記空間Sの異常圧力上昇で外シールバンド20が爆発的に吹き飛ぶなどの破損事故を防止する。
【0015】
エンドキャップ7(8)には、図3に示すようにエンドキャップ7(8)を樹脂材料で成形型により成形するときに、幅方向左右位置に金属性筒部材(スレッドインサート)33を挿入して一体成形してある。金属性筒部材33は、長手両端と中間が太径部に形成され、中間部34外周にローレットが刻設してあり、一体成形後に容易なことではエンドキャップ7(8)から脱落することのないようになっている。金属性筒部材33は、その内側を締付ボルト用の取付孔35とすると共に、金属性筒部材33の一端(上端)が、圧接面36となり、他端(下端)37がエンドキャップ7(8)の固定側部材59に向く面(ここでは下面)38と同一面若しくは僅かに突出するようになっている。金属性筒部材33の上端は、座ぐり孔39の底部に位置している。
【0016】
次に、本願のストップ部材取付構造を図1から図4により説明する。エンドキャップ7(8)の上方には位置決め部材40とストップ部材保持部材41とによりストップ部材として例示するショックアブソーバ42が備えられている。ストップ部材保持部材41はロッドレスシリンダ1の長手方向幅がエンドキャップ7(8)のシリンダチューブ2の外側に位置する部分の幅と略同様の幅をしており、長手方向のストップ部材取付ねじ孔43が形成され、この取付ねじ孔43の雌ねじにショックアブソーバ42外周に刻設された雄ねじが螺合される。また、ストップ部材保持部材41には、取付ねじ孔43と一方の側面との間に切割溝44が形成されている。また、ストップ部材保持部材41には取付孔35と対応する位置に共締め用取付孔45が上下に貫通して夫々形成され、その一方が前記切割溝44を横切っている。共締め用取付孔45の座ぐり孔39との対向部分が座ぐり孔39と同径の位置決め孔46に形成されている。この位置決め孔46と座ぐり孔39との間には位置決め部材(筒部材)40が介装され、エンドキャップ7(8)に対してストップ部材保持部材41の前後、左右が位置決めされる。位置決め部材40には挿通孔47が設けられており、位置決め部材40が位置決め孔46と座ぐり孔39とに介装された際に、挿通孔47と取付孔35と共締め用取付孔45とが連続する。
【0017】
前記ピストンマウント15の上面にはプレート48が一体固着され、ピストンマウント15とカバー部材17とプレート48とにより外部移動体49を構成している。ピストンマウント15にはプレート取付ねじ孔51が設けられている。プレート48にはプレート取付ねじ孔51と対応する位置に取付ねじ挿通孔52が設けられており、この取付ねじ挿通孔52に取付ねじ53が挿通され、取付ねじ53のプレート取付ねじ孔51への螺合により、ピストンマウント15の上面にプレート48が固着される。プレート48は図1に示すようにショックアブソーバ42が挿入可能な挿入溝54がプレート48の長手方向の両端面55,56から中央に向けて形成され、中央部に連結部57を有するH形状をしている。
【0018】
尚、58は外部ダンパであり、エンドキャップ7(8)の外部移動体49と対向する側に取付けられ、外部移動体49のストロークエンドで外部移動体49と衝接してその運動エネルギを吸収する。
【0019】
機械ベースなどの固定側部材59に最初からショックアブソーバを備えてロッドレスシリンダ1を固定しようとするときには、エンドキャップ7(8)の座ぐり孔39に位置決め部材40を挿入し、この位置決め部材40をストップ部材保持部材41の位置決め孔46に挿入し、この状態で締付ボルト60を共締め用取付孔45と挿通孔47と取付孔35とに通し、ショックアブソーバ42が螺着されたストップ部材保持部材41とロッドレスシリンダ1とを締付ボルト60によって固定側部材59に共締めして一体的に取付ける。このときショックアブソーバ42の後端はエンドキャップ7(8)の端面より外側へ突出しないようにストップ部材保持部材41に螺着されている。このことと外部移動体49がストロークエンドにあるとき挿入溝54にショックアブソーバ42が挿入するので短いロッドレスシリンダ1であってもストロークが確保できると共にショックアブソーバ42がロッドレスシリンダ1の全長内に収まっており、ショックアブソーバ42を備えていても全長が短い。また、エンドキャップ7(8)は樹脂材料から構成されているが締付ボルト60の締付力は、全て金属性筒部材33で担持されるのでエンドキャップ7(8)が変形したり、ボルト締付力が緩んだりすることが防止され、シリンダ1を堅固に固定できる。
【0020】
ロッドレスシリンダ1はエンドキャップ7(8)側面に設けた給排ポート12からの流体が前後シリンダ室6A,6Bに給排され、これによりピストン13即ち移動体50が左右に移動する。移動体50がストロークエンドまで移動するとショックアブソーバ42がプレート48の挿入溝54に挿入し、ショックアブソーバ42のプランジャ61が連結部壁面57aに当接して衝突時の衝撃が緩和される。次いで外部ダンパ58にマウント15が衝接して衝突時の衝撃が緩和され、停止する。この場合、ショックアブソーバ42は、ストップ部材保持部材41の切割溝44が締付ボルト60の締付力によって狭められることで狭着固定されるので衝撃等によりずれることがない。外部移動体49の停止位置すなわちストローク範囲を変更したい場合には、切割溝44側の締付ボルト60を緩めて切割溝44を拡大し、ショックアブソーバ42を回転させてショックアブソーバ42がロッドレスシリンダ1の軸方向端からほとんどでない程度の範囲で螺合位置をロッドレスシリンダ1の長手方向に変更し、その状態で再び締付ボルト60締め付けて狭着固定する。
【0021】
次に他の実施の形態を図8,図9により説明する。これは、前記実施の形態においてショックアブソーバ42の先端面(プランジャ61が突出する面)をダンパ58のピストンマウント15が衝接する面と略同じ位置となるようにショックアブソーバ42のストップ部材保持部材41に対する螺着位置を調節し、ピストンマウント15上面に挿入溝を設けていないプレート48を取付けたものである。この実施の形態では、ロッドレスシリンダ1の長手方向両端からショックアブソーバ42が突出してしまうが、前記実施の形態に比べて移動体50のストローク範囲を大きく変更可能である。
【0022】
尚、固定側部材59にロッドレスシリンダ1を取付ける際にストップ部材42が不要な場合には、エンドキャップ7(8)の取付孔35に締付ボルト60を通し、座ぐり孔39に締付ボルト60の頭部を収容して締付ボルト60を締め付けて固定すれば良く、プレート48も取付ける必要がない。また、プレート48の挿入溝54の形状は上記に限定されず、プレート48の底面がピストンマウント15に向けて開口する左右垂直面を円弧面により連結した形状等としても良い。また、既存のロッドレスシリンダであっても、端部材にスライド装置全体を固定する締付ボルト用の取付孔を有するものであれば、取付孔を利用してストップ部材を後から容易に装着することができる。
【0023】
【発明の効果】
以上のように本願発明では、端部材に設けられた取付孔を共用してスライド装置の固定側部材への取付とストップ部材保持部材の端部材への固着を締付ボルトにより行うので、スライド装置に特別にストップ部材固着用の構造(ガイド溝や転動傾斜面等)が不要であり、スライド装置を固定側部材に固定した後でストップ部材を取付ける必要が生じてもスライド装置固定用の取付孔を利用して端部材にストップ部材保持部材を簡単に取付けることが可能である。このためにスライド装置のボディ強度が強くなる。また、ストップ部材を初めからスライド装置に備えた状態で使用する場合には、従来はスライド装置の固定側部材への取付作業とストップ部材保持部材のスライド装置への固着作業とが必要であったが、本願発明では、スライド装置の固定側部材への取付とストップ部材保持部材のスライド装置への固着を取付孔を共用して行うので、1作業で行える利点を有している。また転動傾斜面等の案内面を備えたものに対しては、ストップ部材保持部材を端部材に取付けるので案内面を傷つけることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を実施したロッドレスシリンダの側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2のIII−III線断面拡大図である。
【図4】図2のIV−IV線断面拡大図である。
【図5】ロッドレスシリンダの縦断面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】図6のVII−VII線断面図である。
【図8】他の実施例である。
【図9】図8の平面図である。
【符号の説明】
1 ロッドレスシリンダ(スライド装置)
2 シリンダチューブ(ボディ)
7,8 エンドキャップ(端部材)
35 締付ボルト用の取付孔
39 座ぐり孔
40 位置決め部材
41 ストップ部材保持部材
42 ストップ部材
45 共締め用取付孔
46 位置決め孔
49 外部移動体
59 固定側部材
60 締付ボルト
Claims (4)
- ボデイの外側に外部移動体を軸方向移動可能に有し、ボデイ端部に接続される端部材に、固定側部材にスライド装置全体を固定する締付ボルト用の取付孔が設けられているスライド装置において、前記取付孔を共用してスライド装置の固定側部材への取付と、前記外部移動体のストローク端を決めるストップ部材を保持するストップ部材保持部材の端部材への固着を、共通の締付ボルトで行うように構成したことを特徴とするストップ部材の取付構造。
- ストップ部材保持部材にストップ部材を取り付け、ストップ部材保持部材に、端部材の取付孔と一致する共締め用取付孔を設け、ストップ部材保持部材と端部材との間には、両者の前後、左右を位置決めする位置決め部材を介在させて成る請求項1記載のストップ部材の取付構造。
- 共締め用取付孔は、取付孔の座ぐり孔との対向部分が位置決め孔に形成され、取付孔の座ぐり孔と前記位置決め孔との間に、締付ボルトの通る挿通孔を有する位置決め部材を介在して成る請求項2記載のストップ部材の取付構造。
- ストップ部材保持部材に、ストップ部材を螺合する取付ねじ孔を形成し、その取付ねじ孔と一方の側面との間に切割溝を形成し、その切割溝を横切るように共締め用取付孔を形成し、取付ねじ孔に螺合したストップ部材を締付ボルトの締付力によって挟着固定可能で、締付ボルトを緩めることでストップ部材の軸方向位置が調整可能であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のストップ部材の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14998097A JP3814812B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ストップ部材の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14998097A JP3814812B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ストップ部材の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10318214A JPH10318214A (ja) | 1998-12-02 |
JP3814812B2 true JP3814812B2 (ja) | 2006-08-30 |
Family
ID=15486844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14998097A Expired - Fee Related JP3814812B2 (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | ストップ部材の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3814812B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101907113A (zh) * | 2009-06-03 | 2010-12-08 | Smc株式会社 | 气缸的气体缓冲机构 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109100528B (zh) * | 2018-08-09 | 2024-02-20 | 迈克医疗电子有限公司 | 反应杯导向装置 |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP14998097A patent/JP3814812B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101907113A (zh) * | 2009-06-03 | 2010-12-08 | Smc株式会社 | 气缸的气体缓冲机构 |
CN101907113B (zh) * | 2009-06-03 | 2014-02-12 | Smc株式会社 | 气缸的气体缓冲机构 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10318214A (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100292100B1 (ko) | 로드리스파워실린더 | |
JP3814812B2 (ja) | ストップ部材の取付構造 | |
US5507218A (en) | Linear-drive cylinder | |
JP3011084B2 (ja) | 直線作動機 | |
US6470787B1 (en) | Stroke adjustable fluid pressure cylinder | |
JP3546422B2 (ja) | ベースと駆動装置の連結構造及びリニアアクチュエータ | |
US5207145A (en) | Work cylinder, such as the work cylinder of a rodless piston cylinder | |
US6481334B1 (en) | Rodless cylinder | |
KR100274499B1 (ko) | 슬라이드 유니트 | |
JP3796932B2 (ja) | ストップ部材の取付構造 | |
US6098522A (en) | Fluid pressure cylinder end wall device | |
US6425315B1 (en) | Seal structure for rodless cylinder | |
JP3801755B2 (ja) | ストップ部材取付用の門型ブラケット | |
JP3395881B2 (ja) | ロッドレスシリンダのクッション装置 | |
KR100382345B1 (ko) | 로드리스실린더 | |
JP3324734B2 (ja) | ロッドレスシリンダのシリンダガスケット | |
JP2937877B2 (ja) | シールバンドの取付構造と組付方法及び直線作動機 | |
JP3158398B2 (ja) | スライドユニット | |
JP3685385B2 (ja) | 直線作動機 | |
JP3375249B2 (ja) | 直線作動機 | |
JP3016728B2 (ja) | ロッドレスシリンダヨークと摺動部材との連結構造 | |
JP3307865B2 (ja) | ロッドレスシリンダのクッション装置 | |
JP3304911B2 (ja) | 直線作動機 | |
JP2000154806A (ja) | 往復作動機 | |
JP2647036B2 (ja) | ロッドレスシリンダ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050906 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060515 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060528 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090616 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100616 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |